幸運の本質
1025年10月、ノーベル科学賞が発表され、多構成材料を開発した京都大学の北川進特別教授が選ばれました。
受賞が決まった記者会見の中で北川先生は、子どもたちへのメッセージを求められ、次のように語りました。
幸運は準備された心に宿る、という名言があります。
私のこれまでを振り返ると、良い先生や友人、学会で出会った多くの人たちとの関わりがありました。
ある日突然、宝くじのように幸運が訪れるわけではありません。
皆さんも育っていく中で色々な経験をすると思いますが、それを大切にしていけば将来花開く可能性があるのです。
北川先生が引用された、幸運は準備された心に宿る、という言葉は、
フランスの最近学者、ルイ・パスツールが講義の中で学生たちに送った言葉として知られています。
科学の世界では、思いがけない発見が大きな成果につながることがあります。
しかし、その発見を偶然で終わらせず、立ち在るものとして掴み取れるかどうかは、日頃からの観察や学び、そして心構えにかかっています。
これは、科学者だけに当てはまる話ではありません。
私たちの毎日の生活でも同じです。
今、経験していることがすぐに役立つとは限りません。
時には意味がわからず、無駄に思えてしまうこともあるでしょう。
それでも、その一つ一つが自分の中に積み重なっていきます。
良い準備を重ねながら、一日一日を大切に過ごしていきたいですね。
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