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ストレスという言葉は、もともと心の問題ではなく、地球の中で使われていた言葉です。
地下、深くでは、岩石がゆっくりと押されたり、引き伸ばされたりしています。
目には見えませんが、その力は少しずつたまり続けます。
そして、限界に達したとき、岩石は一気に割れ、地震が起こります。
こう考えてみると、私たちも同じです。
毎日の生活の中で、勉強や人間関係、将来への不安など、さまざまな力を受けています。
その一つ一つは小さくても、気づかないうちに心の中にたまっていきます。
地球がすごいのは、ただ壊れるだけではないところです。
岩石はゆっくりと形を変えて力を逃がしたり、時にはその大きなエネルギーによって山を作り、新しい大地を生み出したりします。
長い時間をかけて、世界の姿そのものを変えていくのです。
私たちのストレスも、それと似ているところがあるかもしれません。
ため込みすぎれば苦しくなるけれど、誰かに話したり、好きなことに打ち込んだりすることで、少しずつ外に逃がすことができます。
そして、その経験は自分の支える力になり、やがて自分の形も作っていきます。
見えない地下で大地を動かす力のように、自分自身の中にも大きな力があります。
ストレスは一生懸命生きている証拠なのかもしれません。
そう聞くと、ちょっとストレスは嫌だけれど、きっと未来の自分を作るエネルギーなのかもしれません。