上回りガチラジオ。
聞いてる方は音声だけなんですけど、僕ら顔が見える状態で喋ってるんですよね。
僕の熱量が上がった時の須賀健さんが盛り上がってるなっていう顔で見るのよ。
バレちゃった。
それで俺がいかんいかんいかんって熱をちょっと戻すみたいな。
面白い。
価値は相手の変化量についてお話をいただきました。
そしてお悩み相談のコーナーでは、実際に壁打ちサービスを始めてみたい。
最初どうしたらいいんだろうっていうお話だったんですけれども、
実際にどんな風にしてサービスになっていったのかということもお話しくださいました。
須賀健さんはお話しされてみて前回どうでしたか?
マーケティングの話をして、価値の話をして、もう終わりに向かってるんじゃないかと思っちゃいましたけど。
ラジオが。
実際は本当にそんなことはなくて、やっぱり何十年もかけてこの法則というか原理原則みたいなのに気づいた話を
やっぱり聞いてくださる方に届けられるってすごい嬉しいなと思いました。
そうですよね。
本は読むの大変だし、まとめて読んで皆さんのペースでっていう感じですけど、
どっちかというとラジオって僕らの空気感で今お届けしたいものをしゃべれるんで、
すごく大事な話を今届けたいなっていう時に届けられるのはやっぱりラジオの醍醐味としていいなと思いましたね。
あと前回の放送でもおっしゃってましたけど、やっぱり僕ら自身、須賀健さん自身が20年前に知れてたら
未来すげえ違ったじゃんっていうことをお伝えできると、聞いた方の人生がそれこそ20年分ぐらいスキップできたりとか
変化が起こるわけじゃないですか。
そう思います。
それいいですよね。
僕の現役をどんどん出していきたいですね。
一切隅隠さず。
そんなに言わなくてもいいですけど。隠すこともないですけど、ちょっと怖いじゃないですか。何のネタ出すんだ?みたいな。
いや明確に引いたからもうなんか面白くなっちゃった。
ありがとうございます。じゃあ早速本日のテーマトーク行きたいと思うんですけども、
本日のテーマはかなり前回の内容ともリンクをしてくる内容かと思います。
テーマは価値と価格の関係性について。
前回のお話でもその価値が何なんだろう、価値って何かなっていうことを考えるようになったきっかけが
そもそも自分の時給というか単価価格をつけたそこに対する悩みからだったと思うんですけど
おそらくリスナーの方の中でも価値は定義分かったと。
じゃあそこからどんな風にして価格、ビジネスにしていったらいいのかということをお悩みというかお考えの方がいると思うんで
ぜひそのあたり菅原さんに考え方を教えてください。
なんかみんなが悩んでるのって本当に値段が上げられないとか利益が出ないとか
会社を経営していたりもしくはサラリーマンで働いてても手元にお金が残らない
なんかこういう価格にまつわる話、収入とかコストとか金額にまつわる円マークで書かれる話で悩むこと多い
数字ですよね
数字で悩むことがすごく多くてそれって価格の話じゃないですか
もともと僕も価値ってそもそも考えてはなかったんですけど
価格を上げるにはどうしたらいいだろうって考えた時に
ちょっと遠回りだけれども価格って何にひも付いてるのかって考えて価値になって
じゃあ価値って誰も定義してないじゃんどうしようって考えて
価値は相手の変化量って決めたんですよね
なので価格を上げるって悩んだ時にどうやって価格を上げようかって
価格の話ばっかりするんじゃなくて
価格を上げる時は価格と価値ってイコールなんで
価値をどうやって上げればいいかを考えれば正解だったんですよ
なるほど
遠回りのように見えていたそれが実は直結する方法だったってことですね
そうですそうです
そしたら価格を上げるためには価値を上げるのか
じゃあ価値って何だろう価値は相手の変化量か
じゃあお金を高く払ってくれる人って誰なんだ
お金を高く払ってでも喜んでくれる商品やサービスは何なんだっていう
そっちに思考が行くんですよね
値段を上げようっていうとなんかおまけいっぱいつければいいのか
原材料をいいものにすればいいのか
なんかそういうコストの方向に行きがちなんですけど
めっちゃわかります
価格という数字で見たものを解決するときに数字で解決したいんですよね
まあまあ普通の考えというかそうなりますよね普通にやってると
そうなっちゃうんですよだから料理屋さんだったら
タンデンを3枚にするにはこれはアワビとキャビアかな
みたいに考えがちなんですけどそうではなくて
原価を上げに行くんですよね
そうなんです結果原価は上がっちゃうかもしれないですけど
大事なことってそういうことじゃなくて3000円を3万円にしたいんだったら
どんな人が食べるんだろうどんな時に食べるんだろう
食べた時に3000円と3万円って喜びってどう変わるんだろう
なんかその辺から考えた方がいいと思うんですよ
いやーまた出たこの菅原武士さも当たり前のかのようにとんでもないこと言ってる
いやいやいや普通ですよね
超当たり前超原理原則なんですただ一般に価格上げようと思う時に
そっち側に行かんのですよ
行かないですねコストを上げようとするじゃないですか
だからご飯屋さんでもなんか僕すごい嫌だなと思うのは
高いお店行っても自分で食べてうわぁ美味しい
うわぁこれは他の店にはないわ高いけどまた来たいなって思うお店と
5万円なら5万円で同じ値段のレストランでも
これねこの泡めちゃくちゃ高くてどこも出してないですよ
出してたら原価が割れちゃってうち倒産しちゃうからね
みたいな話ばっかりしてるお店屋さんがあって
聞いたことあるそれ
いやめちゃくちゃあるじゃないですかこのウニとかこのキャピアねこのマグロね
どんだけ高いもの出してるかをめちゃめちゃ言語として言われるっていうね
そうそうそうそう
5万円払ってても4万5千円は原価使っちゃってますよみたいな
そういう話する人いるじゃないですか
いらっしゃいます?
僕はあんまりああいうの好きじゃなくて
自分の感覚で食べたいし自分の感覚でお金を払いたい
でもそういうのが好きな人もいるわけですよ
確かに高いもの食ってるなっていう頭で食べたい
そうそうそうそう
だし味がわからない人でも一緒に行った初めて来た人が
わあそうなんだすごいって喜んでくれるし
確かにわかりやすいですもんね
そうめちゃくちゃわかりやすいじゃないですか
っていうぐらいお客さんって少なくても今の話では2種類もいるわけですよ
だから皆さんが価格を上げたい価格について考えたいという時は
誰のどんな喜びを作りたいのかで決まるわけですよね
さっきのお寿司屋さんみたいな話だったら
僕みたいなお客さんは嫌だっていうし
言葉で値段を知りたい人には好かれるわけじゃないですか
これでも大きい違いだからやっぱり価格を考えるっていうのは
価値を考えることそのものなんじゃないかなと思います
いやーちょっと深掘りたいのが2つ道見つかっちゃったんで
時間今日許すからちょっと2つとも喋っちゃうんですけど
いきましょう
今の例に基づいて言うとそれこそ高い値段をつけれています
ただその前提として高い原価のものを入れてますってなると
実はこれって小売商売ではないんですよね
剥離商売ですよね
商売してるかわかんないけど
めちゃくちゃやってたとしてもおそらく高い値段そんなたくさんの人
こうないしこれないじゃないですか基本的には
なので剥離商売になるのかなと思ったんですけど
そういうことですよね
そうだと思います
あともう1個思ったのがその値付けのところですね
もちろんその価値から考えて
その原価量を高く感じてくれる人を顧客にするが
正解だとわかった上で
でも要一般に言うとやっぱり原価がこのぐらいだったら
利益率がこんぐらいでってそっちの足し算して値段をつけるじゃないですか
そうですね
これどう脱却できるんですか
自分が何屋さんなのかってもうちょっと考えた方がいいと思うんですよ
例えば料理でも結局みんなお腹いっぱいにすることしかできないですよ
牛丼屋さんだって300円ぐらいでお腹いっぱいだし
3000円の居酒屋だってお腹いっぱいになるし
3万円のお店だってお腹いっぱいになるし
30万円だってお腹いっぱいになる
物理的生物的なところで言うと同じゴールですよね
そうなんですよ
なんなら僕の好きなスイーツ屋さんの年に1回のスペシャルな白トリュフのタルトは
何それ美味しそう
3万円するけどめちゃくちゃ美味しいんですよ
3万円するけどお腹いっぱいにさえなんないですよ
これ何食べてるんだろうみたいな
だから自分は何屋さんなんだ
お腹いっぱいにするんだったら300円でもいいと
じゃあそれ以外の価値を届けないといけないですよね
幸せになったみんなで盛り上がった居酒屋は割とそういう感じですかね
高級店に行って自分のステータスが確認できた
それが3万円ぐらいですかね
日本では食べれないような貴重な食べ物
どこにもない唯一の存在を味わうことができた
これが30万円とかですかね
飲食で言うとお腹満たす屋さんでは実際ないし
マッサージでもコリをほぐすわけではないし
エステでも綺麗にするが仕事じゃないと思うんですよ
それだけだったら値段はおおよそ決まっていて
飲食だったら300円でお腹いっぱいになっちゃう
それYYが加わると3000円になっちゃう
大体決まってるじゃないですか
そこを飛び越えた相手の変化量を
ちゃんと作ってあげないと
追加のお金っていただけないと思うんですよ
そりゃそうですね
だって他で満たせるってことは
自分じゃなくていいですもんね
他に同じに満たせるものがあったら
そっちに行っちゃうんですよねみんな
より安い方に
同じぐらいのサービスの質だったらそうなりますよね
なのでマッサージ屋さんは何屋さんですか
肩こり取る屋さんです
腰ほぐす屋さんです
じゃあダメだと思うんですよ
飲食店もお腹いっぱいにする屋さんです
じゃあダメだと思うんですよ
なので自分が何屋かっていうのを
相手に合わせてちゃんと決めてあげないといけなくて
この変化をちゃんと満足しているお客さんが
どこに置いてるのかっていうのを見極めて
そっちに仕事を寄せていかないといけないと思うんですよね
そっか仕事の本質は何なのかっていうところですね
何に置くのか
何屋さんかで価格は多分変わってきちゃうんで
面白いな
いや何とかして一般の人が困ってるところから
ひも付けて質問したのに
帰ってきた観点が
本質から帰ってきちゃったから
沼に引きずり込めないという
すいません聞いてる人が分かんないかな
でもそのぐらい違う話をしてるんだよ
っていうことが伝わったらいいかなって思いました聞きながら
そうだと思います
そういう意味では洋服屋さんとかめっちゃ
分かりやすいかもしれない
洋服って別に裸隠す屋さんじゃないはず
裸の状態を隠すだけだったらめちゃくちゃ安くていいんですけど
やっぱりその中に私に合うとか
私を表現してくれるアイデンティティを表現してくれるとか
ブランドのカリスマ性にまとえるとか