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スピーカー 2
リスナーさんの凌子さんですね。
スピーカー 1
がくれたやつでさ、読んでてさ、
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
大井さんの書いてる記事で、風景院っていう郵便局、手紙出す時に出す消し印がさ、
実は結構な数、ローカルの消し印があるって知らんくてさ、
スピーカー 2
うん。知らんかったです。
スピーカー 1
で、この前一番近い郵便局行った時に、風景院ありますかって聞いたら、あるっていうもんでさ、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
今って消し印の代わりにシールみたいなの貼るやんな、もう切手を買ったらその切手にも消し印がついてるというかなんていうの。
どうなんやろ、あれ消し印なんかな、なんかわざわざさ、もう古い袋持ってきてさ、金庫から出してさ、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
すごいこう朱肉のこんな板があって、ポンポンポンポンってして、ポンって押してくれてさ、
えー。
スピーカー 1
で、しかもその前に試しで何回かこう、ちゃんと出るか試してくれてさ、
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
チョンってしてさ、
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
なんかね、見え方変わったんや。
スピーカー 2
えー。やってもらったんや、実際に。
スピーカー 1
そう、面白いと思って、どうせ手紙送るのに、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
それやったらもう風景院の方が絶対楽しいやんって思って。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
で、もうなんか、御朱印集めるより風景院集める方のめっちゃ楽しいやろうなと思って。それから自分に送るかな、手紙。
スピーカー 2
うんうんうん。いいかもいいかも。
スピーカー 1
奥深そうでさ、
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
改造の話でつなげてしまうとあれなんやけど。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
ちょっと楽しかったよ。
スピーカー 2
えー。結構大きいんですよね、これ。なんかそうでもない。
スピーカー 1
そうそう。割と大きくて。で、どう押すかとかまでさ、聞いてくれてさ、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
このだってさ、赤倉、右の新潟の赤倉の風景院めっちゃ可愛いやん、スキーしてるやつとか。
スピーカー 2
あ、ほんま。好きなやつ可愛い。
可愛い。
スピーカー 1
好きなやつ可愛いよな。
こう、日本各地の郵便局で手紙を一つ出せば。
うん。
うん。
スピーカー 2
えー面白。なんか旅先でふとね、なんか自分の方へ送ってみるとかって楽しいですね。
スピーカー 1
なあ、なんか旅先でさ、手に入ったものをこう、はがきにスクラップ貼ってさ、
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
で、宛先自分にしといてさ、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
風景院もしたらさ、
スピーカー 2
たしかに。
スピーカー 1
それすげえ楽しそうやな。何やったら写真、現像して、それに貼って送ってもいいもんな。
うん。
エルバーンとかで、コンビニとかで。
スピーカー 2
思いますね。
スピーカー 1
めちゃくちゃいいなと思って。
スピーカー 2
なんかだいたい観光名所とかやと、ポストカードとか売ってるけど、
うん。
最近あんなの買わへんけど、買ってこういうの送ってもいいかもしれません。
スピーカー 1
いいかもしれへんよな。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
でも裏の情報が少ないから嫌やな。
で、宛名がいつも自分の名前で自分の文字やからさ。
スピーカー 2
はいはいはい。
でも、内容なんでもいいじゃないですか。その日やったこととか、
その日行った場所とかをメモ書いて自分に送るとか。
スピーカー 1
それはでも表側やろ。その。
スピーカー 2
そっちってなんか写真とかじゃないっす?
スピーカー 1
あーそうかそうか。から裏の。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
たしかに。
スピーカー 2
でもどうなんやろ。自分宛てで自分から送られるって、あの謎の二重みたいになるんすかね。
スピーカー 1
差し出しにかかんだらええんちゃう。
スピーカー 2
そういうことか。
うん。
そうやな。
スピーカー 1
新たな楽しみがこんな、こんなところに転がってると思ってさ。
スピーカー 2
ほんまや。楽しそう。
スピーカー 1
なんか、180箇所ぐらいあるとか書いてた。あれ書いてなかった。勝手に思い込んでるだけかな。
スピーカー 2
たしかに面白い。それは。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
いいな。
スピーカー 1
いいよな。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
風景員アカウント作りたいぐらいやもん。
スピーカー 2
コンプリートしたくなるっすね。
スピーカー 1
コンプリートしてるそれよね。
あと。
北海道ひたすら郵便局回る旅みたいになってる。
スピーカー 2
いいわー。
スピーカー 1
ハァハァしそうやけど。
スピーカー 2
えー。
スピーカー 1
めちゃ素敵いいと思って。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
こんなものがさ、郵便局の小切れになってしまった空間の中にこんな素敵なものが残ってると思ったらさ。
うん。
スピーカー 2
なんかなかなか郵便局自体にアイデンティティ、その土地固有のものって見出しにくいけどあるんや、そういうのが。
スピーカー 1
そうそうそうそうそうそう。
スピーカー 2
すごい。
へー。
スピーカー 1
どこ行ってもな、似たようなもの置いてあって、狭いか広いかとか古い建物かどうかぐらいやから。
うん。
すごくいい。
スピーカー 2
いや、これや。解像度高まるときの楽しさ。
スピーカー 1
そう。
良さ。
そうやってね、暮らしの中でちょっとしたことでも高まると楽しいから。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
コンスメはなんか、そうやって高めれるとええな。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
せめて自分らだけでも。
スピーカー 2
うん。
いや、ほんとほんと。
スピーカー 1
誰かのを高めるのは難しいかもしれんけど。
スピーカー 2
うん。
うん。
なんか、あんみかさんか。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
白って200色あんねんって言ってる。
知らないです?
スピーカー 1
僕、なんとなくしか知らへんねん。
あんみかさん、この人な。はいはい。
スピーカー 2
そうやって白に対する解像度むっちゃ高いじゃないですか。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
200色。
で、普通の人、まあ普通っていうか、その200色もの解像度を知らん人は白とか。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
ちょっと暖かめの白。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
なんか、青めのさっぱりした白とか。
スピーカー 1
うん。
そういう感覚ではいれるけど、200色のこう見分けをできる人からすると、なんかその伝えるの大変。
スピーカー 2
なんかそこのギャップがあるときに、たぶん時に孤独感感じる気がするんですよね。
スピーカー 1
あー。
スピーカー 2
それが解像度高まったときの、なんかデメリットのひとつな気もしてるというか。
スピーカー 1
確かに。
スピーカー 2
なんて言えばいいのかな?知りすぎてるがゆえの、なんか。
スピーカー 1
あるよね。
まあ、なんか、でも知ること自体は悪くないような気はするんやけど。
スピーカー 2
全然悪くないし、いいと思ってます。
うん。
スピーカー 1
ただ、なんか情報量として増えすぎることが時に必要のないことはあるなと思ってて。
僕らと図面書いてても、今うちの図面してても、厳密にすべての部材の寸法、コミンカの拾う必要がないよなって思って、手書きにしたんよ。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
ノート、方眼紙で手書きして、それをスキャンして、iPadで色つけたりして、大工さんに伝わりやすいようにして。
ここら辺に柱が入ればいい、だいたいこれぐらいの寸法でっていうのさえ伝わればいいから、
なんか解像度を緩くすることとか、ディティールとか造作とかでも、書きすぎやんことで作ってくれる人の入ってもらう余地があるというか。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
僕ら書いてしまうともうこう作ってくださいって、ある種言うてしまうところがあるから、どう作ったらいいすかねって相談する余白が、解像度を荒くしていくことで生まれるっていうことはあって。
でもコミュニケーションとかもそうやよな。専門家で1人が、で1人が全然知識ないのに、一方的にめちゃくちゃ難しい話、専門性の高い話してても何も面白ないし。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
そうじゃなくて、一緒ぐらいの歩幅で歩くというか話ができたりとかっていう解像度を使い分けることで人に伝わるとかはあるよね。
スピーカー 2
いや、ほんとそれあると思います。料理作るときとかだって、解像度高まると旬の野菜、旬の食材がこれで、なんや、栄養バランスが、ビタミン何々がこれぐらい含まれてるし。
スピーカー 1
うんうんうん。
スピーカー 2
色取りがこうこうでやるけど、なんかこうお腹いっぱいになったらいいし、みたいな。
たとえばね。
スピーカー 1
そうしたいな。
スピーカー 2
そういう、その解像度まで幅広くあるから。
スピーカー 1
うん。お前で。
スピーカー 2
うん。行き来したりとかね、するのはすごい大事ですよね。ずっとだって、栄養バランスのことをとにかくむちゃくちゃ考えて考えてってしたらすっごい疲れますよね。
スピーカー 1
そうしたいな。
スピーカー 2
ね。
スピーカー 1
あの、うちの庭、妻がフードフォレスト作り始めてるからさ、色んな植物割ってんねん。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、あれが花咲いたとか言ってさ、それどこにあるんやろと思いながらさ、あ、そうって言ってどれどれとか言ってさ。
スピーカー 2
うんうんうん。
で、僕が一人で綺麗な花見つけても、あれはなんていう名前やろうとかってなりながら。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
多分、ロビンが見えてる庭と僕が見えてる庭の見え方が全然違う。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
だから、それは面白いし。
うん。
そういう解像度が高い人が近くにいて、コミュニケーションが取れるなら、すごい楽しいことがそこにある可能性が。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
あります。
スピーカー 2
うんうんうん。
ほんま、ただの散歩もね、散歩じゃなくなるから。雑草に詳しい人と歩く散歩はもうとんでもない情報量が飛び込んでくる。
スピーカー 1
僕ら、やるやる詐欺してる偶然の散歩。
スピーカー 2
そうやった。はい。
スピーカー 1
あの人の文章、なんて方やったっけ名前。
スピーカー 2
森田雅夫さん。
スピーカー 1
森田雅夫さんの文章を読んでると、こう本当に感受性というか見え方が全然違って、子供との向き合い方とかも、そういうことを察する。
まあ、言葉にしながら出てくるかもしれへんけどさ、なんか結構コテンパにやられるんよな。すげえみたいなさ。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
そんなことを思いながら子供と接してるの。
スピーカー 2
カメラでもそうなんですよね。僕、あの使ってるやつ4000万画素かな。
スピーカー 1
そんなあんの。やりたい放題やん。
スピーカー 2
まあね、層はそうなんですけど、なんかこう、あえてにじませるとか、あえてノイズというかグレイン、その粒子状のつぶつぶみたいなのを加えるとか、なんかそういうことをやったりもしてて、
それってなんかこう、あえての低解像度って言ったらいいのかわからんけど、高精細なものからちょっと一歩引いた状態にまで戻してくるみたいなことをやってたりしてて。
スピーカー 1
なるほど。これまた本の話に戻るけど、はたのさん、最後の方で粒子の話されてて、粒子がない、すごい高解像度の綺麗な家電量販店とかの液晶テレビで映ってるようなやつ、
っていうのは綺麗やけど、実は全然ずっと眺めておけるようなものじゃなくて、海外の映画とかドラマとかは、まず高解像度で撮った後に粒子を入れて、ノイズ入れてわざと粗くして、そうすることで見やすいものになる。
見えすぎるってことがグロテスクなんかもしれへんな。
スピーカー 2
そうかもしれん。それこそ解像度高く見れば、その粒子が入ってるっていうのもノイズだらけには見えるんですよね。
だけど、引いてみたときに、その明るいところから暗いところまでのグラデーションの中で、ちっちゃなその粒々が、なんていうんですかね、グラデーションを滑らかにしてくれてるような気がしてくれてる。
スピーカー 1
うんうんうんうん。
スピーカー 2
あの点描画みたいな感覚かな。
赤と青を点々点って打つことで紫に見えてくるとか、そこに脳が勝手に保管する感じがある。
それが解像度高く、もしそのね、ドット一つずつを見ていったとしたら、ただのててててん集まりやけど、引いてみると滑らかに見えるとか。
スピーカー 1
なるほどね。
スピーカー 2
うん、なんかあえて荒くすることでそういう効果って、なんて言えばいい?
スピーカー 1
まあちょっと違うかもしれないけど、ラフさというかさ、完璧じゃなさみたいなさ、ものに惹かれるみたいなのはあるなと思ってて、
そもそもフィルムカメラの時のあの感じ、使い捨てカメラみたいなので撮った時のフラッシュの当たり方みたいなのとかさ、
ああいうものにこう、ある種良さを感じてしまう。
懐かしさなんかもしれへんけど、そういう完璧じゃなさっていうところに魅力があるような気はしてて、
たぶん僕が手書きに惹かれるのもそういう。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
その線の太さ分、その数ミリ分の厚みに魅力を感じるし。
スピーカー 2
だからといって高解像度の世界を知らない、知らなくていいじゃないですもんね。
スピーカー 1
そやな。
スピーカー 2
知った上で、引いてる状態っていうのがやっぱいいなっていうところですよね。
そこまでの奥行きがあるのは知った上でちょっと手前の方で止めとくみたいな。
スピーカー 1
結局さ、料理でもさ、喜んでもらえたらいいというところをゴールに、美味しいわって言ってもらうのをゴールにすれば、
全部説明せんでもさ、これは何と何と何と何が入っとったよみたいなじゃなくて、
美味しい料理を出すっていう目的であれば、解像度は相手に対しては高解像度である必要がないのかもしれない。
スピーカー 2
レストランとか行ったときに、この料理はこれが高校でどこどこの食材を使ってって説明一旦あったりするじゃないですか。
スピーカー 1
あるある。
スピーカー 2
食べさせてくれって思わないですか、あれ。
食べて美味しいってなってからいろいろ実は高校でっていう。
スピーカー 1
そやな。
スピーカー 2
なんか前置きがあったらなんか余計なね、美味しいと思わなあかんみたいな感覚になったりもしてる。
スピーカー 1
あの食べる前のやつは何にも覚えてない。
スピーカー 2
ね。食べだすときがもうわかる。
スピーカー 1
笑顔で笑ってるだけで。
食べてあれ?って思ったときに欲しいよな。
スピーカー 2
そうそうそう。
まずはなんかこう無垢な状態で、低解像度な状態で美味しいってその、まず思いたいみたいな。
スピーカー 1
これ何?ってときに見て欲しいなって思う。
スピーカー 2
ね。
だからこう高解像度に見えすぎるか故に楽しめなくなるっていうのもあると思うから、
あえてその戻ってくるっていうのもまたそれもそれで大事やなって思ったりしますね。
スピーカー 1
でもひとまずは解像度を高めていくポッドキャストでいいよね。