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スピーカー 2
そうですね。
はい。 じゃあ、呼んできます。
スピーカー 1
お願いします。
スピーカー 2
えっと、ラジオネームことりさん、あげみさん、ふくしまさん、こんばんは、こんにちは。
第9回のお話、とても共感しながら拝聴しました。
私は家作りやインテリアが好きで、実際に空間を訪れる以外にも、
本や雑誌、映像、SNS、ポッドキャスト、日々いろいろな媒体から素敵な空間を摂取。
はい。摂取しています。
スピーカー 1
はい。
漢字が不安。
スピーカー 2
そんな様々な媒体がある中、
最近の家作り系界隈で私がどうしても嫌いな言葉があります。
それは、ホテルライクな家作り。
ずーっとこの言葉の違和感みたいなものが気持ち悪くて、
ホテルライクを目指した家、ブームの違和感について言語ができなかったのですが、
第9回までのお二人のお話を聞いて、なんか心の…
はい、何て言うんですか、これ。
淀みですかね。
第9回までのお二人の話を聞いていて、なんか心の淀みがすっと溶けていくような気がしました。
なかったことにしました、今。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
魅力的な暮らしの空間は、その人らしさの表現があふれた結果であり、
常に変化していて、それを内包できる器であること、
その人らしさの追求の結果、いわゆるホテルライクな空間になるのは、
その人の作る空間の魅力であると言えると思いますが、
昨今のブームはそれともまた違うような、お二人はホテルライクな家作りブームをどう感じていますか、という内容です。
スピーカー 1
はい、小鳥さんありがとうございます。
スピーカー 2
ありがとうございます。
スピーカー 1
なんかね、僕らの話を聞いていただいて、
そのなんか心の淀みがすっと溶けていくって嬉しいですよね、なんか。
スピーカー 2
本当にありがたいです。
スピーカー 1
思いますね、ほんと、そう。
スピーカー 2
ホテルライクってなんか、僕あんまり意識したことがなくて、
こう文字で見て、あ、そういうジャンルがあるんやって思ったんやけど、
あれやんな、物があんまりないとか、すっきり見えるとか。
っていう認識ですね、生活感があんまないとか、
スピーカー 1
あとはなんやろ、どういう風なやつかね。
なんか、あの開かない窓があるとかそんなイメージ。
あれ、全然僕そんなイメージないな。
スピーカー 2
なんか、はめごろしの窓とか、こうなんていうの。
いや、わからん、ホテルやから。
なんか、むちゃくちゃ整ってる。
スピーカー 1
あの、素材感だとか、
たとえばタオルの種類とか、
スピーカー 2
同じものでビビビビってこう並べてるとか。
あとはなんかな、
スピーカー 1
カーペット。
スピーカー 2
ちがう?
スピーカー 1
まあでもあるかも、あの、
スピーカー 2
どういう風なんやろな、ホテルライク。
スピーカー 1
インテリアコーディネーターさんがバチッとこう、コーディネートしましたみたいな、
そんな空間の中で暮らしてるイメージかな、ホテルライク。
スピーカー 2
スタイリッシュな感じってことかな。
うちももうちょっとすっきりさせたいわ。
スピーカー 1
ちょっとホテルライクに寄せていきたい、少し。
物が多くて。
スピーカー 2
なんでこんなに散らかってんやろって。
スピーカー 1
うん。
あ、それ、あれ?
もうちょっと片付いてもいいんちゃうかなって。
スピーカー 2
ねえ、その本当のホテルって物がないからさ、
スピーカー 1
うんうん。
スピーカー 2
あの、そのすっきり見えるけど、やっぱりリアルな暮らしって。
はい。
いろんな物あるから、
ホテルライクなってなると、やっぱバックヤードがしっかりしてるのかな。
スピーカー 1
そうなんすかね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
なんでもかんでもしまってる。
で、表に出てきてる物は、
えー、それこそさっきのタオルとかもそうですけど、
むちゃくちゃ整えてるっていう、なんかそんな印象?
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
なんか使うのかどうかわからんキャンドルが洗面台にポンって置いてあったりとか。
いつ使うやろ?みたいなんとか。
スピーカー 2
なるほど、なるほど。
スピーカー 1
うーん。
スピーカー 2
そっかー。
いや、難しいな。別になんか物少ないのええと思うし、
スピーカー 1
うんうんうん。
スピーカー 2
なんか言葉だけな気がするというか、
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
こう、ね、この前の話もそうやけどさ、
うんうん。
こう、言葉にした瞬間にそれに縛られてしまって、
スピーカー 1
はい、はい。
スピーカー 2
っていうところがある気がしてて、
お話聞かしてもらって、
あー、物少ないほうがいいんやなーとか、
まあ、物以外のこともあるんやろうけどね。
スピーカー 1
うんうんうん。
スピーカー 2
ホテルっぽくお願いしますって言われたら、
むむむってなるか。
はい。
スピーカー 1
そこ、うーん、その言葉だけではよくわからんすよね。
僕たちは何をしていいのか。
スピーカー 2
ですよね。
スピーカー 1
うん。
よりもそこの、なんかすっきりとした空間の中で、
どんな過ごし方がしたいのかとか。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
たとえば、すっきりさせるためにも、
こう、物の住所を決めるっていうかね、
その、しまえる場所みたいなのをきっちりこう用意しておくとか、
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
すべてがこう、すっきりさせるために、
いろんなことをこう、用意してあげるみたいなことになってくるかな。
スピーカー 2
僕ら、こう、聞き取りとかね、お話しさせてもらうときって深掘ってくからさ、
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
その、そこで止まらへん。
その、から気にならん、したことがないのかもしれへんよな。
スピーカー 1
そうかもしれんですね。
スピーカー 2
なんかで、作ったものを、
それをまた誰かがホテルライクっていうので縛ってというか、
ジャンルとしてまとめてるかどうかであって、
目指したことがないからってことなのかな。
ちょっとおもしろいな、でも。
うんうん。
スピーカー 1
でも、その小鳥さんが言うように、
なんか魅力的な暮らしの空間は、
その人らしさの表現があふれた結果でありって、
なんか、そう思いますって感じですよね。
スピーカー 2
間違いない。
スピーカー 1
ね、そうそう。
だから、ホテルライクって、なんとか風とか、
なんとかライクとかって、
すごく自分の外側から来てるイメージな気がしてて、
その、うちから出る欲望とか、要望っていうか、
そういうものじゃない気がするから、
そう、肩にはまっちゃう感じ?
はめられちゃう感じがあって、
なんか、自由な暮らしからはちょっと離れる気がするな。
なんか気楽な、ふーっていう感じとは離れる気がするな。
スピーカー 2
えっと、ラジオネームワニさん。好きな車は?今後乗ってみたい車。
スピーカー 1
うん。シンプルな質問。
シンプルですね。
過去一、一番シンプルなご質問をありがとうございます。
スピーカー 2
ありがとうございます。
スピーカー 1
好きな車、何話目か1話かな?2話かな?何?いつやったかな?
1回言ったと思うんですけど、乗らされてるんじゃなくて、自分で乗ってるんやって思えるような車が好きやなって思いますね。
スピーカー 2
うん。そうやな。
そう、あのー、重複しちゃうとは思うんですけど、そのー、きれいにして乗ってなきゃいけないとか、そういうのは僕の感覚的にはちゃうかなーっていう、なんか泥、土ぼこりついて、よし、なんかこう、それでもいいって思えるような車がやっぱ好きで。
そうやね。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
家族がいてさ、チャイルドシート乗せて、何人乗ってとかって、なんか乗れる車はこれやなーとかさ、思うけど、乗りたい車と今必要な車がちょっと違うやなーって最近思って。
あー。
なんか、僕やっぱ小さい車に乗りたいなーってすごい思う。
うーん。
あのー、コンパクトで、なんか身軽に細い道も入っていけるし、なんかキャンプ道具も詰めるし、みたいな、なんかワクワクするようなものに乗りたいなーっていうのは、あのー、思うね。
スピーカー 1
うーん。
例えば、どう乗りたいんですか?
スピーカー 2
古いフィアットパンダには乗りたい。
スピーカー 1
あー、いいですね。
スピーカー 2
箱型の方ね。
スピーカー 1
はいはいはい。
あの、サイドミラーもなんか、あのー、内側からこう、なんていうか、棒みたいなんでね、動かすみたいな。
スピーカー 2
で、いいなーって思う。
うん。
ふくしまくん何乗りたい?
スピーカー 1
僕、今乗ってんのがカングーなんすけど、満足してます。
Cって言えば、その、ディーゼル車に乗りたいかなーとは思いましたかね。
スピーカー 2
あれ?カングーってあんの?ディーゼル。
スピーカー 1
あるんですよ。今の方とかやったら、ディーゼル選べたりしますね。
スピーカー 2
カングーいいよね。
なんか、カングーって、すごい愛してる人多くて、
スピーカー 1
カングー乗りが集まるイベント?お祭りみたいなのがあったりするんですよ。
スピーカー 2
カングージャンボリーっていう、
ね、2階あるんですけど、
スピーカー 1
全国からね、カングー乗りがこう、こぞって集まって、
いろんなカラフルなカングーが駐車場にずらーって並んでんの、圧巻ですよ。
スピーカー 2
へー。やっぱ黄色か、白か、変わった色の青系もいいよね。
スピーカー 1
うん。そう、僕も今乗ってんのは、アイボリーかな?
何て名前だったかな?えーとね、忘れちゃったな。あと忘れちゃったな。
限定カラーなんですけど、同じ時期に出てたのが、こう、ライムグリーンみたいな、
すごい派手な緑色があって、それとむちゃ悩んだっす。
へー。どうせ乗るなら派手派手もいいな、みたいな、そういう気持ちになる車ですね。
スピーカー 2
わかる。カングーは乗りたいって思う。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
交渉せへん?
そうですね。します、しないとは言わないですね。
スピーカー 1
まあ、とはいえ、なんていうか、これもやっぱ物買ってくる、自分買ってくるの、あの言葉とつながる話ではあるんですけど、
うん。
なんかこう、それとどう付き合ってくかっていうこと自体に価値観とか、大事にしたいことみたいなのが現れるかなと思って、
うん。
スピーカー 2
そこは、必要経費って言ったら、ちょっとあれなんですけど、
スピーカー 1
あの、うん、そこじゃないというか、日々の乗ってて楽しいというか、うん、気持ちいいわとか、そういうのがふくしまの中では優先順位が高いっていうところですかね。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
そう、結構あの、家の次に高い買い物になることが多いじゃないですか。
うんうん。
だから、そこでどういう買い方をしてるとかっていうのは、結構僕、お客さんがね、どういう車乗ってるとか、見たりするので、
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
こういう車選ぶんやったら、こういう提案しても大丈夫かなとか、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
なんかそういう、なんていうのかな、物差しというか、
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
みたいにすることは多くて、
スピーカー 2
うーん。
スピーカー 1
って思ってるからこそ、なんか自分は感覚をそのまま大事にしていこうみたいな。
スピーカー 2
うん、なるほどね。
なんか、車をステータスみたいな感じで捉えてる、なんか自分もそんな気もするし、
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
なんか、それなんか、言葉にしてないというか、あの、言わんけどみんなそこ見てんちゃうかなとか、
スピーカー 1
あー。
スピーカー 2
で、なんかさっきのホテルライクの小鳥さん、小鳥さんに出てたみたいな違和感みたいなのがちょっとあって、
スピーカー 1
うーん。
スピーカー 2
うん、もちろんね、何を選ぶか。
はい。
スピーカー 1
大事な側面と、なんかあまりにもこう、アイコンになりすぎてるような気がしてる、この車ってのはね。
はいはいはい。
スピーカー 2
こう、その人を表すとか、なんかね、あの、ご夫婦で、
はい。
エトラーに乗ってる方がいて、
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
自分たちでこう、後ろに名前入れたりとか、
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
こうして、楽しんでて、なんか、めっちゃええなって思うね。
スピーカー 1
はいはいはい。
スピーカー 2
うん。
どう見られるか、というか、楽しんでて、
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
なんか、それで、昨日もマルシェに来てて、いいなーって思って。
スピーカー 1
うんうんうん。
スピーカー 2
なんか、それぐらいの、うん、とこが僕は、自分にあってんのかなーって、
なんか、そうやって楽しめて、
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
これで、って思ったりもする。なんか、すごいこう、車の質問、考えさせられるなーと思って。
スピーカー 1
でも、その、僕はね、そうやって、その、車から読み取るみたいなことをするって言ったときに、
ブランドとかを気にしてるわけじゃないですよね。
あの、ブランドっていうか、メーカーとか、
スピーカー 2
うん。
こう、何を大事にしてるかを読み取りたいですよね。
スピーカー 1
だから、軽トラ乗ってらっしゃるっていうのも、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
すごいいいと思うんですよ。
なんかこう、僕も1台欲しいんですよね、軽トラ。
やっぱこう、田舎で暮らしてると、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
ことあるごとにあったらいいなーとか、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
出てきますし、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
そうそうそう。
なんかこう、暮らしの様が、ちょっと垣間見えるというか、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
その、見栄えを気にしてない、気にする気にしないっていうよりも、なんかこう、
出てる、その、暮らし様というか、行き様、行き様って言ったら大げさですけど、
スピーカー 2
うん。
うん。
スピーカー 1
なんかそういう感じ、これあれですね、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
ホテルライクに繋がる感覚ありますわ。
スピーカー 2
あー。
スピーカー 1
うん。その、外堀を埋めるみたいな、その、乗ってる車で、
自分はこういう感じですよっていうのを、外堀埋めるように乗るんじゃなくて、
スピーカー 2
そやな。
スピーカー 1
にじみ出た結果の判断をしてるかどうかみたいな、なんかそういうとこなのかな。
スピーカー 2
うん。
わかりやすいというか、あれやもんね、そのさ、例えば外で終わった時にさ、
その判断する要素として、どんな服着てるかとかさ、
うん。
どんな靴履いてる、どんな時計してる、どんな車に乗ってるとかさ、
そういうところになってくるからさ。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
ふくしまくんが言うねん、その、着せられてるものじゃない人がかっこいいんやろうなと思う。
スピーカー 1
そうですね。
うん。
それやっぱ同じ車乗ってても、
あの、あると思うんすよ。
うん。
この人は、あんま下げる意図はないですけど、
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
その、心からこの車が好きなんやとか、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
そうじゃないんやとか、
この、まあまあいろいろありますよね。
スピーカー 2
うん。難しい、難しいところですよ。
いや、なんか、結構この短い文章ですごい。
スピーカー 1
いやあね、ありますね。
スピーカー 2
考えさせてもらった質問でした。
はい。
じゃあ、次行きましょう。
まにさん、ありがとうございます。
スピーカー 1
ありがとうございます。