5種類目は「人間が最小単位で心地よく生きていけるコモンズ(共同体)を作る事」。宮城県東松島市の東日本大震災の被災地で始めた1万人が快適に暮らせる場作りと構成要素⑪イベント(文化醸成)についての話(なないろの芸術祭や地域のイベント、DAO焼きについて)
サマリー
近藤ナオは、「キボッチャスマートエコビレッジ」プロジェクトについて語り、快適に暮らせる避難所を目指しています。彼女はコミュニティの形成や地域イベントの重要性を強調しています。このプロジェクトは、東日本大震災後の地域再生を目指しており、愛と繋がりを重んじて活動しています。このエピソードでは、DAO焼きのコンセプトを通じて、人々が集まり支え合いながら活動する重要性について触れています。また、AIの活用や互いの信頼を育むことが、持続可能な関係を築くために欠かせない要素であるとされています。
キボッチャスマートエコビレッジの目的
こんにちは、近藤ナオです。今日は近藤ナオという生き物の第85回の話をさせてもらえたらなと思っています。
今は、僕も含めて世界中の人が釈然として生きていける世の中をつくれたらいいなと思って始めたことの100種類のことっていう、
100種類はやってないんですけど、それの5種類目の話をしています。5種類目は、人間が最小単位で心地よく生きていけるような
コモンズ、共同体みたいなのをつくるっていうことで、今取り組みをしていて。
これは毎回話したいので言うと、東日本大震災の津波がかかったエリアで、宮城県東松島市ののびるっていうエリアがあるんですけど、
そこで津波がかかった並行した小学校と津波防災地域って言われるようなエリアを中心に活用させてもらいながら、
今、1万人の人たちが快適に暮らせる避難所みたいなものをつくるっていうような形で、
キボッチャスマートエコビレッジってプロジェクトを進めています。
またこれは繰り返しになりすぎるので、今日はこの回はキボッチャスマートエコビレッジの細かい説明はしないとして、
キボッチャスマートエコビレッジ、日本中にまず100カ所、1万人の避難所を100カ所ぐらいつくっていきたいなと思っていて、
それを他の地域につくれるようにするために、構成要素っていうのをなるべく単純化してつくるようにしています。
全部で12の構成要素があって、今10番目まで話してきました、前回で。
地域イベントの重要性
1番目が食、エネルギー、水、住居、移動、人、医療、運営、通信、外部リソースの調達。
11番目はイベントって言ってるんですけど、文化情勢っていうのが言い方が本当かなと思っていて、
今もありますけど、地域の祭りみたいなもんですかね。
やっぱり祭りみたいなものって、正直やるのは大変っちゃ大変で、僕は思ったりもするんですけど、
でもやっぱり1年に1回大きい祭りがあって、その日には地域の人たちのことが多いかなとか、
そこに共感する人たちとか、あとはその祭りの日だけわざわざ帰ってくるっていうことによって、
またその地域で他のところに住んでたとしても、自分の生まれた地域に党の結束みたいなものが作れていくっていう部分において、
祭りが持ってる効果っていうのはすごいなと思うんですけど、だんだん祭りも減ってきて、
運営する人たちの人手不足で祭りがなくなっていく地域とか、年化してなくなっていくとかもあるんですけど、
祭りっていうと少し古臭いイメージもあるので、すごい軽やかにイベントって言っちゃってるんですけど、
でも僕は祭りが持っていた価値というか、そういうものを意識して11番イベントっていうのをいろいろやっています。
でもここで文化情勢の部分で伝えていきたいのは、ちょっとこれ言葉にすると結構気持ち悪いかもしれないですけど、
キボッチャスマートエコビレッジって、ただただドライに機能性重視で1万人の人たちが快適に暮らせる避難所を作りたいわけじゃあんまりなくて、
僕らはベースとして愛みたいなものがあるっていうのをすごい大事にしてるんですよね。
どんな人たちが来ても、優しくって言い方じゃなくて愛を持って接するし、その人たちがどうやって生きていきたいとか、
辛ければ愛を持って相談に乗るし、話を聞くしとか、こうやって生きてみたいってなれば、
人がそういうふうに生きれるようにできる限り愛を持ってサポートというかできることをやっていくしっていうような感覚がすごいあって、
でも企画書とかに愛って書かれても、大事なもの愛ですと書かれてもめちゃくちゃ気持ち悪いし、
こうやって口頭で言われても気持ち悪くない人だったとしても伝わらないかなと僕らは思ってるんですよね。
でもイベントみたいなことを1年に1回だったり定期的に毎月でもいいし毎週でもいいし、大小さまざまなイベント的なこと、
ご飯会みたいなのを1個取ってもそれで十分イベントだと僕は思ってるんですけど、やっぱりそういうのをやるうちに何か心地いいよねみたいな雰囲気って伝わっていくと思うんですよ。
お互いができるだけ相手のことを考え合ったりとか、おせっかいするってわけじゃないんですけど、人が何か言った時にそれを論破して言いくるめるみたいな雰囲気も全然感じなかったりとか、
ニュアンスとしてすごい難しいですけど、でも本当は都市部とかで、オンラインとかでそういうエンジニアの人とかがバリバリ仕事してて、
DAO焼きの取り組み
エンジニアの世界とかって本当にオンラインで仕事してるとやっぱり無駄話する時間がどんどんなくなってくるんで、どんどんドライな世界になっていくなって僕は見ているので、
フルリモートワークでいろんなコミュニティーの中で仕事してる人はいいと思うんですけど、本当に家にずっといてフルリモートでみたいな人ってどんどんドライになっていって、
かつ仕事上が向こうもドライだから温かく受け入れられるっていう感覚がなかったりする人も多いんじゃないかなと思うんですけど、結構そういうテクノロジー系とかエンジニアの人たちとかもかかってもらいたいし、
何人も来るんですけど、きぼっちゃんはなんか心地よくて飲みすぎちゃったとか、ずっと笑ってるって久しぶりだなとか、いろんなところに出張で行くけど、定期的にいろんなところに仕事で行くけど、きぼっちゃんには本当に帰ってきた感があるみたいなこととか言ってくれたりとか、
そういうのが伝わっていってるのは本当に嬉しいし、それを伝えていくためには頻繁にイベントみたいなものっていうか、そういう時間をとっていくしかないかなと思っていて。
東松島の場合は、これは土地で何でもいいんですけど、今東松島市の伸びるエリアは震災前に大きいイベントとかだとなるせ柿祭りみたいなものとかっていうのが、柿の漁師さんたちがすごいエネルギッシュだ、今も全然エネルギッシュな柿の漁師さんいっぱいいますけど、
震災前は柿を無料で振る舞うような大きな何千人と人が来るようなイベントもあったんですけど、そういうものも震災後止まってたものを、きぼっちゃんスマートエゴビレッジが始まった、説明が難しいな。
きぼっちゃんスマートエゴビレッジっていうプロジェクトになってきたのはまだ2年ぐらいの話なんですが、津波がかかった並行した校舎をリニューアルして、きぼっちゃんっていう名前で人が泊まりに来れたり、防災教育が学べたり、ご飯食べれたり、大浴場でお風呂に入れたり、
子供が遊べる大きいキッズスペースというか、室内遊戯場みたいなのができたのはもう8年前からなんですけど、そこができてきて、やっと地域に集まれる場所ができてきたので、
そういうなるせ柿まつりみたいな、一応きぼっちゃんなるせ柿まつりってことで、なるせ柿っていう名前のブランドで柿が有名なところで、そんなものをやったりとか、1年に1回七色の芸術祭っていう名前になったんですけど、
そういう1年に1回きぼっちゃんが中心になって、そういうイベントをやったりとか、先ほど話したようなちっちゃな食事会だったり、あとは何かちょっと説明がまた難しいんですけど、定期的にDAO焼きっていう、自立分散型組織のDAOっていうものを体感してもらうために、
それは結構僕が中心になって始めたんですけど、DAO焼きってたこ焼きなんですけど、たこ焼きで何でも具材を入れる、入れるたこ焼きみたいな感じっていうのをDAO焼きって呼んで、
きぼっちゃんスマートエコービレッジ、DAO合同会社とか、きぼっちゃんだけじゃなくて、DAOっていうものがどういう活動体なのかっていうのをニュアンスを知ってもらうために、やれるときはDAO焼きをやるんですけど、DAO焼き、これでも結構知ってほしい。
DAO焼きのコンセプト
コンセプトがなんとなく体感的に分かるので、ちょっと説明すると、DAO焼きはまずその日に夜ご飯一緒に食べるメンバーが、例えば15人とか分かっていれば、その15人に対して自分を食材に例えたら、好きな食材でもいいんですけど、食材に例えたら何?みたいな質問をすると、いろいろみんな言ってくるんですね。
チーズってやつだったりとか、なんでもいいんですよ。僕とかは塩って言ってるんですけど、山椒みたいな人もいるし、グミみたいな人もいたりもするんですけど、本当に肉とか堂々とタコって言ってくる人もいたりとか、そうやって自分自身を食材に例えたりとか、愛着がある食材を聞くんですね。
それを持参してっていうと、なかなかみんな持ってくるの大変なので、一回それを朝とかにバーッと聞いちゃって、お昼ぐらいに行ける人がレストランとかにある食材だったりとか、周辺にシェアハウスも運営してるんですけど、ある食材をまず集め、どうしてもないものだけは地域のスーパーとか、なるべく地域で運営してるお店から順番に回って食材を集めて、
どうしてもないものは車で15分、20分走ればイオン系列がやってるようなスーパーとかもあったりするんで、そういうところに行くと大体全部揃うかなっていう感じで全部揃えるんですね。
それを一個一個たこ焼き機に入るサイズにバーッて、夕方ぐらいから何人かで調理というか、全部細かく切るだけなんですけど、切って準備して、それをたこ焼き機でただ適当に入れて焼いていくっていうだけなんですけど、
僕らのイメージではキボッチャ、スマートエコビレッジ、ダオ合同会社みたいなものが熱々の鉄板みたいな感じのイメージで、その熱々の場所にいろんな人たちが集まってきて、組み合わせはいろいろなんですよね。
このたこ焼きには塩とグミとタコが偶然入ってるとか、いろいろ入ってるものが全部バラバラなんだけど、そのダオの取り組みの上で、ダオ焼き親父みたいなのが駆使でサポートを受けたり、巡活時になる油の役割とかもあったりもすると思うんですけど、何が言いたいかというと、
個人個人でただただ活動するんではなくて、ダオという大きな組織の中にみんなが集まってきて、みんなのダオ焼き親父っていう人たちとかのサポートを受けながら、ある程度まとまった中トロ外カリカリの、それはどっちでもいいんですけど、僕は中トロは外カリカリ好きなんですけど、
きれいなきれいな球体になってきて、ある程度形が整ってきて、何人かで一個の活動体になったら、その世の中に放り出されて、必要な人の口に届くというか、必要な人のところにサービスが行くみたいな形で、
それを食べた人がまた排泄したら土に帰って、また何かがそこから食材が生み出されて、ダオ焼きに入れる場合食材になるので、生み出されてまた鉄板の上に、熱々の鉄板の上に戻ってくるみたいな、ちょっとこれかなりニュアンスっぽくてあれなんですけど、
ダオ合同会社が全部そうかって言われるとあれなんですけど、今キボッチャスマートエコビレッジダオ合同会社みたいなメインになってくるダオ合同会社っていうのはこういうニュアンスなんじゃないかなと思っていて、僕らは今1万人の人たちを集めて鉄板の上に乗ってもらい、もちろん僕も一人として参加しながら、
いろんな人たちでフードロスダオだったりとか、地域の素材で家を作るとかハイテク食とか、それぞれの人たちが興味あるもので活動隊になり、いろんな人のサポートを受けて、すみませんこれちょっとめちゃくちゃニュアンスすぎてあれなんですけど、
でも本当体感的にダオとか一番メインになるダオ合同会社みたいなものっていうニュアンスっていうのを感覚的に分かったとか言ってくれたりとか、あとやっぱり今AIの技術もすごいので、メンバーが作詞をしてくれてダオ焼きソングみたいな形で、
何でしたっけ、AIサービススノっていうものかなとかに作詞をポンとぶち込むと本当にもう30秒1分の間でかなりのレベルで曲とAIさんが歌ってくれて曲もついて曲ができるので、
それを流しながら歌詞とかを読んでもらうとよりダオ焼きのコンセプトが理解できるので、そういうような小さないつでもできるようなイベントとかっていうのも仕組みとしては思っています。
でも伝えたいことはもう本当に一人一人をベースとして愛を持って接してるんだよっていうことが伝わってほしいなと思っていて、そんなことを伝えるために11番目の要素として、
これは何気に本当に言葉で伝わらないんですけど、こういうことをやっていかないとお互いを信用できないただただドライな関係で1万人が快適に暮らせるだけの避難所運用するようなチームになっていって、
そうなったらチームにもならないんじゃないかと僕は思っているので、この11番目の要素はとても大事かなと思っています。
AIの活用と信頼の構築
はい、じゃあ最後次回は12番目の要素、未利用資源の活用について話をさせてもらえたらなと思っています。
16:10
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