1. 心の砂地#
  2. 「#kokosuna ベスト3、塩もみ」
2023-11-08 35:52

「#kokosuna ベスト3、塩もみ」

「あなたの年間ベスト、教えてください。」

という企画『#kokosuna ベスト3』を立ち上げます。

今回は「2023年のベスト3」を教えて欲しいと思っています。

例えばいちジャンルに絞っても良いですし、ご飯でも旅先でも、ライブでも、作品でも、出来事とか展覧会とかが混在してても良いです。順位はつけなくてもいいですし、つけても良いです。自由に教えてくださいませ。

応募は12月3日(日)まで!

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠参加希望の方はこちらのフォームからご応募ください!⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

https://forms.gle/QRBp9Ee2jqvtUMj17


心の砂地ではあまり企画することのない、リスナー参加型の企画なのでぜひとも、是非とも!参加くださいませ……。お待ちしております。


《#kokosuna掲示板》 「三十日間の新聞」 ⁠⁠⁠⁠https://note.com/lnt91/n/nc592a8854262⁠⁠⁠⁠ 『心の砂地#』も参加しました! (2023年11月6日収録) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 番組アカウント:https://twitter.com/kokosuna 感想など、投稿していただける場合のハッシュタグは#kokosuna でお願いします! ここすなリンク集→ https://lit.link/kokosuna 番組感想、お便りは kokoronosuna@gmail.com  

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠もしくは以下のフォームまで!⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

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2023 artwork:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠セキヤ@sekiyanabemotsu⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

2023 spring op theme:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠@k5_y4⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

00:00
この番組、心の砂地は様々な文化や日常の築きをヒントに考え続けることで、言葉の記憶装置を目指す教養バラエティ番組です。
私、シャーク君です。
はい、そして私は、てらだです。よろしくお願いします。
ということでですね、今日は年末にやる企画っていうのを考えまして、
はい。
そちらのご案内と、僕たちもその企画にのっとったエピソードというか、雑談みたいなのをちょっとお話しできたらなと思っているんですが、
企画っていうのがですね、2023年のベスト3を教えてくださいっていう、
kokosunaベスト3という企画をやろうと思っております。
はい。
で、言ったらですね、今年のベスト3についていろんな人にせっかくだからお話ししてもらおうと、
それを刻んどこうよっていう企画ですね。
で、すでにちょっと僕からいろんな方々にエピソード収録の依頼はしてて、
それはOKで出て、あとはその内容を決めて収録するっていうだけなんですけど、
ちょっとそこが進み切れてはないんですけど、そういう予定がありまして、
まあ年内には配信する、結局年末の配信になっちゃうかな。
できるだけ早く配信したいんだけど、みたいな感じなんですね。
もう2023年も終わりですから。
いやーそうですね、早かったですね、今年は。
いやーもうあっという間ですよ。
なんでね、まあそれぞれインタビューをするっていう形にちょっとしようと思っていて、
だから寺田さんが誰々と話す、僕が誰々と話すとね、
それぞれ違う人で、インタビュアーとしてね、心のすなじのホストの2人がやって、
ちょっとゲストの方に話してもらおうみたいな感じなんですね。
そうね、あんまり僕はインタビュアーとしての立場はまだやったことがないから、
結構緊張してるけど、シャークさんは結構経験あるんじゃないですか?
そうだね、ゲストに出てたとしてもインタビュアーっぽい感じになることもあるしね。
うん、まあ割と好きなんでやっぱ、そういう引き出しで聞くのは。
寺田さんもできると思ってね、ちょっと今回投げてみたんですけど。
はい、まあちょっとお互いそれぞれのインタビュアーとしてのスタイルも多分違うと思うんで。
うん。
そこも含めてね、面白くなればいいけど。
そうそうそう、それぞれで。
まあこれは光源氏のファーストアルバムにすごい影響を受けてて、
その光源氏のファーストアルバム、A面がアスカが作ってて、B面がチャゲが作ってるっていうアルバムなんですね。
アナログで言うと、この前半はアスカで後半はチャゲってことね。
そうそうそうそう、っていう、だからまあバチバチになるんで、いいかなと思ってて。
確かにな、同じ土台で半々で分け合うってなったら。
03:00
そうそうそう、ごちゃごちゃ言わんと誰が一番面白いか決めたらええんやっていうことになってくるからよ。
まあまあそうね、確かに。
まあそんな感じで、ポッドキャスターの人ももちろんちょっと声かけやすいのと話聞きたいなっていうので出ていただくんですけども、
ポッドキャスターじゃない人もね、ちょっとお呼びして、私の友人であるとか、そういったところとせっかくなんでお話ししようみたいな感じで、
いろんな人に出ていただこうと思っているので、配信楽しみにしていただければなという感じなんですけれども、
もうちょっと企画を細かに説明させていただくと、
様々なカルチャーピープルからジャンル関係なくその人の年間ベスト3ということを話してもらうっていう企画になってまして、
例えば1、ジャンル、映画とかに絞ってもいいし、別に音楽でも漫画でもライブでも出来事でも展覧会でも何でも混在してていいベスト3っていうのをね、やろうという企画なんで、
だから3位、ひらやミルクとか。
ひらやミルク、シャークさんの地元の牛乳ですか?
2位、メグミルクとか。
牛乳に絞った場合?それ。
1位、フェイブルマンズみたいな。
牛乳牛乳映画でもいいや。
そうそうそう、こういうことが可能になってるんで、理由を聞きながらいろんな話をできたらなっていう感じなんですね。
まあ確かにな、自分に本当にだから良かったなって思いつくものを順に上げていってもいいわけやな、バラバラに。
そうそう、だし今3位、2位、1位って紹介したけど、別にベスト3なんで1位、1位、1位の3つでもいいし。
あー同率で、まあ確かにジャンル分かれてたらね、順位付けの難しいやろし。
まあその辺は自由にちょっと参加者の方に考えていただいてみたいな感じでやろうと思ってますんで。
はい。
で、えっと今回こういうエピソードを配信してるのは、心の砂地リスナーのね、今聞いているあなたにもそのベスト3を聞かせいただけませんでしょうかっていうお願いも込めてまして。
はい。
心の砂地のお便りフォームにですね、新たにこのベスト3の企画の欄を作っておきますので、そこから是非ともお気軽に送っていただきたいなと思います。
そうね、いやリスナーさんの気になるなやっぱり、心の砂地。
そうね。
まあTwitterとかで反送呟いてくれる人はいるけど、まあその再生回数とか見てるとサイレントリスナーさん結構多いから。
多いね。
ちょっとこのタイミングで。
まあそういうもんだと思うんですけど。
ちょっとどんな感じなのかっていうのも知りたいですね。
そうね、1回も送ったことないよ、でもいつも聞いてるよっていう人も。
是非ね、どんな感じの2023年だったのかとか、まあ単純にその人がどんな人なんかとか、心の砂を聞いてくれてた人がどんなことを考えてたのか、どんなことを見てたのかみたいなのとかすごい聞きたいなと思って。
06:15
なんかそういうリスナー参加型の企画みたいなのをちょっとやってみたいなと思うんで、是非ともね、お願いしますよ。
はい。
なんで、それもまとめて読む回っていうのを2人でココスナリスナーのベスト3っていう回で収録しようと思ってるんだけど。
なるほどなるほど。
もし直接話したいよと、私とか寺谷っていう人がいればその旨もちょっと書いていただいて、都合がちょっとスケジュールの調整がどうなるかっていうこと次第なんだけど、会えばそれも収録できてもいいのかなとも思ってます。
なるほどね、じゃあココスナに声として出演してくださるっていう。
うーん、そうそうそう。
方。
オッケーなのであればそういう人も。もちろんそのポッドキャスターの人とかね、よくコラボしたりっていうのが中心になってくるんだけど、別にやってない人もちろん大歓迎ですし。
そう。
そんな例えばめっちゃココスナ全部聞いてるよみたいな人の方がもちろん少ないんで、もうちょっと聞いただけの人でもいいんでね。
意外と年末ベスト3とか年末にまとめてベストものを出すっていうのも結構出しどころが最近なくなってんのかなみたいな感じもしてて。
うーん、出しどころっていうのは。
なんか例えば今年もあるとは思うんだけど、ベストアルバム2023みたいな例えばハッシュタグでコミュニケーション。
はいはいはいはい。
ブログ時代の時はそれぞれのブログ記事であげたりだとか、SNS中心に多少タグとかであると思うんだけど、なんかあれって例えば画像だけまとめちゃって投稿しておしまいみたいな感じになるから、そこのお気持ちをもうちょっとさ展開するみたいなのってなかなか今ちょっと難しいのかなと思っていて。
確かに。ちょっとそこまで掘り下げて、個人で掘り下げてっていうのはね、減ってきてるよね。
なかったりとか。あとやっぱこれって個人で完結すれば別にいいんだけど、そこを会話とかぶつけ合うことで結構面白いっていうか、例えば5人ぐらいでもベスト10の映画この5人で決めようとかいう会話とかってすごく面白いんだよね。
確かにね。
コミュニケーションとしてそういうことを今年はどうでしょうかみたいな提案も僕としてはしたいなと思ってて、もちろんこれを聞いた人がそれぞれの場所でそれぞれの友達とやっていただくみたいなんでもそれでも全然OKなんだけど、
うん。
なんかそういうことが面白いよっていうのをちょっと提示できたらなと思ってね、やってみようと思ってるんですが。
なるほどね。まあ確かにそうやな。コミュニケーションを回することによって、なんならもうリアルタイムでちょっとベスト3変わってきだすこととかも全然あると思うしね。
09:09
うーん、そうそうそうそう。いや改めて話してるとすげえいい気がしてきたとか、俺よくあるからさ。
こんだけ話せてるってことはすごいなんか面白いなみたいなんで評価がどんどん上がっていくとかめっちゃあるからさ。
まあ確かにな。実はこんなに人によって意見違う作品やったんやみたいなことでこうより立体的に。
そこで自分が思ってもなかったことを面白さとして発見するみたいなね、そういうこともめっちゃあると思うんで。
なんかそんなんやれたらなっていうのでちょっと考えてるんで、ぜひともね聞いているあなたにも参加していただければと思います。
例えばもう作品だったら作品の名前だけでもいいしね。何々何々何々でした?だけでもいいから。
なんか教えてもらえると僕たち拾ってなんかいろいろ話もしますのでね。
ぜひともご参加いただきたいなと思っております。
はい、よろしくお願いします。
今日はそういうとこなんでお便りフォームから送ってくださいっていうことなんですけども、これだけだとあれなので。
テラタと僕では多分もうここから2人で雑談ベースで話すっていうのは、お便り受けてっていうのもあるけど、それぞれのベストみたいなのは多分ないと思うので。
今回のエピソードで軽く今年振り返りベストだったなという作品、出来事、何でもいいのでね、雑談ベースでこれから話していこうかなと思うんですけども。
はいはい。
どうですかテラタさん?これベスト3とかじゃなくていいから。
なるほどね。
これ良かったな、これベストだったなみたいな出来事とか作品とか、何でもいいんですけど。
もう真っ先に思いついたのは、画家なんですけど、ニコラド・スタールっていう。
知らないです。ニコラド・スタール。
ちょっとなんていうんやろうな、そんなめちゃくちゃメジャーではないかもしれないんですけど。
ちょっとなんでこのニコラド・スタール、別に今年展示があったとかでは一切ないんですけど。
はいはい。ニコラドってロシアとかそっち系の人かな?
出身はロシアで、一応活動はフランスでやってた人なんですけどね。
おーなるほどなるほど。
箱根のポーラ美術館っていうところで、ピカソの展示をやってたんですよ。
はい。
それを見に行きまして、僕。
箱根行ってたんや。行ってたな、行ってた行ってた寺だ。
日帰りで行ってきたんで、温泉入ったりとかは一切しないんですけど。
本当このピカソを見に行くためだけに行って。
その展示自体はブルーピカソって言って、ピカソって多分キュウリズムとかのイメージが強いと思うんですけど。
そこに到達する前ですね、主に。
青の時代って言って結構貧困層とか、まああの商婦の方とか、そういった人をこの青のトーンで描いてたっていう時期があるんですけど。
12:03
まあそれを主にこうまとめて紹介するっていう展示をやっていて。
で、そのそれとは別で、そのポーラ美術館自体が所蔵しているブルートーンの絵をまとめているエリアを作っていて、ポーラ美術館が。
あーなるほど、その青の時代のピカソに合わせてやってるみたいな感じってことね。
そう、もう結構ジャンルとかもバラバラで、ただ青のトーンの絵だけをポーラ美術館が持てるのを並べましたってエリアがあって。
そこにさっき言ったニコラドスタールの絵があって。
うーん。
で、まあこのニコラドスタールの絵が、僕が見たやつはですね、オンフルールっていうフランスの風景を描いている絵なんですけど。
うんうん。
これがね、本当にすごくて、見た瞬間にめちゃくちゃ衝撃を受けて。
え、ニコラドスタールのオンフルールっていう絵で。
フルール。
オンフルールって多分何枚か描いてるんじゃないかな、風景。
あーあるよね。
オンフルールっていう土地の絵やから。
そうよね、うん。
まあその中の一つをポーラ美術館が持ってたんですけど。
言ったらこのニコラドスタールって、抽象と偶象のちょうど間を行ってるみたいな画家で。
うーん。
色の四角とかだけの組み合わせなんですけど、めちゃくちゃはっきりとこの風景が見えてくるっていう。
おー。
感じで、まあちょっとね、ちょっと口で説明するのが難しいので。
うんうん。
色を検索してもらうのが一番早いんですけど。
オンフルールっていう絵は多分海の景色があって、遠くの方にちょっと家が見えてて、で上に灰色の雲が出てるっていう絵なんですけど。
もう本当に抽象画、抽象絵画なんですよ。
うーん。
パッと見はただ単にこの形と色だけの組み合わせなんですけど、めちゃくちゃはっきりとそこに風景が見えてくる。
うーん。
この人、小っちゃい頃に美術の教科書とかで見た絵で言うと、サッカー選手の絵とかも描いてて、多分そっちが有名なんで、それは見たことある人も多いかもしれないんですけど。
えー。
サッカー選手の絵はそっちも本当に色と形だけの組み合わせで描いてるんですけど、人体の動きみたいなものがなんでこんなに抽象的なのにはっきり見えるんやろっていう。
うーん、なるほどね。絵としてはなんかその線というかがなんとなく曖昧に見えるけども、見てるもんとしては映像的というか、身体の動きみたいなのが見えてくるみたいな感じのイメージなのかな。
うん、いや本当にそうで、なんていうんだろうな、本当にただ形の組み合わせだけなのに風景だったりとか、人の動きだったりとか、空気感っていうのがめちゃくちゃはっきりと伝わってくる絵で。
ただもう、シャークさんも知らなかったように全然有名じゃないんですよ、ニコラド・スタール。
うーん、ニコラド・スタール、はい。
で、1993年ぐらいに一応日本でニコラド・スタール展やったことあるみたいで、その時のアートブックをなんとか見つけて手に入れました。
15:03
へー、すごいじゃん。
そうね、今年は本当に色々と美術展行ったんで、特に抽象画とか、アーティゾン美術館でやったアブストラクションっていう、本当抽象画だけを集めた展示とかね。
そういうの見に行ったりとか、結構したんで抽象画にいっぱい触れたんですけど、ニコラド・スタールが僕の中ではベストでしたね。
へー、色んなアブストラクトな表現に触れたけども、そのテレドさんが抽象的なになんか惹かれてるっていうのは何か理由があったの?
そうですね、でも僕結構中学校の頃、言ったらお勉強くんタイプだったんで、教科の勉強をめっちゃしてたんですけど、美術のテスト受けるときに美術の教科書も結構端から端まで全部読んでて、
やっぱりその抽象画の絵と作者の名前とか、結構今でもちゃんと覚えてて、美術館に行ったときに、「あ、知ってるぞ!」って一番なりやすいのが抽象画だったんですよね。
おー、なんかその時から勉強として覚えてるっていうのはあると思うけど、絵としてもビビッとくるものがあったんだ、中学校の時から。
だから、たぶんそういう都市の知識、例えばジャクソン・ポロックがアクションペインティングでやっててみたいな、そういううっさらと全体の知識があるから入りやすかったっていうのはあるんでしょうけど。
なるほどね。全体図が見えてると、「あ、この流れのこの辺の人なんかな?」逆に、「全然関係ない人なんだ。」とか、「あ、ここに位置する人なんだ。」とか、ちょっと一つ視野が見えてると見やすかったりするよね。
そうですね。あと抽象画だと、ロックにも近いところがあるなと思ってて。
うーん、なるほど。
例えば、ゲルハルト・リヒターっていうドイツの抽象画がソニックユースのデイドリミネーションに使われてたりとか。
あとは、ストーン・ローゼズのジャケットも明らかにジャクソン・ポロックのスタイルをショーン・スクワイガンを真似して描いたりしてるんで。
あ、セカンド・カミングか。
あ、セカンド・カミングもそうだし、ファーストも一応レモンの文字のバックのところは完全にそれを意識したことをジョン・スクワイガンがやってるんで。
だからやっぱりそういうところもあって、接点が多いよね。
確かにな。そういうロックバンドあるよね。やっぱりでもヨーロッパだよね。そういうのってどっちかというと関係あるんで、ロックバンドの。
確かにね。
僕ら大好きな80年代のインディーレベルたちとか、それこそファクトリーとかさ、そういう意識があるやんか。デザインもかっこいいし。
だからすごくね、画家のスタイルによるけど、アルバムジャケットガンみたいな感じる。
さっき名前出したあのゲルハルト・リヒターがやってるオイルオンフォトって言っても、写真の上にそのまま油絵具をバーンって乗せるっていうスタイルの絵があるんですけど。
18:01
そういうポストパンクとかロックバンドのジャケットの雰囲気好きな人からしたらもうめちゃくちゃ撃ち抜かれると思う。すごいかっこいいんで。
わかるわかる。でもやっぱ、僕もさ、その80年代の特にイギリス、ヨーロッパ周りのレーベルのレコード。
レコードっていうアートが好きなのも、やっぱあの辺のアート性っていうのにすごい惹かれてるっていうのがやっぱあるんだよね。なんか僕からするとやっぱパンクっていうかさ、物としてもこう、こういうもんだよっていう、象徴してくるっていうさ。
パブリックイメージリミテッドのさ、あのメタルボックスって、銀色のカンカンに入ってるってやつがさ、マジかっこいいやん。
いやそうよな、なんかやっぱこう、プロダクトというか、こうフィジカル全部含めてアートになってるっていうのがいいですね。
えーあれなんだっけな、寝てこないんだけど、ファクトリーだっけな、ファーストプレスあるやつのサンドペーパーみたいな、あのヤスリの加工みたいになってて、だから棚に入れようとしたら横にあるレコード傷つけるっていうさ。
すごいな、なんか。あれなんだったっけな、万能や。
いやなんかその感じとかやっぱ痺れるよね。
そうね、だからなんか抽象化って一番その発想が自由だし、なんかさっきそういうそのファクトリーのレコードみたいな、なんかいや、こんなことやっちゃうみたいな。
ドゥルッティコラムのファーストだわ。
ドゥルッティコラム、へー。
そうそう、紙ヤスリでできてるっていう、イカれたな。やっぱでもあの辺ってなんか80年代のヨーロッパとかだよな。
うーん、そうね。
心のすなじ。
私はですね、ジャンルとしては演劇いっぱい見に行ったなっていう1年ではあったんだけど、一番良かったのは何?って言われると、ほんまに一番人気のある一番チケット取れなかったものが一番面白かったっていう。
へー。
正直あんまり面白くない結果になっちゃうんだけど、野田マップっていう野田秀樹の舞台で高橋一世と松高子とたべちゃんとがま主演みたいな感じで出てるんだけど、他の脇の人もものすごいオールスターしか出てないみたいな演劇だったんだけど、が一番良かったっていうね。
なんかこう実は短期間ここでやってたやつがベストやった的なことは意外となかった?
もちろんそれぞれあるんだけど、やっぱその、むしろすごいいちも北沢のちっちゃいところとかも結構頑張って見に行ったんだけど。
何が一番良いって感じるんですか?全体ではあると思うんだけど。要素が多いじゃないですか、演劇って。
そうねー。そうねー。まあでもやっぱ厚、厚というか重厚感みたいなもんなんかな。
21:16
この重厚感っていうのがメッセージであり、表現であり、演出であり、セリフでありみたいな、まあ多分いろんなものがすごい際際に詰まってるみたいなさ。層になってるみたいなものを感じるのよ。
なるほどねー。
やっぱそこが、いわゆる若い劇団であり若い表現みたいなんて、そういう一転突破のさ、スピードみたいなもんはやっぱそういうみずみずしい若い人の方がやっぱ強いなと思ったり、
ちっちゃい場所でやるところの方が伝えたいものとか表現したいものの速さみたいなのをすごく感じるから、すごい興奮しやすいっていうか、
すごい自分の中に飛び込んできやすいみたいなものが多かったなっていうふうに思ってるんだけど、ベテランの人たちがやる、けども、言ったら160キロ投げようと思ったら投げれるよっていう。ただ毎回160キロ投げなくてもいいからみたいな余裕もあるし。
あー。
でもこの余裕って言っちゃうとあれなんだけどなー。
まあ適切な圧をコントロールしてる感じ。
うーん、まあでもね、100は100なのよ。
うーん、そうっていう、なんかまあその辺のなんか駆け引きみたいなんとか、もう見ててすごいスリリングだったし、
まあ没頭できるし、これがまあ日本で一番すごい演出家の人がやる劇なんだなっていうのが体験できてまあ、最後残るのはもう溜息みたいなしかないみたいな。
いろいろ、もちろんメッセージとか表現してるもので考えることとか食らうもんあるんだけど、なんていうか、ほんまに体験者としての感覚としては、いやまじで圧巻しかないなみたいな。
はあ。
感じ?
いやー、まあすごかったね、ドラマアップは。
次もまあ絶対、絶対行くなーみたいな。
たぶん生きてる限りこれは見なあかんなっていうもうやっぱ感じだねー。
うーん、とかかなー。
まあまあね。
まあでもそうかなー、いろんな見たしいろんなこと話せるけど、結構まあ映画も漫画も、漫画も結局吉永文人の新刊が出たんすよ。
魂と天音っていう。
ああ。
うん。
言ったらこう、愛すべき娘たちみたいな感じのすごいのが出てしまったっていう。
24:05
それは結構ベスト入ってくるレベルの。
まあすごいね。
その読み終わって、やっぱ吉永文人スティルナンバーワンってつぶやいたんやけど。
まあやっぱ吉永文人スティルナンバーワンだなと思ったね。
もうこの人が一番すごい漫画を描く人だし、今もそうなんだみたいな。
比べるもんじゃないとは思うんだけど、なんかそう思うっていう感じ?
なるほどね。まあ世間的にも結構ほんまに傑作って感じの反応。
あんまり評価見てないけど、まあそうなるだろうね。
うーん。
うん。買ったほうがいいっすよ。
買ってみますまた。
映画も結局やっぱベテランの人のほうが良かったなとかなっちゃうからさ。
結局やっぱ1位フェイブルマンズかなって俺思ってるし。
あー、なるほどね。
しかもその来月にはリドリー・スコットのナポレオンとかさ、あるわけよ。
これも多分やばいし、スコセッシの新作もめちゃめちゃやばいのよ。
あー、キラーズ・オブ・ザ・フラワー・ムーン。
うん、もうめっちゃおもろいのよ。
えー、ちょっとまだ見てないですけど。そっかー。
その70年代とかデビューしてる人のやつがなんか結構来てて僕の中でも。
うーん。
まだこの人らのものがいいと思うなっていうさ。
まあっていうかどっちかっていうとなんかそういう腰を据えた人のものみたいなのをちょっといいなって思う1年だったんかなと思う。
あー、なるほどね。自分の需要のタイミング的なものもある。
うーん。っていう感じはしてるかなー。
うーん。
まあ僕は結構映画はフェイブルマンズもめちゃめちゃ最高でしたけど。
まあでもベストあげろって言われたらまあもう話しましたけどエブエブになってくるかも。
あー、エブエブ。
うん。
ちょっとこうさ。
うん。
パンチめっちゃ強いやん。
そうね。
色々見ていったらさ、なんか評価ちょっと下がってきそうな感じの。
あのベストに逆にあんま入りにくいタイプの作品なんちゃうんかなって俺思ってて。
今年の映画ベスト10とかにあんま入れる人おらんのちゃうかみたいな思ってて。
まあね、それは分かる分かる。そのじわじわいい映画だったなとはなりにくい映画だと。
そうそうそうそう。
でまあ結構その見た目のインパクトとかさ、お下手な部分が頭に残りやすいから。
なんとなくそうはなるかなとは思うけど。
でも僕はエブエブよかった。
エブエブ。
だけどな、その今年やってない映画で単純にたまたま今年僕が見たっていうタイミングっていうだけで言うと、
まあ僕はマリジストーリーがベストだったんですけど。
マリジストーリー。
ほんまにちょっとあれは生涯ベスト3に入るレベルでよかった。
27:01
うえー。まあいい映画ですけどね。
まあでも今年やった中で選べって言われたら僕はエブエブ。
エブエブか。
まあスパイダーバーストはちょっと続編やったからちょっとあんまり考えにくいかな。
まあでも映画表現とか、押せって言われたらやっぱスパイダーバーストになっちゃうけどな。
そうね。
最後さ、スパイダーバースの脚本やってたピルロードとクリストファーミラーのプロデュースやってるコカインベアってやつも一応見に行ったんですけど。
見たよ俺も。
見ました。
僕ちょっとコカインベア全然やったな個人的に。
面白かったけどなコカインベア。
確かにその家族感みたいなものは結構感じたけどね、スパイダーバースと同じような匂いを。
はいはいはいはい。
あれじゃない?21ジャンプストリートとかさ、あっちのピルロード&クリストファーミラーの実写の方を見てたらなんか、ああはいはいっていう感じがしてたけど。
ああ。
うーん。やっぱちょっとアニメーションとそっちでやっぱ違うからじゃない?みたいなのもあるかもしれない。
まあそれも含めて最近結構ああいうちょっと結構ベタをやるノリみたいなのが年々ちょっと見れなくなってきちゃってるなと。
はいはいはいはいわかるわかる。
あの、おばちゃんめっちゃ強いとか、なんかこうギャングが意外と泣き虫とかさ、そういうちょっとアメリカのコメディ的なものが僕ちょっと年々ちょっとね、単純になんか見る体力なくなっちゃってる。
お約束なんはわかってるけどっていうやつね。
うーん。
いやでもなんかあそこでやっぱさ、いやーやっぱこういうのが最高よなみたいな感じで楽しみたいんやけど、ちょっとまだそんな需要が育ってないっていう。
まあまあでもそっちってやっぱこう映画秘宝的なノリってかさ、まあそれも難しいよな。
俺はなんか過剰接待かなとも思っちゃうけどね。そんなお約束的なもんで。ジャンルムービーにおけるそういうやっぱこれがあるから最高だよみたいなんとかさ。
ああ。
どうなんかなとも思うけどね、同時に。
まあなんかそれをやることによるハードルの高さも多分生まれてはいると思う。
まあまあね。
それやってらいいもんじゃねえよみたいなね。
そうねー。いろいろね、ありますね。まあまだまだ来年も楽しみなもんがまだまだ残ってますからね。
あとまだこの収録段階ではあれですけど、性欲映画家っていうのもありますよ、実写の。
ああ、そうや。ちょっと見るの怖いけどな。
予告が見た限り良さそうだったけどな。
まあ良さそうではある、確かに。
うーん、まあこれはもう見に行くしかないですからね。
まあさすがにあの議題というかあのテーマで変な作り方することはないとは思うけどね。
ないとは思うけどね。
あとはね、アニメ映画やっぱり今もアニメ映画ばっかりやねんか。東宝シナマトかかってんの。
ほんまに多くて、その東宝はアニメと侵入していくってことを決めたんだなっていうことをすごく思ったんだけど、予告とかでも。
30:09
まあ別にアニメももちろん好きだからね、別にいいんだけど。
岡田まりのさ、幻工場。良かったっすね。
何やった?マッパーでしたっけあれ。
マッパー。
予告はなんかすごい印象的やったんで覚えてるけど、良かったんやあれ。
良かったよ。岡田まりさんってあの花とかの脚本家でずっともともと出てきた人で、あの心が叫びたがってるんだとか。
最近はもう監督もやられて、監督で前、サヨナラの朝に約束の花を飾ろうってやつをやってて、それも結構良かったんだけど。
監督としては2作目って感じなんだけど。
俺正直ね、あの花とか、当時めっちゃ衝撃だったし、流行ってたけど、なんかあんま好きじゃないのよ。
心が叫びたがってるんだとか、新作が出たら見に行くし、なんだけどあんま好きじゃなかったんだけど、今回のは本当に良かったなって思った。
なんかちょっとスタイルというか、なんか変わった部分がありました?
多分ちょっと変わったとこが、やっぱすごい芯の部分は変わってないと思うけど、
それこそね、なんていうかな、僕がアニメの作家の人に感じやすい、例えば新海誠とかにも感じるし、宮崎駿とかに感じる、なんやねんって違和感があるんやけど、
そこに対するちょっとアンサーっていうか、アニメーションが抱えるさ、やっぱ曲を描くことみたいな問題ってあるやんか。
アニメの中ではよくあるノリじゃないけど、よくあるやり取りとかコミュニケーションみたいなのって、現実に使えてみると不自然やったりとか?
表現っていうか、アニメーション作家が自分に向き合った映画を作ると基本的にオタク批判とかになるのね。
ああ、そういうことですか。
うん、になるし、その虚構というものを作っているっていうことに対してどうするかみたいな話になっていきがちなのよ。
ああ、そういうことね。虚構が果たしてどこまで与えられるのかっていうことにね、やっぱり。
だし、それはもうスズメモノ・トジマルもそうだったし、君たちはどう生きるかもそうだったと思ったんですね。
そうだね。
アリストテルスの幻工場は、そこに対するちょっと何歩か先行ったなっていう感じがして、僕は。
ああ、そうなんだ。
で、なんかその岡田まりさんからそういうものが出てくると思ってなかったから、もっとそれこそエモーショナルな作家さんだと思ってたから、
なんか、いやでもこの人はすごい人のことを考え続けてこういうことをやってきたんだなみたいな。
逆にアリストテルスの幻工場で過去作の評判も上がるっていう、なんかちょっと変わったパターン。
33:04
ああ、なるほどね。思ってもない、実はそういうことをずっと考えてたんやっていう感じが出たんや。
そうそうそう、僕もそれこそ10代の時とかに出会ってる作品で、ひねたところもありながら見てるからさ。
そういうのをちょっと整理できた感じもして、よかったっすね。そんな話題になってなかったけど。
そうか、ちょっと見に行こうか結構迷ったんですけどね。そうかね、言っちゃったからよかったですね。
あの、岡田まり作品は大事なところで花が映るんですよ。
ああ、そうなんだ。
で、それをどこで花が映るかっていうのをね、気にしながら見ると面白いよ、岡田まり作品は。
その岡田まりさん的なハイライトというか、大事なシーンはここや、っていう位置々が広がるみたいな。
分かるし、その花に多分花言葉とかで意味が込められてるのね。
まあそれは絶対そうでしょうね、花が出てくるってことは。
でも俺は花のことは分からんから、毎回なんかそういうことなんやろ、っていうだけで答え合わせをしたことはないんやけど。
まあ、そうそうそう。
編んでみていただければなと。
まあそんなとこですかね、いろいろまあいくらでも話せますけども。
僕の中でちょっとどうしても言っておきたいことがあるんで、一つ言っておくと、僕の日本で一番好きなスナックが今年だけ限定復活したんですよ。
はい。
はい、魔王ジョロキアっていう。
そんなスナックはない。
あります。
暴君ハバネロのライバルとして、僕が中学ぐらいの時に一時期だけ売ってた魔王ジョロキアっていうのが、暴君ハバネロ20周年記念として今限定復活してるんで、見かけた人は絶対買ってください。
暴君ハバネロと違って魔王ジョロキアは何がいいんですか?
あのね、これほんまに今後一切出てきてないと思うんやけど、辛くて酸っぱいんです。
あー。
だからトムヤム君とか好きな人絶対好きやと思います。
レモングラスとかそういうのが入ってる。エスニックっぽい感じの味の。タイ料理好きな人絶対好き。
結構ね、本当話題というか好きな人多かったはずやねんけどね、なぜか売らなくなっちゃったんですけど。
へー。
今年だけ復活してるっぽいんで。
本当だ。13年ぶりに降臨って書いてますわ。
分かりました。ちょっと見てみます。
はい。
はい。まあ今日はね、以上という感じで、ぜひともリスナーの皆様のベスト3教えていただければと思いますので。
はい。
お便り概要欄からお待ちしております。
ごきげんよう。
35:52

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