この番組心の砂地は様々な文化や日常の気づきをヒントに考え続けることで言葉の記憶装置を目指す教養バラエティ番組です私シャークくんです今回は本を読んで話そうというエピソードにしようと思っておりましてゲストに来ていただいております
ポッドキャスト番組上京ボーイズのコブトリさんですどうぞ コブトリですよろしくお願いしますよろしくお願いします会が来ていただいておりますけれども
久しぶりということで久しぶりです多分3回目の登場でございます まあいろんな話をしてるんですけども
コブさんとは前回から本読んで話しましょうやと同い年なんですけどね 私シャークとコブトリ91年生まれで同い年なんで
前田敦子と石川涼も一緒ですね 石川涼忘れがちなんだよないっぱいいますよ
そんな中でですねまあいろいろまあ私は関西京都の出身でコブさんは高知の出身で 今は関東東京だったり関東周辺にいるという2人なんですけれどもいろいろ減ってきました
1回高知帰ったり1回俺も病んだりとかね そんな中でまあ2人とも本も読んでるってことなんでこんな読んでいろいろ今考えてるよ
とか こんなこと話したいなぁみたいなことを引き続きやっていきたいなというのが今回で
ございますはい でえっと今回の戦書はですねコブトリさんから提案いただいた本でございます
井上新平さんの強いビジネスパーソンを目指して鬱になった僕の弱さ講ということで ダイヤモンド社より今年2025年3月に発売している本ですね
だいたい300ページぐらいの本で これちょっとコブさんから選んでもらった理由っていうのは簡単でもいいんで教えてもらえれば
なと思うんですが はいこの弱さ講というのは弱さを考えるで弱さ講なんですけど
なんかねピポとか youtube 動画を見てた時に
この著者の井上新平さんが出てて こういう本出しましたみたいな話をしてたんですけど
でまぁ中身としてはニュースピックスの編集長をやってた人がちょっと頑張りすぎて鬱になってその
しんどさを人文地で解きほどしていくみたいな話で これは結構当時意識高い系だった自分にも当てはまるし
やっぱそういう人も無理して人文地とかに癒されに行くんだなみたいな 1個のサンプルとしてすごい興味があるなと思って
手に取って読んだらビジネスと人文地どうしていくかみたいな話にも接続できるなと思ったので
このねカルチャースーパーカルチャーゴリゴリラジオの心の砂地でですね
珍しいちょっと意識高いとかビジネスっぽい話ができれば面白いかなと思って 読んでさせていただきました
ありがとうございます 今例えばこぶさんはバリバリITベンチャーにいてぶん回してますという感じの人ではないよね
そうですね 今現在僕はフリーのウェブライターなどをやっており
ぶん回してるというよりは緩やかに働いてるみたいな感じですね そうねコツコツやってて
ただ僕たちが20代の時とか働き出した時に言ったらこの編集長されてたようなニュースピックスだったり
今言ったようなピボットだったりとかの動画メディアになってるところにそういうものは受け継がれてるなという感じがするんだけども
そういったところにすごく影響を受けたし けれどもこぶさんも言ったら同じようなね
そんなベンチャーゴリゴリって言われればJTC系のパワハラの世界の中でどう働いていくかっていう上で
そういったビジネスショーとかに出会い 意識高い系みたいなものをインストールしつつ
めっちゃ仕事と距離を取ったりとかね 全然働かない時期があったりとか そういった中で今はそこそこ働いてる
みたいな感じだね こぶさんはね そうですね僕はさっきシャークさんが説明してくださったんですけど新卒でテレビ局入って
ちょっとしんどすぎて半分打つみたいな感じで辞めて その時にブロガーブームがあって
それとこうするようにニュースピック系ですよね あのミノワさんとか編集者の
うん 言動者のね あそう死ぬこと以外かすり傷とか あとキングコングの西野さんの
革命のファンファーレとかがすごかった時期に僕もビジネスショーめっちゃ読み始めて 2年ぐらいこのどっぷり使ってたところの
まあレーベルがニュースピックスだったんでそういうのを作ってた人っていう感じですね 井上さんが
だから当時のこの辺の空気感っていうのをまず伝えるのが俺ら世代じゃないか 分かんないかもしれないんだけど
シャークさんのこのラジオに出させてもらった時は 俺がどうやってブログを始めてどうやって山奥に行くかみたいな
革命に語った回が前回あったんですけど マジでねそのカルト教団に入る若者のドキュメンタリー聞いてるみたいだった 自分でも
いやいやマジでそうだからね その時どう思ったみたいな どういう考えで入ったみたいな
ぜひね誤解にあるんで聞いてくださいそれも
まあでもそのあながち例えばそれが僕より20年前上の世代とかは90年代育ちの人とかは実際信仰修行とかに行ったブームだったから
そういう人がいたから まあおかしくなかったよねみたいなところはマジであるっていうのが面白さでもあり怖さでもあるってとこだね
本当にそうですねこれが2025年現代だったらもうちょっと思想的なものかもしれないし もしくは推し活にめっちゃハマってたかもしれないし
2017年とか6年ぐらいの雰囲気だと意識高い系とかブログ 企業ブームとかだったのかなって気がしますね
っていうのが実際に流行ってまぁそこが例えばもっと年上の人は俺 今そういうんじゃないしなぁみたいなそんなことやんないだろうなっていうので距離取れてるとか
もっと下の子とか全然上の話だからだからもろにそれを食らってるのは俺ら世代で その時の空気だからまあそういうものが行けてるとされてたし本屋さん行けば
そういったビジネスショーまあそれこそニュースピックスの出版レベルができて そういったもんが中で毎月新刊が出るみたいななんかそういうんだったよね
ありましたね月1本作るみたいなのが多分ニュースピックスのやってる 最初の動きやったら
そうそうまあまあその辺も実はさん仕事だったりするんですけども なんかそういう
ものがまあそれこそ別に変わった人とかじゃなくて 社会人になって2,3年目の俺らからしたら
なんかどう働いていくんかとか全然うまいこといかないとか普通にハラスメント ガンガン受けまくるみたいな中でじゃあどううまくやっていくんかっていうのを一番先に
手に取るものがそういったビジネスショーだった そうシャークさんねよくず言ってくれた多分
意識高い系とかビジネス書とかをめっちゃ読んでる人に対しての カルチャー好きな人の目線
僕がちょっと勝手に考えるに花束みたいな恋をしたでカルチャー大好きだと麦くんが ビジネス書を手に取るみたいな
はいはいあのショールームの前田のメモのマルクっていう本を手に取ってるんですよ 剣刀者かなあれを結構ホラーとして書いてるなぁと思ったんですけどなんかあれが
結構そのカルチャーから意識高いの目線なのかなと僕思ってて でも中の人はなんかこう
生きてるとかオラついてるじゃなくて結構ずつ言ってたりうまくいかなかったりして なんか真面目にどうしたらいいかわかんないつって本屋に行って仕事ができる方法というのを手に
取ってるみたいな人も結構いた印象ありますよそうそう もちろんそのなんか港区とかでガンガン遊んでる兄ちゃんみたいな
それこそ新卒から it ベンチャー入ってみたいな人の読む本としてもあったんだけど 僕の見た周りではステロイドだね
筋肉臓兄弟としてそういうものを手に取ってその強さみたいな 強いビジネスパーソンというものをなるための筋肉臓兄弟として手に取ってたという
まあ何万分何十万部って言われてますからメモのマルクとからへんとかもねとかって やっぱりそういう人がメインだったと僕は持ってる
うーんっていう時代の編集長が実際にやっぱそのものすごいスピード感の中で まあ完全な図状体になってという
でだからそこから立ち上がっていくまあなんでそうなったのか で自分がこういうコードだったのかどういった考え方があるのかっていうのはまた
勉強ができるからいろんな本を読んでいった中のものをいっぱい引用していろんな言葉でこう こういう人はこう言ってるしこういう考え方があるんちゃうかっていうのをいろいろ
出していく本っていうのが本聴なんですね そうしかもその持ってくるのが
ビジネス理論とか経済的な言葉じゃなくてどっちかというと思想とか哲学の本を読んで そっからこうじゃないかなみたいなのを自分でこう
検証していったりとか試していくみたいな感じの解き方っていうの結構印象的やったな そうそうそうで面白くてまぁこれはだからそれこそ俺はじめビニュースピックスから出てるのかと思ったら
これはダイヤモンド社から 面白いんだよなそこがそうそうそうでダイヤモンド社って確かにまあビジネス書で有名なとこ
なんだけど そういう俺が唯一読んでる系のビジネス本的なもんでだいたいダイヤモンド社なのよ
はいはいどういうのがあるの 例えば作間さんのビジネス本みたいなやつあったやんか仕事のやり方とか
最近去年ぐらいだった 多分ダイヤモンド社が唯一ちょっとだからカルチャーっぽい人とかを引っ張ってきつつビジネスっぽい落とし方みたいな
だから人文地またのビジネス本みたいなの多分一番上手く出してるのがダイヤモンド社なんだよね
まあまあそういう意味でもなるほどなぁと思ったし そうじゃないバキバキのビジネス本みたいなの僕もちょくちょく周りがいるからなと思ってどういうこと考えてんやろうみたいな
漏悪的な趣味でもありまあ本気で学べたらいいかなと思いながらもちょいちょい 読んでた時期はあるんだけどああいうのって
それこそタイトルに何何が9割とか何何本とかって一つの槍で全部くるやんか だから180ページぐらいあるんやけどもう10ページぐらいしか言ってる内容ないやん
タイトルをなんかもう20例ぐらいで言ってるだけみたいな そうそうっていうのがあるんだけど多分この本は意識もされてると思うんだけど
まあいろんな言い方いろんな引用が出てくる からさんだから若干だからここと言ってることは当たるんちゃうかみたいな
ここも言ってるこうも言ってるからこうちゃうかみたいな だからその弱さを考えるってことはもしかしたらこの理論とこの理論を引用してくることは
相反することになる本全体で見ると だけどもいろんな言葉でいろんな引用だでいろんな人文地をやって言ってくれることで誰かには
なんか響くんちゃうかここで響かんかってもこの章のここは響くんちゃうかみたいな とかで貫ってるのはやっぱその社会の仕組みとか
自分っていうよりは歴史とかそういう昔のものの構造のせいでなってるんだよって 意識ががっつりあってだからこそ歴史の中で考えた人がいるよっていう
小舘だったりそういうものでいろんなことを教えてくれるっていう本だったんで この辺はね僕の考え方と非常に近いし
なんか正直読んでもうちょっとそのねニュースビッグスの人だったらまあ多分結局 弱いやばいみたいなどうしようみたいな
一本矢で来るんかなと思ったらいろんなねあの器が出てくる感じの 料理を楽しんだみたいな感じだったんで
よかったですね普通に 嬉しいねその僕も同じようなことを考えてるからそうだよねみたいな感じの
読書体験だったなっていう感じですね 確かになんかそのビジネス書とか自己啓発はメモの魔力とかだと
メモを取るのが大事ですなぜならばっていうのを一生言ってるんだけど これはなんかこう1個 a っていう意見があった時に
でも b もあるし c もあるしいろいろやってみて b がいいかもねぐらいなのを ちょっとね物語調というか時系列でやってくれるんで
なんかね悩んでる主人公と一緒にこっちも悩むみたいな感じなんですよね 確かにだから説教臭さもないしまあそれぞれ
シャークさんがさっき言ってくれたみたいに引っかかるポイントがあって なんかここだけちょっと参照してみようかとこの考え
自分も深掘ってみようかなっていう読み方ができるっていうのは まさにこの弱さこうというか考えている過程を見てるからの
まあそういう本でかなり良い構成だなってありますね いや本当にそこはすごく好印象だったし
まあこれはを例えば20代のうちとかに読めるのはすごい良いことなんじゃないかなぁと 読みやすい文章だし
っていうのはもう単純に いい本だなぁと僕は思いましたね
いや嬉しいですね まあなんか1点気になる点としては私として言っとかなあかんみたいなシャークとして言っとかな
っていうのであると その弱さっていうものの構造とかビジネス的な視点
強いビジネスパーソンっていうものになんでそうなったかっていうことを歴史的な 流れだったりとか考え方今までどうしてこういう考え方なんのか
とかいうことを出してくれるんだけども1個なんかちょっと俺が片手落ちだなぁと思ったのは 男性性の話もうちょっとあった方がいいだろうと男だからちゃうかっていうところは
すごく思いましたね はいはいはいうん
あるそこの男性性ゆえのマッチョさみたいなまあマッチョって言葉だったり まあそのちょっとそこに触れるような言及がないことはないんだけども
多分載せるか載せないかで削ったとこだったと思うんだけど なんかそのもうちょっとかっこつき男だからこそしんどいっていう性があると思うと
いい本だったなあというのは思いましたね なるほどね確かになんでしんどいかっていうのを考えていく上で
まあ新自由主義であったりとかあとは日本社会って議論したりとかせずにみんなでいい 感じに進めていくっていうのだから
アメリカとかヨーロッパ式のガンガン議論して前に進めるみたいな今のスタイルだと みんなしんどくなっちゃうよみたいな感じの結論だったので
シャークさんの言ったまあ男性性みたいなのは正直その出てきてはないね そうそうそうなんかそのしんどさにもいろんな種類があってダム構造自体にしんどさを感じ
てる人もいると思うんだけどその中の自分の中身の扱われ方みたいな 自分自身のアイデンティティ的なところっていうところがしんどいって言う人も多分
体的なその仕事としては理解してるよみたいな でやろうと思えるよそこには対応できるでも自分のアイデンティティが消費されてる
男というものを求められてるみたいなところがしんどいっていう人も結構いるん じゃないのかなって僕は思うのね
うんうん うんがあるなんかそこの話っていうのも井上さんのそのしんどさがそこにあったから多分そこは議論に上がらなかったという
まあでもいろいろ考えたからそこには多分あったと思うけどね そこが入るとちょっとそのジェンダー論的なところにも言及しないといけないんでより広がっちゃうんで
その辺はオミットしたんだなっていうふうに僕は受け取ってるんだけど なんかそっちも書いてほしかったなぁとは思いました
なるほど うーん
そういう話もあるんじゃないかなぁとは思ってるってそうかなぁ
でですね 著者の井上さんの紹介をしましょうか
同世代なんですよね1988年生まれ京都大学総合人間学部卒業
ディスカバー21という会社を経てダイヤモンド社に 入られましてその後2019年ソーシャル経済メディアニュースピックスにて書籍レーベル
ニュースピックスパブリッシングを立ち上げ総監編集長を務めたと だから新卒課のディスカバー21に入られててダイヤモンド社っていうとこなんでまぁ言ったら
ビジネス自己啓発系の流れの方ですね あのディスカバー21って言うとちょっとパッと分かりにくいかもしれないですけど
多分俺ら世代とかだと彫薬ニーチェの言葉とか あったなぁ
地元の異様に並んでたぞそれ 見たでしょビリッジバンガートとかでもめっちゃ売れた本の中に入ってたんじゃないかなこれ
とかあとカズマカズヨさんの本とかですね こんにちはカズマカズヨでございます
いや分からんねえんだよそれ こんにちはと自分の名前の言うスピードの落差が早すぎて緩急すごい
カツマカズヨのモノマネでした ユーチューブをねやってるっていうなんでカズマカズヨさんのyoutube見てんすか
コブさん いやあれねめっちゃおもろいぞ
マジでみなさん見てくださいすごい短い こんにちは カズマカズヨでございますっていう短いんですよね
挨拶の部分 そこが一番面白いんでぜひ見てください
中身だろ まあねカズマさんってあれやな経済系の株とかの話をされてんの今も
えっとねあんまり実はそこしてなくて もう違うタームに入ってんだ今
もともと経済評論家とかでそれこそ株の話とか 世の中の経済の話をしてた方だと思うんですけど
今はもうそこがそぎ落とされて 人生の幸福度をどう上げるかみたいな話をしてて
そうなってんだ そうでごめんなさいねこれみなさんが
大事大事大事 大阪王の話しろって思ってるかもしれないですけど僕一番好きなのが
カズマカズヨさんいろんなこと提唱してるんですけど日々実践できること 家のお風呂を温泉化するっていうのがあって
家のお風呂っていうのは何回入ってもいいんです 温泉のように使いましょう
私は1日5回入りますとかっていう回があって 入りすぎだろ
それが一番好きだしそのコメント欄とかも結構 目から鱗ですみたいな感じで
なるほど私は7回入りましたみたいなコメントがつく
やっぱすごい今も熱心に支えられてらっしゃるんだろうな いろんな方に
いやでもやっぱそれもさ やっぱあの時バキバキだった人って
どっかからコロナぐらいから転換して休むっていうのに みんな言ってんだよね
確かに そうかも
そうそうそう だからあの美濃和さんとかもさ
なんかサウナの本作ったりもうなんかそっちに行ったやん
あーそう美濃和さんもそれこそ2017年とかあのあたりは
バキバキ死ぬこといざ意外かすり傷 みんなやりまくれみたいな感じでしたけど
今はなんかこの何て言うの中年の危機みたいな ちょっとアイデンティティクライシスでしんどいみたいな
よく話してるもんね
いやそうそうそうそんなんでね
まぁユーチューバーと不倫したりとかね 権力者のみとか言って
角川の上の人らとかホリエモンとかと遊んだりとかも 最悪ですけど美濃和剛介なんてもんは
すごい
大嫌いですけども基本的には
でも見るところはあの人がになんかその いろんなもんが詰まってるなっていうので
なんかこう見てる人ではあるんだよね ほんと
ちょっとこう時代の一歩先を行く嗅覚みたいなのもあるよね
あるあるあるし
だからそのいやだからどっかで多分そういうこと 言い出すだろうなとは思ってたのよ
ミドルエイジクライシス的な方向に行くだろうなと思って 実際そうなったんだけど
それはだから今休もうみたいな半身で働こう みたいなまあ三宅さんのね本みたいなんとかで
あの時バキバキだった人らが何かそういうふうなことを10年経って言い出すよう になったっていうのはだからこの本も言ったらその10年後に自分の弱さという
実際にご病気になられたりとかして弱さということについて考えたっていうことは 彼にとっては身近な問題だったし大きなことだったと思うから
ちょっとその辺は一緒にしちゃうとね美濃和さんとかの意識と一緒にすると ちょっと違うかなと思うけど
ただそういう流れが来ていてこういう本が出るっていうことは間違いないんだろうな っていうのはすごく思うんだよね
なんかこう疲労社会とかどういうふうに休めばいいかみたいな 全体の流れがちょっと書店とか行っても休む系の本多いもんね
そうそうそう半分系とは思うよ 死ぬこと以外か外れ傷的なこと言ってた奴がさ
それで煽った奴らの負責任何も取らんのやとは僕はそう思うわけ
僕そこ結構思ってて 意識高いブームの時に当時あったのって大企業じゃなくてベンチャーっていう価値観があったんですよ
あったね 一番ダサいのが大企業に安定をとっていくやつ
一番かっこいいのが新卒で起業したりフリーランスになるやつっていう特殊な価値観が2年間ぐらい横行してて
あったね その時にそのキャリア選択をした人って僕も含めいっぱいいると思うんですけど
その後人生は続いてそれぞれ仕事をして今当時言ってた人たちがひっくり返るようなことを言ってるのを見た時に
発信責任とかは問えないけど受け取り手としてマジで気をつけないといけないなっていうのを思いました
いやそうそう それは本当にそれで熱狂したやつっていうのがそういうお客さんだからっていう部分はもちろんあるし
全部が全部著者とかの責任家出版責任家っていうとまた別だと思うんだよねこういうのを提示したっていう
ただそこに巨額のお金が動いてそれで煽ってるわけやん その人生を変えろみたいなことを言ったんだったら
それは言葉の責任あるよねっていうでもなんかそんなことは全然考えてないような気がするんだよね
当時ニュースピックスとか源頭社三ノ輪さん周りの堀江門だったり西野だったりとか
ヒトラーが言ってたことってなんか今全然変わってるけども じゃあお前5年前言ってた言葉とは5年前責任とかっていう感覚がないんだっていう
でもそれは彼らの考え方からするとどんどん前に前にっていうヒトラーだから
いやまあそれは変わるだろうっていう論理で言ってくるからそのお客さんもそのまま めちゃめちゃ傷つけられてるのについてっちゃってるみたいなことが起きてんのは非常に
この弱さこう読んだことで10年ぐらい前の自分を思い出して その選択に後悔はないけど
まぁちょっとやっぱこう変に浮かれてたなっていうのはちょっと思いましたね 確かにまぁでも同時に20代とかまぁまだなんかこうやり直し
聞くうちにさ まあお互い僕私も小太さんも様多額の借金をさ
ブーブー言ってないですね だからまあまあ20代のうちに多少なんかさミスっててよかったなみたいな気持ちには
なるそれがまあリカバリーを聞く範囲のね なんか例えば今やったらさ闇バイトしても犯罪者になっちゃうとかだと
ブーバーしんどいけど結構きついねー そうじゃないのがまだなんかこう2017年代ぐらいのぐらいまではねゆるかった
なんとかなるみたいなうーん っていうとこだねなんかそういうことは思いながら今その動画メディアになってさ
まあピボットとかはちょくちょく見るけしなんか後回る25とかさもうな なんか全員おんなじこと言ってるけどね基本的な
そうなんですよ あれさあ出てる人も言ってることもなんとなく一緒で僕はそのたまに見たりするって
いうのはその本の著者の人とかが結構出てきて新刊の話とかするんで すぐ見るんですけどそれ以外はやっぱ当時あのバリバリあった人がなんか普通に
朝活して仕事するんじゃなくて友達と朝飯食いに行ったほうが人生幸せになるよみたいなこと 言ってて
そうそれはそうなんだけどさーそうそうなんかのフォーカピカの部屋でさあみんな なんであれ全員映画似てんねあれちゃうメディアなのにあれ全員一緒の奴が同じ取り方して
なんかもうちょっとなんかないんだろうなぁ ピンクやったらピボットかなみたいなそれぐらいの区分けしかないもうそうそうとか
ちょっとやっぱり白空とかはちょっと露悪度高いなぁとか思うからちょっとさすがに 見れないこと多いんやけどまぁそうですね今もでも面白いのがその当時やってた人たちがある意味
この時代の空気とか流れに合わせて動画に変えて中身も そのマイルドなんですよね相談とかそうねそっち系になってるよね
昔はもうなんかいいからもうバカなんだから黙ってやれよみたいな感じだったんですけど それである意味こう僕たちもやるしかないってなんかガソリンになってガムシャラになんかやるみたいな
でも今は昔だったらやれよって言ってたけどこの相談者さんのいろんな事情もあるから こういうのがいいんじゃないのっていうめっちゃ現実的なこと言って終わるっていう感じにしてるのが
やっぱこういうのがすごい上手なんだろうなって思いますね まあだからなんかそこにあるのはさやっぱ環境に合わせてるって事なんだよねこの本にもあるさ
強いビジネスパーソンみたいなのは環境とかに左右されず 常に個人というものでぶれないみたいなことを僕らが読んできたようなビジネス書とか
基本的にはそういうものをどうしたらいいかでそういうふうに仕事するにはどうすれば いいかみたいな
なんかそういうことを言ってた人らがめっちゃそのメディアによって人によって時代によって 言い方もその人自体も対応していくみたいなのを見せられると
ああそうでっかみたいないうところは俺らからすると見えるところがあるよね そうねやっぱその辺はその発信している人も受けても
10年ぐらい経ってるからなんとなくこう変わってきたのかなってなって 逆にそういうあのバリバリ感が引き継がれているのが
ジョージとか まあわかんないですけど メンズコッチね ブレイキングダウンとかなのかなって気がしますね 確かに確かに
別れてやってるもんね まあでもブレイキングダウンも水口誠司とかって堀江門とか
人脈だしみたいな なんか仲良い仲良い あの辺と言っていくと結局近いみたいな
いやおもろいですね まあ源流は一緒だけどそれぞれなんかこうちょっと ニュアンスというか音楽性が変わってきたみたいな
そうそう コブさんの場合はさっきも言ったけど強いビジネスパーソンになりたいっていうよりは
仕事が全然できへんっていう大前提から そのまあ増強祭としてビジネスショーとか呼んでまぁなんとかこうちょっとずつやっていこう
みたいな感じでやってるやんか だからいわゆるベンチャーでタワマンで高層ビルでみたいな記号みたいなって
なんかかっこいいなって思ってた? そうそれはね正直あんま思ってなくて 今おしゃれさんが言ってくれた
タワマン高層ビルだから丸の内とかわからないけど渋谷の大きいビルとか やたら地名で言うっていう
っていうのがあんまり正直なくてそれは いわゆるそのなんていうかなハイスペサラリーマンとブロガー界隈みたいなのが微妙に違ったよね
ちょっと違う確かにね 呼んでるもんとか見てるもん近いけどちょっと違うってことだ
そうあのねほぼ一緒なんだけど多分フェスとして集められたら同じ日に出るんだけど微妙に客層違うぐらいの感じなんですよ
なるほどねー そうで
ビジネスパーソンというよりはウェブフリーランスっていうのが僕は結構ドンズバでやってたことで
ノマドワーカーね そうそうそうそれってタワマンとか高層ビルとかじゃなくて
いやむしろ逆に田舎の空いてるカフェで朝からマック開いて優雅に働くっしょみたいな そっちの方がクールみたいな空気があったし
俺も実際にそういうのを朝から空いてるスタッフ入って得意げにマック開いてツイッターしてたな
せめてワードプレスとか開いてほしかったね いやもうめちゃめちゃツイッター見てたずーっと
おもろ だからちょっとねー
なるほどねー そうで
逆にさ俺はそのブログみたいなとこにずっといたから外からの視点っていうのはあんまりわからなくて
シャークさんは当時はバンドとかを結構やってたとき バンドバンドって感じかな20代半ばぐらいまでは
そのバンドマンから見た意識高いとかさ どんな感じだった?
まあでもねとにかくお金がなかったから シャークさん自身がってことね
そうそう自分自身がね バンドやっててとかでそのライブハウスとかで酒飲んだりとか
まあとにかくお金はレコード買いたいし楽器のローンあったりとかさ 俺ベストが早めに買ったからローンなかった側だったから
まだ本とかレコードとか買えたしちょっと余裕あったけど でもみんなそうだったからでもなんかそんな中で普通に
中古働くのはなんか無理そうだから だからしかしなんか方法でブログやったりとかそれこそパソコンを
地方とかライブしながらやりながら働くっていう方法はできへんのかなっていうのがあって だから
だからちょっと同じようなとこいたけど見てる世界がちょっと違ったんだろうね2人でね これはねすごい面白いところを言ってくれたなと思うんですけど
ミントさんの個人的なことはここで言うのもあれなんで ざっくりブロガーやった人がどういう人かっていうと
3パターンぐらいで 1パターン目が新卒で入った会社きつすぎて辞めてきた系
いわゆる僕みたいなタイプですね で2つ目が優秀すぎて独立した系
会社でやるより自分でやった方が稼げるから この人はめっちゃ少なかった正直
3つ目が 高学歴とか賢い大学生が休学してその期間でやっちゃうみたいなのもあるんですよ
そういう人はブログとかウェブフリーランスでやるっていう人もいたけど どっちかというとその経験を持ち帰って普通にウェブの大きい会社就職するとか
割と堅実に戻っていくみたいなのがあったから 意外とねその当時ブログやってたみたいな人の中にも
なんか憧れる方向性とか微妙に違うなっていうのはあったかも あー確かにかなりその辺はレイヤーが
またドキュメンタリーみたいになってるやん これはめっちゃ だから俺ら91年までだからそうなんだろうね
だからその時に俺らがブログやるぞとか そういうビジネス系なもんにアクセスするぞみたいな時に まだ大学3年4年とかだったら違ったんだろうね
そこでちょっとそういう社会みたいなもんに触れながら就活できたみたいな感じだもんね 俺らは一回こうバッキバキのもん食らって逃げた先にじゃあどうすんか
でてやってるから なんかこう切迫度が全然違うっていうか
そうもうなんならその休学中に例えば月に30万稼げたらもうウェブフリーランスとしてやってきますみたいなことを言ってて
実際それ普通にクリアしてもうあの就活やめましたみたいな その後もずっとウェブでやっていくみたいな
賢いなこいつみたいな人もちらほらいたね なるほどねー
その辺のさみんな例えばその後とかでも独立した知り合いとかいろいろいたと思う 企業をしたとかその辺の人だって今の
10年ぐらい経ったら2025年ってどんな感じだ いやねこれがめちゃめちゃおもろくて
それこそゆる言語学ラジオの堀本健さんっているんですけど もうもともとブログやってた人で
面白いブログを書くなぁみたいな人で 今やねあのポッドキャストとかで
そういうのもあったりとか そういうまあおもころ文脈的なインターネット芸人だったよね堀本さんはね
インターネット芸人の人と あとはインフルエンサーになったあのミニマリスト渋さんとか
ミニマリストブログをめっちゃ書いててで今も youtube でやってるとか あと普通にビジネス書を出した人とかもいるし
でもねほとんどそうなってる人は少なくてみんなね ひっそりいなくなってるよ
ああひっそり起業してここまでぐらいまでの動きが見えてたけどどっかからインターネットで その動きが見えなくなってマジで何してるかわからんみたいなことか
わかんないもうシンプルにあのちゃんと会社作ってクライアントワークしてる人は 発信するのって結構リスクあるからいろんな
どんどん黒子化していくよねみんなね そうそうっていう人もいればもうブログ辞めて就職してる人もいるし
僕もポッドキャストで別の媒体でやってるからそういう人もいるから 散り散りやね走り続けてる人は少ないかも
だからそのまま本当に持ってた格好で行った人はマジでそう考えるとゼロなんやな 10年前に
そうやねそのスタイルで今もやってるっていう人は僕の観測範囲だとほぼいないかな
そうやなだってそのそういうことを煽ってたさその時のプレイヤーだった人自体がさ 動画メディアになったり変容してんだもんね
そりゃそうだよね そうそう今言ったそれこそ井上さんとかが作ってたニュースピックスブームの時のキャラとみんな今のキャラ違うから
変容もするしまあそもそもやっぱしんどいからそうやって発信続けてフォロワーつけてみたいな 生き方って
割とリタイヤしてんじゃないかな まあそもそもそういう本当に新自由主義的な空気みたいなものが今もあるんだけど
個人がそういうことを言うことっていうのが全然なんか新しくないっていうか なんかまあそうだよねみたいなでもそうだからどうするかっていう話だよねみたいな感じだもんな
当時はまだそういうことをガンガンに言うみたいなことが 新しさもあったはずなんだがって感じだもんな
そう当時は 僕たちの91年生まれの世代は
ストレートで大卒で入社したら2014年入社なんですけど このタイミングっていうのが多分ギリギリ昭和っぽい企業がたくさんあったぐらいのタイミングなんですよね
そこでなんかその堀江門とかが会議中はスマホを見ていいとかって言い出して あーやなやおもろいなーみたいになってそういうのにハマっていくみたいな感じの人が多かったんですけど
今は結構割とみんなその成長するとか 効率化してやるとかキャリア考えるみたいなのがデフォなのかなっていう感じはあるよね
なるほどなるほどそれは本当そうだな 私は本当はみんな緩くやりたいっていうことを言えるようになったし
そうするためにはちょっとやんないといけないみたいな まだ俺らの時は言えなかった空気があったんだと思うんだよね
言えないもう定時で帰って好きな映画見たいですとか 今なら言えるけど昔は無理やもんね
し多分俺この間その体育会でバリバリを広告代理店に行った友達と久々なんだよ まあまだいるんやけどなんかそういうこと言ってたし
そういうエリートの子からすると僕ら世代は中学校ぐらいからゆとり教育っていう言葉を言われていて
俺らの世代はバカやって大人にめちゃめちゃバカにされながら育ったよね
で当時のたぶん人事の人らとかもこのぐらいからゆとり世代が入ってくるぞみたいな感じのことを言われてて
で下の人らがわかんないからゆとり世代でしょうとかゆとりでしょうみたいなことを言う人とかもいたから
そこに対してこうアゲインストみたいないやバッキバキやりますよみたいなことを言っちゃってたみたいな
今思ったらゆとりって言われたことの反発で頑張ってたってそいつは言ってて
体力がめちゃめちゃあったからできたけどそいつは なるほどなーと思ってたね
面白いなー
なんかそういう人もいたっぽいねエリート周りではね
確かにその高校ぐらいまでゆとり教育とかって言われて大学入った瞬間
入学式で教授にあなたたちはゆとり教育が生んだ失敗作なので
いやまじでそうなの
どんまいみたいなこと言われて
いやほんとそう
で実際就活の時には直前に震災があって
そうだよ
めっちゃ大変で入ってもなんか今まで大事にされてきたのに
なんかナンバーワンにならなくていいもともと特別なオンリーワンとか言われたのに
全然オンリーワンじゃねーしみたいなっていうのがあったよね
そうそうでまぁ代理店で一人の子が死ぬまでそれに気づけなかったわけですから
日本社会というのはね
まぁまぁそうですねそこが多分大きい転換点で
転換点だったね
今は僕たちが言っている話はなんかそのピンとこない人多いと思うんですけど
それはめっちゃいいことだなとは思います
本当に思う
こぶさんとこの本でもそう言ってたんだけど
その辺の一回そのバキバキ的なものを自分なりにこういろんなインターネットだったり
ビジネス書だったりのものを解釈して内面化してある程度やりつつ
またその親従主義とかビジネスパーソン的な価値観を相対化していって
そこにさっき言ってたような人文字っていう言葉で相対化したみたいなことを
こぶさんは言ってると思うんだけど
それは読む本が変わってきたとか
これだったらおかしいなってどっかで気づいてきたってこと?
これはですねあのおかしいなと思ったんですよまず
そうだね
そのみんな言ってるようにやっても全然幸せにならんくねっていうのを思って
それがタイミング的にはブログとかをやってある程度自分で稼げるようになって
もう完璧に仕事を圧縮しようみたいな方向に行ったんですよ
その時は効率化とかハックみたいな
ひろゆきが最初にブワーって出てきだした時ぐらいだったんですけど
僕も激ハマりして
1日の労働時間をいかに圧縮できるかっていうのを日々の生きがいにしてて
最終的に1日2時間で集合で働くみたいな感じでやった時に
退屈に押しつぶされそうになって
地方移ってもねちょっと離れぐらいに移住してみたいな感じだったもんね
神奈川のちょっと離れの方に行ってやって
それで効率化とかうまく稼ぐみたいなのってなんか微妙そうだなと思って
いろんな本を読み始めた時に
国文広一郎の「暇と退屈の倫理学」かな
うん、名所
そう、あれを読んで
こういうジャンルの方が今の自分の悩み解決できるかもと思って
ただただ読んでったらそれがいわゆる人文地とか人文書って言われる領域っていうのが分かって
そうなるとこっちやなってなって
そもそも資本主義っていうのは最近できたもので
それが加速して新自由主義になってみたいなのを学んだ時に
これもなんか一個の形式でしかないんやなと思って
そこで完全に相対化されましたね
いやでも確かにそう考えたら
やっぱ暇と退屈の倫理学で俺時代変わった気はしたんよ同じく
いやあれすごいよマジで
もう革命のファンファーレみたいなもん、俺たちの
なったな
なったそうね