この番組、心の砂地は、様々な文化や日常の築きをヒントに考え続けることで、言葉の記憶装置を目指す教養バラエティ番組です。私はてらだです。
シャークくんです。よろしくお願いします。
シャークさんにお聞きしたいんですけど、ワリオという存在をいつどのゲームで初めて知ったかって覚えてらっしゃいますか?
たぶんね、割とワリオ世代っていうか、ワリオが出てきたぞっていう感じはあったと思うよ。
ああ、なるほど。売り出してる時期ではあったかもしれないですね、僕ら小学生ぐらいの時期っていうのは。
たぶん僕とかって直撃、スーパーマリオ64とか、スーパーファミコンだとヨッシーアイランドっていうシリーズがあったんやけど、あれスーファミかな?ゲームボーイだったかな?スーファミだと思うんだけど。
なんかそういうのはやってるんやけど、そういうのにワリオって出てきてないのよ。
ああ、そうですね。たぶんね、スーパーファミコンとか、あと任天堂64ではワリオが主人公のゲームっていうのは出てないので、そこら辺をずっとやってると確かになかなかワリオと遭遇するタイミングなかったかなと思いますね。
そうね、だからマリオカートとかにはいたな。マリオゴルフも出た時結構流行った覚えがあるから、その辺にはおったから。
そうですね、たぶん大半の人がマリオパーティー、マリオカート、マリオテニスとかマリオシリーズの選択キャラとして初めて知った、初めてプレイしたっていう人が大半なんじゃないかなと思ってるんですね、僕らの世代は。
そうそう、だからマリオとワリオの絡みって見たことないよね。
こいつらそもそもどういう関係性なんとかさ、その辺り、たぶんあんま見えてきてないと思うんですよ。
だってこの間のマリオの映画、1秒ぐらいも出てなかったと思うよ、ワリオは。
そうですよね、なんかね、そんなにマリオとライバル関係でいっつも争ってるかっていうと、別にたぶんそういうことはなくて、やっぱりマリオの初期作ってクッパとかドンキーとかね、そういう別のライバルキャラがいたりするから、なかなか今更ワリオとそんなに絡むみたいなのないかなと思うんですけど、あんまりね。
そうやな、やっぱマリオパーティー、マリオカートとか、あの辺のスポーツしてるマリオとは一緒におるけど、ワリオ自体のことはよう知らんというな。確かに言われてみたら微妙な距離感にいるなぁ。
そうでしょ、存在は知ってんのにみたいなさ。
でもワルイージなんかもっと知らんからね。
ワルイージなんかほんまにほとんど話してことない親戚の子ぐらいのね。
ほんまに知らんね、あの子のことは。
でも一応、ワリオが主人公のゲームっていうのはコンスタントにね、僕らが幼少期にも出てて有名なところで言うと、『ワリオランドアドバンス』っていうのが2001年に出てたりとか。
アドバンスって、ゲームボーイアドバンスのアドバンスなのかな。
そうですそうです、ゲームボーイアドバンスで出たゲームですね。
あとゲームキューブでメイドインワリオとワリオワールドとか一応ね。
ワリオワールドって出てんのか。
そうなんですよね、ワリオワールド知らない人多いと思うんですけど、名作ですよこれも3Dアクションなんですけど。
結構メイドインワリオのイメージも僕の中ではあるんですけど、シャークさん的にはそんなにって感じですか?
いや、確かに言われてみたらメイドインワリオかも。言葉としてと、たぶんCMとかも結構やってたんちゃうかな。
かなりね、力入れてされてましたね。
メイドインワリオ!みたいな。
そんなマリオ口調じゃなかったと思うけど。
いや、こんなんちゃった?
分からんけど。
メイドインワリオ!
メイドインワリオは結構続編出たりしたりしてるんで、印象強い人いるかなと思うんですけど、
ぼやっとしてるなりにシャークさんの中でワリオのイメージ、こういうキャラクターなんかなみたいなのってあります。
ちょっとワリオのゲームの魅力っていうのをね、今回ちょっと力説していきたいなと思っているので、ぜひお付き合いください。
ということで、ワリオの紹介をしたいと思うんですけど、ご存知の通りゲームキャラクターで、
イメージとかもね知ってる人多いと思うけど、黄色い帽子をかぶっててギザギザのヒゲで、いかにも悪いやつっていう感じの見た目なんですけど、
実はワリオをデザインしたのは、マリオのデザイナーの宮本茂さんという人ではないんですよね。全然違う人がデザインをしていて、
デザインをしたのは清竹博二さんという方なんですけど、この方は1983年に任天堂に入社されてから、
今もね、ずっと任天堂に所属していろんなゲーム開発に関わってる方なんですけれども、
任天堂って有名な話ですけど、花札とかトランプとかを最初出してたのが、
70年代ぐらいにそういうゲームの、コンピューターゲームの開発に取り組み始めて、
83年にファミリーコンピューター初代を発売してるんで、まさにそのタイミングで任天堂に入社されてる人ということですね。
じゃあ今の任天堂の本当にプロパーのプロパーみたいな感じのメンバーで、いまだに現役みたいな感じってことだよな。
そういうめちゃくちゃ重要人物なんですけど、入社された当時は結構グラフィックデザインとかキャラクターのデザインとかをされていて、
その中で有名なところで言うとメトロイド、サムスが主人公のメトロイドとか、マリオシリーズのですね、
スーパーマリオランド2、6つの金貨っていう、これゲームボーイで出てるソフトなんですけど、
これが1992年に出てて、それのボスとしてワリオをデザインしたっていうのがワリオが生まれた経緯になりますね。
じゃあ相手ボスでワリオっていうのが、一回まずマリオの中であったってことない?
そうなんですよね。
知らんかったなぁ。
なかなかゲームボーイのソフトのボスなんで、当時プレイしてたっていう人はなかなかいないかもしれないんですけどね。
意外とね。
やっぱファミコン持ってる人よりはね、なかなか。
まだこの時代のゲームボーイ、もうちょっと後でしょ、ゲームボーイのもっと天下というか、まだこのでかい時のゲームボーイ、この90年代前半は。
なおかつ白黒なので、ゲームボーイカラーでもないので、なかなか手を出してる人ってのは少なかったんじゃないかと。
そうね。
思うんですけど、一応この『スーパーマリオランド2、6つの金貨』自体は今スイッチのオンラインでプレイすることができるので、興味ある方はぜひやっていただきたいんですけど。
この頃のワリオっていうのは、ちょっと清竹さん自身もですね、マリオの敵キャラってクッパとか、そういうちょっと頭体の大きいような人間じゃないキャラクターのボスが多かったんですけど。
ここでちょっとマリオと同じぐらいの背格好の敵役を作りたいなっていうことで、マリオと同じようなファッションで、悪いマリオなんでワリオっていうのをラフ画で描いてたらそれが採用されて、あれよ悪いよという間にボスにまでなったっていう流れみたいなんですね。
そういう感じなんで、まだあんまり定まってないというか、結構ちょっと顔怖いんですよ、この初代のワリオが。
ちょっと怪物感があるというか、そんな感じのデザインになってます。
さっきから何回も名前出てますけど、ワリオっていうのはそういうマリオの敵、マリオのライバルというか杖になる存在なので、やっぱりちょっとワリオの話の前にマリオの話をちょっとしておきたいんですね。
正直マリオってどうですかって、僕はずっと思ってて。
そんなことない。マリオってどうやろうみたいな、あんまならんよ。
僕の今ちょっとどうかわからんけど、幼少期から思ってることの1個として、やっぱちょっと僕マリオで笑ったことないんですよ。
厳しすぎるって。何を求めてんねん。
マリオのゲーム実況してる人で面白いとか、そういうのはありますけど。
古くからね、あるよね。
マリオのゲームは面白いけど、マリオを人間として面白いなみたいなこと思ったこと本当にないというか。
めちゃめちゃ言うな。
でも正直テンションゲーやなとは思ってるよ、マリオの笑いは。顔と声だけやし。ポッポッとか。
ポップさはね、あると思うけどさ。
おもんないわな、マリオは。
中学生とか、やっぱ任天堂ゲームに触れる中で、やっぱそういうマリオでもこいつ自身面白い、マリオやっぱこいつおもろいわって思うことがないなーっていう感覚が。
いやーでも確かにマリオ大好きってあんま見たことないわ。
あんまいないでしょ、そういう人。
多分僕ら世代って、それこそポケモンとかネクストヒーロー出てきてるから、だから、キンちゃんみたいな感じかな。
そうだよね、すごい人なんやろうけどあんますごさが伝わってないみたいな。
キンちゃんで一回も笑ったことないやん、僕らとかって。
でも確かに感覚としては一番近いかもな、マリオとキンちゃん。
仮装大賞とかでなんか、ようわからんなんかさ、よーみたいな意味わからん体使った動きとかやってて、何がおもろいねんと思ってたけど。
キンちゃん走りとかな。
そう、キンちゃん走りとか、ただ走ってるだけやから、何もおもしろくないから、っていう感覚に近いかな。
いや、そうなんよね。なんかそういうちょっと面白さ、キャラの魅力が正直あんまわかりきってないみたいなね、感じやったんですけど。
ただ、マリオもおもしろさというかギャグっていうのを全力でやってる場っていうのも当然あって。
それが有名な漫画ですけど、沢田ユキオ先生のスーパーマリオくんっていう漫画ね、コロコロコミックで。
コロコロコミックね。
嫌いやったわ、この漫画。本当に嫌いだった、この漫画が。
いや、この漫画さ、苦手な人多分絶対多いと思うんですよ。
言ったら悪いんですけどね、これって作者の沢田ユキオ先生が吉本興業が好きやったらしいんですね。
お笑いが好きやから、それをマリオでやったらどうなるんや、みたいなコンセプトで書き始めたらしいんですけど。
やっぱりこのスーパーマリオくんって、結構集団芸というか新喜劇じゃないけどさ、マリオとかヨッシーとかルイージとかクッパとかでみんなでわちゃわちゃするみたいなお笑いって感じなんですよ。
で、やっぱ印象的なフレーズとして、「○○すなー!」っていうツッコミが出てくるんですよね。
なんか、むちゃくちゃすなーとか、するなをすなーっていうツッコミ。
このスーパーマリオくんの功績によるところが大きいんじゃないかなっていうのは僕は感じてて。
この時代くらいのギャグ漫画、結構このすなーっていうの出てきたりするんですよ。
だから、やっぱり結構パイオニアではあるって感じなんだろうな。
そうなんですよね。結構やっぱりマリオって、この作中でもそうなんですけど、ボケることもあるけど基本ツッコミっていうポジションなんですよ。
ただ一方ね、僕が2000年代のコロコロコミックのギャグ漫画で、結構いろんなギャグ漫画を読んでたんですけど、友達の家に来いってね、コロコロコミックを読んでた中で、
結構そのヒットしてた漫画で言うと、ちょっと作品を挙げていきますけど、
永俊泰成先生の宇宙人田中太郎とか、添山和彦先生の絶対絶命デンジャラスジジイさん。
あと重岡博文先生のバビブベボブボブサップくん。
あと村瀬智之先生のケシカスくん。
ケシカスくんあたりになると僕も高学年なんで正直あんまり読めてないんですけど。
うん、ちょっと知らんなあ、これは。
ここら辺のギャグ漫画は僕はっきり言ってね、面白かった記憶があって、
ただね、この僕が世代のギャグ漫画って、ほぼほぼ型っていうのが一緒で、
どういうものかっていうと、大ボケの主人公一人がいるんですね。
結構なんかいかにも面白そうな見た目の。
それが田中太郎であり、チーさんでありサップくんなんですけど、
それに対して本当に平凡な男子小学生がツッコミポジションにいるっていう感じ。
多分ね、この辺の時期ってギャグ漫画自体がすごい刷新されてってる時期なんだよね。
テレビのお笑いとか芸人のお笑いもめっちゃ進化してて、
もちろんダウンタウン登場以降みたいなね、うっちゃんなんちゃんダウンタウン登場以降みたいな刷新があって、
漫画のギャグもめっちゃ変わっていってる時期なんよね、多分。
ああ、うん、確かにね、そういう感じがするな。
いわゆる漫才っていう方が世間一般にかなりもっと認知度が上がったっていうか、
笑いの多分認知度が上がっていってて、それが多分ボケとツッコミっていう方になって、
こうもっとボケ方がめっちゃシュールだったりみたいな感じのもんとかもすごい出てくるみたいな。
そうですね。
だからうすた京介先生とかもその辺で出てきてるし。
確かに。
だからマサルさんからぴゅーっと吹くジャガーがあり、銀魂とかに至るまで、この型っていうのは永遠にあるパターンではあるよね。
そうね。まさに今ちょっと言おうとしたんですけど、
このボケとツッコミっていうのが二人いて成り立ってて、それがブレないっていうのはまさにさっき沢久さんが言ったように、
漫才の方になっていくんですよね。
それに対してスーパーマリオくんのお笑いっていうのは、どっちかっていうともうちょっと一昔前のコント番組のドタバタ感というか。
だからドリフトとか集団のコントだな。
そうですね。そういう感じがあって、やっぱりちょっと世代的にあんまり馴染めてなかったわけなんですよね。
そういうやっぱり大ボケの主人公みたいな面白いとされてるお笑い、ギャグ漫画にずっとハマってたので、
やっぱりこの任天堂のマリオシリーズで大ボケ主人公のキャラって言ったら、
もう圧倒的にやっぱりワリオになってくるんですよね。
そういうポジションのキャラクターって。
なるほどね。ボケに憧れるってなると。
例えばドンキーコングとかマリオ、それこそマリオとかもそうやけど、そこら辺にやっぱりボケを感じることってないんですけど。
ワリオはこいつはもう絶対ボケやなっていう。
確かに、ワリオクルーの中で芸人誰がやるかって言ったらワリオとヨッシーとかになるわな。
そうでしょ。絶対そこポジションなんですよね。
確かに。
時代の流れみたいなのもあって、かなり自然にワリオいいなって思い始めてる矢先にですね、
ある日家に帰ったら、ゲームキューブのソフトのメイドインワリオが急に家にあったんですよ。
これ諸説あるんですけど、急に家にあった理由っていうのは。
ないだろ、別に。
兄と父がトイザらス行って買ってきたとか、母親がワリオめっちゃ推してたから、母親が勝手に買ってきた可能性もありますね。
分からんのや、それ。
真相。
なんかちょっとあんまり、ほんまに帰ってきたらあったんで、僕も深掘りはしなかったんですけどね。
メイドインワリオをプレイして、これどういうゲームかっていうと、ワリオがゲーム会社の社長で社員にゲームをたくさん作らせて、それをみんなでテストプレイするみたいな設定なんですね。
社員が作ったプチゲームっていう、ほんま5秒ぐらいで終わるみたいなゲームを連続でやりまくるっていう感じ。
そのプチゲームっていうのが、かなりシュールギャグみたいな要素も強いんですよ。
はいはいはい。
白黒で鼻が回転してて、それに指突っ込むみたいなのとか。
当時のシュールの流れみたいなのにたぶん乗ろうとしてたんかなっていう。
いやだから、言ったら「一人ごっつ」ってことやんね。
うん、めちゃめちゃその雰囲気あるんですよ、このゲームって。
うーん。
急に実写っぽい映像になったりとかね。
いや、それなんか覚えてる。
覚えてます。
ほんまにそういう、ニンテンドーがこういう笑いやるんやみたいな衝撃も今思えばかなり強い作品なんですけど。
その中でも僕は結構衝撃を受けたゲームとして。
これ一応、ゲームキューブ版はパーティーゲームになってるんですけど。
ワリオが開発したゲームで、お邪魔ウロウロっていうゲームがあって。
どういうゲームかっていうと、4人でプレイするとすると、1人がさっき言ったプチゲームっていうのを連続でプレイし続けて。
そのゲームしてる画面の上を、残りの3人が、例えば選んだワリオとか。
そのキャラクターで歩き回って画面を隠し続けるっていう、底意地の悪いゲームなんですね。
なんかそれをやっぱ、初めてプレイした時に、こんな性格悪いゲームが成立するんやっていう衝撃が僕の中ではあって。
てらだんの中では、NHKとか見てる過程やから、パンクな、それこそダウンタウン的な露悪だよね、言ったらね。
そうそうそう。めちゃくちゃじゃない?みたいなさ。
ゲームとして、こんなことやっていいんやっていうのがあって。
マリオとかでやっぱできないじゃないですか。
マリオが人がプレイしてる画面を隠すなんて、やっぱ倫理的にダメなわけでしょ、キャラクター的にさ。
それをワリオやったらできちゃうっていう。
そこにも衝撃を受けたし、このゲームはそういうちょっと一見破綻したような感じの設定なんですけど、
このプチゲームっていうのが、例えばスキージャンプみたいなプチゲームがあるとしたら、
ヤリマルとかギグモンとか風船魔人とか、
聞いたことないデザインのオリジナルキャラが、
10種類ぐらいいるんですよ。
僕はこのキャラクターの中では、
マユッピーっていう緑色の犬虫みたいなキャラクターが知ってるんですけど。
ジャーマンのこいつ。
誰やねん、マジで。
でもこの誰やねんっていうキャラが10種類ぐらい出てくるんですよ。
これ、なんやって思いながら。
でもずっとやってたから、
愛着あるキャラクターもできたりして、
ずっとやってたんですけど。
話立ち返りまして、
メイドインワリオも好きやったから、
当時ニンテンドーの公式ガイドブックっていうのが発売されてたんで、
それをちょっと遅れて買ったんですよ。
そしたら、緩末の方に、
ワリオが初めて出てくる作品から書いてあるんですけど、
その中の、ワリオランドの3、
ワリオランドの3作目の画面のキャプチャーみたいなのが貼ってあるんですけど、
そこに、マユッピーおらん?みたいな。
ヤリマルおるやん?みたいな。
ということに気づいて、
このドクターワリオの敵キャラって、
ワリオランドのキャラクターやったんやと思って。
ってことは、大好きなマユッピーとかに、
ワリオランド3したら会いに行けるってこと?ってなって、
たどって、結果として、
ゲームボーイのワリオランドまで行き着くっていう感じで、
僕は時代遡って、ワリオのゲームを始めたっていう。
遡ってるなぁ。
おらんってそんなやつ。
おらんよ。
いやでも当時やっぱワリオな人、
あんま多かったと思うねんけどな、僕の中では。
そうなんかなぁ。
スター化する人はもっといろいろいるからさ。
。
ピカチュウとかおるよ。
そうね。
任天堂全体で言えばね、もっとスターはいるけどさ。
マザーとかさ、ネスとかもいるしさ。
その中で、そうなるとちょっと部がだいぶ悪いよ、ワリオは。
そいつらと戦うとなるとちょっとあれやけど。
、そんな感じでね。
ワリオランドっていうのをはまり始めるんですけど、
当時ゲームボーイアドバンス、さらに言えばDSとかを発売し始めてたぐらいの時期だったので。
の時代やな。
でもギリギリゲームボーイカラーが売ってるぐらいの時代だったんですよ。
そうね。
ゲームボーイアドバンスでゲームボーイカラーをプレイすることができたんですよ。
このワリオランドシリーズ、ワリオランド2、ワリオランド3の中で、
本当に主人公が不死身っていうのがあるんですよ。
そもそも体力がなくて、ガンガン突き進んでいけるっていうのがプレイしてて、
そんなゲームあるんやっていう。
体力がないから慎重にいかなあかんとか、
ゲームオーバーすぐになって、またやり直しや、みたいな。
そういうストレスが全然ないんですよ、ここら辺のゲームって。
ね、やっぱロックマンにしろ、やっぱありましたから。
ドンキーコングとかも難しかったからさ、一回狂ったら、
後ろのやつと代わり寄るしさと。
跳ねてね、バトンタッチすぐにした。
難しかったんよ。
あとドンキーコングとか、マリオなんてさ、持ってても2機ぐらいしかないじゃないですか。
1機2機ぐらいしかないですか。
そうそう。
それを全く気にしなくていいっていう。
いやでもなんか、これは正直なんか記憶あるよ。
あ、あるんや。
ある。
うん、なんかそれはかなり押し出してたと思う。
だからそれこそ俺がグランドセフトオートみたいなのを感じたというのが。
何しても暴れ放題だぜみたいな感じでコロコロとかに書いてたんやと思う。
なるほどね。
だからゲームのテクニカルな上手さっていうのはあんまり必要とされないっていうのがいいところなんですよね。
で、この不死身っていう設定についても、
これを取り入れたのは先ほどワリオのデザイナーでもある清竹さんなんですよね。
本当にすごい人なんですけど、
この不死身っていうシステムを入れた理由っていうのが面白くて、
清竹さん自身がゲームがあんまり得意じゃなくて、
マリオとかプレイしてるとすぐゲームオーバーになってしまうっていう。
それがキャラがもし不死身だったらゲームで遊ぶの楽になる。
でも不死身ってこれやっぱマリオを不死身にするわけにはいかんなって思ったときに、
ワリオやったらいいでしょっていうので、
ワリオが不死身キャラにバッテキされたっていうところらしいんですよね。
さっきシャークさんのホロホロコミックとかにもおっしゃってたみたいなイメージって、
結構確かに当時のポスターとかもネットとかで見たら出てくるんですけど、
打ち出してるとことして、ワリオが普通にボール服を震えてしまうっていうところ。
ワリオの普通の標準の技っていうのが普通にショルダータックルとかヒップドロップとかなんですね。
はいはいはい。
あとなんか掴みもあるよな。
あるある物を、敵を掴んで投げるとかもできるしね。
それも今となっては普通なのかもしれへんけど、当時は結構それを売りにしてたみたいなんで、
衝撃やったんやろうなっていう。
確かにな。
イメージはあるよね。
ワリオランド2と3がそういうシステムを取り入れてるゲームになってるんですけど、
ワリオランド3、最初にやるならこれをおすすめしたいなっていうゲームで、
この理由としてはワリオランド3はスイッチでやることができるんですよね、今。
なるほど。
スイッチオンラインのゲームボーイカラーでプレイすることができるので、
ぜひスイッチ持ってる人はやってほしいなっていうのもあるし、
このワリオランド3は前作のワリオランド1とかワリオランド2と違って、
結構ちゃんとストーリーが入ってるっていうのとか、
朝と夜によってステージの雰囲気が変わったりとか。
変わったりとかね。
結構この任天堂好きなんですけど、朝と夜で変わるみたいな。
ポケモンでもね、金銀から導入されたりとか。
ちょっとブーブーだったんだろうね、この辺の2000年前後って時間システムというか。
あったね。
でも結構ドラキュラネタというか、ゾンビネタというか、
あの辺の感じとかは結構オールドタイムのゲームが好きな人とかでも、
おい、いい感じにやってるなみたいな感じで、
結構楽しめるんじゃないかなっていうのは思ったかな。
ゾンビ割りっていうのになったりとか、
ドラクラになってコウモリとかに変身したりね、空飛べたりとか。
その辺も作りとかもやっぱりわざとなんやろうけど、
うーん、そうね、デザイナーの清竹さん自身もおっしゃってるんですけど、
ワリオのファンって言いづらい雰囲気があるみたいなことを言われてて、
え、そうなん?と思ってんけど。
見た目がちょっとなあ。
ね。
どうしてもちょっとなあ、おちゃらけがきちゃってるもんなあ。
一目でボケとわかるキャラクター。
そこがちょっと言ったら、小島よしおさんのこと一番好きっていうのはちょっと難しいというか。
なるほどね。いやでも、そういうお笑いをやってる人はやっぱね、スポットライト当てる時間。
いいよね。
必要やから。
うーん。
でもそれこそ、今で任天堂、ゼルダも作るとかいう話じゃないですか、映画をね。
はいはい。
でもそう考えたら、あれってさ、みんなわかってるけど黙ってるけど、
、マーベルやりたいんでしょっていうことがバレバレなわけなんですか。
そうだよな。
だからそうなると、やっぱそのクッパとかドンキーコングっていう映画が予想されるけど、
だからMCUにおけるダークナイトであり、トッドフィリップスのジョーカーでありみたいな、
え!?
みたいな、セブンティーズアメリカンニューシネマみたいな、
はいはいはい。
めちゃめちゃこう、ガチぐらい映画みたいなのを任天堂のキャラでやろうとしたら、
やっぱワリオさんすかねってなってくる可能性は非常に高い。
うん、絶対そうなるね。
いやでもそこは任天堂、今の任天堂よ。
もうこの25年前に比べてさらに世界的な企業になってしまった任天堂が、
そういうちょっと暴力とか血を流すことをチャレンジするのかっていうハードが絶対出てくると思うね。
今回のワリオですら、マリオですらさ、なんで死ぬかどうかわからんみたいなさ。
はいはいはい。
映画のリアリティとゲームのリアリティっていうのはちょっと微妙なところがあるんだけど、
絶対に乗り越えたい壁になってくると思うね。
そういうリアルな感じっていうか。
ゲームの世界としての良さと、やっぱリアルな世界の表現した時の壁を越えれるのはワリオなんじゃないですかね、やっぱり。
そうそう、だからやっぱその露悪というか、そういうもんを今の任天堂が失ってしまった不潔さみたいなね。
物をどこに求めるんかっていうと、ボールが舞ってくる可能性は非常に高いから、今のうちに見といた方がいいよな。
多分ワリオのファンは、しかもそういうちょっとねダーティーなことをしても全然イメージ変わらないと思うからね。