ラインホールドニーバーの祈り
リスナーの皆さんこんにちは。 あなたの心と頭を1℃温めるラジオのお時間です。
今回はですね、ラインホールドニーバーという方の、祈りという詩をぜひ皆さんに
紹介したいなというふうに思っているんですけど、 この放送はですね、
過去に感謝を、今に愛を、未来に勇気をということを キーワードとかコンセプトにしてるんですけど、このラインホールドニーバー
の祈りっていう詩は、 自分の人生というか身の回りの中で変えられるものと変えられないものがあって
それをしっかり見極めていこうという、そんな詩なんですね。 このラインホールドニーバーという人は、確かアメリカの神学者と言って、神様を研究したりとか
する学者の人なんですね。 どんな詩かというと、
神よ、私に変えられるものを変えるだけの勇気を与えたまえ。
そして変えられないものを受け入れるだけの冷静さをください。
変えられるものと変えられないものを識別する 知恵を私に与えてください。こんな風な詩なんですよ。
この詩はね、なんかすごく
座右の銘にしたいなっていうふうに知った時に思ったんですよね。 変えられないものを変える勇気、変えられないものを受け入れる冷静さ、
そしてその変えられるものと変えられないものを 仕分けしてね、識別する知恵を与えたまえと。
これね、勇気、冷静さ、知恵ってなっているけど、順番的には知恵、
冷静さ、勇気、こういう発揮の仕方になりますよね。
特に自分はね、この知恵の部分、知恵ってそういうものなんだっていう、なんか新しい発見だったんですね。
なんかどうしてもね、いろんなことを知っているみたいなことがね、 知識とか知恵を増やしていくっていうことだっていうふうに思いがちですよね。
で、これだけ情報がたくさんあふれているので、 いろんな情報を収集したりとか、いろんな知識を身につけたりとかって言ってしまいますけど、
でも、知恵っていうのはこの変えられるものと変えられないものを
分ける、識別することなんだっていうふうに捉えたときに、ものすごくシンプルに理解することができたし、
確かにそれをね識別することができたら、人生が大きく変わるというか、
全然違うね、過ごし方になるなというふうに思いました。 これは
悩むっていうことと考えるっていうことの違いでもあるなというふうに思ってて、
この放送の中でですね、言葉の定義っていうのを皆さんに提案していくことってたくさんあると思うんですね。
その定義は人それぞれなので、 ぜひ自分なりの一つ一つの言葉に定義を持ってもらえるといいんじゃないかなと思ってるんですけど、
参考にしてもらったりとかね、あるいは私が紹介する定義をいいなというふうに思っていただいたら、ご自身の決定で採用していただくということもありだよなと思っています。
悩むっていうことと考えるっていうことなんですけど、皆さんの中にはね、この悩むと考えるの違いっていうのが定義されてますでしょうか。
悩むっていうのはね、どんな定義で考えるっていうのはどんな定義かと。
私はこの悩むと考えるは明確に定義を持っていて、悩むっていうのは答えが出ないことに頭を使うこと。
考えるっていうのは答えが出るという前提に頭を使っていくことなんですよね。
どうなっちゃうと悩んじゃうのかっていうのは、めちゃめちゃ簡単で、変えられないものに頭を使ったり労力を使ったら悩んでしまうっていうことなんですよ。
変えられないのに変えようとしているわけなので答えがないですよね。
答えがないけど脳のエネルギーは使っているからどんどん消耗してしまうと。
大前提、特に仕事をしているときは、悩む時間っていうのをゼロにしたいと。
こういったね、答えが出ない前提で考えることが悩む、答えが出る前提で考えるっていうのが考えるというふうに定義をしたときに、悩む時間っていうのをゼロにしたいなというふうに思いました。
じゃあどうして悩んじゃうのかって言ったら、変えられないことにエネルギーとか脳を考えるってことをやってしまっているのが悩むという状態だから、
じゃあどうしたらいいかって言ったら、何が変えられて何が変えられないのかっていうことを見極めること、そしてこれ変えられないことだなっていうことを識別したらそのことについては考えない。
じゃあ何が変えられるのかっていうことを考えていく。ここに徹していくことなんですけど。
こういったことをね、総合的に考えていったときに、このラインホールド2話の祈りっていう詩はめちゃめちゃコンパクトなのに、人生の英知がすごく詰まっているなというふうに感じました。
過去を感謝に、今に愛を、そして未来に勇気をというコンセプトで配信させてもらっているこのラジオですけど、このニーバーの勇気だったりとか、冷静さだったりとか、識別する知恵っていうのはめちゃめちゃ密接ですし、活用できるなというふうに思っています。
感謝・愛・勇気の重要性
過去は変えられないけど、自分の捉え方、解釈っていうのは変えていけるよっていうことだったりとか、今この瞬間の自分を変えることできないんだから、それをそのまま受け入れていこうと。
そういう話でいくと、私が今ありのままの自分を受け入れる、それが愛だとか、今目の前の相手とこの瞬間ちゃんと対峙する、それが愛だって言ってますけど、一方でニーバーの言葉を借りると、そこが冷静さっていう言葉になってたりすると、もう少し面白いことかなと思っていて、
愛っていうと熱量だったりとか、そういう話かもしれないけど、でも愛を実践するために一定冷静さっていうものも必要なんだっていう、そんな見方もできるのかなと思います。
そして未来に勇気をとなったときに、やっぱり変えられないものとか変えても仕方ないものっていうのがわかって、その選択肢を潰していくことで、じゃあこれをやるしかないとか、これをやればいいんだっていう、そんな勇気が手に入るんじゃないかなと思っています。
なので、このラインホールドニーバーの祈りっていう言葉は非常にシンプルですけどパワフルなので、皆さんの過去を感謝に、今を愛に、そして未来に勇気を使って人生をキャリアをより豊かにしていくっていうときにお供としてぜひ活用していただきたい言葉ですし、常に携えていただけると人生に彩りが出るんじゃないかなということで、
ご紹介をさせていただきました。
今回も最後まで聞いていただきましてありがとうございます。