時計とコンパスの意義
リスナーの皆さん、おはよう、こんにちは、こんばんは。 どの時間に聞いてくれても本当に嬉しいです。
あなたの心と頭を1℃温めるラジオのお時間です。 あなたがどんな一日を過ごしていても、ここで少しでも温もりを感じてもらえたら嬉しいです。
5・7・5による勇気の下ごしらえということで、 戦略とか短歌の形をとって、勇気の土台となるようなお話をお届けしていきたいなというふうに思っています。
今回は、5・7・5ということで、時計よりコンパス片手に出かけよう、 この句をお届けしていきたいなというふうに思っています。
時計よりコンパス片手に出かけよう。 まず、この句の解説ということなんですけど、
時間通りにとか、効率的にとか、スピード感を持ってとか、 こういう言葉が我々の日常の中にあふれていますよね。
時計というのは、私たちに急げ急げと急かす道具というふうに見ることもできます。
もちろん、時計がすごく大事なことだったりとか、 タイムウェズマネーという言葉だったりとか、
資本主義だったり、ビジネスの現場で時間とか時計というものの価値というのは非常にあるというのは大前提なんですけど、
ただ、本当に大事なのは、どこに向かっていくのかということですよね。
なので、時間よりも前提に、どこに行くのかという方向があるんじゃないかなというふうに思っていますし、
そういった中で、この句というのは何時につくのかということじゃなくて、 どこに向かっているのか、これを大切にする視点というものを示したいなというふうに思っています。
焦らなくても、今はまだ遠くても進むべき方向というのをまずは見定めているというところをしっかり確認していきたいなというふうに思っています。
時計よりコンパス片手に出かけようという句ですね。
勇気を持つことの大切さ
この句がどんなふうに勇気の土台、下ごしらえになっているのかということについて少しお話ししていきたいんですけど、
この句は課題に立ち向かうための勇気の前提というのを整えたいなというところです。
それは時間という中で競争していく、ちょっとでも早くしていくという競争を比べるということじゃなくて、
どの方向に行くのか、誰かとの比較ではなくて、自分の中でどの道を行くのかという選ぶ勇気、こういった勇気を持ってもらいたいなというところですね。
私たちは無意識でいると、ついつい人と比べてしまったりとか、その人と比べて遅れているというようなことを気にしてしまうということが多いんですけど、
誰かの時計で生きていくということじゃなくて、そういう誰かの時計に合わせて過ごしていると、息が詰まってしまったり息切れしてしまったりということが起きちゃいますので、
自分のコンパス、どこに向かうのかという方位自身に従って正直にそこに従っていきたいなということですね。
それが本当の意味で自分の人生というのを歩き始める第一歩になるんじゃないかなというふうに思っています。
コンパスを片手に出かけたときに、私たちはすでに勇気の地図というものを手に入れるのかもしれません。
このシリーズでは勇気の下ごしらえとして、5・7号を通じて課題に向け合うための静かな勇気、これを育てていきたいなというふうに思っています。
あなたの毎日にほんの一さじの勇気が増えますように。
最後に配信の中で感じたことや響いたことがあれば、コメントやレターで教えていただけると嬉しいです。
質問やリクエストも大歓迎です。 どんな一言も私にとって温かい勇気づけの贈り物です。
今日もお聞きいただき本当にありがとうございました。 今ここを感じながら配信をしました。
あなたの中にある勇気の金銭にそっと触れられていたらとても嬉しいです。 またお会いしましょう。