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ハートの片隅で、こじらせシアター。 この番組は、いろんな意味でこじらせてしまった表現に関わる3人が、様々な問いを持ち寄り、
ハードコードを言いながら、現代社会にも通じる気づきを照らし出せたらいいなという番組です。 パーソナリティの俳優、コマツ ダイスケです。
俳優の佐藤勇輝です。
劇作家のジェシカです。
はい、というわけで、明けましておめでとうございます。
明けましておめでとうございます。
え?
こでーす。
僕もです。
いやー、もうね、
はい。
芸能人らしく、
はい。
ハワイに行って、
はい。
ハワイで過ごし、
たいな。
たいな。
WANTでした。
WANTですね。
これ、
だったらいい。
はい。
えっと、
これ今、
いつ収録してるか、
佐藤勇輝さん教えてもらっていいですか。
え?
僕にはあのー、すごい鈴の音しか聞こえないんですけど。
リンリンリン。
シャイシャイ言ってるよね。
はい。
赤い服のおじさんがなんか、
もの、くれましたけど。
あ、くれたんだ。
くれるんだ、いいな。
チョコレート。
チョコレートくれた。
うーん、
最高。
最高。
めちゃくちゃいい。
プレゼント来ました?みなさんの。
来るかよ。
え?
私今日稽古行ったら役者さんがくれました。
あー、なんかそういうイベントはね、
イベントっていうか、
集まりがあればね。
びっくり。
もう稽古場なんて、
クリスマスのこと誰も覚えてないぐらいだったんですけど。
そうなるよね。
はい。
稽古終わりみんなでファミチキを食べて、
ちょっとクリスマスになりました。
はい。
なるほど。
そう、えっと、
12月25日の夜に収録しておりますと、
はい。
いうことですね。
開けてないし。
うん。
うん。
まあ、
芸能らしくていいんじゃないかと。
そうですねー。
えー、今回なんですけども、
えっと、ゆうきさんのテーマということで、
はい。
はい、えっと、
好きな映画作品を語ろうということで、
はい。
意外とこれやってなかったんで、
楽しみなんですけど。
うん。
そういう話もしないと。
えーと、
じゃあこれは今回、
ゆうきさんからなんですけども、
はい。
ゆうきさんが提示した作品、
これを教えてください。
はい。
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僕が提示した作品ですよね。
はい。
僕が提示した作品は、
ドゥルルルルルルルルル。
ボーン。
んん。
サマータイムマシンブルースの映画版です。
はい。
えー、サマータイムマシンブルース、
これは、
2003年とかじゃないっすね。
映画版。
2005年ですね、映画家が。
そうですね。
じゃあ、
舞台が2001年ですね。
あ、そうなんだ。
え、そんな調べたんだ。
あ、
あの、
ちょっとウィキペディアを片付けに。
ウィキペディア。
はい、
監督が元広勝幸監督 脚本がヨーロッパ企画の植田誠さん
出演者がエイターさん 植田じゅりさん ヨザさん 川岡さん ヌロさんと
倉之助さんも出てますね 牧陽子さんも出てますね
今はときめく人しか出てないですけど 2005年の映画です
そうなんだよね
我々2人とも出れたんですけど
結局、ユウキさんの推しポイントから 伺っていこうかなと思うんですけども
はい
僕の推しポイントはですね
全部が無駄というところですね
あー
なるほど
面白いな
なんかもう無駄なことしかしないですよ 大学生だからみんな登場人物は
はいはい
一応今回の収録というか今回のオエアは 作品のネタバレが含まれますので
確かに
見ていなくて興味がある方は見てから聞くか 飛ばしちゃってくださいという注意事項を添えておきます
ぽんぽんぽん
はい
まああのあれよね 行動原理がすべて青春っていう
そうですね
なんかもう本当に衝動でみんなやってて
それが全部結末につながってるっていうのが すごい好きなんですよ
本当青春だと思うんですよあれ
うーん
ほんとほんと
これユウキさんは何で知ったの?
僕はあの17歳ぐらいの時に
まさにこの多分僕がこの1月の放送の時に これを出したかったのは
だいたいあの年末年始って 新春ロードショーってやるじゃないですか深夜に
うんうんうん
それで見て17歳の時夜更かしして
おー
なんか面白そうなタイトルの映画やるなぁと思って見たら それがサマータイムマシンブルースで
うんうんうん
すげー面白くて
うんうん
面白いな
それ映像をあの録画してたんですけど
もうそっから多分30回ぐらいその年だけで見て
おー
ほんと上京して家帰ったらまたその録画したり
ブルーレイっていうかハードディスクで見てみたいな
マジで超見てて
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おー
っていう映画です
なるほどいや面白かったよね
いや面白かったしみんなさ若くてね
そうね
5年ですよね
今もときめき方が出てらっしゃるからこそ めちゃくちゃ良かったですね
これグループラインにもう即 室さんを開けーって送っちゃったもんね
いや室でこそなんかね面白おじさんみたいになってますけど
まあまあまあ
面白お兄さんムキムキおにしろお兄さんでしたね
高校生になるんかいって
あれよく見たらこれ室さんじゃんみたいな感じ
室さんはあの映画出た後に落ち込んでますからね芸能生活
あそっか
あれでなんか1回出ちゃったからなんか知っちゃったみたいなとこもあるし
なるほど
福田監督に気に入られるまでにあそこからあるんですよ
あそうなんですね
なんか演じるスタイルがちょっと違うもんね今とね
今求められてる室さんのとぼけた感じとちょっと違う感じでやってるもんね
うーんでもどっちもねすごい面白かったこの頃からユーモアがすごいなって思いながら
僕はコメディーサークルに入ってたんですけど大学の時
室さんの演技をすごい真似てました
あーなるほどね
注目させるだけさせといて全然どうでもいいこと言うみたいなね
とぼけた感じね
めっちゃ普通言うみたいなね
うんうん本当にね
あちいちがねこうふわふわしたまんまのところが面白いからね
ジェシカさんどうでした?
いやーなんか私たまたまこう見てたら
あれこの話初めて見たんですけど知ってるってなって
あの小説の四畳半タイムマシンブルースっていう
あー素晴らしい
あれをね読んでたんですよ2年前ぐらいに
へー
オリミットミヒコス
でなんか調べたらなんかコラボ作品?
はいはいそうなんです
そうなんですか?なんか私も詳しくは知らないんですけどそのね
これほんとネタバレ含みますけどだからその
なぜタイムマシンを繰り返すのかみたいな
キーのねエアコンのリモコンとかのカラクリが
あれこれすごい見たことある何これ何これと思ったら
それを読んでて
で
あのその話に入ってったんでなんか
あっあーってなりましたね
二重で
でも作品自体はねもう本当に夏のね
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夏の男たちとちょっと男女がね青春でしたねなんか
いやー全てが無駄っていうのすごいなー
あれ本当にいい時間ですね
誰もねなんか生産的なことしてないってこんなに痛かったって感じですね
めちゃくちゃ面白い
欲望を叶える
欲望を叶える
なんかタイムマシンのイメージも古いしな
映画の撮り方が
だから本当に
すごいなんか
今のなんか昭和レトロを感じる作品でもありましたねなんか
2005年って平成なんですけど
なんかねちょっといろんなものがレトロで
戦闘とかすっごいレトロでね
あー確かに
あそこね
シャンプーがなくなっちゃう
ビダルサスンがなくなっちゃう
俺のビダルサスン返せーね
私初めてビダルサスンって言うんだって知りましたあのVS
そこ?
あんまり読まなかった
よく見るメーカーだと思ってて
懐かしいな
懐かしかったですね
大輔さんどうだったっすか
俺面白かったなーと思って
やっぱりこうもともと舞台作品
映画家じゃないけど映画バージョンみたいな感じで
これやっぱりこう
舞台ならではの笑いみたいなことって
舞台じゃないと成立したい笑いってあるじゃないですか
それをやっぱりうまく映像に落とし込めてるなっていうのを
感じてこれはやっぱり役者の技量だろうなっていう感じもしますよね
監督がね
踊る大捜査船の本広監督ですから
舞台とかだと周りの他の人の熱量とかで場が持つみたいなことはあるけれど
映像だとそれぶつ切りでやるから
結構同じ熱量を保ったり
青春の無駄な熱さみたいなことをキープし続ける演技って結構大変だと思うんですよ
それをうまく役者の技量で保ってるなっていうのと
映像化に当たって変なアイディアを入れ込まない
舞台で使ってたであろうアイディア
ロッカーに2日間いるみたいなこととかで
多分舞台機構上でうまくやってたと思うんだけど
それを映像化するから変えようとかじゃなくて
それをそのまま使ってる場所とか人数を最小限に固定したままで
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うまく映像化してるなっていうのが
見た目というか感じる以上にやるの大変だろうなと思って
やっぱり舞台版も
そうなんですか羨ましい
これは舞台版見たいよね
あれはね見たくなりますね
絶対面白いじゃんって見えましたよね
舞台版は舞台版でやっぱり面白さがあって
タイムスリップするとことか全部ストロボなんですよ
へー
透明効果だから
ストロボだからちょっと見えてるっていう
人が動いているのが見えてるっていう面白さがある
大学のサークルの時に演出技法としてパクりましたね
いい作品はどんどんやりたくなりますよね
なんでもいいから
そういう本当に演劇だと挑戦的なことばっかりしてたやつなんですよね
ヨーロッパ企画さんですね
さっきも言ったけど行動原理が青春になってるのがブレないから
結構複雑な時間経過がストーリー内で起こるけど
それをすごくシンプルに見やすくさせてるなっていうのが思ったところかな
あの設定なら本当に難しいこともいっぱいやれるのに
単純な愛すべきバカたちの
ちょうどこの前ぐらいに
クリストファー・ノーラン作品を一気見したんですよ
テネットとか見てて
スーパー複雑かつスーパー視覚効果みたいな感じじゃないですか
やっぱ作品の面白さってそこじゃないなっていうのは
視覚効果もちろん素晴らしいんだけど
それが作品の良し悪しじゃないよねっていう
そこのアイディアとかだけで
すごい面白いってなるんじゃないよね
アナログと最先端を比べてもすごく感じますよね
クリストファー・ノーランのところ
ギミックっていうか理論っていうか
時間のめっちゃ構築して作るタイプじゃないですか
どっちかっていうと
このサマータイム・マシンブロスの上田さんは
まずたぶんバック・トゥ・ザ・フューチャーの世界線の論理
理論を覆すってところからスタートしてる気がして
バック・トゥ・ザ・フューチャー2かなんかで
ドクが黒板かなんかにこうすると
君の世界は消えるみたいな
君はいないことになるみたいなことを説明するんです
それを全く同じようにホワイトボードで説明するんですよ
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映画だったら世界はなくなる
そのバック・トゥ・ザ・フューチャーみたいな
未来が変わるなんてことはないみたいな
その時と違うことが起きた瞬間に
この世界が崩れるから終わるんだよみたいな
だけど最終的に全部
自分たちが過ごしてきた時間通りの物事が
イベントが起こって
ヴィダルサスンなくなったとか
結局元の時間軸に全部戻ってきて
リモコンもあったってなった瞬間に
何なんだろうねこれって
エイタさんが言った後にマキヨコさんが
わかんないみたいな
神様が決めてるんじゃないみたいなことを言うんです
結局時間音軸は戻る
バック・トゥ・ザ・フューチャーは違うんです
時間軸が変わると世界が変わる
そんな世界はない
クリストファー・ノーラン監督とかは
ギミックで考えてるけど
上田誠監督はそこをシンプルに考えてる
それが本当の
僕は勝手にそれが本当の時間軸の設定
考え方だと思ってるんですけど
なるほど
そういうのも勉強になった
なんか本当に展開がシンプルなので
わかりやすいし
今後どうなるかっていうのは
大体わかるような作りになってるじゃないですか
それでも面白いっていうのが本当に
絶対こうなるって
同じ日を繰り返したりするので
もうわかるんですよねここで
なるほどねみたいな
めっちゃ面白いな
ストーリーを見てるんじゃなくて
結構人を見てる面白さがあって
時間軸の違いで
同じタイムスリップものでも
見せたい場所が違うんだなっていうのが
すごい面白かった
ありがとうございます
素敵な作品を
じゃあ今回はこんな感じですかね
はい
僕の好きな作品を
じゃあ次回は
ジェシカさんの
あいつですね
はいあいつです
では次回をお楽しみにということで
今回この辺で終わりたいと思います
ありがとうございました
ありがとうございました
さよなら
あれ日本語ですか今日は
グッバイ