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2018-11-03 30:28

S4 5回目は奴国の中心、春日市を歩きます。

奴国の中心になっている遺跡は須玖岡本遺跡群です。その出土品は奴国の丘歴史資料館に

展示してあります。

王墓の副葬品として出土した草葉文鏡という前漢時代の大きな珍しい鏡を始め、坂本遺跡やタカウタ遺跡の極めて珍しい、様々な鋳型が展示してありました。

目をひいたのはガラス玉や勾玉の鋳型。土製の鋳型です。粘土で作った鋳型に原料を流し込んで勾玉やガラス玉を大量に作ったのです。これは須玖五反田遺跡からの出土品。

王墓のすぐ近くのタカウタ遺跡からはは把頭飾の土製の鋳型が出土。

これは銅剣の握り手の部分に飾りがついているものの鋳型で、全国的にみても大変珍しいものだそうです。

こういった様々な鋳型は、ここ須玖岡本遺跡群に奴国の巨大な工房があったことを証明しています。

写真は多紐鏡の鋳型
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