とどろきの岡、安徳台は9万年前の阿蘇の大噴火の灰が積もってできた台地であるということでした。広さは福岡ドームの1.5倍もある台地です。
人は住んでいません。みかん畑が一面に広がっています。
ここには弥生時代のものから室町時代のものまで埋もれているそうです。
弥生時代のものとしては甕棺が10基出土しています。
中でも注目されるのは男女の甕棺。女性の甕棺の被葬者は年令が20代、身長が157センチ、男性の被葬者は50代で身長は167センチ、右腕に43個のゴホウラ貝をつけていました。
ゴホウラ貝は南洋の海でしかとれない貴重な貝です。ですから、当時すでに南方の地域との交流があったのではないかと見られています。
そして、歴史ガイドボランティアなかがわの白水さんの話では、その貝はひょっとすると呪力を高めるためのものだったのではないかと考えれば、ここは昔から神と交信する場所であったのではないだろうか。そうすれば神功皇后が岩を砕くために神に祈った場所として納得いく、ということでした。
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人は住んでいません。みかん畑が一面に広がっています。
ここには弥生時代のものから室町時代のものまで埋もれているそうです。
弥生時代のものとしては甕棺が10基出土しています。
中でも注目されるのは男女の甕棺。女性の甕棺の被葬者は年令が20代、身長が157センチ、男性の被葬者は50代で身長は167センチ、右腕に43個のゴホウラ貝をつけていました。
ゴホウラ貝は南洋の海でしかとれない貴重な貝です。ですから、当時すでに南方の地域との交流があったのではないかと見られています。
そして、歴史ガイドボランティアなかがわの白水さんの話では、その貝はひょっとすると呪力を高めるためのものだったのではないかと考えれば、ここは昔から神と交信する場所であったのではないだろうか。そうすれば神功皇后が岩を砕くために神に祈った場所として納得いく、ということでした。
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