1. 古代の福岡を歩く
  2. S4 14回目になる今年1回目..
2019-01-05 30:29

S4 14回目になる今年1回目は志賀の島を歩きます。

志賀の島はかつて朝鮮半島の国々との交易に携わった安曇族の拠点でした。

この島の神社、志賀海神社には代々受け継がれてきた様々な祭、習慣といったものが現在も色濃く残っています。

この島は8という数字を重んじます。様々な行事が8という数字をもとに行われます。

1月13日に行われる歩射祭は、射手士は8人。祭りの世話人が8人。お宮に仕え舞を舞うのが8人の乙女、と言った具合。

そして、歩射祭の前日行われる行事に胴結舞というものがあります。

これは新参者の射手士を鍛える行事で、重さ1トンもある胴結というワラ束を一人の射手士に背負わせ、後ろから射手士が支えてあげながら歌に合わせて町内を練り歩くものです。

そして、午後からは神社の北の方角、勝間の海岸にある沖津島へ渡って、ガラモという海藻を新参者を海に潜らせてとり、沖津宮へ奉納するのです。

その後、歩射祭が行われるのです。

こんな行事が志賀の島には残っているのです。
Learn more about your ad choices. Visit megaphone.fm/adchoices
30:29

コメント

スクロール