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みなさん、こんにちは。マルジナリア書店の小林えみです。
今日も暑いですね。そんな暑い中、午前中は、今井会寺さんのエッセイ講座をやっていたんですけれども、
その中でも、いろんなボキャブライが必要だねという話はしていまして、
それには、エッセイそのものもそうなんですけれども、短歌だとか俳句だとか詩ですね、
そういったちょっとジャンル違いのものを読んでみても面白いよという話なんかはよくしているんですが、
漢詩の紹介
今日ご紹介する本は、一冊で読む漢詩400、笠間書院から出ている本で、和紙の正明さんが漢集をなさっています。
さっき言った俳句とか短歌は、どこかで見たとかちょっと読んでいるという方も、こういう本好きの方の中には多いと思うんですけれども、
さすがに漢詩となると、教科書で読んだ以来読んでいないなという方も多いのではないでしょうか。
そんな少し馴染みがないものかもしれないんですけれども、漢詩はもともと中国のものですね。漢字が使われているわけです。
ヨーロッパの国の言葉とかみたいに、日本語と全く離れている言葉ではなくて、中にはその漢語が日本語として入ってきているものもありますので、
そういうちょっと近しいけれども違う言語体系で書かれたもの、そして自分たちにも馴染みがあるものの、その詩の美しさをやっぱり一番は感じてもらいたいなと思うんですけれども、
いろいろな言葉を知る、それだけでもすごく楽しみますし、400もあるのでね、パラパラッと見て、頭から読むのももちろんですけれども、たまに取り出してみるだけでもすごく勉強になるのではないでしょうか。
そういう意味ですごく分厚いんですけれども、2900円プラス税ということで、ちょっとした辞書とかを買うよりは全然安いですし、
こういうものが資料として書くにも読むにもあると面白いんじゃないかなと思って、今日はご紹介いたしました。
一冊で読む漢詩400、和詩の正明さんの漢集で笠間松陰から刊行されています。マルジナリア書店でも販売しております。
それでは本当に暑い暑いをちょっと毎日繰り返してはいますけれども、皆さんもよく食べてよく寝て、今日も健やかにお過ごしください。
それではまた。