00:01
詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル
おはようございます。こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上準詩班の資格を持っていて、全国大会の優勝経験もある私heyheyによる、
詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能のその魅力をわかりやすくお伝えしていくチャンネルになっております。
ということで、今日もですね一つ、私のちょっと好きな漢詩をご紹介して吟じていきたいと思います。
今日ご紹介するのは、まあレベルとしては初心者向けの吟じやすい吟かなと思います。
特にですね出だしが好きなんですよ。出だしが好きで僕も多分教わったの一度くらいなんですけれど、この最初のフレーズがすごく耳に残っている。
まあ夏の暑い時にですね聞いてちょっと涼しさを感じれたらなというような漢詩です。
では漢詩をご紹介していきます。
母子の夏、書生と月を見てたまたまなる。 中江陶寺という方の漢詩になっております。タイトル長いですね長いです。
母子の夏、まあ夏ですね書生と月を見て、生徒さんと月を見て、お月様を見て、たまたま思い浮かんだ詩だと
お言うことです。ただそれだけの話ですね。中江陶寺という方は1608年、まあ本当江戸時代の初期の頃に来た
陽明学の学者さんになっております。 そんなとこですねあまり僕も詳しくこれ以上言えないですけれど。
では早速読み下し文を読んでいきたい、書き下し文を読んでいきます。 母子の夏、書生と月を見てたまたまなる。中江陶寺。
西風座に満ちて、縁書を忘る。 明月、天にあたって世人を立つ。
どうし偶然、今日に浄瑠るところ。 知らず知らず、天佑の民。
西風座に満ちて、縁書を忘る。 西風、清らかな風ですね。涼しいような風が座に満ちて、
部屋の中に吹き込んでくる。座っていうのはまあ椅子のこととかそういうことだと思いますね。 座に満ちて、縁書、炎の暑さ、燃えるような暑さ。
この暑さを忘れさせてくれると。 明月、天にあたって世人を立つ。明月、空には明るい月がですねもう美しく輝いていると。
これを見ていると世人を立つ。属世間を離れたような高尚な気分になってくると。 そんなに満月かな、月が綺麗だったんですね。
03:09
どうし偶然、今日に浄漬るところ。 そんな場面でですね、場所でたまたま息統合する人たちとですね、楽しい飲み仲間かわからないんですけれど、膝を交えて
楽しくですね語り合ったというわけですね。どうし偶然、今日に浄漬るところ。 どんどんたまたま話しているうちに盛り上がってしまったと。知らず知らず天佑の民。
こういうふうに時間も世も吹けるのを忘れてですね 楽しく
くだらなくかわかんないですけど、話し合うこの有様というのはまるで中国古代の定行の時代ですね。 すごく古い頃ですね。
定行の地制の太平の民。多分その頃はすごい時代が平和でですね。 民草ももうすごく楽しく笑い合っていたというふうに書いてあるらしいので
私たちもまるでそんな民のようだなぁということで。 ちょっとさすがにそこまで僕は大月さんも見てそんなに思わないですけど。
こんなこと言ったら怒られますかね。僕としてはですね、暑い時にこの西風座に満ちて炎症はする。 明月天にあたって世人を絶つ。
ここの文章がフレーズがですね、なんかすごく好きなんですね。 美しいなと思います。
ギンズルところのポイントとしてはですね、やはり僕の好きなこの出だし。 西風座に満ちて、座に。この座というところの言い方気をつけて聞いてみてください。
そして最後ですね、結句のところ。知らず知らず定行の民。 知らずというのは最初の知らずっていうのは知るの方ですね。
次の知るっていうのは知識の識、それを書いて知らずというふうに書いているわけです。 これをどう言い分けるかは正直めちゃくちゃ分からないんですけれども。
まあ丁寧に吟じていきましょう。 全く同じ言葉ではないんですよということですね。
ということで、比較的難しいところはない初心者向けのギンなので素直に丁寧に吟じていきましょう。
母子の夏、書生と月を見てたまたま鳴る。 中江東寿。
西風座に満ちて
遠所を忘れ
明月
06:02
天にあたって
世人を
立つ
どうし
偶然
今日に上手
ところを知らず
知らず
定行の
民
以上です。最後ちょっと怪しかったですね結局。
ちょっと失敗したかもしれないです。 まあこの西風座に満ちて僕の大好きなフレーズなので暑い時にですね少し思い出したら
気持ちが少し涼しくなるような気がします。 今日は以上です。
詩吟の魅力を発信する詩吟チャンネルどうもありがとうございました。
