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2025-05-11 13:52

#223 本能アップデート第3回:本能を味方につける


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サマリー

本能アップデート第3回では、本能を味方につける方法を具体的に探っています。人間の本能のエネルギーを建設的な方向に向ける4つのステップを紹介し、それに基づいて自分自身の観察や反応を理解することを促しています。

本能の理解と特定
はい、こんにちは。清鷹です。今日はですね、本能アップデートの3回目ということでですね、本能をハックするという、そういうお話をしてみたいと思います。
ただすいません、ちょっとその前にですね、だいぶこれ、前回のお話から間が空いてしまったんで、ちょっとおさらいをしたいと思うんですけど、
1回目ではですね、なぜ現代人の脳がバグるのかという、そういうお話をしたんですよね。
人間の脳は約600万年かけて形成されてきたと。その中で、今の社会に脳の進化が追いついてないんじゃないかと、ギャップがあるんじゃないかということで、
特にその本能の部分をですね、どううまく今の時代に適合していくのかというところですね。それが大事なんじゃないかなというお話をしたんですよ。
そして2回目ではですね、本能のパターンには5種類あるんじゃないかということで、分類をさせてもらったと。
それ以外にもですね、過去の配信では、いくつか番外編みたいな形でお出しをしてまして、
全部本能のせいにするばっかりでいいのかみたいなそういう話でありますとか、
あるいはこの5つの本能のパターンというのを動物の特徴的な行動に例えてですね、ちょっと分かりやすくネーミングをつけましたよみたいな、そんな回もあったわけなんですよね。
今日はですね、3回目というところで、具体的に本能を確保するという、そういう部分の具体的な方法についてお話をしたいなと思うんですよね。
これはですね、本能を抑え込むということではなくて、うまく味方につけるという、その発想なんですよね。
本能のエネルギーを、よろしくないとされている方向じゃない方向にですね、うまく向けていくという、そういう発想で考えていったらどうかなというところです。
それは本能の持つエネルギーというのを否定せずにですね、より建設的な方向に向けて変えていくと。
車の例で例えると、アクセルをですね、緩めるんじゃなくて、ハンドルをですね、別の方向に向けていくという、そんな感じ、そんなイメージですね。
基本のステップは4つありまして、1つ目が気づく、2つ目が特定をする、3つ目が理解をする、そして4つ目ハックするということなんですけど、
ちょっと順番にご説明をしていきますと、気づくということですね。これは自分の中に強い感情とか強い反応が起きたときにですね、一旦ちょっと立ち止まってみましょうよということなんですよ。
これは本能が働いているのかなというふうに観察をしてですね、例えばSNSで使っていて反応がなかったら落ち込むよというようなのは生存不安のパターン、ビビリウサギのパターンというふうに呼びますけども、
生きるのにですね、不安を持つ、そういう本能が働いているんじゃないかなというところ。そして2つ目のステップとしては特定するということで、その反応がどの本能のパターンから来ているのかというのを特定していくんですよね。
ただこの5つのパターン、単一に当てはまるわけではなくて、全部ですね、少しずつ関わっていたりとかするんで、一概にこれだけみたいなことは言えないかもしれないんですけど、ただ傾向としてですね、どのパターンに当てはまるのかというのを知っておくのは大事なのかなということですよね。
例えば、みんなが持っているものを自分も欲しいというそういう感覚はですね、群れに帰属したいパターン、羊たちのざわめきパターンというふうに言いますけども、そういうものなのかなと。
そして3段階目ですね、これを理解するということで、この本能の反応がですね、今の社会の中でどんなふうに機能しているのかというのを理解すると。
例えば、ついつい食べすぎ、食べ物を買いすぎてしまうとかですね、そういうものは、かつて木側で備えると、植えに備えるということでの資源の保護パターンの名残なんじゃないかと。
この資源の保護パターンは、動物に例えると、リスのため込みパニックみたいな、そんな感じですね。
そして最後4つ目、ハックするということなんですけど、これは本能のエネルギーをより建設的な方向に向けようとする。
例えば、社会的地位の執着とか、そういうものをですね、社会的地位に執着するというのは、サルヤマのボス争いみたいなふうに僕は例えるんですけれども。
それは競争、他人との競争ではなくて、自分自身への成長、過去の自分とのですね、比較でもっての成長のエネルギーに変えていくとかですね。
そういうことに使ったらどうかいなということなんですよね。
大事なのは、こういう本能というものをですね、悪いものというふうに見なさないということ。
それはですね、600万年かけて私たちを生き延びさせてきた大事なシステムであるということなんですよね。
本能ハックのステップ
ただ、今の社会の中ではですね、それが過剰に反応したりとか変な方向で使われてしまうというところがですね、問題が起きるもとということになるんで、少しその向きを変えるっていう、そこが必要なんじゃないかなというところなんですよね。
そうしたステップをですね、日常的にどう活用していったらいいのかなというところですよね。
それがちょっと次のお話になるんですけど、まずはですね、自分を観察していきましょうよという話です。
特にですね、さっきの強い感情が湧いたときとか、衝動的な行動に駆られたときにですね、この本のどこから来ているのかなみたいなことで一呼吸をおいて考えてみる。
自分とはもう一人のですね、客観的な自分がどこか背後にいてですね、自分の行動を見ているみたいなそんなイメージでもいいかもしれないですよね。
次はですね、トリガーを把握するというのがですね、僕たちの本能が反応するきっかけは何かということですよね。
特定のSNSを見たら反応しますよとかですね、特定の会話とか、なんかその広告見たりとか、コマーシャル見たりとか、それでどんな反応するかというのを知っておくということですよね。
そのきっかけを把握しておくと、本能の暴走というのを予測しやすくなるということですね。
そして別の出口、本能の向け先ですよね、これをいくつか事前に考えておくということですよ。
例えばストレスで食べ過ぎてしまうみたいなことであればですね、別のストレス発散法、例えば運動するとか温泉に浸かるとかですね、そういうことを前もって考えておくということですよね。
そういうことが大事なんじゃないかなと。
最後はですね、自分へのご褒美のシステムというのを作るということ。
本能ハックできたときにはですね、自分をうまく褒めてあげるという小さな成功体験の積み重ねが新しい習慣を作るんじゃないかなというふうに思うわけですよね。
はい、ということでですね、ちょっと長くなるんで、シンプルな本能ハックの具体例みたいなものもいくつかご紹介をしたいんですけど、ちょっとだけお話しさせてもらいますね、具体的にね。
生存不安のパターンですね、ビビリウサギ症候群というふうに呼んでますけども、それをハックするという方法としてはですね、
例えば暴走するというのはもっと頑張らないと休めないみたいなこととか、あるいはSNSで過剰に反応するみたいな例をご紹介しましたけど、
ハックする方法としてはですね、自分の存在そのものの価値をですね、書き出してみてですね、そのリストを持ってですね、頑張らないといけないみたいなことからですね、ちょっと離れてみるみたいなところですね。
いいねみたいなことでの承認欲求をですね、受けるというよりもですね、自分が成長すること自身へのですね、喜びに転化していくみたいな、そういうことがいいんじゃないかなというところですよね。
あとは社会的地位ということで、猿山のボス争いみたいなパターンのハックであればですね、暴走するパターンとしては肩書きとか地位とかにこだわるとか、他人と常に比較して落ち込んだり勝ち誇ったりするみたいな、そういう浮きすずみですよね。
これはですね、ハックの方法としては昨日の自分、過去の自分との比較に切り替えるとか、そういう形ですよね。
実践方法と次回の展望
あるいは勝ち負けっていうような、そういう勝ちか負けかという基準じゃなくて、これは得意なのか不得意なのか、自分にとって得意なのか不得意なのかという視点で考えてですね、不得意なことにはもう手を出さずに得意なことに手を出していくみたいな、不得意を克服するというそういう発想もないことはないんですけどもね。
そういう習慣をつけてみるみたいなこともあっていいんじゃないかなというところですね。
ということで今日はですね、本能ハックっていうところの基本的な考え方と実践方法についてお話をしてみたんですけど、大事なポイントとしてはですね、本能っていうのは敵ではなくて味方にできる、そういうエネルギー源なんですよね。
暴れ馬をどう鳴らすというよりもですね、どうその方向づけていくかみたいな、そういうところ。
そして、4つのステップで対応していくんですけど、まずは気づいて、それからこれは本能の衝動だなということで気づいて、そしてこれはどのその行動、本能のパターン、どのその動物的傾向が強いのかということをまずは特定をしてですね、
それだなということで理解をしてですね、具体的に建設的な方向に仕向けていくっていう、そういう4ステップですね。
それから日常での実践についてはですね、やっぱり自分の観察から始めるということで、自分を客観視するというのがですね、
自分がいたらその背後にもう一人の自分が立っているとか、もう一人の自分の目があってですね、それが目の前の自分を客観的に見ているみたいな、そういうところから始めるということですよね。
少しだけそれを理解した上でですね、建設的な方に仕向けていくっていう、そういうことです。
また次の回からはですね、あと5種類のパターンがあるんですけど、一つずつ深掘りをしていきたいなと思っています。
まずはですね、ビビルウサギ昇降群ということで生存不安のパターンですよね。
このパターンがどんなふうに今の社会で暴走しがちなのか、そしてそれをどう把握するのかということをより具体的にお話をしていきたいなというふうに思っております。
それではですね、今日は本能ハックの3回目というところで、あちゃあちゃ、本能アップデートの3回目というところで本能ハックということでですね、本能を味方につける方法というお話をさせてもらいました。
それではまた次回、本能アップデートについてはですね、また断続的に続くかもしれないですし、だいぶ間がかかるかもしれませんけれども、また配信をしていきたいというふうに思っています。
ということで今日はこれぐらいで終わりにしたいと思います。また次回お見にかかります。さよなら。
13:52

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