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2025-03-16 11:57

#171 【本能アップデート2】あなたの行動を支配する5つの本能パターン


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サマリー

本エピソードでは、行動を支配する5つの本能パターンについて解説しています。生存不安、社会的地位、模倣生存、資源保護、群れの帰属というテーマを通じて、現代人がこれらの本能にどのように影響されているかを考察しています。

本能パターンの概要
はい、こんにちは、清鷹です。
今日はですね、本能アップデートシリーズの2回目ということで、お話をします。
今日のテーマはですね、本能のパターンが5つありますよ、ということで、
その5つについてですね、ちょっと全体像をお話ししたいというふうに思っています。
前回のおさらいになるんですけれども、前回の配信ではですね、
本能のアップデートということで、なぜですね、現代人の脳がバグるのか。
例えば、SNS、人の投稿を見て、なぜか焦りを感じたり不安を感じたりするとか、
あるいは、いらないというふうに思ってても、セールだということでついつい買い物をしてしまうとか、
理屈ではわかっているんだけども、感情のほうが先に動いてしまうとか、
そういうケースですよね。これがなぜ発生するのかということでお話をしました。
これは僕たちの本能がですね、これが現代社会にはですね、追いつかずにですね、
バグっちゃっているからなんだと、そういうことなんですよね。
で、今回はですね、そのバグりのパターンというのがですね、
バグりのパターンというか、本能のパターンが5つぐらいありましてですね、
その5つのパターンをですね、当てはめていくと、よりその認識しやすくなるというのかですね、
改善がしやすくなるということなんで、その5つのパターンをですね、
簡単にご紹介をしていきたいというふうに思っております。
5つというのはですね、ちょっと順番に言っていきますと、生存不安ですね、それから社会的地位、
3つ目が模倣生存、模倣生存パターン、それから4つ目が資源保護パターン、
あれ、そうだね、5つ目が群れの帰属パターンということで順番に説明をしていきます。
生存不安と社会的地位
まず最初、生存不安のパターンですね。これは役に立たないと排除されるという恐怖からくるパターンですよね。
飼料採集の時代ですね、600万年過去続きましたけれども、群れの中で役に立たないそういう個体は生き残るのが難しかったと。
食料を分けてもらえなかったりとか、危険から守ってもらえなかったりとかしたわけですよね。
これが今の時代でどう現れるかというと、SNSでいいねが求めたりとか、会社で必要以上に仕事を抱え込んだりして自分は役に立っていると証明しようという行動ですよね。
もっとスキルを身につけないといけないとか、もっと頑張らないと見捨てられるという焦りもこのパターンから来ていますね。
2つ目が社会的地位というパターンですね。群れの中で序列とか評価の執着。
基本的に人間社会、猿社会とかも含めて霊長類はそうなんだと思うんですけれども、高い地位にあればあるほど良い食料とか繁殖の機会が与えられるということなんですよね。
今の時代でいくとブランド思考とか肩書きのこだわりとか、高級車とか高級時計を持って見せびらかすことで自分の地位を示そうとしたりとか、
あとSNSでもこんなセレブですよみたいな発信をしているとか、そういうのは本能の社会的地位のパターンというのを講じているという、そういうふうに言えるんじゃないかなと。
3つ目が無法生存のパターンということで、これは成功者の真似をすれば自分も生き残れるというそういう思考パターンですよね。
どんな本もそうですよね。成功者の辞典とかよく売れますよね。成功法則とか。そういうのは成功者のパターンというのがあって、それを真似すれば自分も生き残れるんだろうなという、そういう発想が根底にあるんだということなんですよね。
昔はそういうふうに成功者の行動を真似るということが生存に直結していたんですよね。例えばどの実が食べられる実なのか、どんなふうに獲物を捕まえるのかとか、そういう先行する人たちの行動とか知恵とかを真似することでうまくやってこれたわけなんですよね。
今の時代でいけばトレンドを追いかけたりとか、人気のインフルエンサーの真似をしたりとか、そういうのもこの行動から来ていると考えられますよね。
あとはみんながこれを持っています。こういうファッションをしていますとかね。そういうのもそうだと思いますしね。
同じようにダイエット方法とか投資方法とか、ベストセラーの本とかありますよね。音楽のヒット曲とかそういうのがありますけれども、そういうのに飛びつくのもこのパターンですよね。
四つ目なんですけれども、資源保護パターンというものですね。限られた資源を確保しないと生き残れない。資源が限られているからそれを確保しないと生き残れないという、そういう不安から来るパターンですよね。
言わずもがなんですけれども、今みたいに食料が豊富なわけではないので、狩猟採集時代というのは非常にそういうのを確保して貯蔵するというか、ため込むということがすごく強く本能で働いたわけですよね。
前回も番外編でお話ししたギャンブル好きというのもこの本能の表れということですよ。獲物を追うと、そういう行動の中でも常に同じパターンでやっているとうまくいかなかったりするんですけれども、時々パターンを変えてみると思いもよらず良い報酬、良い獲物が獲れたりするわけなんですよね。
そういうランダム性、不確実性を楽しむというか、不確実性に得があると思ってしまうのもこの資源保護のパターンということなんですよね。
ポイントカードを集めるとか、もったいないという感覚も、物が捨てられないとか、そういう感覚もこのパターンから来ていると言っていいと思います。
最後5つ目なんですけれども、群れに帰属するパターンですね。これは集団から外れることへの恐怖ということですよね。
人は社会的な生き物だというふうに言われますけれども、こういう群れから追放されるということはイコール死を意味するわけですよね。だから集団に所属することへの本能的な欲求が強いですよね。
今の時代であれば同調圧力として現れることが多いですよね。周りと違う意見が言えなかったりとか。
あるいは自分の貧気にしているチームを応援するとか、自分の国のオリンピックなんかでも応援するとか、そういうことも場合によっては群れの帰属パターンというふうに言えると思います。
SNSなんかでも特定のコミュニティに属して安心感を得ようとするというのもこのパターンですよね。
これらの5つのパターンというのは結構日常の行動に影響を与えているわけで、それを意識的に本能がそうさせているなというふうに認識することから始めると、
この行動のバグ、本能で行動してしまうバグというのを修正していけるということかなと、本能をハックすることができるかなというふうに思うんですけれども、
そのためにはこれはどのパターンなのかなという簡単な見分け方というのをここでご紹介したいと思います。
認められないと不安だというふうに思う状況というのは生存不安のパターンですよね。
それから人と比べて劣等感を持っているというのは社会的地位のパターン。
それから周りがやっているから自分もというようなやつは無法生存のパターンですよね。
もったいないとか逃したくない、損するのが嫌だみたいなのは資源の確保パターン。
そして仲間外れになりたくないというのは群れの帰属パターンですよね。
自分の行動とか感情とかがふと湧いたときとか、そういうときにこの要素というのをチェックポイントというのを思い出していただけると、
どのパターンで本能が動いているのか、自分が動かされているのかというのが見えてくるんじゃないかなというふうに思います。
ということで、今日は5つの本能のパターンについてお話をしました。
振り返りますと、1つ目が生存不安、2つ目が社会的地位、そして3つ目が無法生存のパターン、
4つ目が資源確保、そして最後5つ目が群れ帰属と、そういうパターンですね。
これらのパターンを知ることで、自分の行動が何によっているのかということが見えてきます。
自分だけじゃないですよね。人もそうですし、それから社会もそうですよね。
集団心理とか、そういうのも何の本能に突き動かされているのかというのが見えてきます。
これを自分自身に当てはめると、何で自分はこんな行動をとってしまうんだろうって思ったときに、
本能の影響を見て取ることができるかなというふうに思います。
次は、第3回としては、こうやって見分けた本能をどうやって具体的に把握していくのかということを
テーマにお話ししたいなというふうに思っています。
それでは今日はこれぐらいにして、また次回お耳にかかりたいと思います。さようなら。
11:57

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