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  2. #244 平凡なことを、非凡に言う
2025-06-03 10:09

#244 平凡なことを、非凡に言う


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サマリー

セミナーでの講師活動を通じて、3Sや5Sなどの生産性向上に関するテーマの重要性とその伝え方を探求しています。平凡な内容を非凡に表現することで、より深い理解と行動を促す方法について考えています。

セミナー講師の依頼とテーマ
はい、こんにちは、清鷹です。今日はですね、平凡なことを、非凡に言うという、そういうお話をしてみたいと思うんですけど、
前回ですね、セミナー講師のご依頼を受けたんですけど、あまり気分が乗らないなというようなお話をしたんですけども、
とはいえですね、セミナー講師の資料作りとか、いろいろちょっと構成を考えていくっていうところの中で、
1つ今出てきているアイディアというのか考え方みたいなものをですね、ちょっとお話をしてみたいと思うんですよね。
セミナーの講師、企業さんのですね、生産性の向上についてお話をするという機会をいただくんですよ、今度。
で、僕はITの便利屋っていうのを本業でやってますから、企業のIT化とかですね、DX化、DXなんだっけ、デジタルトランスフォーメーション、
そういうようなところでですね、生産性を向上していきましょうというようなお話はできるんですけど、ただちょっと特殊なご依頼がありまして、
僕文外観なんですけども、3Sとか5S、改善っていうそういうテーマもですね、同時に扱ってほしいというオーダーなんですよ。
この3S、5S、改善なんていうのはですね、製造の現場に携わっておられる方なんかはですね、なじみのあるワードかもしれないんですけれども、
3Sっていうのはですね、3つのSですよね。頭文字なんですけどね、整理、整頓、清掃ですよね。整理して、整頓して、掃除っていうことなんですけどね。
それから5Sっていうのは、その整理、整頓、清掃っていう3Sに加えてですね、清潔とかですね、しつけ、この2つのSを付け加えて5Sと。
それから改善は日本語で改善ですけれども、もともとはね、トヨタの製造の現場で、より現場からですね、小規模な改善を繰り返していってですね、
質の向上につなげようとかですね、サービスの向上につなげようという、そういう発想ですよね。
当たり前っちゃ当たり前ですし、これってね、そもそもこれいつ頃からやられているのかっていうのを見たらですね、1950年代ぐらいからやりかけている活動みたいなんですよね、トヨタの方ではね。
それでそういうのが注目をされて、1980年代にはですね、業務改善の手法としてですね、いろいろなところで取り入れられるようになった、広まっていったということがあるんですよ、世界的にですけれどもね。
今でもね、活用されている部分もありますし、大事だよみたいなことを言われるわけですよね。1980年からしてももうかれこれどうでしょう、四半世紀、45年とかそれぐらいになりますから、50年とかになりますから、四半世紀どころか半世紀ですよね。
半世紀ぐらい言われ続けているんですけど、まだこのタイミングでセミナーでテーマにするかっていう、それだけ大事なことだから何回も言うという、そういうことだとは思うんですけれども、逆に言うとね、これってこんだけ言い続けないとダメだっていうことは、なかなか定着が難しいってことなんじゃないかなというふうに思うわけなんですよ。
で、僕はここのセミナーの中でですね、3S大事ですよねっていうことは当然言うんですけども、それではちょっと平凡すぎて面白くないなと思っててですね、
それはその非凡な形で重要性を伝えるとともにですね、何か次の行動につながるような、そういうことになってほしいなと思うんですよ。
なので、ちょっといろいろ考えているんですけど、何で難しいかですよ、この3S、5S改善っていうのはですね、ここまで言い続けられて、やり続けるっていうことが大事なんだと思うんですけれども、多分言い続けるっていうことが大事だと思うんですけども、何でここまで言い続けなあかんのかというところなんですけどね。
3Sと5Sの重要性
それをちょっと考えてみると、もうちょっとその本質の部分を考えてみるとね、僕は門外官なんで、ITの現場、製造のものづくりの現場っていうのは知ってはいますけど、直接に携わっているわけではないんでどうなんかなというところはあるんですけど、
僕が知っているITの関係でもね、やっぱり整理整頓できていない状況っていうのはやっぱりあるわけなんですよ。
そういうのを考えてみると、例えばデスクトップがね、ごちゃごちゃしているとかそういうのもあるでしょうし、ファイルが探せないみたいなのもあるでしょうし、
デジタルの場合は検索をすればすぐできるっていうこともあって、そんなに整理整頓の重要性っていうのはそこまではないのかもしれないんですけど、ただ僕が企業さんと色々とお付き合いをする中で、いつもこれやばいなと思っているのはパスワードの管理なんですよ。
これは結構IT関係でも整理整頓はしておかないといけないんじゃないかなというふうに思っていて、要は一元管理ができていないとか、何かが必要になるたびにパスワードを探さないといけない、逆にパスワードが見えすぎるところに置かれているとかですね、そういう問題が結構見受けられるんですよ。
それはやっぱりとにもなおさず整理整頓の問題かなというふうに思っていて、そこの何でそれがちゃんと管理できないのかっていうところなんですよね。
それを考えると、もうちょっと抽象化して考えると、これはみんな忙しいというか忙しさに流されているんだと思うんですよ。
だからその場しのぎになっているし、振り返りの習慣がないというか、振り返りの時間を持つという習慣がないということが共通する本質的な原因なんじゃないかなと思うんですよね。
パスワード管理もそうですし、3Sとか5Sとか改善とかそういうのがなかなか口すっぱく言い続けないと定着しないというところはそういうことじゃないかなと。
振り返りがないというところ。そういう観点でいくと、振り返りをいかに習慣化するかというのか、仕組みの中に組み込んでいくかという、そういう視点が大事になるんじゃないかなということなんですよ。
僕はこれまで習慣化を常に研究をしたりとか実践をしたりとかしている部分があるので、その部分と今回の3S、5S、改善というところをどう習慣化させるのかというあたりで、
一つ今、全く違う形で取り組んでいるところの知見も役に立つんじゃないかなと思って、そういうのを盛り込みたいなと思っているんですよ。
具体的にどんな提案をしようかなというふうに思っているかというところなんですけど、ここはちょっと長くなるので、次回以降、どこのタイミングで資料作りと並行してお話を続けていきたいなというふうに思っています。
とりあえず、ここまでの話は平凡なことを非凡に言うということで、3S、5S、改善という製造現場、主に製造現場なんですけれども、そこで言われている作業の効率化、生産性の向上とか、そういう部分ですね。
これを大事ですねというふうに、面白くもなく当たり前に言うんではなくて、もうちょっとその非凡な形、大事ですね。
だけど、これはなぜできないんでしょうね。なぜここまで意識しないと、口すっぱく言い続けないとできないんでしょうね。
というところで、それは振り返りを仕組みができていないからですよという、そういうふうに説明をして、次の提案に持っていこうということで、平凡な、当たり前な、大事ですよというだけじゃなくて、
もうちょっと視点をずらして、具体的な行動につながるような、そういう提案にしていきたいなというふうに思っています。
ということで、今日はこれぐらいにしまして、また次回お耳にかかりたいと思います。さよなら。
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