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はい、みなさんこんばんは。株式会社ゆめみでポスト取締役をしておりますキースこと桑原です。
Web 業界のなんでも雑談室へようこそ。この番組ではWeb 業界に関することや、また様々な学びになるコンテンツを目指してお届けしていきたいと思います。
はい、今回ですね、久しぶりのレターになりますね。はい、今回いただきましたレターはこちらになります。
こんにちは。いつも聞いております。普段は自社プロダクトの開発をしているのですが、最近悩むことがあります。
プロダクト開発の中で、機能開発をずっとやっていると、どうしても機能を作るということに飽きてくる時期があります。
数年目になると、今の技術やアーキテクチャーの上でやることは似通ってくると思います。
ただ、機能開発も好きなので、リアーキテクチャーやリファクタリングばかりしたいわけでもない、わがままな自分もいます。
バランスが大事だと思いますが、日頃の開発をバランスよくするのもなかなか難しいですね。
よろしければこの辺りについての考えを聞いてみたいです。よろしくお願いします。
というレターをいただきました。はい、レターを送っていただきまして、大変にありがとうございます。
これはですね、共感もあるし、かつまた難しいなという問題もありますね。
僕自身は自社プロダクトの会社に入ったことは一度もないんですけども、いろんなお話ですね、友人だったり知人だったりコミュニティからお話聞いたりもしますし、
弊社メンバーにも、元自社プロダクトをやっていたメンバーもいたりするのでね、いろいろ伺っていますけども。
これに回答する前にですね、一応ですね、弊社のメンバーに一回スラックでガーッと投げてみて、いくつか回答をいただいたので、
その回答も一緒にお伝えというか、共有させていただければなと思います。
僕自身もこのように考えているのかなという参考程度の話をさせていただければなと思っております。
というところで、スラックで聞いた回答なんですけど、一人目はですね、今の技術やアーキテクチャの上でやることにかかってくると思いますというところに超絶共感しますと。
機能開発というところの目線をちょっと上げてみてですね、開発というプレイヤー、一プレイヤーではなくて、そのもうちょっと上のレイヤーと言いますか、
エンドユーザーにですね、素早く価値を届けるという風な目線に立てるようになると、もうちょっと違うんじゃないのかなという風におっしゃっていただく人もいましたね。
これも結構僕もいいなと思いました。
いきなりビジネスサイドのところまで目線を向けなくてもいいんですけど、開発者として、一、プロダクトについて目線を集中するのではなくて、
やっぱりそのエンドユーザーというところに視点を見て物事を進めていくというのがいいんじゃないのかなというような視点を変えてみるというお話でしたね。
2つ目のご意見というか参考程度のお話をいただいたのが、
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スクラム的な観点からリファクタリングについてのお話をしていて、
開発に対してリファクタリングっていうのをスクラムではスプリントとか開発フローに乗っけてしまうんですよね。
ただやっぱり現実では機能開発がメインでリリース期限とかもあったりしますし、
もしくは納期の期限があったりするので、
お客さんと話をつけてリリース後にリファクタリングするとか、
リリース直前に一回リファクタリングのフェーズをくださいと言って、
その期間ひたすらリファクタリングをするという風にするっていうのがやっぱり現実的かなと思います。
弊社でもそういう実例が多いなと思っていて、
ただエンドユーザーへの商品価値を高めるというところでは、
やっぱりリファクタリング期間っていうのは必ずあった方がいいと僕も思いますし、
今回回答してくださったメンバーもいていて、
リファクタリングしないでは次の機能開発とか一度作ったプロダクトがどんどん育っていく中で、
次の機能開発とか改善とかになるときにやっぱりあるなしで、
かかってくるコースとか難易度っても全然変わってくるんですよね。
やっぱりリファクタリングはもう完全にやるものですねっていうぐらいに
必須にした方がいいよなっていうところがあるんですけど、
その上でやはりリファクタリングもその開発の当たり前の一つのフローに乗っけるっていうところがやっぱり大事だなっていう話をされてました。
これが一つの資産になってくれたらいいなと僕の思いましたけどね。
思っていると僕の言葉とか考えを乗っけると、
やっぱりリファクタリングってのは目前の改善というふうに捉えないで、
やっぱり長期視点でやるっていうところですね。
目線でリファクタリングをやっていくと、
今までと違ったリファクターとかリアーキテクチャーとかになるのかなというふうに思ったりはしました。
3人目の方ですね、次が。
3人目の方はですけども、
自分の今開発サインのお隣さんって言うとちょっと難しいかわかんないですけど、
そういうところが見えていくと何か変わるかもしれないですねって言っていました。
今現在質問されている方がもとにフルスタックにお仕事されてるんだとちょっとわかりませんけど、
例えば僕もそうですけどフロントエンドの方であれば、
お隣って言うとサーバーサイドであったりとか、もしくはデザインといったところとかにもうちょっと関わっていったりすると、
なんか今までの自分と枠が広がって新しいものが見えてきて、
何か自分の中の心情の変化っていうのがもしかしたら期待できるかもしれないですねっていうふうにおっしゃっていました。
これも一つ確かに考え方として僕もありだなというふうに感じていて、
一応そうですね、一応社内のメンバーからいろいろ意見聞いて、
この辺がやっぱり今回の対象になるかなと思いました。
川巻兄弟じゃないですけど、僕自身もこれをご質問いただいて思ったことなんですけど、
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やっぱりそうですね、一方共感がすごく多いなと思います。
やっぱりオブジェクティブ思考から生まれてきて、
なるべく自動化できるようにしたりとか皆さんで再利用できるようにモジュール化したりパッケージ化したり、
いろいろ言い方ありますよね。
フロントエンドだったらコンポーネント化したりとかあったりするので、
その中で設計手法と考えていくとやっぱり結構似てくるっていうのはやっぱりありますね。
見た目、デザインがちょっと違ったりとかするけど、
結果的に中身作っているものってやっぱり似てくるよなっていうのは往々にしてあるし、
それはある意味で正しい進化の過程だと僕は思っていて、
似てくるってことはそれは同じようなものをまた次の別のプロジェクト、プロダクトでも利用できるってわけなので、
やっぱり開発のコース下げられたりとか同じ知見をどんどんどんどん他に
波及できるっていうのはかなりいい話なんですよ。
それはビジネス視点ではってことですね。
ただやっぱり僕ら技術者とかエンジニアは新しい技術的な挑戦とか、
今までやったことのないプロダクト、設計をしてみたり作ってみたいっていう思いがあるのは当然だと思います。
同じことをやるってことはエンジニアとしてもビジネスマンとしても成長がないってことに関わりますからね。
同じことをやって失敗する確率も減るので、それはやっぱり嬉しいんですけどね。
僕らはそこで飽きるっていうのは当然だと思いますし、
ある意味で飽きるってことをすでにおっしゃっているっていう時点で、
しっかり今やられている知見であったり技術の方がしっかり確立していて、
ある意味で枯れてきているっていうところで、いい面だなっていうふうに捉えていいと思います。
次にNext Actionに移動していただくというか、
次の挑戦をできるフィールドを作る、もしくはそのフィールドに移っていくっていうフェーズに来ているんだと思っています。
先ほど弊社メンバーのアドバイスからの通りですし、
僕もちょっと似たような回答になってしまう可能性が高くて大変申し訳ないんですけども、
やっぱり根本的な今回のお勧めの課題っていうのは、
もう新しいチャレンジがなくなったんだなっていうところにやっぱりつけるなと思っているので、
もう目線を変えるか、視座とかレイヤーを変えるか、立場を変えるか、
この辺をやっていかないともうちょっときついんじゃないかなと思います。
ただ一方で機能開発は好きだし、やっぱり開発者としてはやっていきたいんだろうなっていう思いは十分伝わってきているので、
やっぱりビジネスサイドにならなくてもいいけど、そこに近づいていくのは結構一つのネクストアクションとしてはいいのかなと思っています。
やっぱり使っている技術が変わったりとかインターフェースが変わったとしても、
開発者の体験ってもう全然変わらないんですよね。
だから使っているツールとか技術を変えたところでもう多分満足しないと思います。
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変化ないなって感じると思います。
なのでもう膝を上げて、自分が今コミットしているやり方を変えていくしかないなっていうところで、
分かりやすいのは膝を上げる、レイヤーを上げるというところで、
アプリケーションを作るのではなくてシステム全体がどう動いていきますかっていう風な視野に入っていく。
マネジメントまでいかなくてもいいんですけど、
まずはフルスタックの方向に動いていただく。
でもすでに現時点でフルスタックであって同じことを思っているのであれば、
やっぱりビジネス側に寄っていくしかなくなってくるんじゃないかなと思います。
ビジネス側に行くと、確かに開発を自分が手を動かしてやるっていう機会はかなり減ると思います。
これは仕方ないです。
ただ、別に自分が動かなくてもプロダクトを作ることができるし、
技術に関わっていくことも全然できるんですよ。
そこでの面白さっていうのはやっぱりあると思います。
そうじゃないんだったら、全くの新規事業のプロダクトチームに移っていくのがいいんじゃないかと思います。
新規事業といっても、新しい今までと似たような同じプロダクト、
例えばネイティブアプリケーションもいろんなネイティブアプリ使ったかもしれないですけど、
今まで一緒だったら全然面白くないですよね。
今までやったことない、例えばECサイトのユーザー用のアプリケーションを作ってたんですけど、
そこから次はいきなりVRになりましたとか、
全然ブロックチェーン系の何かのアプリケーションになるっていうところで、
そこのロジックにもしかして関われるとかいうのであれば、
今までと全然違う技術のところに入れるので、やっぱり技術としては面白いのかなと思います。
最先端技術で自分が今までやったことない、もしくは全然関わることがなかったなというものに
あえて手を出してみるっていうのが一つ変化になるんじゃないかなと思います。
じゃなければやっぱりマネジメント系に行くか、
ビジネスサイトに寄っていくのが一つかなと思いました。
全体設計にまずは移っていく、視差を変えていくっていうところですね。
動いていって何か見えてくるものがあるかなというふうに思いましたね。
まとまりもなくいろんなことをただただしゃべってしまったんですけど、
何か参考になればいいなと思ってます。
どちらにしろ変化をつけていくフェーズになっていくっていうことには間違いはないです。
なので、どうしてもその飽きてきたっていうところの
もう張りがなくなったっていうのがやっぱりどうしても解決したいんであれば、
あえて自分の好きなものっていうのを我慢して
全然考えてもなかったなというところにコミットしていくっていうのも一つの手ですね。
その上で、やっぱ違ったなっていうのがあれば元に戻ってきて
違う路線に行けばいいなと思っていますし。
なので、もちろんバランスは大事だと思うんですけど、
バランスを求めていくと恐らくこの秋を打開できる環境にはならないんじゃないかなと思うので、
一回飛び抜けてみていただくのも一つかなというふうに僕は思いました。
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また何か変化あったりとかやっぱり解決しないなというようになったら
改めて連れていただければまた別のアプローチを僕も一緒に考えていきたいなと思っていますので、
今回の回答はこんな感じで終わらせていただければなと思います。
はい、ではまた次回の収録でお会いできればなと思っております。
また他にいろんなネタがあったりお話とかありましたら投げていただければなと思います。
はい、ではまた次回の収録でお会いしましょう。
バイバイ。