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2025-06-29 09:46

#266 大ベストセラー「7つの習慣」を読み間違えていた


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サマリー

このエピソードでは、スティーブン・コビーの著作『7つの習慣』が多くの誤解を生んでいることに焦点を当てています。特に、影響の和と関心の和に関する誤解など、自分自身や外部環境への理解不足が自己啓発にどのように影響するかを考察しています。

7つの習慣の概要と誤解
はい、こんにちは、清鷹です。今日はですね、ベストセラーの名著、7つの習慣をですね、読み間違えてたよね、っていう話なんですよ。
あの、賢明なリスナーさんはですね、多分、僕みたいなことはないと思うんですけども、ちょっとね、すごく言語化が難しくって、うまく言葉にできるかなっていうのをちょっと思うんですけど、まあちょっとやってみたいと思います。
何かというとですね、第1の習慣、7つの習慣っていうのは、7つの習慣なんですけど、スティーブン・コビー博士っていう方がおられて、30年くらい前に出版された本なんですかね。
これがですね、非常にベストセラーになってて、日本でもですね、今240万部を超える売り上げになっているのかな、30年くらい前からの、に出された本なんですけども、改訂版とかも出ててですね。
全世界では4000万部を超えているという、まあそういう本なんですよね。ビジネス書に類する部分でもあるんですけど、自己啓発の本なんですよね。
7つの習慣。いろいろな習慣が書かれているんですけど、例えば、緊急ではないけれども重要なことを優先してやりましょうとかね、そういうのが結構有名なんじゃないかなと思うんですよね。
いわゆる第2領域っていうところなんですけどもね。そういういろいろな習慣が取り上げられているんですけど、1つ目の習慣としてですね、主体的にやりましょう、主体的であるという、そういう習慣の例が取り上げられているんですよ。
その中ではですね、影響の和と関心の和というふうに定義付けられているものがあって、影響の和の範囲内でですね、やりましょうという話なんですよ。どういうことかというと、自分が自分の行動で影響を及ぼせられる範囲のことに関しては注意を持ってですね、頑張ってやるんですけど、
自分の影響の及ばないところについてはですね、頑張ってもしょうがないんで、そういったところにはですね、関心は向けているかもしれないんですけど、考えてもしょうがないよねということなんですよね、要はね。
例えばどんなことかというと、影響の和、例えばですね、関心の和としてはですね、天気を考えてみたらいいんでしょうけど、例えば雨が降りますと。
雨が降るということはですね、自分の行動とかではですね、全然変えられないわけですよね。天気のことなんで、勝手にやってますよね。自分がいくら何をしたって、もちろんね、天気の変換システムみたいなもの、変更システムみたいなものを作れば変えられるのかもしれないですけど、そんなんじゃないですよね。
一方でですね、影響の和、自分がそうしたらできることは何なんだって言ったら、出かけるときに傘を持っていきましょうとかね、そういうことぐらいしかできることってないんですよね。だから天気をどうにかしようということじゃなくて、そうしたら傘を持っていきましょうという。
関心の和というのはどうにも動かせないこと、自分ではですね。だから天気は動かせない。一方で影響の和というのは自分ができる行動ですよね。だからそれは傘を準備しましょうということ。
だからその、天気のことを気にしてどうにかしようとしてても、どうしようもないんだけども、人っていうのは得てしてですね、そういう部分に関して何とかしようとして苦しんでますよねっていう話。だからできることだけに専念しましょうねっていう、そういうことなんですよね。
この影響の和っていうのはですね、影響の和の外に関心の和があるみたいな、そういう形でこの七つの習慣の本でも図が描かれてるんですけど、実はですね、僕はこれ読み違えてまして、影響の和っていうのはどっちかというと、自分が影響を及ぼせる範囲なんで、自分に関すること。
頑張ったらできることとかね。自分ができることっていうことですよね。で、関心の和っていうのは自分ができないことなんですよ。それっていうのは結局他人のことであったり天気のことであったり外の環境のことっていうふうに呼んでたんですよね。
だけど、自分のことであってもですね、影響を及ぼせられないことってたくさんあるんですよ。例えば、昨日の会でお話をしたのかな、自分に対して期待すると不幸のもとですみたいな、そういう話をしたんですけど、結局のところ、自分がいくら頑張ってもできないこととか、あるいはやろうと思ってコントロールしようと思ってもですね、コントロールできないことってたくさんあるんですよね。
例えば、どうでしょう、今ではなくなりましたけど、24時間ずっと働いてみましょうみたいな、そういうことって絶対できないですよね。途中休憩も欲しいですし、寝る時間もいりますし、食事する時間もいりますし、みたいなことを考えていくとですね、自分自身でもコントロールしきれないことってたくさんあるんですよね。
怒りのコントロールなんかもできる人もいるでしょうけど、できない人もいますし、それからどうでしょう、例えばピンクの像のことを考えないでくださいみたいなことを言うとですね、ピンクの像が浮かんできたらもうそれ以上、なんていうのかな、考えないことってできないんですよね。
だから、自分でコントロールできないことがたくさんあるんだけれども、自分はコントロールできる幅がたくさんあるぞっていうふうに勘違いしてしまっているというか、そういう意味で言うと、この影響の輪っていうのは一つ円で書くんですけど、輪っかとして書くんですけど、
自己啓発の限界
この影響の輪っていう中にもですね、どういうのかな、これ単純な円じゃなくてですね、ちっちゃいドーナツじゃないかと思うんですよ、ドーナツみたいな形じゃないかと思うんですよ。
真ん中にもですね、自分という真ん中にもですね、空洞があってですね、そこの部分は影響が及ぼせられない領域っていう部分が自分の中にもあると思うんですよ。
だから、はっきりと、この7つの習慣、スティーブン・コビー博士は自分の中に影響の輪が及ばないところがあるよということは明言はしていないけれども、
どうしても自分と外の世界みたいな感じで物事を見てしまうんで、それは僕の性質かもしれないですけどね。だから輪っかだけが書いてあったら、全部自分が影響を及ぼせるんじゃないかというふうに感じてしまうんですよね、この図を見てね。
だけどもその単純な輪っかじゃなくて、それはドーナツ状のそれもちっちゃいちっちゃい輪っかなんだというふうに思えばですね、自分の中にさえですね、コントロールできない領域があるんだということが分かるんじゃないかなと。
これは自分がコントロールしようと思ってですね、できないから苦しんでいる部分も結構あるんじゃないかなと思ってましてですね、これは僕に限らずいろいろな方がですね、そういうことで苦しんでおられるんじゃないかなというふうに思ったわけなんですよね。
ちょっと図がないので言葉でなかなか説明はしにくいんですけど、要はドーナツなんじゃないかなと、影響の輪っていうのは。影響を及ぼせる範囲っていうのはですね、外側に対してもですね、限界がありますし、内側に対しても限界があるんじゃないかなと。
自己啓発本なんかではですね、自分が頑張ればどうにかなるみたいなね、そういう感じで頑張れ頑張れっていうことをやっていくんだと思うんですけど、それっていうのはですね、中が空洞、ドーナツの真ん中に穴が開いているっていうことがですね、あまり意識されていないんじゃないかなと。
もしくはその中に穴があるとしてもですね、その穴を頑張って埋めるみたいな、そういう感じのですね、ノリなんじゃないかなと思うんですよね。だからこそ、売れるし、できなければしんどくなるし、みたいなそういうことがあるんじゃないかなというふうに思ったんですよね。
はい、ということでですね、すいません。これはですね、ちょっといずれKindleの本にする予定にしてるんですけれども、このテーマに関してはね。
ちょっと今日はですね、この7つの習慣を僕が読み間違えてたよという、そういうお話をさせていただきました。はい、それではまた次回お目見にかかりたいと思います。さよなら。
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