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2025-09-15 29:33

#111【三千円の使いかた/原田ひ香】お金の使い方を通して自分を見つめる

お金の話ってしづらいよね/本の登場人物と一緒にお金にまつわる自分の気持ちを見つめよう/御厨家には3世代4人の女性がいる/琴子さんは73歳で貯金額1000万円/おばあちゃんになっても働きたい気持ちはあるかも/真帆さんは専業主婦で貯金額600万円/自分と人とを比較してしまうことはあるよね/そんな真帆さんへのおばあさんのアドバイス/3000円であなたは何を買いますか?


▼今日紹介した作品

『三千円の使いかた』(原田ひ香)



▼キサクロではおたよりを大募集中!あなたの好きな本教えてね

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サマリー

原田ひ香の小説『三千円の使い方』を通じて、お金との向き合い方やそれに伴う不安について考察されます。このエピソードでは、登場人物のミクリア家のコトコさんとマホさんの物語が深掘りされ、お金の使い方が自己理解につながることが強調されています。マホさんは、他人と比較して自分の結婚やお金の使い方について悩む様子が語られます。コトコさん(おばあちゃん)は、計画的にお金を使うことが不安を軽減し、自己理解を深める助けになるとアドバイスします。そして、自分にとって本当に大切なことを見つめ直すことで、他人との比較から解放される可能性について考察されています。このエピソードでは、三千円の使い方を通じてお金に対する考え方や自己の価値観を見つめ直す重要性が語られています。特にティーポットを例に、各人がどのようにお金の価値を見出しているかについて考えさせられる内容です。

三千円の使い方を紹介
スピーカー 2
カランコローン!いらっしゃいませ。喫茶クロスロードへようこそ!
9月15日、第111回の配信です。
本日は、おはぎさん、なっしーの2名で配信いたします。
よろしくおはぎさん。
スピーカー 1
よろしくなっしー。
スピーカー 2
イエーイ!
ということで、今回紹介するのは、原田ひ香さんの三千円の使い方という小説です。
この小説さ、私が通っている図書館の貸出数ランキングの上位に並んでいて、
へー、そんなに人気なんだっていう感じで、思わず手に取ってみた本なんだけど、
この本、おはぎさん知ってる?
スピーカー 1
私、これまたこの本知らなかったんだけど、
お金の話ってすごい興味持ってて、
今日楽しみにしてきた。お金の話かと思って。
スピーカー 2
あ、そうなんだ。よかった。
そう。
いやでもさ、お金の話なしってちょっとしづらいなっていうところもあるかなと思ってて、
うん、ある。すごいある。
なんかだから、これ持ってって大丈夫かなっていうのは正直思ってたけど、
意外とおはぎさんが乗り気で良かったと、今なっしーは安堵している感じなんですけれど。
で、今日紹介するこの三千円の使い方っていう本は、
結構さ、自分のお金との向き合い方に意識を向けさせてくれたりとか、
あと、いろいろお金にまつわる不安ってあると思うんだけど、
それを登場人物と一緒に考えてみることができる本だなって思ってるんだよね。
で、私としてはお金の使い方を考えるってことは、
自分の本当の気持ちを見つめるきっかけにもなるんじゃないかなっていう気づきも得られた本なので、
最後におはぎさんとそんな話もできたらなと思っています。
コトコさんの老後の悩み
スピーカー 2
では、ちなみに唐突ですが質問です。
おはぎさん、月々の生活費どれぐらいある?あと貯金っていくらぐらい?
スピーカー 1
めっちゃ難しい質問。すごい答えにくい。
スピーカー 2
そうそうそう。
スピーカー 1
ここでセキュララに語りたい気持ちもあるけど、
それはさすがにゆうきいるから、ちょっとシークレットにしたいけど、
スピーカー 2
やっぱそうだよね。
スピーカー 1
でも、しいて言うなら、貯金については、
自分に万が一のことがあったときに使えるように、
ある程度の蓄えは私基準であるはずと思ってます。
っていう回答でどうでしょう?
スピーカー 2
いやー、お金の話実は好きだったとか、
おはぎさん意外とお金に堅実なんだなっていうのをなっしーは今日感じてるんだけどさ、
でも、実際やっぱりさ、お金の話するのって、
めっちゃスタッシー友達とかになっても難しいかなって思っててさ、
でもさ、お金に対する漠然とした不安みたいなのは、
絶対みんな少なからず持ってて、
だからこの本って結構手に取られてるんじゃないのかなっていうのは、
すごい思ってるんだけど、
やっぱりだから、今日はそのお金の不安とかを、
登場人物のケースごとに話していくっていう回にしたいと思っております。
そんなわけで、今日紹介する本の内容に移っていこうと思います。
で、この本で出てくるのは、
ミクリア家の3世代4人の女性たちです。
この本では、章ごとにその主人公が変わっていく形式なんだよね。
で、どの主人公の話も面白かったんだけど、
今日はその中でも2人、
ミクリア家のおばあちゃんであるコトコさんと、
その孫娘であるマホさんの2人を紹介していこうと思います。
まず、コトコさんの話からいくんだけど、
スピーカー 1
またここでお金にまつわる質問をしようと思います。
スピーカー 2
おはぎさんは、老後にどれくらいのお金があったら安心だと思いますか?
スピーカー 1
いやー、この問題ね。
いや、自分でも考えたことあったけど、
自分がすごい心配症っていうのもあって、
いくらってあっても、安心できないかもしれない。
スピーカー 2
あー、そうなの。いくらあっても。
スピーカー 1
いくらあっても、安心しきれない。自分がいる気がする。
その世の中でいう、もう絶対的な正解金額っていうのがわかるんだったら、
安心できるんだけど、
世の中の資産ってあくまでも予想みたいな感じだから、
あんまり信憑性もないなと思ってて、
実際に貯金額が1億あっても自分は不安になっちゃうと思う。
スピーカー 2
1億あってもですか?
そう。
スピーカー 1
なるほど。
とんでもない。
法外な金額だったら安心かもしれない。10兆円とか。
スピーカー 2
あー。10兆円か。
それあと法もない額になってたら。
スピーカー 1
漠然と過ぎてる。
スピーカー 2
っていうのが、正直な、ナッシーの正直な感想なんだけど。
スピーカー 1
いや、そうだよね。
スピーカー 2
私もでも、自分に逆にこの質問されたら、
いやー、でも、え?どれぐらいなんだろう?っていうのが、
まずなんかちょっと、どこから情報を引っ張ってきていいのかな?みたいな状態になっちゃって、
まずそこを何のデータをもとにしていこうかしら?みたいなところから考えるのがすごい大変だなっていう感じなんだけど、
じゃあ、そんな悩みを持ちつつ、ことこさんのプロフィールを紹介していこうと思います。
で、ことこさんは現在73歳です。
旦那さんを病気でなくして、一人で持ち家に住む女性です。
だから、家賃とかはかかりません。
スピーカー 1
はいはい。
スピーカー 2
ちなみに、今ある貯金額は、1000万円と郵便貯金も少しあります。
毎月の年金額は8万円程度です。
このデータだけお伝えすると、家賃もかかってないし、
お金にそこまで困ってない人なのかな?っていう印象だと思うんだけど、
彼女には彼女で悩みがあるんだよね。
彼女の悩みは、一言で言ってしまえば、自分の人生がいつまで続くかわからないっていう悩み。
今、ことこさんは旦那さんに亡くなられて、一人移民になってる。
で、いろんなお出かけのお誘いとかも、一人移民になるとあるんだけど、
郵便貯金のほうは、もうあんまりありません。
もしかしたら、今後、介護施設に入ったり、今ある自分の家を介護用に改築する可能性もある。
スピーカー 1
だから、1000万円の貯金には、今はまだ手をつけたくない。
スピーカー 2
でも、そうすると、そうそう、月8万円の年金では少し足りないっていう状態で、
自分の人生がいつ終わるのかわからない。
だから、この大きな貯金額である1000万円も、そんなに動かせないし、
かといって流動的な貯金である郵便貯金は、もうすぐそこをつきそうっていう状況なんだよね。
おはぎさんがことこさんだったら、どうするかな?
スピーカー 1
うわー、めっちゃむずい。めっちゃむずいぞ。
まずは、自分だったら、固定費の見直しをして、毎月の年金額が8万円程度だから、
それで本当に足りないのか、改めて計算してみる。
で、月換算だと、どうしても、この月はマイナスだった赤字だとか、
毎月ごとに出ていくお金って違うから、
年換算して、1年でマイナス赤字になっちゃうのか、トントンなのか、ちょっと余裕を持てるのかっていう風に考えてみると思う。
スピーカー 2
おー、なんかすごく具体的なプランが返ってきて、なっしーはドキドキしている。
スピーカー 1
すごい、まじに答えちゃった。
スピーカー 2
ね、いやでも、おはぎさん本当にお金に対して堅実なタイプなんだね。
そう思う、自分でも。
まさに固定費の見直しみたいなところは、ことこさんのショーではないんだけど、他の主人公のところで、
実際こういうことをやっていきましょうね、みたいな話をされているところとかもあって、
やっぱなんか、そこが一番最初に手をつけるところなんだな、みたいなのは、なっしーも読んでて思った。
ちなみに、ことこさんが取ったその行動っていうのは、自分も働ける新しい就職先を探し、月々の収入を増やすことだったんだよね。
ただ、この行動に至った気持ちが私は大切だと思っていて、ことこさんは料理教室を手伝うっていう形で謝礼をもらったことがあって、
その時にとっても嬉しかった経験があったんだよね。
だから、自分は今でもまだ感謝されて、お金をもらいたいんじゃないかなっていう気持ちに気づいて、
じゃあ、私また働いてみるのもいいのかもしれないって思って、新しい就職先を探したっていう物語の流れになってて、
もちろん、お金が欲しいっていう気持ちが大前提にあったとは思うんだけど、
でも、もう一度自分を必要としてくれるっていうことに、喜びを自分は感じるんだなっていうことに気づいたから、
だから働きたいっていう気持ちになったっていうのがあって、
お金を得るプロセスっていうのが、ことこさんのこれからの人生でも喜びの一つになったっていうのが、いいポイントだなと思ったんだよね。
老後の働き方
スピーカー 1
なるほどね、確かにそうかも。
ことこさんってもう73歳で、かなり年を重ねてて、もう5年配なのに、
まだ人から感謝されて、お金をいただきたいっていう風に、
まだ思えるのって、すごく心が素直というか素敵な人だなって思った。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
お金関係の話だと、自分がまだその年代にたどり着いてないから、
老後イコール年金生活のイメージしかできてなかったから、
そっか、70歳超えても新しい職場で収入を増やすっていう考えまでちょっといかなかったなって思って。
スピーカー 2
本当に私もそうなんだよね。
スピーカー 1
あとさ、一人見だとさ、人と接する機会もさ、絶対的に少なくなるからさ、
職場とか人と定期的に関われる環境ができたっていうのは、
絶対いい刺激にもなってくると思うし、
こういう判断とか行動できたのは、ことこさんにとって良かったなって、今話聞いてて思った。
スピーカー 2
いや、そうなんだよね。私もなんか、あ、そうか。
73歳でもう一回働こうってなるんだっていうのが、結構驚きではあって。
正直さ、私たち今仕事頑張り時だからさ、
え、その定年した後にもう一回働こうって思うのかなとか、
スピーカー 1
ちょっとね、思わないでもなかったんだけど。
スピーカー 2
でも、まだそう、おはぎさんがさっき言ったみたいに、
これからのね、定期的に関われる人がまたできるっていう、
新しくまたできるっていうのは、すごいプラスになるのかなとか、
あ、自分の老後ってそういうこともあるのかなみたいなイメージができて、
でもそっか、困ったら働けばいいんだみたいなさ。
スピーカー 1
確かにそうそう。単純なんだけど、意外と思いつかなかった。
スピーカー 2
そうそうそう。なんか、老後の借金額いくらあったら安心?とか言うけどさ、
あれ?でも、取れなかったら働けばいいんじゃね?みたいな、
っていうね、プラスな思考にもなるなと思って、
すごいここ面白かったなと思ったんだよね。
スピーカー 1
そう、話聞いててもここ面白いなと思って、この話全体が。
そう、やっぱりどうしても70歳超えてまで働くのって、
絶対しんどいんじゃないかって思うのが、今の正直なところではあるんだけど、
でも人と触れ合ったり、そのコミュニケーションを取れる環境だったり、
そのテリトリーっていうのかな、そういうのがある楽しさっていうのも、
今の年代の自分でもわかるから、自分もその子と子さんと同じ年代とか環境になったら、
働けるありがたみとかをまた新しく感じるんだろうかなって思ったりもして、
その時が楽しみだなって思いました。
スピーカー 2
ちょっと一個不安が、まあなくなりはしないけど、減ったかもしれないよね。
っていうのが、そう、ことこさんのお話です。
じゃあ続いて、もう1人のほうの紹介に行きたいと思うんだけど、
まほさんの悩み
スピーカー 2
もう1人、そのことこさんの孫娘である、まほさんという女性も出てきます。
で、このまほさんは旦那さんと娘さんの3人で暮らす専業主婦です。
で、旦那さんの手取りは月23万。
で、まほさんはとっても節約上手なので、結婚6年目にして貯金額は600万ぐらいあります。
スピーカー 1
めっちゃすごい。
スピーカー 2
年間100万ぐらい、そう、貯められる。めちゃめちゃすご腕専業主婦です。
でも、そんな彼女にも悩みがあるんですよね。
それは、自分の結婚って本当にこの形で幸せだったのかなっていう悩みです。
で、それの悩みになったきっかけとしては、
まほさんの友人が婚約したんだけど、とっても大きなダイヤの婚約指輪をもらったりとか、
超高級ホテルで結婚式をあげることが決まってたりとか、
あと、イタリアへの新婚旅行もあるっていう、
自分は結構早めに結婚して、かつ、そんな豪華なことはできなかったっていうところもあって、
比較してみたら、すごくその友人が豪華に見えて圧倒されてしまったっていう状況なんだよね。
周囲の評価と葛藤
スピーカー 2
自分が婚約記念にもらったネックレスがすごく残念に思えてしまったりとか、
まほさん自体は沖縄に新婚旅行に行ってたんだけど、
そういえばハワイに行きたかったんだよなってことを思い返したりとかして、
なんとなくモヤモヤみたいな気持ちになってしまう。
この気持ちはね、わかるって感じなんだけど、
日々暮らしてる中でもさ、他の人と比較してちょっと落ち込むみたいなことは、
特にこういうふうに比べやすいとあるよね。
スピーカー 1
それはある。めちゃめちゃある。
人と比べちゃって、あの人はああなのに、私はこうみたいなことはめっちゃあるし、
条件が今わかりやすいから、結婚ができて、お子さんにも恵まれて、貯金もあって、
このご時世で珍しい専業主婦っていう形で、
なんかいいんじゃないのって思っちゃうけどなって思ってて、
スピーカー 2
なるほど。おはぎさんとしては。
スピーカー 1
おはぎさん的には、そんな周りと比較してちょっとしょんぼりすることもないんじゃないかなって、
そこは別に悩まなくてもいいんじゃないって、私は思っちゃったなっていうのもある。
スピーカー 2
なるほど。じゃあちょっとそのマホさんについて補足もちょっとしたいんだけど、
実はそのマホさんは、自分のその結婚についてすごく後悔してるとかではないんだよね。
もちろんその素晴らしい友人の婚約状況を見て、うわーって思ったりはしたんだけど、
この件で落ち込んでしまったのは、確かにあんなに何でも揃ってる結婚ってあるんだなみたいな、
やっぱ自分比較したっていうのはもちろんあるんだけど、
それとは別に周りの自分の仲良くしている友人が、
自分の結婚のことをよく決断できたよねっていうふうに、
今評価していたことを知ってしまったかっていうのがあるんだよね。
で、マホさんは今専業主婦で、この結婚のタイミングで仕事を辞めています。
で、そのとき旦那さんの収入1本でやっていくことになるっていう決断を、
結婚のタイミングでしたってことになるんだけど、
まだ社会人になって3年目ぐらいのときとかで、
友人としては結構今自分たちでも働けるような状態なのに、
なんで専業主婦になるの?どうして?みたいな感じで受け止められていたってことを、
今その結婚6年目にして知ってしまったんだよね。
今自分の結婚について幸せだと思ってるし、いいなって思っているんだけど、
お金の使い方の重要性
スピーカー 2
そういうふうに周りには思われてたんだっていうことにももやもやしてしまう。
だから自分が納得していければそれでいいじゃんっていう声も聞こえてきそうなんだけど、
周りにそういうふうに思われてたんだって思うと、
そういうふうに言い切れないところもあるよねっていうところに私はすごく共感してしまって、
特に親しい人にそんなふうに思われてたって知ったらちょっとそういう気持ちになるよねみたいになって、
すごい共感したんだけど、
おはぎさんは今の話も補足も聞いてどうかな?
スピーカー 1
補足を聞くと確かに共感の部分がかなり大きくなってて、
最初の情報だけだと自分の人生なんだし、
人とペースもやっぱ違うからドーンと自信持っていけばいいじゃんって思ったけど、
結婚式に呼ぶくらい親しい友人に言われちゃったら、
自分では納得いってた決断でも一瞬戸惑っちゃうかもっていうのは確かに思った。
全然知らないさ、あんまり親しい間柄でもない人にかさ、
よく決断できたねとか言われてもうーんって思うけど、
結婚式呼ぶくらいめっちゃ仲いい友達に言われちゃったら、
ちょっと違ったかなとかちょっと不安になっちゃったりとか、
そのタイミングでそのご友人も結婚して、
自分の理想と近い素敵な豪華な結婚式とか見ちゃうと、
うわーって思うのもあるかもしれないなって思った。
スピーカー 2
やっぱり周りの価値観親しくしている友人だからこそ、
自分と価値観は似てるって思ってたのにさ、
その友人の評価がそうだったんだっていうのに、
結構ぐらつくっていうところはあるなと思っててさ、
私もそういうふうに自分の友人に言われたら、
それはちょっともやもやするし、ぐらぐらするよなみたいなところがすごく理解できたんだよね。
で、まほさんのこの話がどう決着つくかっていうとこは、
ちょっと本を読んでのお楽しみにしておきたいんだけど、
ちょっとネタバレになっちゃうからね。
やっぱり私はどんなにこれでいいんだって思ってても、
わりと比較してしまうと、
わりきれなかったりもやもやしたりする感情っていうのは、
やっぱりあるんだろうなっていうのを思っていて、
そんなまほさんに、さっきのおばあちゃんことこさんからのアドバイスがあるんですよね。
そう、ことこさんはまほさんに、
いつどこでどのくらいお金を使うのか予定を立てること、
どれくらい必要なのかを考えたら、
いたずらに不安になったり、
他の人と比べたりしなくなるかもよってアドバイスするんだよね。
で、ここがまさにお金の使い方を考えることで、
自分の本当の気持ちを見つめられるなって思ったところなんだけど、
自分のお金の使い方をイメージしたら、
結局どこで何を重視して、重点的にお金を使いたい、
だから貯めるとか節約する、もしくは稼ぐってなるって、
そうか、そういうふうになるんだよなって思ったんだよね。
スピーカー 1
ことこさんのアドバイス、めっちゃ今響いてておはぎにも。
本当?よかった。
特にどれくらい必要なのかを考えたら、
いたずらに不安になったり、
人と比べたりしなくなるかもよっていうのをめちゃめちゃいいなと思ってて、
私って恐らくどれくらい必要なのかを、
ちゃんと考えられていないから、
いたずらに不安を抱えちゃうタイプで、
だから老後に必要な貯金額は10兆とかって答えちゃう。
冒頭にね。
冒頭に戻るんだけど、そうのかなと思ってて、
自分は堅実な生活も自由な生活もどっちも欲しがっちゃうタイプなので、
その塩梅にはずっとほんのり悩んでる感じがあって、
だからこれを読めばまた一ついい指針というか、
お金に対する方針が見つけられるかもなって、
ちょっとそのことこおばあちゃんのアドバイスを聞いて思いました。
スピーカー 2
ね、そう、いや本当にこれいいアドバイスだなって思ってて、
もちろんこの計画の話って、
おはぎさんと私でもさ、そのライフステージが違うとかさ、
その独身なのと結婚してるとかで、
またちょっと計画の立て方って変わってくるし、
そこが見えないっていうところもあるから、立てづらいとかもあると思うんだよね。
そんな先のことまで考えられないよっていう人もいると思うんだけど、
私自身はすごい多分、まほさんに共感したっていうのは、
自分も同じ子育て中っていうこともあって、
やっぱそのお金の使い方とか、何に使いたいかっていう気持ちって、
すごく今、結婚前と結婚後、あと子育て中とかで、
すごく変わったなっていうふうには実感があって、
もちろんそれはさ、お金をかける必要がある子供っていう人間が増えたっていうこともあると思うんだけど、
生活とかと一緒に、このイベントにお金は使いたいなとか、
ここで大きい旅行に行きたいなとかっていうのが、
結構明確に決められるようになって、
そうすると、じゃあこの部分の支出は抑えようかなとかっていう感覚になってて、
今の自分の気持ちと対話をすることで、
他の人を気にしなくてもいいっていう状況になったなっていうのは、
すごくそれで理解できたなと思ったんだよね。
でもさ、とはいえさ、旅行先とかがさ、
隣の何々ちゃんはどこどこに行ったの?ってなったら、
やっぱそっちのほうがよかったかもとかっていう気持ちもやっぱり発生したりするんだけど、
とはいえ、自分の気持ちを聞いてみて、
何に使うかっていうことに自分の気持ちで決めたから、
これを使ってるんだっていうことにすごく自覚的になれたなと思ってて、
そういうノイズとかはあるけど、
それでもそこまで気にならないんだろうなっていうのはすごく腑に落ちたっていう感じかな。
スピーカー 1
確かにな。
スピーカー 2
お金ってやっぱすごいさ、数字ばっかりに目が行きがちじゃん。
どっちが高いとかさ。
でも結局やりたいこととか、自分の願いを叶えるための手段だから、
その部分は忘れずにいることの大切さをわかった上で、
お金の価値観を見つめる
スピーカー 2
登場人物と悩んでみるのが、やっぱこの本の面白いところだなと思ったわけです。
スピーカー 1
それはね、本当にそうだと思うし、
お金の数字ってすごい魔力というか魅力というか、
すごいなって思って、
お金の使い方って人それぞれなのをわかった上で、
たまに何十台、貯金額、平均とか、中央値とか調べちゃったりするのたまに。
スピーカー 2
おかぎさん調べてるね。
比較してるね。
スピーカー 1
自分は自分とか、どんどん構えておけばいいとか言ってるのにもかかわらず、
自分では調べて、平均とはーとかふーとか言いながら、
一喜一憂しながら調べたりとかしてるんだけどさ、
やっぱりお金って貯金額重視で生活を抑えるスタイルとかで、
お金を使うっていうのも現実的ですごくいいとは思うんだけど、
今一通り話聞いてみて、やっぱり私は自分らしい生活のためにお金を使いたいよねって、
改めて思うなっていうのがちょっと今日聞いた中での一つの気づきで、
やっぱり道後には何千万必要ですっていうニュースもあったりとか、
でも若い子は自分らしい生活にお金を使ってて華やかに見えて、
そういうのもいいよなっていうのが結構揺り動かされちゃう。
自分がすごくいて、
でもやっぱこういう本とかを読んだり、
ナッシーの読んだ話とかを聞くと、
やっぱり自分はどうしたいかっていう軸を持って生活するのが大事なんだなと思ってて、
お金の話ね、今日できてよかったな、ちょっとでも。
ティーポットの価値
スピーカー 1
なかなかできないからさ。
スピーカー 2
そうそう、なんかしたいけどしづらいなって思った時に、
ちょっとこの本を題材にじゃないけどさ、こういう本があってさ、みたいな感じに話せると、
それはちょっと面白いのかなっていうのも思ったかな。
スピーカー 1
この本があると、この本中心でお金の話ができていいかもしれない。
スピーカー 2
お金の話をしたい時に。
スピーカー 1
ちなみにさ、この本のタイトルのさ、3000円の使い方の3000円の意味とかって何かあるのかな?
スピーカー 2
あ、そうだったね、ごめん、そこ伝えてなかったんだけど、
この3000円っていうところは、実は今回紹介したのはマホさんで、
そのマホさんの妹のミホさんっていう人が出てくるショーもあるんだけど、
そのミホさんがティーポットを買おうとした時にちょうど3000円だった。
でも、そういえば私の家族のマホさんはこういうティーポットを買ってたな、
私のお母さんはこういうティーポットだな、
おばあちゃんはこういうティーポットだなっていうふうに、
そのティーポット一つにどれぐらいの価値をかけるかっていうところを、
なんか想像するところがあるんだよね。
で、このティーポットを私は3000円で買いたいなと思ったけど、
そういえばみんなティーポットの選び方違うよなとか、
ティーポットっていうものにみんなどれだけの価値をかけるかっていう基準が
人によって違うっていうことに気づいたよっていう、
一番最初にそういう話があって、
この3000円の使い方で私本当によかったのかなって考えるところから話が始まるっていう、
その3000円なんだけど、
このミホさんは一番なんかこう、どっちかっていうとたぶん私みたいなタイプで、
私みたいなタイプっていうのはあれなんだけど、
ちょっとお金にゆるいタイプのどんぶり漢字をやってきたけどみたいな人が、
じゃあどうやって今後自分のやりたいことを叶えるためにお金を貯めていくか、
もしくは使っていくかみたいな話をしてる話もあって、
そうそうそうそう。
いやーでも今日はおはぎさんがすごいお金にちゃんと考えてる人だなっていうことを聞いて、
スピーカー 1
なっしーはすごく尊敬しました。
はい。
必要な貯金額に10兆とか言っちゃう人はたぶんちゃんと考えてないよ。
スピーカー 2
いやでもそれだけ不安が大きかったってことを表しているんだろうなっていうのも今話を聞いてて思った。
まあでも本当にね、だからそういうお金について悩んだらこの本を読んでみてほしいなということで、
今日は締めたいと思います。
面白かった?はぎさん。
スピーカー 1
いや、めちゃめちゃ面白かった。
スピーカー 2
はい。ここまででトークテーマは終了ですが、
キサクロではいつでもお便りを大募集しています。
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今後もキッサクラスロードは毎週月曜日夜21時よりゆるゆる営業していきます。
本日はお越しいただきありがとうございました。
またお待ちしております。
バイバイ。
29:33

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