1. 喫茶クロスロード 本好き達のたまり場
  2. #40 本を読む時間をつくるには..
2024-04-01 33:15

#40 本を読む時間をつくるには?どんぐりさんのおたよりに答えてみたよ「海からの贈り物」

今日は1本まるまるおたより回答回!「本を読む時間を捻出したい」どんぐりさんの悩みに3人で答えるよ/本を読む時間どうやって作ってる?/読書への重い腰を上げるコツについて話そう/60年代のアメリカの超多忙ワーママが書いた自分を取り戻すためのエッセイ「海からの贈り物」


▼今日紹介した本

海からの贈り物

https://www.shinchosha.co.jp/book/204601/


▼キサクロではおたよりを大募集中!あなたの好きな本教えてね

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/oYYpszmKnazutUaW6⁠

サマリー

リスナーの悩みである「本を読む時間をつくるには?」について話し合います。子育てや仕事とのバランス、読書の意義や自己満足など、本を読む時間を確保するための考え方を考察しています。本を読む時間を確保したいという気持ちに寄り添い、読書に関するアドバイスをお送りしています。また、本を読む時間を作ることの重要性や具体的な本の紹介も行っています。隠れた宝のような本を見つけ、時間を確保して読むことが大切です。

読書の時間確保の難しさ
スピーカー 1
カランコローン、いらっしゃいませ。喫茶クロスロードへようこそ。
この音声配信は、本好きな人たちがふらっと集まり、みんなが友達になれる喫茶店をコンセプトに、店員3人組がゆるーく話してまいります。
4月1日、第40回の配信です。
今月からリニューアル、リニューアルということで、今年度もガンガンやっていきたいなと思っておりまして、
ちょっと前に、もっとリスナーさんとコミュニケーションをいっぱい取れる音声配信にしたいっていうふうに言ってた通りで、
4月の1発目は、お便りの返事をまるっと1本取りたいなと思っております。
っていうのも、今日はいただいて紹介するお便りが、読書をする時間の確保っていう、多くの人が悩んでいそうな内容に触れているものだったから、
結構いっぱいしゃべりたいなっていうふうに思いまして、
スピーカー 2
しかも、今まで番組の最後に取り上げていたお便りを、冒頭に持ってくるっていうことは、実は初めてかなと思っております。
初めてだよね?
スピーカー 1
初めて。
スピーカー 2
この構成変化にも、私たちのリニューアルの熱意を感じてもらえたら嬉しいなって思っているのと、
きさくろを発信しててさ、お便りもらえるって本当にいつも嬉しいじゃん?
スピーカー 1
めっちゃ嬉しい。
スピーカー 2
今回悩みを送ってもらえたのも、本当に嬉しかったので、3人で全力で、主にそらやんが答えていきたいと思っております。
スピーカー 1
主にね。
主にね。うるせえからな。
スピーカー 2
いいトークテーマもらってね。
スピーカー 1
そう、いいトークテーマだったよね。
スピーカー 2
そらやんが熱が入ってた。
スピーカー 1
熱が入ってました。
はい、気になるそのお便りを紹介したいなと思います。
ラジオネームどんぐりさん。
こんにちは。きさくろいつも楽しみに聞いています。
3人の本が大好き。
本について人と語るの大好きな気持ちがありありと伝わってくる。
毎回熱いトークを聞くのが大好きです。
ありがとうございます。
いつも家事をしながら聞いています。
私も本が好きなのですが、哲学的な分厚い本など
自分では絶対に手に取らない本もトークを聞くと
面白そうだな、読んでみようかなと思わせてくれて
少し視野が広がった気がしています。
嬉しいなこれ。
皆さん子育て中ですよね。
本を読んでまとめて収録して編集して
きっと時間を作るの大変なのに
生き生きと自分の趣味を楽しんでいて憧れます。
そらやんは育児も仕事もしてダンスもして
ゲームで強いボスも倒して
キサクロもやっているのですよね。
すごすぎます。
私は2人目の育休中なのですが
なかなか時間が取れず
子供への眼差しと調理場という線上を買っては見たものの
まだ読めずにいます。
そこで質問なのですが
皆さんどうやって自分の時間を捻出していますか?
私は育児と家事で1日がほぼ終わってしまうので
家事の時短の工夫などあればぜひ教えてください。
とのことです。
ありがとうございます。
これはこのお便りは
2月の末くらいにいただいたものだったんだけど
ちょうどそのくらいの頃に
会社で働きながら育児しながら
どうやって本を読む時間を捻出しているんですか?
って聞かれたのね。
読書の意義とモチベーション
スピーカー 1
だからすごいタイミングがちょうどよくて
2つ来たから
すごいね、真剣に考えたんだよね。
スピーカー 2
違う方向から同じ質問が来たわけだからね。
スピーカー 1
そうそうそう、全く同じ質問が来たからさ。
スピーカー 2
それで熱が入ってたんだね。
スピーカー 1
熱が入ってた、そう。
スピーカー 2
なんかでもちょっとこのどんぐりさんのお便りを読んでさ
なんかこう、どんぐりさんの中で
自分の時間とか本を読む時間って
今どういう位置づけなのかなっていうのがさ
なしの中ではどうなってるんだろうな
もちろん私たちはお便りからさ
このどんぐりさんのお悩みを想像するしかできないんだけど
育児と家事を全部やったらたどり着けるご褒美時間が
本を読む時間とか
自分の時間なのかなとか
それとも本を読む時間も
読まなきゃいけないタスクみたいになってたら
なってんのかなとか
ちょっとなんかもやもやしちゃったんだけどさ
ゆうこりんどう思った?
どんぐりさんは
時間の使い方っていう意味でいくと
家事とか育児とか
家族のためとか誰かのための
時間に優先順位を置いてるっぽいなと思ったら
それはそれで
時間の使い方として
尊いなと思って
スピーカー 1
ほんとそう
スピーカー 2
で、はたと
読書って
めっちゃ個人的な行為だなと思って
一緒にできないじゃん誰かと
そうだね
できない
一緒の空間で読んでも
なんかすごい個別的なことが
各自で結んでいく行為だなと思った
そうだね
どんぐりさんは
子どもへのまなざしを選んだり
ということで
やっぱり今は
優先順位的には子育てとかを
大事にしたいタイミングなのかなっていう
イメージを持ったかな
で、読書っていう個人的な行為だけど
やっぱその読書についても
なんか子どもとの接し方をよくしたいみたいな
感じで
誰かのためを思って選んでるのかなと思って
なんか素敵だなと思ったよ
スピーカー 1
確かに
スピーカー 2
私がまさに紹介した子どもへのまなざしを
読もうとしてくれてるって思って
すごい嬉しかったんだけど
でも確かに私この本を読んだときは
おすすめの育児本みたいな感じで読んだんだよね
これが一押しの育児本なのかみたいな
じゃあちょっと今育児をしている身の私は
これを読まなければならないかもしれない
みたいな気持ちもきっとどっかにあったなって思って
スピーカー 1
そういう感じ
スピーカー 2
そうそうそう
だからまあ
自分もちろん読書は自分が自分のためにするもの
っていうのもあると思うんだけど
まあ子どもにも一部還元できたらいいなみたいな
そういう気持ちもどこかにあったと思って
なんかその
私たちの読書という行為のベクトルが自分なのか
誰か他の誰かなのかで
ちょっとその読みたいもののモチベーションも
変わってきそうだなとかっていうことも
読書と他の趣味との比較
スピーカー 2
思ったりしたんだよねこのお便りを読んで
スピーカー 1
確かに
私誰かのために読書するなんて
いつめりも考えたことなかったから
その考え方めちゃくちゃ素敵だなって思って
すごいね
スピーカー 2
いやでも違うよ
後から考えるとそうだったかもしれないみたいな
そういうところもあったかもなみたいな
今話してて思ったって感じかな
スピーカー 1
確かに
スピーカー 2
なんかね自分のためと
誰かのためって結構
切り離せない部分もある気もして
そうだね
誰かのために自分が行動することが
結局は自分の充足につながってたりもするしね
そうだね
それは間違いない
どこかにやっぱ自分のためがあった方が
モチベーションは上がるよね
スピーカー 1
上がる
しかもなんか
自分のために時間を使っていることが
誰かのためにもなってるかもしれないよねっていう
でも私はだから
誰かのために読書をするとか
全然考えたことがなくてさ
なんかちょっと恥ずかしいんだけど
自分のことだけを考えている
読書をする人間なんだけど
話は戻るんだけど
働きながら育児しながら
どうやって本を読む時間を年出してるんですかって言われて
その時私わからなくて
絶対にこれを終えたらこの本を読むぞみたいな
なんか執念で本を読んでるみたいなところあるから
テクニック的なことを説明できなくて
分かりませんみたいな感じで言って
終わっちゃったんだけど
後々その時にふと思ったのが
本を読む時間をどうやって年出してるんですかっていうことは
結構聞かれるしそういう話上がるけど
例えば働きながら育児しながら
どうやってお酒を飲む時間を確保してるんですかとか
コーヒーを飲む時間を確保してるんですかってことは
みんな聞かなくないって思って
私はコンビニスイーツのように文庫本を買い
かなり酒癖の悪いみたいな感じで本癖の悪い女だから
お酒と同じ扱いなんだよね読書が
お酒を飲むのと
しかもよくよく考えたら
お酒も本も15分とか30分あれば
十分楽しめるなって思って
友達をわざわざ呼ぶ必要もないし
どこかに行く必要もないし
道具が必要なわけでもないみたいな
冷静に考えてみてみたいな
全然共感してもらえない
スピーカー 2
ちょっと分かりにくいところもあったかもしれないから
ちょっとまとめるとさ
それは的には読書はもう
晩酌の時間と同じぐらいの同等な扱いでありみたいな
自分にベクトルが向いている時間であって
それを確保するのにそんなに意識は使わないよねって
そういう話?
スピーカー 1
そうそうそうそう
だから冷静に
冷静にただ時間かける時間と必要なコストだけを
切り出して考えると
お酒を飲むことと本を読むことは
そんなに変わらないわけですよ
要素だけ切り出してみてって
みんなそんなことないよって言ってるわけじゃなくて
でも私も本を読む時間を確保するの大変だなっていう気持ち
すごい分かる部分もあるから
要素だけ切り出して考えるとそんなに変わらないけど
確かに気持ち的にはすごいハードルがあるみたいな
スピーカー 2
お酒を飲むよりハードルがある
スピーカー 1
全然あるなっていうのは
それはすごい共感するというか
共感できる部分もあるし
だから本を読む時間を確保するっていうことって
すごいハードルが高くなっちゃってるんだなっていう
要素だけ切り出してみると
実はそんなに大変じゃないけど
でもなかなか本読めないよねみたいな
すごい変なこと言ってると思うんですけど
それぐらい不思議な何かがあるんですよね
本を読む時間を確保するって思ったの
それすごい悲しいというか
本を読みたいっていう欲求があるけど
趣味娯楽としてなぜか非常に
腰の重いものになってしまっているっていうことが
ちょっと悲しいなって思って
ものすごく低くなるといいなっていうふうに思って
低くするにはどうしたらいいんだろうか
みたいなことをがっつり語りたいなと思って
のんぐりさんは自分の時間を確保するための
家事の時短術とかあれは聞きたいっていう感じだったけど
それはやっぱ家事のプロに聞くべきで
私みたいな底辺主婦に答えられるものは何もない気がする
スピーカー 2
そらやんの言いたいことというか
そらやんが底辺主婦とかそういう話ではなく
私たちも日々試行錯誤している
時に失敗もする現役ワーキングマザーなので
ここでお答えするにはちょっとはばかられるけど
読書の重要性とモチベーション
スピーカー 2
本についての方がもっと語れるよって
そういう話だよねそらやん
スピーカー 1
そうそうなんか
そのテクニック的なことは何も申し上げられないんだが
その本を読む時間を確保したいという気持ちに寄り添いたい
そのハードルを下げるお手伝いがしたいっていう
スピーカー 2
そうだね
スピーカー 1
お便り回答がしたいなって感じ
スピーカー 2
そらやんにとっては本はコンビニスイーツなんだけど
一般的にはそこまで手軽なものと認識されてないけど
コンビニスイーツのようになんかね手軽で
美味しいものみたいになるといいなってことだよね
スピーカー 1
そう缶ビールをプシュッと開けるあの感じのように
だからそのどんぐりさんのお便りを読んだ時もそうだし
会社で聞かれた時もなんかその人も本を読みたいと思ってるけど
どうやってるのみたいな感じだったから
ハードルを下げる何かをお伝えできればなっていう風に思って
まず最初に思ったのは
全てをほっぽり出してでも読みたい本が一冊あれば読めると思うみたい
そもそもそういう気持ちになる本ってあると思ってて
一冊くらいは一生に一冊くらいは
キサクロでもっと本を魅力的に紹介しなきゃっていう風に思ったっていうのが
まず私はこのお便りを読んだ時に
いやなんかもっと全てをほっぽり出してても
私はこれを読みたいって
思わせられるぐらい魅力的に本をことを伝えなきゃって
謎の使命感に駆られたっていうか
って思ったのと
あとはなんかそのこれが読みたい
もうこれは何としてでも読みたいっていう本に出会うまでは
別にただ私に今ピンとくるものがないんだなくらいに思って
なんか本を読む時間を確保しなきゃみたいに思わずに
今はその時ではないみたいに思ってればいいんじゃないかなって
まずそもそも
スピーカー 2
なるほどね
もうこのアンテナにまだ今はまだ引っかかりませんよっていうのでも
別にいいんじゃないかという話ですね
スピーカー 1
そうそうそうそうそれもまた良しみたい
スピーカー 2
そうだね
あとなんかやっぱさ
キサクロでも本を読んだ気になってもいいかもしれないとか
スピーカー 1
ちょっと思ったんだよね今の話聞いてて
めっちゃいい全然いいじゃん
スピーカー 2
ソラヤンがめっちゃ語ってたあの本を私は今もう読んだ気になったから
キサクロを聞いたからいいよこの本とりあえず
ちょっと読んだつもりみたいな感動しつつ
スピーカー 1
それでいい
スピーカー 2
そうそう
スピーカー 1
それでソラヤンが言ってたこと本当かなって思った瞬間に開いたらいいと思う
あいつ本当か?みたいに思ったらそう読むみたい
スピーカー 2
なるほどね
スピーカー 1
私の中で大事なのはその時に本を読む時間を確保できなかった
本が読めなかったって思うと辛いじゃん
なんかお腹にどんどん意思が溜まっていくじゃん
そうすると結構さ辛くなるから本のこと思い出すだけで
私あの本読めてなかったとか
私あの時本を読む時間を練習できなかったっていうことを思い出すとさ
もうお腹が痛くなっちゃうから
それは悲しい辛いから
今はその時ではない
そう思ってればさ
ピンときた時にガバッと読めるんじゃないかなっていう
でもどんぐりさんはすでに読みたい本が2冊あって
それはキサクロで紹介した本で
調理場の戦場はさ私がこれ好きなんですって言ってそう勧めた本だから
なんかちょっともうちょっと読みたくなるようにプレゼンしなきゃなって思ってて
だからどんぐりさんが読めない理由は多分半分ぐらい私のプレゼン不足だったなっていうのもあって
前回もやっぱこの本めっちゃいいのにまた私はこの本の良さを1ミリたりとも伝えられてないなって思って
スピーカー 2
あんなに語ったのに
スピーカー 1
あんなに語ったのにねでも全然ダメだと思って
ただちゃんと伝えきれてなかったなっていう風に思ったのが
調理場の戦場って何か新しいことを始めたいなっていう風に思った時に
ものすごい背中を押してくれる本だなっていう風に思っていて
だからなんかどんぐりさんにも何か新しいことを始めたいっていう何かがあった時に
この本がものすごくそのあなたの気持ちをこう
あなたの背中をこうガッと押してくれて
その始める何かがものすごい飛躍するエンジンになるから
その時に開いてもらえればいいんじゃないかなっていう風に思ったんだよね
スピーカー 2
読み時は始めたい時
スピーカー 1
そうそうそれをちゃんと伝えきれてなかった気がして
もし何か新しいことを始めたいと今どんぐりさんが思っているのであれば
絶対にその気持ちに寄り添ってくれる本だから
ぜひ開けて序章だけでも読んでもらえれば
もう序章読んだらもうオッケーなんで
すごい心に火がつくからそこをぜひ
スピーカー 2
もうそこに反動したらもう中身までスイスイ進んじゃいそうだよね
スピーカー 1
サイズさんがサイズさんって調理場の洗浄の著者で
料理人でフランスのいろんなお店で修行して日本に帰ってくる
日本でお店を開くっていうところまでを書いたエッセイ集みたいなものが
調理場の洗浄の内容なんですけど
1点目2点目みたいな感じで
お店が変わるごとに章が変わるので
序章を読んであってなったら
まあ1点目を今日の晩酌に2点目を来週の晩酌にみたいな感じで
細切れで読んでも全然いけるので
そんな感じで読みやすさもありますし
15分とは言わないが1時間ぐらいあれば一生読みきれると思うので
1時間なくても大丈夫かな30分ぐらいでいけるのかな
本を魅力的に紹介する方法
スピーカー 1
そんな感じで晩酌にも最適な本だと思いますので
スピーカー 2
なんかさジレンマなんだけど
面白い本って時間かけたいというか終わってほしくなくない?
スピーカー 1
これに浸ってたいみたいなね
この空気に
スピーカー 2
だけどやることいっぱいあるみたいな
スピーカー 1
そうね
確かになこの世界から帰りたくないみたいな
それな
スピーカー 2
そこまでさそう思ってたらすごいその本にハマってるよね
ハマってるしなんかもう
スピーカー 1
ハマってる
スピーカー 2
もうなんか読み終わらずにもいられないじゃん
うん
スピーカー 1
いい体験してるよね
スピーカー 2
まだそこに行く前だよね
読みたいけどどうしようかなみたいなところのね
スピーカー 1
そうねそうね
そんな感じで調理部の線上がピンときたら
読んでもらえたらなっていうふうに思ってて
そうで今の話にだいぶリンクするんだけどやっぱもう一つ
言うて私は15分あれば缶ビール1本とともに本は読めるんじゃないかみたいなこと
言っちゃったんだけど
言うてね言うてね一冊読むのに時間はやっぱかかるよ
そりゃそうだよ
でもその私思うんだけどそのさっきゆうこりんが言ってたみたいな
この時間終わってほしくないみたいな
読書にこれだけの時間を費やしてよかったなって感じられる成功体験が一つあれば
あの時間に戻りたいみたいな感じで
本を読む時間を作る気持ちモチベーションが上がるんじゃないかなって
だってやっぱさ日々やるいろいろやることはあって
その中で主者選択して人間は生きてるから
優先度を上げられるほどの根拠みたいなものがないと
やっぱそりゃ離れるよね
それはあのいいとか悪いとかそういうことではなくて
人生ってそういうものだよねみたいなそういうことなんだけど
スピーカー 2
いや確かにななんか面白いなっていう本に出会うと
なんか目の前のタスクをやりつつも
ちょっと腰たんたんと
この時間を使って読もうかなみたいに
夕ご飯とかもなんか野菜切って素材から作ろうと思ってたけど
いややっぱもうなんか冷蔵庫にあるあれを練習して
10分短縮してこの10分で本読もうとか
スピーカー 1
そういうのやってる気がする
でそれを思った時に
私もう一冊どんぐりさんに紹介したいなって
本紹介するんかいっていう
そこはいきましょう
やっぱ紹介したいなってそう思った本があって
アンモロ・リンドバーグという方が書いている
海からの贈り物っていう本なんですね
私この本に出会ったのは
記憶が確かであれば3年ぐらい前に
里海亭っていう大洗い茨城県大洗いにある
めっちゃ素敵な旅館があるんだけど
里海亭ってところは
おかみさんのチョイスした本が旅館中にいっぱい置いてあって
全然部屋にも持ってっていいし
旅館のロビーみたいなところでも読んでいいしみたいな
で私この本にはまりすぎて
具体的な本の紹介
スピーカー 1
この旅館で読み切ってしまって
一緒に旦那さんいたんですけど
その相手はもうそっちの家で
本当に申し訳ないなって当時思ったんだけど
でもこの本どうしても読み切りたいと思って
読み切って
その時に
日常から離れて本に没入するこの時間
マジで最高みたいな
私には絶対この時間は必要だって思ったんだよね
この本はリンドバーグさんって方が
5人の子供を育てながら仕事をしていて
旦那さんもパイロットで
自分もまたパイロットっていう
アメリカ人の女性が忙しいよねどう考えても
子供育てながら旦那さんも仕事してて
自分も仕事しててみたいな
でその人が自分を取り戻すために
一人で最低限の荷物とともに
海に行って数週間過ごす中で
執筆していったエッセイ集っていう
みんな同じことで悩んでるんだなっていうのが
まず驚きで
スピーカー 2
そのエッセイの中身も
なんか同じような悩みっていう感じだったの?
スピーカー 1
そうだからもうその最初に私は
5人の子供を育てていて
日々めちゃくちゃ忙しくて
自分というものがだんだん失われてきそうだから
何もかもから一旦離れて
海にやってきました
スピーカー 2
ってところから始まるエッセイなの
スピーカー 1
これ1967年の本なんだけど
その時代の人も全く同じことで悩んでるんだっていう
その驚きがまずあったんだよね
でその人はなんで私こんな状態になっちゃったんだろうっていう
振り返りから始めて
自分はお母さんで
かつ奥さんでもあって
子供にいろんなことをする
旦那さんにいろんなことをするみたいな感じで
自分自身をこう
与え続けるっていう風に表現してるんだけど
自分自身がこう
こぼれていってしまっているみたいな形で
こぼれていってしまっているから
再び満たさなくちゃいけないなっていう風に
だんだん気づいていって
でも何がこぼれていってしまったんだろうっていうのがわからないみたいな
だから何言うかわからないけど
毎日忙しくして
どうにか隙間を埋めようみたいなことを
私はここに来る前はしていたなみたいな
でもなんかそうやって無理っくり穴を塞いだところで
結構私の心はまだポッカリしていたような気がする
みたいな
本を読む時間を確保する
スピーカー 1
すごいさ私のことですかみたいな感じの気持ちになって
そうやって離島で海で一人で過ごす中で
本当に何もないところで過ごせたから
シンプルな生活が精神の自由と安定をもたらすなっていうのとか
ここに来て自分のことを考えたら
初めてパートナーとの関係について
パートナーと自分との関係について
もっと深く考えられたなとか
そのことも結構パートナーとはどういう関係でいたいかな
みたいな話もメッセージには入ってて
あとはもちろん子どもとの関係だよね
子どもとの関係も振り返ってみて
一人になって考えてみると
こういう風にもこういう風にしてるし
こういうこともしたいし
自分と子どもの関係はこうしていきたいなみたいなこと
もちろん自分自身も将来こんな風になっていきたいな
みたいな感じで
だんだんその一人の時間で少し考えていく中で
いろんな関係性とかも思い出したり
自分自身のことも考えて
よし私にはこの時間があったから
またあの慌ただしい日々でも頑張れるぞって言って
日常に帰っていきますよっていうところで終わるエッセイ集なんだよね
これを読んだ時に私も同じだって思った
忙しい日々からさ逃れるって言い方おかしいけど
忙しい日々から完全に解放されることは
この現代社会難しいけど
なんかその中で
もうやっぱり自分自身を取り戻すための時間を確保するっていうことが
こんなにも大切なことで
昔の女性もすでに気づいてて
それを本にして残しておいてくれてるっていうことに
スピーカー 2
なんか私はすごい勇気づけられたというか
スピーカー 1
だからね1年に1回絶対これを
ひたすら読む時間をそれから設けるようにしてる
そうなんだ
そうそう1年に1回絶対になんかもう誰にも邪魔されない状態で
この本をゆっくり読んで
私も頑張るぞっていうのをやってる
どんなに日々が忙しくても
その時間だけは絶対に確保したいっていう風に
そういう生き物ですレベルで思ってる
そういう風になんか
この本のためにこの時間使ってよかったな
めっちゃ幸せだったなっていう
成功体験があるといいなって思って
それにつながるんじゃないかなと思って
ちょっとだいぶ圧強めに
どんぐりさんに
私今回の収録さ
圧強めじゃないくしたいとかって言ってたけどさ
かなり圧強めだよね
今までになく圧強いよね
スピーカー 2
でもそれでも進めたい本だからね
スピーカー 1
どんぐりさんの悩みに対しての
スピーカー 2
トライアンなりの回答がこれだからね
スピーカー 1
この本だもんね
あときっぽを伝えると
調理場という線上の10分の1くらいの厚さなので
スピーカー 2
すごいさっくり読めると思います
スピーカー 1
きっぽを伝えときます
スピーカー 2
これならいけるっていう薄さだから
スピーカー 1
あるよりは全然大丈夫
スピーカー 2
トライアンの圧強めな感じがまた
このキサクロの味だと思うよ
スピーカー 1
味?本当?
大丈夫かな
2人がいい感じで中和してくれるからね
何とかなり立ってるところがある
だからまとめますと
めっちゃピンとくる本と出会ったら
勝手に人は本を読み出すだろうから
自分のアンテナを大切にしてほしいと
本を読む時間を確保しなきゃみたいな
ことは思わなくても大丈夫と
今はその時でないって
思ったら勝手に本を開いていると思うから
その1人でもね
多くの人がピンみたいになるように
キサクロのメンバーは
本のプレゼン力を上げていきたいなっていうことと
どんぐりさんへのメッセージ
スピーカー 1
あとは
フラッと1人になる時間作るの大変だと思うんだけど
作っていただいて
いろんな方のご協力をもとに
海からの贈り物を読んで
そしたらきっと本を読む時間を作ってよかったなって
今のどんぐりさんに思ってもらえる本なんじゃないかな
っていう風に思ったので
どんぐりさんにお伝えしたいです
いやなんかさ
ほんとリアルで会えるんだったら
どんな本が好きなのとか
今何に興味があるのとか聞いて
本屋さんでこれとかどう
これとかどうとか
めちゃくちゃ言いたいんだよね
どっかの本屋さんで待ち合わせしましょう
スピーカー 2
ソラヤンはそういう本屋デートも好きな
そんな本好きです
スピーカー 1
めっちゃ好き
スピーカー 2
今回はどんぐりさんの悩みは
本当はこういうところが悩みだったんじゃないかなっていう
私たちなり
私たち3人なりの回答をこうやって
グってみましたけれど
すごい3人でいろいろ話したね
いろいろ話して今回の収録になりましたが
少しでもお便りを出した甲斐があったなって
どんぐりさんに思っていただけたら
バイバイです
スピーカー 1
そうだね
カジテクニックじゃなくてごめん
スピーカー 2
そこはね私たちの良分ではないということでね
スピーカー 1
そう良分じゃなかったけど
そんな感じでね
コンビニスイーツのように
缶ビールのように
軽率に本を楽しんでいきましょうということをね
これからもずっと
キサクロでは熱く伝えていきたいと思います
改めてどんぐりさんお便りありがとうございました
ありがとうございました
ではここまででトークテーマは終了ですが
キサクロではいつでもお便りを大募集しています
トークのご感想や本にまつわるお悩みなどを
ぜひご投稿ください
推し本もぜひお待ちしております
キャストやノートにお便り投稿フォームのリンクを
ご用意しておりますので
そちらからご投稿いただけると嬉しいです
今後もキサクロスロードは
毎週月曜日夜21時よりギュルギュル営業していきます
本日はお越しいただきありがとうございました
またお待ちしております
バイバイ
33:15

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