読書の時間確保の難しさ
カランコローン、いらっしゃいませ。喫茶クロスロードへようこそ。
この音声配信は、本好きな人たちがふらっと集まり、みんなが友達になれる喫茶店をコンセプトに、店員3人組がゆるーく話してまいります。
4月1日、第40回の配信です。
今月からリニューアル、リニューアルということで、今年度もガンガンやっていきたいなと思っておりまして、
ちょっと前に、もっとリスナーさんとコミュニケーションをいっぱい取れる音声配信にしたいっていうふうに言ってた通りで、
4月の1発目は、お便りの返事をまるっと1本取りたいなと思っております。
っていうのも、今日はいただいて紹介するお便りが、読書をする時間の確保っていう、多くの人が悩んでいそうな内容に触れているものだったから、
結構いっぱいしゃべりたいなっていうふうに思いまして、
しかも、今まで番組の最後に取り上げていたお便りを、冒頭に持ってくるっていうことは、実は初めてかなと思っております。
初めてだよね?
初めて。
この構成変化にも、私たちのリニューアルの熱意を感じてもらえたら嬉しいなって思っているのと、
きさくろを発信しててさ、お便りもらえるって本当にいつも嬉しいじゃん?
めっちゃ嬉しい。
今回悩みを送ってもらえたのも、本当に嬉しかったので、3人で全力で、主にそらやんが答えていきたいと思っております。
主にね。
主にね。うるせえからな。
いいトークテーマもらってね。
そう、いいトークテーマだったよね。
そらやんが熱が入ってた。
熱が入ってました。
はい、気になるそのお便りを紹介したいなと思います。
ラジオネームどんぐりさん。
こんにちは。きさくろいつも楽しみに聞いています。
3人の本が大好き。
本について人と語るの大好きな気持ちがありありと伝わってくる。
毎回熱いトークを聞くのが大好きです。
ありがとうございます。
いつも家事をしながら聞いています。
私も本が好きなのですが、哲学的な分厚い本など
自分では絶対に手に取らない本もトークを聞くと
面白そうだな、読んでみようかなと思わせてくれて
少し視野が広がった気がしています。
嬉しいなこれ。
皆さん子育て中ですよね。
本を読んでまとめて収録して編集して
きっと時間を作るの大変なのに
生き生きと自分の趣味を楽しんでいて憧れます。
そらやんは育児も仕事もしてダンスもして
ゲームで強いボスも倒して
キサクロもやっているのですよね。
すごすぎます。
私は2人目の育休中なのですが
なかなか時間が取れず
子供への眼差しと調理場という線上を買っては見たものの
まだ読めずにいます。
そこで質問なのですが
皆さんどうやって自分の時間を捻出していますか?
私は育児と家事で1日がほぼ終わってしまうので
家事の時短の工夫などあればぜひ教えてください。
とのことです。
ありがとうございます。
これはこのお便りは
2月の末くらいにいただいたものだったんだけど
ちょうどそのくらいの頃に
会社で働きながら育児しながら
どうやって本を読む時間を捻出しているんですか?
って聞かれたのね。
読書の意義とモチベーション
だからすごいタイミングがちょうどよくて
2つ来たから
すごいね、真剣に考えたんだよね。
違う方向から同じ質問が来たわけだからね。
そうそうそう、全く同じ質問が来たからさ。
それで熱が入ってたんだね。
熱が入ってた、そう。
なんかでもちょっとこのどんぐりさんのお便りを読んでさ
なんかこう、どんぐりさんの中で
自分の時間とか本を読む時間って
今どういう位置づけなのかなっていうのがさ
なしの中ではどうなってるんだろうな
もちろん私たちはお便りからさ
このどんぐりさんのお悩みを想像するしかできないんだけど
育児と家事を全部やったらたどり着けるご褒美時間が
本を読む時間とか
自分の時間なのかなとか
それとも本を読む時間も
読まなきゃいけないタスクみたいになってたら
なってんのかなとか
ちょっとなんかもやもやしちゃったんだけどさ
ゆうこりんどう思った?
どんぐりさんは
時間の使い方っていう意味でいくと
家事とか育児とか
家族のためとか誰かのための
時間に優先順位を置いてるっぽいなと思ったら
それはそれで
時間の使い方として
尊いなと思って
ほんとそう
で、はたと
読書って
めっちゃ個人的な行為だなと思って
一緒にできないじゃん誰かと
そうだね
できない
一緒の空間で読んでも
なんかすごい個別的なことが
各自で結んでいく行為だなと思った
そうだね
どんぐりさんは
子どもへのまなざしを選んだり
ということで
やっぱり今は
優先順位的には子育てとかを
大事にしたいタイミングなのかなっていう
イメージを持ったかな
で、読書っていう個人的な行為だけど
やっぱその読書についても
なんか子どもとの接し方をよくしたいみたいな
感じで
誰かのためを思って選んでるのかなと思って
なんか素敵だなと思ったよ
確かに
私がまさに紹介した子どもへのまなざしを
読もうとしてくれてるって思って
すごい嬉しかったんだけど
でも確かに私この本を読んだときは
おすすめの育児本みたいな感じで読んだんだよね
これが一押しの育児本なのかみたいな
じゃあちょっと今育児をしている身の私は
これを読まなければならないかもしれない
みたいな気持ちもきっとどっかにあったなって思って
そういう感じ
そうそうそう
だからまあ
自分もちろん読書は自分が自分のためにするもの
っていうのもあると思うんだけど
まあ子どもにも一部還元できたらいいなみたいな
そういう気持ちもどこかにあったと思って
なんかその
私たちの読書という行為のベクトルが自分なのか
誰か他の誰かなのかで
ちょっとその読みたいもののモチベーションも
変わってきそうだなとかっていうことも
読書と他の趣味との比較
思ったりしたんだよねこのお便りを読んで
確かに
私誰かのために読書するなんて
いつめりも考えたことなかったから
その考え方めちゃくちゃ素敵だなって思って
すごいね
いやでも違うよ
後から考えるとそうだったかもしれないみたいな
そういうところもあったかもなみたいな
今話してて思ったって感じかな
確かに
なんかね自分のためと
誰かのためって結構
切り離せない部分もある気もして
そうだね
誰かのために自分が行動することが
結局は自分の充足につながってたりもするしね
そうだね
それは間違いない
どこかにやっぱ自分のためがあった方が
モチベーションは上がるよね
上がる
しかもなんか
自分のために時間を使っていることが
誰かのためにもなってるかもしれないよねっていう
でも私はだから
誰かのために読書をするとか
全然考えたことがなくてさ
なんかちょっと恥ずかしいんだけど
自分のことだけを考えている
読書をする人間なんだけど
話は戻るんだけど
働きながら育児しながら
どうやって本を読む時間を年出してるんですかって言われて
その時私わからなくて
絶対にこれを終えたらこの本を読むぞみたいな
なんか執念で本を読んでるみたいなところあるから
テクニック的なことを説明できなくて
分かりませんみたいな感じで言って
終わっちゃったんだけど
後々その時にふと思ったのが
本を読む時間をどうやって年出してるんですかっていうことは
結構聞かれるしそういう話上がるけど
例えば働きながら育児しながら
どうやってお酒を飲む時間を確保してるんですかとか
コーヒーを飲む時間を確保してるんですかってことは
みんな聞かなくないって思って
私はコンビニスイーツのように文庫本を買い
かなり酒癖の悪いみたいな感じで本癖の悪い女だから
お酒と同じ扱いなんだよね読書が
お酒を飲むのと
しかもよくよく考えたら
お酒も本も15分とか30分あれば
十分楽しめるなって思って
友達をわざわざ呼ぶ必要もないし
どこかに行く必要もないし
道具が必要なわけでもないみたいな
冷静に考えてみてみたいな
全然共感してもらえない
ちょっと分かりにくいところもあったかもしれないから
ちょっとまとめるとさ
それは的には読書はもう
晩酌の時間と同じぐらいの同等な扱いでありみたいな
自分にベクトルが向いている時間であって
それを確保するのにそんなに意識は使わないよねって
そういう話?
そうそうそうそう
だから冷静に
冷静にただ時間かける時間と必要なコストだけを
切り出して考えると
お酒を飲むことと本を読むことは
そんなに変わらないわけですよ
要素だけ切り出してみてって
みんなそんなことないよって言ってるわけじゃなくて
でも私も本を読む時間を確保するの大変だなっていう気持ち
すごい分かる部分もあるから
要素だけ切り出して考えるとそんなに変わらないけど
確かに気持ち的にはすごいハードルがあるみたいな
お酒を飲むよりハードルがある
全然あるなっていうのは
それはすごい共感するというか
共感できる部分もあるし
だから本を読む時間を確保するっていうことって
すごいハードルが高くなっちゃってるんだなっていう
要素だけ切り出してみると
実はそんなに大変じゃないけど
でもなかなか本読めないよねみたいな
すごい変なこと言ってると思うんですけど
それぐらい不思議な何かがあるんですよね
本を読む時間を確保するって思ったの
それすごい悲しいというか
本を読みたいっていう欲求があるけど
趣味娯楽としてなぜか非常に
腰の重いものになってしまっているっていうことが
ちょっと悲しいなって思って
ものすごく低くなるといいなっていうふうに思って
低くするにはどうしたらいいんだろうか
みたいなことをがっつり語りたいなと思って
のんぐりさんは自分の時間を確保するための
家事の時短術とかあれは聞きたいっていう感じだったけど
それはやっぱ家事のプロに聞くべきで
私みたいな底辺主婦に答えられるものは何もない気がする
そらやんの言いたいことというか
そらやんが底辺主婦とかそういう話ではなく
私たちも日々試行錯誤している
時に失敗もする現役ワーキングマザーなので
ここでお答えするにはちょっとはばかられるけど
読書の重要性とモチベーション
本についての方がもっと語れるよって
そういう話だよねそらやん
そうそうなんか
そのテクニック的なことは何も申し上げられないんだが
その本を読む時間を確保したいという気持ちに寄り添いたい
そのハードルを下げるお手伝いがしたいっていう
そうだね
お便り回答がしたいなって感じ
そらやんにとっては本はコンビニスイーツなんだけど
一般的にはそこまで手軽なものと認識されてないけど
コンビニスイーツのようになんかね手軽で
美味しいものみたいになるといいなってことだよね
そう缶ビールをプシュッと開けるあの感じのように
だからそのどんぐりさんのお便りを読んだ時もそうだし
会社で聞かれた時もなんかその人も本を読みたいと思ってるけど
どうやってるのみたいな感じだったから
ハードルを下げる何かをお伝えできればなっていう風に思って
まず最初に思ったのは
全てをほっぽり出してでも読みたい本が一冊あれば読めると思うみたい
そもそもそういう気持ちになる本ってあると思ってて
一冊くらいは一生に一冊くらいは
キサクロでもっと本を魅力的に紹介しなきゃっていう風に思ったっていうのが
まず私はこのお便りを読んだ時に
いやなんかもっと全てをほっぽり出してても
私はこれを読みたいって
思わせられるぐらい魅力的に本をことを伝えなきゃって
謎の使命感に駆られたっていうか
って思ったのと
あとはなんかそのこれが読みたい
もうこれは何としてでも読みたいっていう本に出会うまでは
別にただ私に今ピンとくるものがないんだなくらいに思って
なんか本を読む時間を確保しなきゃみたいに思わずに
今はその時ではないみたいに思ってればいいんじゃないかなって
まずそもそも
なるほどね
もうこのアンテナにまだ今はまだ引っかかりませんよっていうのでも
別にいいんじゃないかという話ですね
そうそうそうそうそれもまた良しみたい
そうだね
あとなんかやっぱさ
キサクロでも本を読んだ気になってもいいかもしれないとか
ちょっと思ったんだよね今の話聞いてて
めっちゃいい全然いいじゃん
ソラヤンがめっちゃ語ってたあの本を私は今もう読んだ気になったから
キサクロを聞いたからいいよこの本とりあえず
ちょっと読んだつもりみたいな感動しつつ
それでいい
そうそう
それでソラヤンが言ってたこと本当かなって思った瞬間に開いたらいいと思う
あいつ本当か?みたいに思ったらそう読むみたい
なるほどね
私の中で大事なのはその時に本を読む時間を確保できなかった
本が読めなかったって思うと辛いじゃん
なんかお腹にどんどん意思が溜まっていくじゃん
そうすると結構さ辛くなるから本のこと思い出すだけで
私あの本読めてなかったとか
私あの時本を読む時間を練習できなかったっていうことを思い出すとさ
もうお腹が痛くなっちゃうから
それは悲しい辛いから
今はその時ではない
そう思ってればさ
ピンときた時にガバッと読めるんじゃないかなっていう
でもどんぐりさんはすでに読みたい本が2冊あって
それはキサクロで紹介した本で
調理場の戦場はさ私がこれ好きなんですって言ってそう勧めた本だから
なんかちょっともうちょっと読みたくなるようにプレゼンしなきゃなって思ってて
だからどんぐりさんが読めない理由は多分半分ぐらい私のプレゼン不足だったなっていうのもあって
前回もやっぱこの本めっちゃいいのにまた私はこの本の良さを1ミリたりとも伝えられてないなって思って
あんなに語ったのに
あんなに語ったのにねでも全然ダメだと思って
ただちゃんと伝えきれてなかったなっていう風に思ったのが
調理場の戦場って何か新しいことを始めたいなっていう風に思った時に
ものすごい背中を押してくれる本だなっていう風に思っていて
だからなんかどんぐりさんにも何か新しいことを始めたいっていう何かがあった時に
この本がものすごくそのあなたの気持ちをこう
あなたの背中をこうガッと押してくれて
その始める何かがものすごい飛躍するエンジンになるから
その時に開いてもらえればいいんじゃないかなっていう風に思ったんだよね
読み時は始めたい時
そうそうそれをちゃんと伝えきれてなかった気がして
もし何か新しいことを始めたいと今どんぐりさんが思っているのであれば
絶対にその気持ちに寄り添ってくれる本だから
ぜひ開けて序章だけでも読んでもらえれば
もう序章読んだらもうオッケーなんで
すごい心に火がつくからそこをぜひ
もうそこに反動したらもう中身までスイスイ進んじゃいそうだよね
サイズさんがサイズさんって調理場の洗浄の著者で
料理人でフランスのいろんなお店で修行して日本に帰ってくる
日本でお店を開くっていうところまでを書いたエッセイ集みたいなものが
調理場の洗浄の内容なんですけど
1点目2点目みたいな感じで
お店が変わるごとに章が変わるので
序章を読んであってなったら
まあ1点目を今日の晩酌に2点目を来週の晩酌にみたいな感じで
細切れで読んでも全然いけるので
そんな感じで読みやすさもありますし
15分とは言わないが1時間ぐらいあれば一生読みきれると思うので
1時間なくても大丈夫かな30分ぐらいでいけるのかな
本を魅力的に紹介する方法
そんな感じで晩酌にも最適な本だと思いますので
なんかさジレンマなんだけど
面白い本って時間かけたいというか終わってほしくなくない?
これに浸ってたいみたいなね
この空気に
だけどやることいっぱいあるみたいな
そうね
確かになこの世界から帰りたくないみたいな
それな
そこまでさそう思ってたらすごいその本にハマってるよね
ハマってるしなんかもう
ハマってる
もうなんか読み終わらずにもいられないじゃん
うん
いい体験してるよね
まだそこに行く前だよね
読みたいけどどうしようかなみたいなところのね
そうねそうね
そんな感じで調理部の線上がピンときたら
読んでもらえたらなっていうふうに思ってて
そうで今の話にだいぶリンクするんだけどやっぱもう一つ
言うて私は15分あれば缶ビール1本とともに本は読めるんじゃないかみたいなこと
言っちゃったんだけど
言うてね言うてね一冊読むのに時間はやっぱかかるよ
そりゃそうだよ
でもその私思うんだけどそのさっきゆうこりんが言ってたみたいな
この時間終わってほしくないみたいな
読書にこれだけの時間を費やしてよかったなって感じられる成功体験が一つあれば
あの時間に戻りたいみたいな感じで
本を読む時間を作る気持ちモチベーションが上がるんじゃないかなって
だってやっぱさ日々やるいろいろやることはあって
その中で主者選択して人間は生きてるから
優先度を上げられるほどの根拠みたいなものがないと
やっぱそりゃ離れるよね
それはあのいいとか悪いとかそういうことではなくて
人生ってそういうものだよねみたいなそういうことなんだけど
いや確かにななんか面白いなっていう本に出会うと
なんか目の前のタスクをやりつつも
ちょっと腰たんたんと
この時間を使って読もうかなみたいに
夕ご飯とかもなんか野菜切って素材から作ろうと思ってたけど
いややっぱもうなんか冷蔵庫にあるあれを練習して
10分短縮してこの10分で本読もうとか
そういうのやってる気がする
でそれを思った時に
私もう一冊どんぐりさんに紹介したいなって
本紹介するんかいっていう
そこはいきましょう
やっぱ紹介したいなってそう思った本があって
アンモロ・リンドバーグという方が書いている
海からの贈り物っていう本なんですね
私この本に出会ったのは
記憶が確かであれば3年ぐらい前に
里海亭っていう大洗い茨城県大洗いにある
めっちゃ素敵な旅館があるんだけど
里海亭ってところは
おかみさんのチョイスした本が旅館中にいっぱい置いてあって
全然部屋にも持ってっていいし
旅館のロビーみたいなところでも読んでいいしみたいな
で私この本にはまりすぎて
具体的な本の紹介
この旅館で読み切ってしまって
一緒に旦那さんいたんですけど
その相手はもうそっちの家で
本当に申し訳ないなって当時思ったんだけど
でもこの本どうしても読み切りたいと思って
読み切って
その時に
日常から離れて本に没入するこの時間
マジで最高みたいな
私には絶対この時間は必要だって思ったんだよね
この本はリンドバーグさんって方が
5人の子供を育てながら仕事をしていて
旦那さんもパイロットで
自分もまたパイロットっていう
アメリカ人の女性が忙しいよねどう考えても
子供育てながら旦那さんも仕事してて
自分も仕事しててみたいな
でその人が自分を取り戻すために
一人で最低限の荷物とともに
海に行って数週間過ごす中で
執筆していったエッセイ集っていう
みんな同じことで悩んでるんだなっていうのが
まず驚きで
そのエッセイの中身も
なんか同じような悩みっていう感じだったの?
そうだからもうその最初に私は
5人の子供を育てていて
日々めちゃくちゃ忙しくて
自分というものがだんだん失われてきそうだから
何もかもから一旦離れて
海にやってきました
ってところから始まるエッセイなの
これ1967年の本なんだけど
その時代の人も全く同じことで悩んでるんだっていう
その驚きがまずあったんだよね
でその人はなんで私こんな状態になっちゃったんだろうっていう
振り返りから始めて
自分はお母さんで
かつ奥さんでもあって
子供にいろんなことをする
旦那さんにいろんなことをするみたいな感じで
自分自身をこう
与え続けるっていう風に表現してるんだけど
自分自身がこう
こぼれていってしまっているみたいな形で
こぼれていってしまっているから
再び満たさなくちゃいけないなっていう風に
だんだん気づいていって
でも何がこぼれていってしまったんだろうっていうのがわからないみたいな
だから何言うかわからないけど
毎日忙しくして
どうにか隙間を埋めようみたいなことを
私はここに来る前はしていたなみたいな
でもなんかそうやって無理っくり穴を塞いだところで
結構私の心はまだポッカリしていたような気がする
みたいな
本を読む時間を確保する
すごいさ私のことですかみたいな感じの気持ちになって
そうやって離島で海で一人で過ごす中で
本当に何もないところで過ごせたから
シンプルな生活が精神の自由と安定をもたらすなっていうのとか
ここに来て自分のことを考えたら
初めてパートナーとの関係について
パートナーと自分との関係について
もっと深く考えられたなとか
そのことも結構パートナーとはどういう関係でいたいかな
みたいな話もメッセージには入ってて
あとはもちろん子どもとの関係だよね
子どもとの関係も振り返ってみて
一人になって考えてみると
こういう風にもこういう風にしてるし
こういうこともしたいし
自分と子どもの関係はこうしていきたいなみたいなこと
もちろん自分自身も将来こんな風になっていきたいな
みたいな感じで
だんだんその一人の時間で少し考えていく中で
いろんな関係性とかも思い出したり
自分自身のことも考えて
よし私にはこの時間があったから
またあの慌ただしい日々でも頑張れるぞって言って
日常に帰っていきますよっていうところで終わるエッセイ集なんだよね
これを読んだ時に私も同じだって思った
忙しい日々からさ逃れるって言い方おかしいけど
忙しい日々から完全に解放されることは
この現代社会難しいけど
なんかその中で
もうやっぱり自分自身を取り戻すための時間を確保するっていうことが
こんなにも大切なことで
昔の女性もすでに気づいてて
それを本にして残しておいてくれてるっていうことに
なんか私はすごい勇気づけられたというか
だからね1年に1回絶対これを
ひたすら読む時間をそれから設けるようにしてる
そうなんだ
そうそう1年に1回絶対になんかもう誰にも邪魔されない状態で
この本をゆっくり読んで
私も頑張るぞっていうのをやってる
どんなに日々が忙しくても
その時間だけは絶対に確保したいっていう風に
そういう生き物ですレベルで思ってる
そういう風になんか
この本のためにこの時間使ってよかったな
めっちゃ幸せだったなっていう
成功体験があるといいなって思って
それにつながるんじゃないかなと思って
ちょっとだいぶ圧強めに
どんぐりさんに
私今回の収録さ
圧強めじゃないくしたいとかって言ってたけどさ
かなり圧強めだよね
今までになく圧強いよね
でもそれでも進めたい本だからね
どんぐりさんの悩みに対しての
トライアンなりの回答がこれだからね
この本だもんね
あときっぽを伝えると
調理場という線上の10分の1くらいの厚さなので
すごいさっくり読めると思います
きっぽを伝えときます
これならいけるっていう薄さだから
あるよりは全然大丈夫
トライアンの圧強めな感じがまた
このキサクロの味だと思うよ
味?本当?
大丈夫かな
2人がいい感じで中和してくれるからね
何とかなり立ってるところがある
だからまとめますと
めっちゃピンとくる本と出会ったら
勝手に人は本を読み出すだろうから
自分のアンテナを大切にしてほしいと
本を読む時間を確保しなきゃみたいな
ことは思わなくても大丈夫と
今はその時でないって
思ったら勝手に本を開いていると思うから
その1人でもね
多くの人がピンみたいになるように
キサクロのメンバーは
本のプレゼン力を上げていきたいなっていうことと
どんぐりさんへのメッセージ
あとは
フラッと1人になる時間作るの大変だと思うんだけど
作っていただいて
いろんな方のご協力をもとに
海からの贈り物を読んで
そしたらきっと本を読む時間を作ってよかったなって
今のどんぐりさんに思ってもらえる本なんじゃないかな
っていう風に思ったので
どんぐりさんにお伝えしたいです
いやなんかさ
ほんとリアルで会えるんだったら
どんな本が好きなのとか
今何に興味があるのとか聞いて
本屋さんでこれとかどう
これとかどうとか
めちゃくちゃ言いたいんだよね
どっかの本屋さんで待ち合わせしましょう
ソラヤンはそういう本屋デートも好きな
そんな本好きです
めっちゃ好き
今回はどんぐりさんの悩みは
本当はこういうところが悩みだったんじゃないかなっていう
私たちなり
私たち3人なりの回答をこうやって
グってみましたけれど
すごい3人でいろいろ話したね
いろいろ話して今回の収録になりましたが
少しでもお便りを出した甲斐があったなって
どんぐりさんに思っていただけたら
バイバイです
そうだね
カジテクニックじゃなくてごめん
そこはね私たちの良分ではないということでね
そう良分じゃなかったけど
そんな感じでね
コンビニスイーツのように
缶ビールのように
軽率に本を楽しんでいきましょうということをね
これからもずっと
キサクロでは熱く伝えていきたいと思います
改めてどんぐりさんお便りありがとうございました
ありがとうございました
ではここまででトークテーマは終了ですが
キサクロではいつでもお便りを大募集しています
トークのご感想や本にまつわるお悩みなどを
ぜひご投稿ください
推し本もぜひお待ちしております
キャストやノートにお便り投稿フォームのリンクを
ご用意しておりますので
そちらからご投稿いただけると嬉しいです
今後もキサクロスロードは
毎週月曜日夜21時よりギュルギュル営業していきます
本日はお越しいただきありがとうございました
またお待ちしております
バイバイ