経営企画業務の取り組み
お疲れ様です。経営企画のたばこ部屋、29回目の配信です。パーソナリティのきりんです。よろしくお願いします。
私がこだわりを持って取り組んでいる業務の領域として、予算策定とか、予実管理とか、業績予測とかですね、そういったことを取り組んではいるんですけれども、
これについてですね、身につけるのが大変だったというのもありますし、書籍とか、あまりそういったものから有用なインプットが得られてこなかったなというのが正直なところなんですね。
なので、このタイミングで自分なりにもいろいろと思いを持って、このお仕事をできるようになっているので、元気があるうちにですね、これを少し一つのまとまったアウトプットとして世に出すことを考えてもいいのかなと思ったりしております。
かつてですね、5年ぐらい前ですけれども、ビジネスケース、いわゆる事業計画について、これは予算とは似て非なるものであるということは申し上げているんですけれども、
事業計画については、当時コンサルタントとしてですね、いくつか書いてきた、10以上書いたかなというのがあったので、それを自分なりにまとめたノウハウとしてノートで出したことはあるんですけれども、
また、これが事業会社の予算としてリバイバルじゃないですけれども、できるといいなというふうに思っていて、次はノートではなくて、また、そうですね、より具体的なアウトプットとしてですね、できれば書籍みたいなもので世に出せたらとは思っているんですけれども、
これはちょっと未定ですね、まだ出版社とかそういったところからの話があるわけでも全然ありませんし、あくまで自分の中で取り組みを勝手にしている、溢れてくるものをですね、ひたすら文字に書き続けるという取り組みを趣味のように続けているという、そういう話ではあります。
やっぱり世の中にある書籍がなぜあんまり役に立ってこなかったのかという話をしたいと思うんですが、なんせこの業務領域がですね、標準化されておらず経営企画の担当者の個人個人の力量に大きく依存してしまっている、それが会社ごとのですね、文化だったりとか作り方っていうものも反映されまして、
あんまり世に出せるようなものとして作品が作られず、作品じゃないですね、仕事の成果物が出されずですね、表に出てこないというのがあると思います。
これがそうなっている上ではですね、もうノウハウが世に出てこないんだから、他の学問分野であればですね、論文のような形で世に出されてそれがまた引用されて批判されて健全にですね、健全に批判されてさらに高度なものが積み上がっていくようなアカデミックの世界のようになるわけですけれども、それが出てきていないというのが今ある種の問題意識としてあります。
今、いろいろシステム化とか進んでいると思います。経営管理システムみたいなのがいろいろ有象無象あってですね、それを使うこともできるんですけれども、この利用コストも高いですし、なかなかこれを使うためにまた副次的なエクセルの管理とかそういうものが発生するなどですね、結構本末転倒みたいなことも起こっていたりするとは思うんですよね。
だからこれを今ある書籍で何とかしようとすると、もう結構抽象化したものにならざるを得ないと思うんですよね。
もしくはものすごく個別具体的である、例えば製造業で個別減価計算についてやたら詳しく書いているけれども、他のウェブのSaaS企業についてはこれを当てはめることができないであったりとか、
また社内の業務不老についても、私の会社ではこうしていましたみたいなものすごく具体的なことが書かれているだけみたいな感じで、それを使いこなすには一回それを抽象化して自分の会社に当てはめるというひと手間が必要だったという意味で、非常にハードルが高いものが多かったんじゃないかと思います。
モデリングっていうのもあると思うんです。これはある程度世に出ているものだと思います。外資系に限らずですけれども、投資銀行とかに勤務されていらっしゃる方が財務算表を回す財務モデリングについて解説をして、しかもそれはExcelの教材とか練習問題とかも用意して、数万円でYouTubeで解説をしてとかいうのが結構あると思うんですよね。
国内外問わず、ゆでみとかでも見受けられると思います。それを利用すればいいのかというと、また予算の策定とか予実管理とかっていうのは全然違うんですね。
単純に財務算表を連動させるっていう話と、予算を作って実績を管理して業績を見込むっていうのって全く違う話であって、もちろん一つとしてあるんですよ。
その中の一つの要素として算表を回すっていうのはあるんですけれど、どちらかというと予算の話だと算表を回すよりも予測のための情報を集めるとか、その正しさを担保するみたいなオペレーションを作り上げることに主眼を置かれるべきで、
そういったことを解説してる本って一冊も多分ないと思うんです。すみません、あったらごめんなさい。それを私がアクセスできてないだけの話なんですけれども、そういったことを個別具体性をあまり失わず、とはいえ抽象化しすぎず、いい感じのところで言語化したものってあまり世の中にないっていうふうに思っていて、
これを私は解決をしたい。これができると世の中の経営企画の人がみんな思ってるはずなんです。僕の考えた最強の予実管理システムみたいな感じで、システムかどうかわかりません、Excel管理だと思うんですけれど、みなみなが自分の考えるもので完結していて、それが俗人化しているみたいな感じから、
一方、学術分野じゃないですけれども、仕事の分野として標準化が進められるんじゃないかなと思っているんですね。経理とかはいいと思うんです。制度会計っていう大きな体系があって、E-FirstとかJ-Appみたいなものがちゃんとあって、もちろんそこから解釈だったり、自分の会社のビジネスに当てはめたときにどうだっていう議論はたくさんあるのは承知しているんですけれども、
書籍化の進捗
少なくとも共通の言語があって、よりどころがあって、それをもとに会話ができるという意味では、管理会計よりは一歩も二歩も進んでいる分野だと思うんです。それがないのが経営企画の分野だと思いまして、経営企画、予算管理、実績管理みたいなところだと思うんです。
これを独人化を解消して、ある種の標準化されたノウハウとして、それを自社ナイズする、自社のビジネスに最適化していくっていうプロセスはもちろん必要だとは思うんですけれど、そのためにどういう本であるとか教材のようなものにできるかというのを今まさに考えているところです。
なので、可能な限りあまり特定の業種業態に特化したものとはしてはならず、程よい抽象度と具体性で記載する必要があるでしょうし、特に業績予測周りでは単にExcelの作り方だけ解説しても、もう本当に片手落ちというか、もう全然足りないんですよね。
だから、ガバナンスの構築に関する論点にまで踏み込む必要はあるでしょうし、そのノウハウを記述する必要もあると思っています。
やっぱりこういった領域ですので、Excel の具体例、今回はGoogleスプレッドシートで作ろうと思っていますけれど、そういったものを実際のものを見て、こういう形でシートを構成してここでインポートしてということをすれば、確かにうちの会社でも応用できるなというのを肌身実感していただく必要があると思っているので、
これはもうまた以前のノートのようにですね、Googleスプレッドシートのフォーマットを一般公開するような形で世に出せたらと思っています。
これがどういう形でまとまっていくかはわかりませんけれども、既に原稿として7万字ぐらいを超えてきていてですね、1冊の本には普通になりそうな分量になってしまいそうです。
というのも、この目次だけ今書いててもですね、十何章かな、16章、18章とかまでいきそうで、ちょっと読むとですね、予算策定のプロセスはもちろんのこと、PL の予算の策定、会社によってはBS とかキャッシュフローの予算の策定があって、これで全体の算表ができますと。
そこから予実管理とか着地見込み、余裕管理に関する概要とかが出てきて、業績の予測をする前にまずは実績をどう取りまとめるのか、社内でという話があったり、業績を予想するためにどこにどういうコミュニケーションをして、具体的にデータをどういうシステムからどう取ってくるんだという話があったりですね。
もう少しひるがえると、さすがにちょっと抽象的な話もせざるを得ないんですけれど、なぜこういうシート構成にしているかっていう思想に関しても語りたいなと思ったりとか、そもそもデータってどういうふうに取り扱うんだと、データベースを理解するって何だとか、データベースが信頼できるってそれはどういうことなのかとか、必要なデータの確保の仕方とか、データを取得するためにどういう動きを社内にする必要があるのか。
あるいは、そういったデータに触れるというのは同時にガバナンスを構築しないといけないということにもつながってくるので、権限の管理とかいうのも必要になるので、そういう章も作りたいですと。
権限管理とか、そのためにはルールとして規定を入れておかなければならないし、リアルタイムにその情報を集めるためにはやっぱり倫理のシステムとか倫理の構築みたいなところも必要だったりするでしょうし、
人の予算だったり、人の余日、組織とか人員に関する議論をするのであれば、入退者に関する管理とかアカウントの管理とか、そういうものも関連してくるでしょうということだったり。
他にはExcelじゃなくてスプレッドシート、どっちがいいんですかっていう話とか、別に優劣があるわけでもないですけれども、どういう設計思想とか、こういう場合にExcel、こういう場合にスプレッドシートみたいな使い分けの話もできるといいでしょうし、
他のところでも会話させていただきました、管理会計ってそもそもなんだっけっていう話だったり、今話題になっている余日管理システムってなんだっけっていうところの話もしたいですし、
やっぱりデータを取りに行く種種のシステムに関して、いわゆるSFAですね、セールスフォースとかキントンとかそういったものとか、管理会計的なシステムとか会計システム、そうですね、官女部業とかフリーとかありますけれども、そういうものだったり、倫理のシステムもそうだしっていう、
いろんな業務上のシステムとの連携をする実例とかも入れたいとか、そこと連携するときに毎回CSVをダウンロードしてExcelに貼り付けてっていうことは面倒なので、うまくこれを自動化する方法がないですかね、みたいな話とか、アドインを使ったりとか、できるのであればCLI的なものですね、っていうのを入れたりとか、
マクロとかパワークエリとかガスみたいなものを組んでっていうことの実例も入れてみたいというふうに言ってるとですね、もうこれだけで非常に分量が多いのはわかっていただけるかと思っていますと、こういうものをまとめたもの、本当にすべてを書いた予算の作成とか、その周辺のガバナンスまで含めて語り尽くした本っていうのは今世の中にないって断言できると思うんですよね。
予算策定の考察
あれば教えてほしいですっていうぐらい、その断片的に語ったものはあるとは思うんですけれども、それぞれの専門家がそれぞれの関心領域に閉じた話としてしか世の中にはないって思っているので、これを予算の策定とか予実管理着地見込みみたいな、その関心地、そのスコープでそれぞれの項目をつなげて、一つの問題を解くための、
全社に関する渡る話題の話をまとめた本にしてみたいと、そんな思いでございます。
これまだ3分の1も書けてないと思うんですけれども、それでも今6万字ぐらいになってしまっているので、どれぐらいのペースで作れるかはちょっとわからないですし、この調子で書いたものが全部本当に書籍にできるのかというと、だいぶ分厚くなるでしょうし、さらにここから図表を追加したり図解を入れたりっていうことをしていると、もうなんか辞書みたいなものになってしまうって思うと、
本当に紙の書籍で出すのがいいのかっていうところも悩みどころなんですね。これまでいろいろと本は考えてきましたけれども、例えば今流行りのビデオポッドキャストとかですね、そういうもので一章一章解説をしながらとか、ゆうでみみたいなもので出してもいいのかなとかって思ったりもしましたけれどもですね、
いろいろと可能性は探りながら、まずはこの自分なりの考えをちゃんと文字に起こして書き切るということをやっていきたいというふうに思っています。あくまでまだまだ構想中の話でしかないので、具体的な話はできないんですけれども、そんなことを取り組みとしてやっていますというお話を今日は共有させていただきました。以上になります。お疲れ様でした。