転職活動の具体的エピソード
お疲れ様です。経営企画のたばこ部屋第34回目の配信です。今日もきりんがお届けします。
前回に引き続きですね、転職の具体例といいますか、私自身の具体的な転職エピソードをお話ししています。
フェーズ2ですね、小悪魔エージェント機のところで、10社出して4社処理が通って、3社内定に至ったが全て辞退したというところの具体のお話をしていきたいと思いますが、
まず書類選考で落ちた会社がいくつかありましたと、6つほどですね。
特にコメントのなく書類落ちしたのが4社ありました。
まずこれがちょっと悲しいんですよね。
そんなコメントすらないぐらいダメだったかというような感じで、コメントがあった2社のコメントがどんなものだったかというところが、
まず1つ目が総合系メガベンチャーだったんですけれども、事業を伸ばした経験が少ないというふうに言われました。
そうですね、私自身実際事業を伸ばした経験がないですね。
そのときは全然ないですし、経営企画というよりは経営管理的なことを多くやっていたという意味では、
これからそういうトップラインの向上を含め役割を広く持つというところのある種チャレンジをするようなフェーズだったので、
確かにそれは仕方ないという感じではありました。
小会社での応募なら大丈夫ですよというようなオファーはいただくことができたんですけれども、
あんまり気が進むようなものではなかったんですね。
これがなぜプライド側という話ではなくてですね、
具体的にそこの会社がやっている事業にあまり興味が持てなかったというのがあるんですよね。
これはどういう会社だったかというのは具体は控えますけれども、
なんていうか競合もたくさんありかつ、その事業について自分が全然あまり価値を感じるようなものではなかったと。
もちろんあれですよ、一般的に使われる方もいらっしゃるし、
社会的に全く意味がないかというとそうではないんですけれども、
私自身はそれに意義を感じなかったというだけの好き嫌いの話ですね。
なのでここで一つ気づきがあったんですよね。
自分のモチベーションとして今回こと軸といいますか、
FP&Aとか計画経営管理での転職をしたいという軸があったんですが、
それ以外にも自分に軸があるなということに気づけたんですよ。
これがいわゆる社会的意義というとちょっと大それた感じになっちゃうんですけれども、
自分がその事業についてちゃんと興味が持てて意味があると思えて、
この事業を伸ばすために自分はガバナンスを整えるであったりとか、
仕組みを作っていくとかそういうことをしたい。
だから自分のやっている先、この積んでいるレンガが大制度になるのだというようなですね、
思いを持ちたかったというふうなところに気づくことができました。
こういう一つ一つ落ちたところでさえもですね、
なぜその会社について自分が興味があったのかなかったのかって思えば、
多少の学びにもなるなというそんな気づきもありました。
というのがコメントがあった会社の一つでした。
もう一つはちょっと忘れたんですけど、次の話に行きましょうか。
面接プロセスの体験
人工途中の面接で落ちた会社もありました。
それがですね、人材系の会社かな、これはちょっと経営企画とかで受けていたので、
割と業界は広めだったんですよ。
人事の面接でした。
そのときに会社の規模が大きいんだなとまず痛感するわけですよね。
普通というか小さめの会社だと人事の方が出てくるというよりはもう即ですね、
現場の方が出てきて、その現場の方に具体的な日頃の働き方だったりとか、
いろんな考え方とかも聞くことができるんですけれども、
まず人事の壁みたいなところを感じまして、
そういう規模の会社だとこういう方がまず出てくるんだっていうところの驚きはまずありました。
普通の話なんですけどね。
ただそういう方との話って基本面接をされて見極められるだけの時間になってしまうので、
いきなり事業の方だったりとか経営層と会えるような会社と比べるとやや見劣りをしてしまうというのは思いました。
これは自分自身が今の会社もそうですけれども、
面接プロセスとか採用プロセスを立て付けるときに、
人によってはそう感じられる方もいるんだなということを思った、
ある種の反面教師にもなりましたという感じですね。
反面教師という言い方をしているのはもう一つあって、
面接に面接官の方が遅刻をしてこられて、かつ謝罪もなかったみたいなところがあって、
これはちょっとさすがに立場の優越と思っているのかわかりませんけれども、
スタンスとしてちょっとおかしくないかというのも思いましたし、
結局そういう会社とは合わないんですよね。
落ちた理由も教えていただきまして、社会貢献意欲がなさそうというふうに言われたんですよ。
社会貢献意欲がない。
確かに自分としてこういうことがやりたいということを問われたから、
転職軸としてお話はしたんですけれども、
その中に社会に貢献したいのでという話を入れなきゃいけなかったんでしょうね。
ちょっと嫌味チックになりましたけれども、
そんなことがありましたというのが一つの会社です。
もう一つの会社でも2次面接ぐらいまで行ったんですけれども、
こちらも落ちてしまったというのがありまして、
具体的に言うと、ここは最初は同じように人事面接だったんです。
これはDX系のメガベンチャーだったんですけれども、
最初は人事の面接、でも全然印象が違うんですよね。
これ面白いことに、私の職務経歴書を事前に、
もう隅から隅までなのか分かりませんが読み込んできてくれて、
むしろ自分の自己紹介をまずしてくださいと言われるんじゃなくて、
拝見しておりましたと。
あなたとお会いできるのを楽しみにしておりましたと。
1社目ではこういうことをされて、2社目ではこういうことをされて、
今はこういう背景で転職をされて、こんな会社をお探しなんですね、
っていうところまで向こうがしゃべってくれたんですよね。
これはすごい印象良くないですか、普通に。
自分のことをちゃんと人として扱ってくれていると言いますか、
自分に興味がある状態で、ちゃんとこの時間について
双方のマッチングをするための時間だという立て付けで
お話をしに来てくれているという意味で、
非常に好感度が上がったのを覚えています。
これも自分が今採用プロセスを立て付ける上で、
こういう面接感であれば、自分もこういうような入りができると
いいなというふうに思った部分でした。
ここでなぜ志望動機が上がるのかみたいなところ、
こういう部分、これは自分だから、私だから上がった
というふうにも考えられるところで、
これはつまりやっぱり自分の優先順位として
人軸と言いますか、必要とされている軸みたいなものが
あるんだなという気づきにもなりました。
そういうふうにあなたと働きたいですみたいな、
そこまで言ってないんですよ、別に単に職務経歴書を
読んできましたアピール的な、そういう話でしかなかったんですが、
それでもですね、やっぱり好印象を受けて、
この会社いいなって思えるような、僕はそういうタイプだった
という話で、やっぱり人、こういう人、こういうフードで
働きたいみたいなところに強く影響をされているな
ということを再確認したことでもありました。
思えばですね、コンサル時代もやっぱり誰とでも
働けるじゃなくて、この人と働きたい、このプロジェクトで
働きたいみたいなことが強く出すぎてしまったな
ということも思いまして、どうしてもやっぱり自分は
その人軸っていうところの呪縛にとらわれている、
良い悪いではないんですけれども、癖としてあるな
というふうに思いました。
1次面接は別にそれでうまく通過することができたんですね、
その方との波長もありましたんで、ただ2次面接で
CFO的な方とお話をさせていただきまして、
感触は悪くなかったんですね、質問時間とかも延長してくれて
1時間の面接の数が1時間10分とかなんか盛り上がって
75分くらいいただいてしまったっていう感じなんですけれども、
非常にウェルカム感を出してくれましたと。
私が延長させてくれみたいな感じではなくて、
むしろ向こうの方がたくさん喋って盛り上がってみたいな
雰囲気だったので、それで落ちるんだっていう感じだったんですけれども、
それでも役割の広さとか、合理的な社風とか雰囲気とか含め
非常に合ってそうだなと思ってたんですが、
蓋を開けてみるとですね、やっぱりこの方、資座が低い
だったりとか、ちょっとこの役割機体に対しては
幼い印象がありますみたいな、割と強めのフィードバックが返ってきまして、
そうなんだと、後面接でこういうことを言われてしまうんだな
みたいなふうに思って、ちょっと悔しかったんですよね。
もうちょっと聞いてみると、前任者の方が非常にパワフルで
40代中盤くらいの長年のスタープレイヤーだったみたいな、
その方が一心情の都合で退職をされて、その方の後釜的な役割機体を
担ってほしいというところがあったので、
そりゃその方にはかなわんだろうなというような、
そのハードルが高かった分を超えられなかったという意味で、
資座の低さとか、幼いっていう、実際に年齢としても幼いっていうのが
ありますので、そこのマッチングがかなわなかったんだなというふうには
納得はしました。ここもですね、必要以上に落ち込まずにですね、
前任者との比較とか、その会社で求められる役割の広さ、大きさ、
難しさみたいなところとのマッチングでしかないというふうに、
自分という人間が市場で否定されたっていうふうに不必要に自分を責めて
落胆することがないようにっていうのは、これは後からですけれども思います。
結構その当時はやっぱりへこみましたね。
その時点で割と第一志望になっちゃっていたので、
非常に悔しかったのを覚えています。
内定を得た会社の状況
こんなところがですね、先行途中で落ちた2社の話でしたけれども、
一方で内定を得た3社の話もしてみようと思います。
一つ目はですね、これもWeb系、マーケティング系ですかね、
なんですけれども、これを辞退をしました。
これ何かと言いますと、1次面接、2次面接、非常にいい方々だったんですね。
かつ年収も別に低くない会社っていうところで、
全然希望年収なんなら今よりも出しますよぐらいのことはおっしゃっていただいていたので、
期待はしていたんですけれども、社長面接のところでですね、
非常に言い方ありですけれども、あまり態度がよろしくない方だったんですね。
高圧的とかそういうのではないんですけれども、
基本的にソファーに深く腰をかけて、対面だったんですね。
具体的に対面の面接だったんですけれど、
ソファーに深く腰をかけて足を組まれて、
そこでパソコンを広げられて、
基本的にずっとパソコンと向き合って、
なんかカタカタしながら面接をされると。
たまに打ち終わったら僕の方をチラッと目だけで見るみたいな感じの。
初対面なんですけれども、
基本あれはそうですね、ため口というか敬語ではなかったんじゃないかなと、
これちょっと怪しいですけれども、
それぐらいの感じの言葉遣いだったようにも思いますし、
何でしょうね、社長室のようなところに通されて、
空気もなんとなく重苦しかったようなところも手伝って、
結構の圧迫感を感じたというところがありました。
ただ今よりも300万円ほど実際、
年収としては高く出しますみたいなことは言っていたところで、
割とお金で人をつるような会社というと、
言い方あれですけれども、思った会社でした。
それがコワクマエージェントにですね、
これぐらい出させるのできませんかというふうに言わしめたというところでもあったんだろうなとは思います。
残念ながらそこは辞退をさせていただきました。
やっぱりプラス何百万、毎月にするとプラス何十万が積まれたとしてですね、
高ストレスの会社であるだろうことがもう容易に推測できましたので、
それはさすがにお金よりも大切なことあるよなというふうには普通に思いましたね。
2社目の話ですね、もう1社ありました。
ここも割と事業ポートフォリオが魅力的な会社で、
業界でも有名なところだったんですけれども、
ただ採用がある1事業部だったんです。
その1事業部で採用され、その1事業部の予算で費用が払われというところなので、
基本的にはその事業部から出ることができませんというふうに言われてしまったんですね。
その致命的なところにですね、その会社のその事業部のやっているビジネスに
全くやはり興味が持てなかったという残念さがありました。
人はすごく良かった、ひと軸の話ですけれども、
この方々は相性だなとコミュニケーションスタイルとしてもキャラクターとしても
自分はうまくやっていけそうだなというふうに思っただけにですね、
ちょっとその先のキャリアが見えなくなると言いますか、
あんまり興味のない事業にコミットするということができなさそうだなというふうに思った
社会意義軸じゃないですけれども思ったところがあったので、
そこもやはり辞退をさせていただきました。
加えてですね、役割的に今よりも狭まるというのもありますし、
役割が狭まるとそれだけ期待値も下がりますので、
その分、練習タイムも低くなってしまうという、そのダブルパンチもあったので、
辞退をさせていただいた次第でした。
転職活動の結論と次のステップ
3社目ですね、もう1社内定をいただいたんですけれど、
その会社は割と社長が猛烈な会社でですね、
中期経営計画とかも出てるんですけれども、
かなりの勢いでドーンと増やすみたいなことを言われていると。
書かれていることのふんわりさであったりとか、
その経営企画の方々との面接もですね、
実際やってみたんですけれども、
かなり疲れてらっしゃるなという感じだったんですね。
その方の能力だったりとか、
多分この方と2人だったら、
いわゆる自分のチームで働くとか、
同志として働くとかいうのは、
同じ志と書いて同志ですよ。
なんですけど、
として働けるなと思ったんですが、
その方が非常に疲弊していましたと。
ちょっともう助けてくださいみたいなことをですね、
面接の途中に言われるような感じだったんで、
なんか嬉しさはあったんですけれど、
ちょっとでもそういう感じの会社に行くのは、
怖さが勝りましたというところが本当のところですね。
やっぱり予算とかそういう部分はやりつつもですね、
どちらかというと社内でコンサル的な動きをしてほしい
というところもあったので、
役割的にはあまり合わないという部分もあったかなと思います。
なので、ただですね、
オファー金額もそこまで低くないというのもあって、
即断るにはもったいないなみたいなところで迷っていると、
他も見てきていただいて納得した上で、
もうちょっと最終面接に進んでいただくのはいいですか
ぐらいのことも言っていただいたので、
そこでちょっと保留をさせていただきですね、
申し訳ないところのことですけれども、
させていただいて他の会社も見るという流れで進めたのが、
この会社でございました。
やっぱりこう、
駆読側としては等身大で望みたい気持ちもわかるんですね。
自分もやっぱり会社としての等身大を見せて、
納得感を持って入ってきてもらいたいというのは、
面接する側としてもですね、
思いがちなのはよくわかるんですけれど、
やっぱり入る側としては、
入っている当事者の方がめっちゃ疲弊しているとかってなると、
やっぱり身構えるわけですよね。
そこは演技でもいいから、
キラキラしてないといけないんだろうなというふうにも思いました。
その覚悟なく入ってこられても、
結局長続きしないだろうというのはあるんでしょうが、
難しいところですね。
これどちらがいいかはあれですが、
そんなことを思った面接でございました。
ここまで少しまとめますと、
このフェーズ2、小悪魔エージェント期という話をしましたけれども、
ここでは内定はいただいたものの、
全部納得のいくものではなかったんですね。
私の前提として、
めちゃくちゃ急いで転職をしなければ、
もう明日の飯に困るわけではなかったというところがあったので、
もうちょっと他も見たいという、
そういう悠長なことができた、
そういう転職でもあったので、
このフェーズ2というのは一旦置いておいて、
次のフェーズに進んでみようと。
フェーズって別に誰かが定義しているわけではなくて、
自分の中での気持ちの切り替えを、
仮にフェーズと呼んでいるだけの話ではあるんですが、
そういうふうな次のフェーズに移っていこうというのが、
このフェーズ2での結論になりました。
10社出したが、
3社もらったが、
次に行くという申し訳ない話ですね。
今回もかなり長くなってしまいましたので、
一旦切りまして、
次回に続けようと思います。
お疲れ様でした。