1. 気になるサービスを使ってみた
  2. #2「Disney+」を使ってみた(..
2024-10-15 31:13

#2「Disney+」を使ってみた(前編)

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ディズニー関連作品を中心とした動画配信サービス、ディズニープラス。その魅力に迫ります。
パーソナリティの山田が、実際に利用した体験を基に、ディズニーの豊富なIPと独自コンテンツの強みを解説。独占配信コンテンツの「SHOGUN 将軍」がエミー賞で評価された背景や、ディズニーの子会社戦略にも触れます。
さらに、今後のスポーツコンテンツ展開の可能性やHuluとの関係など、ストリーミングサービスの未来を占う興味深い考察も。ディズニープラスの現状と展望が見えてくるエピソードです。

■パーソナリティ
山田尚貴(株式会社modo代表取締役)
カリフォルニア州立大学ロングビーチ校卒業後、NTTPCコミュニケーションズでシステムエンジニアとして金融機関等のシステム運用などに携わる。2009年、株式会社エニドアを創業し代表取締役に就任。クラウドソーシングサービスの開発・提供を行う。M&Aにより会社を売却。上場企業のグループ会社の経営を6年行った後、株式会社modoを創業し代表取締役に就任。家族向けのサービスmemStockの開発を行う。
二級ファイナンシャル・プランニング技能士、証券外務員一種を保有。2児の父。


■アシスタント
小林(株式会社modo)


■番組サイト(書き起こしはこちら)
https://listen.style/p/kininaru


■memStockについて
memStockは、株式会社modoが鋭意開発中の家族向けのコミュニケーションサービスです。
memStock LifeStyle(https://media.memstock.com/)では、家族の暮らしがより良くなる情報を発信しています。

サマリー

このエピソードでは、ディズニープラスの使用体験について語り、動画配信サービスとしての特徴や料金プラン、提供されるコンテンツに焦点を当てています。特に、コロナ期間中にサービスが開始されてからのコンテンツの変化や、最近話題のドラマ『SHOGUN 将軍』についても触れています。 また、ディズニープラスの独占コンテンツや制作プロセスについても詳しく解説されます。他にも、アメリカのテレビドラマにおける字幕の受け入れ状況や、ディズニープラスがユーザーを獲得するための戦略についても探ります。 ディズニープラスの利用体験についての議論があり、スポーツコンテンツの重要性が強調されています。また、ディズニープラスとHuluの統合が成長戦略として提案されています。

ディズニープラスの紹介
kobayashi
この番組は、とりあえず使ってみる派の山田さんと、
とりあえずでは使ってみない派の小林の2人でお届けしていきます。よろしくお願いします。
Naoki Yamada
よろしくお願いします。
kobayashi
今回は、ディズニープラスを使ってみたということなんですけれども、
これは動画配信サービス?
Naoki Yamada
そうですね。誰でも知っている、言わずと知れたディズニー。
ウォルト・ディズニーが贈る動画配信サービスなんですけれども、
ディズニーってすごい、他の会社というか、何でもそうなんですけど、
ディズニーランドとかでもそうなんですけど、
基本なんかエクスクルーシブで、独占的でやっていく風潮というか、会社で。
他の会社とかで、ディズニーのIP、キャラクターを使おうとすると、
すごい版権が高かったりとか、使ってほしくないみたいな。
YouTubeとかで勝手に上げてる人とかいるじゃないですか。
ああいうのをすごい嫌うんで、それがディズニーの強みでもあるんですけど、
やっぱりディズニーは独自の世界観、それこそディズニーランドって夢の国って言われてますけど、
夢の国から逸脱しないようにしっかりと他の会社を牽制しながらやっている。
その会社がやっている動画配信サービスっていうところですね。
ビジネス的にも独占しているっていうのが結構重要で、
他では体験できないよとか、そういうことを状況作り出すことによって、
その会社、ディズニー独自の体験を作っているっていうところが、
一番大きな特徴かなっていうところで、
そういったディズニーが贈るディズニープラスを使ってみたっていう話を今日はしていければなと思います。
料金プランとコンテンツ
kobayashi
もともと気にはなってたんですね。
Naoki Yamada
子供がちっちゃい時に入ってたんだけど、
ディズニー離れをしたタイミングで辞めてたんですよね。
Naoki Yamada
今回ちょっと気になる作品があったというところで、実際に使ってみたっていうところなんですけど、
料金が、昔使ってたときもっと安かったんだけど、結構値段上がってて、
今プレミアムに入ってるんですけど、プレミアムが1320円、税込みで月額。
プレミアムじゃないベーシック的なのもあるんですけど、ベーシック的なのは990円。
どう違うかっていうと、ベーシックは同時接続が2台、デバイスの同時接続が2台で、
プレミアム4台いけますよみたいなやつで、個人で観るから2台でもいいんだけど、
画質がいいっていうところもあって、4K配信かな。
ベーシックだとHDなのかなっていうところが違っているので、
それで300円、400円、300円ちょっとぐらいしか変わらないから、
とりあえずずっと使うかどうかわかんないんで、プレミアムに入ってみたっていう感じですね。
kobayashi
4Kってことはテレビで観てるんですね。
Naoki Yamada
テレビでも観れる。ただテレビで観ない。基本スマホで観てますね。
kobayashi
4K入ったのに?
Naoki Yamada
入ったけどね。そうなんですよ。なかなか画質はいいなと思うけど、ベーシック使ってみてないからわかんないですね。
kobayashi
スマホで観てるんだったら。
Naoki Yamada
変わんないかもしれないよね。
kobayashi
1080で観れるってことですよね。ベーシック。
いいとは思います。
スマホで観てるってことは、今回使ってみたではもう完全にお子様は見てない?
Naoki Yamada
見てます。見てなかったんだけど、せっかく入って4台使えるから見ろ見ろって言って、見てもらってる感じですね。
見出したらいろいろホッピングというか、いろんなチャンネル見出して、今まで興味なかったようなアニメ。
ディズニーって子供から大人までいろんなコンテンツ持ってるんで、いろいろ見出してるような感じにはなってますね。
kobayashi
以前入ってた時よりも配信されてる内容が変わってるとかそういうこともあるんですかね。
Naoki Yamada
そうですね。以前入ってたいつだろう。結構コロナ前とかだったんですけど。
kobayashi
日本でサービス開始したのが2020年の6月?
Naoki Yamada
コロナ中か。コロナ期間中かな。コロナっていつからでしたっけ。
20年か。20年の4月とかか。
ちょうどコロナ真っ盛りの時に入ってたかもしれないですね。
その時に見てたんですけど、その時よりは増えてる印象ですね。コンテンツ自体は。
そもそもなんか、ディズニーの、ザ・ディズニーのアニメーション。
ミッキーとか、ライオンキングとかそういうのばっかりだったんですけど、
最近はスターウォーズとか、なんかディズニー系のコンテンツ、ディズニーの関連会社のコンテンツも増えたりとか、
日本のアニメとかも流してるんですよね、今。
推しの子とか、なんか流行ってるやつ。
これはなんかちょっと、関連会社のスターっていうところがやってるコンテンツなんですけど、
ちょっとこの辺軽く話してみると、結構そこの辺が結構面白くて、調べてみたんですよね。
ディズニーって、セグメントが6セグメントに分かれてて、
1つ目がディズニー、いわゆるディズニーですよね。
2つ目のセグメントがピクサー。
ちょっと今、直接見せてますけど、ピクサー。
で、マーベル。アイアマンとかスパイダーマンとか、ヒーローものですね。
あとは、スターウォーズ。スターウォーズって書いてるんですけど、ルーカスフィルム。
ジョージ・ルーカスが、監督が撮った系のコンテンツで、スターウォーズとかインディージョーンズとかですね。
これも、マーベルもそうなんだけど、ピクサーもそうか。
全部買収した会社のコンテンツで、買収自体はだいぶ前。
ピクサーなんてもう20年以上前だけど、
結構その買収が今に来て、このディズニープラスに活きてるような感じには見えますね。
あとは、ナショナルジオグラフィック。知ってます?
地球の不思議とか、動物の生態系みたいなドキュメンタリーとか、
教育的なコンテンツを流してるやつで、
これもともと21st Century Fox、いわゆるFoxが株を73%持ってたんですけど、
買収したんですよね、Foxを。2018か9かぐらいだったかな。
買収したタイミングで持ってたものがついてきて、
ラッキーっていう感じだと思うんですけど、
そのままコンテンツとして使ってるような感じですね。
海外とか行ってケーブルテレビとか開いたら、
大体ナショナルジオグラフィック入ってると思うんですけど、
これがディズニープラスでは見れますよ、誰が見てるのか分かんないけど。
6つ目がさっき言ったスターですね。
スターはもともと香港の映画制作会社だったらしいんですけど、
それがいろんな会社に転売というか売却されて、
最終的にFoxを買収した時にディズニーさんがついてきたみたいな。
ついてきた感のやつですね。
スター自体がアメリカの放送局、ABCとかの人気ドラマとかを配信したりとか、
これも子会社ですよね、ABCも。
日本のアニメとかスターブランドのオリジナルコンテンツとかを配信していて、
後でちょっと話すんですけど、
スターのオリジナルコンテンツを見たかったからディズニープラスを使ったという感じですね。
kobayashi
今回の使ってみたり繋がる。
Naoki Yamada
この6つが結構大きな、コンテンツとしては大きくて、
これ日本だけで、海外はまたちょっと違っていて、
別の放送局とかも入ってたりするんですけど、
そこは結構、国がそれぞれ独自で面白いなっていうところではありますね。
日本はこの6個。
kobayashi
このスターっていうのがあれみたいですね。
日本を含めたアジア系のところはこのスターが入ってやってるって感じですよね。
Naoki Yamada
そうなんですよね。
めっちゃ面白いなと思って、幅が広がっていいなとは思ってたんですけど、
これ後編の、ポジティブではない、ネガティブで話す予定ではあったんですけど、
kobayashi
前編はね、ポジティブな方をなるべく話そうっていう感じで。
Naoki Yamada
だったんですけど、見てたらアニメとかディズニーの世界観壊すんじゃない?みたいなアプリのレビューで結構あったので、
そこが結構ディズニーの戦略的にはスターだけが浮いてるような感じではありますね。
ナショナルジオグラフィックもなんだかんだ言って教育系なんで、
ディズニーってどっちかっていうと子供の世界観を大事にする、夢を見させるみたいなところが結構理念として大きいんで、
そこがぶれてなさそうではあるんですけど、スターウォーズがどうかっていうのもあるかもしれないな。
とはいえスターだけがちょっと浮いてるような感じにはなってるんですよね。
で、今回使ってみたっていうところで、実際入って使ってみたんですけど、
アプリ自体は他の動画配信サービスとそんな変わんない感じですね。
使いづらくもなければ、これと言ってなんかすごい使いやすいわけでもない感じではあって。
ドラマ『SHOGUN 将軍』
Naoki Yamada
で、自分がこのサービスを使い始めたきっかけが、この前エミー賞っていう、
アメリカのテレビドラマのオスカー、なんだ、なんでしたっけ?
kobayashi
その辺ちょっと自分詳しくないんで。
Naoki Yamada
ハリウッドのアカデミー賞だ。
アカデミー賞が映画で、エミー賞がドラマ的な、ドラマ部門的な感じで、
結構権威として大きかったんですけど、
もともとアメリカのドラマが中心で、日本人が入ってこないっていうところではあったんですけど、
今回、日本人が主役、主演している「SHOGUN 将軍」っていうドラマを見たかったから、
ディズニープラス入ったんですよね。
そのSHOGUN 将軍っていうドラマ、もともと半年前くらいかな、
アメリカに住んでる友達が、
Facebookですごい色んな友達が、めっちゃ面白かったみたいな、
俺も観た、みたいなのが結構あって、
kobayashi
それは日本人じゃない?
Naoki Yamada
アメリカ人とか、アメリカに住んでる日本人とか、
みんな何か言ってて、めっちゃ見たいなと思って、
その時からディズニープラス入るかな、どうしようかなって思ってたんですけど、
つい先日、テレビとかも色々やってたんですけど、
作品がエミリー賞にノミネートされたりとか、
真田広之さんが主演として、
日本人で初めてなのかな?主演としてノミネートされて、
主演男優賞受賞したりとか、
というところがあって、
賞も過去最高18のカテゴリーで受賞したのかな?
今18っていうのは完全に曖昧なんであれなんですけど、
kobayashi
10なんちゃらね。
Naoki Yamada
受賞したっていうところで、
これがすごい盛り上がってるっていうので、
改めてもう観たいってなって、観始めた感じですね。
で、なんでディズニー独占かっていうと、
もともとスターのオリジナルコンテンツとして作られていたんですけど、
作ってるのがディズニーの傘下のFXっていう制作会社が作っていて、
配信自体がFXの配信部門とHuluの独占配信でアメリカで放送されてたんですよね。
で、海外ではディズニープラスの独占でっていうところで、
もう本当にディズニーが作る、ディズニーのための独占コンテンツとして出されたのが受賞したんで、
ディズニーとしてはもうずっと作っていきたいっていう感じになっている感じですね。
kobayashi
この賞を一応パッと調べた感じだと14冠。
今までの最多は12冠のゲーム・オブ・スローンズらしいです。
Naoki Yamada
そう考えるとすごいね。
字幕とアメリカドラマの文化
Naoki Yamada
何がすごいって、ディズニープラスの本質からズレるんですけど、
基本アメリカのドラマって字幕がないんですよね。
アメリカ人がやってるんで、アメリカ人って字幕めっちゃ嫌いなんですよね。
フランス映画とかも字幕で見ないといけないから嫌いっていうアメリカ人多いし、
アニメとかも基本吹き替えを英語にして吹き替えてほしいみたいな。
もともと主流だったのが、このドラマ自体は日本人が、
これ時代劇、いわゆる時代劇風なやつなんですけど、物語の背景から話すと、
1600年頃の日本の話で、実際の関ヶ原の戦いの前夜を描いた作品で、
ちょっと登場人物とか、真田さんも含めて、
名前は違う、これ徳川家康をモデルにしてるんですけど、
名前ちょっと変えてるんですけど、
基本大筋の話としては、史実に基づいた感じの話になっていて、
基本登場する日本人はほぼ日本人。
ほぼ日本人というか、ほぼ日本生まれ日本育ちの役者さんがやってるっていうところで、
それ全部日本語で演じてるんですよね。
kobayashi
そうなんですね。
Naoki Yamada
アメリカ、英語に関しては全部字幕が付いてやっていて、
これがすごいところで、アメリカ人さっきも言った通り字幕めっちゃ嫌いなんで、
字幕コンテンツは基本受賞しないみたいな流れだったんですけど、
それを字幕コンテンツになってるにも関わらず、
エミー賞で評価されて受賞したっていうところがすごいんですよね。
kobayashi
なんでそういうふうにしたんですかね。
Naoki Yamada
それもなんかこだわりなんでしょうね。
今まで時代劇、それこそラストサムライ。見ました?ラストサムライ。
kobayashi
見ましたよ。渡辺謙。
Naoki Yamada
そうそう、渡辺謙。
で、トム・クルーズ。
あれはトム・クルーズの映画なんですけど、
あれは言ったら日本風の映画だったじゃないですか。
言ったらみんな登場人物も英語謎に喋れてるし、
渡辺謙さんも英語で喋ってるし、
日本語で喋っちゃうとアメリカ人が受け入れられないっていう先入観に基づいてやってて、
実際賞とかも受賞してるから、
あれはあれでアメリカ人好みの時代劇になってたけど、
それだと日本の文化が伝わらないっていうので、
真田さん自体がプロデューサーに入って、
日本の作法とかも含めてしっかりと、
切腹が結構多いんですけど。
切腹シーンとかも本当にリアルに作られてるっていうところがすごい感じですね。
ハリウッドのテレビシリーズっていうことで、
予算が結構すごくて、
今回全10話なんですけど、
1話あたりの制作コストが数十億かけてるっていう。
kobayashi
映画とか1本。
Naoki Yamada
ほんと映画1本撮れるのを10話分やってるっていうところで、
それがやっぱり日本のドラマより圧倒的にすごかったっていうところでは、
NHKが大河が撮ってて、
あれもコストかけてるけど、
全然スケールが違うような感じなのが、
今回の受賞した要因の大きなところで、
これをディズニーが独自コンテンツとして作ったっていうところが、
やっぱりすごいなっていうところではあるんですよね。
kobayashi
お金のかけ方みたいなのっていうのは、
配信コンテンツとテレビ放映とかの違いとかって何かあったりするんですか?
Naoki Yamada
基本一緒なんじゃないかな。
配信自体が、
配信は基本Hulu、
Huluもお金払わないと見れないし、
FXは普通にテレビで見れるやつだけど、
多分大概の人が今は配信系のサービスで見てるので、
そこでユーザーを獲得できてるっていう意味ではそうですね。
Huluって、
アメリカの場合70何%だっけな。
結構な割合で、
ディズニーが株を持ってるんですよね。
kobayashi
日本と違うみたいですね。
Naoki Yamada
日本は日テレが入っててややこしくなってるんで。
ややこしくなってるっていうか、
日テレのイメージがあるじゃないですか。
基本アメリカはディズニーなんで、
そういう意味でもう本当にディズニーに対してお金が入ってくるっていう仕組みにはなってるんですよね。
今回のSHOGUN 将軍に関しては。
だから普通にヒットするとペイする。
数十億でも全然ペイするぐらいの作品にはなってるような感じですね。
ユーザー獲得戦略
kobayashi
SHOGUN 将軍を見るために入ってみました。
結果的には良かったと。
Naoki Yamada
SHOGUN 将軍は良かった。
コンテンツ自体も大量にあって、
それこそディズニーってさっきも言った通りエクスクルーシブなんで、
他で見れないんですよね。
DVD買ったりとかしないと見れないから。
kobayashi
一応Amazonプライムとかレンタルとかで見れます。
Naoki Yamada
レンタルとかで流したりするんですけど、
あれショット500円とか払わないといけないじゃないですか。
それってやっぱりDVDと一緒で、
なんか都度払いっていう感じになってるので、
そこがやっぱり大きな、
全部見れるから、
それはやっぱり大きなところでありますね。
日本で言うとジブリかな。
ジブリも配信で流してないじゃないですか。
kobayashi
そうですね。日本だけ見れない。
Naoki Yamada
そうそうそうそう。
海外だと見れるけどみたいな。
よく分かんないモデル。
まあ分かるんだけどね。
kobayashi
はい。
Naoki Yamada
そういう意味で、
ディズニープラス自体は上手くやってるような感じですね。
うーん。
ビジネスモデル的には全然目新しいものではなくて、
コンテンツを抱え込んで、
今までディズニーが作ってきたコンテンツを垂れ流しつつ、
新規の、言い方悪いな、新規のコンテンツを作って配信して、
サブスクユーザーを増やして、
増やすことによって出た売り上げで、
新しいオリジナルコンテンツをどんどん作っていって、
飽きさせずにチャーンさせない、離脱させないというところが、
このサービスのモデルなんですけど、
ひたすらやらないといけないというところが大変であり、
今までテレビでそれをやってたのが、
基本今オンラインの配信に移行している。
アメリカとかも結構ケーブルテレビとかも、
基本ネットフリックスとかがその辺のシェアを取ってきているので、
ケーブルテレビとかも配信サービス、
NHKオンデマンドみたいな感じで、
配信サービス各社持っているので、
ほとんどコンテンツをいかに作っていくか、
みたいな戦いになってきている感じですね。
kobayashi
Netflixとかも元々は、
ただレンタルするだけだったのが、
作り始めてますね、自社で。
そういう意味で言うと、
ディズニープラスは元々持っているものもあるし、
作るノウハウもあるし、
強いというところですね。
Naoki Yamada
めっちゃ強いですね。
そこがやっぱり強いし、
世界観をしっかり持っているから、
あんまりブレないみたいなところは、
結構大きなところではありますね。
で、調べるまでもないんだけど、
競合が結構強いから、
NetflixとかアマプラとかHulu、
Huluは自社的な感じだけど、
その辺がどうユーザーを獲得していくか、
みたいなところが結構あれだけど、
Netflixとかアマプラとかに比べて、
ちょっと視聴者層が違うのか、
ユーザー層が違うのかなって思っていて、
基本子供だったりとか、
ディズニー好きの人を中心にユーザー獲得できていると思うので、
それはディズニーの強みだなと思う反面、
こっからどうユーザーを獲得していくか、
みたいなところは気にはなるところではありますね。
スポーツコンテンツの重要性
kobayashi
どうなっていきそうみたいな予想とかってあったりしますか?
Naoki Yamada
グローバルだと、
たぶん、アメーバ?
アメーバじゃないや、
AbemaTVみたいな感じで、
スポーツに力を入れていくんじゃないかなと思っていて。
kobayashi
ディズニープラスがですか?
Naoki Yamada
ディズニープラスが。
ディズニーって、
子会社ESPN、
まあ買収したんですけど、持ってて、
ESPNってアメリカで最大手のスポーツチャンネルで、
日本では見れないけど、
海外の、アメリカだけかな、今は。
ESPNのチャンネルも入ってるんですよね、
このディズニープラスに。
kobayashi
そうなんですね。
Naoki Yamada
それでスポーツ観れてますみたいなところで、
ユーザーを獲得できてたりとか、
それこそNBA、
バスケの放映権とか獲得したりとか、
そういうところ力入れてるんで、
今後その辺を獲得していって、
今までディズニーの、
いわゆるディズニーラバーたちじゃない層を、
しっかり取っていくんじゃないかな、
っていうふうには思ってます。
で、調べてたら、
もともとインドでめっちゃユーザーが増えた時期があって、
それなんでかっていうと、
クリケット。
クリケットってインドの国技?
国人を挙げてやってるスポーツ?
めっちゃ時間、あれ知ってます?
めっちゃ全然話逸れるけど、
めっちゃ時間かかる競技で、
下手したら日を跨ぐんですよね、あれ。
で、その国技的なクリケットの放映権を
ディズニープラスで持ってたんですけど、
それでユーザー一気に増えたんですけど、
2023年かな、去年か一昨年か、
その放映権失っちゃって、
インドのユーザーが一気に離れて、
めっちゃユーザー数、
それこそ1億人達成するのを2年かけて、
やってたんですけど、
それが一気にユーザーが減るっていう、
インドのパワーを見せつけたところがあるんですけど。
それで何がわかるかっていうと、
やっぱりスポーツって結構デカいんだなっていうところで、
それこそAbemaTVもサッカーとかMLBとか放映で
ユーザーめっちゃ伸ばしてるじゃないですか、
そこはやっぱりディズニープラスもやっていくんじゃないかな
っていうふうに思ってますね。
日本のHuluもだってスポーツチャンネルあって、
野球とか配信とか結構やってるんで、
そこはなんか力入れていくんじゃないかなって
思ってたりはしますね。
kobayashi
ABEMAとかだったら無料でいろいろやってましたね。
サッカーのワールドカップ。
ワールドカップの前後で、
確かAbemaTVの認知度が、
Naoki Yamada
めっちゃ増えたんですよね。
kobayashi
20何パーから40何パーとかだったかな。
倍ぐらいに増えたみたいな。
Naoki Yamada
そこでしか見れないってなるとやっぱみんな流行っちゃうもんね。
kobayashi
そうなんですよね。
Naoki Yamada
そうなんですよ。
kobayashi
Amazonプライムとかもあれやってましたね。
WBC独占でみたいなのやってて。
Naoki Yamada
スポーツコンテンツって後々そこから、
例えばWBC盛り上がりましたってなったら、
その後ドキュメンタリー作ってたじゃないですか。
kobayashi
そうですね。
Naoki Yamada
そういったところに二次派生。
それこそNetflixも
すごいスーパースターのスポーツ選手の
ドキュメンタリーをどんどん出してて今。
そういう意味で
二次コンテンツ作りやすいっていうところも
多分強みなので。
kobayashi
ディズニーとしては配信の、
スポーツになるとやっぱりライブ配信っていうのが
肝になってくると思うんですけど、
ライブ配信のノウハウとかって、
買収した子会社とか、
ESPNがあるから大丈夫って感じなんですか?
Naoki Yamada
ESPNがあるけど、
ライブ配信は多分
お金かけてやるんじゃないかな。
kobayashi
っていうのは例えばサッカーだと、
DAZNとかも
結局その配信のサービスとして、
ライブ止まるし、
画質悪いしとかで、
そういうのでちょっとユーザーが離れてしまう
とかあったりするじゃないですか。
その辺だからABEMAとかは
よくやってたなって思いますけど。
ディズニーはどうなんだろう?というところですね。
Naoki Yamada
まあそうですね。
その辺はなんとか
ESPNとか連携しながら
うまくやれるんじゃないかなとは
思うんですけど、
ちょっとわかんないですね。
kobayashi
でもそっち方面に
行くんじゃないかって話ですね。
そうなってくると山田さん的にも
NBA観たりするから
いいですよね。
今って日本で見るとすると
楽天が独占ですか?
Naoki Yamada
楽天が独占配信で、
もともと自分は
NBA.comっていう
アメリカの配信サイト、
NBAがやってる配信で
見てたんですけど、
楽天が今は独占で
配信してるので、
それ以外は入れない感じですね。
やっぱ独占強いんですよね。
kobayashi
そうなんですよね。
その辺の取り合いみたいになってきましたね。
Naoki Yamada
になってきてる感じですね。
ディズニープラスとHuluの統合提案
Naoki Yamada
というところで、
サービスの成長性とか戦略的には
そうなっていくんだろうなと思いつつ、
自分がもし
今やるとしたらどうかな、
みたいなちょっと考えてみたんですけど。
ちょっと難しくはあるんですけど、
Huluと被ってんすよね。
制作の部分とかも
もうちょっと協力したら
うまくできるんじゃないかなと思っていて。
今持ってる
Huluの株を
元に
完全に買収しちゃって、
ディズニープラスに統合しちゃえばいいんじゃないか。
海外が結構めんどくさくて、
さっき言った通り
日本は日テレとか、
他の国は
独自に
提携してやってたりするので、
その辺が結構難しいんですけど。
それを見ても、
やっぱり頑張って
Hulu統合して
やってった方がいいんじゃないかなと思っていて。
アメリカの市場シェアで言うと、
今アマプラが22%、
Netflix 21%、
ディズニー11%、
Hulu 10%で、
ディズニーとHulu合わせれば
戦えるんですよね。
まあ両方契約してるユーザーも
いっぱいいると思うんで、
単純に増えはしないし、
短期的に
ユーザー数減みたいな感じに
なると思うんですけど、
長期的な目線で言うと、
たぶん一緒にやった方が
コンテンツ作りとか、
マーケティング戦略とか、
やりやすくなるからいいんじゃないかなとは思っていて。
もし自分が経営するとしたら、
そういうのやってみてもいいんじゃないかな、
という風には思いましたね。
kobayashi
その辺がクリアになってくると、
もっと伸びていくんだろうな
っていう。
これなぜ今の状況のままになってる
っていう
想像。
Naoki Yamada
元々別の会社だからね。
面倒くさいし、
何なら買収した会社いっぱいあるけど。
製作会社だから。
コンテンツ作ってる製作会社だから
そのコンテンツ載せるだけでいいけど、
Huluは配信会社だから、そもそも統合しづらい、
みたいなところはあるんですよね。
プラットフォーム自体が違うし。
kobayashi
Huluは作ってない?独自コンテンツ。
Naoki Yamada
作ってんじゃないかな。
作ってないことはないけど、
そんなNetflixみたいに力入れてる感じでは
なさそうですね。
kobayashi
目立ったような動きはないと。
Naoki Yamada
そんな感じかな。
時間的に延びてきたので、
ポジティブな側面とはこんな感じですね。
kobayashi
はい。
今回はディズニープラスを使ってみた
前編ということで、
なるべくポジティブな側面について
お話ししていただきました。
最後に今回の前編一言でまとめてください。
Naoki Yamada
一言で言うと、
ディズニープラス自体は
IP、
キャラクターの力、
と、あとは独自のコンテンツで
今のところめっちゃ強いっていう
印象でした。
kobayashi
はい。ありがとうございます。
次回の後編では、
ディズニープラスの少しネガティブな
側面についても
お話しいただきたいなと思っております。
Naoki Yamada
ありがとうございました。
31:13

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