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2024-10-09 31:35

#1「マネーフォワードME」を使ってみた

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家計簿・資産管理アプリの代表格、マネーフォワードME。このエピソードでは、長年のユーザーでありながらずっと放置していた山田が、改めてサービスを使ってみて詳しく分析します。

多彩な連携機能や最新の資産形成支援ツールなど、サービスの特徴を丁寧に解説。同時に、無料版と有料版の違い、ユーザビリティの課題、競合サービスとの比較なども議論します。さらに、SMBCとの提携など、今後の展開についても触れています。

家計管理アプリを検討中の方はもちろん、すでにユーザーである方にも新たな発見があるかもしれません。ビジネスモデルにも切り込んだ、奥深い分析をお楽しみください。

 

■パーソナリティ
山田尚貴(株式会社modo代表取締役)
カリフォルニア州立大学ロングビーチ校卒業後、NTTPCコミュニケーションズでシステムエンジニアとして金融機関等のシステム運用などに携わる。2009年、株式会社エニドアを創業し代表取締役に就任。クラウドソーシングサービスの開発・提供を行う。M&Aにより会社を売却。上場企業のグループ会社の経営を6年行った後、株式会社modoを創業し代表取締役に就任。家族向けのサービスmemStockの開発を行う。
二級ファイナンシャル・プランニング技能士、証券外務員一種を保有。2児の父。

 

■アシスタント
小林(株式会社modo)

 

■memStockについて
memStockは、株式会社modoが鋭意開発中の家族向けのコミュニケーションサービスです。
memStock LifeStyle(https://media.memstock.com/)では、家族の暮らしがより良くなる情報を発信しています。

サマリー

「マネーフォワードME」という家計簿アプリを使用した体験が語られています。このアプリは12年以上の歴史があり、1600万人以上のユーザーを持つ人気のサービスです。また、さまざまな口座と連携できる特徴があります。「マネーフォワードME」では、資産管理を効率化するためのサービスが提供されており、特に有料プランの必要性や連携機能の制約についても言及されています。最近の企業との連携強化やビジネスモデルの変化についても話題になります。エピソードでは、マネーフォワードMEの利便性を評価しつつ、無料ユーザーと有料サービスの関係性にも触れられています。また、金融系サービスにおけるビジネスモデルの重要性が論じられています。

オープニング
Naoki Yamada
気になるサービスを使ってみた。
kobayashi
この番組は、世間には日常生活を豊かにするサービスがたくさんありますが、
全てを試して最善を選択するなんて面倒、いや、忙しくてやっていられない。
そんな方に向けて、実際にサービスを使ってみた体験をもとに、
ユーザー目線だけでなく、ビジネス的な観点からも、
忖度なしでお話ししていくPodcastプログラムです。
パーソナリティは、株式会社modo代表取締役の山田さん。
そして、アシスタントは私、小林。
この2人でお届けしていきます。よろしくお願いします。
Naoki Yamada
よろしくお願いします。
kobayashi
気になるを使ってみた第1回、一番最初に取り上げるサービスは何でしょうか?
Naoki Yamada
1回目ということで、みんなが知っているサービス。
お金の見えるアプリ、マネーフォワードMEです。
kobayashi
マネーフォワードME。
マネーフォワードMEはどういうサービスですか?
Naoki Yamada
マネーフォワードMEは、いわゆる家計簿アプリなんですけれども、
結構歴史があって、2012年の12月にリリースされて、
今で12年近くサービスとしては展開されているんですけれども、
ユーザー数の観点でいくと、1600万人。
kobayashi
多いですね。
Naoki Yamada
みんな使っているかわからないけどね。
ユーザー数1600万人で、シェアとしては現状、家計簿アプリ、
家計簿アプリプラス資産管理アプリ的な形にはなっていると思うんですけれども、
シェアナンバーワンのサービスだと思います。
kobayashi
はい。
いろいろ、家計簿アプリって他にもサービスあると思うんですけど、
Zaimとかもあると思うんですけど、
今回気になるってなってた理由と、今回使ってみた理由を話してもらえたら。
Naoki Yamada
気になる理由としては、そもそも実は10年ぐらいずっと使ったり使わなかったりで、
ずっと繰り返してるんですけど、
ちょっと見てみたら、10年間ずっと毎月500円払い続けてたんですよ。
で、ぱっと振り返ってみた時に、最近1年ぐらい開いてなかったなと思って、
使わないと思ったのがきっかけで、
でも結構そういう人多いと思うんですよね。
登録してるけど使ってないとか、課金してるけど使ってない、
そんなサービスいっぱいあるかもしれないけど、
その中でも特に開いてないサービス。
開かなくても別に困らないっちゃ困らないので、
とりあえずこれをいい機会として使ってみようかなっていうので使ってみました。
kobayashi
これは家計簿アプリとかでよくあるパターンなんですけど、
1回やめちゃうと今までの記録がなくなっちゃうんじゃないかとか、
一応データとしてCSVで書き出せたりとかするのもあるとは思うんですけど、
例えば今回のマネーフォワードMEだったら、
無料だと確か1年しか持たないんですよね。
Naoki Yamada
1年で全部履歴消えちゃう感じで、
1回、僕ずっと課金し続けてるんでわからないですけど、
レビューとか見てたら1回課金やめちゃうと消えちゃうみたいなこと書いてて、
また課金始めてもリカバリできないみたいなの書いてる人がいたんで、
ひょっとしたら、いや試してないですよ。
試して消えちゃうと嫌なんで、
消えちゃう感じのアプリなんじゃないかなっていうのはちょっと思いました。
わかんないけど。
kobayashi
使ってみたで、それをやめてみるっていうのもちょっとアリなのかもしれない。
本当にこれ消えちゃうのか、復活できないのかみたいな。
Naoki Yamada
結構、やめてめんどくさいのが、サービス連携が結構めんどくさいんですよね。
サービス連携っていうのは口座の連携だったりとか、
いろんな口座を連携するアプリなんで、
それやめちゃうと、無料版って今4つしか連携できないんですよね。
kobayashi
4つっていうのは銀行口座だけで4つ?
Naoki Yamada
全部。銀行もそうだし、例えば証券口座もそうだし、
あとはマイレージとか、ポイントサイトとか、
そういうのもろもろ全部合わせてどれか4つみたいな形になってるので、
そういう意味で言うと、やめた時にまた連携するのか、
もう一生使わないなって多分思っちゃうと思うんで、
そこが多分やめれない一番大きな理由かな。
個人的にはそういう感じではありますね。
kobayashi
そうなってくると別の家計簿アプリに乗り換えたりとかっていうのも
なかなか難しいですよね。シビアというか。
Naoki Yamada
そうなんですよね。
kobayashi
気軽に行き来できない。
Naoki Yamada
そうなんでしょうね。
気軽に行き来させないっていう戦略だと思うんですけど、
実際他のサービスも並行して使ってる時期は、
それこそZaimとか、いろんなサービス使ってはみたんですけど、
結果連携できる口座数っていうか、
部分が一番秀でてるというか、
このサービスが一番いい部分ではあるので、
結局戻ってきちゃうみたいなところではありますね。
kobayashi
今までなんとなく500円課金されつつも、
使っていなかった理由っていうのは何か?
Naoki Yamada
使っていなかった理由としては、
1回連携しちゃうと裏側で自動的に全ての情報を取ってきてくれてる
というところがあって、
自分としては基本支出管理、
いくら使ったとかっていうよりは、
いくら銀行に残っててとか、
いくらマイレージ溜まっててとか、
そういったところの管理だけに使ってたんで、
毎日使わなくても、
気になった時に確認しに行けばいいっていうだけだったので、
使わなくなっちゃった。
逆に毎日使ってる、
毎日それこそ主婦の方で、
買い物の度に収支管理つけてるとか。
ある程度自動的に、それこそペイペイとか、
連携してたら何買ったとか出てくるんですけど、
細かいクレジットカード何使ったとか、
仕分け自体は自動的に全部やってくれるわけじゃないので、
そういうのも細かくやろうとすると、
毎日使わないといけなくなっちゃうのかなっていうところではありますね。
新たな発見と連携の重要性
kobayashi
QR決済とかって結構対応してなかったりとかって多いですよね。
Naoki Yamada
そうですね。
kobayashi
ペイペイとか。
Naoki Yamada
ペイペイとかも元々対応してなかったんですよね。
それこそ1回使わなくなる前は対応してなかったんですけど、
今回見に行ったら対応してたんで早速連携してみたりとか。
QR連携できなかったのは結構痛かったんですけど、
その辺が使えるようになったので、
結構利便性は増したのかなとは思ってますね。
kobayashi
久々に使ってみるとそういう発見もあったり。
Naoki Yamada
そうなんですよ。
いろいろありましたね発見が。
kobayashi
何がありました?
Naoki Yamada
まず、
口座連携の数が増えたのもそうなんですけど、
多分サービスも12年もやってるんで、
どんどんと連携できるサービス数が増えてるっていうところが結構変わった部分で、
例えば、一番なんか自分的にすごいなと思ったのが、
近所にあるスーパーマーケット、
相鉄線っていう横浜から出てる相鉄線の相鉄、鉄道会社がやってるスーパーマーケットが近所にあって、
相鉄ローゼンっていうところなんですけど、
そこのポイントカード、買い物の度にポイントが溜まるポイントカードが連携できるっていうのが衝撃的でしたね。
kobayashi
すごいですね。
Naoki Yamada
そのポイントを連携できるっていうことは、
多分なんかもっといろいろできるんだろうなと思って見だしたら、
めちゃめちゃマイナーなやつとかもかなりあって、
そういう意味でいろんなサービス連携できるっていうのが一番このサービスの面白いというか、
頑張ってるなっていうところではありますね。
kobayashi
Tポイントとかそういうのだったらわかりますけど、
今はもうTじゃないのか。
Naoki Yamada
Vポイントですね。
kobayashi
Vポイント。
わかりますけど、そういうところ。
Naoki Yamada
そこ結構衝撃的ではありましたね。
kobayashi
ポイントとか特にそうですよね。
結局銀行の預金口座とかって何となくは把握できてるけど、
ポイントってあんまりね。
Naoki Yamada
そうなんですよね。
kobayashi
何だったらそのまま失効してる可能性もある。
Naoki Yamada
そうなんですよ。
そこもなんか結構衝撃的というか、
例えばマイレージとか飛行機乗ってマイレージ溜まるじゃないですか。
マイレージって大体失効するじゃないですか。
自分の場合結構マイレージ失効させてて、
マイレージ失効させたくないなと思って調べてたら、
アメリカのユナイテッド航空のマイレージって失効しないんですよね。
ユナイテッド航空ってANAとかのマイレージとかも連動できる、
連動できないな。
ANAとかと同じマイレージのコンソーシアム的なのに入っているので、
ユナイテッド航空のマイレージでANAの飛行機乗れたりするんですよね。
さすがにユナイテッド航空のマイレージは連携できないだろうと思ったら、
連携できてたんですよね。
だからどこまで連携できるんだろうみたいなところはちょっと衝撃的でしたね。
中で動いてる人大変だろうなと思って。
多分いろいろエラーとかも発生するんだろうなと思って。
ユナイテッドのやつに関しては、
昨日連携させてみたんですけど、
マイレージ最初取ってきてるのかなと思ったら、
エラーが出てきて、ひたすらエラーの通知が送られてくるっていうのがあって、
昨日確認しただけで数件エラーメールが飛んできてて、
連携できませんみたいな。
ちょっとこれは使いづらいなと思いつつ、
いろんなマイレージとかポイントに連携できてるっていうところはかなり大きいところでありますね。
早くバグフィックスしてもらえるといいかな。
バグなのかどうかわかんないけど。
kobayashi
それだけ連携先が多いと、
個々につなぎ方を、相手先がちょっと仕様変えちゃったりすると、
毎回それを対応しないといけない。
Naoki Yamada
そうなんですよね。
みんなどう思ってるんだろうと思ってレビューを見に行ったんですよね。
iOSのアプリのところで。
行ったら結構そういう声が多くて、
連携できるのはいいけど、
エラーが発生しすぎだよみたいな声とか、
このログイン前まで使えたけど今使えなくなってるので早く対応してくださいとか、
多分対応する側がすごい大変なんだと思うんですよね。
その辺に対応していかないといけないみたいなところがありますね。
サービスの利用と有料プラン
Naoki Yamada
なんか面白いので言うと、
湘南美容クリニックのポイントとか、
トゥモローランドって服の店舗、チェーンがあるんですけど、
そのトゥモローランドのメンバーズカードとか、
そんなニッチなやつ誰が連携してるんだろうと思いつつも、
自分が持ってるやつをしっかり連携しておけば、
失効するタイミングとかで通知くるんですよね。
数週間前とかかな。
それはすごいありがたいですね。
無駄になくなっていくようなポイント。
ポイントカード作ったけど忘れてたわっていうのが、
デジタルの場合は減るのかなっていうところが結構大きいですね。
でもそれをするためには基本、さっきも話したんですけど、
有料プランに入らないといけないっていうのがあるので、
基本有料プランに入らないと使いづらいサービス、
言い方あれですけど使いづらいサービスなのかなっていうのは思いますね。
kobayashi
有料プランは無制限ですか?
Naoki Yamada
無制限ですね。全部連携できるので。
なので、ヘビーユーザーは多分みんなやってるんじゃないですかね。
有料プランで。
kobayashi
でも月500円とかだったらそこまでの負担ではないですよね。
Naoki Yamada
絶妙なんですよね、500円って。
そこまで高すぎないんで。
昔iモードとかってあったじゃないですか。
歴史を感じるけど。
あれって毎月数百円取られてたんですけど、
みんな忘れちゃってて払い続けてたじゃないですか。
おじいさんとかおばあさんとか。
老若男女関わらずみんなたぶん払い続けてて、
巨大サブスクサービスになってたと思うんですけど、
それと同じくらいの価格帯っていう意味で上手いなっていう感じではありますね。
kobayashi
それだったら複数使って試してみるとかもしやすいですね。
Naoki Yamada
そうですね。
kobayashi
基本的には無料で使ってみて良さそうだったら
有料にする方がいいかなっていう感じですかね、ユーザー的には。
Naoki Yamada
無料だったら全然使えないんだけどね。
4件だし。
収支管理できるから、普通の家計簿をつけてるのを
デジタルにしたいっていう人は多分向いてると思うけど、
自分の資産管理とか、どれくらい銀行に残ってるかとか、
そういうのを全部やろうとすると無料では使えないサービスかなって感じですかね。
kobayashi
自分名義のものしか連携できないですか?
例えば家族で、夫婦で、パートナーの口座とかも一括で管理するとか。
Naoki Yamada
連携はできないことはない。
単純にログインとかで取ってきてるだけなんで、連携できないことはないけれども、
例えばこれは奥さんの口座ですよとか、
そういうのを区別して表示するとかはできない気がしますね。
なので基本は個人で使うサービスとしてなので、
そういった使い方は多分利用規約的にダメなんじゃないかなと思いますね。
ビジネスモデルの変化
Naoki Yamada
今の話の流れ、ビジネスモデル的な部分。
kobayashi
ビジネス的な話に行きましょう。
Naoki Yamada
基本フリーミアムなサービス。
一定以上使いたい場合はサブスク。
500円のプランだけだったんですけど、
最近、この前見たらプランが増えてて、
何かというと資産形成アドバンスコースっていうのができてたんですよね。
何かというと、
証券会社との口座連携できますよっていうのはスタンダードプランでもできるんだけど、
証券会社で運用している株とか投資信託の配当、
例えば配当、利回り3%ですよっていうのに対して、
100万円に対して3%だったら年間3万円入ってきますよっていうのを管理できる。
いくらその配当として自分に対して入ってくるかみたいな管理ができますよっていうのが、
この資産形成アドバンスコースっていうやつみたいなんですけど、
できることとしてそれぐらいかなっていうところなので、
基本スタンダードプランで大丈夫だとは思うんですけど、
でも見てたらレビュー、過去に遡ってみたりとかしてたら、
3年前ぐらい4年前ぐらいまで今データ連携4件なんですけど、
10件できてたんですよね。
それでさらに遡ってみるともうちょっとできたんですよね。
連携数がどんどん減ってるっていうところがあるんで、
会社的にはサービス的には基本的にもう全部、
有料に促していきたいみたいなところは多分あるんだろうなとは思ってますね。
kobayashi
ユーザー数自体ももうだいぶ伸びてるので。
そうなんですよね。
Naoki Yamada
ユーザー数1600万人に対して、
今課金してるユーザー数が57万人か、
数年前まで多分20万とか一気に増やしてきてる感じではあって、
そこは結構頑張ってるところなんだろうなと思いますね。
もともとマネーフォワードっていうサービスの祖業としては始まったけど、
最終的に儲かってるのって会社向け、
中小企業とか大企業も最近は導入してるけど、
会社向けの会計管理サービスとしてすごい伸びてきた会社なので、
そういう意味で個人向けってそこまで力入れてなかったんですけど、
ここが大きく最近変革してきてるのが、
最近リリースにもあったんですけど、
三井住友カードとの連携発表していて、
三井住友カードが今推してるオリーブっていう、
三井SMBCが全体的に推してるオリーブっていう口座管理的なのと連携させていきたいみたいなところがあって、
合弁会社作って、もともと祖業としてマネーフォワードという会社がやってたサービスなんですけど、
それを切り出して合弁会社に移管するっていうのを、
今年の12月、今多分移管中だと思うんですけど、
12月に開始するっていうふうに言ってますね、リリース的には。
なので伸びてきたけど、会社向けの会計ソフトとの住み分けが結構、
外部的に難しくなってきたんじゃないですかね。
外部株主的には、どっち注力するの?みたいなので、
伸びてきてるけど広告宣伝費かけてやるほどの伸びなの?みたいなところが多分あると思うから、
そういう意味で切り出してしっかり投資できるような状態、
自分独自に打ち出していく、SMBCと一緒に打ち出していくっていうのをやりやすくするために切り出したと思うんですよね。
そういう意味で今後新しい展開とかが始まっていくのかなというふうには思ってますね。
企業との連携と今後の展開
kobayashi
SMBCにとってはいいことっていうのは?
Naoki Yamada
SMBC的にはユーザー数1600万人いるサービスの顧客に対してリーチできる。
SMBC本体じゃなくて三井住友カードという会社なんですよ。
三井住友カードはカード発行して、カード手数料で設けている会社なので、
カードを作ってもらえる先としてマネフォワードの会員を狙っていきたいという意味では、
SMBC的にはかなり上手い連携なのかなというところと、
マネフォワード的にも多分切り離して独自の戦略を立てていけるという意味で、
ホームドメイン、決済IRに書いてたのがビジネスドメインとホームドメインで、
ビジネスドメインは従来の会社周りの会計ソフトウェアっていうところだったりとか、
決済周りやってるんですけど、ホームドメインっていうところはマネフォワードMEとか、
あとは別で会社買収とかしてる、保険の販売だったりとかそういうのをやってる会社とかをやっていくところで、
ちょっと毛色が違うので、独自にやっていくよりはどっかと組んでやった方が伸ばせるんじゃないかっていう風な目論みがあるんじゃないかなという風には思いますね。
Win-Winっていうか、SMBCが超Win。
わからんけど。
でも言っても売上が上がってますからね。
決算を見ると5年前で大体年間で10億円くらいの売上。
サブスクだけでね。
当初スタンダードプランだけだったかな。
スタンダードプランで10億円の売上だったのが、
今期見てみると見込みですけど30億円前後くらいまで伸びてきてるんで、
事業としてはすごい伸びてるっていうところもあるので、もっと伸ばしていきたいっていう思いももちろんあるのかなっていう感じですね。
まあまあいろいろ見てきたけど、
そうですね。
基本無料版では使ってくれるな有料で使ってくれっていうのを最近は打ち出してるのかなっていう感じではありますね。
IR見てたら、資産形成アドバンスコースの今は配当の管理とかですけど、
その辺をもうちょっと強化していくのかなっていうところで、
単純に配当管理とかだけで500円プラス480円払うのってちょっと高すぎるので、
もうちょっと機能としてはリッチになっていくのかな。
個人的にはそれこそ優待管理とかもできるとすごい一気にバリューアップできそうな気がするのかなと思ってるんですけど、
そういったところも結構難しいと思うんだけどやっていけると。
kobayashi
優待の管理?
ちょっと想像つかないですね。
Naoki Yamada
ここの会社に投資したらこれぐらい優待されますよみたいなのの優待部分を切り出して、
自分のポートフォリオ、その資産管理ポートフォリオの配当プラスこのぐらいの優待をあなたはゲットできる状態ですよみたいなのが表示される感じ。
まあそんな難しくないと思うんだよね。
システム的に取ってくれるかどうかわかんないけど、
だからそういうのができるとすごいサービスとしてはリッチになっていくのかなっていう感じですね。
まあリッチになっていくけど、980円払うかどうかは別の話ですけどね。
kobayashi
そうなんですよね。
資産運用とか資産管理っていうところで、
今の家計簿とかのアプリと一緒に管理したいかって言われるとちょっとわかんないですよね。個人としては。
Naoki Yamada
まあみんながみんなどうかわかんないけど、個人的にはまとまっている方が楽なのかなとは思ったりとか、
家計管理とか資産管理とかなんかいろんなサービス使うよりは一つのサービス全部まとめてやってくれますよみたいなのがありがたかったりするのかなとも思ったりはしますけどね。
なのでこの辺のSMBCとの連携もそうだし、今後どうなっていくかなみたいなところがちょっと気になるところではありますね。
ちょっとやめれないんで払い続けをすると思うんですけど、このスタンダードコースもより良い感じにしていただけるとありがたいなという感じですね。
マネーフォワードMEの利便性
kobayashi
他にも払われているものとかっていうか、なんか競合みたいな。
Naoki Yamada
お金払ってないんですけど、Zaimとかはすごい使いやすい。ユーザビリティっていう意味で言うとZaimの方が全然使いやすい感じではありますね。
サービスの連携っていう意味でマネフォは使っているけど、ユーザビリティは別にそんなに良いとは思わないというか、他のサービスもっと良いサービスもいろいろあるし。
あとさっき言ってたように、夫婦での活用とかがやっぱり難しいので、そういうのはそういうのに特化した、例えばOsidOriっていうサービスだったりとか。
そういうサービスの方がまだ全然使いやすいかなと思うので、本当に目的ベースで言うとこのサービスがトップとは思わない感じですかね。
他にも全然良いサービスがいっぱいある感じですね。
でもいっぱいサービスがあり過ぎてどれ使っていいか分からないっていうのは多分ユーザーとしての大半の意見じゃないかな。
結局ユーザー的には何が良いか分からないから、とりあえずユーザー数が一番多いサービスの方が良いんじゃないかっていうので多分使っている人多いと思いますね。
それが多分57万人じゃない残りの1550万人くらいのユーザーの人たちの声だと思う。分かんないけど。
kobayashi
基本的に今回のマネーフォワードMEも無料だとそんなにあんまり使えないんじゃないかってなってくると結局有料で試してみないといけないってなってきて。
有料でそんなに何かいろいろ試したくないので、結局レビューとかが載ってるようになってくる。
そうなってくるともうネームバリューが高いものマネーフォワードMEとかZaimとかが主になってくるという感じですね。
Naoki Yamada
総合的に時間的にもあれなんで、まとめると、めっちゃいいサービスだしどんどん改善されてるけど無料ユーザーをないがらしろにしてきているっていうのが総評かなと。
kobayashi
でもビジネス的に基本的に最初は無料だけどユーザー数が増えてきて認知も広まってきたら無料よりは有料に傾いていくっていうのは基本的に。
Naoki Yamada
裏側の内情としてはこの口座連携とかもタダじゃないんですよね。
いろいろお金がかかってるんで、こういうインフラ的なサービスって継続してサービスをするっていうのが一番重要なことだからお金を取るっていうところが間違いなく重要で。
57万人で30億円じゃ全然足りないと思うんですよね。このサービス規模で考えると。
なので実際ここの部分をどう課金していくかみたいなところはサービスをしっかり継続していく上で一番重要かなと思いますね。
そこの観点でたぶんSMBCとの連携っていうのもあったと思うんですよね。
単純に考えたら切り捨てろっていう話になり得るんですよね。
そこが多分一番大きな要因なのかなと思いつつ、まだまだやれることはあるんだろうなっていうふうに完全に客観的に思ってます。全然知らないんで。
kobayashi
客観的に見ると個別でやった方がいろいろと広がりが出てくる。
Naoki Yamada
いいサービスなんで続いて欲しいなと思いますね。
kobayashi
500円払ってるし毎月。
Naoki Yamada
そう500円払ってるしね。微々たるもんですけど、役立てていただければと思いますね。
エンディング
kobayashi
はい、というわけで気になるを使ってみた第一回マネーフォワードMEを取り上げましたけど、いかがでしたか?
Naoki Yamada
そうですね。マネーフォワード自体はずっと使っているサービスなんで、使ってみたっていうよりは使ってたみたいな感じでもあるんですけど。
kobayashi
改めて使ってみた。
Naoki Yamada
改めて使ってみていろいろ気づきもあったし、IRとかもしっかり読むことによって戦略的な部分も見えてきたりもしたので。
ただ今、使ったことないサービスを使ってみるみたいなコンセプトは悪くないのかなっていうふうに自画自賛してみたりしますね。
kobayashi
例えば今回山田さん使ってみたやるにあたっていろいろIRとか見てもらったんですけど、
小林側としては特にその辺はビジネス的なところを調べずに、
基本的にどういうものなのかなってパッと見webで取ってこれるだけの知識で話してみたんですけど、
あんまり話せないですね、ビジネスのところに。突っ込めないから。
もうちょっと自分も調べた方がいいのか、全くわからない体でやっぱりしゃべった方がいいのか、ちょっと難しいなとか思いました。
Naoki Yamada
ディスカッションするのであれば知ってた方がいいかもしれないですね。
どっちかが多分めっちゃ知ってる状態っていう方がしゃべりやすいはしゃべりやすいと思うんですけど、
ある程度前提知識がない状態でゼロから説明するのって結構時間かかるので、
このサービスだったらまだしも、もっと複雑なサービスとかになってくると多分時間が1時間とかになっちゃうと思うので、
その辺はサービスによりけりかなっていうところではありますかね。
あとは調べてみて思ったけど、どの切り口で話すかみたいなところは結構サービスによって変えた方がいいなと思います。
今回に関しては結構金融系のサービスではあるので、ビジネスモデルとかビジネス部分っていうのをちょっと重きを置いて話したんですけど、
例えばガジェットとか、より直感性を求められるものとかは使ってみたっていうところの個人的な感想をもっと重きを置いてもいいのかなと思いましたね。
そこはちょっと使ってみて、話す前にちょっと考えていければなっていう感じですかね。
面白かったです。
kobayashi
次回以降どういったものを取り上げたいとか、何か構想とかあるんですか。
Naoki Yamada
そうですね。基本ウェブサービスが好きなので、ウェブサービスを中心になんですけど、ガジェットとかも好きなんで、
買いたかったけど買ってなかったみたいな、これをきっかけに買ってみるみたいなのが一つありかなと思いますね。
kobayashi
なるべくいろんな人が気になっているやつと被るとありがたいですよね。
気になるやつを買ってみたけど、それの話されてもみたいな。
ひたすら小林黙りかもしれないですね。
Naoki Yamada
お前だけだろみたいな。
その辺も考慮に入れつつ、みんなが気になりそうなやつを使ってみようと思います。
kobayashi
そろそろお時間なので、今回はこの辺で締めましょうかね。ありがとうございました。
Naoki Yamada
ありがとうございました。
31:35

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