普段着キモノスキーのたわごとラジヲは、着物を成り割りにしていないただの普段着キモノスキーがする、毒にも薬にもならない、ためにもならないヨタ話。
大体、木曜日、夕方5時更新です。ご機嫌よう。
固定で喋る普段着キモノスキーの椎名さんと、本日は、
ごめん、あそばせ。冒頭とラストの絹ズレの音が大好きなそらさんの日です。
ああ、そういう挨拶になったんだね。
わかんない。毎回変えると思うよ、たぶん。
あの音、いいよね。
あの絹ズレの音でしょ。
うん。
あれね、一応イメージは、タンスの扉を開けて、着物をまとって帯を締めるっていう始まりで、
最後はその逆、帯を解いて、着物を脱いで、タンスに締まる。
まあ、タンスに干す前に汗干しがあるからさ、本当は違うんだけど。
そこはね、まあまあまあ、フィクションということで。
そういうイメージで作った音なんです、今更のね。
そうそう、あれ初めて聞いた時、大好きと思って、大好物と思ってたの。
大好物って思ったのに、今まで言ってくれなかったの?どういうシステム?
そう、だからずっと言おうと思ってて、言えてないんだよなと思って、
ここで言えたら、この話ができるなと思って、今日は待ち構えておりました。
かしこまりました。
ちょっとさ、私最近、どうしていい?
なになに、どうしたの?
これさ、めっちゃさ、収録も空いてればさ、収録から放送までも結構空いてるから、
うんうんうん。
誰よりも最後にこの話題をするんだけどさ、
なんだい?
ポッドキャストエキスポっていうのがね、5月の90とかであったのよ。
うんうんうん、あの、行ってきますのあれは見たよ。
そう、あの、SNSでね、この格好してるよみたいな感じで言ってあったんだけど、
まあ、私たちボランティアスタッフとして参加していたので、
はいはい。
誰の目にもつかないところにいたんだけどね。
あんな素敵な格好してたのに?
私がいた場所は、一般のお客様からは見えないポジションにいたから、
あ、あ、そう、じゃあスタッフの皆様の目を楽しませていたんだね。
そうだね、内側の人とか、参加者っていうかその、出役側の人とかに、
あ、着物の方なんですね、みたいなことは言われつつの。
まさかの、めっちゃなんかこう、おもてに出ます!みたいな、
誰しもが私の姿を目にします!みたいな感じのポジションなのかと思い込んでたよ、
あまりにも素敵なコーディネートに。
違います!
残念でした。思い込みでした。
でもね、前回の時、あ、前回はね、でもくじ引きのスポットにいたから、
そう、私スタッフもね、2回目でやらせていただくの。
うんうん。
まあね、楽しかったし、あとね、会場に着物の方もいらっしゃったし、
ほんと?
うん、5月のね、まだ前半ではあったけど暑かったから、
夏着物の方だったりとか、私は一人で行ったんだけど、
うんうんうんうん。
そうそう、なんか、結構みんな涼しげな装いだった。
あとね、真っ白な日傘の方がね、遠くにいらっしゃったの。
でもさ、普通のお尻が裂けるとかね、脇の下、袖付けの部分がちょっとほつれるとかみたいなのって、わりかしよくある話じゃん。
そうそうそうそう。
で、そういうときは、大抵羽織りで隠れたりとかさ、なんかわりとどうにかなったりとかするんだけど、その位置、裾はどうにもならんね。隠れない。
でも微妙にサイズが合っていなかったがゆえに、上前の裾が微妙に隠してくれてて、裾っぽく歩けば意外とごまかせるみたいな。
いつもみたいにぴょんこぴょんこ歩かなければオッケーみたいな。
そう、ガシガシ歩かなければ意外とオッケーみたいな。遠目には気づく人もいるかもしれないけど、近くで喋ってる人はやっぱり視線が低いから気づかないよねみたいな。
エスカレーター乗るときとかね、でも前側だから別にそうか、そうでもないのか。
そうそうそう。意外と普通にあーって思いながら帰ってきて、でね、思っちゃったの。直せばいいんだけどさ、ちょっと面白くなっちゃって。
これスリットっぽくさ、レースでも入れようかなとか思い始めちゃって。
アレンジしようかなみたいな。
スカートの何?ボックスプリーツの中みたいな。伝わる?
ちょうど黒いレースの歯切れは持ってるし。
へー、じゃあそれがどうなるのかはちょっとカミングスーンですね。
カミングスーンですね、完成した。あ、でもカミングスーンでももう暑くなってきたから、ウールの一重だったの。
だからお披露目するのはもうちょっと先かもしれない。秋かもしれないね。
そうだね、まあどうなったかは。
私が忘れてると思うからちょっともう一回改めて冬ぐらいに聞くとは思うけど。
できたよーって言った写真はね。
花の話?って絶対言う未来が見えるんだけど。
そんな衝撃の最近流でした。
はい、かしこまりました。では本日はお便りを一見読みたいと思います。
お、お便りだ。
兵庫県はまいきものストーリーさんから。
あら、まいきものストーリーさんどうもありがとうございます。
ありがとうございます。そらさんの回では初めて読むかな?
うん、そうだと思う。
タブーの話、そらさんと喋った回ですね。
あー、はいはいはい。
しーなさん、そらさん、あ、しーなさんさん、そらさん、おはこんばんちは。
ちゃんとしーなさんまでをね、名前だと認識して3が2つある。ありがとう。
かわいいー。ありがとう。はいどうぞ。
着物男子のまいきものストーリーです。
着物歴1年の時からこのポッドキャストを聞いたおかげで、普段着の時はルールを気にしていませんが、時々ルールを破っています。
例えば一般客としてお茶会に参加している時は、大事なのは和装をすることと思い、私が着ていく長着と袴の格が合わないことが多いです。
正直言って袴の格がまだわからないです。
けれど、どこかにタブーを感じたのは黒モンツキでした。
男性の第一礼装ですので、かなり触りづらい感じがしました。しかし、この前そのタブーも破ってしまいました。
おーついに。はい。
京都の北の天満宮で、京都日本フェスティバルというアートフェスに行った時に、アートがカラフルなためなぜか真っ暗なコーデをしたくて、和洋説中で黒モンツキを着ました。
黒タートルのネックの上に黒モンツキ、銀のキラキラ帯の上に黒革ベルト、羽織も黒いレースの羽織にしました。羽織紐だけをおもちゃのようにカラフルにしたもの。
自分的に上手くいったコーデでした。場所もアートフェスでしたし、タブーを破ってよかったと思いました。
以上、私がタブーを感じた黒モンツキのコーデのことでした、とのことです。
めっちゃ最高じゃない?
これね、全然この文言だけで伝わるくらいコーディネートの説明がお上手なんだけどさ。
一応写真を送ってきてくださってて。
あ、え、見たい見たい!
いや、送ってあんのよ、もう。
ちょっと待って、私が確認できてなかった。
え、ちょっと待って、めっちゃいいじゃん!やば!素敵です!
めっちゃオシャレだよね、これ。
え、めっちゃオシャレ!いやいやいや。
え、靴も最高!
白黒のブーツを履いてるんだけど、めっちゃオシャレ!
めっちゃオシャレ、すごい素敵!
これはもう、何でしょう、見た人が納得しちゃうやつだよね。
あとさ、これレースの黒羽織っていうかさ、レースの羽織を男性が着てるのってあんまり見ないんだけどさ、
こういうレイヤードするとむちゃくちゃオシャレに見えるんだね。
いや、めっちゃオシャレだね。
このさ、異素材を楽しむみたいなのってさ、お洋服にもあるオシャレじゃん。
あれ結構さ、難しいって思ってるの、私は。
あ、そうなの?なんで?
えー、難しいから。
ほんと、私すごく好きだよ。
それこそ私が靴屋さんで働いてた時は、ワントーン異素材使いはもう、これはいくらでもせるぜって思う靴だった。
なんかね、わかるのよ。かわいいのよ。
自分がやると、なんか違うってなるの。あれ何?
へー、なんでだろうね。たぶん肩から見ると全然大丈夫だと思うよ。
何が苦手なんだろう。ちょっとまだ言語化できていない。
いやでも、私今このマイキモノストーリーさんのこのコーディネートを見て、めっちゃ私もやりたい気持ちになってるから、
たぶんこういう素敵って思うやつを真似するとハードル下がるくない?
それはあるかもしれないね。自分で組み立てていこうとすると、結局正解はどこ?どこどこどこ?ハワハワハワってなっちゃうみたいな。
そう、なんか私昔さ、着物でワントーンコーデみたいなのを一回やったことがあって、
その時も、人様のコーディネートをあれ何で見たのか、ちょっと街中で見たんだったか、SNSで見たんだったかすらもう全然覚えてないんだけど、
へーそれいいじゃんって思って真似して、わりかしそれは行けた気がするみたいなやつがあったの。
赤のウールに赤の帯みたいなのを締めて、行くみたいなことをやったんだけど、
そういうなんか、いいかもに出会うとさ、自分のコーディネートのハードル下がってさ、できることがちょっと増えたりとかするじゃん。
もちろん定番だって素敵なんだけどさ、新しいことにチャレンジしたいじゃないか、みたいなさ。
楽しみー。
今ね、もう夏だから無理なので、次のね、冬に向けてちょっと腰タンタンタンとそれを狙っていこうと思います。
ちょコーデをね、していこうという感じですかね。
はい。というわけでお便りありがとうございました。マイクマスコミさん。
今後ともよろしくお願いします。
よろしくお願いします。また送ってください。
お待ちしてます。
メンバーシップ、夜喫茶タワーごと開店中。
そらさんが綴りますのは、余眉ごとと称した私物雑記帳。
いつも語り足りないお気に入りアイテムについて思い出や妄想などを存分にぶちまけます。
番組内で話題に出たコーデが見れたり、アフタートークやフリートークも聞けます。ご来店お待ちしております。
では本日の着物談義がふわっと参りますけれども、
本日のタイトルはね、中年はオシャレに疲れている。
さあ、来ちゃったよ。
ちょっと太郎ちゃんだと若すぎるので、そらさんと喋りましょう。
そうですね。太郎ちゃんはまだね、疲れてないと思う。
そうなんです。知ってましたか?みなさん。予想時はね、初老です。
予想時に入ってね、一気に初老を感じているのでしょう。
本当ですか?私はもともと体力も気力もないタイプなので、順調にないっていうだけの話なんですけど。
本当?うんうんうん。
なんかさ、カレーとともにさ、着れなくなるよねみたいな、オシャレ難しいよね話って、
オシャレな人からも、オシャレじゃない人からも聞く気がするの。
着物に限らずね。
全然限らずなんだけど、
なんかさ、現実問題として、若い頃って自分のことだけやってればいいじゃん。学生時代とかって。
うん。
だけど、それがそうじゃなくなってくるわけよ。自分のことだけやってる場合じゃなくなってくるわけよ。
それは仕事もそうだし、家族のこともそうだし。
流行り物を追いかけたりとかする時間もなくなってくるわけよ。
いやもう、マジでさ、流行り物って何?っていうこの感覚。
そう、なんか全然それがさ、入ってこなくなるしさ、アンテナを張ってる余裕がなくなるというかさ、
もちろんそれが仕事の人だったらね、それが仕事だからそうだとは思うんだけど。
でさ、今度さ、流行り物ってさ、結構若い子の体型に合わせたものだなって感じるようになってくるわけよ。
あー、なるほどね。そうかもしれない。
なんかさ、この番組でも何回か言ってるけど、私は28歳になった時に小花柄が似合わなくなったわけよ。
ほうほうほう、28歳になった時にね。
ある日ね、可愛い小花柄のリサイクルショップ、違うわ、古着屋さんでさ、シャツがあってさ、可愛いなと思って顔に当てたの。
親ってなったの。
私はその時に一緒に買い物に行っていた当時の彼氏に言ったもんね。
めっちゃ似合わなくなってるくない?って。
うん。
あ、去年まで似合ったのにどうして?って言われたの。
彼から見ても似合わなくなってたの。
そんなタイムリーですか?
そう。
そんな瞬間で?去年いけたよね?みたいなのが2人の共通認識で、だよね?ってなったの。
うーん。
そして次に似合わなくなったのはパフスリーブ。
型紙柄ですか、お母さん?と思ったね、あの時は。
模様とかじゃない、型紙?
パフスリーブあれだったかも。もっと前から似合わなかったかも。
あ、本当?
私の場合はね。
そっかそっか。でもパフスリーブはやっぱり可愛らしい印象あるもんね。
でもさ、可愛く着るおばちゃんもいるじゃん。
多分もうちょっとしたら逆に着れるんだよ、きっと。
そうなの。ほいでさ、これがさ、そういう体のラインに合わなくなってくるっていうのもあればさ、
生活の変化でヒールよりもスニーカーで子供を追いかけなきゃいけないとかさ、
泣けちゃう。
そういうことも起きてくるしさ、
最近のママとかさ、最近のおばちゃんおじちゃんとかってさ、オシャレじゃん。
オシャレね。
それがさ、ママになってもとか、歳を重ねてもオシャレでできるアイテムがあるっていうのはさ、
オシャレを楽しみたい勢としては救いではあるわけよ。
まあね。
でもね、反面呪いでもあってさ。
そうね。
こんなになってもまだオシャレじゃなきゃいけないのか問題みたいな。
ママのうんぬんかんぬんで行くとさ、ちょっと私の実感としてね、保育園の送り迎えはもう何でも良しっていうルールにした。
自分がでしょ?自分がでしょ?
自分が。しかも今は特に歩いて5分の場所なのよ。
着物で行くときもある。時間の関係で着物で送って行ったり迎えに行ったりするときもある。
そういうときはオシャレですねとか言ってもらってありがとうございますみたいなこと言って帰るんだけど、そうじゃないときの楽さよ。
寝巻きですか?みたいな。
寝巻きですね、ほんと。
そうだからさ、なんかその感じ忙しかったりとかしんどかったりとか、なんか今それに理想を支えてらんないときですらオシャレでなければならないのかのこの世間の圧みたいなのもちょっとしんどいし、
なんかオシャレをしたい気持ちもあるけど、それもちょっと難しくなってきたりもするし、
あとなんかちょっと別件だけど、そのメイクの方法とかをずっと変えないとすっごい古臭い顔になるっていう気持ち半面よ、半面。
なんかちゃんとおばさんでもありたいなとも思うわけ。
いやうんうんうん、そうねそうね、はいはいはいはい。
若作りとかじゃなく、ちゃんと老けていくっていうのもすっごい大事だと思っていて。
あー今すっごい思い出しちゃった。
何を?
いや私さ、それこそさ、靴屋さんで働きだした初期の頃よ。
すごいね、あれだったら雑誌とかのストリートスナップとかに載ってた、当時私はだから20代前半。
うん。
で、そこに載ってたのはたぶん30代半ばぐらいの人なの。
うんうんうん。
の人がね、ミニ丈ほどじゃないけどプリーツのフレアスカートみたいなスカートにロンティを合わせてる格好。
はいはいはいはい。
すっごいダサいと思うんですよねって言っちゃって。
本人に言ったの?
いや違う違う違う違う、雑誌に載ってるのを見て、その靴屋さんのスタッフさんと話してて、
いやこれなんかすっごい若作りしてる気がして、すごい痛いって思っちゃうんですよねって言ってたわっていうことを今思い出した。
これがさ、20代の頃ってね、私オシャレ?可愛い?っていうのが気になるの。
そうだった。
でもね、30半ばぐらいからね、え、これ私大丈夫?ってなり始めるの。わかる?この。
そうだ。
オシャレとか可愛いとかじゃない、大丈夫かどうかが気になり始めるわけよ。
うんうんうん。
大丈夫って何?みたいな話なんだけど、これがさ、30代半ばでもさ、そのプリーツロンティーがさ、全然似合う人もいるわけ。
そうね。
いやだってさ、若かりしきにさ、流行ったファッション雑誌をこの間古本屋さんで、うわ持ってた!っていうやつを見つけて、
うわ可愛い?って思ったんだけど、
うん。
もちろんね、その、なんていうの、世代の空気感の中で可愛かったっていうのもあるし、
うん。
私が見たそれは別に露出が高いようなやつじゃなかったから、なんか、ババアなのに足出し問題とかでは全然なくって、
あとババアは足出していい、出していこう。なんだが、そういうことじゃなかったんだけど、
これを私は今も可愛いと思うのだが、じゃ例えば古着屋さんでこれを揃えてきた時に、
うん。
大丈夫ってやっぱ思ったのよ。大丈夫なのかどうか問題。
なんかさ、私があの時さ、そういうふうに言っちゃったことをさ、今そういえば自分はその世代をすっ飛ばしたなと思うけど、
やっぱ同世代から見ていて、でもその世代の人たちでそういう格好してる人結構多かったのよ、その時期。
うんうんうん。
同世代目線ではOKだったはずなんだよね、ってことはおそらく。
なるほど。だから20代が着ているんだったら自分はOKだと思ってたのに、じゃ10個上の人が着ていると、えーってなるみたいなこと?
そう、それもそうだし、その30代半ばの人たちの自分たちの目線では、そんなに大丈夫じゃないものではなかったんじゃないかなって気がするの。
なるほどなるほどなるほど。30代半ば同士では全然OKだったけど、下の世代から見たら、みたいなことか。
そういうことがあったんじゃないかなって、今思い返すと思っちゃう。
どうなると、どの目線に合わせていくの?みたいなところがさ、もうわけわかんなくなるなと思って。
そうそうそうそうそうそう。
私たちが20代前半それぐらいの人たちのそういうファッションをえーって思っていた時に、じゃあその30代半ばのその人たちは、20代前半の目線に頼るものを選ぶ必要も別になかったよねって今は思うの。
そうなんだよね。でさ、今そらさんの話聞きながら思ったのはさ、私にその記憶が全然ないってことに気がついたの。
その記憶というと?
多分私20代前半の頃に30代半ばの人のファッションなんか見てなかった。
あっ、根本的なところですね。
そう。眼中になかったんだと思う。
そうね。
で、これ多分、今私の眼中にない人たちも多分あるんだよ。
今、椎名さんの眼中にない。
そう。ってことはその人たちの目は気にしてないわけで、私のファッションを見てあいつないわって思ってる人の目線みたいなのは私には届いていない説?
あーそうだねそうだね。でもそっちの方が健全だよやっぱり。
でもだとしたら私は一体何を着て大丈夫って誰に何を確認して何を大丈夫って言ってんの?
自分の感性に合う人たちにとって。
うわー今言いながらうわーってなっちゃった。
わーなんかセルフフィルターバブルしとるやん。こわー。
ほんとだ。もうセルフフィルターなんだったらそれでよしにしとけやって話だよね。
まあさ、そのさ、大丈夫かなって思うときってさ、はっきり自分の中でOKが出てないわけじゃん。
はいはいはいはい。
じゃあその時にさ、その自分の感性に近しい誰かからさ、いやOKだよって言われたらさ、OKなんだなって安心できるのかな?
あー、背中を押してほしいがゆえの大丈夫かなってこと?
うんうんうんうん。
そうって言われて、じゃあこれでOKなんだって思えるんだったらそれはそうだったってことじゃん?
あーなるほどね。
ちなみにさ、そらさんってそもそも論として、おしゃれってどういうものだって捉えてた?
さっきさ、そのママになっても忙しくっても年を重ねてもおしゃれでいられるっていうことがハッピーっていう人とさ、
いやこんな状態でまでおしゃれでいなきゃいけないのかよって思うタイプの人がいるっていう話をちょろっとしたじゃない?
うん。
それで言うとさ、そもそも論としておしゃれを楽しいものとして捉えていたか、
苦しいものとして捉えていたかみたいなのも結構差が出てくるような気がするんだけど。
私ね、それどっちなんだろうなと思ったときに、
まあ多分ね、多分どっちかっていうと楽しいよりだったんだと思うよ。
だけど、もともとおしゃれって雲の上の存在だったから私にとっては。
小中高ぐらいまでおしゃれというものはとても雲の上の存在だと思って試行錯誤をしていて、
せめて変じゃない格好をと思いながら試行錯誤していたらひょんなことから、
そらちゃんっておしゃれだよねって言ってもらって、
え、私っておしゃれなんですか?っていうビックラフォンがあって、
で、それが年月を経て着物を経て、私が好きなものはもう私はおしゃれって言う、みたいなマインドに今なってんだよね。
ああ、私が好きなものをおしゃれと呼ぶっていうスタイルか。
私が大満足の可愛いと思うものは、おしゃれっていうことにするっていう。
で、するってしてると意外と周りもそう言ってくれるから、よし、そういうことでよし、みたいな。
なんかさ、私と若かるし日のことをさ、思い出すとさ、おしゃれをしたい気持ちはあったと思うのよ。
でも、自分がものすごく好きな格好のお乳のスカートを下ろすときなんか、バッチバチなわけ。
自分的にはすごいこれが可愛いと思って着てるんだけど、私どっかでそわそわしてたんだよね。
そわそわ?そのそわそわとはどっち方向のそわそわ?
なんか、私のようなものがこんな可愛い格好をしたってっていう気持ちがね、あって。
ああ、そうなんだ。
誰かに変だって思われないかな。こんなやつがそんな可愛い格好してって思われてないかなっていう気持ちがずっとどっかにあったんだよね。
えー、そっか。それは私はなかったね、確かに。
なんか、もう若かるし日の私かわいそうすぎる。
かわいそうすぎるって。
かわいそうすぎるって。
そんなことないよって言ってあげたくなっちゃう。
またね、10代とか20代前半の私に出会ったらもうよしよししてやりたいぐらいかわいそう私。
かわいそうだよ。
自分の周りにそういう子がいたらたぶんなんかすごいさすりながらよしよしって言ってるよ。
ほんとだよね。
いや、あそこからこんな遠くまで来たもんなんだけどさ。
ね、だいぶ遠くまで来たね。よかったね。今楽しいんじゃない?
さっきの30代の人のファッションなんか見てなかったっていうのってさ、たぶん全部矢印が自分に向いてたから、
他人に興味がないうんぬんとかってよりもそこまで見る余裕がなかったんじゃないかな。
ああ、なるほどね。
まあでも私は今その当時の自分の発言を振り返ってすごく恥ずかしい思いを今しているよ。
いや、そうだね。
それはそれでね、反省って大事だからね。
あの当時の私のところでお前そういうこと言うもんじゃねえぞ。心の中にとだめとけ。
若い頃の自分がさ、今の自分を刺しに来るよね。
刺された。だいぶ刺された。
めっちゃギリよ。
そういう目線があるっていう認識があるじゃんか。
そうするとさ、あんまりにも若造りはみっともないんじゃないかとかさ、
とはいえある程度清潔感を持ったオシャレでいないと良くないのではないかとかさ、
もうなんか自責しかしてないみたいなことになるわけ。
そうね。
私の中ではこうファッションは憧れに近づくためのアイテムみたいな意味合いもあったから、
可愛い自分とかかっこいい自分とか強い自分とかさ、
場合によっては流行に敏感な自分だったりとかさ、
場によってはモテる自分みたいなやつとかっていうのもあって、
多分それはすっぴんとか裸とかでは実現しえないことなわけ。
そうだね。そういうことではないよね。
そう、だからなりたい自分になるためのアイテムで、
ある意味内面の反映、こういう人間になりたいんですっていうアピールの一つでもあるような気がするんだよね。
私あれかもな。
意外と比較的私の風貌って、結構どんな格好もできちゃったっぽいらしくて、
若い頃を振り返るとテイストを定めないみたいなことをすごいいろいろやってた。
うん、わかるわかるわかる。
逆にファッションにこだわりがなかったみたいな部分でもあるんだよね。
そうか。これしか似合わないがないから。
うん。あとこれが好きもそんなになかった。
うんうんうん。
なんとなく、すごいかっこいい格好してみたいとか、
男の子みたいな格好してみたいとか、かといってすごいファンシーな格好してみたい、
強い女の格好してみたいみたいなのを結構遊んでたというよりは、
その時の気分で選ぼうとしてたがゆえに、大変な思いも確かにしていたけど、
最近やっぱさ、過去のコーディネート写真とかはさ、
遡ってさ、チャットに流したりとかするじゃん?
うんうん。
そうするとさ、昔の写真が自然に目に入ってくんじゃん?
うん。
ちょっとこれナルシスト発言だとは思うんだけど、ありのままを言うとさ、
結婚前後ぐらいの、6、7年、7、8年くらい前の自分の写真を見返しててさ、
うん。
うわ、かわいいって思うの。
それはさ、どういうかわいいなの?
女の子だなって思う。
ほー、え?
今は何なの?
なんだろう、かわいい女の子だなって思うんだけど、
最近の私ってさ、髪をすごい切っちゃったせいも多分あると思うんだけど、
うんうん。
あんまり女の子っていう感じじゃなくなってるんだよね、ここ1、2年は。
はぁはぁはぁ、なるほどね。はいはい。
私一人目ちゃん出産の時には、4歳ちゃん出産した時には、
髪の毛を長くして結べた方が楽だと思って長くしてた。
うんうん。
あまりにも母乳育児でよくあるらしいんだけど、毛が抜けちゃって、
それがまた生えてきて顔の周りにすごいハマハマハマっていう毛が見える。
それがすごく貧相で、鏡を見るたびにすごく嫌な気持ちになっていたから、
二人目ちゃんの出産の時には思い切って短くしたんだよね、逆に。
で、それが私の中で楽ってなってどんどんどんどん短くなっていった。
うんうん。
で、去年はなんだったらもう金髪の坊主だった。
うん。
で、そうなってきて今どっちかっていうと女の子ではなく、
なんだろう、女の子ではなく女でもなく人間になってきた感じ。
女の子ってね、人間なんだ。
そうなんだよね。なんだろうね、なんかそのなんだろう、若い女の子というところに今まで自分はいたんだなっていう振り返り。
そこからは抜けたんだなっていう実感がここ1,2年。
ちなみにさ、それってさ、なんでそれが起きてたかっていうかさ、
人からの期待で若い女の子でいなくっちゃっていうこと、それともなんか自分が気に入ってたは気に入ってたんだけど、
それはほら、社会の雰囲気とかさ、自分が触れてきた情報とかでも左右されるじゃんか。
やっぱさ、なんて言ったらいいの、韓国アイドル見てる子はきっとあのスタイルを好きなんじゃないかと私は思ってるんだよ。
ああいうこう体型だったりとか、メイクの仕方だったりとかっていうのを目指してる子が多いような気がするんだよね。
うんうん。
そういうなんかその自分が見てきたもので、こういうものである若い女の子はっていうカテゴリーに自分をはめようとしてたってこと?どういうこと?
多分なんだけど、振り返ってみて、なんかあまりにもナチュラルにそこにいたからなんとも言えないんだけど、
私は俳優という仕事をしていたじゃない?
うん。
しているじゃない?ごめんなさい。過去金にしちゃった。
ダメよ。
しているのよ。
しているんだけど、特にそのやっぱ20代前半から30代半ばぐらいって、やっぱりその若い女の子っていうフォーマットの中にいたんだなって気がするの。
それは期待されてたから、それを。
そうすれば売れるんじゃないかと思っていた。
なるほど。なるほどね。他人からはこれを期待されるのではないだろうか。
そう。そういう方がいわゆる、その当時の若い女優、新人女優みたいなところでは、そういう方が可能性があるんじゃないかと思っていた。
なるほどね。
今から戻ってそうじゃないところに行けって言ってやりたい。
なんかちょっと意外だな。なんかさ、キキキリンさんが好きじゃない?ソロさんって。
キキキリンさんってさ、その若い女優の中にいたって、私みたいなものは売れないんだから、おばあさんの役をやるっていう方向で、すごい世に受け入れられたみたいなことを本人が言ってるのを読んだことあるから、結構意外だね、ソロさんがその感覚でいたのは。
だからそのキキキリンさんに傾倒していたのがやっぱり30代後半にかけてなのよ。
そうなんだ。それよりも前の話ね。
そう、前の話。そういうのを聞いてた時に、実際やっぱり努力も足りなかったのかもしれないですけど、現実売れてないという中で、
じゃあ自分の武器ってなんだ?みたいなことを言った時に、そういう方向に舵を切るほどの覚悟は多分なかったんだよね。
ゆえになんとなく、可愛い女の子、キラキラしている女の子みたいな、女の子までは言ってなかったけど、若い女性でいようとしたみたいな部分があるんだろうなと思う。
でもなんか、35を過ぎたぐらいから、もともとの顔の作りもちょっと導眼って言われたこともあるから、そういうのも影響してたんだと思うんだけど、
とにかく私、結構30代半ば過ぎても20代後半って言われることが多かったんだよね。
30代なんで30代半ば過ぎてるんですって言うと、え?って言われるみたいな、多少社交事例もあったとして、結構若く見られてた。
このまま40になっちゃうと、本当に仕事なくなるぞと思って。
要は、プロフィール上を30後輩、38としよう。38以降43ぐらいの役者を求められたときに、30前半もしくは20代に見える人っていらないんだよね。
まあまあ、そりゃそうだね。
で、私の見た目が今そうなっている。言ってしまえば、私の所属している事務所のマネージャーたちが私をそういうふうに認識していると、どんどん仕事なくなっていくぞと思って。
自分がおそらく着物を着ていなかったら通ったであろう道のりをなんとなく想像して、
着物を着ていてよかったなーと思うし、若かった頃の苦しさだったり、見えていない世界だったりみたいなものを思い返して、
今私ここまで来たんだなーって思うと、未来への楽しみも増えるというか。
そうね。
いや、でも私はぐっと抜いた絵もんで、ぐっと帯を下げて、すっと背筋を伸ばして、日本酒を飲む人になりたいよ。
そしてもう片方の手で猫をトントントントンってしている。
なんでバラすの。だって騒がしいから撫でとこうかなと思って。
でもね、左手でおチョコをクイッと飲みながら右手で猫をトントントントンしている着物姿の人は多分結構いろんな層にぶっ刺さると思うよ。
いやー私それになりたい。
それになろうそれになろう。
でもね、そういうとこでいくとね、着物じゃないけど私ね、理想のおばあちゃんがいるんだよ。
おー、存在しているってこと?
理想のおばあちゃん、私のおばあちゃんリアルに98歳で、今年8になるのか。
小学生の孫と追いかけてちょっと走っちゃうぐらい元気だから。
元気。
元気だから、それを本当にリアルに憧れているんだけど、私ね、あれなの。紅の豚に出てくるおばあちゃんが一番理想だと思っているの。
え、紅の豚に出てくるおばあちゃん、どれ?
一瞬なんだけど、女の人たちが工場にわーって来てさ、みんなで飛行機作るときにさ、
アーチェリーって言ってさ、ばあちゃんまだ生きてたのかって言って抱き合うおばあちゃん。
はいはいはいはい、わかるわかるわかる。
あのおばあちゃんがさ、出発しなきゃいけないっていうときにさ、ばあちゃんちょっと静かにしてよみたいなこと言われてたりするんだけど、楽しそうなんだよあのおばあちゃん。
それが理想なの?
理想のおばあちゃん、私は着物を着てああいうおばあちゃんになりたい。
うぜー!
まあ、自分のワクワクに正直で言った結果、ちょっとあいつうざいなって笑われちゃうぐらいでちょうどいいんじゃないでしょうか。
かしこまりました。じゃあ私はエモンを抜いて帯を下に締めて、左手で日本酒を飲みながら、右手で猫をトントンするおばあちゃんになることにします。
そうそうそうそう、そうしましょうそうしましょう。
いや、そのときはね、やっぱね、紫か黒の着物がいいな。
いいねー。
帯はね、気候模様がいいな。
ああ、いいですね。
何にもなんかめでたいことなどないのに、めでたいことがあった帰り道に飲んでるみたいな顔をして飲みに行くわ。
最高最高、それで行こうそれで行こう。
じゃあ、そろそろ締めてください。
いやいやいや、ふだんけ着物好きのたわごとラジオでは皆様からのお便りは随時お待ちしております。
聞いてみたいことや話して欲しいテーマなどなど何でもどうぞ。お便りは当エピソード概要欄の受付フォームから。
ハッシュタグキモタワーラジオでのポストもお願いします。