普段着キモノスキーのたわごとラジヲ(
ごきげんよう、普段着キモノスキーの椎名さんです。
皆さん、おはこんばんちは、着物のんべいたろちゃんです。
毎週木曜日夕方5時更新、着物を通じて出会った二人が、着物の話とかそうでない話を、ああでもない、こうでもないと談義するトークプログラム。
着物を生業にしていない、ただの普段着キモノスキーの二人がする、毒にも薬にもならない、ためにもならないゆと話。それが、普段着キモノスキーのたわごとラジヲです。
はい、あのー、これね、聞いてる方にはわからないと思うけど、2回目なんですよ。
なんか、急にね、椎名ちゃんがつぼって笑い出して、すごかったね。
そうなの。いつもさ、普段着キモノスキーのの後にたわごとラジヲって言うとき、たろちゃん、ここ小姉を変えるのをずっとやってるじゃない?
はい。
最近はさ、結構何やられても笑わなくなってたんだけど、
今日のやつね、なんかむちゃくちゃつぼってしまって。
あー、なんでやろうな。真面目にやってきたからよという回答が打ち出されました。
たろちゃんが真面目にボケをやってきたってこと?
そうそうそうそう。日々ね、研鑽してね、ボケを磨いとるわけですよ。シャシャシャ。
なるほどね。ボケって刃物だったんだなっていうのが一つと、たぶん今日収録時間がいつもと違うじゃん。
あーそうなんですよ、皆さん。なんせ昼間っすよ、昼間。
いつもは仕事が終わってちょっとヘトヘト状態で喋ってるんだけど、
そうだね。
今日は休日の昼間に今から遊びに行くよみたいなテンションで撮ってるから、たぶん笑いのハードル下がってんだと思う。
あーそうだね。たろちゃんのこの後の予定は全然引っ越しの荷造りしかないんだけどね。
そうだね。そんな引っ越しの荷造りしかないたろちゃんの最近どういうとこか。
はい、引っ越しも急がなきゃいけないのにちんたらやってるたろちゃんなんですけど、今ですね、鋭意頑張っていることがありまして、荷造り以外でね。
冷凍庫のひたすらに消費するっていうことを今やってるんです。
あーわかる。
もう捨ててもいいやって思うものもあるじゃん、さすがに冷凍庫の中にさ。
例えばさ、これはいつ冷凍したご飯ですか?みたいな。
食べなさいよ、そういうのをちゃんとさ。
そういうストック作るの好きなんだけどさ、消費するのすごい下手くそなんだよね。
すごい気持ちはわかるんだけど、反対意見を言わないと面白くないから言うんだけどさ、それ経済的じゃないよ。
それはね、ほんとそうなのよ。
でもわかる。
理解してくれてありがとう。
みんなのさ、家の冷凍庫の中にもあると思うんだけど、もちろんね、引っ越ししたことない人もいるかもしれないんだけど、そんなすぐダメにならないんだけど、食べるタイミング難しいものあるくない?
例えば?
例えばね、たろちゃんのカレドニアのご両親からいただいたすげーでかい金目鯛の煮付けのええやつとか。
そうなんよ。結局さ、いつもだったらだいたい作るのに1時間だとしたとするじゃん。
開封の儀があるじゃん、荷物。
うんうんうんうん。
あの調味料どこやったっけ?もう多分さ、そんなもんさ、下手したら2時間かかるじゃん。やじゃん。
てかたろちゃんさ、もしかして引っ越し下手?
いや、うーんとねー、ちょっとここで弁明させてくれる?
うん。
あのー、前の前の引っ越しは結構時間たっぷりあったんですよ。
あと結構物捨てたんだよね。
で、前の引っ越しはちょっと急がなきゃいけなかったからいろんなことがあって。
必死なときってさ、手続きとかもさ、気づいたら全部できてるみたいなのあるじゃん。
あれやってこれやってってやってって、気づいたら全部できてた方針みたいな。
そんな感じだったから、一向に上手くなってないね。
なるほどね。
てか引っ越し上手い人って多分部屋片付いてる人だよね、結局。
あー、それはあるかもしれないね。
パンパーニューにはね、ムーリムリよ。
オッケー。
あー、すっげーあっさり片付けるじゃん。
じゃあそんなあっさり片付けの椎名さんの最近度、言ってもらいましょう。
なんかね、うっすらちょっと話題に似てるような気がしてるんだけど。
なになに?
うっすらの話ね。私は引っ越さないわよ。
えー。
体洗うタオルあるじゃん。
おー、はい。
あれ私ゴシゴシタオルって呼んでんだけどさ。
おー、はい、ゴシゴシタオルね。
ゴシゴシタオルってさ、捨て時いつ?
あー、私ね、ゴシゴシタオル、あなたが言うゴシゴシタオル使ってないのよね。
あー、手で洗う派?
使ってた時はあるんだけど、材質にもよるんだけど、毛玉がさ、できるじゃん、ああいうの。
そうなの?
ナイロンとかでもさ。
えー、ナイロンとか毛玉っぽいっていうかさ、繊維がさ、よれてくるっていうかさ、なんて言えばいいのかな。
繊維がさ、糸がなんかどっかピッて引っ掛けてさ、ギュッてなったりとかするじゃん。
あー、はいはいはい、イメージはつくけど体験はしたことないかもしれない。
あ、ほんと?
うん。
それができ過ぎてる時か、洗い心地が心地よくなくなってるかな。
あ、だからさ、毛玉ができ過ぎたらって言ったじゃん、今。
そうね。
それはさ、過ぎたらってことじゃんか。
そう、過ぎちゃうんだったら。
ってことはさ、1個目だったら捨てないってことでしょ?
ま、1個は捨てんな。
でも100個だったら捨てるってことでしょ?
うーん。
12個だったらどうなのかとかさ、30個だったらどうなのかみたいな感じでさ。
あー。
だからその、30個だったら捨てていいのか、12個だったら捨てていいのかみたいな話で、
その、いつの捨て時かわからんっていう話なの。
え、でもさ、そういうのってさ、買ったらさ、ま、例えばドラッグストアに売ってるやつとかだったら袋でさ、
泡立ち最高よって書いてる袋あるじゃん。
うんうんうん。
あれになんか書いてんじゃない?買い時みたいな。
書いてあったとしてよ。
あー、してもよ。
パッケージ捨ててるじゃん。
はー、捨てるわ。読まないわ、結局。
捨て時みたいなやつが書いてあって、それが取ってあったとしても、結局自分の体感を信じちゃったりとかさ、
うん。
なんだったら、お乳の時にちょっと体痛かったけど、下手ってきた方が気持ちいいわみたいなことになったらさ、
もうそのパッケージが言ってる捨て時とはずれてる状態になるわけじゃん。
そうやね。なんやったら、またあの新品のシャリシャリ感を味わわなあかんのかと思ったら、下手下手でいいやってなるもんな。
そうそうそうそう。みたいな感じがしてたし、なんかこの手のやつって、
今私ゴシゴシタオルの話したけど、例えば下着とか、私らで言うと旅とか、
はい。
いつ捨てるの案件が結構あるなと思ってて。
あー。たるちゃんね、下着はね、決めてるっていうかね、一個ね、あるのよ、捨て時。
はいはいはい。
旅行に行った時捨てる。
どういうこと?
もうさ、旅にクタクタの下着持ってって、
うん。
よくないんだけど、旅先のホテルで捨てちゃう。
へー、なんで?その心は?
荷物減るから。
おー、なるほどね、その感覚はなかったわ。
あ、ほんと?なんてさ、パンティーとかさ、ブラジャーとかさ、
うん。
やっぱ荷物になるじゃん、なんだかんだ。あんなさ、もう、ブラジャーなんてさ、そんなにねえよと思うのにあいつ立体的じゃん、めっちゃ。
うん、確かにね。
だから、持ってって、その捨てた隙間に土産を詰めたいじゃん。
へー、なるほど、その感覚なかったわ。
うち実家昔からそう、旅行行くんだから、あんたヨレヨレのパンツ持って行きなさいみたいな。
へー。
ちっちゃい子がそうだった。
そうなんだね。
えー、逆に下着の捨て時っていつなの?
だから、ヨレヨレだなって思った時。
あー。
床さ、なんか漏らした時?
違う違う違う違う。
だから、毎回さ、それも、これは正解なのかな、これは使いすぎなのかなって思ったり、
あとなんか、化粧品とかも、それはさ、洗顔料はなくなるまで使うけどさ、
うん。
絶対最後まで使わないであろうチークみたいなやつとかさ、
はいはい。
そこ見えしてるんだけど、使えるじゃんっていうターン長くない?
長い。
だから、いつもその捨て時を迷うんだけど、
まあ普段着物好き的には、旅とか補正用のなんとかとか、裾よけとか、人から見えないやつがまず来るし、
あとやっぱり浴衣とかって、やっぱガシガシ洗うから他のに比べれば寿命が短いんだけど、
うん。
これも、これいつまで着れるっていう判断になるのかなとか、最終的に根巻きにしちゃったりとかするんだけどさ、
うん。
普通に合わせの着物とかでも、ちょっと傷んできたんだけど、これはいつまで着れるっていうジャッジでいいんだろうな、みたいな。
あー。
でも、そういう自分の中である程度の条件を決めてて、バッサバッサと薙ぎ倒す人が、いわゆるミニマリストみたいな人なんだよね。
ミニマリストの人の捨てる基準は、今私が使うかとか、今私にとって有用かっていうところがジャッジのポイントだから、
あー。
下手って着てるとか、そういうことじゃないんだと思うんだよね。
あー。
あ、でもそれも、どうなんだろう。私さ、洋服はモブのコスプレだからさ、
うん。
似たような定番品をずっと使ってるけど、あ、これ下手って着たから捨てようみたいな感じになるから、やっぱりそこのタイミングみたいなのみんなあんのかな。
あー。でもやっぱりさ、新しいものを、例えばそれこそ下着とかさ、
うん。
タロちゃんって結構普段からナイトブラとかスポブラをつけてるんだけど、
うん。
タロちゃんね、グンゼ愛好家なんですよ。
うんうんうん。
で、グンゼの、みんなね、グンゼのナイトブラマジで使ってね。
突然のCM挟むんだけどさ。
うんうん。
あ、ね、グンゼね、縫い目がないから、すごい痒くならないんだよね、タロちゃんが。
はいはいはいはい。
で、やっぱりね、クタクタになってきたグンゼのそのナイトブラは、ホールド力が弱いんだよね。
あー、わかるよわかるよ。
で、買ってつけるとさ、ガシェ!って、チチホールド!みたいな感じだからさ、この感覚が正しいなら、あいつは間違いだなと思って捨てるね。
あ、なんか新しいの買ってから捨てるってことか。
そうそうそう。あの、新しいの買って、たとえばさ、比較できるものってあるじゃん。着物で言ったらさ、あの、腰紐のゴムバージョンのやつあるじゃん。
はいはいはいはいはい。
まあなんかやっぱ新品を買ってみたら、あ、これはちょっとやっぱ伸びとるわっていう、その比較ができるから捨てる決意ができるのかな、そういうのがあるとさ。
あー、私今ね、タロちゃんがパンパーニュになる理由がそこにあると思ってて。
はい。
買ってから捨てるところじゃん。で、買ってさ、意外にこれどっちもいけるじゃんってなったら、それ日本持ちになるってことでしょ?
うん、そうだろう。
だからパンパーニュなんじゃない?
やいやーい。
じゃあそんなタロちゃんのパンパーニュの理由がわかったところで、本日の着物談義に参ります。
はい、タロちゃん頑張って捨てたいと思います。引っ越しの機会に。はい、今日のテーマはなんだろうな。
本日の着物談義は、
はい。
新しいことにワクワクする気持ち。慣れ親しんだものに安心する気持ち。
ワクワクさ、安心するね。
なんだっけそれ、ゴンタ君じゃなくて。
ゴロリだよ。ゴロリゴロリ。
顔は浮かんでるのに、あ、違うゴンタ君じゃない、それはノッポさんの方だよと思って。
ゴンタ君は毛深い方で、ゴロリは割と短毛の方だよ。
あー、オッケーオッケー。
でさ、今ね、この話、まあうっすら最近Doから繋がってるんだけどさ、
はいはいはい。
コーディネートしてる時とかさ、
うん。
自分的に新しい挑戦をしてる時ってすごいワクワクしたりとか、
あ、そうね。
あともう新しいアイテムを身につける時にワクワクしたりとか、
するする。
っていうのと、自分の中の定番みたいなものを身につけてる時に、
安心するよねみたいな、やっぱり結局これに戻ってきちゃうよねみたいなやつがあったりするじゃん。
はいはい。
前々回からマイブーム変歴みたいな話をしてるんだけど、
うん。
そういう新しいことにワクワクする気持ちと慣れ親しんだものに安心する気持ちの話を今日はします。
ではやっていきましょう。
え、椎名ちゃん的にはどうですか?
でもさ、どっちが胸躍るっていうかさ、
どっちが好きっていうのってさ、今回のテーマは難しいと思うんだよね。
うんうんうん。
それってもうさ、和食がいいのか洋食がいいのかって言われてさ、
どっちの良さもあるし日によって気分も違うみたいな、
ある。
感覚がある気がするんだ。
まぁね、慣れ親しんだものに安心する気持ちについてはさ、
はい。
慣れ親しむだけの時間が必要だから、
うん、そうね。
最初っから慣れ親しめないじゃん。
そやなぁ、だってもう三歳児がうわぁ懐かしいなぁとか言い出したら、
お前なんやん、人類何回目やんみたいになってくるからさ。
そうそうそう、だからさ、やっぱり初心者着物好きの1年生とか2年生だった頃って慣れ親しんでなかったじゃん。
うん、何でもが新しかった。
そんな中でもやっぱり新しいものを身につけているようでいて、
普段洋服の時とかに身につけている色っていうのは落ち着きがあったりとかしたじゃん。
あー何、気化学模様とかを身につけてホッとするみたいな感じかな。
そうそうそうそうそうそう。
うんうん。
だから私の場合は結構無地のものを好んで普段着てたりとか、
気化学模様が好きだったりとかしたから、
そのマイブーム編歴の時とかにも喋ってるけど、
最初の頃に気化学模様とか無地とかに手を出してたのって、
もしかしたらあれ、純粋に自分がホッとするところの陣地を作ろうとしてたのかもしれないよね。
えー、あー、でもそう言われたらそうかもね。
うん。
だからちょうど相残ってことでしょ、着物という新しいワクワクだけど、
ガラーとかは慣れ親しんだもので接中しとったわけでしょ。
そうそうそうそうそうそう。
なるほど。
まあその方がプールに入る前にちょっとだけ足を水に浸したり、
胸あたりに水をかけるみたいな行為やな。
そう、多分そうだったのかなーってちょっと思った。
あ、意識はしてなかったんだね。
してないしてない、全然してないよ。
うん。
無意識だったね。
そうそう、無意識無意識。
おえー。
えーって考えたらさ、太郎ちゃんはやっぱり着物ってさ、新しいものだったから、
全然慣れ親しんでもないじゃん、身内誰も着ないって言ってる人。
うんうん。
だからね、目線とかさ、やっぱり独特じゃないガラが。
あんなのってさ、まあもちろん水玉模様とかもあるんだけど、
太郎ちゃんが初めて買った人への目線なんですけど、
お正月に間違って着てしまった人への目線なんですけど、
うんうんうんうん。
今思うとよくある目線のガラで丸とか古墳みたいな形とかスペードみたいな形みたいなのがバーっといろいろ並んでる。
分かる分かる。
分かるんだけど、
どうしたの?
これなんて説明したらいいんだろうね。
よくある模様っていうの、分かるんだよね。
そうなんよ。
よくある模様なのよ。
だから、もしちょっと写真があったらそれ今日アートワークにしようか。
あ、分かった。
うん。
でもね、着物を着てるとね、最初の頃はどのガラも目新しく見えるけど、
いっぱい見てると、あ、こういうパターンね、みたいな感じなことが着物にもあるんですよ。
あるね。
デザイン。
あるけどさ、あるけどさ、
はい、はい、どうしたの?
急にどうしたの?
矢羽ってさ、めっちゃ定番の模様じゃん。
そうだね、矢羽は定番だね。
いわゆるハイカラさんが通るとか、あの時代の女学生がよく着てる着物の模様をちょっと想像していただければ、
それが矢羽模様なんだけど、
はい、そうですな。
だけど、あれって、初心者着物好きの頃は矢羽っていう有名な模様だなって思ってたのに、
意外に幅だったりとか、色合わせだったりとか、
細かいバリエーションがあって、自分の好みとそうじゃないものがあるって気がついた、みたいなのとかもあったりするから、
あー、あるね。
だからあれって、どこまでを定番と呼ぶのかみたいな、よくある模様っていうのかっていうと、
結構さ、深まれば、あ、これって定番だったんだって分かるものもあればさ、
これって定番だと思ってたのに、いや待てよ、結構その中にも細分化された色々があるな、みたいなのもあるような気がするんだよね。
うーん、そうだね。
まあ、時を戻そうっていう感じで、
それって自分が洋服では出会わなかった、着物の中では定番なんだけど、洋服の中ではなかった柄を着てる時、
これぞ着物の醍醐味やで!と思いながら、めっちゃワクワクして着てたのを覚えてます。
あー、それも分かる。すごいね、そのワクワク感はあるよね。
ある、めちゃくちゃドチャクソ興奮したもん。
しかもさ、着物ってさ、古文に代表されるようにさ、全身に柄があるとかさ、
法文儀に代表されるようにさ、裾の方に大柄が入ってる、みたいなのとかがあったりするじゃん。
着物じゃないとあの感じって日本ではなかなか見かけないから、
あれが気持ちよかったりしたな、そういえば。
気持ちよかったんだね、まあ気持ちいいのよ、分かるよ。
だってさ、派手でもなんか許される感じだった気がするの。
うんうん。
てか実際そうだよね。
そう、だから私はさ、もともと派手が好きだって人に言われてたけど、本人はそういう気持ちじゃなかったの。
真っ赤なワンピースとかもちろん今も着るし、
気化学模様が好きって言ってるけど、気化学模様が全身に入ったシャツとか着たりとかしてたわけよ。
古着屋に売ってるような柄シャツみたいなのとか好きだったんだけど、
やっぱりなんかそういうのを着て、
お、今日すごい派手だねって言われたりとかすると、
え、そう?これ派手?すごい楽しく着てるけど、あれこれ派手だった?みたいな。
別に批判されてないのに、あれダメだった?みたいな気になったりとかすることがあったんだけど、
着物ってもうなんか着物っていうカテゴリーに入れられるから、派手だが何かみたいな気持ちなんだよね。
あー分かる。別にさ、地味なのも着物だけど派手なのも着物だからさ。
そうそうそうそう。
まあそんなこと言い出したらね、地味なのも洋服だし派手なのも洋服なんだけどさ。
そうそうそうそう。そうなんだけどね、なんか着物着るようになってからの方が、
そういえば派手でもオッケー感のハードルが下がってる感じがする。自分的に。
分かる。だからこそね、よく言ってるんだけど洋服が難しいってなってきて。
ほうほうほうほう。
洋服だとだから急に派手じゃダメだと思ってて。
あーなるほどね。
なんか若い時に着てたって言ったらさ、たろちゃんもさ立派な30代仲間になってきたなと思うんだけどさ、
なんか若い時に着てたワンピース着れなくなってきてるの最近。すごいそれが悩みでさ。
まあその悩みは今後も続いていくから頑張りたまえよ。
でさ、着物を着たりとかコーディネートしたりとか買い物したりとかする時のさ、
あと人生においてっていうのもそうなんだけどさ、そもそも新しいことって好き?
たろちゃんは好きだよ。
結構さ、ここにあるものだけでオッケーっていう、オッケーっていうか新しいところに行くの怖いみたいな人たちも一定数いるような気がしてて。
変化を恐れるタイプの人はいるよね。
そうそう。例えばさ、そのクラス替えがあった後って友達できるかなって心配になるとかさ。
あー。
学生時代の話で言うならね。
はい。
とか、現状を変えることが怖いみたいな感覚っていうのがさ、強い人もいるじゃん。
うん、いるね。
たろちゃんは多分弱めだと思うんだけど。
弱い。あの対してたろちゃんのお姉ちゃんは結構多分そっちのタイプ、強いタイプだと思うんだよ。
現状を変えたくないタイプなの?
変えたくないからその実家である和歌山県から出たくないってすごい言ってたし。
うんうんうんうん。
就職も結婚も絶対和歌山から出たくないって言ってたし。
いやでもそれってさ、現状を変えたくない次が怖いっていう気持ちなのか、ここが好きだからっていう気持ちなのかって分かんないよね。旗から見てると。
見てる感じ好きではないと思うよ。だって買い物とかめちゃくちゃ大阪とか行きたがるしね。
でもさ、大阪に近い田舎がちょうどいいと思ってる可能性もあるじゃん。
和歌山は大阪から遠いからね。
知ってるよ。
みんなに知ってほしい。和歌山県は確かに大阪のすぐ下なんだけど、めっちゃ遠いから。
わかる。てかさ、和歌山ってさ、めっちゃアクセス悪いよね。
そう、陸の孤島と呼ばれて名高い和歌山県。
だって私の知り合いのめちゃくちゃいろんな県に行ってる旅行にね、行ってる人が、行ったことがない県が2つしかなくて、そのうちの1個が和歌山だったもん。
待って、あと1個どこなの。
どこだっけな、そこもアクセス悪いですよねって思った記憶があんの。どこだったっけな。
だからさ、徳川幕府とかでさ、一応奇襲ってさ、ちょっとポジション的に強めじゃん。
昔はどこもアクセス悪いにしてもさ、一等アクセス多分悪いはずなのよ、その中でも和歌山県って。
左遷されとんちゃうかと思うんだよ。
わかんない、アクセスが悪いから攻め入りにくかったから強かったのかもよ。
あー、とにかくね、だからお姉ちゃんは変化が嫌だし、現状変えたくないので和歌山にいて、たろちゃんはそんなのはなくて、むしろバンバン出たいって感じの感情が強いから今名古屋にいるわけだしね。
まあね、でもさ、私もね、当然その生まれ育った町を出てるわけだし、新しいことにワクワクする気持ちの方が、その一線飛び越える時の怖さよりも全然勝っちゃうみたいな。
新しい匂い大好き、ふんふんふんふんみたいな感じでは私もあるんだが、でも地元にいる友達でね、大人になって話した時にね、すごいあーなるほどって思ったのが、
私は生まれ育った町に私が好きなものがないと思ったの。だから出たいって思ったのよ、その時ね。
シーナちゃんがね。
そうそうそう。だけどその友達は、自分が暮らしてる町に自分が好きなものがないって思ったのよ。だから自分がこの町に作ろうって思ったのよ。
あーかっこいいね。
めっちゃかっこいいでしょ。
だからきっと、慣れ親しんだものをそのまま愛することが、そのままという表現が合ってるのかわからないんだけど、それを愛することができる人たちの感覚ってこれなんだって思ったから、すごいかっこいいなって思ったの。
かっこいいかっこいい。
私はそこの現状に満足できなくて、もう外に出て行ってしまったタイプの人間なので、一生そのようにふわふわと新しいものにすんすん行くのかしらって思ったり、
私のね、その当時の友人のように今いる場所が気に入らないから、私はこの場所で自分が好きなものを作るんだって思う日が来るのかもしれないんだけど、来たらいいね。
いいね。
でもさ、それ言い出したらさ、シーナちゃんってさ、こういうポッドキャストが聞きたいのにないからって言って作ったじゃん。
そうだね。
木本アラジオ。その感覚に近いんじゃないってタロちゃんは今思ったね。
そっか。私今住んでる町で言うと、この町にずっと一生行ってもいいやって思ってるし、それは外に出なかったらこの町には当然出会えなかったわけだから。
そうだね。
生まれ育った町を出てきた時はさ、ここではないどこかがあるはずみたいなぼんやりとしたさ、中二病みたいな希望で出てきてるけどさ。
日本のどこかにみたいな感じだよね。
そうそう。
旅立ちも。
そうそうそう。だけど今はなんか割とこの町が好きだし、ここでいいなと思ってるから、そういう風に慣れ親しんだものを作っていくんだと思うんだよ。
なんかタロちゃん新しいもの好きって言ったじゃん。
うん。
でもね、この新しいものがだんだん馴染んでくる感覚も好きなんだよね。
はいはいはいはい。
着物で言ったら、例えば初心者の頃はさ、着物着るだけで満足してたけど、だんだん着付けをもっとこうしたいとか、もっとかっこいいコーディネート組みたい。
私は飲み屋が好きだから、飲み屋に行って、初めて行く飲み屋ってドキドキするじゃん。
うん。
すごいお店なんだろうみたいな。
うん。
食べロギュとかすごい見るじゃん。
見ない。
グーグルの評価、私はすごい見るの。
うん。
理由があって、美味しい美味しくないはさ、個人の勝手じゃん。
うん。
でも、やばい店員さんがいるところとかはちょっと怖くてやめるんだよね。
うんうんうん。
まあまあ、そんないろいろ見てさ、行ってさ、あ、このお店すごい好きだなと思ってさ、やっぱり何回か行くようになるじゃん。
うん。
そしたらさ、だんだんそこで自分が認知され始めたりとか。
あるね。
なんか例えば、店長さんでもいいしさ、アルバイトの人にでもさ、あ、この前と違う着物ですねって言われたりとかさ。
うんうん。
こうビール飲んでてさ、あ、もう一杯飲みますかって、前も2杯飲んでたよねみたいな言い方されたりとかしてさ。
うん。
なんか嫌っていう人もいれば嬉しいっていう人もいるじゃん。
うんうんうん。
タロちゃんは嬉しいんだよね。
そうやってなんかその新しいものが馴染んでいくその過程も愛してるよ。
あーなるほどね。そうかそうかそうか、過程か。
うん。
やっぱり、慣れ親しむためにはさ、前も言ったけどさ、最初が必要じゃん。
うん、そうね。
何でも最初が必要じゃん。
うん。
でも結局やめなかったっていうことはさ、慣れ親しんだってことはさ、その過程もさ、許せてたり愛してたりするってことじゃないのかなーと。
タロちゃんは思っておりまして。
え、じゃあそれってさ、着物のアイテムに合わせたその慣れ親しむ過程って何なの?
えー、使いこなせたって感じかな、やっぱり。
使いこなせた?
うん。時に私は慣れ親しみを感じるかな。
え、でもそれってさ、初っ端からさ、これは使いこなせてるなっていうのもあるんじゃないの?
うーん、まあまあね、もちろんさ、その帯板とかをさ、使いこなせない日はあんまりないじゃん。
うん。
帯板にお任せしとけばさ、ピシッてなるやん。
うん、なる。
タロちゃんね、これ恥ずかしい話なんですけど、腰紐の代わりのベルトあるじゃん、ゴムの。
あー、はいはい、ゴムベルトみたいになってるやつのこと?
そうそうそうそう。ゴムベルトの腰紐バージョンみたいなやつがあって、
はいはい。
1回転で腰にジャストフィットさせなきゃいけないと思ってたの。
うんうんうんうん。
でもそうじゃなくて、あれってちょっと長くして2周ぐらいで留めるもんなんだよね。
あ、そうなんだ。私ね、使ったことないのよ、あれ。
あ、ほんと?
うん。
いや、なぜこの話をしたかっていうと、1回で巻こうと思ったら相当、言い方悪いけど、相当活服が良くないと1回じゃ収まらないのよ。
あ、そうなんだ。へー。
そうそうそう。結構おっきめで、男の人とかだったらワンチャンいけるかもしれないけど。
タロちゃんはちっちゃいし、人類の中でも比較的小さめの大人なので、2周にしないとダメなのに、
え、すごいガバガバじゃん。みんなどうやってんの?って噂おうよ。
その時はさ、あ、じゃあ2周にしてみようっていう発想の転換はなかったんだ。
1回絶望して、結局紐から抜け出せないんだと思って、その日はすごすごと普通に腰紐巻いて、
出かけたんだけど別にいいもん、これでも出かけられるもんって言って、すり足で出かけたんだけど、ジョリジョリジョリって。
いやだって腰紐もさ、2周するじゃん、普通に。タロちゃんアホだから。
なんで思いつかなかったんだろうね。
そこで絶望してたら、それを使ってる人を見たの。
SNSで?
そう、SNSで見た時に、あ、2周かと思って。
素敵な長さに伸ばしたら、あ、めっちゃいいじゃん、これって言って、今やすっかり慣れ親しんで、
最近慣れ親しみすぎてゴムがちょっとね、一部分あの引っ掛けるとこが伸びきりかけてるから、
そろそろ新しいもの買おうと思うので、引っ越し先で新しいの買おうと思います。
やっぱりだからさ、そうやって、自分の定番商品のステドッキーがさ、あ、今かなみたいなのってあるでしょ、ほら、ほら、そういうことを私が言ってるのって。
あるあるある。わかった、わかった。
わかった?最近ズーをめちゃくちゃ引っ張って、今わかってもらうっていう。
させんね。でもさ、こっちをさ、引っ張るんだけどさ、腰紐とかさ、ゴムベルトとかってさ、見えないしさ、そんなに可愛いものもないじゃん。
世の中にはね、可愛い帯板とかも売ってるんだけど、でも、その可愛いという分類されない、捨ててもあんまり心が痛まないものはあるじゃん。
ある。
よっぽど思い出がない限りさ、慣れ親しんだものを捨てないと新しいものに行けなかったりすることもあるじゃん。
例えば物が多すぎるからちょっと処分しなきゃいけないとかさ。
あ、例えばタロちゃんみたいな?
ああ、そうだろう。本当にね。困ったもんじゃよ。
だからね、その中でよ、慣れ親しんだものを一度捨ておいて新しいもののワクワクを取り入れるときに、どうやればいいんだろうって悩んでるんだよね。
うんうん。
そうすると、ぺたんこ結びの中でってなると楽なんだよね、カルタ結び。
うん楽だね。たろちゃんもすごい狭い飲み屋とか行くときめっちゃする。
カルタ結びって言ってるけど、あれさ、いわゆる結び方と違ってギュッてするタイミングがないじゃん。
ない。畳んでるだけ。
そう。だからさ、楽なんだよね。で、お腹周りが楽だから、結局いっぱい食べても大丈夫みたいなのとかも含めて楽だなって思うから、マジで私ね、帯結び、カルタ結び定番だなって思ってる。
それ言い出したら、たろちゃんは夏のになるんですけど、ちょっと限定的なんですけど、夏の帯結びというか、へこ帯結びは三重かり紐でパタパタってやっていって行くのがすごい定番化してる。
理由は風通しがいいから。
わかる。私もそれもよくやるもん。
涼しいよね。
涼しいし、なんか簡単なのになんかいい感じに見せてくれるじゃん。
そう。ふわふわで可愛い。
そうそうそうそう。
人に褒められる、やたら。
そうなんだ。
私の友達に一度へこ帯貸したんですよ、この夏。
言ったじゃん。デート行くから可愛く見せたいって言ってさ、お手伝いに行って、結局帯ね、ついてたんですけど、浴衣に。
暑いだろうっていうことで、結局見て、これがいいって言ったから、私の白いキラキラのへこ帯貸したんですよ。
三重かり紐も貸して、パタパタにしてお貸ししたんですな。
そしたらさ、周りからすごい可愛い可愛いって言われて、めっちゃ喜んでたんだよね。
あとあれね、私多分あんまり他の人はやってるかっていうとそうでもないかもしれないけど、私の中で確実に定番だなって思ってるのは、カラー帯。
半衿とか帯上げとか帯締めとかと合わせた帯を履く色。
統一感があっていいかもね。
あ、そうそうそう。だからさ、コーディネートの定番で言うと、離れたところに同じような色を持ってくるのもやっぱり定番な気がする。
一応さ、セオリーとしてはさ、着物の中に入ってる色を帯の中にも一色持ってくるみたいなのが合わせやすいよってされてるし、
それは全然私もやるんだけど、全く関係ないけどなんとなく相性が良さそうな色みたいなのを、半衿と帯締めと帯とかで持ってくると、なんとなくいい感じに揃ったりとかするって思ってて。
黄色に黒と白の模様が入っている目線を持ってるんだけど、そこには入ってないんだけど、茶色の半衿と茶色の帯締めと茶色の造りとかにしたりとか。
離れたところに色を持ってくと、その色は入ってないんだけど相性が良い色だったらなんとなく統一感が出たりとかするから、
結構これはコーディネートを考えるのしんどいな、めんどくさいなっていう時とかもやりがちかも。
新しいものを組み合わせるときって、ワクワクの方が勝ってるから、多少時間がかかったりとか、
ああでもない、こうでもないの時間があったりとかしても楽しくできるんだけど、
今日着物着れそうじゃん、何着ようかな、みたいな時とかに、