キキキリンとして着物を着てるんだよね。
かっこいいね。
それがまたなんかね、スタイルがあって、この世界観が一つで確立されているっていうところにね、
うわーっていう気持ちになるわけよ。
何この言語ができてんやん。
うわーっていう気持ちになるわけよ。
しなちゃんはいつも言ってるもんね、自分の世界観をちゃんと確立したいって言ってるから、
それができてるんだよね。
だからお二方とも全然ベクトルは違うんだけど、
一人の人が街中に、大したことないただの景色の中に立っていても、
そこで世界が成立しているような、あの感じがもうなんか、うーっていう、
なんかこう、私に刺さるみたいな感じですね。
なんだろう、ストーリーの真ん中になるよね。
うん。
キキキリンさんがね、なんかのテレビ番組に出てた時に、
すごいキキキリンさんのこと面白いなって思う1個あって、
ロケかなんかで行ったオタクで、これあげるよってTシャツかなんかを渡されたの。
うん。
普通さ、私の中で有名人の人ってさ、その場しのぎでさ、
あ、ありがとうございます、いただきますとか言うじゃん。
うん。
キキキリンさんね、私ね、これ多分着ないからいらないわって返すの。
うんうんうんうんうん。
あーこの人すっごいなーと思って、
私なんであんな旦那さんあんなロックなんだろうと思ったけど、
この人も十分ロックだわって思って。
あの、キキキリンさんはすごく物をあんまり持たない人だったんだよね。
で、老い自宅じゃないけど、どんどん色んな物を手放して行っていて、
すごいお家とか、もう豪邸に住んでるんだけど、すごいお家もすっきりした方だったのよ。
で、そんな彼女が唯一自分に持つことを許したものが着物なんだって。
いいねー。
だから着物だけはものすごくたくさんあったんだけど、
それ以外の物はなんかもう本当にあんまり持ってないよっていう状態でお亡くなりになってるらしいんだよね。
それはね、さっきお話ししたキキキリンの着物って本の中に書かれてる。
へー。
そのスタイルも含めてね、好きだなって思うんだよね。
ちなみに男性だと好きなやつってあった?
あー。男性はね、えー。ちょっと待って、男性ね。
ちなみにね、私はね、ウルフルズのトータス松本さんもすっごい好きなんだけど、
エレファントカシマシの宮本ひろじさんもすごい好き。
あー、わかる。
いや、だからさ、私さ、思った、しなちゃんさって小汚い着物男子が好きだな。
なんてことを言うんでしょうか。
いや、小汚いよ。
なんてことを言うのかしら。いやいやいや、そんなことはないと思ってるんだけど、どうなんだろう。
えー、でも私、小汚い人そんな好きじゃない。
ヒゲが似合うさ。
あー、ヒゲあんまり好きじゃないんですよ、本当は。
えー、ここまで来て。
でもね、ウルフルズもエレファントカシマシも生で聞きに行ったことがあって大好きなのよ。
シーナリンゴさんも着物すごい素敵な方だけど。
うん、かっこいい。
宮本ひろじさんがコラボして歌ってるやつとか、はかまはかれてるんだけど、確か。
めっちゃかっこいいんだよね。すごい好き。
え、人間的な話?
いや、これね、たろちゃんのシャンソンの話になるんですけど、たろちゃんね、シャンソン歌う時にたまにお着物を着るんですよね。
うん。
だから、今日はかっこよくコーデが決まったぜって思うんですよ。
うん。
たろちゃんのライブの時に、お師匠がね、心配して見に来てくれたりすることが結構多いんですよね。
はいはいはいはい。
なので、師匠はね、なんでも褒めてくれるんですよ、私のことを。
うん。
本当にね、優しいお師匠で怒られたことなんか1回ぐらいしかないんですよ。
しかもその怒られた言葉は今でも覚えてる。
メッ。これだけです。
子供じゃん。
一番怒られて、メッ。本当に。
そんな師匠がね、私の着物を見て、いつも言うの。
うん。
あらー、かわいいおべべ着てー。
べべから卒業してんだよ、42歳はよー。
頑張れ。
べべべべべべべべべべべべべーよ、本当に。
大丈夫?今日の収録、過食部が少ない匂いしかしない?
えー。
SDGs、ちゃんと芯までかじれ。
べべを卒業して、何になる?
着物が似合う、隣のちょっと綺麗な人ぐらいになりたいよね。
あー、なるほどね。
電車とか乗った時に、なんか仕事だるいなーとか思ってる人がさ、
その日私休みで着物とか着て、ちょっとどっか、
じゃあでも芝生に行くかって思ってる私を見て、
おっさんが、あ、着物の人だ、綺麗だな、ちょっと気分が良くなったな、
仕事頑張ろ、とか思われたら、ハッピーハッピーだよね。
うん、なるほどね。
おこがましいんだけど。
いやいやいや。
えー、なんだろう、私さ、変わりたいかって言われると、そうでもなくって、
そのちょっと自分の中にきっとブームがあると思うんだよね。
こういうのが着たいとか、こういう色が好きだとか、こういう着こなしが好きだとかっていうのが、
まあ、たかだかさ、7年、6年とかぐらいしか着物着てないけど、
それでもやっぱりあるわけよ、マイブーム的なやつが。
それに従って、その時も楽しんでいたいかなっていう気持ちはある。
あ、じゃあ何、今さっき、あれじゃん、椎名ちゃんのテーマ、ポップの星からやってきたって。
うん。
だから、10年後、20年後には、ポップの星を爆発してるってことかい。
ポップなのはずっと好きだとは思うんだよね。
うん。
まあ少なくとも、私の人生においてポップなものが好きじゃなかった時期がないから、
多分ベースは好きなんだろうなって思うけど、
なんかさ、自分が見てて可愛いなって思うものとさ、
身にまとってテンションが上がるものってさ、必ずしも一致はしてないじゃん。
ああ、そうだね。
だから自分にとって快適なものでいたいなっていう気持ちはあるかな。
だって、ベビー服とか可愛いなって思うけど着ないもんな。
それはサイズ的に着れないんだね。
バレた?
ツッコミありきで喋ってるやんけ。
いや、いつもね、本当にお世話になってますので、
お中元とか送ったほうがいいって。
大丈夫です。
そうめん送るわ。
大丈夫です。
良いもの置いとく。
あれだわ、でもそう考えたら、私なんか今よりも少しばかり定番を増やしたいかな。
ああ、なるほどね。
うん。
でもさ、それってもう自分の中で定番を増やしたいってさ、
かなりお着物が今よりも確実にお体に染み付いてることを望んでいるということね。
そうそうそうそう。
なんかさ、いろんなことを試行錯誤するじゃん、最初に着物着始めた時って。
うん。
で、私ブログ書いてた時期とかより少し前ぐらいかな、とかが、
すごい半襦袢とか、裾よけとか、捨ててことか、すごいいろんなものを試してる時期があったの。
で、ぱっと見にはわからないんだよね、外から見たら普通に着物を着てるっていうだけなんだけど、
自分にしっくりくるものをすごい探してた時期があるの。
それは肉体に沿うみたいなのもそうだし、
お値段的に消耗品だったりとかするとそんなに高いものじゃないほうがいいなと思ったりとか、
今後も傷つけるために、いいものを一つ買って、
10年持つようなものなんだったらそれは手に入れてもいいのかもしれないけどとか、
なんかいろんなバランスを考えながらすごい調整してたと思うんだよね。
だから今自分が絶対外したくない条件だったりとか、
今の体にはこれが気持ちいいなって思うものみたいなのを今選べる状態になってるんだよね。
おー。
でも、きっと変わっていくと思うの。
それこそ体型が変わったりとか好みが変わったりとかしていくから、
その中で自分がこれは私にとって定番だなっていうものを一つ一つ増やしていきたいかなとは思う。
おー素敵だね。
なんだよ、10年後に着てるかどうか分かんない感じする人のとても考えじゃないぞ。
ほんとだね。
ほんとに。
しっかり考えてんの。
喋ってって出てくるんだよね、こういうのってね。
あーそうだねそうだね。
いやーでも、だから逆に言うと今似合ってるものが10年後20年後に似合わなくなるって洋服では言うじゃん。
うんうん、着物もあるんじゃない?分かんないけど。
よく言うじゃん、渋いもんはさ、若いうちに着とけみたいな。
うんうんうんうん。
だから、40ならいけるかもしれないけど、52の太郎ちゃんでは、もしかしたらお渋を着たらほんとに顔面の皮膚の色が死にゆく色が生まれてきたりするんだろうな。
うーん、なんかさ、カレーとともにさ肌はくすんだりとかするしさ、それこそ過衰してくるわけよ、垂れるってことね。
重力に負けてくるんやな。
そうそうそうそう、なんかぼやっとくすんだ色を着てたりとかすると、しょんぼりとした印象になる可能性はあるような気がするんだけど、
でも、それこそさっき言ってたさ、なつきまりさんとかってさ、くすんだ色とか着ててもバチクソかっこいいじゃない?
かっこいい。なんなん、かんめっちゃかっこいい。
もちろん、なつきまりさんは見られることをお仕事にされてる方なので、一般人とはそこに対する意識の持ってき方とか、違うとは思うんだよ。
手間だったりとか、いろんなものをかけてると思うんだけど、でも一概に年齢ではくくれないかなとはやっぱり思うんだよね。
当然ね、芸能人の方だから衣装さんとかいらっしゃると思うの。