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2024-06-19 32:45

【224】コミュニティ産

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ep224ではソフトウェアエンジニアとコミュニティについて話しました。

【お知らせ】

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【声活はじめました】

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【ノート】

【チャプター】

オープニング
風邪
あごあしまくら
おたより
ソフトウェアエンジニアとコミュニティ
エンディング

【出演】

@r_takaishi https://twitter.com/r_takaishi
@juneboku https://twitter.com/juneboku

00:02
juneboku
takaishiとjunebokuが送る、キマグレ雑談系ポッドキャスト、キマグレエフエム。毎週水曜更新です。聞けばお金持ちになり、教養が尽き、人生がときめきます。
r_takaishi
個人の感想です。
juneboku
ありがとう。よくついてこれましたね。junebokuです。こんにちは。エピソード224をお届けします。よろしくお願いします。
r_takaishi
よろしくお願いします。
juneboku
はい、ちょっと急遽ね、働き者ラジオの冒頭の文を言ったら、takaishiさんはついてこれるのかを、ちょっと検証してみました。ついてこれない確率の方が高いかなって。
r_takaishi
いやいやいや、大丈夫ですよ。
juneboku
これ個人の感想ですって言わないと、これ消費者庁案件に多分なっちゃう。そうですね。助かりました。ありがとうございます。はい、ではtakaishiさん、近況を一つくださいな。
r_takaishi
はい、2週間前にスパルタンレースに出てですね、その後、その1週間後、体調をぶっ壊して寝込んでおりました。
声がね、声がちょっと違うんですよね。まだ回復してないんでしょ、これさては。あの、まだ全開はしておりません。
ちょっと軽めに行きましょうね。はい、あのですね、先週末に妻が体調を崩して、で、妻が回復し始めたタイミングで、僕も多分うつされてたというか、風邪がうつって。
引き取った。そうそう。喉痛えなーって思って病院に行って、で、その日のもう夕方ぐらいからすごい勢いで熱が上がってですね。
ひえー。で、夜の7時ぐらいにはね、39.8度の熱が出ました。
juneboku
ほぼ40度、高熱ですね。いやー、久しぶりにこの体温になりましたね。子供の頃のインフルエンザ以来かっていうぐらい。
いやー、大変だ。もう全身は痛いわ。そうですよね。このぐらい熱になったらそうですよね。
r_takaishi
そう、しかも汗はかかないわね。さんざんなめにあって、で、木曜日ぐらいからね、ようやく仕事を休み休みできるようになったかなっていうので、まあ今日だいぶ回復してきてという感じでございます。
juneboku
あ、いやいやいや、お大事、ちょっとね、今日の収録分はちょっとほどほどにしましょう。長く続けてったらね、こういう回もあるだろうから。
r_takaishi
そうそう。なので多分ね、今日声がちょっと変だと思います。喉がまだ治りきってなくって、ちょっとかすれてると思います。
juneboku
そうそう、聞いたらわかったんで。あんまり、なんだったら今日は僕9割ぐらい喋ってもいいかもしれないですね。はい、じゃあちょっとほどほどにいきましょうね。
r_takaishi
よろしくお願いします。
juneboku
はい。で、各優僕もですね、昨日東京の方に行きまして、一泊して帰ってきて、今着席してるみたいな感じでですね。
03:07
juneboku
しかもホテルにチェックインしたの26時過ぎだったんですよ。だから僕もね、まあまあ喉がね、ちょっといつもと違う感じがしてる。
r_takaishi
そんな2人が、ポッドキャスト収録でどっちもやめようって言わずにやってるところがね、全然気まぐれじゃないんだな。
juneboku
すげえきっちりしちゃっちゃってんだよね、そこはね。はい。そんな僕の近況はですね、最近、あご足枕という言葉を知りました。
r_takaishi
あご足枕。
juneboku
お、これtakaishiさんも知らなかった。
r_takaishi
これ知らないな、なんだろう。
juneboku
なんかミーティングしてるときに、あ、これって、この件ってあご足枕ってどうなってるんでしたっけっていう。
で、その場にいた僕も、なんだろうと思ってすぐ調べたし、僕以外の人も、え、なんすかみたいな感じになってて面白かったですけど。
これはビジネス、いわゆるビジネス用語なんですかね。
誰か、例えばイベントでキーノートスピーカーにオファーを出すとして、そのときの食事代、食費、交通費、宿泊費をどっちが持つかって。
食費、交通費、宿泊費、あご足枕っていうらしくて。
へえ、なるほどね。
そう、言われたらへえって思うけど、なんかよく見ると、なんか食費ってあごなんだみたいな。
なんか胃袋とかっていうのもあるじゃないですか、あごかって、あごで表現するの珍しいなと思ったり、あとあごと足って体の一部じゃないですか。
で枕なんだみたいな、なんかこれ、よくわかんない三並びだなと思って、面白かったですね、興奮しました。
r_takaishi
足はなんかわかりますよね、足代とか使うし。
枕もなんかイメージはつくけど。
juneboku
まあまあね、あご。
r_takaishi
あご?
juneboku
あご代っていうんだって。
r_takaishi
ゴロがいいんでしょうね。
juneboku
そうそう確かに、一ワードとしてあご足枕って、僕を調べたり、今も言ったりしてるうちに、なんか面白いなと思ってきてるけど、なんか三単語にバラしてみると面白いけど。
でもなんかそういうのも含めて、なんか日本のビジネス用語って感じがして。
面白いですね。
おもろって思いましたね。
なんかアライアンスとかね、他社の人とのやりとり多い人とかを結構使ったりしてるのかな。僕全然知らなかったですね。
r_takaishi
どうなんでしょうね。
juneboku
面白いですね、あご足枕。僕は初めて使いました。
だから、たかしさんも技術系のコミュニティのイベントとかやってるんで、ちょっと使ってみてください。
あご足枕どうします?っていきなり言ってみてください。
通じないんじゃないかな。
06:00
r_takaishi
通じなさそう。
juneboku
っていう話で、最近知ったビジネス用語の言葉でした。
続いて、お便りいただいたので紹介させてください。
はい。
気まぐれネーム、くまおぱぱさんよりいただいてます。
r_takaishi
ありがとうございます。
juneboku
なんかめちゃくちゃ久しぶりだなって感じがしたんですけど、
Discordサーバーでやりとしたら、お元気にしてるとのことだったんで、すごくほっとしました。
くまおぱぱさんですね、僕らのあれなんだ、僕が北海道の話したのは、エピソード222の北海道民ホイホイに見事に切り張りに引っかかってくれて、お便りをくれました。
はい、じゅんぼくさん、たかしさん、おはこんばんちは。
北海道の土地のお話、拝聴しました。
なんとじゅんぼくさん、とんちゅうに通われていたんですね。
とんちゅうってのはわっかないしれて東中学校のことですね。
これなんでとん?
わかんないですけど、東小学校はとんしょうって言うし、東中学校はとんちゅうって読むんですよ、わっかないでは。
r_takaishi
どこからとんが来たんですか?
juneboku
東。
東の東じゃない。
r_takaishi
東の東。
juneboku
なんかね、そうなの。僕も在学中から不思議だけど、もしかしたらもともと東小、東中って呼んでたのが、なんかこう、なまって定着した、それ系なんじゃないかって気がしますよね。
とんちゅうジャージっていう言い方をしますよ。
えー。
そしてくまおぱぱさんは、わっかない中学校の卒業生だそうで、はい。
で、くっちゃんわっかないくしろと同じ都市で、時代は違っても過ごした共有感を楽しみながら配置をしました。
ということでね、ありがとうございます。
はい。そしてたかしさんが、北海道をバイクで走りたいと、ね、かねてより言ってるので、それに対して、えーと、ルートの提案がありました。
なのでちょっとザザッと紹介しますね。
はい。
まず大洗から戸間古前へ、バイクとともにフェリーで渡る。
はい。
まあこれは結構そうなるんじゃないかなってことで、結構実際これになるかもしれない。
r_takaishi
まあルートはほぼ、ルートは3つしかないですよね、バイクで行く前の基本的に。
juneboku
うんうん。
そのうちの1つって感じですね。
そうですね。関東からだと結構これは有力ですよね。
はい。
そして戸間古前に着いたら東野古を回って、くっちゃんへ。
はい。
で、養鶏団の周りには、まあ峡谷町で、水のきれいなとこなんでおそば食べて、
あと、まっかり村で細川たかしさんの北の、北酒場が流れる銅像があると。
juneboku
うん。これはなんか僕も知ってるな、なんとなく。
その後、肝別町に行って中山峠を越えて、
あ、中山峠の売店の揚げ芋っていうね、有名なやつがある。
r_takaishi
あー、これちょっと気になるね。
juneboku
あーいいですよ。
はい。
あの、20代男性とかには結構おすすめ。
僕はもう最近食べなくなってきた。
好きだけどね、はい。
で、くっちゃん町で、まあ純木さんの聖地巡礼って書いてるけど、
09:03
juneboku
僕が生まれた病院とかになるけどね、そうなるとね。
別に何も厚生病院じゃなくて、別に面白いかって言われたらちょっとあれだけども、はい。
という感じでですね、まあ他にもその後、
いろんなね、釈迦丹藩と一周するとか、
こういうもの食べるといいよとか、いろいろね、あるんで、はい。
すごくいっぱい書いてくれたんで、たかしさんね、ぜひご検討くださいという感じです。
r_takaishi
いやー、これはいいですね。
どこで寿司を食うべきかみたいなね。
juneboku
たしかにね。
どこで食べてもいいんだけどね。
たしかに港、小樽、港町とかで食べるのもね、いいしね。
いやー、いいですね。
釈迦丹藩、そうなんだよ。
読めない地名がね、いっぱいあると。
なんとなく僕、さらさらと真っ赤梨村とか肝別町とか読みましたけど、
はい、こういうのも楽しんでもらえる要素かなと思います。
r_takaishi
ありがとうございます。いや、これは嬉しい。
juneboku
はい。
ドマボアさん、ありがとうございました。またお便りお待ちしております。
はい。
今日のお話です。先ほど、昨日は収録日から見て、昨日は東京に行ってきたという話をした通りなんですが、
企業の、4月入社のエンジニア向けの研修の講師の機会をいただきまして、
そこでちょっと喋ってきたんです。
なるほど。
さっき言うと、ソフトウェアエンジニアとコミュニティについて話してほしい。
達成目標としては、4月に入社してきたエンジニアたちが今研修受けているんだけれども、
ぜひコミュニティといい関わりを築いて、いいものをたくさん得てほしいというような願いが研修担当者にはあって、
なんでコミュニティにどう関わっていったらいいのかとか、
コミュニティとは何かみたいな話で、何かヒントになるような話をしてほしいというようなオーダーをいただいていたんですね。
直近40日間ぐらいずっとコミュニティのことを考えながら過ごして、
この1週間は眠りも浅くなるぐらいずっと考えていて、
実際難しいんですね。コミュニティとは何かから難しいじゃないですか。
そうですね。
高橋さんも僕もいろんな名前のついたソフトウェアの要素技術のコミュニティだったりとか、
あるいは僕と高橋さんの関係っていうのも、あるとき同じ会社に勤めていた人の、
言ってみたらそこのゆかりのある人たちコミュニティみたいな名前もない、
12:00
juneboku
なんとなくつながりを感じている人たちの中で、そこの2人でポッとやってるってことでもあるじゃないですか。
そうですね。
いろいろ考えて、考えたときに、コミュニティ参加するとこういう面白いことあるから、
おすすめだよって話はできるししてきたんですけど、
一方で、あなたにコミュニティをおすすめする理由だったらスラスラ喋れたんですけど、
ソフトエンジニアであるあなたにコミュニティをおすすめする理由っていうお題だと、
なんでソフトエンジニアってコミュニティって言うんだっけってところは結構難しかったんですよ、考えてみたけど。
なんで高橋さんを巻き込んで、ある種研修終わった翌日の研修後期みたいな回です、今日は。
まだ消化しきれなかった部分が自分の中に残ってるので、
今日ここでもちょっと喋って、高橋さんのこうしてるよとか聞いたら何か見つかるかもしれないんで、
研修資料を納品すると同時に、なんだったらこのエピソードも投げ込んでみようかなとか。
細く、昨日なんかうまく喋れなかったこととかをここで拾えたりしたらいいなーなんて思ったりもしてます。
なるほど。いいっすね。
というわけで、高橋さん、まず高橋さんがコミュニティに関わってますかって聞かれたときに、
こういうのに、あれが入り口でしたよとか、今はこういうのに関わってますよだと、どんなものがありますでしょうか。
r_takaishi
そうですね。まず今はいくつかコミュニティが関わってると思ってて、
一つはクラウドネイティブベースっていうインフラ寄りの技術者コミュニティがあるんですけど、
そこにカンファレンスの運営寄りの立場としても一つ関わってます。
juneboku
配信システムとか触ったりしましたよね。
r_takaishi
そうですね。それ以外だと何があるかというと、例えばどういうものがあるかな。
素朴に言うと、Ruby会議に参加する立場として、Ruby会議というかRubyコミュニティというか、
そういうところに関わっている関わりがあるというのは言えるはずですね。
juneboku
そうですよね。松本と三重でも収録しましたしね。
r_takaishi
他はどうでしょうね。例えば、カンファレンスにプロポーザルを出すみたいなのもある意味、
コミュニティへの関わりだし。
そうですよね。
分かりやすいのってその辺ですかね。
juneboku
そうですね。やっぱり地理で気まぐれのような話をしてる人もいますしね。
そうですよね。ありがとうございます。
そこで2007年に当時札幌で大学生やってて、Ruby札幌というコミュニティが入り口になって、
そこからずっと自分はRubyコミュニティの一員ではあるだろうなという感覚はずっとありますね。
15:04
juneboku
その時その時で、世間がっつり関わってるとか、世間あんまり関われてないなとかあるけど、
でも特に誰かにお前はもう波紋だみたいなの言われたこともないから、
別に悪いことをしない限りは、行けば声をかけてくださる人もいるし、
歓迎されてるのはずっと感じるんで。
Rubyコミュニティもあるし。
あるいは僕の場合は、串野高生の卒業生なんで、
高生現役生と卒業生がメインのコミュニティである高生カンファレスというコミュニティ。
一時期はがっつり運営やったり、コンテンツになったりもしてたので、
本当に参加してよかったなと思ってるし、そこで知り合った人と今もすごく仲良くお付き合いさせてもらったりもするし、
転職活動するときとかって、コミュニティ高校でこういうことやってました、やってますって言うと、
いいっすねって大体プラスの評価をもらえるなと思っていて、
だからすごく自分の人生をブーストしてくれてるなっていう感じはあるんですよ。
他の職業だとどうなのかっていうのはね、自分が他の職業のこと全然知らないからなんだけど、
どうなんだろうなって、ソフトエンジニアのほうがよく、少なくとも僕が見ている世界ではコミュニティのことをよく話してるけど、
でも別にコミュニティ関わらずも仕事することはできるじゃないですか。
r_takaishi
そういうカンファレンスとかね、全然出ないけど普通に仕事をしてるエンジニア、ソフトエンジニアってすごくたくさんいるはずですよね。
juneboku
そうそう、多分表に出てる人が姿として見えやすいから、みんなやってるみたいなイメージになりやすいけど、
でもみんなはやってないじゃないですか。
r_takaishi
そうですね、全員はやってない。
juneboku
でもコミュニティを大事にしてるソフトエンジニアが一定数、それも少なくない数いることは実際目撃してね、
人間の姿として見てるからわかるし、
ソフトエンジニアがコミュニティって言ってるのって他の職業ではどうなんですかね。
r_takaishi
どうなんだろうな。
juneboku
デザイナーさんもコミュニティすごいいっぱいあるのは感じてはいますね。
イベント、カンファレンス、でかいカンファレンスみたいなのもあるし。
r_takaishi
確かに。デザイナーもでも、デザイナーって結構幅が広いじゃないですか。
エンジニアもそうだけど。
juneboku
確かに。僕が見てるデザイナーの会話っていうのは。
r_takaishi
ウェブ系、ウェブ寄りのデザイナーだったらそういうコミュニティがあるとか活動があるって認知してますけど、
例えば工業デザイナーとかどうなんだろうなみたいなのはあまり想像つかないですよね。
juneboku
そうですよね。あんまり見えてないしね。見えてないだけなのかもしれないですね。
18:03
juneboku
今の話を受けて一回戻って、例えば僕らソフトエンジニアですけど、
自動車整備のエンジニアにコミュニティがあるのかって結構僕わかんないなと思ってて。
だから、なんなんですかね、我々がコミュニティって言ってて。
我々のご近所ポッドキャストでも結構コミュニティの話ってよくあるトピックだなと思ってるんで、
やっぱり我々が身を置いてる業界においてはコミュニティっていうものの扱いが大きいなと思うんですよね。
r_takaishi
名前をつけてワイワイやるカンファレンスイベントみたいなのがないかもしれないけど、
職業内での横のつながり的なコミュニティはどういう職業でもあるんだろうなというイメージはありますよね。
juneboku
そうですね。それをウェブ上で見せびらかしてるかどうかの違いはあるのかもしれないですよね。
ウェブの人たちはいかんせんウェブ上でやりとりして、面白かったみたいな話もウェブに書くから、
これがウェブ上ですごく発見しやすいっていう強いバイアスはありますよね。
よくブログを書くまでがカンファレンスですとかめちゃくちゃ言われるじゃないですか。
だからそれを見て、なんかコミュニティあるんだってますます参加者を呼び込んで大きくなってるところはあるのかな。
それは1個考えましたね。ウェブの人はウェブでウェブの話をするから見えやすいけど、
全然違うところだとウェブじゃないところとかですごい盛り上がってるコミュニティはきっとあるでしょうからね。
r_takaishi
あるでしょうね。
医師とかだったら学会的な感じでコミュニティもあるじゃないですか。
juneboku
そうですね。
アカデミックはアカデミックで、なんだったらね、すごく古い歴史がありますよね。
論文で知見を強化して学会とか研究会とかでお互いの知見を発表しあって相互に採用して高め合っていくみたいなのが歴史すごいあるから。
学者の世界はずっとそうですよね。
その影響はあるんでしょうね。きっとソフトウェアエンジニアリングというかコンピューターサイエンスも学会と密接に関わりがあるから。
その流れを組んで、コンピューターサイエンスの学会とかも当然あるわけだし、カンファリンスみたいなのもあるから。
その流れもあるんでしょうね。
あとは、これはすごく固有の性質かなと思ったのが、
自分たち、例えばさっきも例に出た、ルビーコミュニティを例にとると、ルビーコミュニティの中心都市がルビーじゃないですか。
r_takaishi
間違いなくルビーですね。
juneboku
そうですよね。だからルビーがなくなったら、なんかチリジリになっちゃっても全然おかしくないと思うんですよね。
21:01
juneboku
で、ルビー自体がコミュニティによって作られてるっていうのは多分めちゃくちゃでかい要因ですよね。
r_takaishi
なるほどね。確かに。
juneboku
そうなんですよ。例えば、さっきデザイナーさんのイベントとかっていう話しましたけど、デザインツールのフィグマのカンファリンスとかあるじゃないですか。
でもフィグマは企業が作ってるから、そこは性質の違いありそうですよね。
企業の中の雇われてるコミュニティマネージャーみたいな人がいて、その製品をたくさん使ってもらうためにやるカンファリンスと、
コミュニティで作ってて、最近こんな感じで作ってる意見あったらフィードバック頂戴っていうのは、同じところもあるけど、そもそもそこが中心にあるのはもうコミュニティであるっていうのは結構違う。
だから、そもそも自分たちのビジネスの基盤になっている色んなものがコミュニティで作られてるんだから、そのコミュニティのことをちゃんと知っておこうねっていうのは、それはそうかもしれない。
昨日もちょっと話したんですけど、ソフトウェア開発やってると、コンピューターの原理を知っておきましょうみたいな話ってずっとあるじゃないですか。
r_takaishi
ありますね。
juneboku
コンピューターサイエンスのことを分かってた方がいいソフトウェア開発できるんじゃろうっていうのはあって、それはそうだと思うんですよ。
知らないよりは、裏側というか、それが動く原理を知っておくことで、よりパフォーマンスがいいとか、より良いプログラムを書けるっていうのはあるので、それと似た感じで、
これコミュニティで作られてるんだから、コミュニティの人たちがどんなモチベーションで、どんな問題意識を持って、どんなノリで作ってるのか知っといた方が、よりそのソフトウェアとよく関われるっていうのも似たような構造で言えることはできそうだなって思いましたね。
ただ、自分たちのビジネスのココアになるものがコミュニティで作られてるっていうのは、すごく、そこは特殊性があるかもしれない。
確かにそうですよね。
そうですよね。だからクラウドネットで。
r_takaishi
最初は個人が作り始めたとしても、今は膨大な人数の人たちによって開発されてるわけで、コミュニティで作られてるって言っても間違いはないですからね。
juneboku
そうなんだよね。そこは確かに特殊で、コミュニティ抜きで業界が成り立たないみたいな面はあると思うんで。
だからコミュニティが死んじゃうとウェブ業界全体的に死んじゃうみたいなのがあるし、それで結構トラブルになるわけじゃないですか、コミュニティの開発者が嫌な思いして消しちゃったとかもあるから。
24:05
juneboku
だから大事なんでしょうね。コミュニティを大事にしないと、なんていうかな、なんていうかな、サントリーが水を大事にするとかそういうことかもしれない。
森の保全とかやるのは、それが自分たちのビジネスにとってもうコアだから、それは自然とやるよねみたいな、そういうことなのかもしれないな、今話してると。
r_takaishi
なるほどね、確かに。コミュニティで作られているものを使っていて、そのものに対して何か意見を言うときに、裏でコミュニティによって作られていて、その裏には一人一人人間がいるっていうのをちゃんと理解してないと、あまり良くないコミュニケーションに発展する可能性もある。
インターネット上ではそういうコミュニケーションっていうのはよく発生しているっていうことなので、コミュニティを知るとかっていうのは大事ですよね。
juneboku
そうそう、それは思った。だからそうだよな、企業の名前も所属とか明らかにして、例えばそこのCTOですみたいなことをプロフィールに書いてある人がコミュニティに対して敬意を書いて発言とかすると、結構批判の的になってするじゃないですか。
それはやっぱりそうなのかもしれないな。だから飲食店が農家さんとの関係を大事にするとか、そういうことかもしれないですね。
確かにね。
いい食材ないといい美味しい料理作れないよねっていう、だからいいプログラミング言語とか、いいOSとか、いいミドルウェアとかないとアプリケーション動かないよねみたいな話はあるな、多いね。
r_takaishi
なんかね、無から生まれてそこにあるわけじゃなくて、我々と同じような人間がことこと作ってるんだよっていうのを知りやすいっていうのはありますよね。
特にRuby会議はRubyの開発者がいっぱい来るから、じゃあプログラミング言語って誰が作ってるんだろうっていうのを知りやすい、知ることができるいい機会っていうのはありますね。
juneboku
そうそう、それはめっちゃもう生産者の顔が見えるからね。
r_takaishi
私たちが作っていますってね。
juneboku
そうそうそう、壇上にみんな上げられてね。
で、その上で次のバージョンではこれ入りますとかって話を聞いて、その上でリリースされたのを見ると、あ、あの時言ってたやつ出たんだみたいな感じになるから、
それはあるんだな。だからコミュニティで作られてるものを大地の恵みみたいなことをいただいてるから、そしたら大地のことを大事にしなきゃいけないよねっていう。
あ、なんかこの説明は割といい気がするな。
r_takaishi
知らないとね、年に1回リリースされて、機能が追加されて、来てくるだけ、降ってくるだけみたいな。
27:03
juneboku
点からの恵み。
確かにね、なんで急にこんな機能入ったんだろうとかなるかもしれないですね、もしかしたらね。
やっぱりね、その中の人、見たことがあるだけでも全然違う可能性があると思うんですね。
それはですね、中の人ちょっと一緒に写真撮ったことあるとかだけで、なんか心ない言葉とか言わずに済むから。
あと疑問に思うんだったら、普通に話しかけて、なんでこここうなってるんですかって聞けばいいから。
なんかここ意味わかんなくてクソとか言わなくても全然いいから。
そういう意味でも、良き隣人、ある時にはそのコミュニティの良き住民というか。
そうしてやっていくのは、多分中長期で見てもいいことだよな。
まあそうですよね。悪いことはなさそうな気がしますね。
だからやっぱりそういう意味では、コンピューターサイエンスを抑えておくに越したことはないと一緒で、コミュニティで何が起きてるかを興味を持って知って関わっておくに越したことはないっていうのは一緒だな。
それがなきゃ別に、MATSのこと知らなきゃRuby使えないわけではもちろんないんだけど、
知ってる方が楽しいなって思うな、僕は。
r_takaishi
それは僕も思いますね。やっぱり単にツールとしてRubyを使うっていうのは別にそれはそれでありですけど、
MATSがどういうことを言って、どういうことを考えて開発してるのかっていうのを知ると、よりRubyを使うのが楽しくなるだろうし。
juneboku
楽しくなるね、そうですよね。
これも本当にあれですね。飲食店行って、大将が、これはドコドコさんっていう農家で採れたやつで、本当にこれね、うまいんですよみたいなの聞きながら食べる飯うまいから。
僕は結構そういうの好きだから。
素朴にそういう感じかもな。
なんか面白いですね。
r_takaishi
ちょっと一時産業的な雰囲気がある。
juneboku
なんかさっきから第一の恵みとか言ってるし、なんか不思議ですね。めちゃくちゃ工事のさ、サービス業とかだから第三次産業かな、ソフトウェアは。
でもなんか今日話したことってすごく第一次産業的な話ですね。
確かに。
なんでそうなるんだろう。やっぱり人が見えるからかな。
それはあるよね。
昨日もちょっと話したんだけど、なんか作家制みたいな話って、やっぱりRubyの作者って言ったら、コミュニティの人たくさんいるのは知ってるけど、でも、MATSっていう名前上がるじゃないですか。
r_takaishi
そうですね。
juneboku
で、レイルズ作ったのDHHっていうのも名前上がるじゃないですか。
でもなんか工業製品みたいになると、じゃあこのトヨタのプリウス作ったの誰ですかっていうと、なんていうかトヨタの車かなみたいな。
30:03
juneboku
どうなんだろう。
車好きな人ならデザイナーとかね、設計者の人とかいるかもしれないけど。
でもなんかもっと大きな、なんていうのかな。
漫画作品だともう漫画家っていうのがもう一個出るじゃないですか、パンって名前が。
でもアニメになると制作委員会に見えるじゃないですか。
その違いみたいな感じが。
だからソフトウェアは結構漫画家の作品に近いなと思う。
関わってる人はアシスタントとかいっぱいいても、作者は誰ですかって言ったら、やっぱり一人の名前がパッと出ることが多いから。
結構ソフトウェアもそういう性質結構ある気がしますね。
r_takaishi
なるほど。
juneboku
でかいソフトウェアだとしても。
そうですね、リラックスとかGitとかもLinusが作った。
Linusとかそうだよね。
だから特に企業で作ってても、リポジトリとか公開されてたら一人一人のコミットログ見れたりするじゃないですか。
個人へのリスペクトも感じるから、そういう要素もあるのかもしれないですね。
昨日の会に間に合わなかった話を今これをもって補足にしようとしてるという時間ですね。
r_takaishi
そうか、コミュニティは大事事産業だった。
juneboku
本当か。
ちょっとこれ聞いてる人も、いやこうじゃねえかみたいな、ここが特徴なんじゃねえかとかあったらぜひ教えてほしいです。
僕も引き続き考えていきたいテーマなのでよろしくお願いします。
こんなところにしましょうか。
ご意見ご感想質問話してほしいテーマは、
ハッシュタグキマグレエフエム我々のDiscordサーバーお便りフォームどこからでも大歓迎お待ちしております。
概要欄に載せてある弁当のURLから一通りアクセスできます。
あと最近リスンにメッセージ機能というのが実装されたんで、
キマグレエフエムのリスンのページからメッセージ送るってやってもらったら、
メールで通知が届くんで、それも送ってもらったらちゃんと気づけると思うので、
リスンでメッセージ送ってもらっても我々に届きますよ。
ぜひよかったら触ってみてください。
というわけでエピソード224はちょっと喉の調子が万全ではないお相手として、
はい、じゅんぼくと、
r_takaishi
たかいしでした。
juneboku
はい、どうもありがとうございました。また次のエピソードでお会いしましょう。
さよなら。
r_takaishi
さよなら。
32:45

このエピソードに言及しているエピソード

コメント

働き者ラジオのくだりww そして、takaishiさん、イケボが。。お大事になさってくださいませ。 さて感想ですが、 ・昔から委員会や協会、組合などがあり一人で黙々と仕事をするだけではなくみんなと協力してやっていこうという精神は人は元来持っていると思います。 ・ただ昔ながらのアナログなやり方だと密になりすぎて不満を抱える人も多く、ソフトウェア的にゆるくつながっていく、ということが求められた。ITの力の偉大さと技術に明るい人達はゆるくつながりやすい素地があるように思います。 ・IT業界から製造業に転職しましたが、IT業界の人はソースをネットに公開したり、ゆるく情報共有したりとシェアする文化が根づいていると思いますが、製造業は「それはノウハウだから」といってあまり情報共有しない、でも同業他社の話を聴いて自分たちも同じようなやり方でこっそりやってみる、というスタンスが多いと思われます。

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