ゆいなわさんの聞く人ラジオ 皆さんこんにちは、ゆいなわさんの聞く人ラジオのお時間です。
前回に引き続き、空間デザイナー・日神山晃一さんにお話を伺います。 今回は、50歳という節目を迎えた日神山さんが、これからどう生きていきたいか、その思いについてお話を聞いていきます。
この先って何かって考えてらっしゃるんですか?
そこが結構、僕、同い年なので、今年50に早終わりなので1月になったところなんですけれど、結構割とそこを今よく考えていて、
これはあんまり良いところだとは思ってないんですけど、すごく何かを大きくしていきたいっていうことにあんまりモチベーションがないというか、
例えば会社を大きくしていくとか、死ぬほど収入を大きくしていくみたいなのに、そこまで個室が正直なくて、
なのでそれも素晴らしいことだと思うんですよ。会社を企業を大きくしていったりすることって大事だと思うんですけど、
そこにあんまり自分の興味が湧かないので、ある程度今いろんなお話が入るようになったりとか、面白いお仕事をさせていただけるようになったときに、
じゃあ秦と自分がこれから50って、言うてもあと50年ピンピンして生きられないじゃないですか、となってたときにやっぱり、
何をしていくのが自分にとって一番いいのかなっていうふうにすごく思ったっていうのが、この何ヶ月か結構実は考えていたことなので、
すごくきちっと何かパキッと結論が出てるっていうわけじゃないんですけど、
自分が何をしていると一番楽しいのかなっていう、なんか原点に戻るというか、
なんかこの10年間っていうのは、そういうふうに自分のやりたいことをやれるフィールドを作らなきゃっていう思いがすごくあったし、
こういうふうに見られたいなみたいなものっていうのはすごくあって、やはり求めた、欲しがったんですよね。
言い方があれかもしれないけど、例えば影響力とか、あと知ってもらうという意味でも、そういうものがあった方がいろんな面白いことができるし、
それは実際本当に自分が欲しがったし、ある程度そういうようなものは今実現したところもあるなと思っている中で、
なんかふと何をしたいのかなっていうときに、やっぱ結局原点なのかなみたいなところをやっぱり思って、
僕、世に問いを立てていきたいというか、僕がこれはすごい面白いと思うんだけど、みんなも面白いと思いませんか?っていうことをちっちゃくいっぱいやりたいんですよね。
逆にそれができていればまあまあ満足するというか。なので、ある意味原点に帰って、そういうことをちょっとずつやっていくのをいっぱいやりたいなと思って。
大きいことではなくて、ちっちゃいことでやっていきたいなと思って。
空間デザインができるというのは一つの僕のカードであるんですけれど、別にそれがなくても、
日常の中で誰かに影響を与えられる接点を作りたいなぁみたいな感覚があるんですよね。
普通に生きてるんだけど、あれ何これみたいなものを出会ったりとか、その出会いが特別な場所に特別に行くということではなくて、
日常の中に面白いことが起きていくとか、こういうものが世の中にあるなみたいなものに出会うタイミングがあるみたいなものを結構作っていきたいなと思ってるんですよね。
それはやっぱり僕、いろんな人の才能の可視化とか、見えていくことに興味があるんですよ。
なので、実は世の中にはめっちゃ面白い人がいるし、その辺にいるのに、都市に生きてると見えないんですよ。
この人の面白さってわからないんですよ。この背の後ろに人の面白さってわからないんですよ。
でも、僕、例えば、シーナといっぺんの一家がシアキッチンなんですけど、シアキッチンをやってると、本当にお菓子の作りの上手な方がたくさん来てくださるんですよね。
宿は宿で、本当にシーナといっぺんっていう宿は、東京ローカルを楽しむ面白い人がいっぱい来てくださるので、面白い人がいっぱい集まる場所なんですよ。
だけどそれは、僕は分かってるけど、まあ当然お菓子のファンはいるんですけど、だけど宿なんて特に見えてこなくて。
だってわざわざ来てくれて、泊まってくれて滞在してるのに、それがほぼ見えないなみたいなものが、なんかもったいないなって思ったりしてる分はあったりするんですよね。
なので、空間をコントロールできるということは一つ武器にしながら、そういう面白いことへのチャレンジを少しずつしてみたいなと、今思ってるのはこのタイミングですね。
この間、先週かな、たまたまサチコさんがお休みだったから、宿が空いてたので、ゲリラ合宿企画をやったんですよ。
ゲリラ合宿企画?
フェイスブックで、この日に合宿をしますということだけあげて。
ちょっと見ました?
あれは別に日だけ決まってて、誰が集まるとかどういう合宿するとか、一切決まってないのに合宿をするということだけ決めて募集したんですよ。
そしたら、でも結構面白い方があったり、めっちゃ面白いじゃんって言って、乗ってくれて、すぐ埋まったんですよ。
ああ、すごいですね。
土平日に知らない大人が知らない同士で溜まって合宿するっていう。
でも、それを面白いと思ってくる人がこんなにいるんだなとか、これもある意味僕の実験で、そういうものが全然反応がないのか、こういう人から反応があるんだなとか、結構ハードル高いじゃないですか。
そうですね。止まるっていうのが一個あるから。
誰が来るかも分からないし。
意外なことに、例えば止まるというだけで、少し女性にはもしかしたらハードル高いのかと思ったんですけど、めちゃくちゃ女性が多かったんですよ。
へー、そうなんですね。
行きたいっていう。
すごく反響があったんですけど、割とシンプルに先着順にしちゃったんですけど、それでも本当に面白い方が来てくれて、あと俺もめっちゃ行きたかったっていう人も多かったりして、なるほどねーみたいな。
そうか、そうか。
なんかそれで起こったのは、意外とこの年になってくると、なかなか予定不調が起きない。
あー、おっしゃる通りだと思います。それは。
まあね、やられてることがそんなにないから。
僕はちょっとあれですけど。
多分違うかなと思うんですけど、普通に生きてると、なかなかそんなに失敗も、50くらいになってくるとそんなに失敗しないじゃないですか。
しないです。だいたいもう分かってくるというか。
だいたい分かってくるし、うまくこなせるし。
そうなんです、そうなんです。
っていうようなのって、なんかやっぱりあるじゃないですか、どうしても。
あります、あります。
なので、こう、何これみたいなことで起きないんですよね。ドキドキしない。
しないですね。
いいなっていうか、っていうのも結構あるかなと思ってて。
宿って、僕の尊敬する経営者の方が言ってた、ポジティブな予定不調が起きる場所だって言ってたのが、本当その通りだなと思ってて。
僕、起こしたいんだっていうのを言ってたのは、本当にそういうようなものが起きる可能性があるなっていう風に宿って思ってるので。
例えばそういうような、これが起きなければこういう風にこの人のことを知ることなかったかも。
みたいなことを起こしたいなっていう。
すごくちっちゃなことだけど。
その合宿で僕、一つだけお願いしたかったのが、どういう親から生まれて、どういう幼少期を育って、どういうトラウマとどういう挫折とどういう成功をしてきて、今があってこれからどこに行きたいかを喋ってくださいって。
他の制約は全くないんですけど、それだけお願いしますって言って。
お題として用意して。
結構時間がかかっちゃうんですけど、喋るのはそんなに特にじゃないから。
だいたい10分とか15分とかで喋ってって言うんですけど、それが長くなってもそれはそれでよしで。
ただそれを聞くと、人ってやっぱもう、その人のことを無視できないんですよね。
無視できなくなるんですよ。
その人に何かあったら応援したくなるし。
そうかそうか。
本当に結構セキュララに。
それもすごく仲良い人じゃないからこそ、いい感じの距離の人だからこそ言えるみたいな。
例えば親との学質みたいなこととかも含めて。
当然その場所でしかみんなもうちゃんとした大人なんで言わないんですけど。
それによってその人のことはすごくよくわかるんですよ。
すごくよくわかると、その人のことを。
結局その人の後の拠点にまたその後行ったりとか勝手に交流が生まれて。
でもその人がピンチに陥ったら多分何か助けたいと思うと思うんですよね。
それがただのご近所付けじゃなくて、そういうような思える関係みたいなものが
たまたま集まった人間の中にどう生まれるのかみたいなことを見てみたかったっていうか。
それが結局僕自身の蓄積にもなってくる。
そうか。
っていうようなことをやっていきたいなとか思ったりとか。
それがすごく大きく集めて何かをやっていくということではなくて。
ちっちゃく試していくことによっていろんな人間関係とかを作って。
それが日常の中にあるって。
ヤドがそういう日常の中にあるって。
面白いことだなと思って。
大きなイベントではなくて。
シリーズを知るでも全然いいんだけれど。
ちゃんと意味のあるちっちゃいインパクトを残したいみたいなのがすごくあるんですよ。
へー。
その辺の欲望を叶えたいなっていうのが今ありますね。
そっか。
ヤドで言うと。
実は僕ヤドの中で一番贅沢な時間が朝の8時半から10時までの朝の時間だと思ってるんですけど。
なぜかというとシナといっぺんって朝でフリーコーヒーの時間が8時半から10時なんですよ。
日本に来るお客さんって結構夜遅くまで遊びに行ったりとかしてるので。
意外と夜は居なかったりすることも多いです。
もちろんシナ町でゆっくりご飯食べる人もいるんですけど。
結構鎌倉行ってきますとかって人もいたりするので。
なので夜は意外とバラバラしちゃうんですけど。
朝は割とその時間ってみんな出てきてコーヒー飲みながら。
今日どうしようかねみたいな。
今日あそこ行くのどうやって行ったらいいかみたいなことを話をするタイミングあるんですよ。
そのタイミングって一番贅沢で豊かだなと思っていて。
ちょっとそこを開放してみようかなと思って。
それはマクロコーヒーっていうコーヒータイムなんですけど。
どうしても生きてると目の前のことに一生懸命になってちゃうから。
その時間だけはどこかの誰かのこと、どこかの国のことや
どこかの誰かのことに思いを馳せてみる時間を過ごしませんかっていう。
もし宿泊客がいない日もあるんですけど
来ればその人の国のことを考えてみようっていう。
うち本当にバラバラなので
どこだそこの国、島みたいなところからも来たりしますし
アジアも多いしヨーロッパも多いので
たまたまその日に来てる人たちの国のこととか
その人の地元のこととかみたいなことをちゃんと考える。
そういうすごく視野を広くいい時間みたいな
コーヒータイムを外に開いてみようかなって。
面白い。
その時間だけは自分の目の前のことは考えず
思いを飛ばしてみましょうよって。
それがせっかく外から来てくれてる宿の
朝の素敵な過ごし方なのかなと思って。
例えばそれも決して大きいことはないじゃないですか。
やることって。
だけど実際泊まってくれる方のお話とか聞いてると
例えば日本と今ちょっとあんまり状況が良くないよねって
国の人も来たりするんですよ。
でも実際に来てくれてる方ってめちゃくちゃ良い人が多くて。
そういうその人のことやその国のことを知ると
恐らく争いっていうことも減ってったりするのかなとか
そういう設定になるって結構大事なのかなって。
知らないって一番争いが起きやすいというか。
さっきのどういう風な育ち方をしてきたみたいなこともそうなんですけど
全部根本があるなと思ってて。
そういう根本があるからこういう風な表現になったり
こういう風な言い方が出てくるんだろうなっていうところを知らないと
やっぱりえ?ってなるけれども
なるほどねこういう考えがベースになって
こういう経験をしてるからこういうことを言うっていうことが大切なんだな
みたいな意外をできるようになっていくかなと思ったりするんですよ。
そういう解像度を高めるみたいなことを
どういう風に丁寧に執着できるのかなみたいなことを
試していってみたいんですよ。
そうかそうか。
さっきのも両方ともルーツみたいなところ
その方々の、あと偶発性というか偶然みたいなものを
入れ込んでって何かが起きるみたいな。
僕、繋ぐっていうのはあんま好きじゃなくて
結果的に繋がればいい。
繋がる安い状況を作ることができるんだけど
ここで繋がってくださいって言われて繋がらないじゃないですか人って。
そういう環境にはなると思って。
自然反省的に後はやるなら繋がるなら繋がってみたいな。
そういう繋がる条件ってあるんですよ。
それぞれお互いにとって弱いこと
フラットに弱いことみたいな状態が一番繋がりやすいんです。
フラットであり弱いということが大事。
どっちもが弱いってことが大事なんですよ。
だからヤドウはそういう状況が作られるんですよね。
ある意味全部自分の本当は言いたくないのことを
言ってしまっているっていう状況の一番弱い状況でフラットに落ちるから
絶対仲良くなるんですよ。
これはどのレベルでもフラットじゃないんです。
弱くフラットじゃない。
面白いそれ。
そうするとその段階で自分が言い方あれですけど
ある意味心のパンツを脱いでいるので
っていう状況が作られているので
その中でのその人に対しての感情が違うんですよね。
やっぱり理解をしようとするし
相手のことを理解してあげようとするんですよ。
そうすると問題解決になっていったりもする。
結果繋がってどういう繋がりになるかって話なので
その後の話はあんまり僕には興味がなくてね。
ただそういうシチュエーションを作ったら
どういうものが動き始めるんだろう
っていうものに興味がある。
それが接点だと思っていて
僕にしかできない接点があるのかもしれないなっていうところを
やっていきたいなっていうのが
ちょっと遠回しになっちゃったんですけど
自分のやってみたいことで
それが大きなことではない分小っちゃいんだけれども
でもそれを続けるとまた何か
自分がワクワクして動くことがあるのかなって気がしてて
そういうようなものに繋げていきたいなと思って
いうのが今の割と50になった感覚ですね。
面白いですね。
やっぱり今までヒカミヤマさんがやってきて
作ってきて積み重ねてきたものがまずあって
そこに対して今ちょっとこういうことやったら面白いかもしれないなとか
そういうものをちょっとずつ入れていって
かつそこでまた何かが起きたことに対して
またじゃあ今度こういう仕掛けがあるかもしれないみたいな。
それがやっぱり
それやってる時が大変なんだけど面白いなって感じですよね。
ワクワクする感じですね。
大きく何かを成すことよりも
これ面白くないですかという問いを