前回に引き続き、空間デザイナー・日神山晃一さんにお話を伺います。
今回は、日神山さんの「好きなこと」について、お話を聞いていきます。
株式会社シーナタウン:https://sheenatown.com/
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00:03
ゆいなわさんの聞く人ラジオ
皆さんこんにちは、ゆいなわさんの聞く人ラジオのお時間です。
前回に引き続き、空間デザイナー・日神山晃一さんにお話を伺います。
今回は、日神山さんの好きなことについてお話を聞いていきます。
聞く人は、お仕事と好きなことを聞くんです。
今のお話でも、好きなことのお話が結構出ている感じはするんですけど、
あえて、じゃあ好きなこと、日神山さん何ですか?って問いだったら、何て答えます?
好きなこと、なんだろうな。
僕、一番最初に、仕事と好きなことを聞いてますって聞かれた時に、
めっちゃ困ったなと思って。
好きなこと。
喋ってるうちに、答えを探そうと思ったんです。
僕、本当にこれを好きですっていうのがない人で、
例えば、食べ物が何が好きとか、
趣味がこれとかがないんですよ。
本当になくて。
それに順位があるの?みたいな感覚もあるし、
なかなか言語化が難しいですね。
好きなこと。
今まで言ってきた話の中になっちゃうと、
やっぱり、誰かの背中を押したいんだろうなというか、
自分じゃなくて、誰かを世に見せたいっていうことをしたいんですよね。
それが好きなんだと思うんですよね。
でも、そのためには、僕もある程度発言力とかがないと、
この人を届けられないっていう。
誰かの才能を届けたいんですよ、とにかく。
届けたい人なんですよね。
それが不満にも近い感覚というか、
行き通りにも近いというか、
なんでこんな面白い人が世に見えてないんだろうっていう感覚に近いんですって。
なので、好きなことで言うと、
そこなんだろうなって今思ってるんですよね。
そうなのかなって。本当にそうなのかなって。
それをずっとやってきてる感じなんですよね。
多分、好きがないとずっとやらないじゃないですか。
03:02
大変なんで。
お店を作るにしても何にしても。
可視化することですかね。
ああ、そうか。
それは一つ、逼近してやられてることと近いというか、
それをやってるみたいな。
ずっとそれをやってますね。
お店のデザインなんてまさにそれで、
その人に会いたいことをその業態として表現するのがお店なので。
そこがずれると結局うまくいかないじゃないですか。
かつ世に届かないとうまくいかないじゃないですか。
そこはずっとやってきてくる。
それの一番いい答えを出すのが自分がやりたいことではあるというか。
それが空間だったらもっと幅広くなったんですよね。
ああ、そういうことか。
今は。
そういうことか。
やっぱりみんな承認欲求があるじゃないですか。
人の承認欲求を満たしてあげたいというか。
ああ、そういうことか。
そうですね。
何にも認めなくていいという人だったら、
僕もあんまり興味がないし。
そういうことに重きを置いていないような
住宅とかの空間などにもそういうほど興味がないんですよ。
その人の人生はもちろん良くなればいいし、
そういう仕事があるのもいいんですけど、
僕が作るのに興味がないというだけなので。
そこは結構ありますね。
好きなことを可視化。
可視化。
才能の可視化。
そうですね。
そんな答えでいいのかな。
いいですよ、それは。
もしかしたらちょっと時間が経ったら
違う言葉が出るかもしれないですけど、
今はそういうふうに感じている、考えている。
でも逆に好きなことってめちゃくちゃ
どう答えたらいいんだろうってなっちゃったな。
これ多分ずっとなると思います。
そうか。
いっぱいあるんですけど、
それが答えてないような気がしちゃう
っていう感じなんですよね。
ダイレクトにこれっていうのじゃないっていうことですね。
例えばそれが、もちろんスポーツ観戦は好きですけど、
スポーツ観戦かって言われると、
好きだけどっていうことの塊だった場合に、
これが好きって、
逆に他の人ってどうやって答えてるんですか、
好きなことって。
本当人それぞれで答えづらいって方も中にいらっしゃるし、
あとパンと答える方もいらっしゃる。
普通にこれが好きですみたいな。
例えばじゃあ高校野球好きですみたいな。
高校野球の魅力をとうとうと語ることができる人がいるわけですよ。
それは多分好きだから知ってるし。
僕、偏愛に欠けてるというか、
偏愛があるんだと思うんですけど、
特筆すべき偏愛がないんですよ。
僕すごく器用で何でもできるんですよ。
例えばこれとか僕が作った陶芸作品なんですけど、
むちゃくちゃさらっとすぐいいものができちゃうんですよ。
陶芸とかでも。
06:00
本来で言うともっともっと苦労したやつになっちゃうんですよ。
そういうの作っちゃうんですか。
本当はその先に陶芸の面白さがあると思うんですけど、
さっさと僕がいいなと思うところまでは行って、
そこの先には行かないんですよ。
もう飽きちゃうんです。
でも絶対その本質的な楽しみは僕は分かってないけど、
そこまで行かないっていう自分の良くない部分を持ってるんですよ。
それを自覚してるってことですね。
得意だし器用だし、いろんなことがある程度できちゃうので、
そこまではポンってすごく大体距離で行けちゃう。
そっかそっか。
だからこそ本来は一番難しかったりなかなかうまくいかなかったりするっていう時間とかプロセスとかに
結局価値があるのに、
その先の良さを僕には多分開けないと思ってる
なんか劣等感みたいなものは実はちょっとあって、
だからこそある意味バランスがいいものなのかもしれないですけど、
バランスが悪いが故にこの才能が見えてこないみたいなこととかが
さっきの行き通りに繋がってる。
あーそういうことか。
なんでやねんみたいな。
この才能はもっと世に見えるべきだろうみたいな感覚にちょっと近いんですよね。
そういうことが僕がどんだけ力になれるかわかんないけど、
僕が考えた場所や活動やの中で
なんか見えてきたり、もしくは見える位置になる人と出会ったり
みたいなことが生まれてきたら、僕はすごく嬉しい。
それに対してすごく嬉しいと思う。
だから僕にできないものを持ってる人たちがどんどん世に出ていくことになるからっていう感覚なんですよね。
僕に持ってないから、もっと見せたいみたいな感じが強くて。
あー今少しよりわかりやすくなった感じがしますね、今のお話で。
なので薄いんですよね。
薄い?
僕自身が。
すごく懸愛で、さっき言った高校野球が好きですけど、
そういう人ってすごい時間もかけていくじゃないですか。
例えば地方予選見に行ったりとか、
そんなところまで行って、そんな時間かけて、そんな好きなのを見た人はないんですよ。
だから賭けられる人にすごいなと思うんですね。
その、やっぱり偏愛ってパワーだと思うんですよね。
だってもう、お金もらってなくても好きでもやっちゃうってことでしょ。
そうです、やっちゃいますね。
っていうようなことが好きなことだと僕は思うんですよね。
あーそうか。
僕はそこに欠けてるからこそ、なんかそういう人たちが、
もっと見えたらいいのにって思うところはありますね。
その話を聞いてると、僕も結構ないんですよ。
好きなことっていう、もちろんなんかこのアーティスト好きだとか、この食べ物好きだとかあるんですけど、
それがっていうわけでもな。
特筆するのって難しいよね。
難しい。
音楽好きよって思うんですよ、歌舞伎も好きよって思うけど、
09:00
あなたほどじゃないぞってなっちゃうんですよ。
そう。
だからすごい困るなって思っちゃうのは、同じ感覚かもしれないですね。
そうかもしれない。だから押し勝つみたいなことっていうのは、もちろんされてる方いてすごく熱を入れてっていうのは、
ちょっとないので、ちょっといいなみたいなぐらいにそこに入っていくっていうのはありますね。
そうなんですよね。
僕はだからそれがある意味でお店を設計っていう定食でと、
いわゆるシーダータウンっていう活動の中で、自分の中で消化できていってるというか。
でもお話聞いてそんな感じしますね。
それをある意味この10年間で気づけたみたいなところちょっとあるんです。
それの手前はそんなことでもない。
途中で、人の熱量を食らって生きる妖怪みたいな人ですねって言われたことがあって、
それがすごく腑に落ちたんですよ。
それまでは自分の中のパワーと外から見えるパワーにちょっとギャップを感じていたというか。
そこまですごいアグレッシブでもないし、パワーでもあるわけではない。
ただこういうことにおいてはパワーが出てるみたいなところを見られるとすごくあるように見えるじゃないですか。
っていうところのギャップって何なんだろうなとは、多分前半5,6年とかは結構思ってましたね。
ありがたいことにある程度上手くいくとよりそういうふうに見えてくるんですけれど。
実際はやっぱり、あ、なるほどねと。
これをどうやって見せてやろうかって思ってるパワーっていうのは、
この人のパワーを借りて僕がパワーが上がるように見えてるっていうことだから。
っていう偏愛なんだなみたいなところに気づいたのは割とこの数年で。
そのことを言っていただいて、ちょっと積み落ちてるみたいな。
そっかそっか。
僕の熱量ではないのか。
そっかそっか。
僕の熱量だと思ってみんなが見てるのは、僕を通した出展者とか、こういう才能とか変態だとかみたいな奴らのことかみたいなことは、
なんかね、すごい、はぁーって。
あー面白い、それは。
それがある時突然その言葉が来て、
なるほどねとか。
そういうふうにやっぱり外からの人、見てくれる人が痛いとかするような状況になったんだと思うんですね。
僕自身も。
そうですね。
だからある意味僕をどういうふうに肯定してくれる、肯定してくれてる言葉だと思うんですね。
認めてくれてるというか。
そういうところに、そういう人が周りにいてくれてありがたいなみたいなところは、なんか思いますね。
あー面白い、それもすごいですね。
そこから自覚して、自分はこうだなって思ってからやっぱりそれをなんか自分のタグというか、
そうですね。
そういうところにして続けていくみたいな。
そうですね、はい。それで、やっぱ結局そこは僕が面白いと思ってる人だから推せるんですよね。
そうですね。
そういう意味だとそういう推し活ができてるわけなんですよね。
あーそうかそうか。
12:00
はい、そうか。
このアーティストとかをなんかもっと紹介したいなって思いますし。
みんなにもある僕の熱量が多分そこに結構強い。
そうかそうか。
なっていうのがあって。
へー。
その辺がこう西洋にいっぱいいるのに見えないなっていうところにも行き通ってるんですよね。
うんうん。
こう、その行き通りを何とかしたいみたいなところがあって、やっちゃってるみたいなところがちょっとあるというか。
はいはいはい。
面白いものが妙に見えないのが気に入らないんですよね。
はいはいはい。
僕が面白いと思うことが見えないのも気に入らないんで。
そうかそうか。
それをやっていきたいんですよ。
で、面白いでしょ面白いでしょみたいな。わかりますよね。
わかりますよね。
はいはいはい。
それが、それで割と生きていけるんで。
うんうんうん。で、60になって軽やかになっている。
はい。で、はい。もう全然もう後で何でもいい。それで。
うんうんうん。
結局まあそれで十分だなみたいな感じがちょっとあって。
うんうんうん。
なので、でも影響力は欲しいもんね。影響力がないと届かないので。
うんうんうん。
なんかこう、届けるために影響力が欲しいっていうところがありますね。
そうかそうか。
自分のためというよりは。
あー。
届けるべきものを届けるための力が欲しいみたいなところがありますよね。
あー。
でも人のいろんなものをイベントやってきたり場所の上とかやってきたり。
結局面白いものにしか人って動かないなって思ってて。
はい。
心が動いたり面白いなと思うものにしかやっぱ人ってもう動かないんですよね。
うーん。
どんだけ来てって言っても。
そうですね。
だから面白いなと思ってもらわないとダメなんですよ。
だからそれが届かないとやっぱこうダメなんだなと思うので。
はい。
面白がったりふざけたりしてってないと届かないなっていうのがちょっとあって。
うーん。
なので小さくふざけて。
うーん。
ちょっとなんかなんだそれって思うことをやっていきたいんですよね。
好きなことを断れたどり着いたのは才能の可視化とおっしゃった日上山さん。
面白い誰かの才能を世に届けたい。
そして人の熱量を食らって生きる妖怪みたいと言われ深く腑に落ちたという感覚。
さらにお話は続きます。
そういう見え方があるのかみたいなものも世に提供していきたいというか。
うーん。
少し前に今年もやるんですけど池袋ラブホ会議っていうのをやったんですよ。
へー。
それは実はラブホテルのちっちゃい古いラブホテルのワンフロア3室で5,6階建てだったかな。
のワンフロアの3室だけにノメーションする設計があったんですよ。
15:01
ほいほいほい。
空間デザイン。
そこは女性オーナーさんで僕よりも若い女性オーナーさんで。
なんかこうある意味都市の文化じゃないですか渋谷とかそういうのを研究してる女子大生とか。
そういう方もいらっしゃったりするぐらい一つの文化で池袋もそうであったり。
で、そういう文化の中で街作りっていう中では見て見ぬふりされる存在というか。
ラブホテルって。
そうかそうか。
ラブホテルが持ち上がることはないんですよ話題として。
あるけどもこんなにいっぱい街作りしてるからね。
で、オーナーさんの思いとして男性目線で作っていくラブホテルのデザインではなくて。
女性がここで過ごしたいなと思えるようなラブホテルのデザインにしたい。
そういう部屋があってもいいんじゃないかっていう考えで。
そうですよね。
なんか主軸が違う。
男性がこういうのが女性が好きじゃないって思って作る店じゃなくて。
女性がこういうのがいいなとこういう部屋がかわいいなと思う部屋にしましょうってことで。
もちろん提案はしたんですけどオーナーさんがこれがかわいいと思うようなタイルを使ったりとか。
っていう空間デザインしたんですよ。
で、オーナーさんがもっと普通にラブホテルを使うっていう文化みたいなものもなんか大切にしたいんだということ。
あと一旦一回来てもらいたいみたいな話をして。
すごく若い人に来てもらいたいみたいな話をしたときになったらもうイベントしましょうと。
あーそういうことか。
場所を使って。
で、そこで例えば各部屋でトークイベントをやりましょう。
はいはいはい。
で、改装したワンフロアともうワンフロアの6部屋で6個テーマを作ってそこでトークをするっていうのをイベントとしてやったんですよ。
で、その6個のうちは1つは例えば性教育の部屋。
また性教育のプロの女性の方が来てくれてそこでどういうふうに性教育してもいいのかみたいなことをなんかディスカッションすれば。
はいはいはい。
ラムホテルのベッドにみんなで座って6人でディスカッションするっていう回で。
で、当然女性専用の部屋があってフェブテックとか女性の性的ないろんな問題とかをテクノロジーに解決っていうようなそういうグッズとかいろいろあるんですけど。
例えばそういう部屋は女性専用にして。
で、そういうテーマをいくつかちゃんと作ってそれをやったんですけど。
すごい性教で。
新聞にも取り上げていたりとか。
18:01
そういうのもなんかいただいた仕事からの派生であるチャンスなんですけど。
そういう目線でそういう場の使い方とか、あんまり今までやってなかったから。
そういうこともやっぱりやってみたい。
なんなら他のフロア営業しながらやったんですよ。
そうなんだ。
まあまあ普通にエレベーターの中であったじゃないですか。
普通に2フロアだけイベントするっていう。
面白い。
考え方としては貸し切ったところのラブホーダーやみんなで割り勘をするっていう考え方で場所代を払って。
2テーマ聞けるんで。2時間2つ分けたんで。
そっかそっか。その中で。
その中で入れ替えできるっていう風になってて。
なので6個。
今年もやろうと思って。今年は全巻貸し切りにしたいなと思って。
そういうのも本当にいろんな出会いがあったり紹介もあって。
例えばさっき言った渋谷のラブホーを研究してる大学生の女の子とかが協力してくれて。
今年はそこまでいかないかもしれないけど、
例えば渋谷のラブホテルとオンラインで繋いで何かやるみたいなこともあるかもしれない。
そういうのを研究してる人もいるんですよ。
なのでそういう学問として人類学とか文化的な学問として勉強してる人とかもいるので。
そういうような側面もあったりとか。
ちゃんと楽しめる会にしましょうみたいなのをやったんですけど。
すごい面白かったですね。
そういうのも問いで。
そういうものに対して世の中はどういう反応をするんだろうなってやっぱり見てるんですよね。
例えばどういう人が参加するんだろうもすごく。
ある意味1回目はビビってやったんで。
あんまりすごくめちゃくちゃ告知しなかったんですよ。
一番怖いのは変な酔っ払うおじさんが入ってきて。
エロいことばっかり言って真を荒らすみたいなことが生まれるのが一番最悪だったんで。
ちゃんと何かあった時にすぐSOSが出せるようにして。
僕らはどっちかというと何かあった時にそういうヤバい人が混じっちゃった時に対応できるようなことも全部準備して。
そういうような不快な思いを誰もしないようにしてやったんですけど。
ありがたいことにどちらかというと身内に近いような人も多かったから。
しっかりいい空気にはなったんですけど。
もう少し広かった時にはどうかなとか。
東京新聞の裏面の一面に取り上げていただいたりしたんですけど。
だけどやっぱりそれはそれでどっちかというとSEDの文脈で出してるんですけど。
21:11
なんでそんなのをあげるんだみたいな連絡が来たりとかしたらしくて。
それも含めて、なるほどねと。
通ってるという意味ではそうですよね。
そういう反応をやっぱりする人いるんだなとか。
みたいなのもありましたね。
でもそういうのも分かって東京新聞の担当の人もこれも絶対いい活動だからあげますって言ってあげてくれた。
それもやっぱりそういう思いのある女性のオーナーがいて。
そういうことを届けたいと思ってるから。
僕がやりたいというのはその人の思いを世に可視化したいっていう。
そういうことですよね。
かつ面白いと、僕も面白いと思ったから。
そこなんてほんもノーフィーでやってるんですけど。
空間デザイナー仕事としてやってるんですよ。
イベントとしては僕はやりたくてやってるんですよどっちかというと。
なのでそういうことをやっぱりやりたいなというか。
それはちょっと規模が少し大きくなりましたけど。
そういう問いを立てるという意味と誰かの思いを実現していくっていうのが
やっぱり自分のやりたいことなんだなって改めて思ったこの1年ぐらいで。
そういうことがいろいろ出来始めた。
それがやっぱりこれまでの10年のいろんな流れがあった中で
自分の強みが発揮できるようになってきたのかも。
やっと50年というところが来たのかもしれないなと思ったんで。
だんだんこれはちょっとやっぱりそこに素直に面白いと思うことを頑張っていっておこうかな。
それが多分自分が面白いと思うんだろうなというふうにちょっと思ってるのが本当に今のタイミングですね。
そっか。
今だから出来るっていう部分と。
そうですね。
今はきっと秘めてるものもまたいくつもあって。
やれることはちょっとやってて。
僕結構そういうの泳がしてるの結構あって。
さっきのマクロコーヒーの5年ぐらいもうちょっとかな。
タイミングってあるんですよ。
そっかそっか。
ここだなって思うことがあるし。
僕にしか見えないシーンが見えることがあるんですよ。
他の誰もわかんないんだけど僕は絶対この絵になるなと思ったらそうなるなって。
例えば人と場所の掛け算とか人と人の掛け算とかもすごく見えるようになりましたね。
この間あれおっしゃってましたよね。
シーナタウンのキッチンでこの人はめっちゃいいっていうのが分かったりとか。
この人の売るものは何を作っても売れるなとか。
でもこの人の売るものはちょっと苦戦するかもなっていうのは分かりますね。
何なんですかねその判断の違いというか。
お菓子って無くても死なないじゃないですか。
だからみんな実はめちゃくちゃ思いがあるんです。
思いがなくてお菓子作ってる人ってまだいないんですよ。
そっかそっか。
別に死ぬもんじゃない。ご飯食べないとダメって食べてるわけじゃない。
24:02
思いがないなんてありえないんですよ。
ただ意外とその思いの部分だったり自分の良さを客観的に届けられてない。
届けにくい感じになったりとか届けられてないようなやり方になってるなっていう人はやっぱり届かなくて。
分かってるなと思う人は届きやすい。
売れるというのは届くということだから。
お金を払う理由が必要なんですよね。
今どきコンビニのスイーツでもめちゃくちゃ美味しいわけですよ。
そこでやっぱりその500円なり800円なり。
例えばケーキとかでも払うにしてもやっぱり皆さん払う理由が欲しいわけですよ。
この人には払う理由があるなと思えるような表現とか。
美味しくないものってまずないんです。思いがあるんで。思いがあって作ってるんで。
もちろんもうちょっとこうがいいなとか好き嫌いはあるけど。
やっぱり届けられるものにしているかどうかみたいなところはありますね。
そこがなんとなく迷いを持って作ってる人っていうのは届きにくいし。
シンプルでも、この人はここをこう届けたいなっていうのが伝わりやすいなっていう人の方が絶対売れるんですよね。
そこを三上さんはちゃんと見極められるというか、パッと分かるようになってきて。
分かりますね。会うと。会って話すと分かりますね。
それはもう本当にいろんなお店を出したいっていう人とか、出してうまくいく人いかない人もいらっしゃるし。
これはもういっぱいケーススタディを行ってきたかなっていう感じがあると思います。
僕が関わるからにはうまくいってほしいんで。できる限りいやらしくないように言うようにはしてるんですけどね。
自分にとって大切なことは日常すぎて見えないんですよ。
日常すぎて、当たり前すぎて見えないんです。自分には。
それが素敵なことだとも特別なことだと思ってないぐらい普通すぎることだったりするんですよ。
すごくよくできちゃう人ほど、当たり前だから全然可視化するっていう思いがないんです。
当たり前だから。
それは外から見たらそうじゃないんですね。
すごい良いところなのに、それが自分で良いところと思ってないみたいなところも結構あります。
街づくりにもよく多くて。
信濃町の商店街の人は、ずっといらっしゃる方は、この商店街のどこが良いのかわからない。
でも海外の人は、なんて素敵な商店街。なんでこの日常、日本の東京ローカルライフ最高って言うんですよ。
僕もめっちゃ良い商店街だなって思うんですけど。
27:00
日常なんで。良くないとは思ってないんですけど。
だけど、そんなに素敵素敵って言うのもよくわからないって感じぐらい日常すぎるわけですよ。
でもその日常が素敵だと思ってきて、めちゃくちゃ良い商店街ですよねっていう人が、
日本にもいるし海外にもいっぱいいるんですよ。
っていうぐらい埋もれてしまってるみたいな感覚の方が強くて。
本来の良さじゃないところで売ろうとするとかすると、どうしてもズレたりするんですよ。
ちょっと違和感があって、そうじゃないのになみたいな。
本当かな?みたいな。
だから一番最初に戻っていくと、ルーツみたいな。
なんでそういうことしたくなったのかとか、みたいなところに実は鍵が隠されたりとか。
やっぱりそういうところに戻った時に、ちょっと届き方が変わっていったりとか。
どういう人にどうなってほしいのかみたいなところがズレていくと、商品の見え方が変わってくるんですよ。
この人に売りたいのと、この人に売りたいのと違うはずなんですよね。
ポーションも違うし、値段の付け方も違うみたいなところにズレが生じてくると、迷走するんですよ。
そうか。そうでしょうね。
運動で悩むじゃないですか。これを500円で売った方がいいのか、300円で売った方がいいのか。
それともセットにして1000円の方がいいのかみたいなことっていうのは、結局どこに向かっていきたいのかみたいなところによって変えなくちゃいけないんだけれど。
どうしたらいいのかっていうところになっちゃったりすることが結構あるし。
みたいなことも含めて、やっぱり違うはずになっていっちゃうことってあるんですよね。
自分を客観的に見れずにどうなっていくみたいなのが。
ある程度数見てくると、なんとなく想像がつくようになってくるなみたいなことはありますかね。
自分のことが一番わかんないじゃないですか。
わかんないですね。そうだと思います。すごくそれはわかります。
なので、あんまりこうするとも言いたくないですけど、そういうような見える部分に対しては言っていきたいし、
僕が空間として関わるんだったら、それを最大限いい根元を伝えられるようにしていきたいなと。
それがその人のためになると思ってやってるという感じですかね。
1個だけ聞きたいこととしてあるのは、空間を作られるじゃないですか。デザインするときに。
パッと空間じゃ何もないなのか、そのオーナーさんが一緒にいらっしゃって、こうこうしたいんだよねってときに、何かは浮かぶものですか。
基本的には浮かびます。浮かぶんですけれど、僕デザイン自体は理論だと思ってるし、理論なので、いろんな答えが出せるんですよ。
浮かぶのは、例えばこの空間をこういう風に使ったらこういう風に見えるだろうなっていうパターンは浮かぶんです、いくらでも。
30:07
だけども、一番いい答えに導いていくのは、また別の話と言いますか、あとはもう結構リズメなんですよね。
勝手にいつの間にか座って牛丼を食っちゃってることってないんですよ。全部判断して、ジャッジして選んでるんですよ。
牛丼はもうちょっと違うブランディングなんですけど、カフェも選んでるじゃないですか。
外から見て、いい雰囲気だな、値段感見て、そんな高くない、美味しそうな甘いものもあるし、コーヒーいい感じじゃん、入ってみようかな。
で、入って、いい感じの席を探して、座ってオーダーさんにどうですか。すごいジャッジしてるんですよね。判断してるんですよ。
どっかで違ったら多分そこに店に入ってないんですよ、みたいなことを作るのが店舗のデザインなんで、入らせる理由を。
そのために何が必要かということと、オーナーさんがやりたいこと、お金を出す人がやりたいこと、やりたい世界観みたいなものを、どうやって一番いい答えに持っていくかっていうのは、浮かぶものとかでいう話ではなくて、理論的に見せていくって感じ。
そっかそっか。
ここでこういうものを見せて、こういうふうに奥行きを感じるから、この空間にこういうふうに温かみを感じて、いいなと思う、みたいなことだったりとかするんですよ。
例えばこういうふうにペンの照明を作って、ここにアイキャッチを作って、照明が光ってることによって、こういうふうに見えていくよねっていうことを、もちろん感覚的にいいなと思うことももちろんいっぱいあるんですけれど、
基本的には理論で作っていくものなので、浮かんではくるんですけれども、納得したいいものになっているかどうかはその後の話です。
あとはそこでオーナーさんなのか、お話しながら、そこのプロセスの中で理論として作っていくみたいな。
こういうことができる、ああいうことができる、ああいうことができるなーって空間に入ったときに思います。
はいはいはい。
なんならもう入る前から思ってますって感じですね。
あーそうなんですね。
なのでアプローチが大事なんですね。
そっかそっかそっか。
なんなら駅から歩いていくときにどうも浮かないといけない、それも含めてって感じです。
あ、そういうことなんだ。
だから結構初見で場所に行くときはすごい一心、なんかちゃんと、ちゃんと行きます。
そうですね、大事な時間ですよね、初見的に。
一番最初にその現場に行くときの感覚みたいなものはやっぱりすごく大事にします。
そうしないといけないと思っている。
まあこれはもうそのプロとしてのそう思っています。
そうですね。
なのでいくらでも浮かぶんですよ。
あと書いているときに浮かびますね。
プランになっているときに浮かびますし。
あ、そうかそうか。
はい。
プランももう3案も4案もある、考えうるんですよね。
33:01
ちっちゃいお店だったらそこまでないかもしれないけど。
だいたいその、乗ってきたい方向性で3、4案なんてすぐ出るんですよ。
あーはい。
なのでその時点でもそれぞれ立ち上がりますね。
だからこう納得してお金を払えるかどうかだと思うんですね。
うんうんうんうん。
さっきの話にも通じますね。
納得してお金払ってないものじゃないと本気で事業できないじゃないですか。
そうですね。
もちろんいいものを作ろうと思えばどんどんお金がかかってる。
それがじゃあ1000万ですって言われたらじゃあやりませんってなったりするわけですよね。
かかるお金も関係してくる。
これが300万でやるんだったらできるけど、
これを作るのに1000万だったらできないんですよって話になったりするので、
コストとゴールと納得感みたいなものを全部縫い合わせて
一つの答えに持ってくのが店舗なので、お金が結構かかるんですよ。
そうかそうか、そうですよね。
コントロール次第で何百万も違ってくるんですよね。
お金をかけないとかっこよくならないってことはないから、
アーティストはないので、デザイナーなので、
一番納得できた、コストパフォーマンスがいいものを現場に落とし込むっていう感じです。
コストパフォーマンスは大事なんですよね。
なぜかというとそこで商売をしようとしているので、
ところがあるんですよね。
だから300万かかったオブジェでも、
めちゃくちゃ高価的であったら絶対やるべきだし、
それでも10万でも高価的じゃなかったらやらない方が
大変判断になってくるんです。
それが届く届かないみたいな話になってくるんですよね。
これは住宅だったら好き嫌いでいいんです。
そうじゃないんですよ。
だからそれが事業としてどこまで考えるかとか、
再産をどう考えるかとかっていうことも、
全部ひっくるめたら答えなんで、
いくらでも立ち上がるんだけど、
それが答えにはならないっていう感じです。
そういうことか。
それは僕らはいくらでもカードを出せないといけない。
そこはやっぱりプロフェッショナルとしての…
10でも20でも出さないといけない。
だから出せますし。
空間に関してはそうですね。
商業デザインに関しては間違いです。
建築の方がやる商業デザインと、
商業デザイナーがやる商業デザインって違うんですよ。
そうなりますか。
どっちがいいとか悪いとかではないんですけど、
違うなって思います。
36:00
答えの出し方が違うんで。
何を耐水しているかが違うんで。
僕らはやっぱりお店側の導線とかもすごい大事にしますし、
本当はデザイン的に言うと、
ここは通路を作らない方が絶対綺麗にかっこいいんだろうなと。
でも絶対こういう通路がないと、
このサービスはこれを遠回りしてこうやって持ってくるなんて
ありえない選択肢のことはあるんですよ。
そこはちゃんと落とし込んでいかないと。
例えばそういうこともあったりしますよね。
優先事項が違うというか。
僕らはやっぱり絶対通路を取って、
その上でどれだけかっこいいものがあるかって考えたりしますけど、
その辺をほっとくことはないなというところがありますね。
池袋ラブフォー会議など、
誰かの思いを可視化する試みを重ねてきたこと。
大切なことは日常すぎて見えないからこそ、
その人自身も気づかない良さをすくい上げ、
届く形にしていきたいと語る日上山さん。
今回はお仕事から生き方、そして本質的な問いまで
様々なお話をお聞かせいただきました。
日上山さん、ありがとうございました。
それではまた次回、ユイナーさんの聞く人ラジオでお会いしましょう。
37:31
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