今回は、コワーキングスペースオーナー・小山拓さんにお話を伺いました。
まずは小山さんが運営されているコワーキングスペースの成り立ちについてから、伺いました。
ベイカンシーオフィスゴタンダ:https://www.vacancy.jp/
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サマリー
コワーキングスペースオーナーの小山拓さんが、ビジネスの始まりと成長の過程について語ります。初期の苦悩や新たなビルでの挑戦を通じて、コワーキングスペースの文化が広がっていく様子が描かれています。小山さんは、居心地の良い手作りの空間を作り上げる過程や、廃坑活用に関する取り組みについても触れています。運営の中で様々なイベントやプロジェクトを試みながら、利用者とのコミュニケーションを重視し続けています。地域活性化や銭湯の存続についても話し、地域のつながりやコラボレーションの重要性が強調され、コロナ禍での取り組みも紹介されます。
コワーキングスペースの設立
ゆいなわさんの聞く人ラジオ
皆さん、こんにちは。ゆいなわさんの聞く人ラジオのお時間です。
今回は、コワーキングスペースオーナー・小山拓さんにお話を伺いました。
まずは、小山さんが運営されているコワーキングスペースの成り立ちについてから伺いました。
まずは、小山さんはお仕事を何にしていますか?という質問だったら、何をされているんですか?
そうですね。いろいろやっているんですけど、メインとしてはコワーキングスペースの運営。
大田んだ、品川区大田んだ、住所大崎だったんですけど、12、3年か。2012年からコワーキングスペースを大田んだで始めて、今に至る。
コワーキングスペースを運営している中で、いろいろと場の活用みたいなものに、そっちへ絡んできている。
コワーキングスペースを中心とした場の活用というものと、ITの会社の仕事もしていて、そこの役員みたいな感じで入っていて。
ウィンチって大した小さい会社なので、そこのB2B向けのメールのセキュリティとかを対策するようなソフトウェアというかシステムのメーカー的な立場で提供する仕事をしていますと。
そっちはもうガチガチの固いお仕事というか。その2つでなんとなく生きている。
そういうことですね。例えばコワーキング、1つ聞きたいのは、2012年とかその辺りってまだそんなになかった時期ですか?
そうですね、全然。コワーキングスペースといっても大体の人がなんですか、その状態。
中で始められたというのは何かきっかけとかあったんですか?
それも何か理由としてはいくつかというか、もともとさっき言ったみたいにITの仕事をしているので、外で仕事をすることがすごく多かった。
外でパソコン広げてとかいった場合に使うのは喫茶店か、当時ちょいちょい出てきたのが渋谷とかにコワーキングスペースみたいなものがなんとなく出始めていて。
いい感じに見えたというのが1つ。なんだこれと。
入ったは入ったで、今度はちょっとその当時はまだキラキラしている人が多かったというか、最先端で生きている若者とか。
おじさんの身としては、僕も30後半でしたけど、なんかちょっと恐縮しちゃうというか、居心地あまり良さを感じなかったです。
なんで、だったら僕みたいな人間、世の中いっぱいいるでしょうと。
なんでそういう僕みたいな人間でも気軽に使えるような、居心地良さそうなものを作ったら、需要あるんじゃないかなみたいなのが1つと。
あと昔から自分で事業をちょっとやってみたいなと。
あった中でコワーキングっていうもの。
多分かかるお金って最初の賃貸をするための場所と整備するお金みたいな。
そこさえクリアできれば資金は高くないなと思ったんで、その2つの理由で始めたというかですね。
ビルでの挑戦
で、本来ならテナントを借りるとかって、例えばこういうテナントビルとかだと最初に保証金8ヶ月分くださいって。
で、家賃が40万だとしたら、3番24は240万先に払うみたいな。
じゃあそれって思ってたんですよ、正直。
そこは一番最初、今ところって移転してるんですけど。
その前はもうちょっとご旦那の駅寄りのところでスペースやってて。
そこの不動産屋さんに、そこのテナントビルが8階建てぐらいで、4フロアぐらい1年間ぐらいずっと開いてたの、僕は知ってたんです。
3フロアか4フロアか。で、不動産屋さんに、わざとあげてます?みたいな。
そんなわけないでしょ、みたいな。だったら、ただで貸してくれたら、僕は面白いことやってあげますよ、みたいな。
で、すぐ怒られて。
あ、怒られて。
いやいや、ちょっと待ってください。やばいと思って、実はこういうこと考えてて。
で、なんだろう、ビルの価値もね、僕はここに人が集まるような仕掛けを考えれば、ビルの価値も上がるかもしれないし、他のフロアも埋まるかもよ、みたいな。
で、あと、今どうせ空気しか入れてないじゃないですか。
何も見入りないでしょ、ゼロ円でしょ。で、僕はこういうコワーキングみたいなものをやって、人が来て、そこで売り上げが上がる。
で、家賃みたいな形って、そもそもそんなんだから入らないですよって。
レベニューシェアにしましょう、みたいな。
レベニューシェアって。
要は売上が10万円上がったら5万円ずつシェアしましょう。
そういうことですね、はい。
レベニューでやりましょう。
ある月は20万円売れたら、その時は10万円上がります。
変動するけど、お互いシェアして、ゼロよりいいよねって。
で、それだと向こうのメリットもないわけですよ、正直そこまで。
で、もう一つの仕掛けとしては、テナント募集中のままにしておくってことです。
あー、入るなら入る。
入るなら入っていいよと。
あ、そっかそっか。
どうせ入ってないじゃん、みたいな。
なるほど。
だから俺も高をくぐってたわけです。
ずっと1年以上空いてたら、3フロアぐらい空いてるからそんなにすぐ埋まらないだろうって。
フードサイエンスさんには言ってましたよ、価値が上がったらもっとすぐ入るんじゃないかと。
言いながらも、裏ではそんなにすぐ入んないなと。
で、そういう形でどうですかって言って、あ、いいですね。
で、このコアキングスペースの名前ってベイカンシーオスボタンだと思います。
ベイカンシーって要は空室とかって意味なんですよ。
で、何とか集中するときに空室とかって書いてあるじゃないですか。
そっかそっか、それだ。
なんか飛行機のトイレとか入るとベイカンとかオキパイとかって書いてあるじゃないですか。
入ってる入ってないとか。
それのベイカンシーを使って始めたという感じです。
おお、そっか。
当初は何となく野望はありましたよ。
これいけんじゃないかなって勝手に思ってて、ベイカンシーなんだろ、チェーン店いけんじゃないかなって。
そういう空室で喘いでるビルなんていっぱいあるんじゃないかなって。
例えばエビスに作ったらベイカンシーオスエビスになりますよね。
という変な野望だけは抱いて始めたってことです。
実際始められてどんな感じになったんですか。
いやいやもうひどかったっすね。
ああ本当ですか。そうなんですか。
要はコアキングなんて知られてないんで。
ああそこまだ。
周りの人も気持ち悪いみたいな。なんでそんな動かなきゃなんや。
まあいろいろ言われたり。
まあ普通の人に説明してもなんか、なんですかそれ。
なかなか浸透してないから利用者が増えない。
早くも1ヶ月ぐらいで本当にベイカンシー。
閉めたほうがいいのかなっていうぐらいな感じでしたね。
それが徐々にみたいな感じになった。
そうですね。世の中的にもちょっとコアキングスペースが流行りだしたと。
あと御坂田自体がラッキーだったんですけど、ベンチャーがすごい増えてきたんですよね。
なんかベンチャーの街、最初は風俗の街って言われてたんですけど、
今こっちは西口ですけど東口の方行くと遊楽街とかあって、
芸人さんとかも御坂田で風俗がどんどん。
そういうイメージからだんだん、
要は渋谷とかはなんとなくコアキングスペースとか文化発信してますみたいな。
隣の恵比寿はちょっとおしゃれですよみたいな。目黒もそうですよみたいな。
逆側行くと品川があって大崎。
大崎とかは大きなビルがあって、いろんな大きい会社が入ってます。
その中間、御坂田って雑居ビルがいっぱいあって、あんまりでかいビルはないんですね。
それから小さいオフィスがいっぱい雑居ビルがあるんで、
その小さい会社が入りやすい。金額とリッチ。
なんか全てにおいてバランスが良かったんですね。
なんでそういう小さい会社がどんどん集まってきて、
最近では御坂田バレエって言われる。
シリコンバレエ的な感じの。
そういうのと一緒に流れてきたって感じですね。
運営の変化
なんでそういう人たちもちょいちょい使うようになったりとか。
本当にスタートアップの会社が入ってくれたりとか。
というのでなんとなく成長してきたんですね。
じゃあそれを何年かされて。
そうですね。その前のテナントは結局1年ちょっとで来ちゃったんです。
ここ借りたいって。
来ちゃったんですね。
最初は見に来たりしてたんです。
だけどさっき言ったみたいにベンチャーが増えてきて、
小さい会社もどんどん入るようになって。
ベーカン人の状態だから。
不動産にはまだ4階の位置で誘ってもらっていいですかとか。
やりながらやってたんですけど。
結局そのビル全体が全部埋まってきちゃった。
僕もどうしますって言われて。
別に借りてもいいですよって言われたんです。
小屋さんが契約するんだったらそのまま。
でも小屋は賃貸契約です。
保証金も必要ですし。
それは僕のポリシーに反するから。
俺は出てきますみたいな。
イキってたんですよ。
でも内心はヤベェって思ってたんですよ。
ヤベェなって入っちゃったって。
不動産にはイキってましたよ。
それは俺のスタイルじゃない。
そんな賃貸なんて逃げない。
俺はベーカンしだぜって。
内心はヤバいヤバいヤバいって。
ドキドキしながらどうしようって言って
ここら辺プラプラ。
旦那周辺を。
その時は会員さんもいたんで。
会員さんにも申し訳ないし。
なるべく近くがいいと思ってて。
見つけたのがこの所。
なんだこれはって。
ウロウロしてましたよ。
ヤベェヤベェとか言いながら。
この場を見つけた?
たまたま見つけて。
もちろんネットでも探しましたけど。
廃墟みたいな感じだったんです。
そうなんですね。
1階もシャッターしかなかったし。
2階も倉庫みたいな。
中入れなかったんで。
あんな汚いビルがあるんで。
で電話したら。
借りてますって言うから。
ちょっと見たいんですけど。
見ます?みたいな。
ぐらいな感じで。
1階はガレージなんです。
何もない。
ただのガランとしたガレージで。
2階今いるとこは倉庫みたいな。
朽ち果てた倉庫みたいな。
3階だけ事務所っぽく使ってた。
もともとコーヒーの部品なのか機械なのかを売るような会社さんのために作られたビルだったっぽくて。
床にも穴開いてて。
穴っていうのは壊れてるじゃなくて。
荷物を下ろせる用の。
インチとか付いてて。
そういう廃墟っぽい感じ。
ある意味でもいいなと思って。
で借りたって感じですね。
僕は普通のめちゃくちゃ値段もリーズなものだったんで。
そういう状態だったんで。
そっから今の状態に作り上げていって。
10年ぐらいなんですか普通と。
もうそうですね。10年以上経ってるかもしんないですね。
ここで簡易さんが集まって。もともといる方も来たりとか。
そうですね。向こうから来てくれた人もいるし。
新たに入った方もいて。
みたいな感じで運営をしていくってことですね。
前はワンフロアで、もうちょっと広いワンフロアでやってたんですけど。
今は分けられることによってできるメリットっていうか。
そういうことか。
コワーキングスペースの運営
下はスポットって言われてプラッと使える。
あとイベントやったりとかできる。
でもその間はみんな普通の仕事できないじゃないですか。
そりゃそうですよね。
その場合は2階。2階は月額会員の人が優先的に使えるスペースなんで。
プラッとした人は基本は入れない。
なんで使い分けができるようになって。
そっかそっか。
下でうるさいなと思ったら2階に行けないし。
2階にいて寂しいなと思ったら1階に行けないし。
だからそういう感じです。
じゃあもう今は運営体制でずっとやられてて。
そうですね今は。
その形はあんま変えずつとかアップデートしながらみたいな感じですかね。
そうちょいちょい。
昔は本当イベントだらけ。
前は移転する前ですよ。
人をどんだけ知ってもらうかのために。
飲み会イベント毎月やってて。
謎のイベントやったりとか結構してて。
こっち来てからあんまそういうことはせず。
運良く本当に名立たるベンチャーが入ってくれたんですよ。
みんな黒歴史みたいな感じでここの話しないですけど。
キラキラしてるんですか、本当実力派のスタートアップがちょいちょい入ってて。
2階をみんなでたくましながらやってる感じでしたね。
当時移転して。
あんまり余計なイベントとかやらなくていいかなって。
でも1階はもう全然自由に使えるんで。
ちょいちょい飲み会はやったりとかはしてました。
すごくやっぱり手作り感があるというか。
そういう感じが僕の印象としてあったんですけど。
本当に手作りなんでね。
小山さんがほぼほぼ手掛けていくっていうか。
僕とか利用者の方が手伝ってくれたり。
あんまり手伝ってくれてない。
うちの娘が壁に乗ったりとか。
あ、そうなんですね。
ここはあんまり下はもう。
下は本当にガレージだったんで。
トイレもなかったんで。
トイレもアマゾンで買って。
アマゾンで買って。
大工とか施工の人につけてくれないとか。
面白い感じ。
そういう感じなんですね。
扉もなかったんで。
僕の司令院、建具屋に扉作ってくれない。
そうなんだ。一つ一つ本当に。
建具屋とかは本来は家は俺の仕事じゃねえしみたいな。
建具屋さんって扉を取り付けるだけなんで。
何もない状態は大工とか。
そうかそうか。
4、5種類の人たちが本当はいないとできないので。
建具屋に頼んで。
面白い。
そういう感じですね。
手探り。
今も手探りだから。
今もずっと手探り。
何かしたいとか、こういう風にしようかなみたいなプランはありながら。
そうですね、プランは。
2012年にゴタンダでコワーキングスペースを始めた小山さん。
まだコワーキングという言葉が浸透していない時代に、
気軽に立ち寄れる居心地のいい場を目指し、
手作りで空間を作り上げてきました。
廃坑活用の試み
今もずっと手探りと語りながら、
利用者とともにスペースの魅力を高め続けています。
やっててこれ面白いなって感じるところは?
これ面白い?
やろうって思ったことは大体面白いかなと思ってやるって感じです。
それはやっぱりやって成し得てというか、出来上がって。
そうですね、でも全て中途半端な感じだとは思いますけどね。
そっか。
なんとなく。
まあそのさっき、どんどん話ずれちゃったけど。
いいですよ、全然困ります。
コアワーキング、ずっとやってて。
それはそれで飽きずに、なんか僕もよくやってるなと思ってるんですけど、
結構飽き性なんですよ。
熱しやすく冷める。
熱しやすく冷める。
安い、飽きちゃう次に行っちゃうみたいな。
次は気になっちゃうみたいな感じなんで、
そのやってる中で、
まあもう今はないんですけど、廃坑の活用。
さっき言った千葉県の勝浦市っていうところの廃坑活用にちょっと関わったりとか。
そうなんですね。
それはそれで端総みたいな感じ。
ただ一線にもなってないんですけど。
ただなんか廃坑って、今はちょっと流行りになってますけど、
当時まあまあそこまではみんなみんな廃坑って感じはなかったんですけど、
それこそこの前の。
そうですね、祝いのところとか。
あれはもうめちゃくちゃちゃんとしてるじゃないですか。
全然ちゃんとしてないんで。
そうなんですね。
僕は運営してたわけじゃなくて、そこの賑やか市担当の感じで、
それこそこの会員さん連れてってバルギーやったり。
廃坑でキャンプしたら面白い。
そうじゃなくて廃坑キャンプやってたりとか。
そんなことやってましたね。
その流れで本当に廃坑で市の人とも仲良くなるわけですよ。
職員の。
はい、行政の方みたいな。
はい、行政の人とか。
で、ちょいちょい話すながらね、
こんな廃坑の覇光だけ作った感じですけど、
そんなんでうまくいくんですかね、みたいな。
何でも言っちゃう気がする。
ですよね、みたいな。
本当はサーフィンとかで盛り上げられたらいいんですけどね、みたいな。
まあいい波くるんですよ。
そうかそうか、はい。
そうなんですかって言って、
で、なんかあの辺でサーフィンのウェットスーツ作ってる社長さんを紹介してもらったりして、
そうするとその人がウェットスーツを僕に作ってくれちゃったりして。
へえ、面白い。
やんなきゃいけないじゃないですか、これ。
あ、経験はそれまでなかった。
やったことない、やったことない。
やったことないのに作ってくれちゃって。
やろうと思って。
で、なんか地元のうまい人が朝来てくれて、ちょっとだけ教えてくれて。
これ頑張んないとなと思って。
で、後半、勝浦もプロポーサルって5年契約かな、かな。
後半の途中でコロナに入っちゃったんですけど。
あ、そうですね。
そうそう。
で、その1年前ぐらいまで僕は1年間決めて月曜日の朝は必ず勝浦行きます。
おお、はい。
朝海入ります。
はい。
で、そこの廃校で上がってから仕事して帰るっていう生活を1年間続けてたら何かが起こるんじゃないか。
それをブログ形式で世の中で発信したら、こんな小太りのおっさんが、何の能力もないおっさんでもこういう生活できるんだぞっていうのを見たら、何となく短い感じてくれる。
だいたいそういうのやってる人って結構どこどこヤフーで何とかやってまして。
ちょっといらっしゃいますよね。
いや、なんかちょっとね、そりゃそうでしょみたいなのが多い。
けど、俺は本当に何もないおっさんなんで、でもできるんだよっていうのを発信したら何か起きるかなと思ってやったりはしてましたけど、
途中で疲れちゃう。
あーそっか。
全然上手くできないし、サーフィンやっぱり。
あーそっか。
全然できないですよ。
あーそうですか。今も続けてます?
いやもう全然やってないですよ。
もうやってないですか。
さっき言ったみたい。熱しやすくて冷めやすくて。
そういうことですね。
で、行くのももうなんだかんだ船橋からだと2時間半とかちょっとかかるんですよ。疲れるじゃないですか。
途中で思ったのが誰か運転してくれたらいいなと思って。
運転は誰かにお願いします。
出るだけで着いたらいいよ。よりいいよね。
勝浦って電車で行くのもちょっと面倒くさい。正直。
まあちょっとそうですね。
どうしても車で。
で、さっき勝浦市の職員の人ともちょっと仲良く話せるような状況になっている中で、
彼らは彼らで移住定住ツアーとか。
やりたいですね。
それでいろいろやってたんですよ。
で、なんかこの移住定住ツアーとかってなんか面白いんですか?みたいな。苦戦してまして。
で、僕が行くとよくないんで、僕の知り合いの人に移住定住ツアーにちょっと一回参加してみてくれないかと。無料だから。
行ったら結局参加する人って4,5人ぐらいしかいなかったし、じいちゃんばあちゃんが乗ってくるんですよ。タダだから。
ああ、そっかそっか。
で、勝浦市って人口がどんどん減ってて。
要は移住定住、あのなんかSIPさんのやつでも言ってましたけど、すごい年齢層も高いし、そもそも住んでる人。
勝浦市も1万人ちょっとぐらいしかいなくて、毎年減ってるんですけど。
そこにまたね、すぐお亡くなりになってしまうような年齢の人が来たって、あんまり意味なくないですかって思っちゃったの。
それって本当に意味あるんですかね、みたいな。
ですよね、みたいな感じで。
その時にちょっと思いついたんですよ。
だったら僕になんかこう、なんか予算を振ってもらったら、ちょっと面白いこと今思いついたんで、やりますよみたいな。
なんですかって。
でさっき言ったじゃないですか、僕自分で運転するの嫌だって。
運転誰かすればしてくれれば。
コワーキングバスっていう企画を考えたんですよ。
おー、バス。はいはいはい。
こっからバス乗って、直通で勝浦の廃坑まで行くみたいな。
そのバスの中もちょっと仕事できるような環境をしておいて、
ここにいる人たちはたまには海辺で仕事したいとか、
やるのどうですかみたいな。
で、もともとあった移住定住ツアーの予算を振ってくれたんです。
えーすごい。
じゃあやりましょうってなって企画して。
で実際、旅行業とか僕持ってないんでJTBさんとかに入ってもらって、
そこでバス用意してもらったりとか、実際に集客。
僕はもともと企画と賑やかしだけみたいな感じで、
当時そういうのもやったりはしてましたけど。
小山さんの思いつきがそういう形になって。
思いつきっていうか僕のわがままです。
新たなイベントの発案
自分が移転しないで行きたいなって。
じゃあ始まったら小山さんは乗って、一緒に行って。
でも何だかんだいろいろ気遣うじゃないですか。
そうですよねそれは。
結局全然疲れてましたけどね。
でもなしていろんな人を巻き込んでというか、
参加してくれたら面白いですし嬉しいですもんね。
意味のわからないツアーじゃないですか。
ワーキングバスって。
でもそういうものに来る人って大概ちょっと頭おかしくて面白いですよ。
大概。
でも庵野城やっぱり本当に面白い人がいっぱい乗っかってきて。
そっか。
で勝浦市にはただ行くだけだったらちょっと意味ないから、
行ってもちろん廃校で仕事をできるということを体感してもらうことと、
いくらでもあなたたちの地域課題はあるだろうが、
ワーワー言われてもそんなもん無理なんで、
1個だけ選んで僕らに伝えてくださいって言ってます。
でついて1個だけ乗ってくれたら20人とか3000人とか乗ってるんですよ。
地域活動の課題
で1個だけ勝浦市の人にこういう課題が一番悩んでまして。
それに興味ある人はそこを視察しに行くみたいな。
興味ない人はもう全然行かなきゃいけない。
もしかしたらゼロかもしれない。
もしかしたら20人全員行かない。
うまいこと10人ぐらい分かれる。
で当時勝浦市の人が1個課題として出してくれたのがいろいろあるんですけど、
勝浦市漁港の近くに100年ぐらい続く銭湯が1個あって。
それこそもう銭湯をやってる方がご高齢で、
息子さんとかもちょっと調子悪くて、締めようかと思って。
だけど地元の人は残してくれる。
漁師とかも。
いやそう好きなんだよ。
これって何とかなりますかねって。
なるほど、課題ですね。
そんなもん何ともなんないんですけど、本来は。
でもじゃあみんなで見に行こうみたいな。
ただたまたまですよ。
公園寺の方とかでブイブイ。
公園寺やったっけな。
小杉湯って知ってます?
分かんないですけど。
なんかね、結構ブイブイ言わしてる銭湯あるんですよ。
後で調べてるんですけど。
そこの人がたまたま乗っかって。
で何となく課題解決の導きをしてましたよ。
絡んでもしたよその後も。
僕らバスで帰った後もちょいちょい。
そっか、じゃあそこは繋がったっていうか。
繋がったんですよ。
僕は別にそんな期待してないんですけど。
こういうのいいなって思ってます。
何とかの課題を解決しましょうみたいなのは
ちょっと気持ち悪くなっちゃうんですよ。
地域活性化やってますみたいなのもちょっと苦手なんです。
結果的にそうなればいいかなっていうのはありますよ。
お金も出してもらってるし。
だからそんぐらいの感覚はいいんじゃないかな
って感じで何回かバス。
でも2,3回ですかね。
結局コロナに入っちゃった。
ゴハットダンスを東京から二重にも連れてきた。
それはそうです。
僕が一人で行った時もちょっとデンジャラさな感じだったんで。
東京から来やがった。金が来やがったみたいな感じになるんで。
それ以降ちょっとできなくなっちゃって。
かつらの廃坑も本当の廃坑になっちゃった。
今とかはそういう話が復活してくるとか
以前やってたのが例えばかつらとの繋がりとかっていうのは
何かっていうのはあったりするんですか?
ちょいちょいはありますよ。
連絡したりとかしていたりとか。
連絡とかはしても迷惑なんてしないですけど。
でも小山さんが何かみたいな相談が来たりとか。
そっからどんどん面白いもので繋がりはきてきて
今度逆にJTBさんが僕と繋がって
コロナ中JTBさんもいろいろ市の取り組みとかに絡んだりしていて
それ手伝ってくれとかはありました。
その間僕は千葉市さんがやってた取り組みなんですけど
コロナ禍であの辺のホテルが危機的状況に陥っちゃうんですね。
ディズニーランドも閉まってたし。
結構マクハリとかの辺って
マクハリメッセかディズニーがある感じらしいですよ。
宿泊してる人。
どっちもやってないです。
どうしよう。
じゃあ昼間に働ける場所として提供して
みたいなのを千葉市も同じようなこと考えてて
そこに対しては補助金とか出して活性化させるみたいなのを手伝いをしてましたね。
でも僕は別に何の能力もあるわけがないんで
僕は実際に全部の取り組みをしているホテルに回って
レビューを書くっていうことをやってました。
実際に使ってってことですか?
そうそうそう。
おー面白そう。
それやってくれっていう話は?
なんかその反則みたいなのをやってくれって。
何か知らないかって言ってじゃあこれをやるよって。
僕がやるんだったらこれをね。
あーそうか。
でそれを実際にやって?
実際にやって。でホテルの人に話聞いてみたいとか。
あーなるほど。
まあ近しいかもしれないですけど。
僕はリアルが好きなんで。
そんなデジタルでできることいっぱいあると思うんですけど
実際にホテルの人どう思ってんのかなとか。
そもそもこの取り組みを良しとしてんのかなとか。
余計なお世話なんですけど。
ちょっと聞いたりして。
なんかあんまり規制のものじゃなくて
どうしようどうしたらいいんだろうみたいな方とかの話とかが
例えば小山さんとかに来て
何かこううまい形というかを出してなのか
行動もされますし
で何かにつなげていくみたいな
まあさっきもともと言ってらっしゃった場みたいな。
そうですね。
場作りはもしかしたらちょっと意識してるのかもしれない。
そうですね。
あんまり考えてないかもしれない。
企画立てて人が集まるみたいな。
僕が楽しいからやってる。
そうですよね。
それが何かうまいことを
うまいことを僕が楽しいのに何となく
つながっていくみたいな。
賛同してくれてるという感じかもしれない。
へえ面白い。
このコアキングもそういうところもありますし。
そうです。完全にだらしないですから僕は。
皆さんが支えてくれてるって感じです。
今もだってね
利用者の人がちょっと見ときますねみたいな感じです。
そうか。
そうですよね。そういう関係性。
例えば本当だったらいなきゃいけないみたいな
別のところだったらあるかもしれないけど
いる方が大丈夫ですよ。
いいですよね。その関係性。
それに甘えてるからダメなんですよね。
ダメって言いながらでも多分直したりしないですね。
ごめんなさい。そういう僕は人間なんで。
面白いと思ったことを仲間と手作りで形にする。
小山さんの場作りは自由で温かい雰囲気が魅力。
コアキングスペースや地域プロジェクトで生まれる
人とのつながりを楽しむ。
そんな姿勢が多くの人を生きつけているように思います。
そんな小山さんのお話は次回に続きます。
31:42
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