今回は、藁珈琲洞・生田茂之さん・つかささんご夫妻にお話を伺いました。
千葉県鋸南町にある佐久間ダムのほとりで、藁珈琲洞というカフェを営むお二人。今回、聞く人ラジオにて、初めておふたり同時に聞く機会となりました。
そんな生田夫妻に色々と伺っていきます。
藁珈琲洞instagram:https://www.instagram.com/wara.ikuta/
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/6513739a0bc9d6e1d690bae1
千葉県鋸南町にある佐久間ダムのほとりで、藁珈琲洞というカフェを営むお二人。今回、聞く人ラジオにて、初めておふたり同時に聞く機会となりました。
そんな生田夫妻に色々と伺っていきます。
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サマリー
今回のエピソードでは、千葉県巨南町にある藁珈琲洞を経営している生田茂之さんとつかささんが紹介され、カフェの運営やコーヒー焙煎の過程について語ります。また、創業のきっかけや季節限定の営業スタイルについても掘り下げられます。生田茂之さんとつかささんは、コーヒー教室の経験や家作りの重要性について話します。彼らはそれぞれの職業を持ちながら、コーヒーや料理を通じて新たなビジネスの可能性を見出しています。藁珈琲洞の生田茂之さんとつかささんは、料理教室を通じて料理の楽しさや成長について語っています。彼らは基本を学びながら自分のスタイルを見つけ、多様な料理のジャンルに挑戦することの大切さを強調しています。薫り高い藁珈琲洞での生田茂之さんとつかささんの対話では、自分らしい生き方や料理を通した楽しさについて語られています。彼らの経験を通じて、料理がいかに魅力的な過程であるかが深く理解できます。
藁珈琲洞の紹介
ゆいなわさんの聞く人ラジオ 皆さんこんにちは、ゆいなわさんの聞く人ラジオのお時間です。
今回は藁珈琲洞・生田茂之さん・つかささんご夫妻にお話を伺いました。 千葉県巨南町にある作間ダムのほとりで藁珈琲洞というカフェを営むお二人。
今回聞く人ラジオにて初めてお二人同時に聞く機会となりました。 いくた夫妻にいろいろと伺っていきます。
お仕事は何ですか? 僕は一般的なコーヒーの焙煎師ってことになるんですけど、
コーヒーの焙煎師?
コーヒーを、きまめを買ってきて、それをいって、それを小児の方に買ってもらったりとか、
喫茶店の方に買ってもらったりとか、そして季節限定ここでカフェをやってるっていうような一連だったりするんですけども。
はいはい、そっか。その今場所、藁珈琲洞ってどういう季節、期間?
これは季節限定カフェを歌ってまして、お花の咲く時期になるんですよ。
そのお花っていうのが、水仙の咲く頃から桜の散る頃までっていう。
この巨南町が水仙有名なんですよね。
お枝の自分から歴史があったってことで。
それでここは今実は、このダムができた時の集会所だったんですよ。
長尾組集会所っていう。
この場所自体は?
そうなんです。こっち回ってもらうと看板が出てるんですよ。長尾組集会所。
ダムを作れるようになってダム組合ができて、おじさんたちが公室として建て声を上げてきました。
集会所になりました。
それでもう親組がほとんどなくなって、ここを使い上げてたって時に、
水仙祭りって今近いんですね。
彼女と一緒になって、すぐにこういったことを始めた時に、
テンポとか持ってなかったんですよね。
それでそこの広場の一角を買って立たせてもらって、
まさにこれがその絵なんですけどね。
これが広場のそこで、
この雑誌の表紙の、そうなんですね。
これで寒空の中、立たせてもらって、コーヒー屋台で売ってたんですよ。
最初はね。
で、見かけたおじさんが雨降ったりとか、風が強いと営業できなかったんですよ。
それで心配してくださったおじさんたちが声をかけてくれて、
ここを使っていいぞって言ってくれたのがきっかけだったんですね。
そうなんですね。
じゃあその声をかけてくださった方がいなかったら、やってなかったかもしれないというか。
ないですね。
じゃあ声をかけていただいて、いいよって言って、じゃあやろうっていう感じですか。
すぐではなかったんですよね。
これ見てもらった若いうちに、子供がまだゼロ歳だったんで、
僕も別にお店があるっていうのは特別に興味なかったというか、
いずれできたらいいなっていうだったし、
イベント出展とか、あっち行ったりこっち行ったりするのもすごい面白かったんで、
これで生きていけるなら、別にこれでもいいなっていうぐらいだったんですけども、
ただ焙煎機っていうのがそこにあるんですけども、
これを置く場所が絶対的に必要で、
僕、彼女と一緒になる前に鴨川の山の中で共同生活してたんですよ、仲間と一緒に。
それで3.11だったね。
あれきっかけにそれ解散して、
共同生活してた仲間が宮崎とかに移住して、
僕はここで残ったんですけども、
結構な大きな敷地を内で、
これがポツンと置いてあって使いあぐねちゃってるし、
そんでここにあるのもなって言いながら、
ちょっと焙煎してたのも、
だからこれいいきっかけだなと思って、
ここでお店をやるというか、
焙煎所にさせてもらおうと思って。
でもこの案をおじさんたちに言ったとしても、
あまりイメージがわからない。
コーヒーの焙煎するってことすらもイメージ湧いてくれなかったから、
話はお店をやるってことだよなと言われて、
お店ではないんですよね。
こういうの焙煎所ですからって。
そこがずっと並行姿勢だったんで、
これなっちゃいけないなと思ったんで、
そうです、言っちゃった手前にもあったんですよ。
もういいやみたいな。
いずれやるかもしれないしみたいな。
2年間くらい何もやってないで、
ここの自由に使っていいって言ってくださったんで、
そこを壁開けてね、そっちに落として、
煙突が必要だったんで、
それで外のスペースを作ってとかやってたら、
2年くらいかかっちゃって。
おじさんたちが、いつ店やるかずっと言われながらみたいな。
結局できたから、じゃあやってみるかみたいなのが、
あったのが13年前の話なんです。
営業スタイルと活動
そこからスタートで、
徐々に作っていって、
今店内にそういうのしか言われてますけど、
これもなくて、
1つずつ?
1つずつ。
今年は壁塗るティッシュとか、
ちょっとずつ何回も増えていってっていう。
ってことは、期間限定というか、
っておっしゃったじゃないですか、
清泉から桜のこときまでってことは、
別の時は別のことをしてるってことですか?
別の時は、イベント一周って言ったりとか、
コーヒー教室やったり、
彼女は東京で料理教室さんになって、
料理教室の土口にやったりとか。
そういうことですね。
そうやってたら1年あっという間だし、
清泉が昨年の12月半ばぐらいから、
4月いっぱいって言ったら、
約半年じゃないですか。
そういったリズムがなんとなくできて、
この期間はお店やって、
この期間はそれぞれの活動をやって、
やってたら、
なんとなく今、
上がってるんだなっていう。
それは最初から、
こうしようっていうビジョンみたいなものが
あったわけではなくて。
特別なかったですね。
そういうことですね。
ただ、僕は結構悪性だし、
同じことずっとやってるっていうのが、
結構苦手だなって、
そもそも分かってたんで。
365日ずっとお店をやるなんて、
絶対無理だなって思ったときに、
僕、埼玉県前で、
海のないところだったんですけども、
彼女は海の前で座ったんですよ。
で、今住んでるとこは海の北東の前っていう、
ちょっと臭いところで。
そしたら、海の家って出るんですよね。
出ますね。
で、海の家っていいなって思って、
どの時間だけ働いてるのかみたいな。
他にも海のやってる人は、
他にもやってますけども、
これいいなと思ったときに、
じゃあお花の家っていうのも、
あってもいいよなっていうのは、
後付けなんですけど。
そっかそっか。
だったらじゃあお花の家、
季節限定でお花の家って感じにしようみたいな。
ここってお花の推薦の名所としてつけたような
ダンスのコーナーで。
そっかそっか。
ピッタリだなと思って。
自分でやったっていうのは後付けとしてありますけど。
そういうことですね。
実際やられてみたら、
そうすると色々予想してないことも起きたりというか、
場所は始まりましたけど、
なんかあったりしますよね。
未知なることというか。
例えばお客さんもここにお店があるっていうのも、
最初は知らないじゃないですか。
いやおっしゃるとおりなんですよ。
だからやっぱり、
何回言っても季節限定って言っても、
やっぱりそれ前例はないから。
同じ質問ループなんですよ。
で、いつやってるの?って。
12月の何時?って具体的に言ったとしても、
え?いつやってるの?って。
夏来ると、やっぱやってないわけじゃないですか。
あんたのお店いつもやってないの?って言われ続けたんだけど、
10年、3年前とかですかねぐらいから
質問変わってきたんですよね。
いつやってるの?って質問から、
いつからやるの?って質問に変わってきたの。
10年間やってると言い過ぎるっていう、
それもスタンダードになっていくんだっていうのがあったから。
なるほど。
だからそれ以外の時にイベント行って、
こういったところにお店やってるんですとか、
口で言うじゃないですか。
だからそれを今ネットとか載せたりとか、
インスタグラムがまた出るんですよ。
それを見てやってる。
わざわざ来てくれてる方もやっぱいたけども、
ここでやる以上フラッと来るっていうような人は、
もういないんじゃないかなっていうのは割り切って、
ここに来るっていう人。
目指してくるっていう人に向けてやりたいなっていうのって、
いいんだなみたいな。
それがだんだんやってくる中で見えてきて、
今は実際じゃあそうすると、
目指してやってくる方が来いらっしゃって、
ってことですよね。
コーヒーの焙煎されてるってことですけど、
それはいつからやってるんですか?
それはね、2007年からなんですけどね。
僕も実はキックフィットと同じで、
お芝居の世界にいたんですよ。
あ、そうなんですか。
テレビのドラマでデビュー、
18歳の時にデビューして、
10年間だけテレビを中心にお芝居やってたんですよ。
でも僕も舞台好きだから舞台とかも立ててたんですけど、
ただ体壊してできなくなっちゃって、
っていうような時に、
ほとんど引きおもるような状態が、
3年くらいあったんですけども、
そのキャリアの10年間の中の、
2年間くらいは何もしてないんですけども、
その時に、
なんかちょっと面白いお話もらって、
映画を作るってなった時に、
その時に脚本も書くっていうことになったんですよ。
その時に、
コーヒーの話を書こうってことになったんですよ。
その時に、
僕自身がコーヒー飲めなかったんですよ。
コーヒー飲むと神話心が出るっていう得意体質だったんです。
ただ、都内に活動してるから、
都内で喫茶店いっぱいあるじゃないですか。
喫茶店の匂いが大好きだったんですよ。
コーヒー飲めないんだけど、
喫茶店で空間が好きで、
スレスレ好きだったから、
喫茶店いいよなっていうような感じで、
男の子と女の子の話で、
男の子とボーイミーツガールですよね。
出会って別れるまでのお話なんだけども、
コーヒー大好きな男の子が、
コーヒー全く飲めない女の子に、
コーヒーの素晴らしいことをお話しするみたいな、
短編なんですよね。
すごい愛の話なんですけども、
その時にスタッフさんとか出てくる一緒に、
コーヒーのことをちゃんと説明しなきゃいけないなとなった時に、
コーヒー飲めないし、
コーヒー教室との出会い
でもコーヒー飲めない女の子の話し方は別にいいんだけども、
ちょっと知っとかないといけないなと思って、
スタッフの人と話したら、
コーヒー教室っていうのがあるから、
通ってみるといいよって言ってくださって、
コーヒー教室に通ったのがきっかけなんだ。
それが2007年。
そういうことですね。
そこから勉強を始められて、
そこから勉強して、
ただコーヒーのことをちょっと知れればいいぐらいだったんですけど、
ものすごいガチのちゃんとした教室で、
脱サラして、
その資金貯めた人がコーヒー、
喫茶店とかを経営したいみたいな、
本気の人がみんな集まる感じで、
コーヒーの焙煎から学ぶんですよ。
焙煎なんか全然興味ないし、
焙煎は脚本には全然必要ないから、
すごい場違いとか起きちゃったなと思って、
でも、そこの先生がものすごい面白い人で、
その人も僕と同じ体質だったんですよ。
コーヒー飲むとジンバシンが出てきちゃった。
そうなんですね。
でもその人は言われて、
参加したコーヒーを飲むと調子悪くなる人がいるよねって。
なんですか、参加って。
コーヒーっていうのは先生職員で、
鮮度がいいのでしたから、
新鮮な豆をどんな風にいって、
どんな風に鮮度のいいまま届けるかっていうのが、
焙煎なんだよっていう時に、
奥が深いなと思ったし、
その人はコーヒー以外のことにも色々精通してて、
その先生が面白くて、
通うきっかけになって、
終わってからも、
初級、中級、上級っていう三段下あって、
映画の話もちょっと終わったんですよ。
納得できて。
でも、コーヒーの初級で終わってたんだけども、
自腹で中級、上級まで行くようになるんですよね。
そこはやっぱり学びをもうちょっとしてみたいという思いがあって、
上級までやって。
先生の私塾なんですけども、
インストラクターみたいな仕事があって、
先生のお付きになれるっていう。
弟子制度ですよね。
それで弟子になって、
コーヒー教室の運営を手伝うみたいな機関があって、
家作りの重要性
実質それが何か修行機関みたいになったんですよね。
そうしたら自分で行って、
自分の入れるコーヒーは本当に美味しくて、
自慢しも出ないわけですよ。
すごいなと思って。
コーヒーってこんなに美味しいんだと思って。
そうしたら行く喫茶店とかの店もちょっと変わってくるじゃないですか。
それでなんか面白いなと思って。
じゃあもうどっぷりそこから、
扉を開けたら入っていって、
もうすっかりその道に。
インストラクターもされてってなると、
もう自分で全部一通りできるという状態になったっていう、
もう腕をお持ちの状態でっていうことですよね。
ただね、その時に僕は那須公園に住んでたんですよ。
ストローデールハウスって、
藁を圧縮したブロックで作るナチュラルビルビリングを広めようっていう
NPOのスタッフやってたんですよ。
もう芝居ちょっとできないなと思ってたし、
2年間ぐらい引きこもってたから、
ただ席はあったんですよ。
完全に辞めてなくて、
ただでもやっぱ症状が出たりとか出なかったりとか不安定で、
自然豊かなところで暮らしたいっていうのもあったし、
なんかシックハウスみたいな症状は出てたんだったんですよね。
化学物質とかを煮あべると
ジンマシンが効かないとかあったから、
家を作りとかもそういうことにつながる1個だったなと思うが、
やっぱり自分の体を見てると、
衣食中っていうことをやっぱり基本的に見直す必要があったんですよね。
食べることとかがやっぱり体に良いもので悪いもので
なんとなくイメージあったけども、
住む家が体の良いとか悪いとかって、
そこいうことでわからなかったんですよ。
どうやら家を作るときにやっぱり気付くという機嫌があって、
これに合わせるたびに、
本来は1個1個やるものを化学物質たっぷりの検体を使って、
それを時間短縮するとか。
で、今こうやっていっぱい家があったりとか。
でも昔はやっぱりね、
木を切り倒すところから始まるとか、
時間がかけてるとか、
1人の人間ができないから有意定精神でいろいろやってとか、
あるじゃないですか。
だから今のやっぱり家の建て方って
ちょっと自然の作りじゃないんだなみたいことを
先生が教えてくれて、
ちょうどタイミング的にNPOのスタッフを募集してたから、
そのNPOのスタッフになるというのもあったんですよ。
それで同時進行のコーヒーがあったもんで、
僕はどっちかというとそっちに可能性を感じちゃってて、
家作りみたいな。
みんなで作る家作り。
その時に先生が家の歴史だったり、
いろんなことをトークする前に
集めてお茶を振る舞うっていう時間があった。
それで僕は焙煎とか学んでたから、
手元にコーヒー豆がいっぱいあったから、
これ消費しないといけないなと思って。
それでそれ振る舞ってたら、
家のオーダーよりコーヒーのオーダーが増えちゃうみたいな。
あら、そうなんですね。
家なんて一緒に1回に1回の買い物だから、
バンバン売れるもんじゃないじゃないですか。
でもコーヒー豆は日常的にボンボン売れていくから、
なんか面白いなと思って。
出張先でもコーヒー売れるんですよ。
なんか面白いなみたいな。
別にこれ辞める必要ないなみたいな。
お店なくたってこれでいいんだなみたいな。
先生もそれ面白がってくれて、
行く先だけで売ればいいよみたいな。
何も職業って1個じゃなくたっていいんだし、
100章ってあるでしょ。100の綺麗なものを生きていく。
だからそのうちの1個でいいんじゃないみたいなことを言ってくれて、
そうかよな。
料理とビジネスの展開
こういうのちっちゃにいっぱいやっとこうみたいな。
それが未だに残ってるってことなんですけどね。
結構そう思うと、
生田さんのやろうと思ってるところの
ちょっと側にある何かに引っ張られていくような感じで、
いろんなことをされていく中身につけていくもので
生きていくみたいな感じの。
だから何かこういった大きなビジョンがあったりとか、
何かスケジュールだったり予定はないんですよ。
むしろできないんですよね。
行き当たりばったらなんですよね。
やってみたら出会って、
この人がこっち面白いやつらやってみるみたいな。
その行き当たりばったりだから。
生田さんも結構。
すごいよくわかるじゃないですか。
何かこれダメなりそうだなって時に
ちょっと横向いてみたら、
聞くのも何かやってみようみたいな。
そういう感じなんですよ、僕も。
すごいよくわかる。
そこで本当は行くのも
ちょっとえいって行かなきゃいけないとこあるじゃないですか。
でもそこは行っちゃうんですね。
そうですね。
何かちょっと人によってはためらうかもしれないし、
こっちのほうが本当は安全だから言おうと思うんですけど、
僕は何となく嗅覚が働いたというか、
こっちかなというふうにパッと言ったんですけど、
その辺は慎重くなくて、あるというか。
そうですね。
ただでも、嗅覚というか、
僕は何か面白そうだなと思ったことは、
何かもう面白いと思ったら、
もうやらないって手はないっていう感じですね。
今までもそういう感じで、
面白いと思ったらスッと消えちゃうか。
そうですね。
それは原動力ではありますよね。
なるほど。
彼女も、僕の奥さんもやっぱりそれなんです。
そうなんですね。
僕よりもっとすごい。
推薦の咲く季節から桜の散る頃までオープンする
季節限定カフェ、わらコーヒー堂。
いつやってるの?から、いつからやるの?という質問に
変わってきたというお話や、
面白いと思ったらやらないっていう手はないということか。
そして今度は司さんにお話を聞いていきます。
司さんは、ご一緒になられて始めたということだと思うんですけど、
もともと料理っておっしゃってましたけど、
何をされていたの?
私の生まれ育ちがこの巨南町で、
それでずっと洋服の仕事を勉強したかったので、
高校卒業後進学して、
そこで洋服関係で働いてたりしたんですけど、
やってる最中から洋服は自分の、
好きだけど仕事にするのはちょっと違うなと思ってて、
実家が今もやってるんですけど民宿でもあって、
小さい時から料理はやってたので、好きだったので、
自分は料理好きだなと思って、
そこから料理の道に行くのに、
向こうで料理教室で働いて、
それで十何年前かにまたこっちに戻ってきて、
それでオーガニックマーケットで知り合って、
こっちで知り合ったんですよね。
それで結婚して、
一緒にお店とかをやってるっていう感じなんですけど、
そうですね、そんな感じですね。
なるほど、お二人としてそれぞれがやられてることがあって、
一緒にワラコーヒードアやっていながら、
そうじゃないときはそれぞれで持っている感じですね。
もともとやっぱり料理の方もやってたり、
いくつも他にも持ってるって感じなんですけど、
なんかお仕事的な感じというか取り組みというか、
今現在?
今までもとか。
ないですね、普通に料理ですね。
料理っていうのは、もともとご実家で子供の頃からなんとなく見ていて、
やるようになって、今もずっとやっていて、
料理もいろいろあるじゃないですか、何度もやる感じ。
和食とか洋食とか。
そうですね、最初に働きたいレストランがあったときに、
経験者しか取ってなかったので、
ちょっと経験とか積まないといけないんだなと思ったので、
渋谷の東急フードショーというデパ地下の和食の惣菜屋さんで働き始めて、
和食が好きだったので、
それでそこですごいいろんなものを作って、いろんな人が教えてくれて、
すごい良かったんですけど、
みんな料理人ってやっぱり自己流みたいなのがあるから、
みんな教えてくれるんだけど、みんな教えることが違って、
料理教室の学び
すごいやりづらかったんですよね。
だから、まずは基本的なことを学びたいなと思って、
そしたらちょうど辻っていう料理の学校があるんですけど、
そこの職員を募集してたんですよ。
料理教室部門みたいなのがあって、
それで職員募集してたから、
ここだったら働きながら勉強できると思って、
最初アシスタントで入って、
なのでそこから自分で料理教室に入って、
アシスタントで上野先生の話聞きながら、
自分を勉強しながら、働きながらって感じで、
それで3年後に教団試験があって、みたいな感じでという流れで、
そこで和食、洋食、中華とかの家庭料理全般、
パンとかお菓子とかもすべてやるので、
そこで学んだっていう感じですかね。
そういうことですね。
やっぱり最初は元々好きでやってらっしゃったのも、
ちゃんと学ぶことによって、やっぱり上手くなるというか、
そういう感覚。
そうですね。そこに対して自信がつくというか、
今はそれをさらにもっと自分の対応に近い形でやってて、
さらにそこからまた例えば食事でも、
薬膳とかマクロビオリティックとかいろんなジャンルがある中、
それも家族の体調とか自分のコンディションとかに合わせて学んでいったところで、
やっぱりこれはすっごいいいけど、これは普通の家庭でやりにくいよなとか、
そういうのを全部ミックスして、
自分の一番しっくりくる形っていうので、
料理教室自体もやってるっていう感じなんですけど、
個別対応の楽しさ
だからやっぱり最初は学ばなくたっていいんだけど、
自分がまず崩していくにも崩す何もなかった。
型みたいなものが。
そうそう。それがなかったのでやっぱりやりづらかったんですよね。
なのでその型みたいなのを作りたかったので学んで、
それを崩していってるっていう作業っていう感じですかね。
そうですね。今はだからそういった意味では型を崩して自分のものにどんどんしていって、
その形を身についてるなっていう感じが。
そうですね。それがだから4年前ぐらいから、
それで料理教室このタイミングでできるってなって、
今まで教えてもらったものをそのままスライドして教えるってことはいくらでもできたんですけど、
それはもう全然自分が面白くもないし、やりたいことでもなかったけど、
自分の料理って何だろうって思ったときに、約4年前ぐらいに、
今これ私だったらできるなっていう感じがあって、
そこからやり始めて、今そういうスタイルでやってるっていう感じです。
マンツーマンって基本やってるんです。
そうなんですね。
そういう感じで一人に向き合って、その人の料理のやり方、
一人一人本当に料理って全然違うので、
それも見ながら、そうするとその人の性格とかもわかってくるし、
面白いんですよ。
だからもうカウンセリングみたいになってて、
話したくて来てる人とかも結構いっぱい。
だからもうそこを目当てとしてる方もいらっしゃるし、
作ってもらってるのをこの距離で見て、
食べながらちょっと聞いてみたいな。
面白い。
それすごいしめしめな感じではあるし、
こんな料理クースないよなって。
聞いたことないですね。
人数が多いバージョンはここのお店でやったりして、
それはそれでわいわい楽しくやるんですけど、
基本毎日それぞれが台所に立つ中、
そこですごいその人の癖とか思考とかっていうのが出てきて、
それをそこでリセットできるのも、
例えば瞑想の時間とかマッサージの時間とか取ればいいかもしれないけど、
忙しい中で取るので大変なところを、
その料理っていうところに主役して、
そこが整えられたらご飯もできるし、
自分も整うしと思って、
それができたら面白いんじゃないかと思って、
そっちの方を自分も体感してやりながら、
何人もセッションをしながら、見ながらって感じでやってて、
本当にみんな変わってくるんですよ。
本当にちゃんとその人が思ってる、
目の奥から輝くっていうのが、
全6回でだいたい半年、このお店やってないとき半年あるんですけど、
だいたいみんな1回やったら2回目もやりたいので2年やるんですけど、
2年後にはみんな本当にすごい輝いてる。
料理の独自性と成長
別にそんなの最初まとめてないけど、
結局私にもいいし、その人にもいいし、
全然別人の感じになって。
そうやって料理っていうのは1回2時間とか3時間とか時間とか?
そうですそうです。
11時から基本1時半くらいまで試食も込みでね、
そんな感じのスケジュールでやってて。
作るメニュー、レシピを決めといて、
今日はこれやりますよみたいな感じでスタートして、
それをお相手の方と対話しながら作っていくっていう感じ。
その方も作ったことある料理でもあるかもしれないし、
作ったことないことかもしれないしっていうのをお話ししながら。
一応もう1年間半年の中でメニュー決まってて、
どんな人が来ても面白くしてるんです。
例えば、ただ野菜を切るだけっていうのもあるんですけど、
それでもただ切るだけなんてみんなやったときあるんですけど、
でもこの包丁の使い方と持ち方と姿勢とっていうのは初めての経験。
その中でそこが違うとこんなに違うっていうのをまず体感する。
そうすると本当だってなって。
本当と全然違うんですよ。
それでそこから入っていくから、
例えばそれが切ったときある野菜でも味が全然違うし、
そういうのをまず体感してもらうって感じ。
だから本当に料理やったときの初心者も来るし、
お孫さんとかがいるベテランさんも来るし、
どんな人が来ても面白いんですよ。
それに合わせて塚田さんは対話しながら、
この人はこうだからっていうことでそれに対しての投げかける言葉が変わっていって、
そういうことですね。
その人に合わせてやっていくってことですよね。
そうです。
それって出会ってみないと分かんないってことだから、
やりながら考えながらその方のいいようにやっていって。
そうです。もうライブでしかないから、
こうしてこうしてこうしようとかっていうのはなし。
もうその時のその場の感じで見てやってる。
面白い。
そう、面白いですよね。
そうですよね。
もう全然違います。みんなそれぞれで。
ずっとやっていくことでその方が変化していくっていうのをまさに目の当たりにして、
始められてもう何年か経ってるってなると、
自分自身もその感覚も分かってくるというか、
そうなんですよね。
たくさんの方とやっていく中で。
へー、それすっごい面白いですね。
そうなんですよ。めちゃくちゃ面白い。
もう私自身がだからもう同じこともないし、
それで来る人によっても全然違うしっていうのがあって。
僕も料理好きでするんですけど、
自分で一通りするんですが、
もっと美味しいものを食いたいなって思う気持ちはずっとあるんですよ。
そうですよね。
そこのステップを上がっていくためには何したらいいんだろうっていうのは
考えながら、たまにネットで調べたりとか、
コツとか考えながらって思ってるんですけど、
例えばそういう感じで一緒にやったら、
きっと僕が持っている癖とか、
こうしたらいいよとかってことで、
ああっていうところに行くと思うんですよ。
そうなんですよ。
だからもうすでにみんなが知ってて美味しくできる料理も
もっと美味しくなるってことですよね。
そうなんです。
すごいそれ。
面白いですよね。
面白い。
だからレシピをもっと手前のことを料理教室でやってるっていう。
そうですよね。
やっぱり料理ってあまりに日々のことであるし、
みんなやってはいながらも結構独自というか独特じゃないですか。
そう。
誰かに教わってるかもしれないけど、
もう自分なりの我流が結構あるわけだから、
そこを一回通ると、
軌道修正というかこうだよっていう基本をちゃんとすれば、
それだけでグッと変わるわけですよね。
そうなんですよ。
え、やろうかな。
ちょっと申し込む。
本当ですか。
そう、すごいそこが面白くて。
すごい面白い。
みんな本当に、
例えばなんとなくやってることだらけなんですよ。
そうそう。
ほとんどが。
なんかよく分かんないけど、
なんかこういうもんみたいな。
みんながこう言ってるからとか、みんなこうそうだからとかね。
そうそう。
やりたくてもいいことやってたりとか。
そうですよね。
なんでこれやってんのっていうことに対して根拠なく、
なんとなく。
やるもんでしょって。
そうそう。
でもそこで自分の意識が通ったら、
それにやっぱり違うもんが出てくるわけですよね。
そうなんですよ。
同じことやってたとしてもね。
意識のこの入れ方で全然違う。
でも彼女を見てて面白いのは、
自分が住んだり住まいを常にカッコよく整いたいからっていうことで
まず始めてるんですよ。
そうなんですか。
そうなんですよ。
その4年前ぐらいに新しい家になってるんですけど、
それが台風で被災しちゃって、
今まで住んでた家を結構大変な被害だったので、
一体さらちにして、
自分たちで主人中心に仲間たち、
みんなプロなので一緒にみんなで作った家なんですけど、
そこをきれいに保っておきたいっていうのがまずあって、
その時に家族のためだけじゃ
こんぐらいな甘えが出てしまうみたいな掃除の仕方とかしてしまうのか、
もっときりっとした空気感で日々台所に自分は立ちたいと思ったら、
これはもう人の力を使うしかないなっていう感じ。
家族以外の誰かが来てくれるっていうことで、
お客様ですよね。
お客様ですよね。
一定の緊張感ですね。
それを保つためには定期的に誰か来てくれなきゃいけない。
料理教師が。
その発想だから僕すごいなと思って。
僕もその感覚なんですよ。
何かをやりたいって。
この気持ちをキープするなら何かみたいな。
そっか、そこから何かを入れるっていう感じ。
だからもう手段でしかなくて、
料理の目的じゃないっていうのが面白い。
面白い。
自分らしい生き方
自分だけだったら包丁はすぐ切れなくなるわ。
調味料の火もすぐベタベタになるわみたいな。
甘え切って疲れ切った先にやるかみたいな感じになるの。
それは嫌だったんですよね。
だけど家族だけじゃできないし自分だけじゃできないときに、
誰かに来てもらうとちょっとカッコつける自分がいたり。
そっかそっか。
そうですよね。
そこが先なんですね。
そうなんですよ。
それがスタートなっていう発想が、
面白い。
僕もすごい共感したし、
これこれと思って。
だから生き方のスタートとして、
包丁操作からがやっぱり良かったんだって。
僕もなんとなく今まで振り返ったら、
それ選んできたけども、
良かったんかなーみたいな。
目の前で彼女やってきて、
だよねってなった時に、
これいいんだーみたいな。
そっかだからその辺の美学の起きるところみたいなところが、
お二人がやっぱ近しいというか、
そういうことですね。
そうそうそう。
誰かのために何かやろうとも思ってないっていうか。
そっかキリッとしたいとか、
ちゃんとしたいみたいなところがあって。
そうした結果、
すっごいみんなにもいいし、
私もどんどん面白くなったし、
やっぱりまずは自分のためなんだなっていうのを、
やっぱりそこで確認できたというか。
めっちゃ面白いですね。
そうそうそう。
へーそっか。
そうなんですよ。
今はそのスタンスでずっとやられてきて、
今があって、
さらにまだこれからもやっていくわけだから。
そうですね。
そうですよね。
なんかこうしていきたいとかっていうのが、
あったりするんですか?
でもなんかやっぱりやってると、
次これできるわーって。
あーそっか。
課題が出るんじゃない?
出ますね。
課題に対応するってことだけで十分なんだなって思ったから、
なんか突然これが飽きたら、
すぐにやめるべきだなって思ってるんですよ。
そうそうそう。
でも、
そうやって考えても仕方がなかったら、
いつ飽きるんだろうとか考えてもしょうがないから、
飽きた時でいいやみたいな。
なるほど。
だから今後何したいっていうわけに、
いやもうやってる時に課題出てくるから、
その対応してるだけで、
そっか。
たぶんだから、
道半ばで死んでいくんだろうなっていうのが、
あれもやりたかったで死んでいくのが、
たぶんベストなのかなと思うんで。
そっかそっか。
そういうことですね。
あんま大きな夢はないですよ。
そういうことですね。
もうできてるなみたいな。
そういうことですね。
そうですよね。
だから言ったら、
ある、
例えば都内で働いてる、
さらに今の方っていうのが、
ちょっと田舎の方でカフェやって、
っていう方がいっぱいいると思うんですよ。
っていう方に見てからしたら、
めちゃめちゃ理想的なことをされてるかもしれない。
そういう風に見えるみたいなことがあるかもしれないですけど、
お二人にとってはやっていく中で、
面白いっていうところをやっていったら、
これも目標じゃなかったみたいな。
そうそうそう。
だから全然羨ましがれることではない。
そっか。
こうなっちゃった。
そういうことですね。
お客さんで来たら、
いいですね、ここ。
みたいな感じで言う方もいると思うんですよ。
はい、いっぱいいますね。
ですよね。
でも言われても、
まあそうですね、
みたいな感じ。
でもいいですねって言ってくださるのも嬉しいし、
その気持ちがわかるし、
だからちょっと違う温度で、
僕もいいなと思うから、
なんかあまり別にその差は関係ないでしょうね。
そっか。
目標があってそこに向かっていくのも、
多分絶対面白いと思うし。
そうですよね。
めっちゃ面白いですね。
そうそう。
お会いしてまだわずかな時間ですけど、
すごいお二人のこの感じが面白いです。
でもきっとユイナワさんも近いものしかないから、
だからね。
そうそう。
だからこの共感がやっぱり気持ちいい。
ハテナじゃんね。
そうそうそう。
何言ってるかわかんないこの人たちみたいなね、
感じはないっていう。
確かにそこは非常によく分かるね。
そうですよね。
ご実家が巨南町にある民宿で、
小さい頃から料理をやっていたという塚田さん。
ご自身の料理教室のお話や、
住まいをカッコよく整えたいからやっている、
という思いについて語ってくださいました。
いろいろとやっていく中で、
結果、今こうなっているという荒コーヒーと。
皆さんぜひ足を運んでみてください。
そして次回はお二人の好きなことについて伺っていきます。
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