今回は、コミュニティマネージャー・高島聖也さんにお話を伺いました。
コミュニティ作りに関して、多岐にわたるお仕事をされている高島さん。まずはそのお仕事についてから、伺いました。
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サマリー
コミュニティマネージャーの高島聖也さんは、コミュニティづくりの仕事や日々の業務における役割について詳しく話します。また、彼が活動するヒトカラメディアの運営やコミュニティ形成、イベント企画の重要性についても触れます。高島聖也さんは、コミュニティマネージャーとしての経験を通じて地域の課題解決に向けた活動やNPOでのキャリアパスについても言及します。また、企業支援を通じてビジネスを学び、コミュニティづくりの重要性や役割を深掘りします。コミュニティマネージャーの仕事は、目に見えないコミュニケーションや関係性を作り出し、クライアントやユーザーとの対話を通じて新しい価値を追求することです。高島聖也さんは、流動的な場を管理し、より高い価値を提供するための柔軟性が求められると話します。
コミュニティマネージャーの仕事
ゆいなわさんの聞く人ラジオ
皆さんこんにちは、ゆいなわさんの聞く人ラジオのお時間です。
今回はコミュニティマネージャー・高島聖也さんにお話を伺いました。
コミュニティづくりに関して多岐にわたるお仕事をされている高島さん。
まずはそのお仕事についてから伺いました。
高島さん、まずお仕事は何ですか?
お仕事は、ざっくり言うとコミュニティマネージャー。
コミュニティマネージャーって、知らない人からすると何?っていうところがあるかもしれないので、
コミュニティマネージャーって何する?
これがですね、やっぱ諸説あるんです。
諸説あるんですか?
諸説あるんです。
いろんなコミュニティマネージャーが、いろんなコミュニティマネージャー論を語るんですけど、
私がいつも持っているのは、ある課題、地域の課題とか、組織の課題とか、
コミュニティっていろんなものに紐づいていると思うんですけど、
その課題をコミュニティの力を使って解決するために何らかする人って言いますね。
何らかする人。何らかっていうのはそれぞれで、いろいろをされている。
それはいつからというか。
10年くらい。
10年くらい。
やってますかね。
僕はもう多分大学卒業してから今まで、いわゆるコミュニティマネージャーしかやったことないんですけど、
その時々で肩書きとか名刺の名前が変わったりはしているものの、
もう10年間くらいコミュニティマネージャー的に働いている。
例えば何するんですか、日々のお仕事というか。
普段どういうふうなお仕事をしているのかなというと。
直近は、これ全然名前出せるんですけど、
ヒトカラメディアという場作りの会社に所属してまして、
ヒトカラメディアって働くとか暮らすとかっていうのを地域のテーマに、
働く場所の整備だったりとか、暮らしの環境をもっと面白くするために、
いろんな会社さんとお仕事をしてはいるんですけど、
その中でコミュニティスペースの立ち上げだったり、
コワーキングスペースの運営とか、
その場所に紐づくコミュニティとその場所のマネジメントみたいなことを日頃はしてます。
でも具体的に言うと、今都内で会社としては3拠点が
コワーキングスペースとかコミュニティスペースの運営を委託を受けてまして、
そこのスペースの維持管理だったりとか、
そこで働くコミュニティ、またちょっと僕らのチームに20数人くらいコミュニティマネージャーがいるので、
コミュニティマネージャーの管理だったり教育とか、
などをやってます。
ヒトカラメディアでの活動
じゃあ普段はそういう現場というか、
そのコワーキングスペースとかにいたりとか、また別のとこに行ったりとか?
そうですね。もうその拠点を行ったり来たりしていて、
人から見でやってオフィスは下北沢にあるんですけど、
あんまりオフィスにいることはないです。
現場のコワーキングとかコミュニティスペースに行ってることが多いです。
じゃあ例えば今日は現場に行って、1日そこに行って、
場所によってやることって何やるんですか?そこでは具体的に。
今お仕事を受けている中でいうと大きく2つ業務領域があるんですけど、
1つが場の施設の管理運営、施設の運営をするっていうのと、
もう1つはコミュニティ情勢、コミュニティをつくって盛り上げるっていうお仕事としては2つあって、
前社の方でいうと、安心安全な環境で朝しっかり施設を開けて夜ちゃんと閉めるとか、
そこの間にいらっしゃる利用者さんとか会員さんのご対応をするとか、
結構入会とかその入居みたいな契約回りも発生したりするので、
ワーキングスペースの場合は入居したい方の内覧対応だったり契約関係とか、
月々のご請求だったりっていうのもありますし、
必ずしもワークスペースだけではないので、
そういったコミュニティスペースでいうと入会したいと言っている方々に対しての施設とかコミュニティの説明会だったり、
あとはそこで行われるイベントの実施だったりとか。
イベントも手掛けてるみたいな感じですか?
イベントはめちゃくちゃやってますね。
めちゃくちゃやってますか?
めちゃくちゃやってます。
月に何度も、十何回?二十回?十数回?
今メインで関わっているトラの門にある拠点で言うと、
本当に月に25から30本ぐらい。
そんなにやるんですか?
多い時は1日3本とか。
それをやる方はそれぞれスピーカーという方がいらっしゃって、
そこを運営側としてやっていく感じ?
それもいくつかパターンがありまして、
我々コミュニティマネージャーで企画してやっていく交流会とか、
ミートアップイベントもあれば、
外部の方というか、運営以外の方でその場所でイベントをやりたい方の
イベント実施のサポートみたいなのが含まれます。
多分半々ぐらいが多いと思います。
じゃあその時々に合わせて良き形を作って、
募集かけたりとか、バーナー作ったりとか、
そういうことをしながらって感じですか?
お仕事としては滝に渡るというか、
そうですよね。
いろんな体というか、頭を使うという感じ?
そうですよね。
頭も体もって感じですね。
これコミマネ、我々コミュニティマネージャーじゃなくてコミマネというわけですけど、
コミマネあるあるなんですけど、
1日8時間働いて、
万歩計みたいな、この歩数計みたいな、2万歩くらい行ってるんですよ。
めっちゃ歩いてる。
それぐらい動いてるというか。
僕は特に拠点間を移動して、
午前中は虎ノ門にいて、午後は渋谷とか、
夜は下北沢のイベントにいてなると、
1日中一個のところにいるというよりは、
拠点を往復したりしながら動いてることが多いですね。
じゃあ今の人からメディアに入って、
いつもそういうお仕事をずっとされている?
そうですね。人からメディアに入る。
前からやっぱり施設に紐づいているコミュニティマネジャーにはなっていて、
具体的に言うと2020年から。
コミュニティ形成とイベント企画
2020年からいろんな施設のコミュニティマネジャーというのをやり始めています。
それは高島さんがやりたくてそこに入ってやってるのか、
そうなっていったのか、どんな感じだったんでしょうか。
なっていったって感じですね。
もともと入った時は、そういう仕事なのっていうイメージはそこまでなかった感じですかね?
仕事のイメージは割とあって、
コミュニティマネジャーのいるコワーキングとか、
企業家とかスタートアップの方が使うインキュベーションセンターというのが前後なんですけど、
そういったところは2020年の前から出入りをしていたので、
そういう施設とコミュニティマネジャーと、
その彼らの動きというのはイメージしていて、というのがありました。
それは自分としてもお仕事としてもスッと入っていけるような感じ?
もありました。
やっぱり結構人と関わることじゃないですか、非常に。
そこはもう全然好きというか得意な感じなんですか?
そうなんでしょうね。
これコミュマネあるあるその2なんですけど、
コミュニティマネジャーのコミュニケーションが多い。
そうなんですか?
コミュニティマネジャーは結構コミュニティマネジャーが多いです。
そうなんですね。全然コミュニケーションが生きる人というイメージになっちゃいますけど、
そんなことないんだ。
全員がパリピではないですね。
パリピというと相当極端にいますけど、そんなことはないですね。
全然ないですね。
意外とそんなに大人しいと言ったらいいですけど、
なんででしょうね?
逆説的なアレなんですけど、
そういうコミュニティに馴染むとか、
よくあるのだとセミナーが第1部であって、第2部に名刺交換会とかネットワークイベントって、
いろんな人にとってストレスがあると思うんですよ。
誰と話したらいいのかとか。
登壇者も名刺交換の列ずらーって。
手持ちぶさたになって片手にグラス持ってるけど、この後いつ帰ろうかなみたいな。
ああいう場で一番力を発揮するのがコミマネなんですけど。
要はそういったコミュニケーションに苦手意識を覚えてたりとか、
人と話す時に難しいなって感じる方の気持ちが分かる人の方がいい場作りするんですよ。
なるほど。それすごいわかる。納得できます。
だからってことはないけど、気持ちが分かるから声掛けができたりとか。
それによってコミュニケーションをみんなのところを巡回させる。
そういったネットワーキングの場も僕らの仕事現場にはなるんですけど、
その時に例えばどういうフィンガーフードがあったらいいかなとか、
飲み物をどこにどういう風に置いて、どういう風な人の動線を作った方がいいかなとか、
そこに具体的に何人人を配置して、それぞれどういう動きをするとその場がもっと良くなるかなみたいなのを、
実は細かく考えて働いているのが我々です。
そうなんですね。ってなるとやっぱり普通にパッて参加した人は意外と気づかないみたいなところも、
コミュニティマネジャーさんがしっかりちゃんとそれを想像してイメージして場を作り上げていれば成立するし、
それによって良いコミュニケーションが図れれば、
それはコミュニティマネジャーさんが良しって感じのところに演出をしていくみたいな感じになってくるんですね。
そうですね。
っていうとやっぱり自分もそういう場に行ったら苦手なシーン、
コミュニティマネージャーの経験
そういう経験があったりとか、うまくいかなかったなっていう感覚がある人の方がコミュニティマネジャーにも僕は向いていると思いますし、
現場での動きもすごい良かったりもします。
もともとお仕事、社会人として働き始める時からそういう感じのお仕事を希望しているというか。
それは全然そんなことはなくて、一番初めは普通にITの営業をやってたんですけど、
それが2014年。
4月に大学を卒業して、老舗のIT企業に入って、ITコンサル、営業みたいな職種で働いてたんですけど、
それと並行して、日本の何でもない地域に遊びに行って、何かするっていう、そういう週末の過ごし方をしていて。
いわゆる観光地とか温泉街とかではなくて、地方都市とかでもなくて、本当に何でもないところに人捨てとか友達を頼って遊びに行って、
観光地のない地方をどんだけ面白がるかみたいなのをやってた時期があるんですよ。
今もその縁で通ったりしているところはあるんですけど。
大学の頃に、2010年に大学入学したので、その翌年に東日本の震災があって、
みんな結構その時に地方に目が向いて、復興支援とかボランティアとかをやったりして、大学生たちも結構そこに目が向いてた時期があったんです。
僕も地元が茨城というか、厳密に言うと天金族だったんで、茨城で生まれはしたけど、茨城に住んだことはなくて。
でも地元は割とちゃんと被災していて、そこでふるさとって何だろうみたいなのを考え始めて、
ひっかけに茨城に通ったりとか、別の街に通ったりして。
総務省がやってる地域おこし協力隊っていうのは、地域おこし協力隊の人たちが行った先にいたんですよ。
大体同じくらいの世代で、東京から移住したり都市部から引っ越して、そこの地域づくりとかやってて、めっちゃいいなと思って。
ITの会社は1年くらいで退職して、地元茨城の地域おこし協力隊になったんです。
その時にやってたことが今のコミュニティマネージャーっぽい、冒頭話した地域の課題を、地域の人たちの力を使って解決するみたいな動きをしている。
そこが今に繋がっている。
そこが元にあるから、地域の方々といろいろとお仕事をするというか、課題解決しながらっていうのが元々あって。
そうですね。
NPOでのキャリア
あれも2年とか3年とかそういう感じですかね。
そうです。おっしゃる通りで、マックス3年です。
3年やられて、あれって起業するんでしたっけ? 物によるんでしたっけ?
いろんなパターンがあるんですけど、僕がやってた時、今はもう本当に数万人とか全国、協力隊がいないし、協力隊経験者がいないんですけど。
僕がやってた時、ちょうど1000人もいないくらい。
ああ、初めの頃っていう感じですね。
800人か900人くらいだったんで、先輩たちは基本的には起業するか、地元に就職するか、戻ってきちゃうかっていう。
のでいうと、起業の割合が結構多かったんじゃないですかね。
なので、僕も地元で起業するんだろうなと思って行って、起業してなかったんですけど。
ああ、そうですね。
コミュニティ施設の運営管理やコミュニティづくりなど、コミュニティマネージャーのお仕事は多岐にわたるとおっしゃる高島さん。
コミュニケーションに苦手意識を持っているからこそ、そういう人の気持ちがわかるというのは、なるほどというお話でした。
そうか。じゃあ一応忍期を終えられて。
3年終えた後は、その時やってたお仕事。具体的に言うと、子供食堂的なものを立ち上げて運営してたんですけど。
その子供食堂的な活動を引っ下げて、地元のNPOに雇っていただいて。
そこで地域活動に近いものを、地元のNPOに入社する形でやらせてもらってました。
そこでまたキャリアを積まれて。
そこで2年、そうですね。
そこから東京に来る感じなんですか?
ですね、はい。
そこのNPOでずっといることもできたのかもしれないけど、それじゃなくてその選択をしたというのは何かあったんですか?
そうですね、これはあんまり喋ったことないから、ちょっと今考えながら話してみたい。
いろんな要因はあって。
まずそのNPOが、もともとは地域福祉系のNPOだったんですよ。
なので、障害者の支援とか貧困世帯の子供の支援とか、結構しっかりやってるところで。
もうちょっと公益性の高い、かつその地域に地元に根付いて、行政と連携しながら、より発展した福祉の活動をやるのに。
社会福祉法人っていう、また別の法人は、公益性でいうとちょっとグレードアップする形で、NPOからそっちに立ち上げをするっていうタイミングで僕も入ったんです。
なので、その中で地域との連携とか、地域への団体の広報活動みたいなのを、広報室の立ち上げからやらせてもらってやったんですが。
社会福祉法人の立ち上げ準備は一旦そこでちょっと霧がついたというか。
私の役目も、一旦このぐらいなのかなって思ってたのが一つと。
もう一個が、あと2個あります。
もう一個が、そこでちょっとコロナが来て。
なので、よくやはり子供食堂だったりとか、地域の人と集まって何かやるっていうのが、めちゃくちゃやりにくくなったっていうのも一つあります。
その辺は割と多摩津なところでしかなくて。
最後の一個が、ソーシャルな活動とかボランタリーな活動が立ち上げて、1,2年はみんなの熱量で続くんですけど、やっぱり持続しにくいなっていうのがあって。
なので、その地域活動をソーシャルな領域とかボランタリーな領域から、僕はコミュニティワークをしてたんですけど。
ビジネスを知らなすぎると思って。
ビジネスの仕組みを知らないと資本主義社会で、この地域の取り組みとか、いい取り組みが続かないなと思ったので。
もうそこから、次に行くところが企業支援の会社に行くんですけど。
事業立ち上げるとかスタートアップの支援をする中で、僕もビジネスを学び直そうと思って。
っていうのが3つ重なって、次に転職したって感じです。
企業支援の重要性
そういうことですね。やっぱりちゃんとタイミングとか思いとかが重なって、じゃあ次だっていうことで。
それで企業支援の出向。それが東京になる。
そうです。
それで東京に来てっていう感じ。
NPOにいた時も出入りしてたインキュベーションセンターが茨城の筑波市にあって。
筑波の拠点に遊びに行きながら、ちょっと僕もビジネスを学びたいっていう話をしたら。
実際に企業をするか、企業支援をするかが早いと思うよって言われて。
筑波で面接を受けたんですけど、コロナが何だっていろいろあって、配属は丸の内になったんですよ。
そうなんですね。
なんで引っ越しかと思って。
一旦ちょっとそこから茨城から離れて、東京で転職をしたみたいな。
じゃあそこから企業支援していったりとか。
企業支援っていうとまた違う感じじゃないですか。
そこで具体的に企業のこういう感じでやっていくとかっていうのを学びながら、お仕事しながらって感じですか。
そうですね。
それが今のお仕事にも生きてるところはあったりとか。
今はめちゃくちゃ生きてます。
そうですよね。何か繋がってる感じはあるというか。
そうですね。
いらっしゃる方も、実際これから企業されてる方とか、いろんな属性の方いるでしょうから。
企業支援もコミマネと同じで、やっぱり企業支援とは何なのかは諸説あるんですよね。
ただ僕がやってたのが、僕の当時のミッションもそうなんですけど、企業支援施設の運営だったりとか、施設の立ち上げとかだったんですよ。
企業支援をする人が活躍するシーンって、企業に対してコンサルテーションを行ったりとか、企業に役立つイベントをやったりとか、
あとはシェアオフィスとかコーワーキングスペースを運営するみたいなのがあるんですけど、どっちかというと僕はソフトよりもハードよりの仕事が多くて。
なのでそういった方々に役立ていただける場の立ち上げとか運営とか、そこで働くコミュニティマネージャーの育成みたいなのを当時、丸4年くらいやらせてもらって。
コミュニティマネージャーを育成するっていうのは何するんですか?どういう感じなんですか?
前提で言うと、コミュニティマネージャーをやってる人で、コミュニティマネージャーだった職歴の人はほぼいないですよ、今世の中で言うと。
別のことをされてる方が来て、コミュニティマネージャーになって勉強してって。
なので、まずはコミュニティマネージャーになっていただくためのファーストステップとしての研修が必要。
研修って何ですか?
研修は、これも前職の企業支援の施設と、今の人からメディアとでやってることは若干違うんですけど、
今は割とマインドセット的なところ、利用者さんと会いたいするときのホスピタリティだとか、我々場作りをしてたりするので。
自分たちで自社運営してる施設ってないんですよ。
基本的には伝鉄さんとかデベロッパーさんとか行政大学みたいなところが運営主体としていらっしゃって、
その人たちと場所を作って運営するって感じなので、
研修の中ではクライアントさんと一緒に、最近流行ってる言葉ですけど、共に作るの競争。
競争関係にある中でこの場をどうやって作っていくか。
コミマネはどっちかというと、クライアントさん一社では明示できない画の未来とか将来。
こういうふうなものを一緒に描きたいよねっていうビジョンを一緒に描いて、
そこから逆算的にどういうアクションをやりましょうか。
そのアクションは我々でもやるし皆さんでもやろうっていう組み立て方をしますので、
そういう考え方をしてこれから働いていこうねっていう3日間の研修プログラムを。
コミュニティマネージャーの役割
そうなるとやっぱりコミュニティマネージャーっていうお仕事自体がちょっと新しいというか新しい感じですし、
未知なるものを作っていくみたいなところ。
当然クライアントさんによってオーダーが違うでしょうから、それにも合わせていかなきゃいけないし、
良い場を作るっていうのもちょっとバクっとしてるというか、
じゃあ良い場って何?みたいなところも多分追求されたりとか。
場は目に見えるものではあるんですけど、
コミュニケーションとか人と人との関係で目に見えないところをうまくやっていくっていう、
なんか目に見えない仕事を作っていくみたいな感覚なんですかね。
そういうシーンはとても多いですね。
いろいろお話をクライアントさんとしたりとかユーザーさんとしたりとか、
周りの方と聞いてお話して、まだないものを形にする。
っていうとなんかそのコミュニティマネージャーって施設にいたりとか、
イベントの準備をしたりとかバナーを作ってとかあると思うんですけど、
主に我々人からメディアの僕らレイヤーのコミュニケーションマネージャーが一番使うのは多分パワーポイントで。
まだないものを図式化したり、原本化したりして。
目に見える形にして。
一緒に描きたい未来ってこういうことですかみたいな。
そういうことですね。
あとエクセルも使いますね。
それを授業にしなきゃいけないので、パワーポイントとエクセルをめちゃくちゃ使っています。
そうなんですね。
それはでもある程度高島さんはやられてるから、だんだんやり方というかやりは分かってきつつ。
主法としては分かりつつ、まだちょっと模索してるところもありますかね。
やっぱり場っていうのは常に一緒じゃないじゃないですか。
そこですよね。そこがすごいあるなと思って。流動的というか。
言ったら1ヶ月前とちょっと違うぞみたいな状況が訪れるじゃないですか。
それにちゃんと合わせて仕事のやり方も変えていかなきゃいけないというのがありますよね。
今所属している会社で一番長くやっている拠点が、町に根付いたコワーキングスペース、シェアオフィスみたいなのが下北沢にあるんですけど、4年目なんですよ。
4年目でやっぱりまだうごめいてるという。
外的要因がどんどん変わっていくので、ずっと同じことやってたら廃れていくから。
そうですよね。
今年は今年で新しい仕組みをどんどんやっていくというのがありますね。
それがコミュニティマネー同士でも、当然こっちがいいよとか、こっちの方がっていう意見もあるでしょうし、話し合いながら何かを選んでいくんでしょうけど、
やっぱり正解はないわけだから、より良い最適化を求めながら動いていくっていう感じ。
そうですね。そうありたいみたいな方が強くて。
コミュニティマネージャーっていう人が世の中どんどん増えてきてはいるんですけど、世の中的には社会にどれだけ価値提供できてるかというと、まだそこまででもないなと。
もっと上は目指せるなと思っていて、具体的に言うと、コミマネとしての年収1000万プレイヤーとかってほぼいないんですよ。
ああ、そういうことか。
でも、いいやつばっかりで。
もちろん場の運営してたりするんで、クライアントさんとか会社同士は敵対してたり競合関係になったり、こっちの会社とこっちの会社はビジネス上あんまり相入れないよねってあるんですけど、現場のコミマネって全国めっちゃ繋がってるんですよ。
なので、先々月ぐらいも大阪で1000人単位のコミマネがなんのべ集まるようなカンファレンスがほぼ全員コミマネみたいなのがあったりして、そこはもうみんな話すんですけど、めっちゃいいやつは多いが、いいやつどまいが多い。
なので、もうちょっとクライアントワークを一緒にして、僕らとしてもより社会に対して高い価値を貢献できるコミュニティマネジメントをしていきたいし、そういう人をどんどん増やしていきたいなっていうのが結構直近の課題ですね。
コミュニティマネジャー自身が言ったら柔軟でないといけないというか、あんまり固くないように様々なシーンに合わせられるような形をとっていて、かつ新しい情報なりにちゃんと触れつつ場を潤滑にやっていく、新しいものを入れていくということを能動的にやっていくみたいなこともされているって感じですね。
クライアントではわからないビジョンを共に作り上げていくという仕事でもあるコミュニティマネジャー。場というものは流動的であり、世の中的にどれぐらいの価値提供ができるのかということを考えるお仕事でもある。そんな高島さんのお話は次回に続きます。
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