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2025-12-15 33:09

v179-2 コミュニティマネージャー・高島聖也さん~やっぱりコミュニティが好き

前回に引き続き、コミュニティマネージャー・高島聖也さんにお話を伺います。
今回はまず、これからどうしていきたいか、というお話から、高島さんに伺っていきます。
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サマリー

高島聖也さんは、地域の課題解決に取り組むコミュニティマネージャーとしての活動について話します。現場での経験を通じて、人との関わりが自身の成長に繋がることや、クレーム対応の重要性を強調し、コミュニティをより良くするための意見交換の重要性を説いています。また、彼のコミュニティマネージャーとしての経験や郊外での暮らしについての魅力も紹介されます。特に、地域の人々とのつながりや、それを支えるコミュニティの重要性が強調されています。高島聖也さんは、コミュニティマネジメントを通じて自らのコミュニティへの愛情を見出します。彼の経験から、地域の課題解決や快適な生活環境の構築の重要性が語られています。

00:04
ゆいなわさんの聞く人ラジオ。
みなさん、こんにちは。ゆいなわさんの聞く人ラジオのお時間です。
高島さんのコミュニティマネージャーとしてのビジョン
前回に引き続き、コミュニティマネージャー・高島聖也さんにお話を伺います。
今回はまず、これからどうしていきたいかというお話から伺っていきます。
高島さん自身は、今後どうしていくみたいなのは、どんな感じに考えていますか?
今後ですか?
難しい。でも僕は、それこそキャリアの中で言うと、地域おこし協力隊、NPO、この辺は地域の中に入って。
ほとんどコミュニティマネージャーのように、現場に入って地域の人たちと地域の課題を解決する。
80代のおばあちゃんたちと一緒に子供食堂を運営するとか、地域の大工さんと仲良くなって、地域の空き家再生をワークショップで。
その時も現場にいて、その大工のおっちゃんたちの技術を地元の人たちと一緒に、インパクトドライバーってこうやってやるんだよとか、こういう風に塗装したら上手く塗れるみたいなやつを、
地域のリソースで地域課題を解決する場をやったり、というところからずっと現場にいたんですけど、最近はちょっと後ろに下がっていく。
現場でどんどん活躍する人はもっとたくさんいていいし、僕が一人やるよりは、僕のようにできる人が10人いたほうがめっちゃいいと思うので、
今後で言うと、コミュニティマネージャーのより不可価値なコミュニティマネージャー活動ができる教育をやりたいと思いますし、
このコミュニティマネージャーがこういう会社とかこういう場にいたら、もっといいですよねっていうのもやりたいので、
最近は週5日は本業で働いてるし、3日ぐらいは現場にいて、2日ぐらいは新しいお客さん候補のところに行ったりとか、
もっとこういうことをやったらコミュニティマネージャーの活躍するシーンが増えるんじゃないかみたいなのを外に出て話に行ったりとかしてます。
やっぱりそうやって外の人と会うことによってまた刺激も受けるでしょうし。
めちゃくちゃありますね。
ありますよね。
新しいアイディアというか、そういうものも生まれてくるでしょうし、
ああ、こうしたらいいのかもしれないみたいな。
そういうのってなると、やっぱり両方ですよね。
現場もあるキーだし、今後のコミュニティマネージャーについても考えていったりとか、
それを今後してまだまだ続けていきたいみたいな感じに。
現場での人との関わり
そうですね。
やっぱりそう思うと、高嶋さんは人っていうかありきな感じですかね?
そうかもしれないですね。
もともと地域おこしもそうですし、やっぱり人と関わるということで高嶋さんが動いていくっていうのをずっとされてっていう感じですかね?
あとなんか、僕はあんまり何も持ってない人間だなといつも思うんで、
いろんな人から教わったり学んだりするのが楽しい。
ああ、そういうことですね。
高嶋さんもそうです。
ありがとうございます。
そういうことですね。
実際、現場にいると本当にいろんな人いるじゃないですか。
いろんな人と日々話をしてなると、
僕も聴く人だって思うことなんですけど、
価値観とか人それぞれいっぱい。
その人それぞれの正しさというか、持って生きてるみたいなのをいっぱい触れると、
僕個人としてはだんだん自分がなくなっていく感じがあるんですね。
分かります。
そういう感じを非常に感じていて、
だから自分がこうだって思ってても、
それは意外とどうでもよかったりするよみたいな感じで、
意外といろんなことを手放せるような感じはしていて、
そんな感じはありますかね?
ありますあります。
それに絡めて言うと、
コミュニティマネージャーって何ができるのかっていうのは人それぞれあって、
イベントの走りがうまいとか、
初めましての人に対してすぐ仲良くなって、
その場に溶け込めさせてあげるとか、
コミュニティでちょっとくすぶってる人がいて、
その人の絡まりをほぐしてあげて、
コミュニティで自由に動くようなサポートができるとかいろいろあるんですけど、
センスながら私はクレーム対応がうまいんですよ。
そうなんですね。
それなぜというか、それは得意?
最近思ったんですけど、
やっぱり現場にいるといろんな方がいらっしゃるので、
コミュニティマネージャーって店舗のスタッフとか、
飲食のホールの方とかと同じぐらいに、
ご意見とか苦情を一番フロントで聞くことがすごい多い。
そっかそっか、そうですね。
特に前職は行政の施設ってマネージャーをやってたので、
行政の施設ってやっぱり本当に公益性を保って、
誰も排除できない。
本当にいろんな意見の方がいるので、
前職の施設だと現場のコミュニティマネージャーから、
そこの管理者にあげてもらった時には、
割と年中ご意見対応をやってたんですけど、
初めはもう本当に心を消耗して、
なんでこんなこと言うんだ、みたいな思ってたんですけど、
徐々にそういうあなたの気持ちもわかってくるみたいな。
自分がなくなってくるんで、戦わないんですよ。
そういう人になるみたいな。
あなたのこういう考えで言ったら、
確かにそういうご意見もしたくなるよねみたいな。
でもそこについては、施設としてはこうですし、
でもここまでは寄り添えるし、
ここから先はお互いに難しいみたいなのが、
昔は全くできなかったんですけど。
それによってできるようになって。
むしろそういう激しい意見から教わることとか、
ここから先はちょっと対応はできないですけど、
ここから先は真摯に、
今後のサービス改善につなげていきたい、
みたいな感じで、
結局クレーマーがよく聞く、
お得意さんになるみたいなことも多くて、
そこが今生きてるし。
すごいですね、それは。
クレーム対応が上手くなるにつれて、
自分が溶けていく感覚というか。
そうそう、そう、それです。
誰かと喋っていても、
これまでも誰々さんが言ってたことを、
僕は代弁してるような。
そうなんです、すごいあります。
あります?
あります。
そうなんですよ。
それが悪いこととは思わないんですけど、
そうなりがちだなっていうのはいますよね。
あります、あります。
そうなんだ。
クレーム対応とか、
やっぱり共感力が高くなる感じですかね。
コミュニティの価値向上
その人に対しておっしゃることが分かるわけですから、
そこに対して線引きをして、
ここまではいけるみたいなのが、
やっぱり得意になっているというか。
そうですね、これはコミマネに関わらず、
いろんな職種の人ができたらいいかなと思っていて、
コミマネの研修にも共感と同感の違いみたいな。
同感は、例えばユイナワさんがコーヒー飲んでて、
このコーヒーめちゃくちゃうまいですね、に対して、
私も同様にこのコーヒーうまいと思います、みたいな同感と、
共感は、僕もコーヒー飲んでますけど、
コーヒー全然飲めないとしても、
ユイナワさんがコーヒーと思う、その気持ちは私も尊重します、みたいな。
この同感と共感がしっかり分けられると、
クレーム対応とかは全然できるんですよ。
じゃあそこを高島さんはどっかのタイミングで掴んだってことですか?
掴んだんですね。自転車の補助輪に取れたみたいな感じで。
いつから感じがなって、そこからいけるようになった感じですか?
そうですね。
面白いなあ。
面白いですね、それは。
いつのタイミングかはちょっと分からないですけど、
どこかしらで高島さんがクレーム対応しながら、
最初はうーんって思いながら、でもどっかのきっかけがあって、
おっ、これはもしかして。そこから楽になってきたみたいな。
そうですね。
学びにちゃんとなってきたみたいな。
そうですね。しかもクレームに関わらず、
最近のコミュニティってそのコミュニティに関わる方々、
ワーキングスペースの会員さんとか、
そういったコミュニケーションのためのスペースに入会してくれて、
日々使ってくれている方々も、一緒に場を育てていく感覚がある。
ああ、そっかそっか。
利用者さんから上がってくる声もどんどん増えているんですけど、
そこに対してこれはルールなんで、制度なんでじゃなくて、
あなたのそれをここめっちゃ良くしたいっていう気持ちがすごい分かるから、
一緒にどうやろうかみたいな。
そっか。
やっぱり施設とかによりますけど、
やっぱりそこでお客さんっていう分け方と、
一緒にやりましょうって人たちの考え方、
それによってやっぱり違うというか、
作られていくのは当然、
コミュニケーションマネーの人もいるし、
ユーザーさんもいて、
一緒に良いところにしようっていう共通意識があれば、
より良くなっていく感じはありますもんね。
やっぱりそういう方がいいだろうし、
例えば組織とかでもそうでしょうけど、
やっぱり社長、経営者と事業員みたいな形も、
そこで分ける。分けるんだけど、
やっぱり一緒にやろうぜみたいなところは、
よりコミュニティみたいなところであれば、
より必要というか大切な部分ですもんね。
だと思いますし、
少し前の話に戻ると、
よりクライアントさんとか社会に対して、
高い価値貢献をしていくみたいになった時に、
例えば僕らのやっているスペースでいうと、
電鉄会社とかデベロッパーさんが運営主体、
大学とか行政とかもあるんですけど、
大手企業の例えば課長さんと、
現場のユーザーさんって、
基本的にはコミュニケーションなかなかするシーンもないし、
対応は難しいんですけど、
そこに僕らコミマネがいると、
シンプルなクレームに見えても、
この場所をもっと良くしていきたい。
しかもユーザーさんも巻き込みながら、
場を良くしていく。
それでクライアントさんも一緒に動かせるってなると、
どんどん場所の価値も高まる。
高められる可能性もありますし、
外的要因でどんどん環境が変わっても、
いいものが作れるなと。
そこのいろんな間に入っていくことの
開催価値みたいなのが、
最近はすごく大事だなと。
そうか、そうですよね。
そう思うと、コミュニティマネージャーって、
当然、今日の現場を見ながらなんですけど、
時に数ヶ月前とどう違うだろうとか、
雰囲気を読むとか、肌感みたいなところって
結構必要なのかなっていう。
同じとこにいると、
ちょっと麻痺しちゃうじゃないですか。
慣れちゃうというか。
それを時に客観視しないと、
このコミュニティはどういう状態なんだろうみたいなところ。
それも一つ必要なことかなという気もしますし、
高島さんは現場に入るのが週に3回とかだから、
時々行くことで、
ある程度客観性は担保されているのかもしれないし、
その辺は結構、
長い期間経つと、
明らかに変わっていっちゃったりしてるんでしょうから。
そこが非常に難しくもあり、
面白いところなのかなという気はしますね。
そうですね。
それで言うと客観性と
一時情報みたいなのはどっちも大事で、
僕は毎日現場にいるわけじゃないので、
毎日いる方々が毎日いることで感じることは
あんまりわからないんですよ。
でもそれはすぐ教えてくれる。
最近だれだれさんがちょっと元気ない気がするとか、
最近こういうムーブメントがふつうふつう生まれてて、
今この熱源を大事にした方がいいと思うっていうのは、
現場で毎日働いてくれてる
コミマネの声をちゃんと吸い上げて
形にしていくことが大事ですし、
僕が言って気づくのは、
なんか張り紙曲がってるねとか、
ホワイトボードいっぱい出して、
イベントの情報出してるけど、
コミュニティマネージャーとしての役割
ホワイトボードで奥が見えなくなってないかみたいな。
そこ大事ですよね。
やっぱりそういうことは現場にいると
意外と気づかなくなっちゃうとか、
ふつうになっちゃって。
そうか。
確かに。
そういうのはそれぞれの良さというか、
いろんな視線を活かしてやれてるかなと思う。
なるほど。
って思うとやっぱりコミマネの仕事って、
言ったらキリは当然ないから、
正解もないから、
より良き形で価値がどう提供できるか
ということを考えながら、
試行錯誤を繰り返していくということになる。
そうですね。
だから2万歩歩いちゃうみたいな。
本当になるっていうことですね。
そうですね。
コミマネは何ができるのかということを問い続ける高嶋さん。
クレーム対応が上手というお話や、
共感と同感の違い、
一緒に場を育てていく感覚についてなど、
興味深いお話が続きます。
郊外での生活の楽しさ
高嶋さんは好きなことは何ですか?
という問いだとしたら何が好きですか?
好きなこと、難しいですね。
今ちょっと言われて考えて、
1つ思いついたのが、
郊外での暮らし。
郊外での暮らし。
郊外での暮らしが最近すごい面白いなと思っています。
郊外というといろいろ捉え方があると思うんですけど、
どういうイメージの郊外?
今住んでいるのがまさに千葉の市川市というところなんですけど、
東京からエリアによっては3,40分離れた別のタウンで、
去年結婚して、
引っ越したんですよね。
さっきのところで話した通り、
僕はそのキャリアの初めの方でめちゃくちゃ田舎にいて、
その後、東京の丸の内で働いている時は、
足立区の北千住のシェアハウスとかで暮らしながら、
割と都心に近いところで暮らしていて、
今そこから結婚して、川を渡って千葉県に住んでいるんですけど、
田舎でも都市部でもない、その間にある郊外がめっちゃ面白い。
ここが一番クリエイティブだっていうのを思って、
ちょっと意識的に生きてるって感じです。
郊外の面白さっていうのは、どういうところに面白さっていうことを感じられる?
これもあんまり言語化できてないんであれなんですけど、
まずその郊外、ベッドタウンのイメージって、
住宅がバーってマンションとかアパートが並んでて、
ただベッドタウンゆえに転勤できた人とか、いわゆる新住民が多いんで、
東京と同じように横のつながりはないと思いきや、
実はあって、やっぱりローカルはあるんですよ。
僕らも去年市川に引っ越してきて、
なるべく地元の飲食店とか地域の床屋に行ったりすると、
うっすらと見えてくる。
郊外のローカル性みたいなのとか、そこでの人のつながりとか、
実はこの人こんなことやってるんだとか、
ここの人とここの人こうつながってるんだみたいなのが面白くて。
僕が地域おこし協力団やってるときは、
ローカルのつながりって田舎にはある、東京は希薄って思ってたんですけど、
東京に近い郊外にもある。
発見があった。
最初はないなって思ってたけど、どうやらあるぞ。
アパートの横の人とかの顔の名前も知らないし、
東京行ったときは知らないまま過ごしてたんですけど、
郊外ぐらいだとギリギリあって、
うちは犬を飼ってるんですけど、お隣さんも犬を飼ってて、
散歩で会ったりするんですよ。
そうしたらお話ししますね。
あと東京の飲食店で会って、
例えば新緑のゴールデン街でお隣で会った人とかって、
本名も何やってるかも知らないけど、
住んでる周りの飲食店だと、
住んでるところとか分かったりするから、
そこでつながっていくっていう。
そこの場所にいることによって、
新しく引っ越してきたところだから、
周りが何も分からない状態からスタートして、
どんどん自分の高島さんにとっての地図ができていくみたいな感じですよね。
それは確かに面白いですよね。
そうですし、
田舎は不便だったんですよね。
僕がいたところって電車もないし、
最寄りの駅まで徒歩8時間みたいな。
車で行って、でもその車で行く電車も、
1時間2本しかないみたいな。
買い物が不便だったりとか、
移動が基本的に車だったりとか、
っていう不便さもありながら、
でもいなかってそのゆとりとか、
食材がめちゃくちゃうまいとか。
あとは地域の濃いつながりがあって、
僕も23歳くらいで移住したんですけど、
地元で昔からやってるお祭りに混ぜてもらって、
だし担いだり、お干し担いだりをやらせてもらって。
片屋東京はもうそういうのは一切なかったので、
向こう街はギリあるっていう。
家もわりと広々進めるし、
無個性…言い方は良いですけど、
市川って無個性な街だと思ってたんですけど、
実はちゃんとすごい市川という地域性もあって、
それでいうと地方移住したときと変わらない良さが、
便利さとともにあるっていう。
そこに面白さ、好きだなって思えることが。
じゃあまさにそれを体感してて、
今のお話を聞いて、
日々進んでるわけですかね。
今そうですね。
その地域に、まあでも郊外のベッドタウンなんで、
別に入り込もうと思わなければ、
別にその家と職場の往復して、
快適に暮らして終わりなんですけど、
ちょっと入り込もうと思うと、実はこの人が、
最近出会った人でいうと、
中学生の学生服って3年間しか着ないし、
人にも使わなくなるけど、めちゃくちゃ高い。
近世に余裕がない方とかは、
学生服買うのもすごい負担っていうのを、
学生服を回収してクリーニングと、
ちょっとリフォームというか直して、
また下の子に優遇してあげるみたいな、
地域の中での循環を作ってる、
活動されてる方がいたりとか、
あとはもうちょっと趣味よりなところで言うと、
僕も全然わからないですけど、
ナチュラルワインみたいなやつ。
ナチュールワインがすごい好きなお姉さんがいて、
その方はウェブデザイナーなんですけど、
でもナチュールワインが飲める店なんてないんですよ。
いいもんしかないんで。
うちの周りにはいいもんしかないんで。
だから自分でナチュールワインを酒屋さんと提携して買って、
月に1回ワインをみんなで飲む会をやってて、
ちょっと入ろうと思ってたら、
田舎の時に感じてたようなローカルがめちゃくちゃあって、
これは面白いなというか。
一方で前者の方とかは、
地域の課題を地域のリソース使って解決していくみたいな、
まさに僕がやってたようなことをやってたりするんで。
最近で言うと、
まずこの郊外の暮らしって本当に面白いよねっていうのを、
今34歳なんですけど、
20,30代の人もちゃんと感じて暮らしていったらもっと面白いなっていうのもあるし、
それで自分たちの街の課題を自分たちで解決していくことが、
首都圏中心の郊外エリアでバンバン生まれていく。
これは面白いぞっていう。
コミュニティの重要性
そうですよね。
高島さん自身もポッドキャストするじゃないですか。
そうですね、ポッドキャストを。
最近ぼんやりと、
郊外の暮らしを面白おかしく発信するポッドキャストを、
やりたいなというのを今朝ぐらいに思ってた。
今朝?
ポッドキャストをやってるユイナーさんに会うってなって、
ポッドキャストと地元の駅を歩いてたら、
でもこの暮らしを普通にそのまま発信したりとか。
郊外って本当どこでもあって、
これは地域おこし協力隊をやってた時に思ったんですけど、
日本って東京と大阪と名古屋とそれ以外みたいな、
首都圏、
都市と地方っていう分け方をざっくりするんですけど、
実はそんなことなくて、
栄えてる街と地方で言うと、
大体どの地方も1時間かければ栄えてる街にはいけるんですよ。
どこのエリアにも、東北とか北海道、
あとは九州とか四国とかも、
大体2時間行けば、
ちょっとした栄えてる街にはありますよね。
ほとんど郊外だなと思ってて、僕は。
面白い。ほとんど郊外。
郊外っていう広い括りで見た時に、
東京的な都市の暮らしもあるし、
田舎暮らしのロハスな感じもあるけど、
もうちょっとその間にスポットライトを当ててもいいかなみたいな。
そっかそっか。
確かにほとんど郊外なわけですから、
あらゆるところがスポット当てられるわけですし、
地域ごとに特有の面白いところって、
それは違うじゃないですか。場所によって。
それをさっき言ったようなナチュラルワインの方がいるっていうところの特別さがあったりとか、
別のところだったら、
ベーグルを作る人がいるみたいな、
そういうことで、それをいいのにスポットライトを当ててあげれば、
地域性が浮かび上がってきて、
面白いと思っています。
そっか。
僕も最近10年くらい、
コミマネっぽいことをやってて思ったんですけど、
地域の課題は地域の人たちの力で絶対に解決できるというか、
なくなることはないんですけど、
解決するスキームは作れるというのを思っていて、
地域コミュニティは絶対どこの地域でも必ず作れるし、
いろんな魅力的な人たちがいる。
企業支援の会社にいたときに思ったんですけど、
ビジネスって基本的には課題解決のための。
誰かの課題を解決するとか、
困りごとを解決するからビジネスになる。
ここはちゃんと連動してるなっていうのを、
10年経ってやっと分かってきて、
変な話、全員が全員そうでなくてもいいかもしれないけど、
郊外のエリアで暮らしながら自分たちの街を良くし続ける、
郊外のコミマネみたいな人が、
もっと世の中には生まれることもできるし、
コチカメのリョウさんみたいな、
地域にああいう人がいて、
大体みんな繋がってて、
何かやりたいと思ったらその人のところに行ったら、
形になるかもしれないし、
形になるかもしれないよっていう人が、
街の数だけ持っていてもいいなと。
その人たちがちゃんと、
街のコミマネとして食える社会にもしていきたい。
ちゃんとその人にとっても、
それをやっていくことによって、
それで生活ができてる状態みたいな。
例えば地域とかも、
役所があって、民間があってみたいなところで、
ちょっと役所の話になっちゃったりするところを、
ちゃんと民間側で回せるような方がいたりとか、
キーマンがちゃんとそこでできるとかってなると、
それですごく動きやすいんでしょうし、
そういう仕組みとかできてるところもあるとは思うんですけど、
どっか地方を探していけば。
そこをうまく全国的に形としてできていけば、
いいですよね。
より豊かになるというか、
人が元気になるみたいなところですね。
高島さん自身がコミュニマで今やられてて、
それを形を地域に持っていくみたいな感じ。
もしかしたら、さっきでは、
高島さんが市川なのかどうかは分からないですけど、
市川で自ら立ち上げているコミュニティを
運営しているかもしれないし、
そこの中心にボットキャストみたいなものがあったりとか、
もしかしたら場もあるかもしれないし、
そう思うと高島さんはコミュニティみたいなものが非常に重要なところに
思いますね。
そこの現場にずっといて、
コミュニティというものを考えているでしょうし、
コミュニティへの気づき
実際に実行もされているでしょうし、
そういう感じがします。
そうですね。僕も話していて、
そんなことは考えたことなかったんですけど、
コミュニティが好きなんだなって思いました。
そうですね。今日お話を聞いていて、話の大半が
コミュニティに関係するんですよね。
他のお話にあんまりならないというか、
そこがお話したいところというか、コアにある感じ。
自分も気づきがありました。
良かったです、それは。
そんな感じがします。
多分もうずっとそうなんじゃないですかね。
そうですよね。
好きなことという問いに対して出てくることもやっぱりそうでしたし。
そうなんですね。
そうですね。そうなのか。
僕はコミュニティが好きだったのか。
前半の方で話した、
コミマネがあるあるで、コミマネって結構コミショーなんですよ。
僕も筆頭にそうだなって思っていて。
場作りとか、現場に立ってめちゃくちゃいい動きをしているコミマネが、
交流会の時に端っこの方でスマホを見てたりすると、
嬉しい気持ちになるんですよ。
わかるわかるっていう。
そこに共感するわけですね。
僕も心根はそうなんだよ。
そうか。
あんまり人に言わずに言ってたコンプレックスというか、
僕はコミュニティが好きじゃないと思ってた。
地域を、働くんだったら自分の住んでる地域とか、
自分の関わる人たちがちょっとでも居心地がいいといいなとか、
その人たちの困りごとが解決したらいいなと思って、
コミュニティマネジメントっていうのを手段としてずっとやってきてたので、
それが自分の職域というかスキルなんだなと。
コミュニティは手段。
地域の課題解決
でも僕はコミュニティは別に好きではないと思ってたんですけど、
好きかもしれない。
おっと、今日何かに目が開いちゃったかもしれないですね。
開いちゃってますね。
そうか。
そういうことありますよね。
徐々に自分が実はできないなって思ってたことが、
実は真には好きだったりとか気にする部分で、
動いていくことによって自分は実はそうなんだなみたいな、
裏っかえるみたいな感じがあるかもしれないです。
そうか。
面白い、それ。
すごいな。
もうそうですよ。間違いないですよ。
本当ですか?
好きなんだと思います。
好きって今後多分言っていくんじゃないかな。
何かの折に。
へー、すごいな。
なんかちょっとすごい具体の話になっちゃったんですけど、
今後こういうのやりたいなって思って、
めちゃくちゃ具体なんであれなんですけど、
今住んでる市川市で、
市のタウンマネジメント講座みたいな、
まちづくりの担い手育成講座みたいなのを市が行政として講座をやってるんですよ。
そこに参加して、そうすると地域のコミュニティビジネス的なものの、
手法の勉強会もあるし、
具体的に市川市のいろんな各課の課長さんとかが出てきて、
例えば危機管理をやってるところでは防災についてこういうことをやってますとか、
あとはサーキュラーエコノミー的な脱炭素を目指してる部署としてはこういうことをやってますみたいな話を具体的に課長からしてくれて、
これが市の課題なんだなって。
それに対してこういうことを行政としてはやろうとしてるけど、
市民としては何ができるのかみたいなのを20人くらいいるクラスメイトで考えてやったりするんですけど、
こないだあったのが脱炭素系のやつで、
国の補助金を取って市川市は地域の窓の断熱をリフォームするってなったときに補助金を出すよ。
それも子建てじゃなくて集合住宅のオーナーさんがそれをやるってなったら出しますよと。
そうすると暖房も抑えめげるし、あとはヒートショックみたいな悲しい事故も防げる可能性があるし、
なので行政としてはその賃貸オーナーさん、物件のオーナーさんが窓のリフォームをするってなったときに、
その何分の1くらいを助成金を出しますっていうのをやろうと思ってるんですけど、
全然広まらないことが課題です。
チラシとかを見てみんなでクラスメイトで、このチラシをどういうふうに改善したら良いかみたいなのを考えるワークがあったんですけど。
僕はやっぱりどっちかというと生活者視点でずっと考えてるんで、
やってるよりは千葉でいうと流山市っていうところが子育てに熱いみたいな、母になるような流山の感じで、
まずはキャッチコピーを打ち出して、それによって流山は子育て支援が熱いぞとか、
保育園がこういいぞ、町としてもこういうふうに暮らしやすいぞ、
だから住民が増えて、住民が増えるから物件ができてって流れになった。
僕らも賃貸オーナーに窓をリフォームしてくださいっていうよりは、窓をリフォームしてめちゃくちゃ温かい家庭で住んでる人たちが、
市川、都心だとこうだったけど、市川に住んだらこれぐらい快適で、心も体もすっごい温かく今暮らしてますっていう、
その人たちの声を集めていくことで、
あ、だったら市川で自分たちもこういう家庭を築きたいって思う人が増えて、
それによって賃貸オーナーが、だったら断熱しようってなる方が自然じゃないかみたいな。
そのストーリーの方が何か納得感ありますし、
直で断熱ですっていうよりも、そこの先にある価値をちゃんと提示することで。
ってなった時にさっき井沢さんと話してた、
郊外の暮らしを声として発信するみたいなことが、
最終的に地域の課題解決に、
遠回りでも繋がっていくみたいなことが、今そういうことかみたいな。
いいっすね、それ面白い。
もう既に高島さん自身がそこに関わって行動にされてるわけですから、
あとはそれをうまく繋げていったりとか。
それが郊外のコミマネって多分そういうことをやったりするんだろうなっていう。
そうですよね。それで一つ良い事例みたいなのができてくると、
また次こうしようみたいなことにも繋がってくるでしょうし、
人もそこで繋がるわけですから、そこのコミュニティができてくるし。
やっぱりコミュニティですね。
妄想らしいです。
いやーすごい、すごいわ。
いや本当にありがとうございます。
いえいえ、とんでもないです。
好きなことは郊外での暮らし。
街の数だけコミュニティマネージャーはいてもいいとおっしゃる高島さん。
やっぱりコミュニティが好きということを、
ご自身の語りを通して改めて気づきになられたようでした。
高島さんありがとうございました。
それではまた次回、ユーナーさんのキクヒトラジオでお会いしましょう。
33:09

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