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2024-03-25 29:58

v.83-1 弁護士・平本大城さんに聞く「夜中に突然思い立ち」

今回は、弁護士・平本大城さんにお話しを伺いました。
社会人経験を経て、現在弁護士として活躍をされている平本さん。まずはなぜ弁護士になられたのか、というお話から伺っていきます。
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ゆいなわさんの聞く人ラジオ。みなさんこんにちは、ゆいなわさんの聞く人ラジオのお時間です。
今回は、弁護士・平本大城さんにお話を伺いました。 社会人経験を経て現在、弁護士として活躍をされている平本さん。
まずは、なぜ弁護士になられたのか、というお話から伺っていきます。
まず、なぜ弁護士になろうと思ったのか、みたいなところからお話できたほうが良い方で、そちらをお話しますと、
大学を卒業してから、経歴としては一番最初に組織人事のコンサルティングの会社に入ったんですね。
当時で言うとベンチャー企業ですね。今で言うとスタートアップという企業ですけれども、
そこの企業の、最初はコンサルタントとして、ホーム部とかではなく、コンサルタントとしてクライアントさんの研修を企画して実施をしたりとか、
あとは人事制度を作るとか、そこの会社としてのビジョンとかミッションとかを考えるような
ワークを設計して実施したりとかっていうようなことを3年間やってたんですね。
そこで少しずつ仕事ができるようになってくると、今までこの会社さんだからお願いしますっていうような仕事のいただき方か、
平本さんだからお願いしたいんですっていうような、個人への信頼に変わってくることが、
自分としては非常にやりがいを感じたなっていうのが1つあったのと、もう1つが、ベンチャー企業でもあったので、
入るときに3年間で、一旦この会社に残るのか、それとも他の会社に行くのか、全く別のことをするのかとか、
っていうのを一旦ジャッジしようっていうことも最初に決めてたところもあって、徐々にそのやりがいを
突き詰めていったときに、やっぱり自分個人の感謝をしていただけるようなことを今後もやっていきたいなと思ったのと、
あと、感謝の総量を上げるにはどうしたらいいのかっていうことを考えたら、単純ですけれども、
すごく個人なのか法人なのか、目の前の方が困ってらっしゃる、すごく困ってらっしゃるときに圧倒的に専門的なことをサポートすることで、
その人のある意味、ターニングポイントをいい方向に支えてサポートしてあげて、いい方向に進んでいくようなことができれば、
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すごく自分はやりがいを感じるんじゃないか、目の前の方も檜山さんにお願いしよかったとか、
引いてはあなたに出会えてよかったみたいなところまで、すごく感謝していただけるのかなと思ったのがあって、
もう一つ、父が政治家をちょっとやってたところもあるので、どちらかというと知りしおくというよりは、公益的な社会のためになるようなことをやりたいなっていうところも少しあって、
どちらかというと社会課題をちゃんと解決できるようなサービスをやってらっしゃるような企業さんを相手に、さっき言ったターニングポイントに立ち会うところで、
それが企業で言えば新規事業を作るっていうところだったり、既存の事業を拡大するとか、トラブルが起きたときに解決をするっていうことができたらよいかなっていうのもあって、
弁護士になったら面白そうだなと思いついて、それで弁護士になろうと思い、丸3年経ったところで辞めて、そこから簡単に言えばロースクールっていうところ、
大学に行かないと、主要試験基本的には受けられないので、ロースクールに行って、主要試験になんとか合格をさせていただいて、で、弁護士になった。
20代半ばぐらいで、じゃあ、やろうかなみたいな。
26になる年に会社を辞めて、大学も特に別に法学部とかでもなかったので、そこから本当にゼロから勉強を始めてっていう感じですね。
弁護士じゃない選択肢ももしかしたらあったかもしれないですけど、やっぱりそこは弁護士だったんですか?
そうですね。さっき言ったようなことを考えたときに、パッと弁護士だとすごく自分はやりがい感じそうだなと思って、あまり他の選択肢とか、今の組織人事のコンサル担当を続けるよりも、そちらの方がある意味直感的に良いなっていうことを思ったので、あまり他の選択肢と比べて期待してとかっていう感じではなかったですね。
そうですね。ずっとそれこそおっしゃる通り考え続けていたので、3年間でっていう自分の中で緩い目があったので、じゃあどうしようかなっていうのをずっと3年間考え続けて、最初の1年とか2年の終わりぐらいまではあまり仕事もできないので、将来のこととかそんなに考えられないんですけど、
少しずつ成果みたいなものが挙げられるようになったことで、じゃあ先を見たときにどうしようかなっていうので考え続けていったところもあって、本当に夜中に突然思い立ったというか。
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何しようかな、もうそろそろ丸3年になるなみたいなことを考えたら、あれ、弁護士いいかもなって。弁護士だなっていうことを思って。
面白い。夜中に何かが降ってきたんですかね。
気の迷いじゃなければいいですから、余裕はまだ続けられているので。
じゃあそれで弁護士になられ、もうどれぐらい経つんですか?
今は7年目になりました。
7年目。
7年、弁護士をやっていて、法律事務所にいたり、あと少し社内、企業の本部みたいなところにも属しながら弁護士をやったりっていう、いろいろ経験をして、今は自分の事務所で、もう複数名ですね、友人たちと自分の事務所をやっているっていう感じですかね。
そっかそっか。弁護士になる前は、まだ分からないことがいっぱいあるじゃないですか。まずなるところがあって、なった上で見えてくることっていっぱいあるじゃないですか。
手前のイメージと違うとか、その通りとかいろいろあると思うんですけど、その辺ってこれはこうだったんだみたいなとか、そういうのってあったりしますか?
難しいですね。
弁護士さんって、何だろう、変な言い方ですけど、何するんだ、みたいなところって、弁護士さんに言うと違うじゃないですか、専門が違うっていうのは当然あるわけだから、専門はどういうところとかってあるんですか?
今、現時点では、まず大きく弁護士の仕事は、企業をサポートする弁護士なのか、個人をサポートする弁護士なのかっていうので大きく分かれていて、私は企業をサポートする弁護士の中で、特に一応今で言うスタートアップ企業とかがメインにはなるんですけれども、
自分が考えている、こういうクライアントさんと仕事をしようとさせていただきたいなと思ったのは、スタートアップとか中小企業とか大企業とか、希望というよりは何か自分なりのチャレンジ精神というか、簡単に言うと挑戦者の方々と一緒に仕事をしたいなと思ってます。
で、それの割合が多いのが、スタートアップ企業の方々の方が多いのかなっていうので、クライアントさんにはそういった企業が多いところはありますけれども、別に他の企業の規模によってそれを排除しているとか、それも違います。
やっぱり先ほど申し上げたような、何か自分なりの社会でこういう問題があるっていうのを定義をして、それを自分のサービスであれば解決できるはずっていうふうに心から信じていて、それに満身しているような方々とか夢中になっているような方々とお仕事できる方が、僕としても何かを話したときにちゃんと議論になるという。
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いろいろと、でもこうしたいんですとか、じゃあこういうふうになるとできますかとか、前向きな話を一緒にしていけるので、そういうことを通じて徐々にその企業が成長していって、その成長のストーリーを一緒に味わっていけるような、そういう役割になりたいなと思ってますね。
じゃあ今実際そういった方々が、お仕事一緒にされている方が何人かたくさんいらっしゃって、一緒に例えば成長みたいなものを実感することもきっとあるでしょうし。
そうですね。その企業の中で、攻めの部分と守りの部分というか、要はビジネスサイドのビジネスをどう伸ばしていくかっていう話と、あと守りの部分があると思うんですけれども、個人的にはやっぱり攻めの部分というか、事業成長することに伴奏するような、事業成長の伴奏者でありたいなというふうに思って。
そちらの方が案件としては多いかもしれないですけれども、でも社内的な、例えば社内のガバナンスを整えたりとか、労働系の問題が起きちゃいましたとか、そういったところとかももちろん支援はさせていただく。
スタートアップ企業とかが多いんですけれども、そうすると総合格闘技のような、ある意味労働法しかできませんとか、そういうのだと対応できないので。
そういうことですね。何でも結構いけないと。
そうです。それが、例えば契約書のひな形を作りますとか、新規サービスのそもそもの法律上の整理を一緒に考えますとか、あとは紛争系の話とか、債権を回収したりとか、いろいろなお話があるんですけれども、
そこのあたりに、やっぱりまんべんなく一点以上のクオリティを出せることの方が大事かなと思うので、多分大きな企業体になってくると、より専門性が大事になってくると思うんですけど、今私のお客様としては、そういった中小とかスタートアップの企業さんが多いので、総合格闘技のような動きを結構してます。
なるほど。パンチもキックもいければ寝技もいけないといけないという感じになってくる。
はい。そちらが私たちの楽しみというか、すごく興味深いというか、好奇心が非常に湧くところであるので、一緒にさせていただくことが多いですね。
そうなると、自分としても結構幅広い知識というか、やっぱり持ってなきゃいけないじゃないですか。で、時に、あ、俺ちょっとこっちちょっとよく分かんねえっていうことも起こりうるんですよね。
はい。
でもそのまま勉強していくというか、対応できるように自分がしていかなきゃいけない。
はい。おっしゃる通りで、一つがもちろん自分が常にちゃんと計算というか、インプットですとか、事前準備を徹底しなきゃなというのはあるんですけれども。
それがあるので、他の弁護士とも一緒にやっているという。
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ああ、そっかそっか。
そういうのもあって、専門性が違う弁護士と。
そういうことですね。
はい。彼は広報の分野が強い。彼は法の分野が強いとか。で、それが自分の事務所に所属している弁護士であれば一番いいですけれども、そこでもちろんまかないきれない場合は、自分の周りの他の弁護士であったとしても、他の事務所の所属であったとしても、一緒に共同して案件に対応させていただくっていうのが。
そっかそっか。
もちろんクライアントさんの許可を取ってさせていただきながら、ちゃんと一定以上のバリューを出せるようになります。
そういうことですね。
いろいろと将来のことを考える中で、夜中に突然思い立った弁護士というお仕事について、そして挑戦者に伴奏したいという思い。そんな平本さん、挑戦者の方とはどのように出会っていくのでしょうか。
挑戦者的な方々、スタートアップ的な方々と出会っていかなきゃいけない。
そうですね。
出会えるものなんですか。
頑張って仲良くなる。
頑張って仲良くなる。
そもそも社交的なタイプではあるので、結構前向きな話とか、そういう話をしていると周りの方々がつないでくださったりとか。
そっかそっか。
本当にご紹介いただいたりとかっていうことが多いですね。
そういうことですね。確かにその挑戦されている方とかってなると、やっぱりそういう方が身近にいたりとか。
そうですね。
ということで平本さんお願いしたら、営業みたいなことでご紹介いただけたりとか。
おっしゃるとおりです。もちろん傾向的には、わからないですけど、税理士さんとかの方だと、会社が1期目からもちろん確定審査とかあるので、弁護士さんよりも先に入ったりするので。
そうですね。
あと経営者の方が、周りの経営者の方を紹介してくださるとか。
そういうその方々の触手というか、紹介していただきやすさみたいなのがありますけど。
なんていうか、まんべんなく今話しているようなこととか、多分これから話すであろうようなこととかを話していると、結構こういう方は平本さんに会うと思うんですけどどうですかみたいな。
ご紹介をいただきたいとか、ご紹介いただけるようにいろいろ行動したりとかっていうのはやってますね。
ご紹介いただけるように行動するっていうのは何かこれみたいなのとかあるんですか。
そうですね。一つがもちろん目の前のクライアントさんであれば、大前提、ちゃんと期待値以上のバリアフリーというのがあると思いますけれども。
単純に何というか、こういう方とかがいればぜひお話ししてみたいですかみたいな話とか。
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自分から。
そっかそっかそっか。
その問いかけたりとかはさせていただきますね。
なるほどね。でもそうやって確かにおっしゃる通りやっていけば、全員が全員でやるわけじゃないですけど、時に誰かご縁が紡がれるみたいな感じで、ということですよね。
そうですね。あとは多分ミーティングの時とか、案件の対応させていただく時もそうですけど。
浮気あいあいって言った話をすると、多分そういう話しやすいような雰囲気を出しているので。
クランクな感じを自分で。
そうですね。その辺りもしかしたら、ひなもとさんだったら気軽に相談乗ってくれると思うよみたいので、その紹介のハードルとかを下げている可能性があるかなと思います。
なるほど。弁護士さんとかにお会いしたことがない方も当然いらっしゃると思うんですけど、そうなると弁護士さんって言うとすごく硬い感じというか、イメージとしてどうしてもなんかすごい真面目な方とか。
当然皆さん真面目だし、そうだったと思うんですけど、そこでこの弁護士さんすごく話しやすいしみたいなのっていうのはある?
あると思います。多分傾向的に、結構指揮の高さとかを感じていらっしゃる先生と呼ばなきゃいけないじゃないですか。
そういう感じ。
お医者さんのような。
そういう感じ。
同じようなイメージで。なので、どちらかというと業界の中では多分フランクに話しやすいから、ひなもとさんだったら結構相談乗ってくれるんじゃないみたいなので、お話をいただくことは多いかもしれないですね。
年齢とかもあるんですかね。例えば若い方とかの方がだんだんそういう感じになっているようなという。勝手にイメージちゃうんですけど。
そうですね。私も自分の実年齢よりも若く見られる。話のトーンとかもあれかもしれないですけど、若く見られるので。その意味でもスタートアップの方々、どちらかというと30代になるかならないかとか20代の方とかも結構多いので、よりそういう方々とマッチはしやすいのかもしれないですね。
そうですよね。
例えばスキンケアとかにこだわってるとか、そういう話じゃなくて。そもそもたぶん今までお話したような、そもそも事業成長の伴奏をしたいとか、結構マイナスをゼロにするような仕事がどうしても弁護士は多いと思うんですよ。
なるほど。マイナスをゼロ。ゼロイチとかじゃなくてマイナスをゼロですね。
個人に対するサポートであれば、離婚をしたいんだけどどうしたらいいかとか、相続で揉めてるけどどうしたらいいかとか、法人でももちろん再建改修とかでトラブルがあったから訴訟を起こしたりとか、あとは労働問題で揉めちゃってるとかっていう、ちょっと何かがあったときにそれを元の状態に戻すっていうのはやっぱり多いんですけど。
そこよりはどちらかというと、ビジネスをどう伸ばすとか、新しいビジネスをどう作っていくとか、そういうことのお話の方が多いので、それはなんか非常にプラスな話になるし、だからこそ話しやすいとかっていうふうに思っていただける。
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そうですね。入り口がマイナスからスタートすると雰囲気というか。
どうしてもミーティングもドヨーンとしちゃいますね。
ありますよね。でもそれでお仕事をやらなきゃいけないというのもやらないといけないでしょうけど、そこの弁護士さんは自分でどういう方向に行くか自分で決めるわけじゃないですか。例えばマイナスかもしれないけど、そっちの方で自分はやっていこうとか。
広野さんはそこからこれから成長していくとか、それは個人の自由ですね。選んでいくのは。
そうですね。どちらかというと、あまり前向きにここをどんどん選んでいこうという方が多い業界というよりは、入った事務所で専門性がついたからっていう考え方をする方が多い気がします。
そういうことか。最初に弁護士になられて、どこに行こうというのの選択がまずあった。どういう感じでそれを見つけていくんですか。
司法試験合格、受験後に就職活動が始まって、そこでいろいろ法律事務所の就職活動をするんですよね。そのときに大きくは企業をサポートする法律事務所か個人事務所かに分かれるんですけど、正直企業をサポートする法律事務所だと結構情報の非対称性が多いので。
情報の何ですか?
非対称性。就活生に普通の一般企業よりも、いろんな情報はあまり開示されないので。
そうですよね。
ホームページも町のお医者さんのように、これもあれもどれもやってますっていうように書いてあることが多いので、労働専門ですとか法専門ですっていう事務所も中にはありますけど、基本的には就職活動の段階だとあまりそこら辺の解像度が見えてこないところが多いので。
どちらかというと先輩の話を聞いて良さそうな事務所になっているので入ってみて、そこで大きい事務所だと党さんとか属することになったからM&Aとかのチームに入ることになったからっていって、個人の要望ももちろんあると思いますけど、
どちらかというと、そこに入ったからM&Aの知識追加し、党さんの知識追加し、労働の知識追加し、そこでやっていこうかなっていう方の方が比較的多いようなイメージはありますね。
なので、私はどちらかというと前向きにこういうような知識とかスキルを身に付けたいからっていうので、一番最初に所属した法律事務所とかでも、受け身的にこういう案件が来るのもまずというよりは、こういう案件やってみたいんですけどとか、今度M&Aの案件ないですかとか。
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そういうのをいろいろと自分から発信をして、その案件を任せていただいて対応するっていうので、結構スキルをつけてきたようなイメージがありますね。
平本さん自身が最初にまず弁護士になる前にの経験がまずあったわけだから、スタートアップとかで新規事業とか。そこから入ってきてるっていう意味で、やっぱりこうしたいっていう、見るみたいなものがあったってことからだから。
そうですよね。
それがもちろんない方というか、学生時代から法学部入って、まず弁護士になろうみたいな方はやっぱりそういう列の。
そうですね。
なるほどね。
なのでどちらかというと、結構上の自分が一番最初に入った事務所の弁護士さんを見て、あ、弁護士こういうものかなっていうことでスタンスが決まっていく方がやっぱり。
もちろんそれが普通なことだと一般的なことだと思うんですけど、私はどちらかというと常識的なことをよく疑ってかかるっていったらあれですけど。
常識で考えるのがあまり好きではないので、常識だとしても、もっといいことできないのか、もっとこういうことできないのかっていうことを改善をよく考えたりはするので。
なので、自分がお客さんへの対応としてやっぱり意識をしているのが。
例えばその一つは、弁護士って基本的に受け身的な姿勢が多いんですよね。
クライアントさんと顧問契約をしたとしても、クライアントさんから連絡が来るまで特に何も対応はしないっていうのは。
連絡が来たら対応するっていうことが多いんですけれども、そうするとやっぱりどうしても事後対応になってしまったりとか。
一部の切り取られた案件だけ任せてもらってっていうので、あまりクライアントさんの理解につながらないところもあったりするので。
そこのあたりは、なるべくこちらから前向きに例えば定例のミーティングをセットするなり、前向きにいろいろ情報を取りに行って。
ザックバラにランチ行きましょうということを情報を取りに行って。
例えば今のクライアントさんの売り上げの規模とか、事業員の人数とか、事業の今どういうフェーズにいるのかとか。
そこのあたりとかをいろいろ伺わせていただいた上で、例えば今回のこういうお客さんが料金払ってくれないんですっていうその料金が数十万なのか数百万なのか。
数百万なのか前半なのか後半なのかっていうのが、このクライアントさんの売り上げとかこの利益の規模だったら、それって数十万でも結構大事だよねになるのか。
この規模だったらクライアントさんの中で優先順位が下がるかもねみたいな。そこら辺のあたりがちょっとつくようになってくるじゃないですか。
そこが分かった上でコミュニケーションを取るのか、ただ待ってるだけで切り取られた案件をもらったときこういうトラブルになっちゃいましたとか、
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なったときにそのトラブルだけを解決するっていうふうになるのかと、多分クライアントさんからしてもただの外にいる弁護士さんになってるのか、
それともうちの会社のことをすごくちゃんと考えてくれてるパートナーだなっていうふうになるのかは全然違うと思うので。
だからそういう主体的にこちらからちゃんと情報をもらいにいくとか、その上でいろいろと、例えばこういうところとかももっといろいろ手当たりした方がいい、仕組みにした方がいいじゃないですかっていうご提案を
発生いただくっていうのは非常にまず一つ重視してる部分だと思いますね。
それはめっちゃいいと言ったらあれですけど、すごいですね。
そうやって弁護士さんとしての仕事のやり方として従来、例えばルーティーンになっているようなところもあるわけじゃないですか。
じゃなくて取りに行ってもらいにお伺いしに行って、やっぱり提案もできるだろうし、
したらやっぱりクライアントさんも喜ぶじゃないですか。ここまでちゃんと見てくれるみたいな。
クライアントさんとしてもすごく大きな企業で、法務部もちゃんとあって、その中に弁護士資格持った方とかもしっかりいてっていうようなところとかだと、
法律の問題になるっていうことは、社内でもある程度整理ができるかもしれないんですけど、多くは多分そういう企業じゃないと思っていて。
弁護士さんに相談をするとしても、何相談したらいいかわからないっていうのは多くの場合だと思うんですよ。
っていうときに、ただ待ってるだけだと、結局何相談してもいいかわかんないし、弁護士たちも全然連絡こないから、クライアントさんの理解も進まないし。
というので、こちらからやっぱり法律に関係あるかどうかは別にして、事業の話をいろいろ聞かせてくださいというところを伺いながら、
法律の問題になるかどうかは弁護士の方で考えて対応するっていう方が、たぶんすごくバリューが出てる。
弁護士の業界としては、どっちかというとそうじゃないと思いますね。
少なくとも僕が見るというか、感じた限りでは、どちらかというと連絡が来たから対応するっていうところが多いイメージがあって。
もちろんそういうやり方がマッチする。なので、総論としては、相手の求めるもの、クライアントさんの求めるものに応じて、
自分が提案できるようなやり方を複数持てるような事務所にしたいなと思ってるんですね。
要は従来通りの、ちゃんと受け身的でもいいから、むしろそれでちゃんとしっかりした法律的な意見を出してほしいっていうニーズがある企業さんであれば、
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そのニーズにもちろん応えますし、そこだけじゃなくて、さっき言った、今まで話したような、そもそも何が法律問題になるかもわからないし、
例えばスタートアップの企業さんとかだと、半年前にやってた事業はもうクローズして、新しい企業の事業になりましたみたいな場合の時とかは、
こちらからもどんどんキャッチアップをしていった方が、よりバリューにつながると思うんですよね。
それはそうだな。
キャッチアップしていかないと、ウラしてまたあの状態になる。
そうかそうか。
もうその時期はやってないですとか。
そうですね。
例えばその事業員の方もいないですとか。
っていう風になると、やっぱりどうしてもゴテゴテに回ってしまうので、そういうところはなるべくトラブルになってから解決するというよりは。
そうですね、その手前にちゃんと。
トラブルになる前に、トラブルになったらクライアントさんも相手も、どちらもお金と時間ばっかりかかって。
そうかそうか。
儲かるのは弁護士だけみたいな感じになっちゃうので。
そうかそうか。
それはあんまり望ましくないなと本当に思ってはいるので、訴訟になったらそれこそ半年、1年、2年とかっていう単位で時間がかかるので。
であれば、なるべく早いタイミングで、そもそもこのトラブルが起きないようにビジネスモデルをもうちょっとこういう風に変えたら、法律的なトラブルが少なくなりますよとか。
クレームを出してくるような方が減るんじゃないですかとか。
それが法的にグレーなものを少しホワイトに変えることであったり、クレームが出やすいところを出にくくするとかっていうところは、
法律的な知見と今までのトラブルに対応した経験とかがまさに活かせるところだと思うので、
そういったところにこちらから主体的に入っていって、ビジネスモデルのあり方から提案をさせていただいたりとかして、
ということを求めていらっしゃるような企業さんであれば、そういう対応をしたほうがいいと思いまして。
そこはいくつか自分たちができるような対応を複数用意しておいたほうが、
想定して今までと同じやり方で、他の事務所さんと同じやり方でというよりは、そういうふうにしたほうがよりクライアントさんと言ったらいいかなと思って、
いろいろ考えて改善してっていうのを送りました。
社会課題の解決を目指す挑戦者のサポートをしていきたいとおっしゃる平本さん。
よりクライアントに寄り添った関わり方を心がけているとのこと。
そしてお話は次回、弁護士としての働き方、そのスタンスについてより深く伺っていきます。
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