多店舗化・フランチャイズ化を考える店舗ビジネス研究所、この番組は株式会社上進パートナーズの提供でお送りいたします。
こんにちは、パーソナリティの田村陽太です。配信第125回目となりました、本番組のメインパーソナリティをご紹介します。
店舗ビジネス専門コンサルタントの高木悠さんです。よろしくお願いします。 よろしくお願いします。
はい、高木さん。今日も頑張っていきましょう。 はい、本日のテーマはこちらとなっております。
これからコンサルタントとして独立しようと考えています。 何から始めたらいいでしょうか、ということなんですけども。
これは高木さんの後輩ですね。 これはね、私、ちょこちょこ相談を受けるんですよ。
そんなことやってるんですか、高木さん。 そんなことやってるっていうか、中小企業診断士の仲間が会社で働いてて、
だけど今度独立しようと思うと。 だから何か話聞かせてください、みたいな感じで話を聞きに来て、
こういうどうしたらいいですか、みたいな相談とかって、やっぱり受けることあるんですよね。
そうなんですね。その時は高木さんを第一規模でご指名で来るんですか? ちょっと話聞かせてくださいよ、みたいな感じで。
いやいや、いろんな人に聞いてんだと思うんですけどね。 中小企業診断士って、シャローシとかとちょっと違ってて、
こういうのやったらいいよっていうのがない資格なんですよ。 独占業務がないから。
確か経営にまつわることですよね、全般的というか。 そうそう、だから中小企業診断士を仕事としてやってますって言っても、実際何やってるんですか? って言ったら、人によって全然違うんですよ。
そうなんですね。 そうだから中小企業診断士って名刺にダーって書いて、資金調達の支援とかをしてるケースもあれば、計画作りみたいなのをやってる人もいるし、
僕みたいにもう中小企業診断士って名刺にも書かずに、 全然違う分野というか、フランチャイズとか乗れんわけとか、そういう分野に特化してる人もいるし、
わかってますね。 そうだからいろんな人がいるのが面白い業界ではありますよね。
そうですね。高木さんに相談してきた人は、あれ診断士っぽくないなみたいな人も多いじゃないですか、考えてる人も。
基本的に中小企業診断士をとって、これからやっていきたいっていう人なので、イメージしてるのは中小企業診断士としての独立っていうのをイメージしてる人が多いですよね。
そうですね。そんな感じで高木さんがいろいろ相談を受けてるって話なんですけれども、ぜひコンサルタントとして何が大事かっていうことをぜひ教えてください。
まずこれ何から始めたらいいでしょうかってことじゃないですか。 これはね、まずその自分がどういうコンサルタントになりたいのか、どういう仕事をしていきたいのかっていうのを、
ああ、ありますね。 だから報告書とかを、いかに正確な報告書を迅速に出すかとか。
そういうことが大事なんですよ。 いやそうですよね、はい。
とか、成果を出す出さない以前に、まずは派遣先と良好な関係性を築く中小企業の経営者と。
だからめっちゃ話が分からない人でも、全然話が分からない人でも良好な関係性を築かなきゃいけないじゃないですか。
ああ、そうですね。 そうそう、だからそういうことが求められるわけじゃないですか。
こちらからお客さんを選べないですもんね。公的機関で相談できるような範囲のお客さんであったりとか、
なかなか直接こちらから働きかけることができないから、自分の売りであったりとか、もし自分の売りがお客さんにあったとしても、
そこまでちゃんと成果を上げれるようなアドバイスができなかったりとか、という脅かしさはあるかもしれないですね。
そう、だから通常のコンサルト通り専門性は大事で、やっぱり専門性がないと確かに選ばれないんだけど、
専門性がどんなに高くても、行政の組織のニーズを満たせない専門家っていうのが選ばれないわけじゃないですか。
そうですね。
だからその特性をそういう部分のコンサルトとしてやっていきたいんだとしたら、ちゃんと理解して対応しかなきゃいけないでしょ。
例えば私みたいな特定の専門分野に特化したコンサルタントを目指すとなったら、全然話別なんですよね。
別ですか。
そうそうそう、全然別じゃない。近しいこともあるんだけど、こっちになってくると、クライアントは完全に中小企業の経営者じゃないですか。
そうですね。
例えば僕らのフランチャイズ展開とか、独立支援制度の構築とかっていう専門分野で行くと、高木ってやつと相性が合うかどうかっていうのは大事なんですよ。
だけどそれ以上に、まずこっちの専門性が指導を受けるに値するかどうかってことを相手は気にしてるわけじゃないですか。
そうですね。
高木に相談した結果、相性はいいけど、FC展開できないんですけどみたいな話だと。
クライアントとしてお金払ってるのに、おかしなことになっちゃうじゃないですか。
成果が出ないんだよってなりますからね。
高木 そうそう。だからそういう専門コンサルタントになりたいんだとすると、まずは相手の成果を生み出す圧倒的な専門性を持ってないと、これは難しいですよね。
そうですね。選ばれないですもんね、お客さんからも。
高木 そうそう。逆にお客さんから見たら、例えばフランチャイズ展開を相談したかったらフランチャイズ展開できればいいんだから、別に報告書がどうとか書類とかどうでもいいわけじゃないですか。
そうですね。
高木 だからそんなのいらないわけですよね。もしかしたら人間関係、僕は重要だと思ってるんですけど、人間関係さえ必要ないケースもありますよね。
おお。
高木 だってそれがやりたいんだから。
もう成果さえ出してあげればいいですもんね、それも。
高木 そうそう。だから嫌われない程度の関係性があれば、まあいいかもしれないじゃないですか。
まあそうですね。
高木 そうとか全然違いますよね、さっきのと。
うーん、そうですね。
高木 だからこれをちゃんと切り分けないで、何から始めようかって考えられなくないですかって話しちゃうんですよ。
ああ、確かに。そうですね。そこを考えずに独立してしまう方も結構多いかもしれないですね。
自分のお客さんは誰なのかとかターゲッティングすることとかっていうのが、独立することにアップアップしてしまって、その先っていうのがなかなか考えることができないっていうのがあるかもしれないですね。
僕もそういうのもあったので。
高木 これって実際やってみないと、どういう道があるのかとかもわかんないじゃないですか。
そうですね、はい。
高木 僕もいきなり今みたいなスタイルになったかってそうじゃないくて、ね、行ったり来たりしながら今のところ落ち着いてる。
でもね、だから思うんですけど、やっぱり初めにこういう道で行くって決めて、そのためにさ、当然短期的にね、最低限の収入を得なきゃいけないとか、いろいろな制約条件もあるわけじゃないですか。
で、そういうのをちゃんと整理した上で、こういうふうに進めていこうって決めた方がね、絶対こう最短ルートでいけると思うんですよ。
おー、はいはい。
高木 そう、だから最初の段階では、僕が今から独立するとしたら、
はい、なんでしょう。
高木 いろんなタイプの先行してるコンサルタントの方のところに話を聞きに行って、どうやって仕事を取っているのかとかね。
特にどうやって仕事を取っているのか聞いたほうがいいですね。
それ聞きに行くないですか、それ。だから収入どうやってどれぐらいあるんですかみたいな感じで。
高木 収入じゃないよ。だからどういう仕事をやっていて、どういうふうに仕事を取っているのか。
そこをちゃんとこう聞き出して、で、自分なりにはそれを踏まえてどういうふうに行くのか。
これね、本当そこ注意しなきゃいけなくて、なんかね、すごく活躍している先生ってたくさんいるわけじゃないですか。
まあそうですよね、はい。
高木 だけど、僕がその人と話を聞いててね、たまに思うことがある。
それはその人のポジションがあるから、それができるっていうケースがあるんですよ。
ポジション、はい。
高木 例えばね、どっかの中小企業を支援する組織に所属をしていて、そこで見込む顧客に継続的にだから会えると。
で、その中から少しね、自分のお客さんを作ってるみたいな人っているんですよね。
ああ、なるほど、はいはい。
高木 で、そういう話ってさ、結局じゃあ聞いたらさ、それを真似するためにどうするかって言ったら、そのポジションに入るしかないじゃん。
まあそうですね、はい。
高木 そのポジションにだから入れない限り、それってこう再現性がないわけですよ。
おお。
高木 とかこう自分のね、前職の人から仕事をもらっているとかっていうのもさ、
それができる人はいいけどね。
確かに。
高木 それも再現性ないじゃない。
ないですね、はい。
高木 だからなのにね、形だけその人に憧れて真似しようと思っても、できないものはできないじゃん。
ああ、そうですね。
高木 そう、だから僕はね、その仕事をどうとっているのかっていうのと、何しているのかっていうのがめちゃくちゃ重要だと思ってて。
ああ。
高木 そう、だからそこをいろんなパターンがあるから、それを幅広く収集して、自分にできそうなことっていうのをちゃんと整理するわけですよ。
高木 そんで、短期的な収入を稼ぐっていう視点と、中長期的にね、こっちに行くっていうのもちゃんと整理して、
今やるべきことをだから明らかにするっていう感じですよね。
ああ、そうですね。ありがとうございます。
ちょっと時間も近づいてきたんで、一個だけ質問していいですか。
高木 はい。
僕も社会保険労務士っていう国家資格で仕事をしていて、
その社会保険労務士っていう枠組みからはずれよう、はずれようというような形で頑張ってはいるんですよ。
高木 はい。
高木さんも診断士の資格を持っていて、今は診断士の資格をある程度出さずにコンサルタントとして仕事してるじゃないですか。
高木 はい。
ある意味国家資格っていう安定性があるのにも関わらず、
そちらのコンサルタントとして生きていくのって結構怖かったりするじゃないですか。
それは高木さんが怖がらずにコンサルタントとして生きていったんだっていう何が秘訣だったのかってあったりするんですか。
高木 ああ、だからそれはね、やっぱり恐怖ってあるんですけど、
だから僕は今の仕事をしながら中小企業診断士って言ってる時あったんですよ。
だけど、やっぱある時、中小企業診断士っていうことの弊害も出てきて。
ああ、そうですか。
高木 これね、本当そうで、中小企業診断士って言った瞬間、
その中小企業経営者の周りにも中小企業診断士がいるケースがあるわけでしょ。
ああ、ありますね。
高木 それによって勝手に僕はどういう仕事をしている、どういう人なんだっていうことが、相手の中にイメージができちゃったりする。
とか、カテゴライズされちゃって、なんか競合する市場に行っちゃったりするんですよね。
それがめちゃくちゃデメリットというか、マイナス面なことに僕は気がついて、そこからですよね。
だから今も別に隠してるわけじゃなくて、言うんですよ。
実は僕も中小企業診断士なんですけどね、つって。
だけどそれは僕の信頼度を上げる一つの武器にはなってるんですけど、
でもそれは後出しするもんで、その前には僕は店舗展開の専門家だっていう立ち位置を得た上で話をしてるんですよね。
すごい分かりますね。車道士もそうなんですけど、就業規則の作成とか給与計算の代行みたいな感じでイメージ持たれるので、
本来僕はそういう仕事じゃなくて、コンサルティングというか、老婦相談を受けてこういう感じがいいじゃないですかみたいな、道筋を立ててあげる仕事が好きなんだけど、
そういうイメージ持たれるから、結局そういう仕事でしかやっていけないみたいな。
お客さんのイメージが先行されて、自分の事業がそういう風なことをやっていかなきゃいけないみたいなことになるので、大事ですね、そういうのは。
人事制度づくりの専門家とか、離職率を何パーセント以下にする専門家とかって言ってね、コンサルターンとして。
そこから僕は実は車道士の資格を持ってて、そういう経験からこういうのを開発してきて、今コンサルとしてやってるんですよって言われたらさ、
それは車道士カテゴリーでは比較されないじゃないですか。 そっちに行きたいんだったら、ちゃんと到達したいゴールがそこにあるってのを決めて、
自ずとでも決まってくるじゃん。いきなり車道士っていう看板は外せないから、車道士ってやりながら、でももう一個のコンサルティングのテーマを決めて、
集客方法とかを考えて、集客を少しずつやっていって、できるようになってきたら車道士職進めていくとかね。
そこの到達点が不明瞭なまま、なんかいろいろ頑張っていくと、もしかしたらその到達しないかもしれないですよね、車道士って言ってる状態で
コンサルタントの立ち位置に、そういうふうに思われちゃうからさ。 名刺に車道士って書いてたらね、もう車道士なんて中小企業診断師より何してるかが明確だから。
完全に給与計算する人とか、就業規則作る人のイメージになっちゃうよね。 四角を使って行きたいって思ってるんだったら、それは別に言ったらいいんだよ。
専門コンサルタントがすぐじゃないんだからさ。問題はそこを切り分けてないことなんだよ。やり方が全然違うのに。
アホだよマジで、公的な仕事をやりたいのに、専門分野の勉強ばっかりしてるとか。いらないよね、そんな。
そうですよね。
いらないよ、専門分野なんてさ、そもそも勉強してつくもんじゃないんだから。自分のキャリアの中からできることを決めて。
この間僕に相談しに来た人もさ、「赤木さんがやってることはできないんですよね、これからは。」つってさ、今さら。
今さらブログ書いて、YouTubeやってとかってさ、何年かかんすかみたいな。
体力的に難しくなるっていうのもあるでしょうね、そういうのもあるし。
しかも先行者が何人もいてさ、そりゃそうだよなって。
うちもここまで来てるからさ、そんなこと気楽に言えるけどさ、今からやるって言ったらもう嫌だよね。
無理ですよね。きついですよ、高木さんぐらいのコンテンツ残すのは。
嫌だよ。
それは考えると早めに独立するって大事ですよね。30代とかに独立するって大事ですよね。
先に独立すればコンテンツは残っていくじゃないですか、どんどん。
あとはそれをどう拡散していくかみたいな話じゃないですか。
早く独立して蓄積していくっていうことですよ。
そうですよね。
もう今からじゃ無理だよね。
そうですよね。
YouTubeだって嫌だもん、今からやんの。
でも少なからずやっぱ高木さんのような姿勢というか、尖らせるみたいなのって誰しも人間は興味持つというか憧れるんじゃないですか、そういう生き方というか。