前回に引き続き、伝右衛門製作所運営・大阪谷未久さんにお話を伺います。
今回はまず、大阪谷さんの好きなことから伺っていきます。
伝右衛門製作所:https://www.instagram.com/awa_gibier.leather/
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https://stand.fm/channels/6513739a0bc9d6e1d690bae1
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サマリー
このエピソードでは、伝右衛門製作所を運営する大阪谷未久さんが、動物への愛情やものづくりの楽しさについて話しています。彼女は猫の肉球を再現したキーホルダーを制作し、好きなことを仕事にする喜びを感じています。大阪谷未久さんは、猫の肉球を持ち歩けるというユニークなアイデアを中心に、地域の農業の存在意義やものづくりについて語ります。彼女は動物との共生や地方再生への取り組みを大切にし、地域資源の活用の可能性を探求し続けています。
動物への愛情
ゆいなわさんの聞く人ラジオ
みなさん、こんにちは。ゆいなわさんの聞く人ラジオの時間です。
前回に引き続き、伝右衛門製作所運営・大阪谷未久さんのお話を伺います。
今回はまず、大阪谷さんの好きなことから伺っていきます。
好きなことは何ですか?という問いだったら、何ですか?
多分、もう2つになるかな。
1つは、動物と遊ぶことというか、触れ合うというか。
とにかく、昔から動物が好きで、獣医にもともとはなろうと。
あ、獣医さん。
目指してた。子供の頃は目指してて。
やっぱり、血がダメで。
あ、そういうことか。
絶対獣医にはなれないと思って、諦めてきてたんですけど。
今になってみると、なぜか。
亡くなった状態ですけど、ものすごく回転をしているという不思議な。
そうですよね。血がダメなのはある?
それはあんまり変わらないんですか?
それはですね、多分生きている子の血がダメだったみたいで。
亡くなっちゃった子に関しては、私はどこかしらで不死身があったりなかったりすると思うんですけど、境目というのは。
私は生きているか生きていないかで、結構大きく変わる人間なので。
亡くなってしまった子に関しては、もちろんいろんな気持ちはあるけれども、
取らせていただく、素材を取らせていただくということはできる。
ただ、自分で命のとどめを刺すとか、血を出す、痛みを与えるとかはできないので。
そうか。だから、獣医的なものはちょっと難しいと言えば難しい。
そうなんです。
そういうことか。
だから、今本当に趣味みたいなのがなくなってしまって、オンオフないような仕事なので。
なので、もう生き抜きというと、屋根さんとかですね。
屋根さんね。
うちの子たちに癒させてもらっているというか、触れ合っているときが一番リラックスがするというような感じですね。
他にも、道行く猫ちゃん、ワンちゃん、触らせていただいてみたいな感じで。
じゃあ、もうちっちゃい頃からずっと好きでという感じ?触れ合うことみたいなのは。
そうですね。もうずっとですね。これだけはずっと変わらずという感じで。
とにかく動物のいるところに行きたいみたいな、昔から。人間より動物が好きみたいな。
そうなんですね。
今やっていることも、50年先か100年先には、動物の駆除というところが最低限というか、
ものづくりの楽しさ
それだけじゃない動物と人との関係性を作れるようにしたいなというのが最終的な目標ですね。
そういう駆除じゃないとすると、言葉としては何なんでしょうね。
住み家を分けるというか、線引きをするということだと思うんだよね、最終的には。
人間の住むところに野生動物ができたら、絶対何かしらトラブルになるんですよ。
そうなると駆除しかなくなっちゃうんですけど、そうなる前の予防的なところですね。
動物がやっぱり人の領域に入ってこないようにするということが、
動物を殺さずにするのが一番大切なことだと思っているので、
それをどうやってやるかというと、今はその境界性がない状態。
鉱作放棄種とか、放置じくり、放置果樹、こういったものが、
さまざま動物を山から里に引きつけていて、人とぶつかってしまっているので、
その辺りをしっかり手入れをしていく、変えていくというところ。
生息管理というふうに言うみたいなんですけど、
そこだったりとか、傍所ですね。きちんと柵を張って。
傍所っていうことですね。
動物が入ってこないように守るというところに、
もっと力とお金をかけていかなきゃいけないんじゃないかということで、
そっちの方に実はこういった川の利益、売り上げの一部は回していきたいなと。
そういう思いが、そういうことですね。
草刈りとか網張りとか柵張りって、お金が出ないんですよ。
基本的に農家さんとかが全員でやるじゃないですか。
自分のマイナスをゼロにするためにやらなきゃいけない作業です。
手をつけづらいところというか。
そこがきちんと何かしらできるような仕組みがあれば、そのためにお金が必要で、
そうすると、そういった対策の中で出てきた子たちが資源になって、
それによってその対策ができるよということになれば、きちんと循環していて、
根本的にはいずれ変えていけられるんじゃないかというところを考えてますね。
そうか、そこも大きな、何だろう、壮大なっていうとちょっと分かんないけど、
その思い、好きっていう思いがありながらも、やっぱりそこにちゃんと志向が、
大坂さん自身の志向がちゃんといっているっていうのは、やっぱりすごく考えられているというか、
結構トータルで何か考えられている感じがしますね。
それがやっぱり入り口が違うということだったのが、川を使いたくてやったわけじゃなくて、
地域を何とかしたい、動物の関係を何とかしたいから川を使ったから、
その売り上げをそっちに戻すのが当然という感じですね。
そっか、そっか、そっか、なるほどな。
だからちゃんと真にある思いが一つというか、そこなんですよね。
で、出ている現れはいろいろではない。
そうそうそうそうです。
ああ、そうか。もう一個好きなことって。
は、もうやっぱりものづくりなのかなと。
だからオンオフがなくなっちゃうというか、
作りたいと思ったらやるんですね。
そうやっちゃうので。
だからオーダー来ているものとか、
やっぱりその従前注意とかどうしてもやっているとあるので、
ああ、やりたいなと思いつつ、
やろうと思ったら睡眠を削ってやるしかないみたいな感じは。
だから、なかなか好きなことでやれているというのはすごくありがたいことだし、
嬉しいことではあるんですけど、
息抜きなのか仕事なのかはちょっと。
そっか、そこのせんびきがなかなか。
分かんなくなりますね。
オーダーで入るってことがあって、
それを作るっていうのは。
例えば何のオーダーが入るんですか?
ここの置いてある製品は全て色をオーダーはまずできるようになっていて、
自分で色を選んでいただいて作りますよということもやってますし、
ちょっと最近は少し制限してますけど、
この革製品をこの革で作ってほしいので、
この革だけじゃないですよね。
この製品、このお財布、このバッグ、
これをこのキョンとかイノシシの革で作ってほしいと持ち込まれる方もいて、
そういうのにもちょっと対応していたりとか。
今ちょっとそれはあまりにもいっぱいになってしまって止めてます。
そうなんですね。
猫の肉球キーホルダー
でもそれは、例えば財布だったらお財布を着て、
それを見れば作り方がもう分かるっていうことにはなっている?
だいぶ分かるようになってきた。
だいぶ分かるようになってきた。
ありますね。
一応こちらの製品が私だけじゃなくて、
もう一人二人革職人さんも一緒に手伝ってくださっていて、
特に型紙作りっていうところはもう一人の職人さんがやってくださるので、
そちらに相談に行って、いろいろ打ち合わせをして、
作り上げていくというような感じになりますね。
そういうことですね。
じゃあもうそのものづくりっていう意味でやっぱりそこも好きだから、
自分が好きで個人的に作るっていうこともする?
しますね。それでできたのがこちらになります。
何ですかこれ。
猫のアニク球を持ち歩けるキーホルダーです。
持ち歩けるキーホルダー、それ言い方がまた。
猫の肉球の感触を最大限再現をしておりまして、
これはまだ試作第2号でして、第3号は非常に柔らかくなっております。
面白いですね。
屋根ちゃんが機嫌悪くて来てくれなかった時に、
猫に癒されたいと思ってたらいつの間にか作ってました。
これは純粋に好きで作ってるっていう。
そしたら結構問い合わせが多くてですね。
商品化することになりまして。
それすごいですね。自分の好きが商品になっていくっていうことですよね。
なかなかそれも皮で作って。
これはキョンの皮じゃないとこの感触を出せないんです。
そうなんだ。他で試したってこと?
試しました。
そしたらキョンが一番良さげだっていう。
肉球の再現であればキョンの皮しかないですね。
良いですね。そこを厚く語る大阪谷さんが良いですね。
キョンじゃなきゃダメ。これは。
肉球の硬さの3段階ぐらいありまして。
3段階。
これまだ2段階で。3段階目が一番良いんですけど。
売れちゃいましたね。ちょっとね。
そうなんですね。
そうなんです。
それ結構なもんですよ。
これすごく良いんですよ。
そうですね。これ好きな人たまんないですよね。
しかもこれは自分の猫の肉球の半を取ってきてくだされば、
その肉球の形にできますし、
ここの色もですね。
あ、そうか。変えられるんだ。
ピンクと黒とある皮の色なんだ。
これちょっとそれヒット商品じゃないですか。
日差しが見えてるじゃないですか。
ワークショップでもできるので、
自分の肉球、猫の肉球を持ち歩きたい。
あとワンちゃんの肉球もできますね。
そうなのか。
作りたいよっていう方向けのワークショップができるかもしれないですね。
これはちょっとすごいことになりそうですね。
面白い。そうか。
キョンじゃなきゃダメ。
キョンじゃないとダメですね。
この感触は他の皮では出ないですね。
これをやりながら、自分が好きだから作りたいと思って作っちゃって。
そうですね。
もう無心でいつの間にかできてましたね。
猫の肉球が触りたい、触りたいと思ってたら皮で作ってましたね。
そうか。
これある時、境にこればっかり作る時が来るかもしれない。
そうかもしれないですね。
それはそれでまたなかなかなんですけど。
作ることがやっぱり好きだから、かつ今こういうお仕事されてるから作れちゃうっていうところにいるっていう。
そうですね。やろうと思ったら結構何でもできます。
機材も揃っちゃったので。
そうかそうか。
何でもできるなって思ってはいます。
万能ですよね。
収まるべきところに収まったかなっていう感じはありますね。
ちゃんと。だってこれなんかまさに動物が好きですっていうことと作ることが好きですってことの結晶じゃないですか。
そうですね。そんなものが合わさるとは思ってなかったので今までそうですね。
無心のうちに作ってたみたいなのは。
トランス状態ですね。
そうですよね。なんかプロジェクトXとかになっちゃうような。
そういう話かもしれないですよね。
かもしれないですね。本当にね。
はーなんだろうその感じ。面白いですね。
面白いですね。自分がたぶん一番面白いなと思ってます。人生ってわからないですからね。
大阪谷未久のビジョン
そうかそうか。そうですよね。
だから自分が本当にさっきも言ったような直感的な部分に従って
違和感を感じることはやっぱりやれないしやらないし。
でそっち、本当にそっちに来てたらここにいて
今もその好きなことを、というよりはそっちの方をやっていて
で気づいたら面白いものができていたりとか
できっとここに居る屋根、立山に居ることでいろんな方との出会いもあるでしょうし
で元々そのGBAセンターもそうですけど
いろんな方との出会いがそうして積み重なってみたいな。
間違いないですね。本当に人の縁で何度かやらせてもらってるというか
なんでこんなに恵まれたんだろうなっていうの。
元々はやっぱり興味ないことができなかったりとか
一回集中しちゃうと辞められなかったりとか
とにかく一般的にはやっぱり社会生活は難しい。
そうかそうか。
普通の東京とかの組織の中では扱いづらい人間だと思いますね。
なかなかうまくいかないことの方が人生多かったですし
自分のこだわりが捨てられないというか
非常に生きづらいなという中で
こういった本当に直感で生きさせてもらえるというか
違和感なくやらせてもらえるような場所でやれているというのは
奇跡に近いなと思いますね。
農業と地域の未来
好きなことの一つ目は動物と遊ぶこと。
動物との住処を分けるということで
共に生きていく道を探していく必要があるという思いをお持ちとのこと。
そしてもう一つはものづくり。
猫の肉球のキーホルダーは気づいたら無心で製作をされていたのだそうです。
なんかもうだいぶお聞かせいただいたんですけど
もう今やりたいこともやってるし
もっとなんかこれやりたいよみたいなのってなんかあったりするのか
ちょっと遠くなのか
夢的なこと。やりたいこといっぱいあるし。
いっぱいありますね。
本当に里山の素材を活用してそれが魅力というか資源になって地域が存続していく。
やっぱりその実際現実のところで見ると非常に地方の状況って厳しいですね。
私がずっと関わってもらっている農家さんのところ
もともとは20件とかのグループだったんですけど
今15件。
消費者もどんどんいなくなって
農家さんたちもみんな70代以上ってなってくると
あそこの地域ってどこの農村地もそうなんですけど
今そういった年代の人たちが頑張っている感じなんですね。
後継者がいなくてやっぱりやりきれないところ
ちょっとしたきっかけそういうことも獣に全部やられてしまって
もう来年やらないとか工作放棄地がどんどん増えるんですね。
私が行っている地域、人はもちろんなんですけど
景色がすごく素敵で里山って
自然だけじゃなくて人と山が作っているような
やっぱり夕暮れから朝からその季節によって見せる景色雰囲気も違うし
その景色がすごい好きだったんですけど年々変わってきますね。
見れなくなっていくものがすごく多い。
こういった中でもう本当5年とかタイムリミット的にはもうすぐ目の前に近づいていて
結構やりたいというかやらなきゃという
この地域はどうやって存続できるのかもしくはできないのか
どういった形でなら残せるのか
そういうのをやっぱりもっと早くみんなで話し合えるというか
何かしら直接的に何かできるような状況にしたいなと思うんですけど
もちろんワクワクというかやってみたい
こんな素材を使ってみたいよとか
それこそさっき言ってたクズとかを
クズ風という布にしてみたいねとか
何かもっと使えそうなものあるよねとか
作ってみたいもの色々
草毛染めとかもやりたいなとか
昔も藍染めとかもしてて
自分で藍育ててそれを取って発酵させて
泥藍というちょっと藍を作って
みたいなところまでやったりとか
カイコを作ってカイコから糸を取らせてもらって
趣味養産みたいなことをやってたりとかしてたんですけど
やりたいことはいくらでも
羊毛もやりたいなとか
羊毛
羊から毛をいただくとかね
そういったのが最終的に地域の存続だったりとか
そういったところにきちんとつながっていけるといいなというのが
一番本当に変わらずというか
時間は当然限られているわけですから
やれることもきっと多分タイミングもあって
そういう方が現れるかもしれないし
そこでいけるってなったら多分いくんでしょうし
そうですね
本当に自分もあと5年以内に農業を始めたいなと思っているんですけど
今いる農家さんに教えてもらえるうちにやらなきゃというところはあって
彼らは有機農業というか無農薬無化学肥料でお野菜を作っていて
非常にその技術というのは50年ぐらい積み重ねられていて
非常に貴重なものなので
それは何とか今すぐ後継がいないというか
受け継げる人がいないんだったらやりたいなと思っているところですね
新しいものづくりの探求
なるほど
本当にやりたいことにきっと何も言わずにいくんでしょうけど
やられるんでしょうけど
パワーがやっぱり大阪の人が持っているパワーがあるので
エネルギーといいますかきっと向かわれるんでしょうけど
無理なさらずに
最近ちょっと人間って限界があるなというのを感じてはいます
もう体力的・気力的限界はどうしてもあるので
それは以前から一人でできることは限られているなと思っていたので
できるだけたくさんこういった興味ある人を呼び込めるようにしたい
それのフックがレザー製品でここの工房・店舗なので
来た人に興味あるよという方がいらっしゃったら
それこそいろんなところ農業の辺りだったりとか
そういったところで一緒にやれる仲間とかも探せればいいなとか
そうですね
だから大阪谷さんがとにかくワーッとやっている中で
自然とコミュニティができていくみたいな
なんかそういう感じなのかなっていう
いろんなもちろんカワは一つありながらも
やりたいところのあるプレイヤーが出てきたみたいなのが
気づいたらこうなってたみたいなことが訪れそうな感じは
すでに訪れてるかもしれないけど
そんな感じかもしれないですね
なるといいですね
そうなったらやった甲斐があったなとは思いますけどね
そっか
実際だからそれはもうやりながらになると思うんですけど
例えばもしかしたら3年後とかにまた僕がここに来て
多分僕はここに来るんですけど
来たらあれ全然なんか違う
カワがないみたいな
カワどこ行ったのみたいなことはあるかもしれないし
あるかもしれないですね
そこはもう直感に従って
従ってやっていきます
分かりました
ありがとうございます
いろいろとお聞かせいただきまして非常に楽しかったです
今後やりたいことは本当にたくさんあるとおっしゃる中で
地域をどうやって存続させていけるのかということに
課題感をお持ちであり
そのための仕組み作りをしていきたいとのこと
やりたいことの真があり
多くのご縁に恵まれて今がある大阪谷さんに
今回はその思いを聞かせていただきました
大阪谷さんありがとうございました
それではまた次回
ユイナーさんの聞く人ラジオでお会いしましょう
18:16
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