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ゆいなわさんの聞く人ラジオ。
皆さんこんにちは、ゆいなわさんの聞く人ラジオのお時間です。
前回に引き続き、株式会社ヴォイド代表取締役、添島慎也さんにお話を伺います。
シェアオフィスの新しい形を提案する添島さん。
墨田区東向島という場所、その街に開かれた空間を作り出すことで、地域の活性化に貢献したいと考えています。
その思いと具体的な取り組みについて伺っていきます。
街に開けたシェアオフィスを作りたいなと思ったんです。
つまり、賑わいを少しでも作れるという環境があるといいなと思って。
そうすると、少しでも街が華やぐ、賑わってくる要素の一つでもあるので。
なのでそういったことで、夜なんてシャッターは閉めちゃうんですけど、
ここもちょっとした工夫をしていて。
ああ、ちょっとテーブルを置いたりとか。
テーブルを置いたりとか。
少しでも賑わいが外に染み出す形で作りたいなっていうのと。
つまり、土地の境界線ってここなんですよね。
ちょっといられるんですよね。
建物の境界線がここですよね。
シャッターラインがあって。
若干ですけど、セットバックしたんです。
自分、あえてそうしたんですか?
あえてそうして。
そういうことか。本当はこことかなのに。
シャッターラインとかここぐらいまでやろうと思えばいけたんだと思うんですけど。
若干気持ちいい、軒下感を持って。
なるほど、なるほど。
居場所的なのがここにできるわけですね。
こういうのを置いたりとか。
そっかそっか。
ちょっとここでローテーブルを置いて、
なるほど。
囲碁で挿したりとか。
それっぽいじゃないですか。
確かに、確かに。
それをあえて作ったんですか?
あえて。若干、室内の面積をいじめる形にはなりますけど。
そっか、そうですよね。
少しここの空間を大きくとり。
なるほどね。
それは本当に工夫ですね。
やっぱりそういった街のにぎわいに少しでも貢献した形と、
例えばこのたて具とかも渋いじゃないですか。
そうですよね。
これは奈良のある旧家から生け取りにしてきたんですよ。
生け取りって言うんですか?
生け取り。
奈良の旧家にあったものを持ってきて。
そうです。
それは何かツテがあったとか、御縁があったみたいな。
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メルカリです。
えっ、メルカリであったんだ、これが。
僕がやりたかったのは、もともとそういったコンセプトがあって、
少しでも中の雰囲気が分かって、
暗くなると通りの暗洞のように光が漏れるような、
なるべく全面ガラス張りの、全面開口の衣装が欲しかったんです。
なかなかないんですよ、この寸法、この枚数、この高さっていうのが。
そうですよね、枚数1、2、3、4、5枚。
5枚。
5枚っていうのが、揃いと言えば揃いですかね。
そうなんです。
なるほどね。
例えば3が入ってたりとか。
ああ、そっかそっか。
この1枚もののガラスで。
人の立っている全身が見えるような状態の。
なるほどね、面白い。
それがやりたくてずっと探してて、見つかったんですよ、メルカリで。
あったと思って。
すごい、それ。
なら?とか思って。
はいはいはい。
輸送費に来たら、20万だか25万だかと言われて。
そっかそっか。
それはって言って、うちの事業員に出張しない?って言って。
あれご自身で行ったわけじゃなくて、出張?
出張。
出張費と現地の滞在費、あと泊まって200日間で遊んできていいから。
これをイケドリにして持って帰って。
わあ、それ面白い。
そうなんだ。
この休暇も由緒正しくて、戦国時代豊臣秀吉の家臣である後藤又部という人がいるんですけど、
その更に家臣の休暇。
すごい立派な、僕は行けなかったので行かなかったんですけど、立派なお庭で立派な休暇があって、その縁側で使われてた。
面白い。
現代風にアレンジして大切に使ってくださいって言われて。
本当ですね。
そこがだって、宗島さん自身がこれを買って、物を見るのはここに来た時ってことですよね。
そうです。絶対笑わないで帰ってきたやつ。
そうですよね。
やらず笑わないで。
帰ってきて、あ、これかと。
これだーって思った。
すごい。
それからここに入れていくというか、作った。
そうですね。
自分でやったの?
こういう本当に微調整は職人さん、腕のいい職人さんにお願いして。
これ入れてもらって。
こうやってしっかり、きれいにはめてもらって。
そうなんだ。これはすごく思いが詰まってますよね。
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これは良いと思うんですよ。
あとちょっと外を見てもらうと。
もうちょっと暗くなるとあれなんですけど、こういう光が漏れて通りの安堵のような美しい空間を通りに演出できると思います。
そうですよね。
これはやっぱりオープンで8月1日オープンで。
今までこれがなかった状態と今ある状態だったら、
おそらくこの近所の人とかも風景として違うものを感じてらっしゃる感じ。
ただいつもシャッター閉まってるだけのところだったんで。
そうですよね。
だからそこがこういう明るい空間になって、一つ皆さんも気になるというか、明るいなみたいな。
そうですね。
ありますよね。
やっぱりどうしてもシャッター閉めちゃうと。
もうそれで。
街に背を向けてくると。
そうなっちゃうんですよね。
すごくクローズな環境なんで。
だからそういった、今ちょっと夏場なんで暑いから比較的閉めてるんですけど、
ちょっと気候が良くなれば。
そっか開けといて。
カトリー線香焚いて開講しとけば、
少し街に開けたシェアオフィスっていう意味では、少しでも出入りがあったらいいなと思ってて。
気になる人とかいたらちょっと覗いてみたくなるような。
そうですよね。
コミュニケーションの生まれる何かみたいな。
コーヒー飲んでっていいですよとか。
そうですよね。
いい、ゆっくりしててくださいっていう。
だからシェアオフィス的なものなんだけど、
一つの街に属するというか、街と一緒にっていうようなものがここにも含まれてる。
そうですね、ご理解の通りで。
なるほど。
結構コカキングとかシェアオフィスって上の方にあったりとか、ちょっと閉じてる感とかある気がしますけど、
ここまでちゃんとオープンにっていうのは。
そうですね。
利用者同士、個々で言ったら自分が働きやすい環境であれば別にコミュニケーションもいらないのかもしれない。
でも利用者同士何かやりましょうっていうところまでは多少あるんですけど、
もちろんそれは含めつつ、じゃあ街と一緒に何かできたらいいかなとか。
外から入る人、中の人。
いろんな人とこういうコラボレーションとか、そこから何か新しいアイデアが生まれてくっていうのがあるととても楽しい。
理想するところですけどね。
そっか、そこまで考えててのこの形なんですね。
まだね、1ヶ月なんで。
これから始まったばっかりだから、これからにはなると思うんですけど。
やっていけたらいいなとは思います。
面白い。そっか、ちょっとその思いまで聞くと、「おお!」ってなりますね。
大丈夫ですか、こんな。
もちろん面白いです。
めっちゃ面白いです。
こんな話で。
そういうことなのか。
そうなんです。
なるほどね。
だからなるべくオープンに作りたいなって。
そうですね。
これからちょっと、近所の皆さんが何?みたいなコミュニケーションを取るとか。
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さっきおっしゃってましたけど、ある程度いる方ともお話したりとかっていうのが生まれてきてる感じ。
そうですね。
それとあと、すぐ近くに白ひげ神社ってわかります?
わかんないです。あるんですね。
台東区と隅田区の間に白ひげ橋ってあるんですけど。
そこの名前の由来になってる白ひげ神社っていう、有所正しい神社があって。
もうすぐそこなんですけど。
このエリアを宮本町会っていうエリアなんですよ。
宮本なんですよ。宮の元。
おお、そういうことか。
我々は宮本町会に入っていて。
今年から私も宮本町会、白ひげ神社の世話人をやらせていただくことができて。
なるほど、なるほど。
そこで白ひげ神社の神様に、神様をお世話するっていう。
地域を盛り上げていきましょうっていう役割のことをやらせていただいて。
そうなるとどうしても地域の人とつながりができますし。
そうですよね。
そういった形でどんどんこの地域を活性化できたらなとは思ってます。
じゃあ、よりここに地域の皆さんとも一緒に。
そうですね。
なるほどね。
いいですね。下町だからね。
すごい関係が血が濃いですよ。
感じますか、そんな風に。
感じます。
なるほどね、面白い。
それがね、下町の良さだと思うので。
本当にだって、ここに来たことから始まってるわけですから。
一個ずつ作っていってるわけですもんね、その関係性もそうだし、場所もそうだし。
これからまだ始まって間もないから、半年経って1年経ったらどうなっていくかまだわかんないでしょうしね。
へー、面白い。
ちょうど私のやりたいことと合致してた部分ももちろんありますし。
やっぱりそういった地域ごと特色ってあると思うので、そこをうまく引き出すというか。
そっかそっか。
そういったところは大事だと思います。
あー、いいですね。
ただやりたいことをどこでもいいからやるっていうのは、なんか僕個人違くて。
やっぱりそのエリア特性を活かしつつ、自分のやれることやりたいことを重ね合わせながらできたらいいかなっていう。
そういうのって前から思ってました?そういう風にやっていきたいみたいな。
うっすら思ってましたし、やっぱりそこの一番根底にあるDNAってやっぱりモリビルンの考え方ですね。
あー、そっかそっか。そういうことか。
今もさっき言った通り、モリビルンっていう会社は好きなんで、あのアイデアは今も生きてますね。
そういうことか。
いやー、めっちゃ面白いです。
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面白いですか?
大丈夫です、面白いです。
あ、そうなんだ。ちゃんとその思いが具現化されてるっていうこともすごいですし。
なるほどね。
実際そういう思いをね、少しでも理解して使っていただけるとね、すごく嬉しいですね。
いやー、そっか。きっと楽しいのは絶対あると思うんですけど、だって自分の思い、イメージが今ここにあるわけですから。
どういう感じなんだろうな、そういうのって。
でも日々の仕事は当然あるわけだから。
ありますね。
それはそれでやるわけです。
契約書作ったりとか。
あー、そっかそっか。
利用契約作ったりとか。
それは当然ありますよね。
もう事務的なものもあるし。
はいはいはい。
請求関連もあるし。
そう、本当にあらゆる自分も。
やるべきことは。
自分でやる以上そうなっちゃうんで。
まあ、そういうのも含めつつですけどね。
そうだね。
でもそれがやりたいこととしてあるわけだから。
あー、いいなー。いいっすよね。
街とのつながりを大切にし、シェアオフィスを通じて、
新たなコミュニケーションの場を提供していきたいと語る沿島さん。
その入り口にある引き戸、メルカリで手に入れたというそのたてぐにまつわる物語や、
地元の白ひげ神社の世話人会に入会し、
街と一緒に街に開かれていくというコンセプトなど、その思いについても伺います。
一応ね、お仕事と好きなことを聞くんですけど。
はい。
さっき色々好きなことをお話いただいてるんですけど、
じゃあ好きなこと何ですかっていう問いだったら何て答えるんですか?
どうしようかな。
どうしようかな。いくつもある感じ。
いや、そんな数はないです。
はいはいはい。
いやまあ、やっぱ仕事になってきちゃうかな。
うーん。
やりたいことできちゃってるんで。
うんうんうん。
あと好きなこと、マラソンはずっと続けてるんですよ。
あーそうですよね。
そうだ。
はいはい。
ちょうど去年の、今ぐらいこの物件紹介してもらったんですよ。
はいはいはい。
じゃあ視察行くかって言って。
僕港区なんですけど、港区から走って。
ちょっとありますよね。
まあちょっとまあまあありますよね。
まあまああります。
はいはい。
ちょっと行くかって言って走ってきたんですよ。
走ってきて。
はいはい。
汗だくで見る。
はいはいはい。
あー面白い。
なるほどね。
あ、そっか。
あ、そう。
走ってらっしゃるなんか聞いたことがあって。
もうずっと続けてる感じ。
そうですね。ずっと続けて。
年一ぐらいではフル。
おーすごい。
1回か2回で。
はいはいはい。
まあ全然早くならないですけどね。
うんうんうん。
ただまあ、意外とあの走ってる時間が結構好きで。
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えー。
あのー。
息切れすぎて完全に無になってるか。
あのー。
スローペースで走って。
はいはいはい。
あのー。
誰からも話しかけられない。
はいはいはい。
考えることができる。
あーまあそうですね。
空間の。
そうですね。
どっちかですけどね。
なるほどね。
まあ完全に一人になる。
はいはいはい。
場ですね。
まあ今日も一人だったんですけどね。
あーそうそうそうそう。
そっか。
そうですね。
でも仕事もしない。
何もない。
うんうんうん。
あのー無の時間ですから。
そっかー。
あとはスプラトゥーンですかね。
急に違うのが来た。
あ、スプラトゥーンね。
スプラトゥーンはもうハマりすぎちゃう。
あ、そうなんですね。
うちの娘もやってますけどスプラトゥーン。
あーそうですか。
はい。
あ、じゃあちょっと今度フレンド公開。
そっか。
そいじまさんって人が来たよって。
おじさん。
なるほどね。
容赦なくぶっ潰しますね。
いやー面白い。
そっかー。
いろいろ本当そう思うといいですね。
これから楽しいですね。
ありがとうございます。
展開していくことが。
そう言っていただけると。
いやー本当にそうだと思います。
いろんな出会いも当然あるでしょうし。
そうですね。
いろんな方と出会って。
で、なんかまたそういった方と何か次の展開なのか、また今度こうなるみたいなのがこれから開かれていくみたいな感じはしますよね。
そうですね。
さっき井沢さんがおっしゃってた。
やっぱり会社でもやってたけど、今やってるのが広がっていくところになってほしいっていう。
まさにそれで、僕もどうしても一部の人、今もう会社勤めもしてないし、そうやって一部の人としかあんまり関わらなくなってきてはいるんですけど。
やっぱり私自身もここのシェアオフィスのクラフトワークで期待してるところは、いろんなスキルだったりいろんなアイディアを持たれてる人たちがここに集まって、そこで飛び交う情報だったり話だったり雑談だったりとか、そういったところってみんなそれぞれ違う人たちなんで、そういったところでまた新たな出会いとかアイディアっていうのが生まれるといいなとは僕自身期待してて。
そうですよね。場としてここあるわけだから、そうやってそこに来る方々でまた何か新たなものが生まれていくみたいな。いやー面白い、それは。
さらには地域の人たちとかもここを開いたことで、そういったものも出入りできる、話ができる環境。
確かに確かに。
あんまり利用者さんにね、迷惑かかんないでね。
そうですねそうですね。
うるさいですって。
そっかそっか。
まあ難しいのがあるから。
でもそこの場があるっていうことで、地元の方とか利用者とももしかしたらそこで何かが生まれれば面白いですね。
そうですね。
そうそうそう。
へー。
とかそういうのが。
科学反応が。
そうですね。
できるといいなとかも。
なるほど。いやー面白い。
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ありがとうございます。
すごいです。
いえいえいえ、全然。
面白いです。
そっか。
そう思ってほんと、なんか頑張ってくださいとかは月並みな言葉になっちゃうんですけど。
いえいえいえ。
ほんとそんな感じに思いますね。
とんでもないですもんね。
そっか。
頑張ります。
いやーほんとにほんとに。
頑張ってんのかわかんないけど。
そっか。
まあ楽しく。
そうですねそうですね。楽しまれてる感じがすごい伝わってくるので。
ありがとうございます。
なんか苦しいじゃないじゃないですか。なんか自分のやりたいことを楽しくやって。
当然大変なこといっぱいあると思うんですけど、それはそれで。
いろんなことがおそらくできると思うので、いろんな勉強もされてるでしょうし。
で例えばまた次の場所がやっていこうとか、広げるスケールしていくみたいなのも考えるでしょうし。
ここはいろいろと展開は。
そうですね。そういったものもどんどん。
それこそね、地方で家族が住んだエリアのコミュニカ開発をしてとか。
それも月並みな話ですけど。
そういうものもやっていけたら楽しいだろうなって思うんですよね。
そうですよね。そうですよね。
そっかそっか。
だからどこまで目が届くかどうかっていうのが。
自分でやりたいっていうより自分で見たいっていうのがあるから。
そうですよね。さっきのお話もそうですけど。
例えば大きくしたい人は中にいるじゃないですか。
そういう人はそれで見ないけど大きくしたいっていう。
それはそれでいいと思うんですけど。
現地の業者とかになるじゃなくて、それでいいと思うんですけど。
でも多分添島さんはちゃんと一個一個ちゃんと見ていくというか、
さっきのお客さんとのコミュニケーションをちゃんとするみたいなところでも、
目の届く範囲の。
そうです。どうしてもそうなっちゃうんですよね。
そうそう。なので。
多分関東圏内なんだろうなって気がしますけどね。
そっかそっか。
お話聞いてよかったです。
そういうことでこんな話で。
大丈夫です。
大丈夫ですか?
大丈夫です。
これを僕の方で編集して。
事前にお送りするんで。
10分台にしかなるんで。
しょうもないでしょ。
こんだけいただいて。
10分でちょっとだいぶなんですけど。
ただの仕事場ではなく、シェアオフィスを通じて地域の活性化につながっていければいいという思い。
その取り組みは単なるビジネスではなく、地域社会全体を巻き込んだプロジェクトのように思いました。
墨田区東向島にあるクラフトワーク。
ぜひ皆さんも足を運んでみてください。
添島さんありがとうございました。
それではまた次回。
ユイナワさんのキクヒトラジオでお会いしましょう。