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  2. v177-1 多趣味で個性的な普通..
2025-12-01 30:28

v177-1 多趣味で個性的な普通のサラリーマン・豊田旺智さん/良いものを正しく

今回は、多趣味で個性的な普通のサラリーマン・豊田旺智さんにお話を伺いました。
マーケティングのコンサルタントをされている豊田さん。まずはそのお仕事内容について、伺いました。
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サマリー

豊田旺智さんは、マーケティングコンサルタントとしての経験を語り、クライアントのニーズに応じたデータ分析を行っています。良い商品を効果的に売るためのコミュニケーションの重要性を強調し、マーケティングの役割について深く考察しています。マーケティングの進化やトレンド変化についての考察が展開され、特にAIの影響や個人の能力が強く求められる状況が強調されています。また、豊田さん自身の分析力や業務の進め方に対する思いが語られています。マーケティング業界での経験を基に、良いものを正しく売ることの重要性を述べています。多趣味な生活やスポーツ観戦を中心とした趣味についても触れ、知的探求への興味を示しています。自身の知的好奇心を活かし、バラエティ番組を通じて人間の深層心理や行動の背景を探求することを楽しんでいます。仕事においても自己流の理論を用いながら、知識を得ることに喜びを見出していることが語られています。

00:04
ゆいなわさんの聞く人ラジオ
皆さんこんにちは、ゆいなわさんの聞く人ラジオのお時間です。
マーケティングの仕事
今回は、多趣味で個性的な普通のサラリーマン・豊田旺智さんにお話を伺いました。
マーケティングのコンサル担当をされている豊田さん。
まずは、そのお仕事内容について伺いました。
お仕事なんですか?って言ったら何になりますか?
マーケティングのコンサル担当ですね。
マーケティングのコンサル担当って言うと、何するって言ったら何してます?
基本的には、クライアントが物を売りたいって言った時に、どう売れるかを考える仕事ですね。
その時に特にコミュニケーションですね。
例えば、こういう時にテレビCMをこれぐらいやったらいいんじゃないか。
SNSでこういう内容を言いましょうとか。
そもそもこういうターゲットが、自分が売りたい商品の顧客になるから、
そういう人に向けたコミュニケーションをしましょうとか。
っていうのを全般的に考えるみたいな感じですね。
はいはい。それクライアントは企業さん?
そうですね。
じゃあ結構代償いろいろされる感じですか?
そうですね。企業規模とか業界の問わず何でもあるなっていう感じですね。
はいはい。その中で何をしてるって言ったら何をしてるんですか?
基本的にはデータ分析を元にした戦略提案みたいな感じですね。
顧客データだったりとか、会員のアンケートのデータだったりとか、
テレビを視聴した時の人の動きだったりとか、
SNSで言うとインプレッションだったりとか、
みたいなことを分析をしてる感じですね。
データ分析と戦略提案
じゃあそういったことを出社して、いろいろお仕事をして、
コンサルタントってなると最初からクライアントさんとお会いしてみたいなところから?
そうです。最初に会って、こういうことをやりたいんだよみたいな、
要件みたいなのを聞いて、それに合わせた分析をしたりしますし、
必要だったらそのデータくださいってクライアントに言ったりとか、
たまにクライアントの中に常駐したりもしますし、みたいな感じですね。
1回でじゃあいくつか持ってるみたいな感じですか?
会社によって、今の会社では複数案件を並行している感じですね。
そっか。じゃあそれぞれをスケジュール見ながら、
そうですね。
トヨタさんのほうで調整しながら?
そうですそうです。
どこ行って、どこ通ってるんですか?
オフィスです。
オフィス?
オフィスは神谷町ですね。
あー神谷町。そっかそっか。なるほどなるほど。
それでどれくらいやられてるんですか?
今の仕事は半年くらいですけど、
マーケティングのコンサルタント意味では10年くらいもずっとやってます。
あー長いですね。結構じゃあ。
もう最初というか、社会人になられてからマーケティング的な感じ?
そうですね。10年3社目でずっとそれですね。
それはなんでマーケティングをやってるのか?
僕は別に特に興味がなかったんですけど、
入った会社がマーケティングだったぐらいのレベルですね。
あーそういう感じなんですね。
就職活動を真面目にやってる人間ではなかったので。
あーなるほど。
自分に馬が合いそうなフード、馬が合いそうな人がいる、
そういうフードの会社に行ければいいなと思った時に、
その会社が分析とかコンサルティングみたいなのをやっていたっていうことと、
あんまり一つの商材でずっと同じことをするイメージがあまり湧いてなかったので、
まだここはいいかなと思って入ったら、
結果そこがマーケティングの方だったぐらいの感じです。
あーそういうことですね。
じゃあそこがマーケティングじゃなかったら、別のことをやってたかも。
リサーチとかもっと違う話?
そうですね。
1社目は基本的にはリサーチが中心ではあります。
けど例えばの話、人事のコンサルだったかもしれないですし、
どうなってたかちょっとわからないですね。
マーケティングとかデータ分析に強かったのはたまたま1社目がそうで、
そういうのは嫌いではなかったっていうのもありますけど、
たまたまの要素が大きいですね。
じゃあ最初入って、そこからマーケティングの勉強をしていくみたいな?
そうですね。リサーチのマーケティングはほぼ何も分かっていなかったので。
どんな感じで勉強していたんですか?
いやでも、即実践投入みたいな感じで。
あーそうなんだ。
大きい会社ではなかったので、
入って何も分からないまま隣の人に聞いて怒られながら覚える。
休みの日はさすがについていけなさすぎるので、
勉強してみたいなことをずっと繰り返してましたね。
やっぱりそれだけ長いことやってると、
良いものを売るために
マーケティングっていうのは何なんだ?みたいなのは
だんだんもう体に入ってる?
いやーどうなんでしょうね。
なんか分かってるとは思いつつ、
分かってなかったの繰り返しみたいなことはありますよね。
マーケティングっていう領域がとても広いというか、
そうですね。広義な表現がありますね。
僕もマーケティングってことは使いますけど、
じゃあなんでどういう意味で使ってるのかみたいなのが
自分としても落ちてないような感じが時にしていて、
マーケティングって何なの?っていうのを何なんでしょうね。
そうですね。私それこそよく言ってる言葉で言うと、
良いものを人に正しく買ってもらう仕組みを作ることが
マーケティングの仕事だなと思ってはありますね。
そっか。やっぱりそこに良いものっていうか、
まず何か売るというか、そういうものがなきゃ始まらない。
無形有形どちらにしても。
そうですね。とは思います。
マーケティングって基本の考え方としては、
プロダクトっていうもの、サービスっていうものと、
あとはプライス、お金と、あとは流通ですね。
その商品を届けるみたいな。
流通とプロモーション、コミュニケーションの話で大きく4つ分かれるんですけど、
なんだかんだプロダクトが良くないと、
こんなにコミュニケーションを頑張ったり安くしてるものは売れない。
そうか。
逆に言うと、そういうコミュニケーションの上手いことをやってるがゆえに、
本来的には世の中に良くないものも売れてしまってる。
ああ、そうか。
みたいな、あまり名前はさすがに出せない。
出しづらいですけど、
例えばこのサービスどうなんだとか、
悪しきサービスではみたいなことも、
物の売りようとか目立つように人に届いたりしてるので、
私はその良いものっていう定義が必要だなと思ってますね。
実際クライアントさんで来たお仕事とかで、
あれこれあんま良くないなって感じたりすることあるんですか?
あります、全然。
それどうするんですか?
私は言います。
言います?
私は言います。
それで言うと、さすがにこれを売るのは工序良俗になるな、
そのレベルかはないんですけど、
ただこれ売ってもあんまりクライアント喜ばないんじゃないですかね、
みたいなのは言います。
その時はデータ分析を出自にしてるので、
データ分析した結果、
これってあなたたちが欲しいと思っているターゲットは、
全然欲しいと思っていません。
だからそもそも多分プロダクト、
物という意味でずれてるんじゃないですかね、
みたいなことは言いに行ったりします。
それを言うのが多分、
内産主として入ってる人間の役割ですよね。
そっかそっか、そうですよね。
確かにそこは作ってる側としては、
いまいち気づきづらいというか。
そうですね。
あとは会社のダブルの健忘術数とか圧力の中で、
良くないと思っても言いづらいとかやっぱりある。
そうですよね。
外部の人間だからこそ言えるっていうのはあると思うので、
言うようにはしてます。
なかなか難しいですけど。
そうですよね。
相手によっては、
え、そうなの?みたいなこともあるかもしれないですし。
そうですね。
なのでそこの言い方とかは、
よく言う営業力みたいな、
コミュ力みたいなのが結構大事になってきたりとかしますし、
そこら辺は私もあまり得意ではないです。
ほんとですか。
でもそうやってやる必要は当然ある。
でもありますね。
そうですよね。
やりやすいとこもあれば、やりにくいところもあったりとか。
そうですね。
そこはでも、
今までやられてきた経験とかで、
なんとかなるみたいな感じですか?
そうですね。
なんとかやりながらですけど、
やっぱ上手くいかないなと思ったりとか。
っていうのはちょっと試行錯誤ですね。
そうか。
そういった意味でやってても、
まだまだ課題感はいっぱいあって。
そうですね。
ありますあります。
経験は多いとしても、
まだやっぱり、
今だからこそ出てきてる課題というか、
トヨタさんにとっての。
そうですね。
はい。
あと、私の成長速度とかもあるかもしれないですけど、
マーケティングの業界って、
他の業界もそうかもしれないですけど、
その業界の変わっていくスピードも早いということで。
そうか。
やれ今だと、
例えば縦型のショート動画で物を宣伝するのが、
やれ早してるなみたいなこともあったりしますし、
例えばテレビとかで言うと、
昔はとりあえずCMをたくさん流せばよかったんですけど、
じゃあ例えば、
何でしょうね。
おじいちゃん、おばあちゃんに物を売りたい時に、
水曜日のダウンタウンに流した時に、
果たしてどうなるか。
マーケティングの指標
これをターゲットに合ったところでCMを流しましょう、
みたいな話もありますし、
ターゲットに合ってても、
結局のところ、
例えば買い物につながらなきゃ意味がない。
はいはいはい。
だから、例えばサイトに入った数を調べればいいんじゃないか。
とか、
コールセンターに電話が入った数を調べればいいんじゃないか。
一つのテレビで言っても、
見るべき指標とか意識することがいっぱいあったり、
そこも流行りしたりとかもあったりするので、
そのアップデートとかもあると、
結構なかなか、
個人的には大変だなぁと思います。
じゃあその10年間とかでキャラを積んでいく中で、
トレンドも変わってきて、
扱う表現も、
アドバイスも変わってきて、
最近ってどんな感じですか?
表現とかですかね。
AIとマーケティングの変化
それで言うと、
ちょっと前にもなってしまうんですけど、
○○ナンバーワンみたいな、
例えばお客様満足のナンバーワンとか、
同業界の売り上げみたいなのがあるんですけど、
あのナンバーワンっていうのは経営標本みたいなの。
ああいうのも違反とかグレーなとこで、
めっちゃ流行ってたんですけど、
あんまり言わないようになったりしてるみたいなのとかもあるので、
コミュニケーションはそういうのもあったりする。
あとは、
なんでしょうね。
今はどっちかっていうと、
単純に安いとかよりは、
そのサービス商品を使うことで、
お客さんにとって、
生活者にとって、
どういう豊かさがもたらされるんだっけみたいな、
そういうのが流行ってるかなって、
個人的な感覚としてはあります。
流行ってる感じ。
はい。
例えば、なんでしょうね。
ろうそくとか。
はいはい。
めちゃくちゃ昔は単純に暗闇を照らすものだったんですけど、
今だったら、
ムーディーに部屋をする。
ああ、なるほど。
例えば、それってムーディーに部屋を照らしますっていうのではなくて、
ろうそくのある暮らしによって、
自分が夜落ち着いて時間を過ごせますとか、
リフレッシュ、リラックスになりますとか、
だからこそは切り替えて明日の活力になりますとか、
みたいなそっちのベネフィットというか、
心の利益みたいなところを伝える、
生活利益みたいなのを伝えるのは、
個人的にはトレンドというか、
みんなよくやってるなんてのは最近思ってたりはします。
面白いですね。
例えば、今まであるものなんだけど、
視点を変えてというか、
そういうことですね。
キープ値変えて、
で、表現してみると、
今まで同じものだけど、
確かにそうだなみたいな気づきで、
新たな価値が生まれてくる。
そうです、そうです。
そこを考えたりします?
私はたまにって感じですけど、
マーケティングの中でもいろんな細分化されてる人がいるので、
今言ったようなことを考えるのは、
本当に広告代理みたいな人で、
ストラテジックプランナーみたいなこと言ったりしますけど、
そういう人が得意としているような感じですね。
そうか。
じゃあ、豊田さん自身は一通りやるのかもしれないけど、
特にここみたいなのってあったりするんですか?
私でいうと、分析をして、
今言ったようなことのヒントを導出するまでが、
たぶん一番得意領域という感じですね。
そっか。
それこそ、データを持っていった結果、
お客さんとかは、
ストラテジックプランナーみたいなとか、
コピーライターみたいな人が一緒に仕事をしたりとか、
そこに自分も一丁紙して一緒に考えたりというのが、
主だった自分の仕事領域という感じですね。
そっか。
クライアントさんからお仕事が来て、
豊田さんの命をもってして、
ここは自分なりの分析を重ねていきながら、
他の方と一緒に答えていくみたいな感じですか?
そうですね。
スパンとしてはいろいろ?
本当にクライアントに寄りきりですね。
そっか。
トレンドとして変わっていくって言って、
例えば最近パッと思い浮かんだのは、
AIとかが入ってきてるのかなと思うんですけど、
その辺どんな感じですか?
入ってきて。
どういうふうに入ってきます?
自分の仕事的な意味合いで言うと、
分析方針を一緒に考えてくれたり、
分析の出た示唆とかを一緒に出してくれるというのが多いですし、
マーケティングのコミュニケーション、
生活者に届く場面になると、
そもそもCMとかクリエイティブを
AIが作るみたいなことも最近増えているので、
そこが主だったところで言うと、
AIが入ってきたところの変化かなという感じですね。
動画とかも今作るじゃないですか。
そうですね。
縦型ショート動画とかは、
例えば動画編集者が作ってたとかいうのが、
だんだんそういうところに代替されていくみたいな。
そうですね。
それこそネットのバナー広告とかも全然、
いろんな会社が作ったりとか始まってますね。
だからそれによって今までやってた人たちとかが、
どうする?みたいな話には。
そうですね。
なりますよね。
そうか。
例えばトヨタさんの視点からして、
今後のマーケティングとかってどうなっていくとかってあります?
どうなんでしょうね。
個人的には、結局最後には俗人的な人が強い。
俗人力が突破力が強い人が、
マーケティングというのは業界内での生き残りという意味では、
その個人の突破力が強い人が勝つなというふうには思っているのと、
クライアプリ届くという意味ではあんまり変わらないと私は思っています。
あんまり変わらない。
前者に関しては、先ほど私分析を補助してくれるみたいなことを言ったりとかしてましたけど、
結局こういうところ、AIにデータを読み込ませてって、
AIがある程度ものを出力するっていうのは、
誰がやってもある程度検出化されていくと思うので、
まずスピードも速くなってくるってなってくると、
残された時間の中でその人なりのアウトプットをどう出すか。
AIはこう言ってるけど、本当はここはこうなんじゃない?
みたいなことを考えるところが、
多分人の差分というか介在余地だと思っているので、
例えば先ほどのバナーウォークとかで一旦出てきたけど、
多分こっちの方がこうした方がいいよねって直すと。
それは一般論もそうです。
自分の見た目とかビジュアルに対する拘り表示かもしれないですけど、
そういったところに人の力を介在して、それが差分になると思うので、
業界の中での業界人の生き残りとしては、
結局そういう個人力になってくるかなと思っているという感じですね。
世の中の人に届くという意味で言うと、
結局このところ、
差別化されていないウゾウムゾのクリエイティブがいっぱいあって、
その中に尖ってるものが目立つという意味では、
今の世の中の構造と全く変わりはないので、
水準の引き上がりとかはあるのかもしれないですけども、
結局の受け取り方としてはあまり変わらないと思います。
そういうことですね。
マーケティングの面白さ
あくまでも私が個人的に思っているわけです。
それはすごく参考になるか、そうなのかという気がしますね。
じゃあ、マーケティングの面白さみたいなのって何でしょうね。
面白さ、何ですかね。
例えば、豊田さんがお仕事をしていてワクワクするみたいな部分。
好きなこととか、自分のそもそもの好きな価値観とかに通じるところになるんですけど、
自分なりの理論とか方程式みたいなのを考えている瞬間が、
僕個人的に楽しい。
例えば、こうすれば売れるんじゃないか、このクライアントの商品は。
というのをやっていくと、
例えばAという業界においてはこういうのが価値筋とか方程式なんじゃないかみたいなのが、
なんとなく積み上がったもので、
機能法的にじゃないですよね。
何か分かってくるような気もしている。
もちろん分かったら気になっているだけで、やってみたら違ったっていうのも全然あるんですけど、
何か自分なりにこうなんだっていうのを考えて、
知識を得て考えていくというか、点がいくっていうのはそもそも好きなんだという。
何か問いの答えになっているかもしれないですね。
でも面白いですね。
やっぱり自分で考えて、それが当たる時は嬉しかったりしますよね?
します。
でも考えてこうだっていうことそのものが一番嬉しいです。
結果はちょっと後からになるんですかね?
そうですね。
もちろん仕事としてやっているので、
結果が外れた時に人の知らん顔をしているのはさすがになくなるんですけど、
でもどっちかっていうと、
結果のことよりはそれを考えて考えたっていうことに喜びを感じているタイプですね。
当然やっぱりやってみてうまくいくかな、
ちょっとやってからの話になってくると思うんですけど、
そこはやりながらあれって思ったら修正してとか、
あるいはすごくいいじゃんっていう形になる時もある?
ありますね。
一方で例えば大きなマーケティングの戦略とかテレビCMとかになってくると、
やってから修正効かなかったりもするので、
そこはちょっと難しいところではありますね。
ある程度人がたくさん巻き込まれて大きなものになってくると、
マーケティングの本質
変えられないですよね。
そうですね。
ウェブ広告とかだと早いスパンで、
いわゆるPDCAサイトに合わせはするんですけど、
戦略に関してはそれをもとにいろんなCMとかウェブの広告が走り出してしまっているので、
そこは変えられないですし、
テレビCMは当然、
明日から急に内容を差し替えてくださいというわけにはいかないので。
そうですよね。
そういうことか。
マーケティングってプロダクトがあって、
そういうのを戦略考えて実際にやっていって、
何かどこで終わるとかってあるんですか?
結構終わりはないとは思いますね。
終わっているときは基本クライアントとの契約とか仕事が切れたときという感じではないので、
マーケティングという概念という意味ではもう終わりはないと思います。
クライアントさんとある商品に対して、
やりましたと言ってだんだんちょっとそれが緩く静かになって、
その時次のものが出てくるのかもしれないですけど、
そういう感じですね。
そうですね。
実際やっぱりマーケティングは今後もやっていくというか。
そこは悩ましいところですね。
別に全然嫌いではないし、好きでやってはいるんですけど、
そもそもとして仕事において何か大人物になりたいとか、
仕事で何かを成したいみたいなマインドがものすごく強いというわけでは正直に言うと。
どちらかというと先ほど言ったような、
自分なりの理論とか方程式とかを考えるっていう、
その知的探求みたいなことなんですけど。
それをやれるフィールドがマーケティング以外となったら、
全然他に行くとは思います。
なるほど。
豊田さんとしてそこに興味の実践というか。
そうですね。
マーケティング業界で10年のキャリアを持つ豊田さん。
マーケティングとは、
良いものを人に正しく買ってもらう仕組みを作ることであり、
仕事の面白さは自分なりの理論や方程式を考える瞬間にあるとおっしゃいます。
趣味の多様性
一応聞く人では仕事の話を結構聞いて、
じゃあ好きなこと何ですかって聞くのを聞くんですけど、
ちょっと他趣味っておっしゃったじゃないですか。
趣味の話をいくつか聞きたいなと思って。
まず趣味って好きなことと通じることな気がするんですけど、
他趣味ってことはいっぱいあるってことですか?
そうですね。
自己紹介で何を話すか大体困ってます。
多くて。
そうなんですね。それぐらい。
例えばじゃあ一つ挙げるとしたら何ですか?
一つ難しいですね。
そんな感じなんですね。
じゃあ言い方自由なんで、
他趣味っておっしゃる趣味って何でしょうっていうと。
大きくはスポーツ観戦と、
あとは音楽中心とした文化鑑賞的な話。
鑑賞ですね。
あとは鑑賞とちょっと同じレイヤーかもしれない、
含まれるかもしれないですけど、
バラエティーとかお笑い番組とか、
お笑いは好きなのでそれ。
あとは、
シンプルにスポーツはランニングに関しては走ることも好きなのでそれ。
あとさっきの知的探究みたいなことで言うと、
勉強とかみたいな趣味だったりはするのであそこ。
あとはシンプルに外食が好きとか。
それぐらいの中で場に応じた趣味のカードを切ってるみたいな。
知的探求の楽しみ
面白いですね。
結構見るみたいなところ、
観戦とかテレビ、バラエティーにしろ、
音楽の鑑賞にしろ、結構その辺はいろいろされているという感じ。
そうですね。広く浅くですけど、
割と好きでやってると思います。
例えば最初スポーツっておっしゃいましたけど、
スポーツ何を見るんですか?
主には野球と陸上競技ですね。
野球と陸上競技。
それはなんでそうなったとかってあります?
野球は、
親が大阪のコテコテの阪神ファンだったので、
中場宗教的に気が付けばそうなっていたみたいな。
中場宗教的なぐらいのトップリと。
それが一番きっかけですね。
陸上は、子供の頃は箱根駅伝ぐらいしか見てなかったんですけど、
これは特に気が付けば見てますね。
陸上といってもいろいろありますよね。
一通り全部見ます。
一通り全部?
世界陸上とかは全競技見てます。
全競技見るんですか?
全競技見てます。
それなんでですか?
なんでしょうね。
面白いからだと思うんですけど。
そうですね。
陸上競技の面白さはあんまり言い残しておかなかったですね。
なんだろう。
競技によって面白さは違うという部分ですけど、
共通しているところで言うと、
努力積み上げて積み上げていって、
勝負は一発みたいなところと、
勝負が短くは一発ですけど、
その間の駆け引きがめちゃくちゃ多いので、
その競技の前の段階と競技の瞬間の情報量を見ながら楽しんでいる感じですね。
面白い、そういうことか。
他のスポーツのようなものって大体そうな気がするんですけど、
私は陸上に関しては特にそれを感じています。
そういうことですね。
その瞬間みたいなところに凝縮されて、
その選手たちの、そこには駆け引きがあったりとかも当然。
一人のやつもあるし。
その前に至る、そこに至るまでの準備のところにも
膨大な情報量とかいろんなことがあるので。
そこも見るってことですか?ウォッチするってことですか?
なるべく追いかけてますね。
前段階で練習はこうだとか、
その選手はこうしてきたみたいな。
わかりやすいところで言うと、
例えば箱根駅伝で言うと、
1月2日3日以外の基本的な遺伝館シーズンは全部追いかけてます。
そうなんですね。
そうなんですね。
それによって、1月2日、3日の今回はこの大学がこうなんじゃないかみたいなことを予想したりとか。
したりもしてます。
例えば今の段階で、今これ今日11月なんですけど、
もう近いじゃないですか。
もう今の段階である程度見えるものは見えてきている感じ?
そうですね。
それはメディアの方とかが言っていることにはなるので。
そっかそっか。
野球はコテコテのっていうことなんですけど、
それはもう今も変わらず阪神?
そうですね。
ただまあ昔よりは阪神以外のファンもプロ野球全体として見るようになっていることもありますし、
私は社会人野球とか大学野球、高校野球も好きなので。
おーすごい。
野球全般として好きになってますね。
じゃあどっか阪神というのはあるとしても、
全般としてチームっていうのこととか競技なのかデータなのか、
その辺をちゃんと広く見ていって。
それ面白いですよね。
そうですね。
例えば高校生、甲子園とかで出てきた活躍した選手がそのうちプロになったりとか、
その人の歴史を知っているわけじゃないですか。
そうですね。
それをもってして見たりするわけだから。
そうですね。
ストーリーがいっぱい入っているんですよね。
そうですね。
あーそれは面白い。
はい。
あとはまあこれはたぶん仕事柄なのかどっちが前なのかはわからないですけど、
データ見るのをそもそも好きなので。
おー。
なんか野球とかで言うとその有料課金して、データを見るサイトに有料課金して。
あーなるほどね。
入っているデータとかをずっと見てますね。好き。
何でしょうね。データを見ることの面白さってじゃあ何ですかって言ったら何でしょうね。
あーえっと。
なんかさっきの知的探究ってたぶん近いと思うんですけど、知らないことを知るのがたぶんそもそも好きですね。
なるほど。そういうことですね。
はい。
そっか。それはさっき勉強っておっしゃってましたけど、そこにもっとも通じてる。
通じてると思います。自分でも。
その知らないことを知ることにじゃあ喜びを得るというか、
なんかあーそうだったんだみたいなことがやっぱ嬉しい、好きとか。
そうですね。
なのでさっき、仕事で何かを成したいみたいなのがあるわけではないって言ったのもそこで。
どっちかっていうと、知ったことによって何か例えば大きなことを成したい。
マーケティングとかで言うとなんかすごい有名人になって公演に呼ばれたりとか、
広告経営をかかるのかどうかとかって言ってるんですけど、そこはあんまり興味がなくて。
知るという行為そのもの、知識が増えることその意図並みに喜びを感じてる。
なので別にそういう状態が理想であって、
その状態にとって何かを成すことみたいなところに関しては、そこまで強い関心は正直ない。
っていうのがベースに。ベースの価値観としては仕事もそうだし、趣味の領域もそうだなっていう感じですね。
そっか。じゃあ今まさにホットに学んでる、勉強してることってあるんですよねきっと。
そうですね。
それは何ですか?
今で言うと統計をやり直してるに近いんですけど、統計をやっているのと、
去年格試験を勉強せずに受けたら全然余裕で落ちたので、悔しいんでもう一回勉強しようかなっていうと、
あとは趣味で世界史とか好きなんで、その3つくらいですかね。
趣味で世界史が好き、じゃあ色々本とか文献とか見ながら知っていって。
基本的には高校の教科書読むのが好きなんですけど、
家で一人でお酒飲んでる時とかに論文サイトとかwikipediaとかボード見るのが好きなんです。
お酒飲みながらボードしながら見ていって、時に発見があってというか知識を掘っていって、
知的好奇心の探求
あれ高校どうなってんの?見たら別の論文のとこ行ってとか。
とかそうですね。
それによって知らない、今までトヨタさんが知らなかったみたいなことに出会って、わーみたいな感じ?
そうですね。
結果的にしょうもないこと調べて横道にする時も全然あるんですけど、それも含めて楽しいですね。
そうですね。
知的好奇心みたいなものがすごく旺盛なのかな?
そうですね。
なんかそうだなって最近辞任するようになりました。
そっかそっか。
だからさっきおっしゃったように、じゃあ例えばバラエティとかもまた違う。
違うと言えば違う、同じと言えば同じなんですけど、バラエティも今日本のバラエティ色々あるじゃないですか。
そうですね。
特にこれみたいなのってあります?
個人的に、番組名を言っていい?
大丈夫です。
番組名で最近割とよく見てるなーと思うのは、あちこち踊り。
あーはいはいはい。
日本語の水曜の夜にやってるものを見たりとか、あとはそうですね、BDS番組をTVerで見れたりするので。
おー。
芸人がただ食べてるもの、食べ歩きをしてるとかをぼーっと見たりとかしてるという感じです。
そっか、バラエティとかも色々あると思うんですけど企画力がすごい優れてたりとか、
芸人さんのタレント力がすごいとか、多分そういう色々あると思うんですけど、
やっぱ時代とともに傾向が変わってきてたりというか、ありますよね。
そうですね。
なんか多分そこで言うと、何だろうな、より文脈のあるお笑いというかコンテンツが好きな気はしますね。
っていうとどういうこと?
例えばあちこち踊りとかって、もちろん結構長くやってるんで、同じ番組の中でどういう事を扱うか微妙に変わってきてはいるんですけど、
だいたいその人の人間性とか、最近思ってることを深掘る投稿番組っていう感じ。
なので、この人ってこういう行動原理でこんなことやってるんだとか、
あとは単純に40歳ぐらいになったらこういうこと考えるようになるんだな。
私33歳なんですけど、こういうこと考えるようになるんだなとか、
同年代でこういう葛藤をもって表現活動をやってるんだとかを知るのが単純に面白い。
知的好奇心の中に、人間ってどういうもんだとか、こうあるべきだとか、こういうふうな人だってあるよみたいなインプットも知的好奇心の範疇なので、
そこを知るのも面白かったりはする。
そうじゃなくても、トークじゃなくても、例えばドッキリをかけるっていう対応だったりとかに、
結局その人の生き様が見えてるみたいなこともあると思うんで、そこに面白がってたりはします。
そんな深く考えて見てるわけじゃないんですけど、
言葉にすると、そういうところに面白を感じて楽しく見たりゲラゲラ笑ってるんだなっていう感じですね。
面白い。そっか。その辺は一貫してトヨタさんの中にあるのかもしれないですよね。
そうですね。
見るという視点においては、分析的に見たりとかもあるっていうのも含め、一通りそういう視点で。
そうですね。自分がそういうふうなところに一貫してるんじゃないかって思い込むことによって、
かえってそういう見方を自分が取ってるっていうのもあるかもしれないですけど、
でも個人的にはそこはあまり難しく考えなくても一貫して。
そっか。たぶん気づいたらそうしてるんですね。
たぶんそうだと思います。
そういうのを無意識的にやっちゃってるみたいな。
そうですね。そうだと思います。
面白い。やっぱそれって人によっては、
例えばもっと分析的に見なよとかって言われても、
いやそう言われてもみたいな感じの人もいるかもしれないですけど、
トヨタさんそれは自然とやってるから当たり前のように。
そうですね。別に特殊なことではないっていうのは、
別に何も考えずにゲラゲラと笑ったりすることとか、
すごく感覚的に良いよね悪いよねって思うと、
別に何ら変わりはない。同じことだなって思う。
そっか。
仕事の面白さを自分なりの理論や方程式を考える瞬間に見出しているトヨタさん。
知識を得て考えるという行為そのものに喜びを感じる知的探求師。
それが知らないことを知るのが好きという言葉に集約されていると感じました。
そんなトヨタさんのお話は次回に続きます。
30:28

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