1. ゆいなわさんの「聞く人」ラジオ
  2. v122-1 LIFE STAGE LAB・米田..
2024-09-16 33:45

v122-1 LIFE STAGE LAB・米田靖之さん「変な人・流れを感じる」

今回は、LIFE STAGE LAB代表・米田靖之さんにお話を伺いました。
米田さんは『JTの変人採用』という書籍の著者であり、様々なライフステージにいる方のサポートするお仕事をされている米田さん。今回は書籍にある「変な人」「流れ」のことや、そのお仕事について伺いました。
LIFE STAGE LAB:https://lifestagelab.com/
JTの変人採用:https://amzn.to/3Xe3BgF
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サマリー

日本の学生の就職活動におけるミスマッチ問題について、米田靖之さんがファーストステージからセカンドステージへの支援を通じて解決に取り組んでいます。彼の経験から得た仕事に対する新しい考え方や自己成長の重要性も語られています。米田靖之さんは、就職活動や企業との関わりを通じて、学生や若手社会人とのコミュニティづくりの重要性について述べています。特に、合う会社を見つけることが大切であり、世代を超えたつながりを育む努力をしています。米田靖之さんは、変わった人を積極的に採用する重要性についても言及し、企業が新しいアイデアを生むためには、常識にとらわれない個性豊かな人材が必要であると主張しています。また、流れという概念について触れ、それがビジネスの成功にどのように寄与するかを考察しています。米田靖之さんは、意識を持つことで流れを感じ、行動を変える重要性についても語っています。不測の事態に柔軟に対応することで、チャンスを逃さず新しい出会いを得ることができると述べています。

米田靖之の紹介と仕事
ゆいなわさんの聞く人ラジオ 皆さんこんにちは、ゆいなわさんの聞く人ラジオのお時間です。
今回は、LIFE STAGE LAB代表、米田靖之さんにお話を伺いました。 様々なLIFE STAGEにいる方のサポートをするお仕事をされている米田さん。
米田さんは、JTの変人左右という書籍を書かれており、 今回は、そちらの本を読んだ上でお話を伺っています。
まずは、どのようなお仕事をされているかについて伺いました。
米田さんは、お仕事は何ですか?という質問だったら、どういうことをされていますか?
これは、さっきの名刺の裏に書いてある言葉で3つ。
今やろうとしている。それを試行錯誤しながら、何がいいのかというのを考えている。
学生が興味・関心あることに取り組むことをサポートするということは?
これがファーストステージの人向けのサービスというか、何かのアクティビティ。
今、それがメイン。
もともとは、高齢者が元気ないから、そういう人たちが元気にできるように、何かできないからというのを始めようと思ったのですが、
実は最初はサードステージラボという会社名だったんです。
ところが、やっているうちに、いまだに若手とも付き合っていると思ったので、
ファーストステージとセカンドステージもまとめて面倒見ようということで、ライブステージラボという名前に変えたということです。
就活とミスマッチ問題
サポートするというか、具体的にこういうことをするというのは何ですか?
もともと考えたサードステージというのは、
私自身の経験で会社を辞めたときに何も決めていなかったので、
次は何をしようかなと。
ただ、また他の会社に勤めるというのは、なんとなく違うのではないかというふうに思いがあって、
とりあえず12月末で辞めて、1月にヤイスモックセンターを当時やって、
そこの1階からずっと会社を辞めた後のヒントになるような本がないかなと。
3時間くらいかけてずっと探し回ったんですけど、
そこで分かったのは、実は日本の社会には会社を辞めた後のロールモデルがないんだというのは分かって、
だから結局どこかに勤めるというのが一番いいですねと。
会社を辞めたら終わりですねみたいな感じだったので、これはおかしいなと。
でもロールモデルがないんだったら、自分を実験台にして、
どういうのができるかやってみたら何か見えるんじゃないかなというので、
3ステージメインでやろうとやっているうちに、学生は前からなんとなく付き合っていたので、
そのうち大学生の、特に就活生の、就活のミスマッチが多いので、
そういうミスマッチをなくすような活動をやったら面白いかなと。
大学はもともと、前採用の仕事をやった時から思っていた課題感で、
日本の社会って元気がない原因の一つっていうのは、
就活のミスマッチかなと思っていて、
よく3年以内に3割辞めるっていうことを言われているんですけど、
私が最初に採用担当をやったのは1987年ですから、
もう何年前だ、37年前。
その頃からずっと言われていることなんですよね。
現職社会になったから辞めるんじゃなくて、昔から構造が変わっていなくて、
エネルギーロスがめちゃくちゃ大きいので、
それを解消すれば、日本のいろんな会社が元気になって、日本元気になるんじゃないかと。
これはもう2000年くらいから考えた課題感で、
じゃあそれに取り組むといいかなということで始めた。
今だんだんそれが、最初から別に何をやろうか考えていなくて、
ヴァータリー的にやっているうちに、メインが大学生の支援組になっているという結果なんですね。
成功するための仕事の力
いろんな学生さんとかにお会いして、お話をして、アドバイスとか。
どうやったらミスマッチを起こさないように生活できるかという独自の理論を仕立てていて、
それを学生に伝授しているというのをコツコツやっている。
それをお話で伝授されていくと、
やっぱりああそうかみたいな感じになったりする?
なりますね。
今の就活の常識と全く逆のことを教えているので。
逆のこと?
全く逆のことですね。
逆って言うとどういう意味?
逆というと今の就活の常識というのは、
やっぱり仕事ならお金も大事だけど、面白いことをやったほうがいいよと。
だからやりたいことをやったほうがいいですよと。
でも大学生のほとんどは仕事をやりたいことなんか思っていないんですね。
さあみんな困ったなというのに次アドバイスがある。
じゃあ自己分析したらいいよと。
自己分析をして就活の軸を何にするか決めて、
それを元にできそうな会社に行くと、
あの一番いい就活です。
というのが今の就活の常識で。
それをみんなせっせと成す頃からインターンに行って、
どこの仕事が面白いかなとやってるんですけど、
これが実はミスバンチを起こす大きな要因かなと。
その構造自体みたいな。
一見完璧に見える理屈の中でいくつか落としちゃうなと思って、
入り口は正しいんですよね。
仕事は実際面白いんで、
面白い仕事だからつまんないんじゃなくていいんですけど、
そこで何が起こるかというと、
実はやりたいことだけが面白いわけじゃないというのが事実かなと。
だから世の中にやりたい仕事は面白い、
やりたくない仕事はつまらない。
これは正しいんですけど、
世の中に何でも大体請求文文従うという262の法則という便利な法則があって、
そうすると10個を学生に手にすると、
2つやりたいなと思って、
2つやりたくないなと思うんですけど、
真ん中の6個はやりたいと思ってないけどやりたくないと思ってない。
もし面白いのはやりたい2個だけだったら今の収穫だったらしいんですけど、
実は真ん中の6個も同じように面白いんです。
たまたまでいろんな仕事を希望はしなかったんです。
結果的にやらせていただいて、
それで分かったんですけど、
仕事の種類は関係ないと分かって。
本来面白いことをやりたいのであれば、
10個中8個が対象でいいのに、
7から10個中2個に絞っちゃって。
しかも本当にやりたいことじゃなくて、
収穫の時期に無理矢理作り上げた。
ある種、デッチ上げて、
一緒に行ってるところでやってるんで、
これがミスマッチを起こすからと。
もう一つ違う理由というのは、
面白い仕事ってどういう時ですか?
という時に、
同じ会社の中で23回ぐらい会ったんで、
いろんな仕事をやってたんですけど、
結果的にずっと面白い部署とかなくて、
どこに行っても面白い時、つまんない時があるんです。
面白い時の共通項がだんだん見えてきて、
条件3つ取れば面白いって分かったんですけど、
自分で考えたことを自分でやって、
結果がいいと面白い。
それだけなんですよね。
でも週刊誌は無条件にその上に
面白いって付けて、面白い仕事で、
確かにその3つ取れば面白いですねって言うんですけど、
経験上がった人が仕事に全く関係なくて、
ただ一見するとそう思えるのもしょうがないっていうのは、
自分で考えるっていうのは、
自分でアイデアがひらめくってことなんで、
やっぱりやりたい仕事だとアイデアボンボンひらめるけど、
普段関心持ってないとひらめかないと思っちゃうんですけど、
私も最初に疑ってたんですけど、
結果的に自分だとアイデアひらめくって分かってきたのは、
結局アイデアっていうのはゼロからひらめくんじゃなくて、
ベースの知識とか必要なんですけど、
プライベートだとそこで知識ないんでひらめかないんですけど、
仕事だと勉強しなきゃいけないんで、
知識を入れると同じようにひらめくるんですよね。
最初疑ったのは、実は脳にも好き嫌いがあって、
やりたいことだとひらめくんだけど、
やりたいことにひらめかないかと思ってたんですけど、
結果的には関係なくて、
結局必要な前提の知識であれば、
同じようにひらめくかなって分かってきたんで、
そうすると実は面白いことやるってことは、
一番大事なのは仕事の力をつけることかなと。
仕事の力っていうのは大事なのは3つだなと思ってるんですけど、
それは何をやるかを自分で考え出す力と、
どうやるかを自分で考え出す力と、
その具体的な方を実行しにいって結果を出すっていう、
この3つだけが全部共通かなと。
逆にこの3つを鍛え上げると、
さっきの自分で考えて自分で実行するができるようになるんで、
ただいつも面白くないのは仕事は必ず相手があるんで、
どちらが全部正しくてもうまくいくか分からないんで、
常に面白いわけじゃないんですけど、
結果的に3つはその確率がグーッと上がってくるっていう、
単純な構造かなっていうのを考えていて、
実は就活生を進めてるのは、
面白い仕事をしたいんだったら、
面白い仕事をさせるんじゃなくて、
一番自分の力がつく会社に入ったらいいよと。
そうすると結果的に仕事が面白くなるよと。
面白いなんて関係ないよと。
そうすると、じゃあどんな会社が一番力つくんですか。
アクセルダンカーのベンチャーですかとか、
外資系ならどこだとか。
で、私の教えてるのは関係ないと。
要はどうやったら力つくかっていうメカニズムを知っておけば、
答えが見えるんですけど、
結局筋トレと同じだよって話をするんですけど、
筋トレって本を100冊読んでも金融がつかない。
そんな暇あったら自分でちゃんとマペラあげろって世界で、
さっきの3つの力も実践でしか身につかないんで、
いくら企画の立て方の本でも企画ができなくて、
そんな暇あったら自分で考えてやって、
まだ失敗した方が力つくんですけど、
就職活動の考え方
実践でその3つをやり続けると、
少しずつじわじわついてきて、
筋トレイメージに近いのは、
筋トレ3回ぐらいだと何の変化もないんですよね。
仕事はもっと変化はなくて、
新卒で入るとアマチュアプロの世界に入ると、
おそらく一線で通用するのはやっぱり5年ぐらいかかるからと思うんですね。
どこに行っても。
その会社で活躍するわけだったら1年目の可能なんですけど、
やっぱり世の中の第一者はそんな僕ないんで、
だから5年間頑張り続けないといけない。
この頑張り続けるっていうのは結構難しいんですよね。
筋トレイメージに近いのは、
例えば50キロ持ち上げるようになって、
50キロやったらもうつかないんですよね。
55キロとか60キロあげていかないといけない。
ということは1年もすると、
1年みんな一生懸命やるんですけど、
そこまで仕事できるようになるんで、
そこで無意識の手抜きって始まる。
1年目って言うのは120%でやらなきゃいけないんですけど、
2年目って言うのは100%に落としちゃうんですよね。
そろそろプライベートの充実だとか、
あと全然仕事できない後輩が入ってくるので、
100%は手抜きじゃないんで、
上司からも来れないんで、
ただ中に120でやり続けるやつがいると、
でもそこでも焦らないのは、
差は見えないんですよね。
でも5年ぐらい120でやったやつと100でやったら、
さすがにちょっと差ができると、
何が起こるかっていうと、
大事な仕事ほど力がつくんですよね。
会社は大事な仕事ほど力があるやつを任せるので、
5年ちょっと差がつくと、
ちょっとだけ大事な仕事がそっちに行くようになるんです。
そういう差がもっと広がっていくので、
大器晩成なんてありえないよと言って、
最初の5年でほとんど商機もあるんで、
最初5年だけでいいから一生懸命やり続けたらいいよと言うんですけど、
頭で分かっててもなかなかできなくて、
例えば仮に年収2000万の会社に入ったら、
頑張れるかってまず無理なんですよね。
1年はできるんですけど、
2年3年はさっきの100万円落としちゃうので、
結局見ていて一番大事なのは、
その会社が合うかどうかなっていう。
合う会社に入るっていうのは必要条件で、
合う会社に入っても本人が頑張らなきゃ力尽きないんで、
あと十分条件やり続けるかどうかなんですけど、
少なくとも合う会社に入らないと、
5年間頑張り続けないっていうのが現実なんで、
だから週刊は実は、
面白い仕事やりたいって言ったら一番力尽く会社。
一番力尽く会社っていうのは、
一番自分に合う会社だと思うので、
合う会社で選んだ方がいいよと教えていて、
じゃあどうやって合う会社が分かるんですか?
合う会社が分かる方法っていうのを伝授している。
学生との関わり
そういうことですね。
実際学生さん自身も、
もちろんまだまだ若いから業界とか分からないとか、
そういうところについては、
米津さん自身が今までの経験とかもあるし、
広くご存知だったりするから、
そういうのは教えられたりとか。
業界は全く教えないですね。
業界は教えないんですか?
逆に業界に拘らない方がいいよと。
そういうことか。
仕事の種類関係ないんで。
最終的に合う会社が3社あったら、
業界バラバラが正しい就活だよと。
同じ業界の中のA社とB社。
例えばAに近いのはB社じゃなくて、
他の全然違う業界のC社のほうが近いっていうのが平気であります。
実際それを教えていくと、
皆さんもそうかって感じで就職に至っていくっていう。
そうですね。合うところに行くっていう感じです。
その後もお付き合いするって感じなんですか?
そうですね。
私は今年8年目になるんで、
一番早いね。
2019年卒の人間。
だから会社入って5年ぐらい経ってるっていうのは
一番の人間っていう感じですね。
実際その実践を通して彼らの。
実際転職する学生もいるんですけど。
そうかそうか。
まだもうちょっと様子見ないと分かんないなって。
特に最初の頃っていうのは、
今のにZoomが使えなかったんで。
就活の後も繋がるって結構難しかったんですけど。
本格的に繋がり始めたのはZoomの後、
2020年からのメンバーなんで。
そうすると2022年卒になるんで、
やっと3年目ぐらいの感じのところですね。
そのゾーンってまだほとんど転職してないかなって。
スパンとしては長いというか、
何年という単位のスパンでお付き合いをしていると
いろいろ気づくこととかもたくさんありますよね?
そうですね。
実際この彼はこうなってるとか、
ここで違うでしょうけど。
あんまり予想がいないですね。
大体予想通り。
だから転職した人間もおそらく転職するなと。
そうなんですね。
メンバーが転職してるかなと。
実際それは米田さん自身が思い描いてる通り?
でもそこはその時その時で変えていかなきゃいけないんですね。
付き合う人も変わっていく。
学生は毎年毎年新しくなっていく。
新しい個性がどんどん付き合うわけですから、
その人たちに会うというか、
お話をしながらやっていってるという形?
そうですね。
それが今メインでお仕事としてされてる?
今ちょうどプロ野球選手と同じだよって話してるんですけど、
1月の終わりからシーズンに入って、
そこから怒涛の先行のラッシュがあって、
その後怒涛の企業とのセッションがあって、
7月の中で終わるんで、
その後今ちょうど半年間のオフシーズンに入ってます。
今はオフシーズン?
今はオフシーズン。
オフシーズンはその半年間で、
毎年メンバーが確定すると、
メインの公式セッションといって、
それはもう終わるんで、
その後非公式セッションといって、
学生とその後いろいろと会ったりして、
いろいろと遊んでるっていう。
遊んでるって何して遊んでるんですか?
これはその時の思いつき。
世代を超えた交流
簡単に言うと飲み会を多い。
飲みていろいろお話したり。
それによって、それを長く続けられるとは思うんですけど、
それでいろんな卒業生とか現役生とか、
そういう人たちとつながって、
その人と同士もつながったり。
今その同士のつながりをこれから作ろうかなって。
高齢者のそういうコミュニティはないと同じように、
意外と若手社会人のコミュニティも広がっていかないんですよね。
だからせっかく面白いやつ集めてるのに、
就活だけだともったいないなっていうので、
世代を超えた面白い同士のつながるサロンみたいな感じができないかなって、
今いろいろと試行錯誤してる最中から。
そうなんですね。
実際、世代が当然違うじゃないですか。
で、何て言ったらいいんだろう。
若い世代。若いな、みたいな。
何て言うんでしょうね。
Z世代とかそういう世代の。
なんか理解できない。
何だこれみたいなのってあったりします?
それは実際ないんですよね。
ないんですか。
冷静に考えると、
彼ら彼女らは22とかそのくらい。
ここで66になりますから、
なんと3倍なんですよ。
そろそろ孫世代といってもおかしくないぐらいのところで、
ただ一緒に遊んだりとしてても、
当然同じとは思わないんですけど、
年齢を超えするっていうのは、
別に普通に話ができるんですけど、
よく30くらいの人には今どきの大学生のことよくわかんない。
聞きますね。
おそらくそれは今の学生の置かれてる環境とか、
世の中の常識とか、
それを理解した上で、
そこにもし自分がいたときに全然違う行動をすると理解不能なんですけど、
今の状況とかを、
もし今自分がこの時代の大学生だったら、
おそらく同じように動くなという感じがするんで、
そういう意味では想定外ではないというわけですね。
想定の範囲内なんで話してても特に違和感ないかなという感じがする。
結構そう思うと付き合いがあればというか、
普段から学生と付き合ってない方とかになっちゃうと
わからなくなっちゃうか。
わからなくなっちゃう。
そうですよね、世代的に。
両者さんがおそらくいろんな方とお会いしてたりするから、
そこに対してのわかめっていうのはないのかなっていう。
結果的に人事の採用の仕事は10年ごとに3回やったんで、
それで当然付き合いましたし、
それ以外でも学生との付き合いは
常にどっかであったんで、
それ以上あんまり変わってないかなという。
学生もそんなに昔と環境の違いだけだなという感じですね。
人事をメインという、いろんな仕事をされてる人。
メインではない。
メインではないんです。
本に書いてあった中で、結果的に人事になっていって、
いろいろ人とお会いするようになったみたいな。
人事っていうことをあんまり僕は知らなくて、
人事って何ですか?みたいなことだと。
実は人事が専門じゃなくて、
僕も専門ないんですけど、点検したんで。
唯一の専門は採用ですって言ってたんですけど、
変な人の採用の重要性
採用と人事はまた別物で、
どちらかというと人事のいろんな仕事ある中の
飛び散りみたいな感じなんですね。
何かというと通常の人事の仕事っていうのは、
例えば人事運用とか給与設計であるとか、
福利構成とか不祥事の対応だとかですね。
そういうことがいろいろとあるんですけど、
基本的に社内の社員が対象で、
正確的に守りの仕事が多いんですよね。
採用だけは外の学生が対象で、
しかも責めの仕事なんで、売り込まなきゃいけないんで。
どちらか営業活動に近いなっていう感じなんで、
採用担当とか採用の責任者って、
そのまま人事部長になる人って言ったら、
ほとんどいないなっていうぐらい、
人事の世界とは別世界かなっていう感じですね。
どっちかというと採用が、
好き嫌いみたいなのって言ったら。
おそらく好きなんでしょうね。
最初は別に希望を失ったわけじゃなくて、
希望を失いながらやったんですけど、
やってみたら面白かったので、
なんとなく人を倒すのを見せたのかな、
自分に合ったのかなっていうのをやってみて、
わかったんですね。
大体ないじゃないですか、そういうものっていうのは。
なんだけど人とお会いしながら、
僕も聞く人といろいろお会いするんですけど、
人全員違いますし、その時の大体。
常に即興で何かしてるみたいな感じ。
僕もそれ面白いと思ってやってるんですけど、
そういう感じなんですよね。
計画って言葉は嫌いなんですよ。
好きなのは企みって言葉で。
まずはライフステージの実験をしていこうというのをつけています。
面白い仕事の条件とは?
好きなことは企むこと、実験すること。
そしてお話は書籍のタイトルでもある
変人採用、変な人、そして流れについて伺っていきます。
その本を読ませていただいた中で、
僕は面白いなって思ったのは、
変な人っていう言葉。
変な人っていう言葉自体に至ったのは何かあったんですか?
これは元々社内で結構そういう言葉が一般的に使われてたんですね。
あいつ変だね。
これは普通じゃありえないんですけど、
社内で優秀な人っていう。
優秀と言われてるうちはまだダメなんです。
優秀の上に変な人っていうゾーンがあって、
変だと言われたら本当の一人前だなという環境があったんで、
変だってのはすごいポジティブなワードで褒め言葉だ。
普通じゃないっていう。
それに至って、野田さん自身も変な人っていうワードがあることによって
そういうアンテナで人を見るみたいな。
最初の採用担当をやった時も、
とにかく変な奴を取りまくろうって。
会社にとって将来人はこういう新しい仕事できる変な奴だって。
そこをとにかく狙って取りに行ったっていう感じ。
実際いるもん?いらっしゃる?
あんまりない。探せばたまにいる。
たまにいる。
砂漠の先に探しみたいな。
でもたまにこの人変だなって人がいるってことですよね。
たまにいますね。
何で判断するんですかね。
いろいろあると思うんですけど。
見た目は普通なんで、
アタラの変な奴の共通語ってあって、
ネガスナオ。
ネガスナオなんで、すぐ方向転換とか。
頭固いとダメ。
お話聞いたのを、そうかって受け入れて、
自分の中でも次の考えをシフトしていくみたいなことで、
それはいいなって思ったら取り入れたりとか、
そういう形なんですかね。
あと常識に捉えないっていうぐらいなところ。
あー、はいはい。
あー、そうか。
それを読んでいて面白いなと思ったんですよね。
そういう風にして採用してるってないんじゃないかなって。
最近だんだん世の中が追いついてきたっていう感じですね。
変人採用っていう言葉が、
あの本を出した頃は言われてなかったね。
最近ポツポツと言われるようになってきた。
これはおそらく時代の背景かなと思ってるっていうのは、
今までの日本の企業ってやっぱり優秀な人が一番大事だ。
それはなぜかっていうと、
ビジネスの答えは分かってたんですよね。
答えは何かっていうと、不便を解消すればよかったんですね。
だからその答えを分かってるのに、
いかに早く安く解くかっていう勝負なんで、
イメージでいくと、答えなら大学院書早く解ける優秀な人があったのが、
今の不便なことがほとんどなくなっちゃったので、
そうすると答えを作んなきゃいけない話になると、
そうすると答えを早く解ける優秀な人じゃなくて、
新しい人を考えるやっぱり変な人が、
どこの会社もやっぱり何人か必要だねっていう時代になってきたんで、
だんだん世の中を追いかけてきて、
変人作業は当たり前になりつつあるかなっていう。
マジョリティがまともな人なんですけど、
何人かそういう人がいないと、
新しいこと起きないかなっていう感じですね。
流れの概念
今実際そういうのが世の中的にあるなっていうのは、
目に見えてきてる感じですね。
今やってる就活制のコミュニティというのも、
なぜ企業の人が参加してくれるかっていうと、
やっぱりそういう、今変人の集まりなんですけど、
それがあんまりいなくてニーズがあるから、
企業の人が参加してくれてる、そんな感じ。
企業の方から世の中さんといって、いろいろと。
あとはその企業の人との、何やってるかというと、
各社3人、社員の人を出してもらって、
Zoomで10分間ワンワンを繰り返すっていうのを、
全部で約10社の人の就活制があるんですけど、
そうすると、そうか、そんなに社風が違うんだなっていうのを理解すると、
こうすれば社風が分かるんだなって理解するんで、
企業の人の実験台になってもらって、
そのメンバーに実践の訓練をしてるという形なんですけど、
なぜ企業の人が、3名来ても8名しか会えないんで、
3時間のセッションで8名と話すだけなんで、
できてくれるかというと、やっぱりそういう変な奴が世の中少なくて、
なかなか欲しいんだけど見つからないっていうニーズがあるんで、
皆さん来ていただいてる、そんな感じですね。
面白い、そうか。
それが世の中的に必要な部分なのかなっていうところですよね。
実際、例えば人も減ってるというか、若い人も減っていったりとか、
人自体、人自身がいい人、いい人、どこもそうだと思うんですけど、
そこに対してうまく合うように、マッチするように、
やっぱりそこが重要になってきてる。
そうですね。特に学生のニーズと企業のニーズは違う。
企業側はそういう面白い人を出会えると嬉しいなと。
学生にとっては本当にどこに会う会社があるかどうかはないんで、
10社あれば10通り全部違うので、
だいたいそのうちの2社ぐらいが社風として会うなと。
全然考えてなかった業界。みんな業界バラバラですから、
そういう人があるんだなと。
なので業界にこだわる必要ないなってわかるというのと、
自分の好みが見えるんで、それ以降いろんな会社に会っていくと、
会うかどうかがわかりやすくなるという感じです。
通常のこういう就活の雰囲気っていうのは、
例えば企業の人に来ていただく場合っていうのは、
その企業の希望者が集まる。
そうですね。
今やってるJキャンドルっていうのは、
その企業の希望者ではなくて、
全く白紙っていうか、どこへ行くかわかんない。
学生の集まりなんで、
だから別に参加企業に行くわけじゃなくて、
参加企業に行く学生より他にも学生がたくさんいる。
そんな形になる。
本を読ませていただいた中でもう一つ、
これもすごく知りたいなと思ったのが、
流れのこと。
流れって、すごく本を読ませていただいてから
僕もすごく感じるというか、考える。
普段から気にするようになって、
すごくあるなって思うんですよ。
それに至ったのは何でかなっていうのは。
これは元々、学生じゃ全然わからなかったんですけど、
会社でいろんな仕事をやっているうちに、
流れがなんとなくあるかなという気がしてて、
で、確信したのは、
本を読んだ時に書いてあったんですね。
何の本かというと、
ペンネームは天下志郎さんって人なんですけど、
本名は土居さんっていう方で、
元々ソニーの開発の方で、
アイボとかが開発をやられた方で、
その方の本に流れの話が書いてあって、
フロー理論っていう、
実際にミハイチェンド・ミハイチという方が有名だったんですけど、
その人は独自でそういうのがあるかなと思っていて、
で、3回なんかすごい発明されてるんですよね。
最初がコンパクトディスクの発明されて、
次ニューズという当時読めたワークステーション、ソニー出されて、
3つ目がアイボ。
面白いと思ったのは、
アイボの開発がうまくいかなかった時に、
元部下で流れのいいやついたらしいんですよね。
その人は確かにナムコがどっかに転職していて、
これやっぱり流れを変えるにはこいつを飲み物しかないと言って、
ナムコの社長に直談判して、
こいつ飲み物しかないと言って、
その人がアイボチームに入って、それでうまくいったっていうのが書いてあって、
やっぱり流れってあるんだなと思って、
明確に意識するようになった。
40代とかそのくらいの頃かな。
流れを感じる
意識するようになってから、より感じるようになる。
そうですね。
だから意識するようになってから、
おそらくまず流れがいいかどうか分かる段階と、
次に流れが悪い時よくするっていうのはできないと。
ああ、そうそう。
意識するようになってからは、
流れが悪くなった時よくする方法っていうのは何となく見えてきて、
正確に言うと本当にひどくなった時はダメなんで、
ちょっとだけ悪くなった時は一手によってはよくできるかなっていうのがあって、
これは何かというと簡単に言うと行動を変える。
どっちかというと問題の先送りするんじゃなくて問題の前出しっていうか、
例えばやりたくないと思ったら、
簡単に言うと机の上の片付けを今やらなくていいんだけど今でやっちゃうとか、
そういうできることは手を付けてやってると、
全然因果関係ないんですけど不思議と流れがまた元に戻るってなって、
それをどこで判断するか。
だから流れが悪い時の共通項っていうのは、
全然関係ない悪いことは続けて起こる。
そうする意識してると、あれ?これちょっと流れが悪いなと思うと、
流れを変えに走ろうっていうので、あえて違う行動をとって、
そうするとまたいいことが起こるんじゃなくて、流れが戻ったか。
そういう形で大きなダメージをたらない。
基本的にそれが正しいかどうかわかんないですけど、
それを意識してからは上手くいくことが多くなります。
それを47の時に気づいて実践されるようになって、
ちょっとずつまずいぞって思ったら修正して、
そういうふうに続けてらっしゃるってことですか?今も?
それは意識してますね。やっぱり流れが悪くない方がいいかなと。
当然起こってしまうことは起こってしまうと思うんですけど、
それがあれ?みたいな違和感というか、そういうのを感じるようになっている?
簡単に電車に乗ろうと思ったらドアが閉まっちゃった。
あんな悪いなと思った時に色々とルートを変えたりとかすると、
またいいことが起こってきたら流れが戻ったかなと。
この間ブログも読ませていただいて、美術館の話とかも読んでいて、
なるほどなと思ったんです。行こうと思っているところじゃなくて、
こっちでやっているから、その流れに乗って行きしたがっていったら、
そっちが面白いもので出会いがあったというのは、そういうことかと思ったんですけど、
まさにそういう。
例えばこの美術館の話というのは、雨が降って予定を変えて、
たまたま電車の乗り換えを見たポスターを見て行動パターンを変えたらよかったって話なんですけど、
大事なのはポスターを見て行動パターンを変えるかどうか。
それが通り過ぎちゃって。
見るは見るけど、それで行動に至るというところで実際に出会いがあったというのは、
すごく思ったんですよね。
あと意外とこれは、本当はその流れを変えているんじゃなくて、
チャンスを掴んでいる、機会を掴んでいることかなと。
何かあったときに、ある種予定を変えるということは、
新しいところに行ったりとか、新しいことをやってみようというところなので、
あんまりそういうのを意識しないと面倒くさくてやらないとかですね。
そのチャンスを増やしているのが結果的に良くなっているかもしれない。
米田さんの著書を読んだ際にお聞きしたかった、
変な人、そして流れのお話。
今の世の中には、新しいことを考える変な人が必要であり、
流れを感じることで機会を捉えるというお話は、
聞く人をする私にとってもとても心に響くお話でした。
新しいチャンスの捉え方
そしてお話は次回に続きます。
33:45

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