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奇術積読宣言 ON AIR
どうも、奇術愛好家のしゅうたです。
このポッドキャストは、デジナが好きすぎて、本心ほど積んでいる私しゅうたが、デジナを趣味とする愛好家向けに、マジックに関する冗談をするポッドキャストです。
スポーティファでお聞きの方は、番組フォローを忘れなく、フォローするだけで番組のサポートにつながりますので、よろしくお願いいたします。
はい、ということで、えー、2024年新年一発目のテーマは、奇術雑誌Geniiの2023年12月号を読むというものです。
いやー、もう2024年になっちゃいましてね。
えー、ちょっと遅れてのレビューなんですけれども、
あと、そうですね、あの年末年始、結構更新を止めておりまして、えー、お休みいただきまして、すいませんでした。
あのー、今年もですね、週2の更新を頑張りたいなと思っているんですけれども、
ちょっとお気づきの方がいるかもしれませんが、
あの、現時点ちょっと声がまだハスキーでして、ちょっとね、喉と、あのー、咳やっちゃいまして、
あの、あの、コロナとかじゃなかったんですけど、
えー、それでですね、年末年始、まあちょっと体調も崩しつつですね、
えー、やっていたので、あの更新が止まっておりました。
えー、ちょっと今回もですね、やみやがりということで、ちょっと手短にやりたいなと思っています。
はい、ということで、えー、2023年12月号にですね、えー、ついて話していきたいと思います。
えー、まずですね、特徴は、まあ今回不法が目立った回でしたね。
まあその、実際12月号書いてる途中に、おそらく、亡くなった方が多かったんじゃないかなと思いますけれども、
えー、例えば、メンタリストのラリー・ベッカーさんですね。
1929年生まれで、2023年、まあそうか、亡くなったのは2023年。
まあ今年ね、この、えー、最近亡くなったということなんで、29年生まれの、まあメンタリストラリー・ベッカー氏とか、
えー、あとは、まあダウィン・オーティスですね。
これもこの前のポッドキャストで話しましたけれども、まあカーディシャンとして有名なダウィン・オーティス。
あとは、ダン・ギャレットですね。
あの、ヒゲが特徴的な、えー、ちょっと太ったアメリカのマジシャンですけれども、
まあ有名なもので言うと、安全ピンのリンキングピンですね。
ペンデモニウムという作品だったりとか、スポンジバナナとかね、
えー、あのハンカチ、えー、ネズミ、ジェリー・ザ・マウスとかが非常に上手な、えー、まあコメディマジシャンですかね。
えー、ですけれども、ダン・ギャレットさんも亡くなりになったということが書かれていました。
あと私は、ちょっと知らなかったんですけれども、リチャード・ディック・グスタフソンさん。
1931年生まれの、えー、マジシャンで、
まあサムですね、アメリカのマジシャンズ協会ですね、の会長も勤めていらっしゃった方で、
まあテレビなどの夫婦で、こう目音マジシャンとしてですね、結構登場なさっていた方が、まあ亡くなりになったということで、
まあ最後の地域社会にも、地元の劇場の館長を勤めるとかで、かなり貢献なさっていた方が亡くなりになったということで、
あの編集長のカフマンさんですね、えー、初め、まあ関わる方々から追悼文を寄せておりました。
はい、まあそのほかですね、いろんなニュースが載っていたんですけれども、
気になったのは、アメリカズ・ゴッドタレントで久々にまたマジシャンが出てましたよって話ですね。
あの、アナ・デ・グズマンというですね、フィリピン出身の、まあアメリカ在住の、
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まあアメリカ人、まあちょっと国籍はわかんないですけれども、フィリピン出身のですね、女性マジシャンですね。
で、どうやらファイナリストになったのは、女性マジシャンは初ということでした。
私はですね、実はこのアナ・デ・グズマンさんは、そのフロリダで開催されたジニーコンベンションで見たことがありまして、
その時はね、フラリッシュカードのカーディストリーですね、フラリッシュがまあやたらとうまい若い、
まあ当時たぶん10代だったかと思うんですけれども、お姉ちゃんということで、
あの、まあインスタとか見るとね、非常にこうなんか派手派手しくてですね、
こうタレント性がすごいありそうな、あのマジシャンだなと思っています。
ちなみにこの回は日本からはですね、ダンスユニットが2組も決勝に出出していて、
まあアーヴァン・ギャルディー、これはジャパンズ・ゴッドタレントも出てましたね。
あとはチビ・ユニティというこうダンスチームが決勝に進出していた回ということで、
まあご存知の方もいるかもしれません。
YouTubeであのアナデ・グズマンさんの演芸図を見れますので、
まあぜひ気になる方は見てみてください。
あの私が見たのはね、観客全員巻き込み型の審査員も巻き込んだ上でのカードマジックやってて、
まあ結構面白かったんでいいかなと思います。
はい、でジニーといえば、まあ表紙になる人のね特集がありますけれども、
まあメインの特集はですね、ちょっと読み方合ってるかわかんないんですけれども、
ジャネット・アンドリウスさんというマジシャンについてでした。
これおそらくですね、知っている方ほとんどいないんじゃないかなと思います。
何かこうフィズムみたいな世界大会で受賞していたりだとか、
まあ例えばあとは有名なテレビ番組ですね、
フーラスとかゴッドタレントとかに出ているようなマジシャンではない、
アメリカを拠点とした女性マジシャンですね、白人の方なんですけれども、
ジャネット・アンドリウスさんが特集されていました。
サブタイトルがですね、センサリーコンテンポラリーアーティスト、
まあ感覚派のコンテンポラリーアーティスト、現代アーティストと書かれてまして、
感覚に訴えていく現代コンテンポラリーアート、
まあマジックをやっていくという、そんな実はマジシャンということでした。
2019年には彼女は香りを使ったですね、不思議な体験を作り出すマジック、
パーラスタイルのマジック、ボトリング・ザ・インポッシブルというショーをやっていたようで、
例えば観客が指定した香りが空っぽの香水瓶に出現する、ある意味でシンクアドリンク、
なんか夜間からお客さんが言った好きなドリンクが出てくるってありますけれど、
あれの匂い版みたいなものをやったとか書いてありました。
なのでセンサリーという言葉が使われていて、人間の五感に訴えるというようなマジックをやっていたんでしょうね。
結構ね、ちっちゃい時からマジックが好きだったみたいで、
ジーク・フリード&ロイというイリュージョニストがテレビでやっているのを見てですね、
マジックを始めて、彼らとかにも手紙とかも送っているぐらいそれぐらいのファンだったらしいんですけれども、
シカゴ拠点だったようなので、アーサー・トレースとかですね、
ユージン・バーガーといった、これじゃあご存じない方はググっていただきたいんですけれども、
シカゴを拠点とするですね、結構有名なマジシャンたちにマジックを習ってですね、
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トレーニングしていたということでした。
アンドリュースさんはですね、このマジックに要求される技術的なスキルって結構高いじゃないですか、
なのにあんまり一般の人ってそれ分かってくれないよねみたいなのを嘆いているらしくてですね、
例えば文中では音楽って、ある程度超えていくと音楽のスキルって分からないんですけど、
すごくやっぱり複雑なスキルだったり難しいというのは、
素人の人も一般の人も割と音楽ってそういう難しいスキルが求められると分かっているじゃないですか、
だけどマジックってそうじゃないよねみたいなところを嘆いていて、そこから今のところに至っているらしいですね。
じゃあ今どういうことをやっているのかって話なんですけど、
これ読んでいてね、僕ちょっと結構笑っちゃったというか、確かにコンテンポラリーアートだなと思ったんですけど、
ディスカバリーズ・オブ・ウィッチ・クラフトという妖術の開示という世界最古のマジックの本、
本当は最古じゃないらしいんですけど、世界最古のマジックの本と言われている本、レジナルド・スコットという人が書いた本がありますけれども、
そこに出てくるマジックをモールス信号ですね、2トン2トンみたいなやつですね、
モールス信号に変換して、その後音符に変換して、それをチェロで演奏してもらうと。
これをBGMにしながらジプシー・スレッドという糸を破って、ちぎっても復活するというマジックを演じるというですね、
なかなか攻めたことをやっていると。
どうやら狙いとしては現象を目で見ながら、後は耳でその現象をまた聞くと。
どうやらレジナルド・スコットの妖術の開示にその糸をちぎっても復活するマジックがあるらしくて、
それを変換しているんですって。
なので視覚と聴覚的なものを融合させることが狙いということで、正直ようわからないのですけれども、
これもですね、彼女のYouTubeに上がっています。
ジャネット・アンドリュースさんのですね、In Plain Listenというタイトルで上がっていますので、ぜひ見てみてください。
チェロというものをBGMにしてマジックを演じるというのは非常に彼女のかも知らず雰囲気も素晴らしいですし、
とても現象としては、章としては魅力的なんですけれども、果たしてその音楽とマジック、聴覚と視覚が融合できているのかというと、
そこは私の乏しい美術鑑賞感覚ではよくわかりませんでした。
他にもいろいろやっているクラシックな古典といわれるマジックとAIが生成した現象というものを組み合わせてやったりとかね、
伝統的なマジックというところから新しいものを追加したりとか、別のものに変換する、さっきの音楽を変換すると、
既存のマジックと何かを組み合わせたりすることによって新しいものを作ろうという、そんな姿勢が見えて、
それ自体は最近私、マジックを作るというところにどうやってマジックを作るかというのに興味がありますので、
その姿勢とか考え方というのはなかなか興味深かったですね。
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実際は学者とコラボレーションしたりとかもいろいろやっているみたいで、
マサチューセッツ工科大学ですね、ボストンにあるMITという大学でショーをやったりとかですね、
非常に同じようなことをやっているマジシャンって本当に世界に見ても全然いないなということで非常にユニークだなと思いました。
なのでやっぱり彼女はマジックをコンテンポラリーアート、現代アートとして昇華させることを目指して取り組んでいるなということで、
でも同時に現代アートってどうしても距離感感じるじゃないですか、一般の人から。
だけど親しみやすいものではありたいみたいなことが記事の中で書いてありました。
もっと記事を見ていただくと彼女の追い出しとか、この中でいろんな葛藤があって今に至っているというようなことが書いてありますので、
興味ある方はぜひ見てみてほしいなと思いました。
パフォーマンスとしてこれが良いエンタメなのかというところに関してはコメントする立場にないのでなかなか難しいんですけれども、
挑戦のね、チャレンジの方向性としてはすごい面白いなと思っています。
あとYouTube見ていただければわかりますけれども、やたらとオシャレなので映像を見たらそれが伝わってくると思いますから、ぜひ見てみてほしいなと思います。
ということでこれがメインの特集でした。
他にはですね、ジョン・ラッカーバーマーのカードマジックの解説とか、ジム・ステイン・マイヤーのコンジャリングという非常に人気コラムがありますけれども、
彼のメンタリズムのマジック賞で使うオープニングのマジック。
ちょっと読みましたけど、英語じゃないと厳しそうだなと思ったんですけれども、頑張れば日本語でもできそうではあるもののメンタリズムのオープニングに使えるものとか。
あとはクリスチャン・ランバートというステージャーズスタジオという定期的に書かれているコラムがあるんですけれども、
マジシャンと観客の間の力関係、ダイナミズムについて書いてあって、それは興味深かったですね。
結局マジシャンって客が知らない種とかやり方を知っているということで、知識マウントが基本取れる立場にあるから、そうじゃないようにするために優しさを持ちましょうみたいな。
全知全能のマジシャンになることは目的じゃなくて、観客に何を伝えるのかが大事だよねみたいなことが書いてあって、結構面白かったですね。
今噛んじゃいました。
それ以外にはデイビッド・リーガルによるカードマジックの解説とか、みんな大好きジョン・バノン先生のポーカーデモンストレーション的なポーカーを題材にしたマジックの解説があったりとか。
あとマジカナという名物コラムは、ラリージェリングスの未公開トリックをリチャード・カフマンが解説しました。
カフマンは今、ラリージェリングスの本を引き続き書いているらしいので、すでに1巻目は出ましたけど、2巻目のまだ出していない本があるということでしたので、これいつ出るのかわからないんですけれども、そちらに関連するリチャード・カフマンがラリージェリングスのカードマジックを解説していました。
ということで、今回は闇上がりということで、短め超駆け足のジーニマガジン2023年12月号の感想でした。
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もうすでに1月も発売されておりまして、これはアルマンド・ルセロという日本でも好きな方が多いと思うんですけれども、特集されている回で、ちょっと読んで結構難しくてですね、レビューもうちょっとお時間いただいてからやろうかなと思っているんですけれども、そちらもぜひ楽しみにしていてほしいなと思います。
それではまた皆さんお会いしましょう。さよなら。