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奇術積読宣言 ON AIR
どうも、奇術愛好家のしゅうたです。このポッドキャストは、手品が好きすぎて本を知るほど積んでいる私しゅうたが、手品を趣味とする愛好家向けに、マジックに関するヨタ話をするポッドキャストです。
スポーティファでお聞きの方は、番組フォローをお忘れなく。フォローするだけで番組のサポートにつながりますので、ご協力お願いいたします。
はい、ということで今回は雑談編。はい、ということでまた定期的にやってくる雑談編なんですけれども
マジックショーをしたんですよ最近。はい、なのでちょっとその一人反省会と、あとは最近買った本、こんなの買いましたよ、みたいなところをちょっと話せればなと思います。
最近聞き始めたという方もいらっしゃると思うので、一応注意しておきますと、雑談編はですね、通常回以上にマニアックです。通常回も結構マニアックな自覚があるんですけれども、
雑談編はですね、補足とか丁寧な知識説明もせずですね、どんどん行っちゃおうということで、まあマニアックなので、まあその点ですね、ご了承いただければなと思っております。
はい、ということで先日ですね、ちょっとサロン規模のショーをする必要がありまして、一般のお客さんですね、マジックとかやる人ではなくて、
まあちょっと仕事の文脈で、本業の方の関係でちょっとあったんですけども、まあ15から20人座っている人と立ちの人で見てる人たちが混ざっているみたいな感じで、もうちょっといたかな、実際見てる人30人ぐらいいたんじゃないかなと思いますけれども、
まあしっかり見てる人っていうのはまあその半分ぐらい、その他の人はちょっと別のものを見てたりだとかっていう、なんか広い会場の中で一部マジックをやっているという感じでした。
で、まあ時間をもらったのはですね、まあ自由でいいですよって言われたんですけれども、2,30分程度でサロンスタイル、まあスタンディングでステージがあって、まあマイクあって、まあちょっとテーブルとかもものを置いたりね、椅子とかもお客さんあげたりっていうのを使えるような状況です。
で、まあそのステージではですね、まあなんかイメージしていただくといいのは、まあ文化祭とかって思ったりもらったらいいんですけれども、まあいろんなステージの出し物がある中で2番目がマジックでした。
最初はダンスをやって、まあちょっと一旦お客さんも盛り上がっているような感じですね、という中でやれたという感じでした。
まあと言いつつ2番目なので、この後ろで演技をしたりね、パフォーマンスする人もいますので、次の人はマジックじゃないんですけれども、ちゃんと盛り上げる必要があるかなと思ったということで、まあなんか自分が好きなことをやりまくるというよりかは、まあちゃんとね、受けるものをやらないとなという、まあある意味で、
アマチュアながらも、ちゃんとその場所を盛り上げなきゃいけないという義務があった、そんなステージかなと思っていました。
で、まあちょっとね、お客さんの層が正直事前に読めなかったんですね。まあお子さんが来る、子供が来るという、それこそ本当にちっちゃいですね、
子供が来るという噂もあったので、まあちょっとキッズマジックも対応できるようにと思っていてですね、まあパックスモール、荷物少なめみたいなのとはもうほど遠い感じで、結構ね、がっつり準備をしていきました。
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なんかこういうお客さんが来てたらこういうのやったらいいしとかってね、ちょっと準備して、まあ結構リュックとね、大きいカバン持っていきました。
数日読んだ本で、ダリアンボルフの奇妙な冒険という本があるんですけれども、これマジックの本ですよ。
パックビッグ、プレイビッグって書いてね、ちょっと笑っちゃったんですけれども、実際その本では手術台を用意するみたいな、本当に湿燥する手術ですね。
その手術のために使う手術台ですね、まあベッドというか、それを準備するとか書いててめっちゃ笑ったんですけども、
いやでも本当にね、パックビッグはプレイビッグになりますから、とてもいいですよね。
パックスモール、プレイビッグって結構マジック業界独特の言葉なんじゃないかなと思っていて、まあそれこそお笑い芸人さんとかって特にものを使わないですしね。
コントになってくると、まあでもそうか、コントとかやる方はパックスモール、プレイビッグとか言うのかもしれないですね。
まあちょっとあんまり詳しくないんであれなんですけども、まあいずれせよ全然パックスモールではなかったっていうところでした。
あとマイクちゃんとありまして、まあいつもは無線使える会場なんですけども、その日は有線だったということで、
まあ割と臨機応変に対応していけるようにしました。
でまあ見てくださった方楽しんでもらえたかなと勝手に思ってるんですけれども、まあ実際ちゃんと受けてたなという自覚もあるんですけれども、結構反省点多くてですね、
やっぱりあのアマチュアマジシャンってサロンマジックっていうのは披露の機会がどうしても少ないと思うんですよね。
なのでやっぱり練習量でカバーするしかなくて、まあ実践の練習の機会がやっぱり、練習というか実践して実際に見せられる機会が限られているからこそ、
事前練習がやっぱり大事だと思っていて、まあ結構その大学生とかの時に私もまあそれこそサークルに来る依頼とかでですね、
よく営業とかに行かせてもらっていたところもあってですね、まあその時はかなりの頻度でやっていて、
まあその時に実際やっていたレパートリーをいくつかやったんですけれども、つまり昔撮ったキネづかである程度いけるんじゃないかなと、
でちゃんと自分としては復習もして練習してたんですけども、ちょっとねやっぱり手続きとかちょっとセリフミスったなって自覚がありまして、
まあ現象自体はね全然問題なく、そのマジックそのものをミスったというよりかはなんかこうちょっとした手続きとかですね、
いつもここでジョーク言ったりみたいなところをなんかポロッと抜けちゃったなみたいなところがあって、
あとはねお客さんにカード引いてもらうところの順番とか、なんかちょっとコマゴマとしたところの手続きをミスって少しグダったなっていう思いがあってですね、
やっぱりこう実践練習反復練習超大事だなということは改めて思いました。まあここがアマチュアの弱みですよね。
これ別にお金をいただいてやるマジックショーではなかったので、全員お客さんはマジックのためにお金を払うというよりかは全然違っていて、
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私自身もギャラをいただいてやるマジックではないというところですね。まあ故にアマチュアだっていうところをしっかり言ってるわけなんですけども、
なので好きなことやってもよかったんですけど、さっきの背景があるので割と手堅いものをやったということになります。
でもサロンマジックって本当にレパートリー増えないですよね。アマチュアはねやっぱり機会が少ないっていうので、そこが最近の悩みです。
いろいろねやってみたいものあるんですけどね。スライディングシルクとかね。でまあ何やったのかっていうところですよね。皆さん気になるのはアマチュアのレパートリー気になる人もいると思うので、
ちょっと手品名だけ言います。昔のエピソード聞いてるとめちゃくちゃ踏み込んで喋ってるんですけど、さすがにちょっと喋りすぎかなと自分で聞き直しても思ってですね。
なのでまぁ一応ちょっとレパートリーの名前と、ちょっとクレジットみたいなところだけ言っておきますね。
まずオープリングというですね藤井明さんのオープンマジックをやりました。これ実は初めてやっていて、もともと私ホワーナイトメアズとか好きでやってたんで、
やってたんですけどもオープリングっていうのはねちょっとそこが改善されて、藤井さんの工夫がなされているマジックなんですけど、これ本当良かったですね。
これ本当良いです。なので皆さんオススメです。ぜひ藤井さんのショップから買ってみてください。
あとは前田智博さんのジニー2003年の7月号に載ってるやつですね。テンソックスインナーバッグをやったり、
あとはチョップカップとかですね。カードマジックをいくつか、それこそアンビシャスカードとかですね。あとはコミカルデックも結構、
アマジュアルの方が好きな人も多いと思いますけど、プロの方もよく使ってますけれども、とかをやったりしました。
こんなマニアックなポッドキャストやってるのにやること結構普通じゃねーかみたいなところもしかしたらあるかもしれませんが、
確実に手堅く自分もできるし、受けも取れるしっていうようなところをちょっと考えながらですね。
そして盛り上がるしっていうところでやらせていただきました。サロンってね、そうなっていく気がするんですよね。
アマチュアがこういうシチュエーションでやる場合はですね。ということで、本当に練習力をカバーするしかないなと、
改めて思わされた機会でしたので、ちゃんと練習しようかなと思っております。
レパトリーの話をして、ちょっと思った方もいると思うんですけど、私藤井明さん好きすぎ問題ありますね。
藤井さんの影響を受けすぎてるというか、やっぱりマジックブームですよね。
テレビでマジックガンガンやっていた時、藤井さんがそれこそレギュラーで爆笑スピン問題に出ていらっしゃった時期とか、
前田智博さんの2時間のマジックの特番があった時期とかに、私がっつりマジックを始めたというか、自分もそれこそ
ハーフダラー、コインマジックのコイン、よく使うコインを手に入れたりとか、バイスクを使い始めたりっていう、結構のめり込んだ時期の影響を受けているっていうのは否めないですよね。
これ結構多いんじゃないですか。私決して全職クリーニング屋だったんで、みたいなジョークは言わないですけど、
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サロンに関してはですね、かなり影響を受けているなという気がします。
ということで、アマチュアだから許されるかなとは思っていますね。これはね、プロの方であればやはり差別化とか、いろんなところを考えながらやっていかないといけないと思いますし、
ギャラをいただくからこそやらなきゃいけない務め、義務みたいなところもあると思いますので、そこが全然やっぱり持っていらっしゃるマインドセットが違うということで、私はもうやっぱりプロの方めちゃめちゃリスペクトしてるんですけども、
ゆえにアマチュアなので、先ほど他の方の作品を練習が必要だとか、結構ふざけたこと言ってますけれども、許されるところがあるんじゃないかなと勝手に思ってますけれども、これはちょっと聞いて不快になる方がいらっしゃったら本当にそこは申し訳ございませんと、
ちょっとここで謝罪したきにしておきます。
あと、買ったマジックですか、買ったマジックというか買った本ですね、の話もしておきましょうかね。
もちろんマジックの本いっぱい買ってるんですけど、ちゃんと私仕事本業もあるのでビジネス書とかも買って読んでたりしててですね、その話誰も求めてないと思うんですけど、最近買った面白い本は、自分でやった方が早い病っていうタイトルの本がありまして、Kindleで買ったんですけど、
ちょっとチームメイトがマネジメントに悩んでたのもあってですね、ちょっと改めて読んでみるかと思って、要は仕事の任せ方みたいなですね、話が書いてある本ですね。
なんでいきなりマジックの本じゃない話してるんだって話なんですけど、こういった本もちゃんと読んでますよって話ですね、あと暇と退屈の倫理学っていう国文講一郎先生が書いた、東大の先生ですね、書いた本も読んで、結構これ面白かったですね、かなりベストセラーになったので面白いことは確実だったんですけれども、
改めてですねこれを読んで、マジックマーケットの時にさらっと読んでいたんですけど、実際自分がエッセイ書くためにさらっと読んでたんですけど、ちょっと改めて読み直したらやっぱり面白かったですね、でマジックの本ですよね、マジックの本はアラン・アッカーマンのAll Inという本を買いました、これはVanishing Incから出た本ですけどね、カードマジックの本です。
技法マニアというかスライドマニアの印象が私アラン・アッカーマンにありまして、一部日本語で書かれたノートとかも発売されているので、以前それをこれはね学生の時に誰かに貸してもらった思いがあるんですけども、読んだことがあったぐらいで、それ以降あんまりYouTubeちょっとたまに見てたりとかっていうぐらいの程度だったんですけども、届きました、でかいっすね、でかくて手触りが良い。
ということで、一切まだ読んでないんですけれども、読んだらですね、これはぜひレビューを書きたいなと思っている本です。
で、日本だと国内だとマジオンさんでも取扱いがありますので、ぜひ皆さん興味ある方は買ってみてください。
あとヘクター・チャドウィックというメンタリストというか、デレンブラウンのアドバイザーとかもやっているマジシャンのフローリンスパン、これ多分フローリンスパンであったと思うんですけど、コイントスとかを扱っているメンタルマジックの本も買いました。
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あとはジョン・グラムという、これはバリシングギアから出ている本ですけども、ステージバイステージという本が絶版だったというか、1回売り切れてたんですけど、多分第2版を印刷したっぽいので買いました。
これね、アンコールっていう、これノートに私レビュー書きましたけれども、カードマジックでいうマルチプルセレクションと呼ばれる分野の作品をね、アンコールという本で発売した著者がジョン・グラムなんですけども、
彼が書いたですね、サロンマジックというか、ステージングに関する本で、結構評判が良かったので読みたいなと思ったんですけど、この度再販されたということで買いました。
あとはですね、マジックショップマジオンさんからダウンロード製品をいくつか買いまして、映像も買ったんですけど、読み物としてはですね、まず一つは大原のイカ様ですね。
大原さんという、今度オンラインのレクチャーが開催されるということで、私非常に楽しみにしてるんですけれども、大学のサークルの先輩でもありまして、私が学生の時にもですね、OBとしてよくいらっしゃって、たまにいらっしゃってくださって、作品をですね、マジックを見せてくださいました。
当時、結構精力的にレクチャーを、私が学生の時にもですね、なさっていたのもあって、そこからだいぶ間が空いてからの新作ということで、ギャンブリングデモンストレーションとかを扱った作品になります。
あのですね、めっちゃ面白かったです。実は学生時代に拝見したいったんですよ、このルーティン自体は。ただそれから明らかに進化をしていて、ちょっとおぼろげな記憶であるっていうのもあるんですけども、非常にですね、なんだろう、テクニック、もちろんある程度は必要なんですけれども、べらぼうに難しいテクニックは必要ないながらも、効果がかなり強くなるような作品構成になっているなと思っています。
冒頭でポーカーチップを使った作品とかも入っていてですね、非常にバラエティに現象が富んだ全体のルーティンになっているのもあるし、結構ね、策略が、策略というか試みか、その中でのこれを狙ってますみたいな試みがですね、非常に刺激的に読めました。
はい、ということで皆さんこれぜひ興味ある方は読んでみてください。これめちゃくちゃおすすめですね。あとね野島信之さんのね、裏レクチャーノート、裏レクチャーノート10カセット、これも買いまして、いや前から読みたいと思ってたんですけど、ちょっとなかなかタイミング逃してて、いやこれめっちゃ面白かったですね。いわゆる陳作って呼ばれる、陳作の陳は珍しいですけども、野島さんが読んでいる、人前で演じられなさそうなやつというか、マジックとして演じたらなんか怒られんじゃないかみたいなものが、
まあ大量に載っているもので、まあと言いつつですね、ちゃんと作品というかマジックになっているものありまして、そういう中で私、罵倒モンテっていうですね、罵倒っていうのは人を罵倒するのは罵倒なんですけど、罵倒モンテとかはね結構好きでしたね。
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ただねこれ読んでいて、あのもちろん笑える作品が結構多いんですけど、多いし、やったらめっちゃ怒られそうなやつ多いんですけど、あのー、
何だろう、創作の切り口みたいなものがいくつか掴めた気がするんですよね。
なんかね、野島さんの創作の切り口がいくつかある気がしていて、例えばそのジョークを起点として既存の作品、既存のマジックの作品から、
あのそのジョークで拡張していくとかですね、えーとか、あとはそのマジシャンが持っている前提知識を使った不条理な現象、
いやマジシャンが、いや今ここであのテクニック使ったよねって絶対思うっていうタイミングで実は使ってませんとか、使ってるんだったら現象起きるはずなのに起きないとかね、
なんかそういう不条理さ、前提知識を使った不条理さっていうのがあるなーとかね、この小さくの一つの傾向ですね。
あとはなんか理論上拡張できるけど誰もやらないよねみたいな拡張ですね、なんかカウントのテクニックを使って、
いや理論上そうなんだけどそれは誰もやらんでしょみたいなものをあえてやるみたいなとこもあったし、現象じゃないものを現象と言い張ったりとかですね、
あと現象っぽくプレゼンするみたいな、なんかそれはまあほぼジョークなんですけれどもとかね、
あとお客さんを味方とかの協力者にしてしまうみたいなのも面白かったですね、だからそういう意味ではね、バニッシングホークスっていう10巻に載っている作品がですね、
これはめちゃめちゃ面白いし確かに良いなって思いました、これはねやってみたいと思いましたね、やってみたいし、
やってみたいというか唯一この10巻セットの中でやれるのがこれぐらいなんじゃないですかね、多くのマジシャンの方がね、はいと思いました。
はいということで、今回は雑な編ということで、最近買った本とマジックショーに関する復習回、まあ復習というか反省会ですね、ということでございました。
また次回からは通常回に戻ろうと思うんですけれども、ちょっとね、改めてやっぱネタ切れがすごいっすわ。
やっぱりね、ちょっと週2回更新はちょっと頑張ってるんですけど、ちょっと本当にそろそろ厳しくなってきました。
ということで、おそらくですね、近々また昔喋ったテーマとかを再度喋ったりとかですね、自分で過去の回聞き直してもですね、
あーなんかこれもっと喋っときゃよかったなとか、そもそも喋りが微妙だなみたいな、やっぱり何回もね、もう30回以上収録してますから、
喋りがこなれてきたっていうのもありますので、ちょっと昔のテーマ、それこそアスカニオの回とかでめっちゃ聞いていただいてるんですよ、ありがたいことに。
なんですけど聞き直すとね、喋りも微妙だし、なんか内容もね、ちょっともうちょっと踏み込めるなって思っているんですね。
なのでちょっとまた昔のテーマとかを取り直したいななんていうのを思っております。
それはですね、でもね、ひとえに皆さんが聞いてくださっているからこそモチベーションが保てますので、ぜひ再生していただくとともにですね、拡散をしてください。
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拡散して、マジシャンはもちろん、マジシャンじゃない方も、マジシャンじゃない方聞いたらどう思うかわかんないですけど、
ぜひですね、聞いていただければなと思っております。皆さんの応援お待ちしております。ということでまた次回お会いしましょう。バイバイ。