2024-03-01 13:28

#36 【Genii回】ポン太 the スミスさんが表紙のGenii 2024年2月号感想

Genii 2024年2月号の感想です。日本人マジシャンのPonta the Smithさんが表紙を飾っており、カバーストーリーの特集が組まれています。

John Bannonのトリックが面白かったです!


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サマリー

ポンタザ・スミスさんは、ジーニー2024年2月号の表紙に掲載されています。ジーニーの本誌では、ポンタ・タスミスさんのエッセイとトリックが紹介されており、ジョン・バノンやマジカナのコラムも興味深いです。2025年には、グレーターマジックという超分厚い本が出る予定です。

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奇術積読宣言 ON AIR
どうも、奇術愛好家のしゅうたです。 このポッドキャストは、手品が好きすぎて、本心のほど詰んでいる私しゅうたが、手品を趣味とする愛好家向けに、マジックに関するヨタ話をするポッドキャストです。
スポーティファイでお聞きの方は、番組フォローを忘れなく、フォローするだけで番組のサポートにつながりますので、ご協力よろしくお願い致します。
Geniiマガジンの歴史と日本人マジシャンのカバーストーリー
はい、ということで、今回のテーマはGenii 2024年2月号。
はい、ということで、またやってまいりました。アメリカの、アメリカ拠点に出されているGeniiマガジンというマジックの雑誌ですね。
1936年から始まっている、世界で最も歴史あるマジック雑誌ですけれども、そちらの2024年2月号ということになります。
はい、ということで、今回はですね、カバーストーリー、毎回テーマというか、一番メインの特集になっているマジシャンとかですね、その時のトピックというのがあるんですけども、
今回はなんと、ポンタザ・スミスさんがカバーストーリーになっております。
ポンタザ・スミスさんはね、名前というか芸名からわかるかもしれませんが、スミスって言っちゃってるんでわかんないかもしれないですけど、
ご存知の方は知っている通りですね、日本人の方になりまして、日本人の方がマジシャンが表紙になっているということです。
Geniiはね、編集長がリチャード・カフマンさんで、割と新日課というのもありまして、過去にも日本人の方が何回か表紙になっております。
直近はですね、2020年の1月号に和田裕司さんというですね、マジックショップ店用のスタッフでやらせていらっしゃる、
ちょっと本誌の中ではどこで働いているってあえて書いてなかったので、ちょっと私もここではあえて言わないようにしますけれども、和田さん、和田裕司さんという方が表紙になっていて、
その前はマジックランドのオーナー・店主である小野坂さん、トンさんが表紙になっていて、2017年にはふじいあきらさんも表紙になっていたということで、
その前も結構ですね、何人かいらっしゃって、もちろんご存知の前田知洋さんも、前田さんは2回ほど表紙になってますよね、なったりとかしてですね、
日本人の方は、実は何度か表紙になっているんですけれども、表紙というかカバーストーリーになっているんですが、今回はポンタ・ザ・スミスさんということでございました。
ちょっとね、大阪で活躍なさっている若い方なので、私がポンタさんの感想とかですね、この記事の内容について非常にたくさんしゃべるというのはですね、恐縮というかですね、
だったら本人しゃべった方がいいじゃんという、本人がSNSもやっていらっしゃいますから、ちゃんと発信すればいいじゃんという話なので、本当にね、ちょっとかいつまんで話をしたいなと思っています。
詳しくはやっぱりジニー買っていただいたりだとか、ご自身でですね、インポシブルカンパニーという会社をポンタさんやっていらっしゃいますので、そちらのブログとか、
ショップのサイトを見ていただくと、より詳しい情報というか正しい情報が手に入るよということは、ちょっとあえてお伝えしておきます。
でまぁ、ちょっと改めてジニーマガジン、今回初めて聞く人もいらっしゃると思うので、ジニーマガジン復習しておきますと、1936年から発行されている月間マジック雑誌で、
さっきリチャードカフマンが編集長という話をしましたが、オーナーとかエディターを変えながらですね、現在まで続いていて、定期購読を私してまして、昔それこそ買ってですね、ずっと積んでましたが、
このポッドキャストとかノートをやることによってですね、読むようになっているということで、デジタル版は1年35ドル、これあの2年3年というか複数年のサブスクリにするともっと安くなる割引が効いていくんですけれども、
1年間は35ドル、デジタル版です。これ私今、これ、購読しております。はい。で、あとは物理版ですね。実際の雑誌が送られてくる版は58ドルということで、1年あたりですね。
なので、結構いいお値段というのは、リーズナブルな、安いなと思います。この分量で。デジタル版は過去のジニーのデータにもアクセスできますから、本当にお買い得だと思っております。はい。
ポンタザ・スミスさんのコインマジックの影響
で、今回のカバーストーリーが繰り返しになりますが、ポンタ・ダ・スミスさんということで、ポンタさんといえばですね、マジックを長年やっていらっしゃる方は特にコインマジックで有名だろうとは思うんですけれども、本当にその通りでございます。
2009年にマジックショップフレンチドロップから発売されたシックというコインのDVDが世界で本当に有名になったという感じですね。
私も当時大学生で、いやもう衝撃でしたね。なんかちょっと大学生の時なんで少しコインマジックやってたかな。
もともとカードが好きだったので、結構カードメインでやってた部分もあったので、コインマジックそこまで詳しくなかったんですけど、やっぱあれ見て衝撃でしたね。
何が衝撃だったかというと、幻想もそうだし、映像もかっこいいし、ご覧になったことのない方はYouTubeでポンタ・ダ・スミスって検索すると出てきますけど、
この顔が映ってない、手元だけのマジックをしていて、なんだけどすっごいビジュアルで、なんかアクロバティックでみたいなところもあってですね。
演技だけYouTubeに最初に流れてたんですけども、それを見たとき衝撃で、いや何回もそれこそ見ました。
実際どうやってんだみたいな。
ここで、既存の知識だとここでやってるに違いないんだけど、それにしては上手すぎるぞとかね。
それだと説明つかないんじゃない?みたいな。
やっぱり仕掛けがあるコイン使ってるんじゃないかとかね。
実際は全く仕掛けのないコインを使っていらっしゃるんですけども、仕掛け使ってるんじゃないかとか。
マジシャンが、マジックちょっとかじったくらいの人が見ても、分かんないし、すげえっていうのがやっぱ衝撃で。
でも実際DVD買って解説見たらまた衝撃みたいな。
もちろん解説のスタイルですね。言語なしで解説するみたいなスタイルっていうのもなかなかスタイリッシュで、その時代の先を言ってたなと思うんですけど。
その難しさですよね。え、こんなことやってんの?みたいな。難しさに感動したし。
あとはやっぱり、どうしてもハーフダラーですね。アメリカのハーフダラーっていうですね。
まあ、流通してるものじゃないですけども、よくカジノとかでも使われてるような50セントのコインっていうのをちょっと大きめで使うんですね。
日本の500円玉より少し気持ち大きいぐらいのサイズ感なんですけども。
このハーフダラーじゃなくて、ワンダラーっていうさらに一回り大きい1ドルコインっていうのが、これもあんまり流通してないんですけどもありまして。
一回り大きいものでやってたんですけど、すごいビジュアルさが映えるんですよね。
なので当時やっぱハーフダラーを使ってた自分としては、え、このワンダラーサイズでしかもこんなことできるの?みたいな衝撃があったのを覚えてますね。
いや、なのでそれぐらいね、なんていうかエポックメイキングなDVDだと思います。
やっぱこれを見てコインマジックにのめり込んだっていう人が僕の周りにもいましたし、
それこそ大学の友人でもサークルの友人でもすごいハマっていたっていう人もいました。
私もしこたま練習しましたね。しこたま練習したのに、え、同じようにできないぞみたいな感じでして。
本当にね、そこは私のスライドというかテクニック力の低さと練習量の少なさっていうところが露呈したエピソードだなと思いますけれども。
とにかくそこはすごく影響を受けました。
記事の内容はそこまで詳しく触れないようにはしますけれども、
影響を受けたマジシャンの紹介
ぜひリチャード・カーフマンがポンタ・ザ・スミスさんにインタビューをなさっているので読んでいただければと思いますけれども、
いくつか影響を受けたマジシャンの名前が挙がっていまして、
大学のサークル時代にデビッド・ロスのエキスパートコインマジックというものを見て影響を受けて、
その後、例えばホーマー・リワグとですね、クリス・ケナーとか、マイリック・ジョーンズという、これは北米圏のマジシャンですよね。
に影響を受けたりとか、あとはミゲル・アンゲルヘア、ファン・ルイス・ルビアレス、ルイス・ピードラヒター。
これはスペイン系の、スペイン系というかスペインのマジシャンですけども、にも影響を受けたみたいなのがおっしゃっていて、
非常にこのアメリカ系とスペイン系のコインマジシャンたちの影響を受けて、
ああいったスタイルが出来上がったと言われるとですね、当時はそうなんだぐらいしか思わなかったんですけど、
今言われてみると確かにそういうところあるなと。
特にホーマー・リワーグなんていうのは、私もマスタークラス、バニシング・インクからしているマスタークラスというレクチャー映像がありますけども、
あれとか見て、確かに影響を受けているなと思うところもあるので、そうなんだなと思いました。
ということで、本当に詳しくはぜひ皆さんですね、
ポンタ・タスミスさんのエッセイとトリックの掲載
インポッシブル・カンパニーのブログとかを読むと、ポンタ・タスミスさんのマジックへの考え方とかが日本語で、
もちろん日本語でブログにまとまっているので、ぜひ見てみてください。
これは日本人の特典だと思うんですけれども、
ジーニーの本誌の方にもですね、今回ポンタさんによるエッセイが解説、解説というか掲載されておりまして、
エッセイとトリック1個掲載されていまして、そのうちエッセイはですね、
本当にインポッシブル・カンパニーさんのブログに書いている内容と一緒ですので、
日本語で日本人は読めるということで、ぜひですね、気になる方は読んでみてください。
トゥーパーフェクト・セオリーについてと、ビーナチュラルについてのエッセイが掲載されていました。
このエッセイの内容については私は特に触れないので、読んでいただくのがいいと思うんですけれども、
トゥーパーフェクト・セオリーとかは、それこそこれでエピソードを何回かしゃべれるかぐらい、
いろんな議論があるトピックですね。
あまりにも完璧するマジックは疑われちゃうよねっていうような、ざっくりとした理解でいいんですけれども、
本当はちげえだろっていうツッコミもあると思うんですけれども、
一旦ざっくりとした理解はそれで私はいいと思っているので、
それに関する議論とかですね、のエッセイがありますので、ぜひご覧になればなと思います。
そしてですね、他にはいろんな記事がありました。
ご存知の方も多いと思うんですけれども、ジョン・バノンというね、カードマジック、
カードによりませんけれども、主にカードマジックを色々出していて、
日本語にもたくさん訳されているジョン・バノンというマジシャンがいますけれども、
彼のですね、作品が、これね、結構私今回読んでみて面白かったです。
どんなものかというと、トランプをですね、お客さんがカット、分けてですね、
その一番上からエースが出てくるっていう有名な現象があるんですね。
スペクテーター・カット・ゼ・トゥー・ザ・エース・イズっていうプロットがあるんですけれども、
それのジョン・バノンバージョンで、いわゆるモンテというですね、このカードどこに行ったでしょうみたいな、
その場所当てゲームみたいなゲームがあるんですけれども、
そのモンテとお客さんがカットしたところからエースが出てくるみたいなものを組み合わせたトリックで、
これ結構ね、個人的には面白いなと思いました。
これはアラン・アッカーマンに教えてもらったトリックだそうで、
アラン・アッカーマンというのは、前回の雑談編でもしゃべりましたけど、
最近すごい分厚い本を出したマジシャンなんですけれども、
そこから教えてもらったトリックを紹介していたということでした。
あとですね、他には結構その最新のニュースとかも字には載っているんですけれども、
ニューヨークタイムスでマジシャンの記事ですね、女性マジシャンの記事がありましたよとか、
ダイナモっていうですね、有名なテレビスターだった海外のマジシャンがいるんですけど、
彼がしばらくテレビに出てなかったんですけど、また復活したよとかですね、
そういった最新のニュースもあったりとか、
あとは今回は気になったのは、フランク・ガルシアというですね、
マジシャンとのエッセイというか、何て言うんですかね、解剖録みたいなものも掲載されていて、
かなり昔のマジシャンなんですけれども、彼とのエピソードがまとまっていたりとか。
他にはいつもコラムが、コラムとかマジックのトリックの紹介があるんですけれども、
デビッド・リーガルというですね、すごい色んな作品を作っているマジシャンがいるんですけど、
彼によるエースアセンブリーというですね、エースが特定の山に集まるプロットガールですが、
それに関するビジュアルなマジックであったりとか、ジム・ステイン・マイヤーというですね、
これも彼もサロンとかステージ規模のマジックをたくさん考えているマジシャンがいるんですけれども、
彼によるチェアテストというですね、何て言うんですかね、チェアテスト、
お客さんが自由な椅子を選んだら、誰がどこに座るか予言されているみたいなマジックがあるんですけれども、
このチェアテストに関する新しいアイディアが掲載されていたりですね。
本当に毎回ジニーというのは、色んなテーマのマジックの解説だとか、エッセイとかがですね、書いてあるので、
結構気になる方は読んでみたらいいかなと思います。
ジョン・バノンやマジカナのコラムの面白さとグレーターマジックの予告
私の今回のオススメはジョン・バノンと、
あとマジカナというね、これもマジックが掲載されているコラムですけれども、
マジカナもとても面白かったです。
あと個人的に気になったのはですね、広告があるんですけれども、
広告の中にですね、2025年にはグレーターマジックが出るよという広告がありまして、
このグレーターマジックというのは何かというと、
私の記憶だと10年以上前からですね、リチャード・カーフマン、編集長のリチャード・カーフマンが編集をしている、
古今東西のめっちゃいいマジックをですね、集めた超分厚い本って思ってもらえばいいんですが、
そのグレーターマジックというのが出ますというふうに一応書いてありました、2025年にね。
ずっとなんか出る出ると言われていて、
そろそろさすがに出るんじゃないかというところなので、
2025年にですね、出るそうです。
どんなマジックが掲載されるかというのは知る余地もなくてですね、
ただFacebookの方でよくカーフマンさんが今この章を書いていて、
この人のトリックとか入れてますよみたいな報告をしていて、
結構面白いトリックがですね、世界中から集まっているんだろうなというふうには予想できるんですけれども、
実際誰のトリックが載るのかというのが最終的にはですね、まだ分かっていないので、
実際こちらもですね、首を長くして待っていたいなと思っています。
マジックの百科事典というよりかは、
いいマジックを集めたリストというふうに思っていたらいいんじゃないのかなと思っております。
ということで今回は超クイックエピソードなんですけれども、
ジニー2024年2月号についてでございました。
ということで皆さんまたお会いしましょう。バイバイ。
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