1. 揮発性高いNight
  2. 040 “アイディア”とは複数の問..
2025-10-24 14:29

040 “アイディア”とは複数の問題を一気に解決するもの

ほぼ日刊イトイ新聞より

https://www.1101.com/iwata/2007-08-31.html


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▼揮発性高いNightについて

仕事場で話すまでもなく、家に帰ってだれかに話すようなことでもなく、どこにも行き場のないムニャムニャした話。そんな、放っておくと揮発性高くてどっかにいってしまいそうな話を、がっきーなかむらの2人で楽しく話していこうと思っています。

揮発性高いNightの由来については#1で話をしています!⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://listen.style/p/kihatsusei/pmyfyud9?t=311.1⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

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BGMer、OtoLogic

サマリー

アイディアは、複数の問題を一度に解決する力を持つコンセプトであるとされています。このエピソードでは、岩田聡氏の思想に基づいて、アイディアが複雑な状況をシンプルに整理する過程や、その結果生まれる新たな意味について探ります。また、ガッキーさんの洞察を通じて、組織マネジメントやプロダクト開発における具体的な課題解決方法が紹介されています。

放送の始まりとアイディアへの導入
揮発性高いNight、ガッキーです。
中村です。
仕事場で話す間でもなく、家に帰って誰かに話すようなことでもなく、どこにも行き場のないムニャムニャした話、そんな放っておくと、
揮発性高くてどっか行ってしまいそうなエピソードを楽しく話していこうと思ってます。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
じゃあ早速乾杯しましょう。私はウイスキーのロックです。
冷蔵庫にあったキリン一番絞りです。
乾杯。
ちょっとチャレンジしたいんですけど。
チャレンジしてください。
今週、とある記事を読んでて、
1行だけで、その1行ワンフレーズだけで、
ぐさっと衝撃を受けた文章があるんです。
その1行だけしかネタがないんですけど、
それを元に、ガッキーさんと話深い、広げられるかなというチャレンジをしていいですか。
どうぞ。
元任天堂社長の岩田さん?
はい。
任天堂の岩田さんのお話があって、
岩田さんの社長が聞くっていう、
それをほぼ日で話されてたんですよ。伊藤重さつさんの。
これまで岩田さんがこのほぼ日の方々と対談したりとか話をしてるシリーズなんですね、これ。
全部なかなかなボリュームがあるんですけど。
うん。
すごくいいなと思ってて。
はい。
で、この1文だけでガッキーさんと話広げられないかなっていうのをやりたいんですけど。
やってください。
アイディアというのは複数の問題を一気に解決するものである。
ほうほう。
ということをおっしゃっていて。
僕この1文に今週衝撃を受けて。
これ、こっからですよ。
ガッキーさん。
もうネタはここまでなんですね。
アイディアの本質とその効果
ここまで。
アイディアっていうのは、
いくらでも過去にも話されてきてるし、いろんなフレーズがあるじゃないですか。
アイディアは既存のアイディアの組み合わせであるとか、いろいろあるじゃないですか。
アイディアにまつわる、みんながあれこれ言ってるフレーズがね。
あるじゃないですか。
初めてこれを見て、アイディアというのは複数の問題を一気に解決するものである。
うん。
なんかこう書かれたら、あ、そっかとも思ったんですけど。
うん。
僕はですね、知識が足りない僕からしたら、
なるほどって思った。
アイディアってそういうことなんだって言って。
さあガキさん広げられるかなここから。
広げられるかな。
僕はこのフレーズは知らなかったんですけど、
今初見で見て、僕も同じ感想ですよ。
あ、なるほどって今思いましたけどね。
そっからそっから。
どう広げるんだよ。
なんかそのなるほどって思った理由みたいな話で言うと、
だいたいアイディアが必要なときって困ってるよね。
困ってるときなんですよ。
困ってる。
で、ネタがいくつかあって、
ここはこうしたいよねとか、これはこうしたいよねっていうやりたいことがあったときに、
だいたいにおいて所条件とか制約がいろいろかかってきてて、
そうはうまくいかんよねとか、
こっちを立てたらこっちを立たずみたいな状態に普通はなっているので、
なんかそのいわゆるウルトラシーみたいな、
どっちもどっち両取りできるとか、
こういうふうに見ないといけないと思ったけどそうじゃなかったんだよな、
こういう見方があるよなっていう解釈の仕方みたいなもので、
いろいろややこしいなって思ってた複数のいろいろややこしいものが、
コンセプト一つでひっくり返るみたいなことってあるなと思ったんですよね。
それをアイディアと呼ぶのかどうかは認識はしてなかったですけど、
筋のいいコンセプトがあることによって、
いろんな物事がすっきり筋が通ること、
その一本の線を引いたことによって、
いろんな物事に考えないといけないと思ってて、
放置棚上げしてた何かに意味がついていく、
きれいに収まる瞬間みたいなのはすごいあるなと思ったので、
それをアイディアと呼ぶのかって僕は聞いてて覚えません。
ああ、すごい。
すごい?
なんですか、その広げ方、まとめ方。
なんか昔、僕の場合は前前職とか、
もっと昔から一緒に仕事してためちゃくちゃ頭の切れる女性の同僚がいて、
前職に一緒に来てもらった人がいたんですけど、
その人とお前話してた。
ああ、あの方ですね。
どうやってそう思いつくのかとか、
筋のいい企画をどうやったら思いつくのかみたいな話とか、
戦略をどう立てるのかみたいなのが若手が困っていて、
論理立てて説明がなかなか難しいよねっていう話だったんですよ。
それを感とか経験とかセンスみたいな話、
今までの経験から来るセンスみたいな話にまとめることもできるんですけど、
そんなものを飲み込んでグーって頭の中に入れてガチャガチャやってたら、
急にこれできれいに整理できるんだってポンって出る瞬間があるっていう話だったんですよね。
それめっちゃわかるなって思っていて、
それが僕の中ではコンセプトとか、
そういう言葉で説明してることが多いんですけど、
条件が確定してて、この条件が譲れない中で最低機会を見つけるみたいな話ではなくて、
条件がある程度可変、
例えば予算がこれぐらいのお金でやってほしいってありながらも、
爆発的に伸びる可能性があるんだったら、
ここの予算幅もある程度許容できるみたいな、
そういう話ってよくあるじゃないですか。
裁量がある仕事をしてる時って。
今社内にはリソースがないんだけど、
アイディアの整理とその重要性
これぐらいぶっ込める、伸びるアプサイドが見込めるものだったら、
投資してでも何かを得るみたいな、
リソースを増やすことができるみたいな条件で企画する時、
自由度がめちゃくちゃ大きい時って、
確定できるものが何かが明確にないので、
どういうふうに実行するかみたいなAの話と、
それを実現するために必要なお金とか人材みたいなリソースの話を、
両方一緒に考える時があると思うんですよね。
どっちかを固定したらめちゃくちゃしょぼい企画になったりすると思っていて、
そういうどっちから考えればいいかわかんないみたいな話の時の回が、
僕もうまく説明できないんだけど、
バラバラっとしたいくつもの要素が散らばってるものを手で集めてきて、
こうやってギューってやってると、
パカッてハマる瞬間があるんだよね。
なんか上手くハマるみたい。
なんかもうあれですよね、
ジェームス・ヤングのアイディアの作り方ですよ。
寝かしてたら出るやつ。
寝かしてたらある日突然ピーンと閃くことがある、
それを待てって。
パンって収まった瞬間の時って、
めちゃくちゃ端的な言葉で説明できることが多いんですよ。
スライドで1枚にまとめられるとか、
この軸を引いたことによって、
その周辺にあるいろんなものに意味が急に生まれてきて、
すべてが1本の話で説明できるようになるみたいな。
そのコンセプトの軸がない時でいうと、
こういうものも大事で、こういうものも大事で、こういうものも大事なんですよ。
だから全部大事にしたいんですよみたいな話をしたら、
そういう創価的って言うんですかね、
全部やりたいみたいな子供っぽい企画にしかならないんですけど、
全部やって全員に立ってほしくて、
結果誰向けか分かんないってやつですね。
そこにバーって引けたシンプルな線で引けた時に、
いろんなものごとが一気に解決するみたいな話と似てるのかなと思って、
それをこの人アイディアと呼ぶんだって思ったっていう話。
ちょっと話長かったね。
アイディアの概念
僕の同僚の話はあんまり関係なかったかもしれない。
僕も今日のテーマ、ガッキーさんの話をしっかり聞くっていうやつで、
聞いてますよ、合図値適当じゃないですよってやろうとしたら。
さっきガッキーさんが話途中でおっしゃってたところかな、
あちらを立てればこちらが立たずっていう。
書いてあった。
ガッキーさん読んだのかなと思って、さっきここぐらいだったから。
読んだのかなと思ったんですけど、下に書いてあったんですよ。
本当だ。
今僕は商品開発、EC、リアルの商品の開発をしてたから、
アイディアというのは複数の問題を一気に解決するものであるっていうのを
自分の立場で考えてたんですよね。
例えばスポーツ用品であれば、スポーツウェアであれば、
汗をかくから速乾性が欲しい、だから通気性が良いものであるとか、
でも夏以外のシーズンはちょっと寒い、肌寒いよねみたいな、
だから速乾性があって保温力もあるみたいな。
のが複数の問題を解決するものであるのかなとか思いながら、
この一文を読みながら思ってたんですけど、
ガッキーさんが今、組織マネジメントみたいなところを
例えた瞬間にめちゃくちゃ分かりやすかった。
あったな、そういうことと思いながら、
あの人はこう言ってる、でも会社の都合はこうで、みたいな。
そうか、プロダクトで考えずにマネジメントで戦えればすごい分かりやすいな。
いやいや、プロダクトでも分かるんじゃない?
プロダクトってメリット勝負したら、
機能比較なんていくらでもされるじゃないですか。
これはめちゃくちゃ優れてますよとかどこでも言うじゃないですか。
機能で戦えないなと思った時に、
ガッキーさんのコンセプトってそういう使い方をするのかっていうのは、
普通に勉強だったので、あと録音聞こうと思います。
でも、そういう具体物によればよるほど難易度が上がる気がしますね、解決の。
例えば人との関係性みたいなものって、
人間の認知の話って解釈の仕方で結構変わるので、
人はこうじゃないとダメだって言ってるみたいな話は、
ちょっとした説明の仕方とかで、
順番の話で解決できたりすると思ってるんですよね。
ナラティブで解決したりすることができる。
なので多分さっきの話は分かりやすかったのかな、
近しいものとして伝わったのかなって気はしますけど、
この岩田さんが話されてるようなアイディアの話は、
プロダクトに近い方の話なので、
僕が言ってる話よりももっと難易度が高いブレイクスルーが必要なものなのかなって思いました。
問題解決の実践
宮本さんが分かったと言ったのは、
まさにこのアイディアで悩んでるものが3つ4ついっぺんにきれいになるっていう、
これはまさにアイディアって言うんですね。
ガッキーさんが今言ったことがここに書いてる気がしてますよ。
僕がすごいのかな。
ここにガッキーさんが言ってたこと全部書いてあるじゃないですか。
分かったよ。そういうのもアイディアって言うんだよ。
そういうのアイディアって言うんだよって言ったときの背景とかが想像でしかないんですけど、
自分はアイディアたくさん出してますって言われたときに、
それじゃねえんだよっていう気持ちになったことは僕はありますよ。
アイディア出す会議なので。
いろんな人がいろんなことを言うんだけど、
大抵それは1つの問題を解決するだけで他の問題を解決させるわけではない。
ガッキーさんはこれをアイディアとは言わねえんだよってことですね。
僕が問題のオーナーみたいなものとかプロジェクトをリードしている立場とかで、
みんなと一緒に何かを進めていきたいみたいなときとか、
僕はリーダーじゃなくてもそうなのかな。
物事をみんなで進めているときに、
こここうしたらいいんじゃないですか、こここうしたらいいんじゃないですかっていう
細切れの話をされても、それを入れたら別のトレードオフが生まれたりするんですよね。
さっきの話じゃないですけど。
整合、全体で整合を取らないといけないのに、
何て言うんだろうな。
コンテクストがない、コンテクストが剥ぎ取られた状態で、
コンテクストが剥ぎ取られた状態での、
例えば色を赤色にしたらいいじゃないみたいな話とか、
もっと早く走るものだったらいいんじゃないみたいな話って全く意味がないと思うんですよ。
ものすごく限定的な側面から見たときの問題はそれで解決できるかもしれないけど、
別の問題を生むんですよね。
だからさっきの話書かれてる通りで、
僕はそれはアイデアではないのかなって思っている。
責任がない発言というか無責任な発言、
それが必要なこともありますよ。
ブレストとかは別にそれでいいと思うし、
そういうものが積み重なって何かの時にリンクして、
これとこれが繋がるようなこういうストーリーが描けるんだっていう時の
引き出しの一つにはなると思うんですけど。
同じことが書かれているのに、
僕結構いい筋ついてるんじゃないですか。
この記事書いた人ですか?
宮本さんですか?
いやいや、僕はマシ。僕はマシ。
14:29

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