1. 野球こぼれ話、その他諸々でせう
  2. #0159 投球分析界隈で今旬の..
2025-03-05 10:42

#0159 投球分析界隈で今旬の「球速が正義」を認めつつ他手段模索し風穴あけたい


---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/649de15cb352effb9dd96fb1

サマリー

このエピソードでは、球速の重要性について議論されており、投球の強度を高めることで得られる効果やその限界について考察されています。また、過去の投球技術に立ち返ることで、より効率的な投球方法を模索する必要性が強調されています。

球速の重要性について
今ですね、データ分析の方の世界というか、アナライズね、そちらの方の、いわゆる見解として定説というかね、これ今間違いないと言われているのがですね、
朝日大学の林先生なんかも以前、僕が開催している野球データ分析活用講座入門編にゲスト講師でお招きしたときにおっしゃってた話なんですけども、
とにかく球速をあげましょう。球速は正義ですっていうのが一つあると。
球速が、これ相関をとると出ちゃうんですけど、確かに球速がある方が当然空振り率とか、あるいは空振り率だけじゃなくて左率もやっぱり低くなるんですよね。
なので高ければ高いほどいいんですよね。やっぱりっていうのが一つあるんです。もちろん例外もあるんですけど、
統計をとったときに一応そのきちっと球速が上がれば上がるほど、こう結果につながるというある程度の相関はとれているわけですね。
加えて、10%以内だったかな、9%以内だったかな、8%以内だったか、ちょっとすいません、それは正確には申し訳ないんですけど、
僕が出演してしまっている、今この瞬間は出演してしまっているんですけども、そのぐらいの球速差の範囲内で変化するボールを一つ覚えましょう。
それが今一番打たれなくなる可能性が高いということで、まずそれを目指しましょうというのが、
石鹸しているというかね、そういう状態になりつつあるということなんですね。
その一方でですね、それを目指すことによって、つまりですね、
いわゆる昔ながらのですね、四隅、ストライクゾーンの四隅をついて、環球をつけてということがですね、
必要がないとまでは言わないんですけれども、でも別にそれを優先順位、最優先にする必要はないよねという、今風潮になっていてですね。
その中で常に120%じゃないですけども、強度を高く持ってですね、強く投げる、全球強く投げるという投球というのがものすごく推奨されているおかげで、
それが、例えばプロ野球でいうところの7回以降の系統作、ほぼ1イニング限定のコントロールとかではなくて、
とにかくストライクゾーンの中に入れれば良いと。プラを加えてカットボール的なボールであったり、スプリット系のボールであったり、チェンジアップ系のボールであったりということで落とすボール、
そういうボールで仕留める、それでピッチトンネル理論ですね、ストレートと微妙に変化する、90%以内でね、急速の範囲で微妙に変化する、微妙じゃなくてもいいんですけども変化するボールが、
ストレートと最初に出た時にほぼほぼ同じような打ち出しの感覚というかね、角度とかスピードで打ち出せればバッターが見分けがつかないということになっているわけです。
ただですね、その強度が上がることによってですね、もう一つの相反する話として、今話したように1イニング限定、つまりそうですね、1日にせいぜい20球とか多くても30球ぐらいの投球数に終止せざるを得ない、
それ以上投げると故障の病院になりやすい、あるいはその急速を早めようとするあまりですね、やっぱりその肘の負担ですね、フォームによってなんですけども、やっぱり今そういうのもメカニズムもほぼほぼはっきりしてきていて、
いわゆるその急速を出すためのエンジン的な部分としては、下半身のその平心運動で重心をどれだけ長い距離、そしてスピードを上げて持っていけるか、それに加えて上半身がなるべく脱力した状態で無知のようにしなることができるか、
それを体感を加えた連動性みたいな形で、いかに効率よく指先までのシナリオに伝えられるかということを、完全に分岐作業というか、パーツパーツの工程にあけることですごく効率よくアップできるような仕組みにはなっているわけです。
そこで犠牲になるのが、ホームの微妙な違いによって体の部分的なところが擦れたりとかですね、どうしてもそういう負荷がかかりたところっていうのが必ず生じてしまって、そこをその関節があったりとかですね、
その部分のパーツ、筋肉、あるいは肩とかそういったところが故障せざるを得なくなり、それを手術でトミージョンとかの手術で回復させて、で同じように手術で回復したら同じようにやっていきましょうという風潮ですね。
また最近保存療法もだいぶ発達してきたので、そこを何とか手術しないで持たせようということもあるんですけども、そこには当然その過負荷にならないようにするためのそのホームの滑らかさというんですがね、負担のかからない、特に腕の方ですね、腕の方に関してはそういう動きを取れるかどうかというのもすごく重要になってきています。
で、ここでないがしろになっているというか、ちょっと僕は疑問に思っているのが、その強度を何にもいつも120%で投げずにですね、変な話ちょっと抑えた、8割程度に抑えたストレートだとか、あるいはフワッとしたボールとかね、
そういったもので腕の振りを、まあまあチェンジアップ、理想的なチェンジアップはチェンジアップを投げようとした場合にですね、腕の振りもブンと振って、でスローボールみたいな感じになればいいみたいなことになると、それはそれで腕の負荷がかかるんですよね。
なので変な話、いかにもスローボールですよっていうふうにわかってても、フワーンとした球を投げてそれでも打たれないみたいな、そういう魔境的な要素のボール、そういったもの、いわゆるナックルボーラーがそうですよね、そういう意味ではね。
ウェイクフィールドみたいな、ああいうタイプ、ニクロとかも当然そうなんですけど、そういうのも一つの手段として、あるいはその150キロ近く投げるピッチャーが突然フワッとしたボールを投げる、伊藤博美投手なんかがやったことあるような気がするんですけども、
過去の投球技術の再評価
そういうボール、あと宮城投手とかね、そういうボールを入れることで負荷をかけないということができないんだろうかっていうのをついつい考えてしまうわけですよ。
常にそういうことができるピッチャーが、先発タイプだったら1球でも投げられる球数が増えていくだろうと思いますし、そういうところで、例えばその70年代、80年代のピッチャーが投げていたようなね、そういう投球術というものをちょっと見直したほうがいいんじゃないかなというふうに僕は思うわけです。
それにちなんでね、もう少し昔のピッチャーでもいいんですけど、ちょっと野球のレベルが違うんだよって言われちゃうと、ラジャーのレベルが当時とは今とでは全然違うよって言われちゃうと、それまでとはいえですね。
そういう研究をやっぱりしていかないと、要はお金さえかけりゃ何だってうまくいくよみたいな話どころをですね、もう少しローコストでやれる方法ないんじゃないかっていうようなね、そういうところを目指していく人が誰かいないと、何て言うんですかね、やってらんないよって言っちゃおかしいけど世の中の流れじゃないですけどね。
じゃあ勝ち組はもう豊富な資金力とか、野球で言うと体力だとかがあって、筋力とかもあってそういう訓練をできるための質の良い訓練をできるためのお金も持ってる人だけが得をするというかね、それじゃ面白くないよと思うので常に考えるわけです。
そういう考え方についても今後発信していきたいなというふうに思っていて、ちょっとこの間ある方とお話したときにちょっと僕と意見が近い考えの方がいらっしゃったりして面白かったので、そんな話も今後ちょっと混ぜていきたいなと思ってます。
ということで今日はピッチングの強度について、必ずしもそうじゃないんじゃないかなみたいなことについて話しました。はい、ということでまた明日お楽しみにしていてください。バイバイ。
10:42

コメント

スクロール