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2024-07-17 10:17

#0044 ホームベース付近で送球を待つ捕手の立ち位置、トレンドが変わった?

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こんにちは、こんばんは、おはようございます。
フリーランスで、主に野球関係のライターをしております、キビタキビオです。
この番組は毎回5分だったり、50分だったり、
まあ、その時々なんですが、野球に関する取材のこぼれ話を棚からひとつかみしてきてですね、野球好きの皆様にお届けしております。
はい、前回の続きと言っておきましょうか。
7月14日の日本ハム対ソフトバンク戦で、快速ランナー、シュート・ウキョウ選手と、それをヒットで正観させまいと。
ライトから、キョウケン選手と言えばいいでしょうかね、マンナミ・チュウセイ選手がバックホームをしてですね、
それがギリギリの所の勝負で、最終的にはアウトになったというね、そういう好プレーというか、手に汗握るスリリングなプロらしいプレー。
なかなか感動したんですが、このプレーというよりかはですね、映像を見ていて、まず一番最初に僕はちょっとびっくりしたのがですね、
ここの所見てなかったせいなのかもしれないんですけど、キャッチャーのですね、フシミ・トライ選手の一撮りなんですよ。
どういうことかというと、ホームベースの後ろの方で待って、構えていたんですよね。
で、補給して、体の前の方にちょっと腕を伸ばすような感じで補給をして、そのままホームベースの前方の方に、
ミッドを落として、それがちょうどシュート選手が足からスライディングをして、その足先にホームベースに足先が触れる前にね、
結果的にはそこに置く形でタッチすることができたという、タッチというかタックというのは正式な言い方らしいんですけども、そういうプレーでした。
で、このここ数年、やっぱりそのコリジョンルールが確立してからはですね、
このホームのクロスプレーの時のキャッチャーの一撮りというのが、ベースの前で位置して、
補給して、いわゆる追いかけるようにっていうんですかね。そういうタッチの仕方っていうのが主流だったんですよね。
それっていうのはどういうことかっていうと、投類の時にリリーベースに入ったショートやセカンドの選手が、
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投類してきたランナーにタッチするのとほぼほぼ同じような体勢を取るようになったわけです。
それよりもっと以前、コリジョン以前というのはもう完全に正直、もちろん最初からベース塞いでるとダメなんですけど、
ベースをもうでもね、補給体制に入った時からベースを塞いでも暗黙の了解としていいことになっていたので、
いわゆるブロックをするというね。補給体制に入る前はダメですよ、繰り返しますけど、補給体制に入る前から塞いでたら違反を取られるんですけど、
補給体制に入った時にはOKなので、強引に左の膝をベースの前に持っていく。
さらに最後のタイあたりですね、そこから。そういうのが主流だったんですけども、
コリジョンルールでそれが禁止されてからは、スマートにタッチに行くというか、そういうふうにしないと逆にどうすることもできないということになったんですよね。
なので、ほぼほぼホームベースの上ぐらいにですね、正確に装給されないとそもそもアウトにするのは難しくなって。
なんでかというとブロックできた時っていうのは変な話。
ランナーがホームベースにたどり着く、たどり着いた後にですね、装給が来たとしてもね、ほんの一瞬の差ですけど、
でも物理的にそういうふうになった時でも、左足で止めちゃうので、ほんのちょっとの差だったらガチッと止めたところに取ってからタッチするという形が取れたのが、
もうそれでいなくなっちゃったので、むしろそういう動きが無駄な動きになっちゃうんですよね。
だったら補給して、一直線にランナーのどこでもいいからとにかく触る、最短距離で触るという方法に今は変わっていたはずなんです。
そうすることによって、今特にプロの場合はリクエスト精度もあるので、
結局VTRで確認取れれば、タッチしているかどうかというのは後で確認できるんですよね。
だからこのコリジョンプラスリクエスト精度の組み合わせによって、大きくですね、キャッチャーのその本類でのクロスプレイの体制の取り方というのは変わったんです。
リクエスト精度の前に関しては、一直線にタッチして、仮に物理的に本当はホームベースのタトゥーをつく前にタッチできたとしても、審判が目に入ってなかったら、
なんとなくのタイミングでタイミングセーフみたいな形を取られちゃってたわけですよ。
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もちろんタイミングアウトというのもあって、うまくタッチしたように見せかける雰囲気アウトみたいなことももちろんできたんですけども、
審判のある意味目を盗むみたいなね、騙すみたいなね、そういうとこあったんですけど、
今リクエスト精度で完全にVTRで触れたか触れないか、ベースに触れる前にタックがちゃんと触れているかどうかみたいな、
こっちの方だけになっちゃっているので、今は一直線に、とにかく必ずしも先っぽじゃなくても、手でもお尻でもなんでもいいからとにかく触る多門勝ちみたいになってたわけです。
それを、不死身保守はですね、ちょっと覆すというか、
僕がツイッターでつぶやいたんですけど、それに対してのリアクションで、このところ不死身保守はそういう位置取りをしていたらしいですね、それ以前の試合でも。
あと僕もちょっと気になったんで、他の試合のいくつか見たんですけど、他の保守もですね、
確かにクロスプレー、シングルヒットで2塁からフォーミュー入ってくる時の体勢として、ベースの後ろで待っている保守はちょっといました。
何人かチラッとしか見てないんですけど、またそういう方向に戻ってきているんだなと思っているんです。
このメリット、後ろで構えるメリットというのは、まさに不死身保守が取ったようにですね、
取ってそのまま、取った勢いでタッチに行けるということなんですよね。
なので多分スピード、ベースの前に必ずスライディングしてくる特性のある選手に関しては、絶対にこれ一番最短距離でタッチに行けると思います。
ただですね、これ実はすごくデメリットも、リスク?デメリットというかリスクもすごく潜んでいて、
あのー、送球がちょっとでもそれるともうタッチができなくなっちゃうというリスクがあるんですよね。
前で取ると、多少3塁側にそれている場合にはそのままタッチに行けるんですけど、
後ろで構えていると、それの場合、ランナーに送球が当たってしまう。
あるいは当たらなかったとしても、3塁側に体重移動をしてしまうので、
それを補給してから戻すようにタッチしに行かなきゃいけないので、これほとんどアウトにできません。
そこのリスクをどう考えるかってことなんですよね。
ただ逆に後ろで構えている方がタッチは、ちゃんと返ってくればタッチしに行きやすいので、
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そこに欠けたということだと思います。
だからよりピンポイントで送球をしてくる外野手であれば有効ということになるんです。
そのところどう判断するかっていうのがすごく難しいと思うんですけれども、
そこはベンチットの決めを打ってたのかなという気がします。
あるいはこれを瞬時に使い分けているのであれば、ものすごく優秀なキャッチャーだなというふうに思うんですけど、
そこはどうなのかなという感じがするので、
他の方の証言でも、他の試合でも後ろで構えてたという話もあったので、
今は決めを打ってやってるんじゃないかなという気がするんですが、
これがうまくいってる間はこれでいくと思うんですけどね。
今後どうなっていくのか、ちょっと楽しみにして注目していきたいと思っています。
ということで、また次回よろしくお願いいたします。
バイバイ。
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